いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

東伊豆の北川温泉にある 吉祥CAREN に行ってきました。
吉祥CAREN_99
楽しいおもてなしサービスが充実していることで有名。吉祥やまなかと同じグループの旅館です。


吉祥CAREN アクセス


吉祥CAREN_1
東京駅から特急踊り子で2時間半。

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伊豆熱川駅に到着です。

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駅からは、宿の送迎。
伊豆熱川駅から予約制の送迎に乗ります。入口でスタッフに名前を言って乗り込みます。
送迎で10分。

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吉祥CARENに到着です。

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リゾート風の玄関。
スカート姿のスタッフが出てきてお出迎え。

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フロントは寄らず、

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ロビーの席に案内されてチェックイン。

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宿帳に記入します。

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ウェルカムドリンクは、ぐり茶。

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女性には色浴衣のサービスがあるようです。

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それでは部屋に案内されます。


吉祥CAREN 部屋


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エレベーターで8階へ。

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本日の部屋、805。
和室一間10畳。

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和室10畳。

吉祥CAREN_7
和室を反対から。
座布団は2枚重ねで高め。足に優しい。

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部屋の菓子は、吉祥。
中身は、菓子舗間瀬の伊豆逢染です。

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広縁からは、

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隣の旅館、望水の屋根と、相模湾の景色。

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冷蔵庫は有料。

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コーヒーミルが置いてあります。
明日の朝に淹れてみましょう。

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水回り。

吉祥CAREN_92
アメニティ類は、吉祥CARENオリジナルパッケージ。

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ポンプ式のアメニティ。

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部屋風呂。温泉です。

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それでは鍵を手に取り、
大浴場へと向かいます。


吉祥CAREN 大浴場


大浴場は7階にあります。
夜間に男女入れ替え。

和月

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当日は、大浴場 和月。

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脱衣所。
タオルバスタオル完備。

吉祥CAREN_13
内風呂と、

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露天風呂は2つ。
石風呂と、

吉祥CAREN_15
檜風呂。
木々の間から相模灘が見えます。

碧海

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夜間男女入れ替えがあり、
翌朝は、大浴場 碧海。

吉祥CAREN_141
脱衣所。
タオルバスタオル完備。

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ガラス張りの内風呂。

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露天風呂は3つ
岩風呂と、

吉祥CAREN_147
石風呂と、

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檜風呂。

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吉祥CARENのシンボルとなっている、檜風呂から望む相模灘。
晴れていれば日の出が見えるそうです。


吉祥CAREN おもてなしサービス


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吉祥CARENの館内案内。

吉祥CARENの特徴は、おもてなしサービスが充実していること。
時間軸で計画を立てて行かないと、とても全部はいけません。

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吉祥CARENの平面図。

おもてなしサービスが行われている場所を探して向かいます。

14:00-15.30 ウェルカムシャンパン 1階ロビーラウンジ(土曜、祝前日限定)

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1階ロビーラウンジでは、チェックイン直後からウェルカムシャンパンが用意されています。

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ロビーラウンジで頂きます。

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シャンパンを1杯。

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1階ロビーラウンジでは、コーヒーが常設。

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お好みのコーヒーカップで頂くことができます。

14:00-15:30 パンケーキ 3階青竹

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パンケーキのサービスがあるのは、吉祥やまなかと一緒。
3階にある青竹は一度屋外に出ます。

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軒下を歩いて、

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鉄板焼青竹。

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カウンター式の鉄板焼レストランです。

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最初にドリンクの提供。
伊豆ぐり茶、ローズヒップティー、アロエ入りほうじ茶、プーアル茶、フルーツミックスジュース から選びます。

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パンケーキが焼き上がり、鉄板からサーブされました。

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パンケーキは2種類。プレーン味とニューサマーオレンジ味。

