いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

福島県の磐梯熱海温泉 四季彩一力 に行ってきました。
四季彩一力_23
会津観光の拠点となる、女将さんが有名な大正7年創業の老舗旅館です。

四季彩一力_2
東京からは東北新幹線で郡山駅まで1時間半。

四季彩一力_4
磐越西線に乗り換えて15分あまり、

四季彩一力_31
磐梯熱海駅に到着です。

四季彩一力_5
四季彩一力は、磐梯熱海駅からは徒歩4分の距離ですが、
事前電話で送迎もお願いすることができます。

四季彩一力_28
車で1分ほど。四季彩一力に到着です。

四季彩一力_29
四季彩一力の表看板。

四季彩一力_27
玄関を入り、

四季彩一力_26
右に曲がり、

四季彩一力_24
フロントで宿帳を記入。

四季彩一力_6
クラシックBGMの流れるロビーの席に案内されます。

四季彩一力_22
日本庭園に面したロビー。

四季彩一力_8
ウエルカムドリンクは抹茶。
お菓子は、さつまいも入りようかんが一欠片。

四季彩一力_7
ここで館内の説明がされます。

四季彩一力_65
四季彩一力の館内図。
四季彩一力は、萩の倉 と 湯の倉 の2棟がありますが、今日は少しグレードの高い棟、萩の倉 です。

四季彩一力_21
それでは部屋に案内されます。
館内をすすみ、

四季彩一力_38
エレベーターで、

四季彩一力_39
4階へ。

四季彩一力_40
クラシックBGMの流れる廊下を進み、

四季彩一力_41
本日の部屋、408。
萩の倉 和室12.5畳。

四季彩一力_42
扉を入り、

四季彩一力_44
踏込から、

四季彩一力_45
和室。

四季彩一力_46
和室を反対から。

四季彩一力_49
部屋のお菓子は、温泉まんじゅう。

四季彩一力_50
かたわらには、コーヒー。

四季彩一力_47
広縁の窓は簀戸。

四季彩一力_48
窓からは日本庭園。
庭園の先には、接するように磐越西線が走っています。
1時間に上り下り計2本のローカル線の走る音がこだまします。

四季彩一力_51
ミネラルウォーターとお茶の用意があります。冷蔵庫は空。

四季彩一力_54
水回りとお手洗。

四季彩一力_53
内風呂。

四季彩一力_9
浴衣は2枚の用意。タオル、バスタオルは部屋から持参です。

四季彩一力_100
では、鍵を手に取り、

四季彩一力_55
大浴場に向かいます。

四季彩一力_10
大浴場は、男女入れ替え無し。

四季彩一力_19
入口と脱衣場は2ヶ所。中で露天風呂を通じてつながっています。
まずは、ぬる湯。

四季彩一力_11
脱衣場。

四季彩一力_12
四季彩一力こだわりの源泉かけ流し「ぬる湯」。
足を突っ込むと、ぬるいどころか冷たくて水風呂感覚。
温泉の効能でぽかぽかと体の芯から温まるとの案内を信じて、
我慢して肩までつかってみましたが、結局、肺まで冷たくなりました。寒い。
泉質は、かすかにぬるっとした温泉です。

四季彩一力_14
露天風呂は、あたたかい温泉。

四季彩一力_16
露天風呂を通り抜けると、
熱めの温泉、雪ぼうし。

四季彩一力_17
サウナもあります。

四季彩一力_15
雪ぼうしの脱衣場。

四季彩一力_70
さて、四季彩一力の館内には、土産処や、

四季彩一力_66
二次会用の居酒屋。喜多方ラーメン提供と、

四季彩一力_69
クラブがあります。

四季彩一力_67
四季彩一力は、福島県への行幸の際に利用され、著名人の宿泊も多くあります。
2015年にはウィリアム王子が安倍晋三首相とともに宿泊。
廊下には、色紙の数々。右上には安倍晋三首相の色紙。

