いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

函館・湯の川温泉にある 割烹旅館 若松 に行ってきました。
若松_141
大正期創業の名門旅館。ミシュラン1つ星獲得の宿でもあります。


割烹旅館 若松 アクセス


若松_1
羽田空港からJALで1時間半、函館空港に到着です。

若松_4
函館空港からは路線バスで8分。湯の川温泉バス停に到着です。
東京から2時間もかからずに着く温泉は、実は箱根や伊豆に行くより早いかも知れません。

若松_5
大通り沿いに徒歩2分。
若松に到着です。

若松_79
敷地の外からは人が見当たらず、敷地の中へ進みます。

若松_75
中から様子を見ているのでしょう。敷地に入ったら、ネクタイに羽織りのスタッフが出てきて、
名前を伝えると、お背中の荷物をお預かりしますと受け取ってくれました。
荷物はそのまま部屋に入れてくれます。

若松_71
玄関を入れば、スリッパをどうぞ、靴はお預かりしますと、
老舗のおもてなしが染みついているスタッフが十分に配置されています。

若松_72
外観は趣のある建物ですが、中はリニューアルされて和モダンの空間になっています。

若松_69
よく磨かれた床。フロント前を通り、

若松_91
ロビーに通されます。

若松_9
チェックインは、長い一枚板のテーブルのあるロビーにて。

若松_13
テーブルは、樹齢2500年の台湾檜の一枚板。

若松_7
ここで宿帳に記入します。

若松_10
おうすと若松オリジナル菓子「松のみどり」

若松_12
「松のみどり」は、フランスの伝統焼菓子ダックワーズに抹茶クリームを挟んだ菓子です。


割烹旅館 若松 客室


若松_92
それでは、仲居さんの先導で部屋に進みます。
若松は、本館と新館があり、本日の部屋は新館。

若松_59
エレベーターで、

若松_46
6階へ。

若松_18
本日の部屋、601橘。【新館】和室一間12.5畳。

若松_20
鍵を開けます。

若松_21
踏込から、

若松_22
和室。
和室には、固定式のベッドが据え置かれています。

若松_25
広縁。

若松_28
窓からの景色は、津軽海峡。
荒々しい波の音が聞こえます。

若松_29
右手には、函館山も見えます。

若松_26
広縁にはテレビと金庫。

若松_27
化粧台もあります。

若松_24
和室を反対から。
畳縁の色はあざやかな深緑です。

若松_31
壁掛けのiPad。

若松_32
水回りへは、こちらから回り込みます。

若松_33
水屋。

若松_34
コーヒーの用意があります。

若松_37
茶器もスマート。

若松_35
冷蔵庫には、無料のミネラルウォーター。

若松_40
水回り。

若松_41
アメニティは、若松オリジナルの箱装。

若松_44
浴衣。丹前もたたんであります。

若松_94
それでは、鍵を手に取り、

若松_95
大浴場へ向かいます。


割烹旅館 若松 温泉

大浴場

若松_49
若松の大浴場は2階。男女入れ替えなし。

若松_51
男性は月の湯。

若松_52
脱衣所。

若松_53
洗面台。

若松_54
タオル、バスタオル完備。

若松_55
内風呂。
御影石の石風呂。温泉はなめてみるとまろやかな塩味。

若松_56
洗い場。

若松_57
露天風呂。大理石の露天風呂。

若松_98
津軽海峡が一望です。湯船につかれば、目に入る景色はすべて海と空。

若松_58
すぐ下は砂浜の海岸。
両隣も露天風呂のある旅館で、その先に立ち入りはご遠慮下さいという看板を立てているらしく、海岸には人は見当りません。

貸切風呂

若松_88
若松のホームページにはのっていませんが、
2021年から温泉半露天貸切風呂が新設されています。
45分制。1回目のみ無料、2回目以降は有料。

すぐに予約をお願いしました。

若松_82
予約時間になって、フロントに行くと、鍵を持って案内してくれます。

若松_83
まだ新しい空間。リラックスチェアがあります。

若松_84
タオル、バスタオル完備。

若松_85
アメニティも一式用意があります。

若松_86
掛け流しの半露天風呂。

若松_87
窓の外は、建物に囲まれて眺望はありません。

割烹旅館 若松 館内施設


若松_90
若松にパブリックの施設はありません。

若松_14
以前はラウンジ横にドリンクコーナーがあったそうですが、いまはありませんでした。

若松_17
売店コーナーも無くなっています。
買えるお土産は、若松オリジナル菓子「松のみどり」のみ。

若松_73
若松の玄関前には、湯の川温泉の自家源泉。

若松_74
ぼこっぼこっと湧き立つ音がしています。


若松_78
若松の本館と、右手の黄色い建物が新館(南坊)。
左手の高い建物は、隣のホテルです。

若松_62
館内の写真を撮ってうろうろしていたら、
羽織のスタッフが、階段の上が昭和天皇が泊まられた八千代の間ですとの声をかけてきて、
今日は予約が入っていないのでご覧になりますか、と。
ぜひとお願いしました。

