いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

南房総・館山にある 花しぶき に行ってきました。
花しぶき_155
漁船を自家保有する網元の旅館。魚を楽しみにしての訪問です。



花しぶき アクセス

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東京駅から高速バスで2時間、館山駅に到着です。
電車は、館山駅への東京駅からの特急さざなみがありましたが、アクアライン経由の高速バスに客を奪われて、いまは廃止となりました。

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館山駅からは送迎バスがありますが、前日までの予約制。
この日は路線バスで向かうことにします。

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館山駅西口から路線バスで約20分。安房塩見バス停に到着です。
バス停の目の前には、花しぶきグループホテルの THE SHINRA 森羅 があり、
花しぶきは、看板の矢印に従って、左手に向かいます。

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民家の間の細道を歩いて行くと、花しぶきの建物の頭が見えてきました。

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民家の裏が入り口になります。


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花しぶきに到着です。

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小さなのれんの門をくぐり、

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玄関に至ります。

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玄関を入り、

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上がりかまちの先は畳敷き。
スリッパを履いて進みます。

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フロントの先に、ラウンジ。

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ラウンジでチェックイン。
花しぶきチェックインは15:00です。


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15:00まで日帰り入浴を受け入れているようですが、他の客は見当たりませんでした。

ついでにスタッフも見当たりません。人手不足でしょうか。

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通り抜けようとしたスタッフに声をかけて、チェックインをお願いしました。
宿帳に記入します。

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女性には色浴衣のサービスがあるようです。

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こちらは、大きなサイズの浴衣。

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スタッフによる部屋への案内はありません。
鍵を受け取り、自分でエレベーターに進みます。


花しぶき 部屋

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客室へはエレベーターで、

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2階へ。

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本日の部屋、201。
オーシャンビュー和室「花」タイプ。和室10畳。

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踏込から、

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和室10畳。

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和室を反対から。

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部屋菓子は、華まめ。

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広縁。
窓からの景色は、東京湾です。

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冷蔵庫。
ミネラルウォーターは無料サービス。

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丹前と浴衣、足袋。

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タオル、バスタオルは大浴場に持参です。

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水回り。

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それでは、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。


花しぶき 大浴場

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大浴場は2階。

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屋外の吹き抜けの渡り廊下を進みます。

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スリッパのクリップ。
部屋名で用意されています。

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大浴場は、男女入れ替えなし。

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湯上がり処には、デトックスウォーターが用意されていました。
宿ホームページに写真のあるヤクルトはありませんでした。

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脱衣場。
タオル、バスタオルは部屋から持参です。

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内風呂。

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洗い場。

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露天風呂。
隣の敷地は民家で、眺望があるわけではありません。

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湯上がり処では、15時~18時に、湯上がり後の5分間足裏マッサージサービスがありました。足袋持参・入浴後との説明。
マッサージの販売促進でしょうか。20時以降は有料の指圧マッサージが予約できるようです。


花しぶき 貸切露天風呂

花しぶきには、有料の貸切露天風呂もあります。
チェックイン後の予約ですが、申し込んでみました。
予約時間の3分前にフロントへ。
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貸切露天風呂は、離れにあります。
道路を挟んだ反対にある離れへ、スタッフの先導で進みます。

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貸切露天風呂は2つ。月の湯、星の湯。
今日の予約は、月の湯です。

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個室の建屋と、その先に露天風呂。

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着替え用の個室は、座布団に座ってくつろげるスペース。

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貸切露天風呂は、タオル、バスタオル完備です。

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冷蔵庫のドリンクは有料。

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露天風呂は、洗い場付き。

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源泉掛け流しの表示の露天風呂。
温泉は、なめてみると、しょっぱいほどではないけれどナトリウム感がありました。

板塀の裏は、花しぶき別邸 雫花 と、花しぶきの駐車場。
車が到着して、バタンバタンと扉を閉める音がよく聞こえてきました。


花しぶき ラウンジ

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宿に戻り、ラウンジでは、
時間替わりの無料ドリンクサービス。