四季彩一力_33
日本庭園を散策してみます。

四季彩一力_35
日本庭園から見て、
左手の土壁色の建物が、萩の倉。右手の白い建物が、湯の倉。
湯の倉は、いまは客を入れていないそうです。ということは、湯の倉を予約すると自動的にグレードアップ?でしょうか。

四季彩一力_25
玄関で下駄を借りて、旅館の外にも出てみます。

四季彩一力_125
磐梯熱海温泉は、旅館が点在する温泉地。散策する温泉街はありません。
海からは遠く離れているのに、なぜ熱海というかと、
この地の領主となった源頼朝の家臣、伊東祐長が故郷の伊豆にある熱海温泉から名付けたそうです。
いまも住所は、頭に磐梯をつけず、郡山市熱海町です。

四季彩一力_32
磐梯熱海駅から四季彩一力までは徒歩4分程度。
散策から四季彩一力に戻ります。

四季彩一力_74
さて、夕食の時間となりました。
夕食時間は、18時、19時からの選択。

四季彩一力_75
食事会場は、1階と2階にいくつかありますが、
今日の会場は、2階 料理茶屋 樹庵。

四季彩一力_97
スタッフは、仲居姿の和装の女性と、茶衣着の女性。

四季彩一力_76
席は庭園の窓に面したこちら。

四季彩一力_77
最初のセット。

四季彩一力_78
フェルトの前掛け。

四季彩一力_56
四季彩一力 ドリンクメニュー1/9
四季彩一力のドリンクの種類は豊富。地酒はもちろんですが、ワインのラインナップが多いのが特徴です。

四季彩一力_57
四季彩一力 ドリンクメニュー2/9

四季彩一力_58
四季彩一力 ドリンクメニュー3/9

四季彩一力_59
四季彩一力 ドリンクメニュー4/9

四季彩一力_60
四季彩一力 ドリンクメニュー5/9

四季彩一力_61
四季彩一力 ドリンクメニュー6/9

四季彩一力_62
四季彩一力 ドリンクメニュー7/9

四季彩一力_63
四季彩一力 ドリンクメニュー8/9

四季彩一力_64
四季彩一力 ドリンクメニュー9/9

四季彩一力_82
なんと、幻の日本酒 飛露喜 があったので、注文しました。
地元、福島県の会津坂下町の酒蔵です。
口あたりは辛口ながら、後からくるフルーティーな甘み。いい酒です。