若松_63
本館2階。
本館 特別室 「八千代」12.5畳+10畳+ベッドルーム

若松_68
【八千代】踏込から、

若松_64
【八千代】本間。

若松_65
【八千代】次の間からの窓。

若松_66
【八千代】ベッドルーム。

若松_67
【八千代】内風呂。

八千代の間は、広いものの昔の建物。
若松は、本館より新館のほうが快適かなと感じました。


割烹旅館 若松 夕食


若松の夕食会場は個室食事処。
夕食時間は、17:30/18:00/18:30からの選択です。
若松_173
部屋から個室食事処のある1階に向かおうとしたら、
空のエレベーターが上がってきました。仲居さんが送り込んでくれているみたいです。
エレベーターで1階に着くと、仲居さん勢揃いでお出迎え。

若松_60
本館1階の食事処に案内されます。
本館1階は数年前まで客室として使われていた部屋。いまは食事処専用となっています。

若松_99
本日の夕食会場、松寿。

若松_100
窓から海辺が見える個室になっています。

若松_176
生け花が行けられている床の間。

若松_102
最初のセット。

若松_103
お品書き。

若松_116
割烹旅館 若松 ドリンクメニュー1/6

若松_117
割烹旅館 若松 ドリンクメニュー2/6

若松_118
割烹旅館 若松 ドリンクメニュー3/5

若松_119
割烹旅館 若松 ドリンクメニュー4/6

若松_120
割烹旅館 若松 ドリンクメニュー5/6

若松_121
割烹旅館 若松 ドリンクメニュー6/6

若松_110
飲み物は、獺祭ではじめます。

若松_105
最初の品が運ばれてきました。

若松_104
先付 アスパラ豆腐
    生うに、魚豆
    銀餡かけ

アスパラ豆腐は冷製、すっと入ります。

若松_106
前菜 わらび白和え
   北海縞海老
   小鯛粽寿司
   サーモン鴬巻き
   数の子粕漬け
   笹鰈
   花蓮根
   人参羹
   五月寄せ