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ジュースに、

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コーヒー、お茶各種。

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こちらはビールサーバー。18時までの設置。
チェックイン時にスタッフが「ビールは一杯目から有料です」と懸命に説明してました。
以前は、一杯のみ無料サービスであったのが変更になったようです。

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加えて、15時~18時までは、お菓子。
土産菓子の贅沢ピーカンナッツ・楽花づつみ。

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夕食後の時間は、お菓子が撤去されて、代わりにハーブティー。

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6種類のハーブティーが用意されています。

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翌朝は、ヨーグルト。

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ヨーグルトにはハチミツを添えて。

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ラウンジには暖炉もあり、一人一人でゆっくり過ごせるようになっています。


花しぶき 館内施設

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花しぶき館内図。
花しぶきは17室の小さな旅館。館内施設も1階にこじんまりとあります。

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オープンテラス。

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小さなライブラリー「花しずか」。

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観光案内を中心に、いくつかの読み物が置いてありました。

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お土産処。
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宴会場もありました。


花しぶき 夕食

花しぶきの夕食時間は、ホームページではフリータイムシステムと書いてありましたが、
チェックイン時の説明で、18:00~18:30のなかでお越しくださいとの指定でした。
前半18:00~18:30、後半18:30~19:00、のなかから、宿から指定されます。
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料亭ダイニング 花つばき。

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ダイニングの入口には、大きないけすがあります。

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いけすには、伊勢海老もいますが、こちらは別注料理。

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スタッフに導かれて、はじめに、いけすで貝のチョイス。
ハマグリかボンビノス。ハマグリを選びました。

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続いて、ファーストドリンク無料サービスのチョイス。
ミニビール、サングリア、ウーロン茶、青りんごスカッシュのなかから。

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鮑がいる水槽もありました。

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本日の席は、半個室のこちら。

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扉が閉まるプライベート空間と、外の景色の両立となっています。
BGMはバイオリンとハープの音楽。

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最初のセット。
スタッフは、外国人だが気立てよし。滴った雫をふいたりと。
ぼーっとした日本人スタッフよりよっぽどいいです。

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呼び出しボタンで業務効率化をしています。

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お品書き。

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無料サービスのファーストドリンクが届きました。
ミニビール。ほんとうに一口サイズです。

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花しぶき ドリンクメニュー1/6

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花しぶき ドリンクメニュー2/6

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花しぶき ドリンクメニュー3/6

花しぶき_103
花しぶき ドリンクメニュー4/6

花しぶき_104
花しぶき ドリンクメニュー5/6

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花しぶき ドリンクメニュー6/6

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先付け 白芋茎酒盗餡かけ
    うすいと蛍烏賊の酢味噌掛け 五色霰

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チョイスメニューは、テーブルの鍋で火にかけます。

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貝の酒蒸し

チョイスメニューのはまぐりです。

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器に取ってくれます。

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夕食の間に、窓の外はだんだんと夕暮れ。

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続いて、網元の旅館の名物、刺身盛が来ました。

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造り 旬の朝採れ鮮魚の盛り合わせ

刺身は、さざえ、めだい、ひらまさ、あえさき、かつお、たちうお、もんごういか。
山盛りの刺身。高級旅館の繊細なお造りというより、粗く切った漁師料理のような感じです。

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花しぶきリゾートオリジナルの、刺身しょうゆ、ポン酢しょうゆとともに。

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焼物八寸
 スッポン茶碗蒸し
 桜海老糝薯 楤の芽
 セロリ酒粕和え
 蓬麩田楽 鶏松風 トマトカステラ
 鰆の柚庵焼き

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スッポンの茶碗蒸しは、卵の殻を器にして。

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桜海老しんじょ。
作りたてでは無い。ふにゃっとしてぬるめです。

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柚庵焼きもぬるめ。他は冷たいです。

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煮物 大根のダルマ烏賊の田舎煮

冷え切っている煮物です。

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台物 国産牛の豆乳しゃぶ
    彩り菜 つけだれ

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国産牛。

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豆乳鍋に具材を投げ込んで、

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つけだれで頂きます。
肉は柔らかくて美味しい。

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最後にごはんが届きました。

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食事 桜海老の炊き込み御飯
    止め椀 三州仕立て
     香の物