四季彩一力_83
お品書き。

四季彩一力_79
食前酒は白ワイン。

四季彩一力_80
前菜 会津みしらず柿釜盛り 柿の白和え
   えごま豆腐
   子持ち鮎の有馬煮

濃い味の有馬煮、酒がすすみます。

四季彩一力_84
続いては、土瓶蒸し。

四季彩一力_85
椀替 土瓶蒸し
    松茸 鱧 海老

四季彩一力_86
造里 鮪 鯛松皮昆布締め
    勘八 妻色々

四季彩一力_87
焼物 鰤の照り焼き

添えてあるのは、カダイフ揚げ。中に餅と栗を混ぜたもの。
さくさく美味しいが、冷たい。

四季彩一力_88
続いての器は、

四季彩一力_89
煮物 豚柔らか煮
    南瓜 海老芋

器までアツアツ。

四季彩一力_90
揚物 天麩羅
    海老 糸撚鯛 舞茸しし唐 岩塩

高級旅館で、普通の天ぷらが出てきたのは久しぶり。
油で胃がもたれます。

四季彩一力_91
続いて、鍋に火がかけられました。

四季彩一力_92
強肴 福島牛しゃぶしゃぶ

豆乳・和風出汁からの選択で、豆乳を選びました。

四季彩一力_93
脂で胃がもたれます。

四季彩一力_94
最後のご飯が届きました。

四季彩一力_95
食事 郡山産 あさか舞コシヒカリ
香物 盛り合わせ
留椀 赤だし

四季彩一力_96
デザート りんご 巨峰
     かぼちゃプリン

器まで冷たい。作って冷蔵庫に入れていたのでしょう。りんごも。

四季彩一力の夕食は、
典型的な中型大型旅館の料理。いつでも出せる食材と調理法で、宴会場で出てきてもおかしくない内容でした。

四季彩一力_98
部屋に戻れば、敷かれた布団にもぐりこみ、

四季彩一力_99
おやすみなさい。

翌朝。
四季彩一力_124
部屋からの日本庭園の景色です。
ちょうど磐越西線の電車が走っています。

四季彩一力_116
朝食時間は、7時半、8時、8時半からの選択。
食事会場は、夕食と同じ、2階 料理茶屋 樹庵。
クラシックBGMの流れる会場です。

四季彩一力_102
席も夕食と同じ。朝の日本庭園の景色。

四季彩一力_103
最初のセット。

四季彩一力_104
カウンターには、ドリンク(りんごジュース、オレンジジュース、豆乳)と、

四季彩一力_105
ふろふき大根が、セルフで自由。

四季彩一力_106
朝食がそろいました。

四季彩一力_107
ふたを開けて、朝食一式。

四季彩一力_108
朝食のお品書き。

四季彩一力_109
自家製ちりめん山椒、菜の花からし和え。

ジャンボなめこ、霜降りひらたけ
 郡山産のきのこを煮付けました。

茶碗蒸し
 船引にある大倉さんの卵を使い、中に梅干も入っています。

四季彩一力_110
焼鮭、炊き合せ

四季彩一力_113
ごはん、味噌汁、納豆、香の物

朝食は、ごはんかおかゆかを選べて、ごはんにしました。
高級旅館で、納豆パックに出会うのは久しぶりです。

四季彩一力_112
湯豆腐

長沼の二瓶豆腐さん手作りの豆腐。
なめらかな豆腐。

四季彩一力_115
デザートはヨーグルト。

四季彩一力の朝食は、先付のもの中心。
典型的な旅館の朝食ですが、
お献立で、地元の食材を利用している説明があることはよいと思います。

四季彩一力_120
ラウンジでは、8:15~10:00でモーニングドリンクサービス。

四季彩一力_118
珈琲、ハーブティー、深沢の名水が置いてあります。

四季彩一力_119
庭園を見ながら、コーヒーを一杯。

四季彩一力_123
フロントでチェックアウト。
和装に羽織の女性がハキハキと対応してくれました。
女将さんかと思いましたが、送迎時に聞いたところスタッフの一人だそうです。

四季彩一力_127
チェックアウトの際に、四季彩一力オリジナルのハンカチをくれました。予約サイトのアンケート協力依頼とともに。
これは優秀なマーケティング施策だなあ。肌感覚より予約サイトの点数が高いと思っていたのですが、どうりで。

四季彩一力_128
帰りは、磐梯熱海駅まで送迎してもらいました。

四季彩一力_129
磐梯熱海駅から郡山駅まで15分あまり。
郡山駅から東北新幹線で東京への帰路につきました。

四季彩一力
典型的な中型高級旅館です。
福島県には高級旅館が少なく、他には、御宿かわせみおとぎの宿米屋、と小さい旅館のみ。
行幸の際には選ばれる福島県の名門旅館です。

★「四季彩一力」(東北/磐梯熱海温泉) ブログ
★「四季彩一力」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)
 「游水亭いさごや」(東北/湯野浜温泉)
 「松濤館」(伊豆/三津浜)