若松_107
わらび白和え

若松_109
小鯛粽寿司

ちまきすしです。

若松_108
北海縞海老 サーモン鴬巻き 数の子粕漬け 笹鰈 花蓮根 人参羹 五月寄せ

前菜は、品それぞれが一手間加えられているようように感じて好印象。

若松_111
続いて、お椀とお造りが到着。

若松_113
煮物椀 清汁仕立
     蟹真丈
     つる菜
     人参、生蓴菜
      柚子

つつましい味付けの汁物、ほぼ味がしません。

若松_112
御向 道南の魚介盛り合わせ
    妻一式

たこ、まぐろ、ひらめ、かんぱち。海苔醤油とともに。
刺身のたこは、吸盤を輪切りに切り分けてありました。丁寧な仕事です。
さすが函館。海の幸は美味しいです。

若松_114
続いて、蟹が出てきました。

若松_115
郷魚 毛蟹
    酢立

毛蟹にわしわしと食らいつきます。北海道らしさを感じさせます。

若松_123
続いての蓋物。

若松_124
蓋物 かすべ揚煮
    蝶長芋、人参
    筍土佐煮
    スナップえんどう
     木ノ芽

かすべとは、アカエイのこと。
揚げて煮ることで骨まで食べれるとのことで、
口に入れると、さくさくなのかしゃきしゃきなのか独特の食感。
山椒がきいています。

若松_125
焼肴 桜鱒木ノ芽焼き
    ローストビーフ
    京唐菜
    酢取り茗荷

若松_127
ローストビーフ ふわっとうまいソースです。

若松_126
桜鱒 温かくて美味しい。

若松_128
御飯は、お釜で到着。

若松_129
茎ごぼう御飯。

若松_130
よそってもらって。

若松_131
香物
止椀 網走蜆
御食事 茎ごぼう御飯
    北海道産「きたくりん」

止椀のしじみ汁、これはうまい。山椒がきいています。

若松_132
香の物。

若松_133
お釜の御飯はぜんぶいただきました。

若松_134
水菓子 季節の物

パイナップルのババロア、自家製ようかん、いちご、グレープ、メロン

若松の夕食は、伝統的な和食。京料理の流れも感じる気品の良さ。
どの品もひと手間加えられた、いい仕事しています。


割烹旅館 若松 夜の過ごし方


若松_135
若松には、バーなど夜を過ごすための施設はありません。

せっかく函館に来たなら、日本三大夜景を見に行きましょう。
フロントに函館山への行き方を聞いたら、
タクシー往復+ロープウェイ往復がセットの定額で手配できるとのことで、お願いをしました。

若松_138
湯の川温泉からロープウェイ山麓駅までは、タクシーで約20分。

若松_139
そこからロープウェイで3分の空中散歩です。

若松_140
日本三大夜景、函館山からの夜景。
100万ドルの夜景です。

若松_141
帰りもロープウェイで下り、待ってくれてたタクシーに乗り、湯の川温泉に戻りました。

若松_143
若松に着いたら、大浴場でひと風呂浴びて冷えた身体を温めて、部屋に戻ります。

部屋の窓からの景色。右手の山に斜めの光の線があるのが、函館山です。

若松_142
部屋に戻ってベッドにもぐり込み、

若松_151
おやすみなさい。


割烹旅館 若松 朝食


翌朝。
若松_145
日の出の津軽海峡です。
若松は南向きに建っているので、明るく日が差し込んできます。
左前方には下北半島が見通せました。

若松_152
朝食時間は、7:00/7:30/8:00/8:30からチェックイン時に選択。
朝食会場は、夕食と同じ本館1階の松寿です。

若松_153
最初のセット。

若松_154
仲居さんが重箱で持ってきて、並べられていきます。

若松_155
全部揃いました。

若松_157

蓋を開いて。

若松_158
ドリンクは青汁のような色の野菜ジュース。
ほうれん草、セロリ、キャベツ、人参、りんご、牛乳、はちみつ
どろっと青くさいが飲みやすいジュースです。

若松_159


若松_160
豆腐

若松_161
アメーラトマト

若松_162
ふくら大豆 納豆

若松_163
自家製イカの塩辛

若松_166
鹿部町のたらこ 岩海苔とくらげを混ぜた佃煮
ツナサラダ 小松菜と油揚げの煮浸し

若松_167
ほっけ、玉子焼き

まだ温かい状態で提供されました。

若松_165
いかの足を使ったイカ団子

まだほのかに温かいです。

若松_168
茶碗蒸し

底に梅が一欠片入っていました。

若松_172
ごはんのおかわりは、おひつから自分で。

若松_169
味噌汁。

若松_171
香の物。

若松の朝食は、伝統的な和食。
ちゃんと温かい料理が提供されて、ほっとします。


割烹旅館 若松 翌朝


若松_174
若松の部屋にいると、たまに飛行機の音がします。
ちょうど旅館の上あたりが函館空港からの飛行航路のようで、
飛行機がまっすぐ海の方へ飛んでいきます。

若松_147
チェックアウトは、フロントにて。

若松_149
宿泊代金に加えて、入湯税のほか、若松では燃料サーチャージとして1000円がかかります。
また、支払いは現金は不可。カードかQR決済のみです。

若松の経営は、1世紀近く経営していた元々の経営者から、函館の洋菓子店ペシェ・ミニヨンの傘下を経て、いまは台湾資本のオーナーの経営であるとのこと。

精算のあたりは、その感じが出ていますね。

若松_148
出発のときには、羽織りのスタッフが靴を用意して、すっと靴べらを出してくれます。
スタッフは、昔からの人が多いとのこと。サービスは老舗のそれでした。

若松_80
若松を後にして、次の宿泊先、望楼NOGUCHI函館に向かいました。

割烹旅館 若松 まとめ


さすが函館を代表する老舗旅館。昔ながらのおもてなしが維持されています。
料理は一工夫のある伝統的な会席料理。
変わらない和旅館を求める人におすすめです。

★「割烹旅館 若松」(北海道/湯の川温泉) ブログ
★「割烹旅館 若松」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「柊家旅館」(関西/京都)
 「料亭旅館やす井」(関西/彦根)
 「石葉」(箱根・湯河原/湯河原温泉)
 「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)
 
