いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

信州上田の秘湯、鹿教湯(かけゆ)温泉 三水館 に行ってきました。
三水館_81
全7室。リピーターが多く予約が取りづらい、知る人ぞ知る人気宿です。野菜中心の家庭田舎料理を求めての訪問です。

三水館_1
東京駅からは、北陸新幹線で1時間半。

三水館_2
上田駅に到着です。

三水館_10
上田駅からは、路線バスで向かいます。
鹿教湯温泉までは所要70分。土日祝のみ急行運行の上田松本直行バスがあり所要40分。

三水館_68
鹿教湯温泉に到着です。
鹿教湯温泉は、上田と松本の中間地点。三才山峠の手前にあります。
湯治場の流れをくむ昔ながらの温泉地、十数軒の旅館がある山間の温泉です。

三水館_11
三水館は、鹿教湯温泉の温泉街から少し離れた場所にあります。

三水館_12
三水館の建物が見えてきました。


三水館_15
三水館に到着です。

三水館_17
普段は木々に隠れて表から建物が見えないそうですが、冬は木々の葉が落ちて見通せます。
アプローチを一段ずつ上がっていきます。

三水館_19
玄関は障子戸です。
古民家の本館は、木曽福島と松本から移築してきたのだそう。

三水館_63
障子戸を開けると、広い土間。

三水館_21
奥からスタッフが出てきて、土間のフロントで、チェックイン。
宿帳に記入します。

三水館_58
そのまま部屋への案内。上がりかまちで靴を預けて、裸足で進みます。

三水館_84
本館の客室は2階、階段を上ります。
家族でやっているような小さな宿ですので、腰の曲がったおばあちゃんの先導。
荷物は自分で持って上がります。

三水館_22
2階は吹き抜けになっていて、囲むように廊下と部屋が配置されています。

三水館_44
三水館の部屋タイプは4種類、全7部屋。

・蔵(くら):唯一の離れ。本館1階から渡り廊下でつながっています。
・山入(やまいり):洋室。リビングとベッドルーム。
・休石(やすみいし):和洋室。和室とベッドルーム。
・和室:長沢、渋田見、三十坂、細尾の4室

三水館_23
階段を上がって、一番手前が、
本日の部屋、休石(やすみいし)。和洋室。

三水館_24
扉を開いて、

三水館_25
靴箱の上には、試験管に挿す生け花。
おしゃれな感じです。

三水館_26
和室10畳。

三水館_28
床の間には生け花。

三水館_176
スポットライトの照明が、部屋にスタイリッシュな印象を加えています。

三水館_29
和室を反対から。

三水館_42
窓からの景色は、山の斜面ですが、
木枠の窓からの紅葉は、絵画のようです。

三水館_31
廊下を挟んで、

三水館_32
洋室ベッドルーム。

三水館_34
ベッドに加えて、ソファが2脚配置されています。

三水館_35
水屋には、部屋菓子が置いてありました。

三水館_37
部屋菓子は、温泉饅頭とタルトです。

三水館_85
冷蔵庫。有料です。ビールとジンジャーエール。
その他の飲物も、リクエストすれば持ってきてくれます。

三水館_38
洗面台。

三水館_40
お手洗い。

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クローゼットには、浴衣、丹前。タオル、バスタオル。金庫。
タオル、バスタオルは、大浴場に持参です。

アメニティは、プラスチック類の削減の取り組みで、歯ブラシ、ヘアブラシ、ひげそりはありません。フロントに申し出ると、もらうことはできます。

三水館_27
建物は古民家なので、部屋は古いかもと思っていましたが、
手入れは行き届いていて、きれいな部屋です。

三水館_43
さて、鍵を手に取り、

三水館_175
温泉に向かいます。

三水館_87
温泉は1階。屋外の渡り廊下でつながっています。

三水館_88
雪駄を履いて向かいます。

三水館_89
温泉は、2022年にリニューアル。新しい設備です。

チェックインは14時からですが、温泉は14時半から。
翌日の10時半まで、23:00~23:20の清掃点検を除き夜通し入ることができます。
夜8時に男女入れ替え。

三水館_49
脱衣場。

三水館_50
内湯。

三水館_51
洗い場。

三水館_52
露天風呂。

部屋数が少ない旅館ですので、温泉はほぼ常に独り占めです。

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湯上がりスペースは、ロビー。
板の間ですが、床暖房です。
館内では、スタッフはほとんど見かけません。