四季彩一力
料金・基本情報はこちら ▶ 四季彩一力


旅館・ホテルランキング

信州木曽にある、つたや季の宿 風里 に行ってきました。
風里_69
つたや季の宿風里の料理は「料理の鉄人」出演の大田忠道監修ということで選んでみました。

風里_1

新宿からは、特急あずさ2時間半で塩尻駅、

風里_2
塩尻駅から特急しなので30分。

風里_3
木曽福島駅に到着です。
木曽福島駅からは、路線バスで40分。

風里_4
木曽馬の里入口バス停から、徒歩10分。

風里_5
御岳山を正面に、きれいな道を歩き、

風里_6
案内に従って、風里へ。

風里_70
つたや季の宿風里 に到着です。

風里_45
玄関前に立っているスタッフに迎えられて。

風里_44
入口を入ります。

風里_60
はじめに、ロビーの席に案内されます。
エンヤのヒーリングBGM。
印象がいい施設です。

風里_7
到着時のサービスは、ピクニックバー。

風里_59
ピクニックバーは、14:00~23:00/6:30~11:00に、自由に利用できるサービスです。
客の出入りがありますが、常に掃除して整頓されていました。

風里_10
生ビール、レモンサワーから、オリジナルワインまで無料。
コーヒーマシーンも。

風里_9
リンゴジュース、オレンジジュース、グレープフルーツジュースに、ミネラルウォーター。

風里_8
おつまみは、おかき、柿ピー、黒糖菓子、りんごチップス。

風里_11
生ビールを一杯頂きました。

チェックインは、予約時から住所が変わっていないかの確認だけでした。

スタッフは作務衣に前掛け。
印象の良い、しっかりしてる年配男性多し。
東京のシティホテルを経験がありそうな感じですが、聞いたところ宿泊業はここが初めてだとのこと。

風里_66
それでは部屋に案内されます。

風里_13
最初にお渡ししたいものがある、と案内されたのが、トートバッグ。
お土産として持ち帰りOK。
ピクニックバーが利用できない日帰り利用者との、識別用でもあるこのことです。

風里_14
無料レンタル品として、単眼鏡、熊避け鈴、

風里_58
レジャーシートに、望遠鏡まで。
風里は、星空も名物であるようです。

風里_43
屋外には、御岳山に向けて、チェアが置いてあります。
夜になると、星空観賞用になるのでしょう。

風里_15
今日の部屋、107。ベッド和室。

風里_16
踏込から、

風里_17
ベッドのある和室。

風里_19
和室を反対から。

風里_32
天井は、梁の上まで広くとられています。

風里_18
窓からの景色は、宿の庭と、御嶽山。

風里_20
御嶽山に向けて、チェアが配置されていました。

風里_30
部屋への案内の際に、スタッフから鍵とともに、
チケットを2つ渡されました。
「バームクーヘンチケット」と「手作り体験バードコールチケット」。

風里_21
館内着は作務衣。(露天風呂付部屋の場合は、浴衣。)

風里_22
丹前と、タオル用の籐のかご。

風里_25
ミネラルウォーターはボトルでの用意。
冷蔵庫は空です。

風里_24
和紅茶。部屋菓子はピクニックバーと同じ黒糖菓子がありました。

風里_26
水回り。

風里_114
アメニティは、ポーチに入っていて、

風里_115
地球に優しい素材を使用したアメニティ。
竹歯ブラシ、竹ヘアコーム。

風里_27
内風呂。

風里_28
お手洗。

風里_33
それでは、大浴場に向かいます。

風里_34
タオル、バスタオル、アメニティは取り放題との案内。

風里_36
渡り廊下を進み、大浴場へ。

風里_37
湯上り処には、果実水と、ほうじ茶がありました。

風里_38
大浴場は、男女入れ替え無し。

風里_39
脱衣所。

風里_40
内風呂。

風里_41
洗い場。

風里_42
露天風呂。
風が心地よい空間です。

風里_48
さて、風呂上りには、風里の庭に散策してみました。
散策路の起点は、建物に対してあえて斜めに。正面が御嶽山となるようにされています。
風里が、御嶽山を軸にコンセプトが作られていることがわかります。