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小さなおひつのご飯は、

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全部いただきました。

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デザート。

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水菓子 桜シフォンケーキ
     館山産苺

花しぶきの夕食は、山盛りの刺身が名物ということにつきます。
ワゴンサービスの料理があると聞いていましたが、この日はありませんでした。

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夕食後は、ロビーでハーブティーをいただき一服。

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部屋に戻り、敷かれた布団にもぐりこみ、

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おやすみなさい。


花しぶき 朝食

翌朝。
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北向きの部屋ながら、明るい光が入り込む朝です。
東京湾が一望。穏やかな波の音が響きます。

花しぶきの朝食時間は、8:00、8:15、8:30のなかから、
前日夕食の終わりに時間指定。

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朝食会場は夕食と同じく 料亭ダイニング 花つばき。
朝食の席は、こちら。

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最初のセット。

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温かいものが運ばれてきて、全部そろいました。

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マンゴージュース、リンゴジュース。

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サラダ、おひたし、焼海苔、梅干、玉子焼き。

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蟹の味噌汁。

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なめろう。

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なめろうは、すり鉢で自分で作ります。

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ぐるぐるすり回して、できあがり。
そのまま出されるより、ちょっと楽しいです。

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焼き魚は鯖。
焼きたてでの提供。すごく脂ののった焼き鯖です。

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そして、金目鯛の煮付けが丸々一尾。
ほっかほか。身を取って、ばくばくと食らいつきます。

花しぶき_151
フルーツは、オレンジとパイン。

花しぶきの朝食は、魚たっぷり。
脂ののった焼き鯖、金目鯛の煮付け一尾。
自分で作るなめろう、蟹の味噌汁。
海の幸がたくさん。印象に残る朝食でした。


花しぶき 翌朝

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花しぶきのチェックアウトは10:30まで。
フロントで精算します。

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靴を出してもらって、出発します。

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送迎は9:15、10:35の2便。チェックイン時に予約します。
グループホテルの THE SHINRA 森羅 を経由して、館山駅に向かいます。

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館山駅より、高速バスで東京への帰路につきました。


花しぶき まとめ

魚の宿です。朝食が特徴。
事前情報と比較すると、全体的にサービスがカットされている感は否めませんが、
朝食は魚たっぷりで満足感あり。終わりよければすべてよしを体現しています。

★「花しぶき」(房総/たてやま温泉郷) ブログ
★「花しぶき」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「洲の崎 風の抄」(房総/たてやま温泉郷)
 「草津温泉 望雲」(群馬/草津温泉)
 「本陣平野屋花兆庵」(東海/飛騨高山温泉)
 
花しぶき
料金・基本情報はこちら ▶ 花しぶき


旅館・ホテルランキング

山形の赤湯温泉、櫻湯 山茱萸(さんしゅゆ)に行ってきました。
山茱萸_164
全室露天風呂付きの7室の小さな旅館。
山形の旅館グループである高見屋が経営する高級旅館です。


櫻湯 山茱萸 アクセス

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赤湯駅は、東京駅からは山形新幹線つばさで2時間20分。
今回は、前日の名月荘、かみのやま温泉駅から鈍行で3駅17分。


山茱萸_2
赤湯駅に到着です。

山茱萸_197
赤湯駅からは送迎があります。13:20~17:00の間で、前日までの予約制。

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約5分で、山茱萸に到着です。

山茱萸_81
仲居さんが2人出てきて、立礼してお出迎え。
仲居さんは、ノーカラーシャツに頭巾に前掛け。
さっと荷物を持ってくれます。

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坪庭を右手に曲がり、

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自動ドアを入ります。

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山茱萸の明かり

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送迎スタッフから、誰々様ご到着ですと引き継がれた仲居さんの先導で、
フロントに寄らずそのまま部屋に案内されます。