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わさびソフト。
本当にわさびの苦味を感じます。

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つけあわせは、バターとメイプルシロップ。

ドリンクは、おかわりを聞いてくれます。
パンケーキはおかわりの気配はありませんでしたので、ないのでしょう。

15:30-17:00 アペリティフ 3階中庭 青竹前(雨天時:ロビー)

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アペリティフは、普段は3階中庭で開催されますが、

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この日は雨模様のため、ロビーので開催。

吉祥CAREN_81
提供されるドリンクは、
やまももジュース、ニューサマーオレンジジュース、スパークリングワイン。

16:00-17:20 湯上り処 ビール・トコロテン

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7階大浴場前の湯上り処。

吉祥CAREN_18
マッサージチェアもあります。利用無料。

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湯上り処には常時、スポーツドリンク・麦茶と、

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アイスキャンディーサービスがあります。

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昔懐かしのアイスキャンディー。
1本いただきます。

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16:00-17:20の間だけカウンターにスタッフがいて、ビールのサーブをしてくれます。
トコロテンとビールをいただきます。

07:00-10:30 湯上り処 トコロテン

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翌朝は、セルフのトコロテンだけが置いてあります。
スポーツドリンク・麦茶とともにいただきます。

20:30-22:30 ナイトスイーツタイム 1階ロビーラウンジ

ナイトスイーツタイムは、 夜の過ごし方 参照。

姉妹館のつるや吉祥亭

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吉祥CARENの宿泊者は、姉妹館のつるや吉祥亭の大浴場も利用できます。
シャトルバスが、毎時20分・50分(14~23時運行)に運行されていますが、
歩いても行けます。階段を下りて5分くらい。

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つるや吉祥亭に到着。
吉祥CARENは高級旅館のカテゴリーですが、つるや吉祥亭はカジュアルな旅館です。

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【つるや吉祥亭】大浴場 望海風呂。

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【つるや吉祥亭】脱衣所。
タオルバスタオル完備。

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【つるや吉祥亭】洗い場。

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【つるや吉祥亭】内風呂。

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【つるや吉祥亭】露天風呂。

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【つるや吉祥亭】もう一つ露天風呂。

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【つるや吉祥亭】サウナもあります。

つるや吉祥亭 貸切風呂

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【つるや吉祥亭】貸切風呂 式根島。

吉祥CAREN宿泊者は、つるや吉祥亭の貸切風呂1回45分が無料。
吉祥CARENのフロントで予約をして、つるや吉祥亭のフロントで案内をうけます。

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【つるや吉祥亭】式根島 脱衣所。

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【つるや吉祥亭】式根島
ジェットバスです。

14:30-15:30 つるや吉祥亭 しおさいデッキ

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【つるや吉祥亭】つるや吉祥亭でも、おもてなしがあります。

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【つるや吉祥亭】しおさいデッキ。

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【つるや吉祥亭】しおさいデッキ。
スタッフが焼物を提供してくれます。

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【つるや吉祥亭】しおさいデッキのドリンク。
緑茶、カルピス、日本酒、焼酎。

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【つるや吉祥亭】しおさいデッキの料理。
さつまいも、黒はんぺん、イカ焼き。

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【つるや吉祥亭】しおさいデッキ
海を臨むデッキでいただきます。

16:00-17:00/7:00-10:30 つるや吉祥亭 湯上り処 トコロテン

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【つるや吉祥亭】湯上り処。

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【つるや吉祥亭】湯上り処。
冷水、麦茶が置いてあります。

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【つるや吉祥亭】つるや吉祥亭のマッサージチェアはコイン式の有料。
吉祥CARENとの差が、こんなところにも表れています。

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【つるや吉祥亭】湯上り処 ところてん。
16:00-17:00/7:00-10:30のサービスのところてんは、冷蔵庫に用意されています。

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【つるや吉祥亭】湯上り処 ところてん。

16:00-17:20 つるや吉祥亭 甘酒横丁 湯上りビール
16:00-21:00 つるや吉祥亭 甘酒横丁 甘酒

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【つるや吉祥亭】つるや横丁。

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【つるや吉祥亭】つるや横丁
昭和風の空間です。

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【つるや吉祥亭】つるや横丁 甘酒サービス。
甘酒は、セルフですくうスタイル。