風里_49
庭側からの風里。

風里_50
風里は、標高1,200mの開田高原にあり。
空が青くきれいです。

風里_51
散策路は、七福神が配置されていて、
森に続く路を、ずんずん進んでいくと、

風里_52
5分余りで、木曽馬の里に、出ました。

風里_53
木曽馬の里は、見学無料。有料で乗馬体験ができます。
木曽馬は中型馬。サラブレッドと比べて小さいので、かわいいです。

風里_31
さて、風里に戻り、
部屋に案内された際に渡された2枚のチケットを使ってみようと思います。
バームクーヘンと、バードコール作り体験。
17時までとあるので、早速行ってみましょう。

風里_63
まず、フロントに渡したのは、バームクーヘンチケット。
注文を受けてから、バーナーで焼き目をつけて、練乳をかけての提供です。

風里_64
もう一つは、バードコール作り体験チケット。
フロントで材料を渡され、屋外のあずまやに案内されて、

風里_65
工具を利用して作ります。

風里_67
バードコールのできあがり。
回すと、きゅっきゅっと、小鳥のさえずりのような音が出ます。

風里_47
風里の館内には、小さめの売店。
いくつかの土産菓子と、工芸品があるのと、

風里_123
特徴的なのは、サウナハット。

風里_46
こちらには、サウナ用のチップ。

風里_157
風里には、最近新設した、テントサウナ付スパテラス客室があり、
いま流行りのサウナ推しです。

風里_55
特別室宿泊者用のラウンジもあるようでした。
日本酒やウィスキーが置いてありました。


さて夕食の時間です。
風里_72
夕食会場は、レストラン。
夕食時間は、18:00か18:30開始。遅く着いたら19:00開始もありだそうです。

風里_73
ピアノBGMの流れるレストラン。

風里_74
今日の席はこちら。

風里_83
テーブルは、御嶽山ビューになるように配置されていました。

風里_82
昼に顔を出していた御岳山も、この時間は雲に隠れていました。山の天気は変わりやすいです。

風里_81
最初のセット。

風里_88
お品書き。
つたや季の宿風里の料理は、「料理の鉄人」出演の大田忠道監修です。
たちばな四季亭と同じです。

風里_76
風里 ドリンクメニュー1/5

ドリンクは、ワインがおすすめの様子。
信州ワイン紀行というワイン3種おまかせを注文しました。
アルプス 完熟ナイアガラ 2020、吾一ワイン 竜眼、樽熟ワイン。

風里_77
風里 ドリンクメニュー2/5

風里_78
風里 ドリンクメニュー3/5

風里_79
風里 ドリンクメニュー4/5

風里_80
風里 ドリンクメニュー5/5

風里_84
開田の雫 柚子酒

食前酒は、柚子酒です。

風里_85
草笛
 枝豆豆腐美味出汁、ベルローズ(今日はラディッシュ)、キャビア
 風里とうもろこしすり流し
 鰻ざく清流見立て、モロッコインゲン
 蛙胡瓜、金山寺味噌
 蕗きゃら煮
 海老芝煮、ヤングコーン
 オクラ旨塩和え、引き上げ湯葉