三水館_102
ロビーの片隅には書籍。
そして猫のおもちゃ。

三水館_48
館内には、いたるところに、
木工作家、井崎正治の作品。彫刻だけでなく、家具も同氏の作品とのこと。

三水館_46
隠れたスペースにも井崎正治の作品。

三水館_59
雪駄を借りて、外に出てみます。

三水館_67
三水館から鹿教湯温泉の中心までは徒歩10分。途中から坂を上る形になります。

三水館_72
鹿教湯温泉観光は、文殊堂が中心。
鹿に身を変えて猟師に温泉を教えたという、鹿教湯温泉由来の文殊菩薩が祀られています。

三水館_73
その隣には薬師堂があり、

三水館_75
文殊堂、薬師堂に行くためには、
五台橋を渡ります。

三水館_77
鹿教湯温泉の新しい名所は、さいとう菓子工房。
鹿教湯温泉で一番大きい旅館、斎藤ホテル経営の新店舗です。

三水館_78
さいとう菓子工房は、ショーケースに洋菓子が並ぶお店。

三水館_79
名物はアップルパイ。
スティックタイプで食べ歩きに好適。出来立てあつあつでした。

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さて、三水館に戻れば、煙突からかまどの煙が立ち上っていました。
夕食の料理が楽しみです。

三水館_82
玄関に戻り、入口の障子戸を開けようとしたら、

三水館_55
横の障子に穴があけてあることに気付きました。

理由は、後になって目にすることになりました。
三水館_90
三水館_91
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猫の通り道ですね。
聞いたら、穴を開けておかないと、爪で破いてしまうのだとか。

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うん、やられている形跡。障子に猫の爪痕もありました。

三水館には、
予約時に「館内に猫がおります為、予めご留意ください。」の表記があるとおり、
猫がいます。
たま、こごみ、はち、きじお、そのほか野良。

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ストーブに火が入れば、その周りでごろごろ。

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間合いを詰めると、すすっと離れていくのが猫らしい。
写真の中に、実は2匹います。

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ストーブ裏の特等席に陣取って、伸びて寝てました。

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捕まって客を出迎えの猫。たま。

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寝転がっている猫。たま。

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おもちゃにつられて出てきてくれた猫。きじお。

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顔を洗っている猫。はち。

夜は、三水館の隣にあるオーナーの自宅に猫も一緒に帰っていくそうです。

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三水館の猫好きは、表示にも。
屋外には、ネコ飛び出し注意の看板。公道ではなく三水館の敷地内に設置です。

さて、夕食となりました。
夕食会場は、お食事処。
夕食時間は、18時から。全ての客が同じ時間に一斉スタートです。
だからこそ、出来たての料理が出てきます。

部屋に内線が掛かってくるとのことで待っていたら、5分前に内線が鳴りました。
階段を降りて向かいます。
お食事処の前にスタッフが立っていて、名前を聞いて席に案内していきます。
三水館_105
リニューアルされたお食事処は、テーブルが4つ。

三水館_106
夕食会場は、お食事処の他に、個室が3つ。
お食事処の横と、

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階段下から入る場所に2つ。

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階段下の個室その1。

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階段下の個室その2。

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1日1組だけ受入可の子ども連れは、個室に案内されていました。

三水館_104
本日の席はこちら。
足元は床暖房です。

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最初のセット。
お食事処は、BGMのない静寂の空間、客の食器の音だけが響きます。
そのため、各テーブル、少しひそひそ話のトーンでの会話でした。

三水館_119
三水館 ドリンクメニュー

スタッフの出入りも最低限で、ドリンクをたくさん売るつもりもないのか、
グラスが空いてもこちらが言わない限り次を聞いてきません。
ま、こちらも気楽でいられるのですが。

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箸置き。天然の小枝です。

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食事は、お品書きはありません。口頭で品名だけ紹介されます。

先付けの皿は、
三水館_113
さくらしめじのソテー

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さつまいものきんとん

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みどり大根を芯にした出汁巻き玉子

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ムキタケ

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わかさぎのマリネ

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大根の葉っぱ 干して炒り煮に
シナノユキマスの卵

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続いて蓋付の茶碗が届きました。

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むかごのいいむし

熱々の御飯に、味を強く感じるのに、後味さらっと。自然の味付けです。

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かぼちゃ豆腐のジュレ掛け

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続いて、土鍋に火が入ります。

ネギ鍋 松本一本ネギ 飯山のみゆき豚

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土鍋で煮て、できあがり。

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ネギは、そばのようにずるずると食らいつきます。くせなくやわらかくて甘いです。
みゆき豚は、やわらくておいしい。
出汁は田舎風、自然な優しい味です。

