いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

九州筑後、久留米市の郊外にある 天然田園温泉ふかほり邸 に行ってきました。
ふかほり邸_175
4千坪の敷地に、離れの部屋が全6室という贅沢な旅館です。


ふかほり邸 アクセス


ふかほり邸_1
東京からは、羽田空港から飛行機で福岡空港へ1時間45分。
福岡空港から地下鉄で天神へ10分。

ふかほり邸_3
西鉄福岡(天神)から西鉄に乗ります。

ふかほり邸_4
西鉄で特急38分。大善寺駅に到着です。
ふかほり邸の最寄駅は、西鉄の大善寺駅と、JR鹿児島本線の西牟田駅、荒木駅。
いずれも送迎が依頼できます。

ふかほり邸_56
大善寺駅東口の改札で、ポロシャツのスタッフが看板も持たずにお出迎え。
プリウスに乗って宿に向かいます。
大善寺駅からは車で10分。

ふかほり邸_57
ふかほり邸に到着です。

ふかほり邸_58
ふかほり邸は、江戸時代から続く邸宅を譲り受けて旅館にしたもの。
周囲は郊外の住宅街です。

ふかほり邸_59
車を降りて、アプローチを進みます。

ふかほり邸_61
玄関までは庭園。

ふかほり邸_62
テーブルも配置されています。

ふかほり邸_63
石段を上がって、

ふかほり邸_64
母屋の玄関に至ります。

ふかほり邸_67
障子戸の玄関。


ふかほり邸_66
行灯の小さな看板。

ふかほり邸_8
玄関の障子戸を入ると、ジャズの流れる母屋です。

ふかほり邸_71
正面には大きな生け花。

ふかほり邸_5
かまどのある空間で、チェックイン。

ふかほり邸_7
お着きのお茶。
お菓子は、白玉ぜんざい。

ふかほり邸_77
それでは、スタッフの先導で部屋に進みます。
母屋から屋外に出て、離れへ。
スタッフは作務衣のような洋装のような。茶衣着の前掛けない感じです。

ふかほり邸_40
中庭にある小さな小屋には、温泉玉子が作られているそうです。
後ほど取りに来ましょう。

ふかほり邸_38
離れの部屋の入り口に進みます。


ふかほり邸 部屋


ふかほり邸_9
本日の部屋、ひめしゃら。和洋室67.47㎡。
ふかほり邸の部屋は、全て内装も雰囲気も異なります。
ひめしゃらは、アジアンテイストの和洋室。

ふかほり邸_10
玄関には、蚊取り線香。

ふかほり邸_11
玄関を入り、靴を脱ぎます。

ふかほり邸_13
裸足でOKですが、室内履きのスリッパもありました。

ふかほり邸_12
靴箱の上には、蚊取り線香、虫除けベープ。夜道のためのランタン。

ふかほり邸_18
リビング。

ふかほり邸_19
テレビに面したソファ。

ふかほり邸_36
テレビの下にはDVDプレーヤー。貸し出しあり。

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梁の出た建物です。

ふかほり邸_21
畳の小上がり。

ふかほり邸_22
マッサージチェア。

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館内は浴衣で。

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障子を開けると、ベランダと庭。

ふかほり邸_24
窓を開けるとベランダに出ることができます。
緑の中から聞こえる虫の声。

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部屋入れのマスカット。

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テーブルには、のどあめ。

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ベッドルーム。

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水場。

ふかほり邸_17
冷蔵庫。
冷蔵庫の中は全て無料サービス。
ビール・ポカリスエット・水・お茶が2本ずつ。

ふかほり邸_16
ネスプレッソもありました。

ふかほり邸_15
茶器やカップもおしゃれ。

ふかほり邸_86
茶葉は、緑茶とレモングラス。

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洗面台は2つ。

ふかほり邸_139
アメニティとタオルは、棚の中に。

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部屋の温泉。内風呂。
かけ流しで、じゃぱじゃばとお湯があふれて出しています。

