いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

砂むし温泉で有名な指宿温泉にある いぶすき秀水園 に行ってきました。
いぶすき秀水園_6
プロが選ぶ旅館100選【料理部門】で39年連続1位の宿。食事を期待しての訪問です。

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指宿駅からの送迎は、定時便の予約制。
5分ほどで、いぶすき秀水園に到着です。

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玄関を入ると、靴を脱いで、スリッパに履き替えます。
外観から、古いかなと思いましたが、ロビーはむしろ品のある感じ。

大きな旅館ではありませんが、スタッフ大勢でお出迎えしてくれます。
スタッフはアロハシャツ。仲居さん姿が一人。

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ロビーには、薩摩の英雄たちの書。貴重な資料を展示しています。

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フロントで宿帳を記入し、
枯山水の中庭に面したロビーの席に案内されます。

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ウェルカムドリンクは、
抹茶、グリーンティー、生ビール、スパークリングから選べます。
抹茶をお願いしました。わらびもちとともに。

「イロハモミジ 花言葉は?」との添え札。裏返してみると、

いぶすき秀水園_10
花言葉は、「大切な思い出」「美しい変化」だそうです。

抹茶を飲んでいたら、
この日は暑いく、額から汗を流していたようで、スタッフがタオルを持って来てくれました。
スタッフ教育がしっかりしていると感じさせます。

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それでは、部屋に案内されます。
エレベーターで4階へ。

いぶすき秀水園_26
廊下を進みます。このあたりは古さを感じさせます。

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本日の部屋、418。島津の棟 和室10畳。

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踏込から、

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和室10畳。
本間はちゃんとメンテナンスされています。

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和室を反対から。

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いぶすき秀水園の立地は、正面が別の旅館(吟松)なので景色はありません。
この部屋からは、わずかに海が顔を出しています。

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部屋のお茶菓子は、すずめんたまご。豆の駄菓子です。

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冷蔵庫は空。

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水回り。

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内風呂。

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お手洗。

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浴衣は、身体に合わせたものが支度されているのと、
下に各サイズも置いてありました。

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青いビニール袋には、

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砂むし温泉に行く用のタオルとバスタオル。
館内用とは別に用意されていました。

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では、さっそく砂むし温泉に向かうこととします。

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砂むし温泉会館砂楽のチケットは、いぶすき秀水園のフロントで部屋付けで購入できます。

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雪駄を用意してもらい、玄関を出ます。

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砂むし温泉会館砂楽は、いぶすき秀水園から徒歩3分。

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砂楽の受付で、浴衣をうけとり、着替えて浜辺に向かいます。
指宿温泉の写真で出てくるのは、必ずここ。

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日よけが設置されていますが、屋外の波打ち際に埋められる体験ができます。
本当の砂浜で体験できるのは、干潮時だけなので希少。
さざ波の音、磯のかおりも心地よく、本当に地面から熱を感じました。

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砂むし温泉の後は、砂むし温泉会館砂楽にも温泉大浴場があるので、一風呂のあと、
いぶすき秀水園に戻って、大浴場へ。

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いぶすき秀水園の大浴場。男女入れ替えは無しです。

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脱衣場。

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タオル完備です。

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内風呂。
指宿温泉は、舐めるとしょっぱい泉質です。

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洗い場。

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サウナもあります。

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露天風呂は、景色はありません。

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湯上りには、
ロビーで漢方茶のサービス。22時まで。

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漢方茶と一緒に、ところてんのサービスもありました。

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中庭を眺めながら、いただきます。

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中庭の端には、足湯と砂足湯があります。

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砂足湯。小さな体験型です。

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足湯は、中庭をながめながら風を感じ、居心地が良い空間でした。

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売店は、お土産物がたくさん。

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いぶすき秀水園が、焼酎蔵元「喜楽酒造」を営んでいた初代が創業した旅館ということもあり、
売店には焼酎はたくさん。

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創業ゆかりの「喜楽酒造」は、今は存在しないそうです。


さて、夕食の時間となりました。夕食は、18時~19時でのスタート。
18時でお願いしました。
部屋でそろそろ向かおうかなと時間を待っていたところ、5分前に部屋の呼び鈴。
仲居さんがお迎えに来てくれました。
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食事会場は、個室。2階島津藩なのはな。

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仲居さんに案内されて、

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今日の席はこちら。静寂の空間です。
部屋係の和服姿の仲居さんは、笑顔が素敵なおばあちゃん。テキパキしつつ、しっかりなサービスです。