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サラダ。

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里芋の揚げ煮のみぞれがけ、パプリカ

揚げられていて心地良い口当たり。
里芋のごろっとした粗野さは、出汁といっしょに口に流し込むとちょうど良い塩梅に。

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岩魚の塩焼き。

ほんとうに熱々。
やわらかくて、頭からガブリといけます。はらわたは抜いてありました。
身はしっかりで食べ応えあり。

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金糸瓜と林檎と柿の土佐酢漬け

りんごの主張が強い土佐酢漬けです。

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ごはんはおひつで到着。

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ごぼうのごはん。

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ごはんは自分でよそって、いただきます。
香の物とお茶も到着。

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デザートはロビーでとの説明でしたので、移動します。
夜のロビー。

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デザートは、
かぼちゃプリンと林檎とキウイのシャーベット。

三水館の夕食は、ほっとする田舎料理でした。豪華とは違います。
でも、食事空間、器、盛り付けから、洗練さを感じます。
そして自然と野菜中心で滋味深く、心は豊かになります。
食事の提供はゆっくり、ゆっくりと。量は多くありませんが、最後の品が出て食べれば2時間のコースでした。

三水館_144
部屋に戻ると、
夕食の間にスタッフが入って部屋整頓がされていました。
和室はターンダウンサービスとでも言いましょうか。床の間のみスポットライトがされていました。

三水館_145
洋室のベッドにもぐりこみ、就寝。おやすみなさい。

翌朝。
三水館_173
快晴の初冬の朝です。

三水館_157
まずは朝風呂から。
温泉は、夜8時に男女入れ替え。朝は、奥側の温泉でした。

三水館_151
脱衣場。

三水館_152
内風呂。

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洗い場。

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露天風呂。円形で、中央からお湯が湧き上がる形。
他の客とはほぼ会わないので一人占めできるのですが、
入ってみると、中央の円柱のために足が伸ばせず。ちょこんと膝を曲げて入浴。

三水館_156
寒い朝に、湯気が立ち上る露天風呂です。

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三水館を外から見れば、煙突から立ち上るかまどのけむり。今日の朝食は何かな。

三水館_165
朝食は8時半から。全ての客が一斉スタートです。

1階に下りてみると、時間になっても準備中の気配。ロビーのテーブルに客が溜まっていきます。
それでも見知らぬ客同士が猫の話題などでゆっくりと時間潰し。これが三水館の過ごし方。

2~3分遅れで、準備ができたとの声かかり。
昨日と同じ席です、と言われてみなさん自分で席に向かいます。

三水館_177
日が射し込む明るい空間。

三水館_178
料理は、ごはんのおひつまで全部先付け。

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最後に、味噌汁とお茶が届きました。
あとはスタッフのサーブは無いので、自分でやります。

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玄米ごはんを自分でよそいます。

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三水館の朝食がそろいました。
シンプルながら美しい和食です。

三水館_187
朝食の箸置きは猫でした。

三水館_189
塩鮭

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切り干し大根

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牛蒡と蒟蒻

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おひたし

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温泉卵

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漬物

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味噌汁

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りんご、なし、柿

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食後のコーヒーは、ロビーでセルフサービスです。

三水館_198
食後の一杯をロビーでゆっくり。

三水館_83
お土産の陳列はこれだけです。
醤油と味噌。信州の田舎らしさ。
あとは、温泉まんじゅうが前日までの注文で可能です。

三水館_201
チェックアウトは10:30。
三水館の精算は現金のみです。クレジットカードは利用できません。

三水館_171
フロントには、部屋の料金表と先行3ヶ月のカレンダーが置いてありました。
帰りに次の予約をする方が多いようで、
既に半分以上の日が満室の斜線が引かれていました。
電話でのご予約は6ヶ月前、予約フォームからのご予約は3ヶ月前からです。