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山茱萸の館内図。

山茱萸_41
廊下はまっすぐ一本のみ。
廊下の両側に部屋が配置されています。


櫻湯 山茱萸 客室

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本日の部屋、白山吹。
プライベート露天風呂付客室67㎡。

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前室から、

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主室9畳。

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床の間に生け花。

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足元は掘りこたつです。

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ここでチェックイン。仲居さんの案内で宿帳にサイン。
お茶は、黒豆玄米茶。

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部屋置きのお菓子は、

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金平糖と、

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NANJO da BE(なんじょだべ)。
「なんじょだべ」は、山形弁で「いかがですか」。
舌さわりは最中、味はバターのクッキー。不思議な味の一品です。

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主室を反対から。

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浴衣は各サイズが2枚ずつ。
館内着の用意もあります。

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金庫の上に、丹前。

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山茱萸オリジナルのマント。

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寝室9畳。
寝室には、最初から布団が敷かれています。

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寝室を反対から。

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主室と寝室の位置関係はこんな感じ。

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リビング6畳。
坪庭に面していて、窓から露天風呂が見えます。
ソファは固め。ゆっくりする感じではありません。

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リビングを反対から。

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テレビ台の下には、CDアンプと、

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引き出しには、コーヒーカップと、

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便箋、鉛筆、ソーイングセット、爪切り、充電器。

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露天風呂へは、渡り廊下を通ります。
ここだけ暖房がないので寒かったです。

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パウダールーム。

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タオル、バスタオルはたくさん用意されていて、
上にはバスローブもありました。

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アメニティ。

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ポンプのアメニティ類とドライヤー。

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シャワーブース。


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露天風呂。
源泉掛け流しです。

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赤湯温泉の源泉は約60℃と熱く、
脚を突っ込んだら耐えられないくらい熱い風呂になっていました。
蛇口をひねって水を入れてから入ります。

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赤湯温泉は、かすかな硫黄臭と、舐めてみるとわずかにしょっぱいです。
無色透明ですが、湯の花がたくさん。成分の濃い温泉です。

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街中にあるので景色は坪庭。

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露天風呂の裏は、駅前への大通り。ブーンという車の音がします。

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水屋。

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コーヒーメーカーも置いており、今どき珍しい粉コーヒーでの用意です。


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冷蔵庫は有料。中身は昔ながらの旅館ラインナップ。瓶ビールと瓶ジュース、おつまみ。

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さて、鍵を手に取り、

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大浴場に向かいます。


櫻湯 山茱萸 大浴場

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山茱萸の大浴場は、男女入れ替えなし。

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大浴場前には、ドリンクサービス。

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オレンジジュースとレモン水。
オレンジジュースは、夕食前までの提供で、夜以降は撤去されていました。

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タオル、バスタオルは入口に完備。
いつ見てもタオルが満タンに補充されいて、サービスがしっかりしていると感じました。

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クーラーボックスには、

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冷たいおしぼり。

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大浴場の下駄箱には、履物を間違えないようにと、部屋の名前で分かれています。

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脱衣所のかご。

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脱衣所の洗面台。

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内風呂。

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洗い場。

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露天風呂。
露天風呂は、過去の情報ではバイブラバスとなっているのが余計と見たことがありますが、
今は泡は止められ、バイブラではなくなっていました。

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露天風呂は、中庭の景色です。


櫻湯 山茱萸 館内施設

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櫻湯 山茱萸 館内図。
館内施設はごくわずか。

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湯上がりライブラリー。

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小説などがいくるか。

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売店。
器を中心に、

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土産菓子。
NANJO da BE(なんじょだべ)も置いてありました。

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ギャラリー。
茶室空間です。

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ラウンジ。

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ラウンジでは、以前は夜にバー営業をしていたそうですが、今は営業はしていません。


櫻湯 山茱萸 夕食

さて、夕食です。
山茱萸は夕食朝食ともに部屋食です。
夕食時間は、17~19時の間で30分刻み。19時からにしました。
10分前に仲居さんが準備に入ってきました。
山茱萸_113
最初のセット。