割烹旅館 若松
料金・基本情報はこちら ▶ 割烹旅館 若松


旅館・ホテルランキング

南房総・館山にある 花しぶき に行ってきました。
花しぶき_155
漁船を自家保有する網元の旅館。魚を楽しみにしての訪問です。



花しぶき アクセス

花しぶき_2
東京駅から高速バスで2時間、館山駅に到着です。
電車は、館山駅への東京駅からの特急さざなみがありましたが、アクアライン経由の高速バスに客を奪われて、いまは廃止となりました。

花しぶき_3
館山駅からは送迎バスがありますが、前日までの予約制。
この日は路線バスで向かうことにします。

花しぶき_5
館山駅西口から路線バスで約20分。安房塩見バス停に到着です。
バス停の目の前には、花しぶきグループホテルの THE SHINRA 森羅 があり、
花しぶきは、看板の矢印に従って、左手に向かいます。

花しぶき_158
民家の間の細道を歩いて行くと、花しぶきの建物の頭が見えてきました。

花しぶき_157
民家の裏が入り口になります。


花しぶき_156

花しぶきに到着です。

花しぶき_61
小さなのれんの門をくぐり、

花しぶき_8
玄関に至ります。

花しぶき_10
玄関を入り、

花しぶき_9
上がりかまちの先は畳敷き。
スリッパを履いて進みます。

花しぶき_11
フロントの先に、ラウンジ。

花しぶき_12
ラウンジでチェックイン。
花しぶきチェックインは15:00です。


花しぶき_65
15:00まで日帰り入浴を受け入れているようですが、他の客は見当たりませんでした。

ついでにスタッフも見当たりません。人手不足でしょうか。

花しぶき_27
通り抜けようとしたスタッフに声をかけて、チェックインをお願いしました。
宿帳に記入します。

花しぶき_20
女性には色浴衣のサービスがあるようです。

花しぶき_21
こちらは、大きなサイズの浴衣。

花しぶき_74
スタッフによる部屋への案内はありません。
鍵を受け取り、自分でエレベーターに進みます。


花しぶき 部屋

花しぶき_77
客室へはエレベーターで、

花しぶき_29
2階へ。

花しぶき_30
本日の部屋、201。
オーシャンビュー和室「花」タイプ。和室10畳。

花しぶき_31
踏込から、

花しぶき_32
和室10畳。

花しぶき_33
和室を反対から。

花しぶき_35
部屋菓子は、華まめ。

花しぶき_34
広縁。
窓からの景色は、東京湾です。

花しぶき_37
冷蔵庫。
ミネラルウォーターは無料サービス。

花しぶき_43
丹前と浴衣、足袋。

花しぶき_42
タオル、バスタオルは大浴場に持参です。

花しぶき_39
水回り。

花しぶき_78
それでは、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。


花しぶき 大浴場

花しぶき_44
大浴場は2階。

花しぶき_46
屋外の吹き抜けの渡り廊下を進みます。

花しぶき_47
スリッパのクリップ。
部屋名で用意されています。

花しぶき_50
大浴場は、男女入れ替えなし。

花しぶき_49
湯上がり処には、デトックスウォーターが用意されていました。
宿ホームページに写真のあるヤクルトはありませんでした。

花しぶき_51
脱衣場。
タオル、バスタオルは部屋から持参です。

花しぶき_52
内風呂。

花しぶき_53
洗い場。

花しぶき_54
露天風呂。
隣の敷地は民家で、眺望があるわけではありません。

花しぶき_56
湯上がり処では、15時~18時に、湯上がり後の5分間足裏マッサージサービスがありました。足袋持参・入浴後との説明。
マッサージの販売促進でしょうか。20時以降は有料の指圧マッサージが予約できるようです。


花しぶき 貸切露天風呂

花しぶきには、有料の貸切露天風呂もあります。
チェックイン後の予約ですが、申し込んでみました。
予約時間の3分前にフロントへ。
花しぶき_66
貸切露天風呂は、離れにあります。
道路を挟んだ反対にある離れへ、スタッフの先導で進みます。