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洗い場。

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露天風呂。

石造りの露天風呂は、温泉かけ流し。
足を延ばしても広々。快適な空間です。

ふかほり邸_27
それでは、鍵を手に取り、

ふかほり邸_87
大浴場へ向かいます。


ふかほり邸 大浴場


ふかほり邸_43
大浴場へは、中庭を矢印に従って進みます。

ふかほり邸_44
中庭の先に、

ふかほり邸_45
大浴場の建物。

ふかほり邸_46
大浴場は15時半から、翌日は9時まで。

ふかほり邸_49
脱衣所。

ふかほり邸_48
タオル、バスタオル完備。

ふかほり邸_52
大浴場は、内風呂と露天風呂。

ふかほり邸_51
硫黄のにおいがして、入ってみるとぬるっとします。
成分の濃い温泉です。気持ちいい。

ふかほり邸_53
露天風呂。
周りは住宅地のはずですが、虫の声のする自然のなかのような空間です。

ふかほり邸 館内施設


ふかほり邸_26
ふかほり邸 館内図。
ふかほり邸は、中庭を中心に建物が点在しています。

母屋

ふかほり邸_68
母屋。
母屋で足音がすると、スタッフはフロント奥からひょこっと出てきて、
用件がなさそうだと裏に下がっていきます。
基本的にほっといてくれます。

ふかほり邸_72
施設内であまりスタッフに会うことはありません。食事中もほぼ会話なしでほっとかれます。

ふかほり邸_73
ふかほり邸は、自然食品の会社が経営。
自然食品が売っています。

お茶菓子にも、食事にも、自社製品の無添加の食品が出てきます。

中庭の温泉玉子

ふかほり邸_42
中庭の温泉玉子。

ふかほり邸_41
籠の中に卵。源泉が流し込まれて温泉玉子が作られています。
自由に取ることができます。

ふかほり邸_84
温泉玉子に塩をかけていただきます。

小さな図書館

ふかほり邸_78
小さな図書館は、囲炉裏の奥に。

ふかほり邸_79
小さな図書館。

ふかほり邸_82
ハードカバーの本から、漫画まで。

ふかほり邸_81
DVDも。

ふかほり邸_80
傍らのテーブルには、焼酎瓶が置いてあります。
焼酎飲み比べ。
焼酎どんでんなかが3種。12度・22度・23度。ベストアメニティの自社製品です。

すっぽんの生け簀

ふかほり邸_83
小さな図書館の裏には、すっぽんのいけすがありました。

卓球場

ふかほり邸_54
こちらの建物には、卓球場という表札。

ふかほり邸_55
階段を上がると、2階全体が卓球場。
異世界です。


ふかほり邸 夕食


ふかほり邸の食事会場は、食事処です。
夕食時間は、18時/18時半/19時/19時半のスタート。

ふかほり邸_138
離れの部屋から中庭を通って、母屋にある食事処に向かいます。

ふかほり邸_76
全室個室の食事処。履物を脱いであがります。

ふかほり邸_88
本日の個室はこちら。

ふかほり邸_92
スポットライトの照らされるシックな空間です。

ふかほり邸_89
最初のセット。

ふかほり邸_91
お品書き。

ふかほり邸_128
ふかほり邸 ドリンクメニュー 1/8

ふかほり邸_129
ふかほり邸 ドリンクメニュー 2/8

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ふかほり邸 ドリンクメニュー 3/8

ふかほり邸_131
ふかほり邸 ドリンクメニュー 4/8

ふかほり邸_132
ふかほり邸 ドリンクメニュー 5/8

ふかほり邸_133
ふかほり邸 ドリンクメニュー 6/8

ふかほり邸_134
ふかほり邸 ドリンクメニュー 7/8

ふかほり邸_135
ふかほり邸 ドリンクメニュー 8/8

ふかほり邸_136
お土産の案内

ふかほり邸_96
飲み物はビールから始めます。

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小鉢 トマトのファルシジュレがけ

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トマトの中にカニとセロリとタマネギが入っています。

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前菜 南関いなり 地鶏の燻製笹包み
   素麺瓜の旨煮 サーモン蓮根
   蓮芋とタコの酢味噌 さつま芋レモン煮
   鰻玉子豆腐

ふかほり邸_100
南関(なんかん)いなり
とても甘く煮たおあげ。大牟田で有名な南関あげです。

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笹の中身は、ちまきのように笹に包まれた地鶏。ほのかに温かい。