三水館_167
障子戸の玄関で見送られて、三水館をあとにします。

三水館_202
三水館から徒歩5分の鹿教湯橋バス停から、上田駅への路線バスに乗りました。

三水館_4
上田の乗換時間で向かいたいのは、北国街道柳町。
上田駅から徒歩15分、レンタサイクルだと5分です。

三水館_5
北国街道柳町には、信州亀齢(きれい)の岡崎酒造があります。

三水館_6
今では人気で入手困難になっている信州亀齢が販売されています。1人1本まで。

三水館_7
蔵元限定の信州亀齢。

三水館_8
隣にはルヴァン信州上田店。
天然酵母パンのパイオニアのお店。渋谷区富ヶ谷の有名店ですが、
店主の出身地、上田にも出店されました。

三水館_204
上田駅に戻ります。

三水館_206
上田駅から北陸新幹線で東京への帰路につきました。

三水館
洗練された民宿、洗練された山小屋とでも形容しましょうか。自然体で心豊かな気持ちになります。
信州の自然の中に没入して、山の野菜を食べに行く。
いたせりつくせりのサービスを求めてはいけません。
食事の時間は固定、アメニティは無い、猫はいる。
こちらが三水館に合わせる。でも、施設も食事も洗練されているので、不快になる瞬間はありませんでした。
この洗練さに対してリーズナブル。家族で行くのに適しています。リピーターが多くて予約が取りづらいのも納得です。

★「三水館」(信州/鹿教湯温泉) ブログ
★「三水館」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「岩の湯」(信州/仙仁温泉)
 「里山十帖」(新潟/大沢山温泉)
 「山荘無量塔」(九州/由布院温泉)
 「山みず木」(九州/黒川温泉)

三水館
料金・基本情報はこちら ▶ 三水館


旅館・ホテルランキング

仙台の奥座敷、秋保温泉の 佐勘 に行ってきました。
佐勘_23
部屋数が約170室、東北には数少ない大型高級旅館です。平安時代創業の名門旅館でもあります。


佐勘 アクセス

佐勘_1
東京駅から東北新幹線で1時間半、

佐勘_3
仙台駅に到着です。

佐勘_7
仙台駅の西口から、路線バスにて秋保温泉に向かいます。
佐勘の送迎バスもありますが、仙台駅15時半発と少し遅めなので。

佐勘_8
仙台駅から路線バスで約40分。佐勘前バス停に到着。

佐勘_9
ほんとうに目の前のバス停です。

佐勘_10
佐勘に到着。

佐勘_182
高い建物が連なる大型旅館です。

佐勘_21
団体の貸切バスもつけられる長い軒のある玄関口。

佐勘_22
提灯は、2023年に開催されたG7仙台科学技術大臣会合の仕様です。

佐勘_13
クランク状の入口を通り、

佐勘_85
ドアを入れば、正面に金屏風。

佐勘_14
広いロビーは、昔ながらの大型高級旅館のそれです。
チェックインはフロントにて。フロント係はスーツ姿。

佐勘_79
宿帳に記入し、鍵と滞在案内書面を受け取ります。
裏には、館内図。

佐勘_16
フロントでチェックインはできるものの、部屋に入れるのはきっかり15時。ロビーのソファで待つことになります。
クラシックの流れるロビー。
ソファも埋まってきた15時、部屋が整いましたとスタッフが声を掛けて回ってきました。