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お品書き

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黒盆に、黒い箸です。

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食前酒は、県産のリンゴジュースに地元のワイナリーの赤ワイン

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飲物は、日本一入手困難な日本酒、十四代がおいてありましたので、お願いしました。
1合で5,400円。気合が入った値段です。

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山茱萸 ドリンクメニュー1/11

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山茱萸 ドリンクメニュー2/11

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山茱萸 ドリンクメニュー3/11

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山茱萸 ドリンクメニュー4/11

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山茱萸 ドリンクメニュー5/11

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山茱萸 ドリンクメニュー6/11

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山茱萸 ドリンクメニュー7/11

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山茱萸 ドリンクメニュー8/11

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山茱萸 ドリンクメニュー9/11

山茱萸_107
山茱萸 ドリンクメニュー10/11

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山茱萸 ドリンクメニュー11/11

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先付
 雲子の茶碗蒸し あおさ餡かけ
 タラの白子

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前菜
 河豚白和え柚子釜盛り 黒豆百合根
 からかい煮凝り 竹の子牛巻き
 米沢牛握り 唐墨チーズ 鯉煎餅

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河豚白和え柚子釜盛り

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米沢牛握り 竹の子牛巻き 黒豆百合根 唐墨チーズ

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鯉煎餅

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からかい煮凝り

エイの干物を戻したもの。

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続いて、

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御椀
 蛤すまし仕立て

ハマグリの出汁が濃いすまし汁でした。

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深山和紙造り
 天使の海老 赤海老 河豚

地元置賜でつくられた深山和紙。水に強い和紙の器。
天使の海老とは、ニューカレドニアの海老のこと。

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続いて、塩釜焼き。

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焼物
 鯛の塩釜焼き

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塩釜を木槌で叩くと、
和紙がでできました。

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和紙を開くと、鯛。
中まで熱々。身のつまった肉のようなしっかりした鯛でした。

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酢の物
 あみ笠蕪 干し柿 土佐酢ジュレ

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強肴
 蔵王牛
  山形県産野菜を添えて

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肉の焼き加減は事前に聞かれて、おすすめのミディアムレアでお願いしました。
柔らかくてさっぱりした肉。いくらでもばくばく食べれそうです。

付け合わせの野菜は、芽キャベツ、赤大根、わさび菜。
庄内の藻塩、東北最古のワイナリー酒井ワイナリーのワインの搾りかすの塩で。

山茱萸_142
続いて、

山茱萸_143
炊き合わせ
 鰤大根

これすごい調理です。
桂むきした大根が、鰤に巻いてあります。丁寧な仕事です。

山茱萸_144
ごはんが到着。

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御食事
 鮭といくらのだし茶漬け 漬物

漬物は、赤かぶの漬物、おみ漬け。
甘くて食べやすいです。

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御飯は、出汁をかけて茶漬けに。
鮭の身がアクセントです。

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水菓子
 薩摩芋のアイスクリーム
 のし梅生チョコレート

山茱萸の夕食は、丁寧な仕事をした料理でした。
どれもひと手間加えられた料理の品々でした。

夕食の提供は、良く話をしてくれる仲居さんでした。客の情報を仕入れようもしています。
江戸後期創業の旅館がリブランドした櫻湯山茱萸は2005年築。
2015年に経営が代わりに高見屋傘下に。支配人以下、スタッフはそのままなのだとか。運営は任せてもらっているそうです。

山茱萸_155
夕食後には、部屋の露天風呂でもう一風呂。
夕方に雪が降ったようで、笹の葉にわずかに雪が積もっていました。

山茱萸_156
寝室へ。

山茱萸_159
寝室には加湿器が用意されていたとともに、

山茱萸_157
布団には、夕食終わりに仲居さんが「湯たんぽ持ってきましょうか」と聞いてきて、湯たんぽをもってきてくれました。

山茱萸_158
おやすみなさい。


櫻湯 山茱萸 朝食

翌朝。
山茱萸_160
冬の寒い朝です。
部屋の露天風呂の湯気が立ち上ります。

山茱萸_162
朝風呂は大浴場に向かいます

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湯上がり処のドリンクは、オレンジジュースは、夕食前までの提供で、夜以降は撤去されていました。