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鰻玉子豆腐

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蓮芋とタコの酢味噌

酢味噌がいい感じ。

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続いて椀物と刺身。

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お椀に露が打たれています。
懐石料理の作法です。

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椀物 ハモ真丈

ぐっと力強いうまみを感じます。
でも無添加の自然食なんですよね。不思議。

ふかほり邸_109
刺身 虎河豚の昆布じめ

フグといえば下関。築後は関門海峡に近いことでの提供でしょうか。

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煮物 飛龍頭団子の茄子の煮浸し

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飛龍頭 あたたかくてふわっと。
出汁も美味しい。

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続いて、大きな造作が届きました。

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焼き物 筑後川鮎の塩焼き 車海老の炭火焼き

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本当に炭火で温められています。

ふかほり邸_115
鮎は骨張ってなくて食べやすい。はらわたも抜いてありました。

ふかほり邸_119
温物 スッポンスープ

すっぽんは本当にうまい。だしが絶品です。

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中皿 野菜スティック

ふかほり邸_118
味噌でいただきます。

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主菜 黒毛和牛ヒレ季節の野菜添え

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肉は、脂っこくなくてやわらかい。

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ご飯 もちきびととうもろこしご飯

ごはんは、炊きたての土鍋で到着です。

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味噌汁も一緒に到着。

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ごはんは、もちむぎともろこしが丁度よくまざって甘くおいしいです。

ふかほり邸_125
デザート 桃のシャーベット

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食後の飲み物は、コーヒー・紅茶・りんごジュース・甘酒 からの選択。
りんごジュースにしました。

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土鍋のごはんがあまったら、
おにぎりにして持たせてくれました。

ふかほり邸の夕食は美味しい。
添加物や化学調味料を使わない天然の調理なのに、うまみが力強い出汁。
一品ずつ温かく提供されて丁寧な仕事をしています。

ふかほり邸_137
薄暗くなった中庭を通り、部屋に戻ります。

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夜を過ごす施設はありませんので、早々にベッドにもぐりこんで就寝。
おやすみなさい。


ふかほり邸 朝食


翌朝。
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よく晴れた朝です。

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部屋の露天風呂で朝風呂を。

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ふかほり邸の朝食時間は、8時/8時半/9時からの選択です。
朝食会場も、夕食と同じく母屋の食事処。

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個室の部屋は夕食と同じ場所。
窓の外から蝉の声。

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最初のセット。

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ごはんはお釜で到着。

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炊きたての十六雑穀米です。

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全部そろいました。

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りんごとにんじんのジュース

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サラダ

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切り干し大根、ほうれん草、もずく
お漬物、豆腐 青唐辛子味噌、明太子

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海苔は炭火であぶります。

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卵かけご飯。
生卵が苦手な方は、目玉焼き、ゆで卵にもしてもらえます。

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温かいものとして、出汁巻きと、

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焼きしゃけ。

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しじみの味噌汁

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十六雑穀米

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お釜のご飯は、余ったらおにぎりにしてもらうことが可能ですが、

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全部いただきました。

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デザート 梨

朝食後の飲み物は、
コーヒー、紅茶(レモングラスのハーブティー)、りんごジュース、甘酒(温・冷)からの選択。
黒米の甘酒でお願いしました。

ふかほり邸の朝食は、やさしい和食。
おだやかかな朝を迎えられます。

ふかほり邸の食事は、けっこう自然食品の自社(ベストアメニティ)製品が使われている感じ。
あらためて売店を覗いてみたら、
ふかほり邸_168
甘酒

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しょうゆ

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もち麦

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雑穀ぜんざい

多くの自社製品が、お着きの菓子・夕食や朝食で提供されていました。
ふかほり邸は、ベストアメニティ社のプロモーションの場にもなっているようです。

ふかほり邸 周辺観光


ふかほり邸_173
精算は母屋のフロントにて。

ふかほり邸_177
お土産に十六穀米をくれました。

ふかほり邸_165
帰りも、西鉄の大善寺駅と、JR鹿児島本線の西牟田駅、荒木駅 に送迎してくれます。

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JR西牟田駅に送迎してもらいました。

ふかほり邸は、旧邸を旅館にしたことから、周囲はのどかな郊外の住宅地。
観光スポットはありません。

ふかほり邸_179
最寄駅の西牟田駅から鹿児島本線に乗り、

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2駅行くと、久留米駅。
ブリヂストン創業の地であり企業城下町。駅前に大きなタイヤのオブジェが置いてありました。