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【つるや吉祥亭】つるや横丁
スタッフに声かけてビールを1杯いただきます。甘酒とともに。

黒根岩風呂

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黒根岩風呂は、海辺にある公営の露天風呂。
利用料金600円ですが、北川温泉宿泊客は無料で利用できます。
料金所はスルーで通り抜け、浴衣で識別されているようです。
波打ち際の岩風呂。遠く太平洋をながめながらの開放感あふれる温泉です。

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つるや吉祥亭から吉祥CARENへの戻りは、上り階段。
歩くのは大変なので、送迎で戻ることにします。

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定時運行の送迎は混乗です。


吉祥CAREN 夕食


さて、夕食の時間となりました。
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吉祥CARENの夕食は、フレンチ懐石フォーシーズンと鉄板焼青竹から、
宿泊予約時に選択するスタイル。

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今回は鉄板焼で予約しました。

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鉄板焼青竹の夕食時間は、17:30/19:30の二部制。
時間となり、青竹向かいます。

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2つのカウンターにセットがされています。

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本日の席はこちら。

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最初のセット。

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お品書き。

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スパーリングワインではじめます。

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前菜 旬の山海の幸盛合せ
サーモン、野菜のマリネ、豆腐と生ハム よくわからん

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造り 
相模湾より旬の地魚3種盛り天城山葵
まぐろ、金目鯛、真鯛

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わさび
鮫肌のおろし金で、すっていただきます。

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スープ 一口サイズ 冬瓜のガスパッチョ

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魚料理の焼きがすすみます。

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魚料理 伊勢海老と金目鯛 香草レモンバターとアメリケーヌソース

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サラダ 帆立のサラダ

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メイン料理の肉が鉄板に投入されます。

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肉料理の焼きがすすみます

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写真映えのするフランベ。

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肉料理
お好みを1点お選びください
・鹿児島県産黒毛和牛サーロイン(80g)
・国産牛フィレ(60g)
・天城鹿腿肉(100g)
*ハーフポーションで2点お選びただく際は2名様より承ります

鹿児島県産黒毛和牛サーロインを選びました。

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ミディアムで焼き上げたサーロイン。ぺろりといただきました。

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食事 とうもろこしと青じそのガーリックライス、赤出汁、香の物

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デザート 季節のドライフルーツゼリーとフルーツ添え コーヒー又は紅茶

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ドライフルーツゼリーと抹茶アイス

吉祥CARENの鉄板焼きの夕食は、楽しい時間。
旅館での鉄板焼きは珍しいですが、浴衣でリラックスしながら食べられることはメリットです。


吉祥CAREN 夜の過ごし方


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吉祥CARENの夜の過ごし方は、ナイトスイーツタイム。
20:30-22:30にプチスイーツとお酒が振る舞われます。
早速向かってみました。

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フィナンシェ、マカロン、手作り最中

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ウィスキー、伊豆七島焼酎、やまももジュース

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スイーツ全種をいただいてみます。

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部屋に戻れば、布団が敷かれていました。
マットレスを重ねて、ベッド並みに高め。

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パジャマも用意されていました。

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アロマポットにオイルを垂らして。

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おやすみなさい。

吉祥CAREN 翌朝


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翌朝、雨模様の朝です。

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部屋の外に読売新聞が届いていました。

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部屋に置いてあるコーヒーミルでコーヒーをつくってみます。

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ミルにコーヒー豆をいれて、
ぐるぐると回して挽きます。

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粉ができました。

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コーヒーメーカーに入れて、お湯を注いで、

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コーヒーのできあがり。

翌朝の大浴場は、男女入れ替えとなり碧海。 吉祥CAREN 大浴場参照。

吉祥CAREN 朝食


吉祥CARENの朝食は、
鉄板焼青竹「鉄板ブレックファースト」か、レストランフォーシーズンズ「和食膳」から選ぶスタイル。
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鉄板焼青竹の鉄板ブレックファーストを選びました。
朝食時間は、7時半・8時・8時半・9時からの選択。
最初のセットが置かれている席に着席します。