先付の前菜です。
うなぎは、表面カリっと中ふわっとしていて上等。
えびもオクラもやわらかい。

風里_86
すり流しは、浮かべられた粒々がアクセント。煎り米でしょうか。
汁は、とろみはなくサラサラ。

風里_87
きゅうりは、カエルの形にかたどられています。

風里_89
ワインおまかせの1杯目は、
アルプス 完熟ナイアガラ 2020

甘いジュースみたいです。

風里_90
続いて、お椀。

風里_91
夕涼み
 木曽の郷土料理 おおびら椀
  大根、人参、蒟蒻、椎茸、牛蒡、蕪、三つ葉

汁物です。おいしさに、根菜の無骨さが強く乗っかっています。
この料理人のすまし汁を頂いてみたいな、と思いました。

風里_92
続いては、お造り。
ドカンと石にのせられた刺身が出てきました。
味噌醤油、ポン酢、藻塩とともに。

風里_93
木曽谷の浦島太郎伝説
 信州高原野菜のお造里
  炙りサーモン、本鮪、信濃雪鱒、
  スプラウト、大葉、金魚草、いくら

風里_94
木曽上松の名所「寝覚の床」は、岩の上で、浦島太郎が玉手箱を開けた場所。
その寓話に基づいた盛り付けです。

風里_96
「信州サーモンはこれから板場が炙らせていただきます」と、
料理人が来て、バーナーで炙っていきました。

風里_97
夏木立
 信濃野菜彩々
  黄人参、紅芯大根、胡瓜、人参
  ミニトマト、フリルレタス

風里_98
・蕗味噌
・桜シャーベット
・人参ドレッシング

サラダです。3種類のドレッシング。

サラダを食べ終えても「蕗味噌は残っているからどうぞ」と、
酒のあてに置いていかれました。

風里_99
ここで、板場が移動式カウンターで登場。
目の前で、寿司を握るサービスです。
板場のライブサービス、動きがあって良いと思います。

風里_100
本日のライブメニュー
桜肉と茗荷の握り寿司

これは品のあるお寿司。

風里_101
続いての蓋物は、

風里_102
蛍火
 冬瓜饅頭、銀餡
 
まんじゅうは見た目通りの味。

風里_104
三杯目、
樽熟ワイン

赤らしい渋みがありますが、飲みやすいワインです。

風里_105
御嶽山の雪解けすき焼き
 信州プレミアム牛、白菜、葛切
  椎茸、クレソン、人参、焼豆腐

「料理の鉄人」大田忠道は、綿菓子の鍋が有名ですが、
風里では、氷の山の鍋でした。

風里_103
つけ汁代わりに、卵とろろ、モロヘイヤとろろ。

風里_106
煮込んで、

風里_107
できあがり。

風里_108
最後に、ご飯の到着。

風里_109
お食事
長野県産こしひかり 赤出汁
 牛蒡ポン酢漬け、赤かぶ漬け、野沢菜

木曽は、尾張藩の直轄地で、赤味噌文化なので、赤出汁の提供。
長野県のなかでも、北信は白味噌、松本は合わせ味噌です。

風里_110
デザートは、

風里_111
水菓子
 風里プリン、小玉スイカ、桃コンポート
  車麩ラスク

風里の夕食は、食事がおすすめと聞いていましたが、
盛り付けから演出があり、
板場のライブサービスや炙りといった動きもあって、楽しい夕食でした。

風里_112
夕食後は、ピクニックバーで、紅茶を1杯。
ついでにワインも少々。

風里_113
屋外に、星を見に。
ひざ掛けが用意されていて、アウトドアチェアが置いてあり、
風里は、星がおすすめ。、、、ですが曇っていてほとんど見えませんでした。