花しぶき_67
貸切露天風呂は2つ。月の湯、星の湯。
今日の予約は、月の湯です。

花しぶき_68
個室の建屋と、その先に露天風呂。

花しぶき_69
着替え用の個室は、座布団に座ってくつろげるスペース。

花しぶき_70
貸切露天風呂は、タオル、バスタオル完備です。

花しぶき_71
冷蔵庫のドリンクは有料。

花しぶき_72
露天風呂は、洗い場付き。

花しぶき_73
源泉掛け流しの表示の露天風呂。
温泉は、なめてみると、しょっぱいほどではないけれどナトリウム感がありました。

板塀の裏は、花しぶき別邸 雫花 と、花しぶきの駐車場。
車が到着して、バタンバタンと扉を閉める音がよく聞こえてきました。


花しぶき ラウンジ

花しぶき_13
宿に戻り、ラウンジでは、
時間替わりの無料ドリンクサービス。

花しぶき_15
ジュースに、

花しぶき_18
コーヒー、お茶各種。

花しぶき_19
こちらはビールサーバー。18時までの設置。
チェックイン時にスタッフが「ビールは一杯目から有料です」と懸命に説明してました。
以前は、一杯のみ無料サービスであったのが変更になったようです。

花しぶき_17
加えて、15時~18時までは、お菓子。
土産菓子の贅沢ピーカンナッツ・楽花づつみ。

花しぶき_131
夕食後の時間は、お菓子が撤去されて、代わりにハーブティー。

花しぶき_132
6種類のハーブティーが用意されています。

花しぶき_139

翌朝は、ヨーグルト。

花しぶき_140
ヨーグルトにはハチミツを添えて。

花しぶき_14
ラウンジには暖炉もあり、一人一人でゆっくり過ごせるようになっています。


花しぶき 館内施設

花しぶき_58
花しぶき館内図。
花しぶきは17室の小さな旅館。館内施設も1階にこじんまりとあります。

花しぶき_26
オープンテラス。

花しぶき_22
小さなライブラリー「花しずか」。

花しぶき_24
観光案内を中心に、いくつかの読み物が置いてありました。

花しぶき_59
お土産処。
花しぶき_75
宴会場もありました。


花しぶき 夕食

花しぶきの夕食時間は、ホームページではフリータイムシステムと書いてありましたが、
チェックイン時の説明で、18:00~18:30のなかでお越しくださいとの指定でした。
前半18:00~18:30、後半18:30~19:00、のなかから、宿から指定されます。
花しぶき_80
料亭ダイニング 花つばき。

花しぶき_81
ダイニングの入口には、大きないけすがあります。

花しぶき_82
いけすには、伊勢海老もいますが、こちらは別注料理。

花しぶき_83
スタッフに導かれて、はじめに、いけすで貝のチョイス。
ハマグリかボンビノス。ハマグリを選びました。

花しぶき_84
続いて、ファーストドリンク無料サービスのチョイス。
ミニビール、サングリア、ウーロン茶、青りんごスカッシュのなかから。

花しぶき_85
鮑がいる水槽もありました。

花しぶき_86
本日の席は、半個室のこちら。

花しぶき_90
扉が閉まるプライベート空間と、外の景色の両立となっています。
BGMはバイオリンとハープの音楽。

花しぶき_89
最初のセット。
スタッフは、外国人だが気立てよし。滴った雫をふいたりと。
ぼーっとした日本人スタッフよりよっぽどいいです。

花しぶき_95
呼び出しボタンで業務効率化をしています。

花しぶき_92
お品書き。

花しぶき_91
無料サービスのファーストドリンクが届きました。
ミニビール。ほんとうに一口サイズです。

花しぶき_100
花しぶき ドリンクメニュー1/6

花しぶき_101
花しぶき ドリンクメニュー2/6

花しぶき_102
花しぶき ドリンクメニュー3/6

花しぶき_103
花しぶき ドリンクメニュー4/6

花しぶき_104
花しぶき ドリンクメニュー5/6

花しぶき_105
花しぶき ドリンクメニュー6/6

花しぶき_93
先付け 白芋茎酒盗餡かけ
    うすいと蛍烏賊の酢味噌掛け 五色霰

花しぶき_94
チョイスメニューは、テーブルの鍋で火にかけます。

花しぶき_106
貝の酒蒸し

チョイスメニューのはまぐりです。

花しぶき_107
器に取ってくれます。

花しぶき_108
夕食の間に、窓の外はだんだんと夕暮れ。

花しぶき_97
続いて、網元の旅館の名物、刺身盛が来ました。

花しぶき_99
造り 旬の朝採れ鮮魚の盛り合わせ

刺身は、さざえ、めだい、ひらまさ、あえさき、かつお、たちうお、もんごういか。
山盛りの刺身。高級旅館の繊細なお造りというより、粗く切った漁師料理のような感じです。