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シェフが目の前で調理を始めます。
ドリンクは、牛乳、オレンジジュース、グレープフルーツジュースから、牛乳を選びました。

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お品書き。

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サラダ

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ヨーグルト

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クロワッサンと田舎パン

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卵料理は、オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼きからの選択。オムレツを選びました。
オムレツと、フレンチトーストの調理が進みます。

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オムレツ

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フレンチトースト

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紅茶

吉祥CARENの鉄板焼きの朝食。
夕食と同じく、旅館としては珍しい鉄板焼きの朝食。
楽しい朝食、朝から気分が良いです。
吉祥CARENの朝食は、鉄板焼きの選択がおすすめです。

朝食後はもう少し部屋でゆっくりして、フロントでチェックアウト。
送迎バスで伊豆熱川駅への帰路につきました。


吉祥CAREN まとめ


おもてなしサービスを受けるのに忙しい宿。ずっと楽しい。
「お買い得」という言葉が好きな女性におすすめの旅館です。

★「吉祥CAREN」(伊豆/北川温泉) ブログ
★「吉祥CAREN」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「ホテル鐘山苑」(山梨/富士山温泉)
 「稲取銀水荘」(伊豆/稲取温泉) 
 「望水」(伊豆/北川温泉)
 「吉祥やまなか」(北陸/山中温泉)

吉祥CAREN
料金・基本情報はこちら ▶ 吉祥CAREN


旅館・ホテルランキング

長崎の島原半島にある雲仙温泉、旅亭 半水盧(はんずいりょ) に行ってきました。
半水盧_27
ミシュラン、九州でも指折りの旅館、楽しみにしての訪問です。宿泊施設として最高評価の5つ星、料理において1つ星。


旅亭 半水盧 チェックイン

半水盧_2
前日の嬉野温泉から西九州新幹線で15分。諫早駅に到着。

半水盧_3
諫早駅から路線バスで1時間半。

半水盧_4
島原バス停に到着です。

半水盧_5
半水盧は、島原内の各バス停に送迎に来てくれます。

半水盧_27
島原バス停から2分ほどで、半水盧に到着。

半水盧_26
長屋門が自動で開いて、

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到着です。

半水盧_16
玄関へ。
玄関ではフロントスタッフがお出迎え。

半水盧_15
自動ドアを入り、

半水盧_14
階段を下りて、

半水盧_7
ラウンジに案内されます。

半水盧_8
クラシックピアノの流れるラウンジ。

半水盧_10
JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」の盾。
「ななつ星in九州」のデラックススイート利用者が泊まるのが 旅亭 半水盧 です。