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テーブルにスポットライトが当たるようにしてある照明。

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最初のセット。

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お品書き。

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ドリンクは、幻の焼酎「森伊蔵」が普通に置いてありました。
いぶすき秀水園 ドリンクメニュー1/2。

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いぶすき秀水園 ドリンクメニュー2/2。
焼酎は各種あります。

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飲み物は「森伊蔵」の水割りでいきます。

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食前酒 利右衛門さんの梅酒

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前菜 海老寿司
   きびなご南蛮漬け
   おくら摺り流し
   はすいも胡麻浸し
   美味豆腐

寿司は、口に入れると、ごはんがほぐれました。
おくら摺り流しは、見た目からサラっとしているかと思いきや、どろっと。
美味豆腐は、胡麻豆腐に牛乳生クリームを加えたもの。チーズみたいです。

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続いては、お造り。
二段の箱での登場です。

酢味噌、ポン酢。
醤油は、辛口、鰹と昆布の出汁の入った自家製醤油の2種類で。

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造り 二段箱盛り
 鯛 地魚一品

一段目は、鹿児島名物のきびなごと鯛の薄造りでした。
鯛はさっと湯通ししてるのかな。

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造り 二段箱盛り
 赤身 水烏賊 車海老 あしらい一式

二段目は赤身、水烏賊、車海老。
クルマ海老は、尾は生なのに、頭はわざわざ茹でて彩りを添えています。

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続いてのお椀は、

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吸物 清まし汁仕立て
 海老真蒸 じゅんさい 青梗菜 柚子

慎ましい味付けながら、奥に芯を感じ、後に力強さを感じます。

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続いての特徴的な器で出てきたのは、

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蓋物 薩摩黒豚やわらか煮
 大豆あん掛け 冬瓜 人参 青味

いぶすき秀水園の名物「薩摩黒豚やわらか煮」。お箸でもすっと割れるやわらかさ。
角煮は一見ジャンキーに見えますが、優しい味。汁も飲み干せます。
下に敷かれた大根が、肉の水増しではなくて、同じようなやわらかさに味がしみて美味。

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焼物 甘鯛若狭焼
   あわび素味噌焼き
    鮑 えのき いんげん

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右手には、大根の酢の物と、甘鯛とミニオクラの若狭焼き。
甘鯛は若狭焼。うまみが凝縮されていました。

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いぶすき秀水園のもう一つの名物「あわび素味噌(もとみそ)焼き」。
素味噌とは、味噌に隠し味を入れた、いぶすき秀水園オリジナルのものとのこと。
あわび、いんげん、キノコが入っています。
素味噌が美味しい、甘いです。

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続いては、小鍋が出てきました。

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替鉢 飛魚出汁の寄せ鍋

この出汁は美味しい。口当たり濃厚強いのに、後引きサッパリ。

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最後に、ご飯。

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食事 白御飯
留椀 赤出汁  なめ子 三ツ葉 粉山椒
香の物 盛り合せ  桜島大根の味噌漬け 桜漬け 高菜

香の物は、桜島大根の味噌漬け。まるで奈良漬けのような濃さでした。

水物 芋焼酎羊羹 メロン 葡萄
芋焼酎の上はパッションフルーツのかわった一品でした。

いぶすき秀水園の夕食は、伝統的な和食かつ、
名物がある料理。
長い間変わらないメインメニューなのだと思います。
食事が有名なのだ、名物なのだという知識を持ってくるほうが、満足度が高いと思います。

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いぶすき秀水園は、夜食も名物。
部屋に戻った後、21時に呼び鈴。ぜんざいが届きました。

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少し塩味を感じるぜんざい。もちは入っておらず、
夜食に丁度良かったです。

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夕食後には、貸切風呂(有料)を予約しました。
時間になったらフロントへ行こうと思っていたら、
10分前に部屋の内線で、用意が出来たと連絡がありました。

しかも、エレベーターの1階前でお待ちしています、とのこと。
そのままスタッフが貸切風呂の鍵を開けて、使い方の説明まで。
サービスがしっかりしていると感じました。

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ジャズBGMの流れる、貸切空間。

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もちろん、タオル・バスタオル完備で、

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ミネラルウォーターが1本無料サービス。

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水回りとお手洗。

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貸切風呂。外の空間とつながっています。

おそらく以前は客室であった空間を、貸切風呂にリニューアルしたのでしょう。
こんな空間の客室があればいいのになと思いました。
そのうちリニューアルで、露天風呂付の部屋が作られるのではないでしょうか。