佐勘 客室

佐勘_50
部屋への案内係はいませんので、自分で進みます。
佐勘は、飛天館、山翠館、花月館がありますが、
本日は一番上のグレードの飛天館です。

佐勘_55
飛天館のエレベーターで、

佐勘_56
9階へ。客室階の廊下は、音はありません。

佐勘_57
本日の部屋、932。
飛天館和室一間タイプ。

佐勘_58
踏込から、

佐勘_60
和室12.5畳。

佐勘_64
和室を反対から。

佐勘_69
部屋菓子は、千日餅と、枝豆入りのせんべい。

佐勘_67
卓上には、館内歴史ツアー、杜のサウンドイルミネーションの案内。

佐勘_61
広縁も畳敷き。

佐勘_82

景色は川側。向こう岸が見通せますが、高層階過ぎて川の流れは見えません。

佐勘_65
浴衣は、一枚整えてあるほか、各サイズも置いてある大型旅館のオペレーションです。

佐勘_66
丹前と、タオル、バスタオルと手提げ籠。
大浴場は、タオル、バスタオル持参です。

佐勘_70
冷蔵庫は空。

佐勘_72
佐勘_73
ネスプレッソコーヒーメーカーの用意がありました。

佐勘_74
水回り。

佐勘_75
内風呂。

佐勘_77
お手洗。

佐勘_81
さて、鍵を手に取り、

佐勘_78
大浴場へ向かいます。

佐勘 大浴場

佐勘の大浴場は、花月館の大浴場と、飛天館地下3階にある名取の御湯、河原の湯。
チェックイン前の営業時間前に、見させてもらいました。

花月館大浴場

佐勘_30
花月館1階大浴場。
2023年5月にリニューアルオープン。

佐勘_46
脱衣場。
タオル、バスタオルは部屋から持参です。

佐勘_42
内風呂。
左手には深湯。

佐勘_44
洗い場。

佐勘_43
シルク風呂。

佐勘_45
露天風呂は、水盤付き。

老舗旅館の趣というより、最近の温泉施設の感がありますが、
外国客もターゲットにしたリニューアルである様子です。
きれいな設備で良いです。

佐勘_141
花月館大浴場は、夕食時間帯に男女入れ替えです。
入れ替え後は、花月館地下1階大浴場。

名取の御場

佐勘_35
飛天館地下3階に下りて、

佐勘_36
名取の御湯(なとりのみゆ)。
こちらは男女入れ替えなしです。

佐勘_39
脱衣場。

佐勘_37
名取の御湯は、内風呂のみ。

佐勘_38
洗い場。

河原の場

佐勘_142
河原の湯。
飛天館地下3階から、階段を下っていきます。

湯上り亭

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1階の湯上がり亭には、

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レモンウォーターと麦茶が用意されていました。

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湯上り亭からの景色。眼下には名取川です。

佐勘 館内施設

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佐勘の館内図。佐勘は大型旅館らしく、多くの館内施設があります。

宿泊者専用ラウンジ

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宿泊者専用ラウンジ。
15時~18時の間に無料ドリンクサービスがあります。

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宿泊者専用ラウンジのメニューはこちら。
宿泊ゲスト以外の方と料金の記載があり、宿泊者以外は有料。
しかし、そもそも部屋番号の確認もなかったので、チェックする気はない様子でした。

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チキンスープをいただきました。

主屋ギャラリー

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主屋ギャラリー。

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佐勘の家宝である「聖火」。

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高野山から持ち帰った聖火が400年燃え続けています。

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平安時代に創業、仙台藩主伊達家の湯守を務めた歴史を伝える史料が展示されているのは、名物旅館のたたずまい。
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宮城県の行幸では、天皇陛下が宿泊する名門旅館です。

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長い歴史の中で、佐勘の社長は代々、佐藤勘三郎を襲名。当代は第34代佐藤勘三郎です。

ロビー

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ロビーの中庭には、

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秋保温泉の源泉。

ショッピングプラザ

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ショッピングプラザ
大型旅館らしい、大きめの土産ショップです。

佐勘_54
2023年G7仙台科学技術大臣会合の記念展示。

佐勘_52
更に前の、2016年G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議の記念展示も。
世界のVIPの会合の対応も慣れている一流旅館です。

佐勘 客室グレードの違い

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佐勘には、グレードの違う3つの棟があります。
部屋のグレードは、飛天館 > 山翠館 > 花月館。
部屋には入れませんが、各棟を訪れてみました。

山翠館

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山翠館の1階エレベーター。

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山翠館の廊下。

山翠館は、一番最初に作られた建物ですが、飛天館ができた後に改築されています。
天井の低さは古い建物ですが、扉は飛天館と同じです。

花月館

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花月館の1階エレベーター。

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花月館の廊下。
一番リーズナブルな館です。

佐勘 秋保温泉の過ごし方

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秋保温泉には、温泉街はありません。
観光地もありませんが、唯一の名物が「さいちのおはぎ」。
何の変哲もない地元のスーパー、さいち。

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一角を占めて陳列されているのが、秋保おはぎです。

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多い日には1日2万個が売れるという名物です。

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賞味期限は当日限り。早速いただくことにします。
はんごろしの米に、粒が多く残ったつぶあん。あまさ控えめ。ばくばく食べれるおはぎです。

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さいちは、佐勘からすぐ。徒歩3分くらいの距離です。

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夕方に行ったときは並ばずに購入ができましたが、
翌朝の開店時間9時に行ってみたところ、警備員がでるくらいの大行列でした。