半水盧_9
チェックインはラウンジで。宿帳に記入します。

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お着きのお茶と菓子。

半水盧_12
8月のお菓子は、ういろう。
お菓子は毎月ちがうものを提供しているそう。
気品を感じる一品です。美しい。

早めの到着したので、部屋の準備ができるまでしばらく待ちます。
フロントスタッフはスーツ姿。
部屋係の仲居さんの格好は、二部式着物。

半水盧_20
それでは、部屋に案内されます。
女性には色浴衣サービスがあるようです。

半水盧_32
半水盧は全室離れ。
本館から屋外に出ます。
ドアを開けるスタッフと、荷物を持つスタッフ、先導する仲居さん。
おもてなしが徹底されています。

半水盧_33
打ち水がされた階段を進みます。

半水盧_59
緑に包まれた石畳を歩きます。


旅亭 半水盧 部屋

半水盧_60
本日の部屋、芙蓉。二階建て離れ和洋室。
一階(和室13.5帖+和室8帖)+二階(和室11帖+和室8帖+浴室ひのき風呂(沸かし湯))。

半水盧_61
数寄屋造りの玄関。

半水盧_62
引き戸を入ります。

半水盧_63
玄関。
間口も広く、気品を感じます。

半水盧_66
ホール。
長い廊下です。

半水盧_67
階段を横目に見て、

半水盧_68
居室に入ります。

半水盧_69
次の間8帖。

半水盧_70
次の間を反対から。

半水盧_35
部屋の説明が終わると、お口直しに煎茶を入れてくれます。

夕食時間の確認はこちらで。17時半~19時半の間で、18時半で指定しました。
新聞の朝刊は、地方紙から全国紙まで選べます。日経新聞でお願いしました。

半水盧_123
温泉の 西の湯 は、貸切風呂。完全予約制です。
ここで仲居さんに予約をお願いします。

半水盧_117
予約が取れたら、貸切風呂 西の湯 の予約案内を持ってきてくれました。

半水盧_71
浴衣の用意は、部屋の片隅に。

半水盧_72
夏用の薄い羽織と、浴衣。

半水盧_73
広縁。
窓からの庭園の景色とあわせて、絵になります。

半水盧_75
飲み物は、

半水盧_78
コーヒー、緑茶、紅茶。

半水盧_80
冷蔵庫は無料サービス。
人参ジュース、みかんジュース、トマトジュース、牛乳、緑茶、炭酸水、温泉レモネード、天然水
か2本ずつ。
アルコールはありませんが、充実のラインナップです。