風里_116
部屋に戻ってベッドにもぐり込み、

風里_117
おやすみなさい。


翌朝。
風里_118
快晴の空に、きれいな御嶽山です。

風里_119
まずは朝風呂から。

風里_130
朝食は、7:30か8:00開始。
夕食と同じレストランです。スタッフは、おはようございまーすと元気な声。

食事会場のBGMは、ロビーから漏れ聞こえるオルゴールの音のみ。

風里_131
席は、夕食と同じこちら。
正面に御岳山がしっかりと見えました。

風里_132
最初のセット。

風里_133
コーナーには、セルフで取る、
ふかしたとうもろこしと、コーヒー、牛乳、お水、レモネードの用意。

風里_134
ふかしたトウモロコシ。

風里_135
牛乳とレモネードも頂いて。

風里_138
温かい料理も届きました。
食卓に蕎麦の香りが満ちています。

風里_139
小鉢に少しづつのおかずの品々。

風里_140
リンゴジュースに、
サラダの上にはチャーシュー。既製品のハムで無いところが良いです。

風里_141
前日の夕食終わりに、朝食には、ごはんか、蕎麦の実粥かを聞かれます。
名物の蕎麦の実粥にしました。

風里_146
味噌汁。

風里_142
そばは、

風里_144
鍋に投入して。

風里_147
とうじそばの出来上がり。

風里_137
風里は、朝食でも板場のライブサービス。
調理台をころころ引いてきて、だし巻き玉子の調理が始まります。

風里_145
板場のライブサービス、だし巻き玉子。ふわふわです。

風里_148
風里で焼いている、焼き立てのパンも届きました。

風里_149
デザート。

風里は、朝食も、
やはり動きがあって面白い食事でした。

風里_152
朝食後には、ピクニックバーで、食後のコーヒーを一杯。

風里_151
食事会場にも音が漏れ聞こえていたオルゴールは、
レコード大の箱の、本当のオルゴールでした。

風里_154
風里の庭に出れば、今日も御岳山がきれいに。

風里_121
部屋で支度をして、フロントで精算してチェックアウト。

風里_158
その際、木札が渡されます。

風里_153
玄関横にアンケートBOXがあり、出発の際に投入。
満足したので、優良に一票。
荷物を持ってくれているスタッフが横にいるのに、不可に投入できる人などいるのでしょうか。

風里_156
9時半発の送迎で、木曽福島駅に送ってもらいました。

木曽の観光スポットは?

風里_168
この日の観光は、木曽の名勝「寝覚の床(ねざめのとこ)」に向かいます。
木曽福島駅から、バスで20分余り。

風里_170
寝覚の床は、臨川寺の境内(有料)を通り抜けて、降りていきます。

風里_171
臨川寺には、浦島太郎の釣り竿が保存されています。
寝覚の床が、浦島太郎伝説ゆかりということで。

風里_172
臨川寺からの眺望。中央本線を挟んで、寝覚の床です。

風里_173
ちょうど特急しなのが通過していきました。

風里_175
寝覚の床は、見ての通りの岩を伝っていきます。コースは整備されていません。
子供連れには厳しいです。

風里_176
石を伝って、川の間にある、浦島堂を目指します。

風里_177
浦島堂。

風里_179
昼食におすすめなのは、臨川寺の前にある、越前屋。

風里_182
寛永元年(1624)創業。日本で二番目に古いそば屋なのだとか。

風里_183
盛りそばと、名物そば寿司を注文。
そば寿司は、たてしな藍の夜食でも出てきました。信州の名産とも聞いたことないですが。

風里_184
越前屋でタクシーを呼んでもあり、寝覚の床から、タクシー5分で上松駅に行き、

風里_186
上松駅から塩尻駅に出て、

風里_187
塩尻駅乗換の特急あずさで、新宿への帰路に着きました。

つたや季の宿 風里
快適な旅館です。施設、食事、サービスともになかなか良いです。
ピクニックバーや体験チケット、食事での板場のライブサービスなど、
客を楽しませようという仕掛けがたくさんあって、気持ちが高揚するシーンが多いです。
定宿にする人が多いのも納得の旅館です。

★「つたや季の宿 風里」(信州/開田高原) ブログ
★「つたや季の宿 風里」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「游泉志だて」(東北/志戸平温泉)
 「おとぎの宿米屋」(東北/須賀川温泉)
 「奈良偲の里 玉翠」(伊豆/熱川温泉)
 「旬彩の宿 緑水亭」(房総/安房小湊温泉)
 「別邸 坐忘」(山梨/笛吹川温泉)
 「庄川温泉風流味道座敷ゆめつづり」(北陸/庄川温泉)

つたや季の宿 風里
料金・基本情報はこちら ▶ つたや季の宿 風里


旅館・ホテルランキング

↑このページのトップヘ