佐勘 夕食

佐勘の夕食会場は、予約形式によりさまざま。
佐勘_99
団体客は、宴会場。

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この日もたくさん入っていました。

佐勘_101
個人客は、
最上位グレードの飛天館は、主に和食膳。
山翠館と花月館、そして飛天館の一部が、ハーフブュッフェ。
部屋の予約時点で、夕食プランを選ぶ形です。

今回の予約は、飛天館宿泊ですが、ハーフブュッフェのプラン。

ハーフブッフェの夕食会場は、飛天館2階 ダイニング宮城野。
2023年5月にリニューアルオープンした施設です。

夕食時間は、17:30/18:00/18:30/19:00スタートからチェックイン時に選びます。

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全席、仕切りのある半個室のダイニング。
多国籍的な明るいBGMの空間です。

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本日の席はこちら。窓辺の半個室です。

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最初のセット。

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メイン料理はチョイスメニュー。

肉料理と魚料理をそれぞれ一品を選びます。

肉料理:和牛ステーキ、銘柄鳥焼き、牛たん塩焼き
魚料理:海老の汐焼き、銀たら西京焼き、銀たら煮付け

メイン料理が届くまでの間に、ハーフブュッフェを取りに行きます。


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ブッフェラインの種類は豊富。
サラダ、パン、デザート。

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天麩羅は、ライブ調理で揚げたて。

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秋保風芋煮汁、牛もつ煮込み仙台味噌仕立て、宮城県亘理町荒浜産しじみ汁

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大根ステーキ海老餡かけは、ライブ調理。注文されてから焼き始めます。

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ピクルスはカラフルなラインナップ。

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海鮮丼は注文して作ってもらいます。

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おかず各種。

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ハーフブッフェを全種類を取ると、テーブルがいっぱいになりました。

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セットメニューの先付。帆立の貝焼き。

佐勘_117
セットメニューのお造り。

佐勘_119
メインメニュー肉料理は、牛たん塩焼き をチョイス。

佐勘_120
テールスープ付き。
旅館で牛たんが食べれるとは予想外。明日仙台で牛たん屋に立ち寄らなくて済みました。

佐勘_121
メインメニュー魚料理は、海老の汐焼き をチョイス。

ここまでがサーブされるメニューです。
以降は、ブッフェラインから取ってきたメニュー。

佐勘_124
やきとり丼、海鮮丼、うどん。

海鮮丼は、具材おまかせでのっけてもらいました。

佐勘_125
梅干し、きんぴらごぼう、焼きしそ巻き、煮玉子、玉こんにゃく

佐勘_126
パン3種類。

佐勘_127
サラダは3種類ありました。チキンサラダ、ローストビーフサラダ、チョレギ海鮮サラダ。
ピクルスも多種のラインナップ。

佐勘_128
季節の天ぷらは、海老、キス、茄子の盛り合わせ。

佐勘_129
串焼き(季節野菜のグリルwithベーコン)、
天ぷら(魚、さつまいも、れんこん、かきあげ)
小鉢各種

佐勘_131
茶碗蒸し、おくらわさび風味・子持ち大根・磯わかめ、
大根ステーキ海老餡かけ、牛もつ煮込み仙台味噌仕立て

宮城県亘理町荒浜産しじみ汁、秋保風芋煮汁、いちご煮

佐勘_132
デザートは、
柿、焼きプリン、スイートポテト、モンブラン

佐勘_113
佐勘のハーフブュッフェは、アルコールも飲み放題。
生ビール、日本酒、ジュースはもちろん、

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日本酒、ワインも。
宮城の地酒、伯楽星、日高見がありました。

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焼酎、ウィスキーもフリードリンク。

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生ビール、日高見、ジュースを頂きました。

佐勘の夕食ハーフブュッフェ。
ハーフブュッフェと聞いて、ブッフェラインは前菜とデザートくらいかと思っていましたが、
予想外に種類が盛りだくさん。天ぷら、いちご煮、海鮮丼まで。
アルコールまでフリーとは思っていませんでした。

飲物としての付帯売上が減るのでは、と思いましたが、
注文を受けるスタッフすら不足しての体制構築なのでしょう。

欲張りすぎてお腹ぱんぱんです。

佐勘 夜の過ごし方

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20時からは、館内歴史ツアー。主屋ギャラリーでの開催です。