半水盧_81
グラス類と金庫。

半水盧_82
急須茶器。

半水盧_83
和室11帖。
ベッドが2台置かれています。

半水盧_84
和室を反対から。

半水盧_85
床の間の掛け軸。

半水盧_86
ベッドに寝ながら見れるテレビもあります。

半水盧_88
洗面台。

半水盧_89
アメニティ

半水盧_90
歯ブラシ。

半水盧_91
内風呂ひのき風呂。
部屋の風呂は、温泉ではなく沸かし湯です。雲仙温泉は成分が濃いので。

半水盧_93
階段を下りて1階へ。

半水盧_94
階段を下りて、

半水盧_95
1階のホール。

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水鉢にいける生け花。

半水盧_96
1階は、和室8帖と和室13.5帖。

半水盧_98
和室8帖。

半水盧_99
ここだけでも十分なくらい広いですが、通り抜けるだけの空間です。

半水盧_101
1階の二間続きに広縁。

半水盧_102
縁側には、斜面に作られた小さな庭。

半水盧_105
和室13.5帖。食事会場として利用します。

半水盧_104
庭に向いてテーブルがセットされています。

半水盧_106
調度品も蒔絵の漆。

半水盧_107
文箱も漆塗り。

半水盧_108
床の間。

半水盧_109
生け花も豪快に生けてあります。

半水盧_115
ところで、1階にも玄関ががありました。
先ほど屋外から入った2階玄関の真下です。

大浴場へは、ここから向かうのだそう。

半水盧_120
半水盧 芙蓉 の平面図。
2階建ての離れ。2階にも1階にも玄関があります。

半水盧_132
それでは、部屋の鍵を手に取り、大浴場に向かいます。

旅亭 半水盧 温泉

大浴場 東の湯

半水盧_116
大浴場へは、部屋の1階の扉から出ます。

半水盧_133
扉を出ると、屋内の地下通路。なんと緑包まれた石畳の道の下は、地下通路になっていました。
さながら忍者屋敷みたい。

半水盧_206
地下通路の平面図。
離れを地下の廊下でつなげている贅沢な建物です。

半水盧_36
東の湯はこちらから。

半水盧_37
渡り廊下をすすみ、

半水盧_38
階段を下りていきます。
山の斜面を切り開いてつくられた旅館。階段での縦の移動はどうしても多くなります。

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ようやく到着。

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東の湯。

半水盧_41
脱衣所。

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タオル、バスタオル完備。

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ボディータオルも完備。

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塩。

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自動ドア。

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内風呂。

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洗い場。

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サウナ。

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水風呂。

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露天風呂。
木々からは、蝉のつくつくぼーしという声。

雲仙温泉は、雲仙地獄で有名な通り、酸性泉。
白濁していて鉄のにおいもする濃い温泉です。
湯上がりは肌ぴりぴり。金属類は錆びます。

貸切風呂 西の湯 妙見岳

半水盧_134
貸切風呂である西の湯は、チェックイン後の予約制です。1回90分。
予約をお願いしました。

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西の湯には、貸切風呂が2つ。

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妙見岳。

半水盧_138
脱衣所。
タオル、バスタオル、ボディータオル完備。

半水盧_139
塩。

半水盧_141
昔の大浴場を貸切風呂にしているとのこと。
内風呂。白濁した温泉かけ流し。

半水盧_143
洗い場。

半水盧_144
サウナと水風呂。
貸切風呂にもサウナがあるとは驚きです。

半水盧_147
露天風呂。

貸切で90分間を贅沢に使える広い温泉です。

貸切風呂 西の湯 国見岳

半水盧_208
貸切風呂は翌朝も利用可能。
夕食時に予約をお願いして、もう一つの貸切風呂を予約しました。
国見岳。

半水盧_209
脱衣所

半水盧_211
内風呂

半水盧_213
洗い場。

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サウナと水風呂。

半水盧_216
露天風呂。

旅亭 半水盧 館内施設

売店 ラウンジ花仙

半水盧_21
売店は、フロントのある本館にあります。

半水盧_22
工芸品が中心ですが、

半水盧_23
カステラや湯せんぺいなど、土産菓子も置いてあります。

半水盧 バーなど

半水盧には、バーなど二次会施設はありません。
部屋でゆっくりする宿です。

半水盧の広い敷地

半水盧_55
半水盧の平面図。
6000坪の敷地に、14棟の客室が点在しています。
半水盧は、横に長い5000坪の敷地。

半水盧_118
平面図。

半水盧_151
奥に進んでいき、

半水盧_152
階段で降りていくと、

半水盧_153
特別室のあるエリアにあたり、

半水盧_154
東門。
特別室へは、こちらからもチェックインできるそう。
芸能人がお忍びで来るにも適した施設なのでしょう。

半水盧_157
あずまや

今は利用されていませんが、以前はサービス提供に使われていたのだそう。


旅亭 半水盧 夕食

半水盧の食事は、部屋食。
半水盧の夕食時間は、17時半~19時半の間で、18時半で指定しました。

1時間くらい前から部屋係が準備に入ります。
1階の部屋に準備されるので、2階で滞在していても気付きません。
半水盧_158
準備ができたようで、1階に下りていきます。
部屋内ですが、琴のBGMをかけてくれます。