ふかほり邸_184
久留米は、本当の城下町でもあり、有馬家久留米藩の久留米城があります。
いまは篠山神社と有馬記念館になっています。

ふかほり邸_180
そして、とんこつラーメンの発祥は久留米。
有名店の大砲ラーメン本店に行ってみました。

ふかほり邸_181
大砲ラーメン本店のラーメン。
久留米らしい豚骨のにおいが強いラーメンでした。

ふかほり邸_186
久留米観光を終えて久留米駅から次の宿泊先 嬉野温泉 嬉野八十八 に向かいました。


ふかほり邸 まとめ


ごはんがおいしい旅館。全6室の離れだけの宿なので、静かに滞在することができます。
温泉は、郊外の住宅地にあるにもかかわらず、硫黄のにおいのある成分の濃い温泉。
大浴場でゆったりしたくなる。
滞在中も適度にほっとかれる感じが肩肘を張らなくてよいです。
今後、部屋を増設されるのだとか。予約の取れない宿ですが、少し取りやすくなるかもしれません。


★「ふかほり邸」(九州/久留米) ブログ
★「ふかほり邸」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「アルカナイズ」(伊豆/湯ヶ島温泉)
 「金谷リゾート箱根」(箱根/仙石原温泉)
 「ATAMI海峯楼」(伊豆/熱海温泉)
 「明神館」(信州/扉温泉)
 「フラノ寶亭留」(北海道/富良野)
 「竹泉荘 CHIKUSENSOU ONSEN」(東北/遠刈田温泉)
 「べにや無何有」(北陸/山代温泉)
 
ふかほり邸
料金・基本情報はこちら ▶ ふかほり邸


旅館・ホテルランキング

伊豆高原、大室山の麓にある限定6室の宿、お宿うち山に行ってきました。
お宿うち山_62
朝食が美味しい宿としてテレビでも取り上げられる旅館。楽しみにしての訪問です。


お宿うち山 アクセス


お宿うち山_1
東京駅から特急踊り子で2時間。

お宿うち山_2
伊豆高原駅に到着です。

お宿うち山_3
伊豆高原駅からはタクシーで10分。

お宿うち山_4
お宿うち山に到着です。

お宿うち山_61
お宿うち山に到着です。

お宿うち山_60
にじり口のような戸から作務衣姿のスタッフが出てきて、

お宿うち山_59
館内へ案内されます。

お宿うち山_7
ロビー。
お宿うち山のパブリック空間はここだけ。

お宿うち山_10
香がただよう空間。

お宿うち山_9
お土産も売っています。

お宿うち山_58
ロビーの階段を上ると、吹き抜けの2階に本棚。
温かい空気が上に上がってくるので、もわっとする空間です。

お宿うち山_8
フロントも立ち寄らず、そのまま部屋に案内されます。


お宿うち山 部屋


お宿うち山_16
お宿うち山の部屋は全6室。すべて離れになっています。

お宿うち山_17
本日の部屋、われもこう。
メゾネット形式和洋室 雪タイプ 81㎡。

お宿うち山_19

玄関から。

お宿うち山_57
スリッパの用意もありますが、そのまま裸足で入室します。

お宿うち山_43
部屋にただようのは茶香炉のかおり。

お宿うち山_20
ふすまを開いて、

お宿うち山_21

部屋に入ります。

お宿うち山_22
1階の和室10畳。

お宿うち山_24
生け花。

お宿うち山_13
チェックインは部屋にて。宿帳に記入します。

ここで仲居さんから部屋の説明があります。
部屋の温泉は、内風呂39度、露天風呂40度と細かく調整されているそうです。

お宿うち山_14
お着きの菓子。
お茶は掛川の深蒸し茶。

お宿うち山_15
菓子は、恵那川上屋の栗観世。
栗きんとんが中に入っている水まんじゅう。

お宿うち山_55
部屋の鍵。

お宿うち山_25
広縁には、

お宿うち山_34
寝っ転がるためのソファ。

お宿うち山_27
洗面台と、

お宿うち山_28
タオル。

お宿うち山_31
こちらには飲み物。

お宿うち山_29
冷蔵庫。

お宿うち山_33
冷蔵庫は、プランによって無料。
ビール(アサヒ、エビス、キリン)×2、日本酒出羽桜、梅酒、天然水×2、C.C.Lemon、DAKARA、お茶、烏龍茶。
これが全部フリーです。