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観客は数人。家宝である「聖火」や、佐勘の歴史を30分で紹介してくれます。
東日本大震災や復興、コロナ後のスタッフ不足で部屋食をやめたということも。

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20時半からは、杜のサウンドイルミネーション。ロビーでの開催です。
ジュピターに合わせた7分間の中庭のライトアップです。こちらは十数人はいました。

佐勘の二次会向けの館内施設は、
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ワインバー、くら倉。

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夜食処、味処萩亭。

夕食のハーフブュッフェで食べ飲み過ぎましたので、とても行けませんでした。
団体客で混雑している様子でした。

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部屋に戻り、敷かれた布団にもぐりこみ、

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おやすみなさい。

佐勘 朝食

翌朝。
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よく晴れた朝です。

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朝食会場は、夕食と同じくダイニング宮城野です。

以前はコンベンションホールでしたが、2023年5月のリニューアルオープンにより全席仕切りのある半個室になったので、朝食も落ち着いた席で食べられます。

朝食時間は、7時~9時の自由な時間に。案内された席はこちら。

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朝食も夕食同様、ライブ調理がたくさん。

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サラダバーは20種類以上の野菜がずらーっと並べてあります。
メニュー表示に「G7」とあるのは、2023年仙台科学技術大臣会合で供されたメニューなのだと思います。

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クロワッサンは、一人一個ずつでお願いしますとの表示。
そう言われると、一つ取りたくなるのが人情。

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トーストとサンドウィッチは、注文を受けて作る形。

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オムレツは、注文を受けての調理。

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飲み物は、牛乳やジュース、スムージー。
そして、ミネラルウォーターのペットボトルが5種類。採水地の違うものが並べてありました。

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ソフトクリームも作り放題。

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朝食ながら、生ビールサーバーも稼働。ワインとともに飲み放題です。
すごいなと思わせつつ、朝から飲む人もほぼいないので、意外と費用も掛かっていないのでしょう。

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朝食ビュッフェを全種類取るとこんな感じ。

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ソーセージ、鳥のから揚げ、メヒカリの唐揚げ、ゴルゴンゾーラペンネ、厚焼き玉子、茹で野菜。
温泉玉子、焼き魚(鯖、鮭)。
ごはんは、赤飯・おかゆもあります。

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梅干しやおひたし、オクラ・なめこ・とろろ芋などのネバネバといった付け合わせ各種。
焼き海苔、豚もつ、春雨、えびとブロッコリーのマヨネーズ炒め。

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パン各種とサンドウィッチ、サラダ。

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クロワッサンはサクサクで美味しかったです。

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注文して作ってもらった、サンドウィッチ。

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納豆。ピリ辛昆布、小茄子の漬物。
ラーメン、仙台味噌の味噌汁、蟹の味噌汁。

朝からラーメン。朝ラーです。

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朝カレー。

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ライブ調理のオムレツ。

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デザート。仙台名物ずんだもち も。

佐勘の朝食ブュッフェは、
種類盛りだくさん。カレーが美味しかったです。
夕食ハーフブュッフェと同じメニューは無かったように思います。
生ビールも飲み放題。ケチっていない感じが良いです。

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朝食は、夕食が宴会場であった団体客も、ダイニングに流入。なかなかの混雑ぶりでした。
客層は、老年夫婦と中華圏インバウンドと団体客という感じです。

佐勘 送迎

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佐勘のチェックアウト時間は11時まで。
フロントでチェックアウト。

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帰りは、佐勘の送迎バスにて。
佐勘の送迎バスは、Webサイトで予約する形です。電話での予約は受け付けていません。
送迎バスは10時発の1台なので満席です。

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送迎バスの到着は、仙台駅東口。
観光・送迎バス乗降場です。

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東北新幹線とは反対側の東口です。

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仙台駅から東北新幹線で、東京への帰路につきました。

佐勘 まとめ

東北には数少ない大型高級旅館です。

スタッフ不足から、個別対応のサービスが極力少ないオペレーション体制に変わってきているようです。部屋案内を無くし、夕食は部屋食を無くしてハーフビュッフェを中心に。それはそれで楽しいです。

レストランや大浴場はしっかり更新されているし、G7大臣会合を取り回す老練スタッフの存在は名門さを感じさせます。まだまだ大型高級旅館として頑張り続けてもらいたい施設です。

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