半水盧_159
庭に面して、良い雰囲気です。
かなかなかなとヒグラシの声。

半水盧_160
最初のセット。

半水盧_164
御献立は筒状に。

半水盧_165
お品書き。

半水盧_166
説明。

半水盧_124
半水盧 ドリンクメニュー 1/8
ワインと地酒を中心としたペアリングがあります。

半水盧_125
半水盧 ドリンクメニュー 2/8
シャンパーニュとワインから。

半水盧_126
半水盧 ドリンクメニュー 3/8

半水盧_127
半水盧 ドリンクメニュー 4/8
日本酒は長崎の地酒を中心に。

半水盧_128
半水盧 ドリンクメニュー 5/8
焼酎は森伊蔵がありました。

半水盧_129
半水盧 ドリンクメニュー 6/8

半水盧_130
半水盧 ドリンクメニュー 7/8
ルームインダイニングメニュー。

半水盧_131
半水盧 ドリンクメニュー 8/8
お飲物持込料。

半水盧_163
お酒は長崎の地酒、杵の川 で始めます。

半水盧_161
美しい膳ではじまります。
極めて期待が高まります。

半水盧_162
食前酒 桜桃酒

さくらんぼのお酒です。

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水引で留められている大きな蓮の葉。

紐を解くと、

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向付 蓮の葉包み
    胡麻豆富

中から胡麻豆腐。もちっとした胡麻豆腐です。

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八寸 海の幸
    山乃さち

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八寸
 茶豆、自家製からすみ味噌漬けの燻製、うなぎの寿司、
 島原半島の「いぎりす」。海藻を練ったかまぼこ状のもの。中に自家製シーチキン、キクラゲ。
 「海藤花(かいとうげ)」。タコのたまご。

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八寸
 いわなし、鱧皮と胡瓜の和え物、くきわさび

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続いてお椀が来ました。

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煮物椀 海老真薯
     大黒湿地 梅麩

吸物はうまい!
口当たりつつましいのにしっかりうまみを感じる。
しんじはモチっとして、海老のうまみが口いっぱいに広がります。

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造里 鱸洗い
    鱧焼霜 縞鯵
     あしらい一式

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はもは、とろけるような調理がされています。丁寧な仕事です。
すずきも獲れ立てのようなみずみずしさ。ワサビまろやか。

あしらいは、うちわに見立てた胡瓜、花穂じそ、かぼちゃ、スイカに見立てたトマトのムースと黒胡麻、より人参。

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続いて、炭で焼かれた鮎。木のチップで香り付けしながら到着です。

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焼物 鮎塩焼き
    鮎蓼 酢橘

やわらかい鮎。
残した骨は、骨せんべいにできるとのことで、皿を預けます。

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箸休 玉蜀黍むーす
    キャビア

これも美味しい。
とうもろこしの実がただ載せられているのではなく、実とムースがまざって完成、調和しています。

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揚物 揚げ茄子の煮浸し
    無花果

煮浸しは、揚げた茄子と出汁が合わさって、うまい!
ちょっと肉そぼろが入っているかのうような、濃いめの味。
汁は無作法ながら飲み干してしまいました。

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続いて、炭火のコンロが来ました。

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肉料理 ながさき和牛ステーキ
     季節の野菜

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ごはんも一緒に出してもらいました。

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御飯 長崎県産つや姫
留椀 赤出汁
    白玉麩 水辛子
香物 水茄子 獅子唐辛子
    胡瓜もろみ味噌

味噌汁は、赤出汁。赤出汁なのに、味噌に出汁が勝ってる。うま。

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美味しすぎたので、味噌汁のおかわりできないかと仲居さんに無理言ってしまいましたが、
快く提供して頂きました。
 
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先ほど預けた鮎の骨が、骨せんべいになって出てきました。
骨せんべい、かりっ!うま。皮までカリッと揚げられています。

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果物 マンゴー 有の実
    葡萄 メロン

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水物 宇治金時

デザートにかき氷。抹茶、ブルーハワイ、いちごから選べます。
まろやかな氷で、掻き込んでもキーンと頭が痛くなりませんでした。

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食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、ゆずみつからのチョイス。
紅茶でお願いしました。

セーデルの紅茶

半水盧の夕食は感動もの。
ひと品目から、大きな蓮の葉の器で印象的を持っていかれますが、その期待値に違わない品々。
出汁が絶品。吸物、煮浸し、赤出汁。

いまの料理長は4代目。初代から仕え、京都吉兆嵐山から来た2代目総料理長石原仁司氏(京都のミシュラン三つ星店「未在」店主)を含めて歴代の料理長から学んだ料理が提供されています。
鰹と昆布の出汁がきいた、京都の流れの味付けです。
また来たい、と思わせる夕食でした。

最後に仲居さんから明日の朝食は何時にしましょうと確認。
7時半~9時半の間で、8時で指定しました。
ごはんかおかゆが選べますますが、ごはんにしました。
あわせて、明日の朝の貸切風呂の予約もおねがいしました。