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貸切風呂の利用後は、鍵の返却にフロントに行く必要もありません。
内線で連絡すれば、そのまま退室します。

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いぶすき秀水園の夜の玄関。

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部屋に戻り、敷かれた布団にもぐりこみ、

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おやすみなさい。


翌朝。
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晴れた指宿です。

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早速、朝食に向かいます。
朝食時間は、7時~8時半スタートの選択で、7時からにしました。
朝食会場は、夕食と同じく2階島津藩。
昨晩に仲居さんから、朝もお迎えに上がりましょうかと言われましたが、辞して自分で向かいます。

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席に案内されます。
仲居さんの格好は、朝は作務衣に前掛け。朝食会場を走り回っています。

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最初のセット。
全部先付けで、さつま汁とごはんのみ温かいものとして後から出てきます。
昔ながらの旅館、という感じの朝食です。

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さつま汁とご飯が届き、朝食がそろいました。

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玉子焼き、焼鮭、明太子。炊合せにおひたし。

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サラダ。
ハムは巻いて、葉に収められています。

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いかと、とろろいも。

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薩摩名物、さつま揚げ。

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味噌汁の代わりに、さつま汁。

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水物は、パイナップル。

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朝食後は、フロントでチェックアウト。

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チェックアウト時に、小さなボンタンアメをくれました。
タクシーに乗り込むところまで、部屋係の仲居さんのお見送りをしてくれました。

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この日の観光は屋久島へ。
タクシーで指宿港に到着。

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高速船トッピーは、指宿港8時半発。
観光客向けにちょうど良い時間設定です。

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指宿から屋久島は近く、1時間15分で屋久島宮之浦港に到着。

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ここからレンタカーで屋久島観光です。
屋久島には路線バスも走っていますが、便は限定的で、
観光地を回ろうと思うとレンタカーは必要です。

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屋久杉自然館。
大雪により折れた縄文杉の枝、縄文杉「いのちの枝」が展示されています。

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ヤクスギランド。
トレッキングコースです。

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ヤクスギランド 千年杉。

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千尋の滝。

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大川の滝。

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最後は、JRホテル屋久島。
屋久島を代表する高級ホテルですが、温泉大浴場は15-19時のみ日帰り利用可能。

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露天風呂からは、自然の森の岬と、見渡す限りの水平線。
美しい空間です。
アルカリ泉の温泉は、とろとみがありヌルヌル。

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レンタカーを返却して、屋久島空港に到着。

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屋久島空港は、カウンターが1つだけ開いている小さな空港。
売店と、小さなレストランがありました。

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飛行機への搭乗は、日が暮れた時間に。
屋久島空港19時発のJAL便で、鹿児島空港乗り継ぎで羽田空港への帰路につきました。

いぶすき秀水園
食事の旅館と思って行きましたが、むしろ、おもてなしの旅館でした。
仲居さんのサービスが、しっかりしている昔ながらの旅館。
何か好みを伝えたら、スタッフ間で情報を共有しているようで、他のスタッフからも声掛りがありました。
30~40年前の良い旅館が、スタイルを変えずに現存している感じです。

★「いぶすき秀水園」(九州/指宿温泉)
★「いぶすき秀水園」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「柊家旅館」(関西/京都)
 「料亭旅館やす井」(関西/彦根)
 「金城樓」(北陸/金沢)
 「あさば」(伊豆/修善寺温泉)
 「石葉」(箱根・湯河原/湯河原温泉)
 「御宿かわせみ」(東北/飯坂温泉)
 「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)

いぶすき秀水園
料金・基本情報はこちら ▶ いぶすき秀水園


旅館・ホテルランキング

砂むし温泉で有名な指宿温泉の 指宿白水館 に行ってきました。
指宿白水館_52
指宿白水館は、九州を代表する大型高級旅館です。

指宿白水館_1
鹿児島中央駅からは、観光列車「特急 指宿のたまて箱」で。

指宿白水館_5
55分で、指宿駅に到着です。

指宿白水館_4
指宿駅からは送迎バスで10分。

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指宿白水館に到着です。

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大型高級旅館らしい玄関を入り、フロントに並んでチェックイン。
フロントスタッフはアロハシャツ。BGMなしのロビーです。