お宿うち山_32
ネスプレッソ。
カプセルは20種類。こんなに多種を置いている旅館は初めて見ました。

お宿うち山_30
茶器もおしゃれ。

お宿うち山_23
1階の和室を反対から。

お宿うち山_35
DVDプレーヤー。
DVDの貸し出しは無いので持参が必要。

お宿うち山_36
お宿うち山は、今どき珍しい喫煙可のため、灰皿もありました。

お宿うち山_39
浴衣、フリースマント。

お宿うち山_42
では、階段で2階に上ってみます。

お宿うち山_44
2階は、ベッドルーム。



お宿うち山_46
パジャマ。

お宿うち山_47
CDプレーヤー。
CDの貸し出しは無いので持参が必要。

お宿うち山_48
窓から見えるのが露天風呂。

お宿うち山_49
脱衣場。

お宿うち山_50
タオル、バスタオル、アメニティ。

お宿うち山_52
内風呂と洗い場。
内風呂は、身体を縮こませて入るほど小さめ。

お宿うち山_53
露天風呂。
写真だと縦に長いように見えますが、実際はほぼ正方形。
小さくて足は伸ばせません。

お宿うち山_54
露天風呂からの景色は、遠くに相模灘。


お宿うち山 夕食


お宿うち山_37
お宿うち山の夕食時間は、18時から又は18時半から。部屋食です。
時間になると、テレビ台の下にある内線が鳴り、仲居さんが準備に来ます。

お宿うち山_65
最初のセット。

お宿うち山_75
お宿うち山 ドリンクメニュー 1/5

お宿うち山は、十四代や新政、飛露喜といった全国の希少な日本酒がラインナップ。
全6室の旅館でこの品ぞろえは異常に豊富。消費しきれているのか心配になるくらいです。

お宿うち山_76
お宿うち山 ドリンクメニュー 2/5

お宿うち山_77
お宿うち山 ドリンクメニュー 3/5

お宿うち山_78
お宿うち山 ドリンクメニュー 4/5

お宿うち山_79
お宿うち山 ドリンクメニュー 5/5

お宿うち山_83
飲み物は、田酒ではじめます。

お宿うち山_67
食前酒は磯自慢。
静岡の地酒です。

お宿うち山_74
座附 車海老と雲丹の琥珀寄せ
   鮎の一夜干し
   太刀魚南蛮漬け 生湯葉生山葵
   白セロリお浸し
   順才とオクラのゼリー酢

お宿うち山_68
座附 車海老と雲丹の琥珀寄せ

お宿うち山_69
   鮎の一夜干し

お宿うち山_70
   太刀魚南蛮漬け

お宿うち山_71
   生湯葉生山葵

お宿うち山_72

   白セロリお浸し

お宿うち山_73
   順才とオクラのゼリー酢

お宿うち山_80
続いてのお椀。

お宿うち山_81
御椀 鱧葛叩き 清まし仕立て
   翡翠茄子 梅肉 防風

つつましい味付けながらうまみを感じる。比較的好きな味です。
鱧の背は固い。

お宿うち山_85
続いて、造里が来ました。
醤油に、海苔を醤油で炊いたもの、伊豆の天然塩が付けあわせ。

お宿うち山_87
造里 黒むつ 金目鯛 あおり烏賊
   伊佐木 海苔醤 天城産山葵

肉厚な伊佐木がおいしい。上質なハムみたいな食べ応えです。

お宿うち山_88
冷鉢 冷製炊合せ
   冬瓜 南瓜 小芋
   蒸し鮑 蓮芋 振り柚子

お宿うち山_89
強肴 賀茂茄子と静岡そだち牛の田楽
   アスパラガス 白髪葱 針辛子

これ美味しい。味噌と牛肉と茄子がマッチしています。

お宿うち山_90
留肴 毛蟹 もずく 叩き芋
   芽葱 土佐酢

お宿うち山_91
最後にごはん。

お宿うち山_92
食事 鰻小丼 実山椒
留椀 地海苔 赤出汁
香の物 お宿のぬか漬けと旬のもの

地海苔の赤出汁、うま。

お宿うち山_94
食事と留椀はおかわり可。もちろんお願いしました。
違う茶碗で到着。

おかわりにもちゃんと鰻がのっています。
おかわりの量予測はつかないのでしょうけど、どのくらい焼いているのでしょうね。

お宿うち山_95
水菓子 静岡県産ぐり茶のプリン
    白玉 小豆