山茱萸_161
昨夜の雪がうっすら積もった中庭に面した露天風呂。

山茱萸は、朝食も部屋食です。
前日の夕食時に、和食か洋食を選択。和食は、ごはんかおかゆかも選びます。
ドリンクは、リンゴジュース、トマトジュース、オレンジジュース、牛乳からの選択。

朝食時間は、7時半~9時の間で30分刻み。8時からにしました。
10分前に仲居さんが主室に入ってきました。寝室は別なので、布団はそのままで待ちます。
山茱萸_174
準備ができたと声掛かりがあり、席に向かいます。
最初のセット。

山茱萸_172
ごはんはお釜での提供。

山茱萸_173
釜炊きのごはんです。

山茱萸_176
ごはんがついて、全部揃いました。

山茱萸_189
箸袋には山茱萸のロゴのスタンプ。

山茱萸_177
サラダ。
胡麻豆乳ドレッシングと有機ニンジンを使った野菜のすりおろしドレッシング

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リンゴジュースと、小松菜のスムージー。

山茱萸_180
温泉玉子、納豆、海苔。

山茱萸_181
おひたし。

山茱萸_182
自家製豆腐そぼろあんかけ

あんかけは、まだあたたかい。

山茱萸_184
漬物。
小さな赤い玉は、さくらんぼの漬物。

山茱萸_186
焼き鮭 まだ充分にあたたかい。

山茱萸_187
温めて持って来られた小鍋は、

山茱萸_188
巾着も山茱萸のロゴ。

山形の芋煮がどうたらの小鍋と仲居さんが説明していましたが、
芋は無いなあ、と巾着を口にしてみたら、

山茱萸_192
巾着の中身が、芋煮の具材になっていました。これ面白い。

山茱萸_185
ごはん 味噌汁

山茱萸_190
デザートは、キウイ、オレンジ、ブルーベリーヨーグルト。

山茱萸の朝食は、芋煮巾着に驚かされました。
一つ驚きも提供してくれる工夫のある料理です。

櫻湯 山茱萸 赤湯温泉の昼食とチェックアウト


山茱萸_89
山茱萸のチェックアウトは12時。
なので赤湯温泉で昼まで過ごしました。
赤湯温泉の中心に鎮座する烏帽子山八幡宮。


山茱萸_88
赤湯温泉での昼食は、有名店のこちら。
元祖赤湯ラーメンの店「龍上海」。

山茱萸_86
ラーメンランキングで山形県1位を取る有名店。
赤湯からみそラーメンが名物です。

山茱萸_87
太麺のちぢれ麺がスープによくからむ、寒い地方のラーメンです。

山茱萸_37
山茱萸_97
山茱萸の精算は部屋にて。
フロントに立ち寄ることはありません。
出発10分前に会計を持ってきてくれました。

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一緒に、手土産を持ってきてくれました。

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中身はおにぎり。竹包みの中に、塩むすびと小梅。
帰りの山形新幹線で頂くことにします。

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送迎は8~12時。

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薄く雪の積もった玄関から、送迎者に乗り込み、赤湯駅に送迎してもらい、

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赤湯駅から、山形新幹線つばさで東京への帰途につきました。


櫻湯 山茱萸 まとめ

櫻湯山茱萸は部屋数が少ない旅館なので、何事も待つこともなく依頼した時間通りにサービスが提供されます。
必要なことは不足なく、一方、楽しむ館内施設はありません。

部屋の露天風呂は、ずっと入っていられるし、泉質濃厚。
サッと行って、部屋に籠もり、サッと帰る。そんな利用の宿。
年齢制限はないので、子ども連れの家族でも宿泊可です。

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櫻湯 山茱萸
料金・基本情報はこちら ▶ 櫻湯 山茱萸


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