指宿白水館_44
ロビーのかたわらには、ウェルカムドリンク。
セルフで、知覧茶・ゆず水・芋焼酎。

指宿白水館_6
指宿白水館の館内図。
指宿白水館は、離宮・磯客殿・花の棟・薩摩客殿 のグレードがありますが、

指宿白水館_130
今日の宿泊は、一番上グレードの離宮です。

指宿白水館_43
離宮は、ロビーから渡り廊下を進みます。

指宿白水館_67
離宮に入ります。

指宿白水館_40
離宮に入ると、香の匂いに、琴のBGM。

指宿白水館_41
エレベーターで、

指宿白水館_37
5階へ。廊下は静寂の空間です。

指宿白水館_15
本日の部屋、505。離宮 和洋室84㎡。
離宮は部屋の扉が、何と自動ドア。

指宿白水館_16
自動ドアを開けて踏込から、

指宿白水館_17
和洋室空間。

指宿白水館_18
12.5畳の和室。

指宿白水館_19
ツインベッド。

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窓からは指宿白水館の松の庭園、錦江湾に、遠くに大隅半島。

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プールもあるんですね。

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お茶菓子は、指宿白水館オリジナルの「雅の宿」。

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さつまいもを使った和風スイートポテトです。

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巾着袋は、持ち帰りOK。

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中には、歯ブラシ、ヘアーブラシ、コットン綿棒ヘアゴムが入っています。

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冷蔵庫は、旅館らしくビール瓶の販売。

指宿白水館_33
浴衣は各サイズが積まれていました。

指宿白水館_30
水回りも広々。

指宿白水館_104
それでは、カギを手に取り、

指宿白水館_36
大浴場へ向かいます。

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離宮からは、指宿白水館の各建物が見えます。
左から薩摩客殿、花の棟。右端の3階建てが磯客殿です。

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大浴場「元禄風呂」へは、地下1階から渡り廊下を進みます。

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指宿白水館の大浴場「元禄風呂」は、2階建ての広い温泉。
露天風呂もあります。
海沿いらしい、舐めるとしょっぱい泉質です。

指宿白水館の特徴は、砂むし温泉を館内に保有していること。
カウンターで支払いすると、砂むし温泉専用の浴衣を渡され、
脱衣場で、浴衣を着替えて向かいます。

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そして、もう一つの指宿白水館の名物が、焼酎道場。

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焼酎道場では、焼酎の無料試飲(16時~19時)ができます。

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幻の焼酎「森伊蔵」も、普通に置いてあるのがポイントです。

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森伊蔵と、村尾を試飲してみました。

幻の焼酎。試飲一口できるだけでも嬉しいのですが、
スタッフから「試飲した焼酎は、夕食時に注文できます」とのセールストーク。
入手困難な森伊蔵も、指宿白水館には昔からの取引で、仕入が入ってくるのだそうです。

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大浴場はもう一つ、「松風」があります。

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元禄風呂ができる前の大浴場だったのでしょう。


さて、夕食です。
夕食時間は、18時・18時半・19時・19時半のスタート。
18時からを選択しました。
指宿白水館_96
指宿白水館は、食事会場もたくさんあるのですが、

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本日の夕食会場は、味彩。

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掘り炬燵のある食事処です。
童謡などの笛のBGMが流れていて、
仲居さんは、着物姿に、指宿白水館と染め抜かれた前掛け。伝統的スタイルです。

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今日の席はこちら。

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お品書き。

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指宿白水館ドリンクメニュー。
ドリンクは、希少な焼酎がずらり。
極上森伊蔵、森伊蔵、一どん。
これらが制限なく、普通に注文できます。

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飲み物は、森伊蔵お湯割りをお願いしました。

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最初のセットは、紙が掛けられての用意。

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紙を外して、最初のセット。

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食前酒 梅酒

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前菜 豆乳寄せ(蟹身 百合根 枝豆)
   鮎紫蘇揚げ 枝豆ふくさ 柔らかもろこし真蒸
   霧島サーモン寿司 枕崎産鰹酒盗水雲
   小メロン昆布よごし