スプーンを置く竹は凍らせてありました。

お宿うち山の夕食は、
粛々と出てくる正統な和食。いずれも高級感のある内容でした。
朝食で有名な宿でありますが、夕食を含めた和食を目的にできる宿です。

お宿うち山_96
お宿うち山は、館内にも周辺にも夜を過ごす施設はありませんので、
早々にベッドにもぐりこみます。
おやすみなさい。


お宿うち山 朝食


翌朝。
お宿うち山_99
うぐいすの声が聞こえる朝です。

お宿うち山_101
お宿うち山の朝食時間は、8時半から又は9時から。
10分前にベッド横の内線が鳴りました。
1階に係が準備に入ってきますが、2階のベッドに寝転がりながら準備を待ちます。

お宿うち山_102
朝食の最初のセット。
新聞も持ってきてくれます。

お宿うち山_103
最初の品は、木箱で運ばれてきました。

お宿うち山_120
食事が全部揃いました。

お宿うち山_122
蓋を開けて。

お宿うち山_104
木箱の中には、ご飯のお供。
玉子焼き、じゃこ天、牛肉の煮込み、魚の甘辛煮、
しそわかめ、山葵海苔、大根のお浸し、自家製豆腐、しらす

お宿うち山_110
白身魚と赤身魚の海苔巻き。
ごはんではなく、海苔以外は魚でできている一品。

お宿うち山_114
香の物

お宿うち山_111
サラダは、オリーブオイルと塩で。

お宿うち山_113
金目鯛の西京焼き。
温かい状態での提供です。

お宿うち山_117
茶碗蒸し。
こちらも温かい。

お宿うち山_115
さあ、お宿うち山 朝食の名物 のオープンです。

お宿うち山_116
お宿うち山 朝食の名物 鮑のあんかけ

土鍋でぐつぐつ煮立った状態での提供。

お宿うち山_119
ごはんは釜で到着。

お宿うち山_118
釜炊きのきれいなごはんです。

お宿うち山_124
ここに鮑のあんかけをかけて、

お宿うち山_125
あんかけ丼にして頂きます。

お宿うち山_126
鮑のあんかけと釜のごはんは、

お宿うち山_127
全部頂きました。

お宿うち山_128
デザート
ヨーグルト オレンジジュレ はちみつ やまもも

お宿うち山_129
食後はコーヒーか紅茶。紅茶をお願いしました。

お宿うち山の朝食は、
名物「鮑のあんかけ」を食べれたという印象。朝食までわくわくが続きます。
魚の身だけで作られた海苔巻きなど、他の料理も美味しいです。

お宿うち山_130
精算は部屋にて。仲居さんが伝票を持ってきてくれます。
一緒に、お土産のタオルをくれました。

お宿うち山_56
それでは、部屋を出ます。

お宿うち山_63
出発の時は、料理人も出てきてスタッフ総出でお見送り。


お宿うち山 周辺観光


お宿うち山_100
お宿うち山は、本当に大室山の中腹。
左手にこんもりとした山が見えます。

周辺観光は、大室山へ。

お宿うち山_131
大室山リフト山麓駅へ。
お宿うち山から徒歩15分程度の距離ですが、
ずっと急な上り坂ですので、タクシーで来た方がよいです。

お宿うち山_132
大室山の山頂駅までリフトで約5分の空中散歩。

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山頂駅から、向こう側の山頂までは遊歩道を歩きます。
山頂遊歩道は1周ぐるっと徒歩20~30分です。

お宿うち山 まとめ


名物の朝食「鮑のあんかけ」がある旅館。
食事は正統な和食で、これも美味しく、食事を目的にできる旅館です。
温泉も部屋、パブリック空間や周辺施設は何もありません。部屋でゆっくりする、をする宿です。

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 「由布院玉の湯」(九州/由布院温泉)
 「料亭旅館やす井」(関西/彦根)
 「石苔亭いしだ」(信州/昼神温泉)


お宿うち山
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