花しぶき_98
花しぶきリゾートオリジナルの、刺身しょうゆ、ポン酢しょうゆとともに。

花しぶき_112
焼物八寸
 スッポン茶碗蒸し
 桜海老糝薯 楤の芽
 セロリ酒粕和え
 蓬麩田楽 鶏松風 トマトカステラ
 鰆の柚庵焼き

花しぶき_115
スッポンの茶碗蒸しは、卵の殻を器にして。

花しぶき_116
桜海老しんじょ。
作りたてでは無い。ふにゃっとしてぬるめです。

花しぶき_113
柚庵焼きもぬるめ。他は冷たいです。

花しぶき_117
煮物 大根のダルマ烏賊の田舎煮

冷え切っている煮物です。

花しぶき_120
台物 国産牛の豆乳しゃぶ
    彩り菜 つけだれ

花しぶき_121
国産牛。

花しぶき_122
豆乳鍋に具材を投げ込んで、

花しぶき_123
つけだれで頂きます。
肉は柔らかくて美味しい。

花しぶき_124
最後にごはんが届きました。

花しぶき_125
食事 桜海老の炊き込み御飯
    止め椀 三州仕立て
     香の物

花しぶき_126
小さなおひつのご飯は、

花しぶき_127
全部いただきました。

花しぶき_128
デザート。

花しぶき_130
水菓子 桜シフォンケーキ
     館山産苺

花しぶきの夕食は、山盛りの刺身が名物ということにつきます。
ワゴンサービスの料理があると聞いていましたが、この日はありませんでした。

花しぶき_135
夕食後は、ロビーでハーブティーをいただき一服。

花しぶき_133
部屋に戻り、敷かれた布団にもぐりこみ、

花しぶき_134
おやすみなさい。


花しぶき 朝食

翌朝。
花しぶき_141
北向きの部屋ながら、明るい光が入り込む朝です。
東京湾が一望。穏やかな波の音が響きます。

花しぶきの朝食時間は、8:00、8:15、8:30のなかから、
前日夕食の終わりに時間指定。

花しぶき_142
朝食会場は夕食と同じく 料亭ダイニング 花つばき。
朝食の席は、こちら。

花しぶき_143
最初のセット。

花しぶき_146
温かいものが運ばれてきて、全部そろいました。

花しぶき_148
マンゴージュース、リンゴジュース。

花しぶき_147
サラダ、おひたし、焼海苔、梅干、玉子焼き。

花しぶき_149
蟹の味噌汁。

花しぶき_152
なめろう。

花しぶき_153
なめろうは、すり鉢で自分で作ります。

花しぶき_154
ぐるぐるすり回して、できあがり。
そのまま出されるより、ちょっと楽しいです。

花しぶき_150
焼き魚は鯖。
焼きたてでの提供。すごく脂ののった焼き鯖です。

花しぶき_145
そして、金目鯛の煮付けが丸々一尾。
ほっかほか。身を取って、ばくばくと食らいつきます。

花しぶき_151
フルーツは、オレンジとパイン。

花しぶきの朝食は、魚たっぷり。
脂ののった焼き鯖、金目鯛の煮付け一尾。
自分で作るなめろう、蟹の味噌汁。
海の幸がたくさん。印象に残る朝食でした。


花しぶき 翌朝

花しぶき_159
花しぶきのチェックアウトは10:30まで。
フロントで精算します。

花しぶき_64
靴を出してもらって、出発します。

花しぶき_160
送迎は9:15、10:35の2便。チェックイン時に予約します。
グループホテルの THE SHINRA 森羅 を経由して、館山駅に向かいます。

花しぶき_167
館山駅より、高速バスで東京への帰路につきました。


花しぶき まとめ

魚の宿です。朝食が特徴。
事前情報と比較すると、全体的にサービスがカットされている感は否めませんが、
朝食は魚たっぷりで満足感あり。終わりよければすべてよしを体現しています。

★「花しぶき」(房総/たてやま温泉郷) ブログ
★「花しぶき」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「洲の崎 風の抄」(房総/たてやま温泉郷)
 「草津温泉 望雲」(群馬/草津温泉)
 「本陣平野屋花兆庵」(東海/飛騨高山温泉)
 
花しぶき
料金・基本情報はこちら ▶ 花しぶき


旅館・ホテルランキング

↑このページのトップヘ