これぞ大型高級旅館の前菜という感じです。

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続いての椀は、

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吸い物 鱧葛叩き

汁は薄めの味付けです。

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お造り 四種盛り

鮪、烏賊、鯛、車海老でした。

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続いての器は、

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炊合せ 黒豚の角煮

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焼物 鯛の南部焼
    無花果利休焼 酢取り茗荷

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合肴 指宿産小倉とろろ

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強肴 黒毛和牛ステーキ

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揚げ物 芋天 ガネ天

薩摩で食べるサツマイモは、ほくほくでした。

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酢の物 きびなご

酢の物は、チョイスメニュー。
鰹叩きもありましたが、鹿児島名物きびなご、を選びました。

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御飯 鹿児島県産米
香の物 盛り合わせ
止め椀 薩摩汁

果物 季節の果物 メロンとぶどう。
甘物 知覧茶アイス

指宿白水館の夕食は、これぞ大型高級旅館の食事という感じです。数の多さで勝負。
安心の味でした。

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指宿白水館の夜の過ごし方は、大型高級旅館らしく二次会処も充実。
クラブラウンジ鹿鳴館には、カラオケボックスもあります。

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夜食処は、ご当地バル 麺屋二郎。
指宿の有名なご当地ラーメン店が、テナントとして支店を出しました。
精算は部屋付が可能です。

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いぶすきとんこつラーメン。
大型旅館は、ラーメンで〆めるに限ります。

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満腹になったので、部屋に戻り、ベッドにもぐりこみます。

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おやすみなさい。


翌朝。
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大隅半島からの日の出をおがむ朝です。
離宮からの景色はすばらしいです。

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部屋の前には、朝刊が届いていました。

早速、朝食に向かいます。
この日の朝食は、バイキング。薩摩客殿・花の棟・磯客殿の客と一緒です。
(離宮の客の朝食は、食事処で和食であることが多いようです。)

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朝食会場は、7階ルビー。

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J-POPのオルゴールが流れる、大型旅館の典型のようなバイキング会場です。

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和洋食を中心に、ところ狭しと並べられています。

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こちらは、蒸しものと、鹿児島名物あくまき。

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全種類取ってみました。

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鹿児島名物さつま揚げ。

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蒸しもの。蒸し野菜と、鹿児島名物あくまき。

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和食の品々。

指宿白水館_119
子ども向けの洋食の品々。

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パンに、

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デザート。

指宿白水館の朝食バイキングは、
大型旅館らしい、種類の多さが特徴の朝食バイキングでした。

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朝食後は、離宮の部屋でゆっくりして、
チェックアウトは10時。フロントで精算します。

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10:10の送迎で、指宿駅に送ってもらいました。

指宿白水館の部屋のグレードの違いは?

指宿白水館は、棟が4つあり、部屋のランクには差があります。
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【薩摩客殿】和洋室。

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【薩摩客殿】客室は古めです。

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【磯客殿】和室。

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【磯客殿】内風呂は温泉になっています。

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【花の棟】和室。

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【花の棟】このくらいであれば高級旅館。
一部はユニットバスです。

指宿白水館のグレードは、
 離宮 >> 磯客殿 > 花の棟 >> 薩摩客殿。
高級旅館を求めるなら、花の棟以上が良いでしょう。

指宿白水館を堪能するなら、離宮がイチ押し。
料金の差は僅かですが、部屋のグレードの差は大きいです。

指宿白水館
大型高級旅館の代表格です。全方位型の商いで、ファミリーから老夫婦、団体、接待まで対応できます。
館内に砂むし温泉があるのは希少な存在。
そして、幻の焼酎「森伊蔵」が普通に飲める、というのも大きなポイントです。
折角行くなら、離宮に泊まりたい、指宿白水館です。

★「指宿白水館」(九州/指宿温泉) ブログ
★「指宿白水館」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「鐘山苑」(山梨/富士山温泉)
 「稲取銀水荘」(伊豆/稲取温泉)
 「堂ヶ島ニュー銀水」(伊豆/堂ヶ島温泉)
 「福一」(群馬/伊香保温泉)
 「鴨川館」(房総/鴨川温泉)
 「翔峰」(長野/美ヶ原温泉)
 「白玉の湯華鳳」(新潟/月岡温泉)
 「佐勘」(東北/秋保温泉)
 「古窯」(東北/かみのやま温泉)
 「ホテル花水木」(東海/長島温泉)
 「賢島宝生苑」(東海/伊勢志摩)
 「加賀屋」(北陸/和倉温泉)
 「有馬グランドホテル」(関西/有馬温泉)
 「佳翠苑皆美」(中部/玉造温泉)
 「大谷山荘」(中国/長門湯本温泉)

指宿白水館
料金・基本情報はこちら ▶ 指宿白水館


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