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ベッドが置いてある部屋ですが、部屋係が入ってターンダウンサービス。
カーテン閉めて。


旅亭 半水盧 朝食

翌朝。
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快晴の朝です。

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うぐいすの声がさわやかです。

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1時間前くらいに、1階に仲居さんが入ってきます。

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予約していた貸切風呂に行こうと1階玄関に行ったら、案内が置いてありました。親切。

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貸切風呂から帰ってきたら、部屋の前に配膳ロボットがいました。
旅館にもIT化は始まっているようです。

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部屋に入れば、炊飯ジャー。保温ではなく、ここで炊いているようです。
これは準備に1時間かかりますね。

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2階に上がって、ごろごろとしていたら、
準備が整いましたと仲居さんが呼びに上がってきました。

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朝は、ピアノBGM。

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最初のセット。

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朝食のお品書き。

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ごはん、味噌汁も届きました。

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蓋を開けて。

御味噌汁 有明海石蓴 あおさ
御食事 長崎県産つや姫

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温かい料理も到着。

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蓋を開けて。

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小鉢 旬の料理
    小鉢二種

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サラダ 旬の彩り野菜

ドレッシングで。
醤油刺しがカワセミなのもおしゃれ。

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刺身 平目胡麻和え


いかのなめろうではなく、平目胡麻和え。

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焼物 鮭柚庵焼き

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温物 冬瓜含め煮

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揚物 雲仙豆富
    野菜餡掛け

あたたかい。
揚げ出し豆腐にあんかけ、美味しい。

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玉子料理 出汁巻玉子

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平皿 有明海海苔
香の物 五種盛合せ

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甘味 ほうじ茶プリン
    季節の果物

プリンなめらかおいしい。

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食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、ゆずみつからのチョイス。
ゆずみつでお願いしました。


旅亭 半水盧 雲仙観光

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半水盧のチェックアウトは11時。時間に余裕があるので、少し雲仙観光に出ます。
雲仙観光の中心は、雲仙地獄。
半水盧からは少し離れていますが、
フロントに言うと、すぐ送迎をしてくれます。

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道路にまで蒸気があふれる、雲仙地獄。
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国立公園雲仙。

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温泉の蒸気であたたかいので、猫がいます。

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硫黄のにおいと熱気にあるれる遊歩道を歩いて行くと、

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お糸地獄の横に、

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雲仙地獄工房。

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温泉たまごが販売されています。

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温泉たまご2個200円から。
そのばで頂きます。


旅亭 半水盧 チェックアウト

チェックアウトはフロントにて。
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部屋を出たら、玄関前でスタッフが待っていました。
荷物をお持ちしますと。わざわざ来てくれています。
ノックをして急かすこともなく、
出発時間が近くなったらずっと待っているそうです。

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本館に入るときはドアを開けるスタッフが居て。

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フロントで精算を終えて、

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お土産のメッセージくれました。

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送迎車で半水盧を出て、

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送迎車で雲仙バス停まで送ってもらいました。

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雲仙バス停から路線バスで諫早駅に帰ります。

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なお、半水盧の最寄りと表示される「白雲の池入口バス停」は、半水盧の敷地の端っこにあります。
最寄りではあるのですが、玄関までぐるっと回らないといけないのと、
長屋門が開かないという問題があるので、送迎をお願いしたほうが無難です。

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諫早駅から長崎空港行のバスに乗って、

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長崎空港へ。

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JAL便で羽田への帰路につきました。


旅亭 半水盧 まとめ

食事が絶品。料理を目的にわざわざ雲仙までくる価値があります。
そして贅沢な施設。バブル時代の恩恵、もうこれほど華美な施設は作られないでしょう。
ずっと続いてほしい旅館です。
温故知新に運営が変わってもスタッフは変わらず。支配人はそのままながら、副支配人が来たそうな。

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旅亭 半水盧
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