いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東が中心になると思います。

2019年08月

山形県の庄内、鶴岡にある湯野浜温泉 游水亭いさごや に行ってきました。
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羽田空港から庄内空港へANAで向かいます。

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搭乗客数は半分にいかない程度。
画面は、いま話題のANAの機内安全ビデオ、歌舞伎版です。

羽田空港から1時間。
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庄内空港に到着です。
1日数便の東京便だけの、小さな空港です。

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まずは、昼食へ。
庄内空港の中にある、平田牧場庄内空港店。
東京にも出店している平田牧場ですが、
実は庄内酒田の会社なのだとか。ここで初めて知りました。

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金華豚ロースかつ膳を注文。
脂っこくないく、さらりと食べれるとんかつです。

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庄内空港からは、タクシーに乗り込みます。

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タクシーで10分。
湯野浜温泉游水亭いさごやまで至ります。
近い!

が、このときは通過して、さらに5分。
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加茂水族館に立ち寄りました。
クラゲの水族館で有名だと、タクシーの運転手に勧められていってみました。

地方の小さな水族館では考えられないほど、人が多い。見回るに、肩がぶつかるくらいの人がいます。
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一番の有名なクラゲ水槽。
スマホカメラの撮影が並びます。

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ちなみに、クラゲ展示は半分くらいで、普通の展示もあります。
アザラシのプールや、アシカショーもあります。

何でもいる水族館、と言わず、
クラゲの水族館、という形でのブランド化、プロモーションに成功した事例でしょうか。口コミから始まったのかもしれませんが。
人がいる今は、活気があって良いですね。

また車で5分戻り、
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湯野浜温泉 游水亭いさごや に到着しました。

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玄関から雰囲気がいいです。

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中庭を横目に進むと、

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ロビーです。
The中型高級旅館の雰囲気です。

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はじめに、ラウンジに案内されます。

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ラウンジでは、抹茶と茶菓子が提供されます。

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茶菓子は、出羽の久寿。

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ラウンジの書庫には、藤沢周平がずらり。
鶴岡出身の藤沢周平の作品に出てくる海坂藩は、鶴岡藩がモデルといわれていますね。

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女性は、有料で色浴衣が選べます。

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それでは、部屋に案内されます。

エレベーターで上がり、
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7階へ。

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本日の部屋はこちら、
和室デラックスルーム711。

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踏込をすすみ、

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和室12.5畳+化粧間2畳+広縁。

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窓からは、日本海を一望する景色です。

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部屋を反対側から。

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洗面所と内風呂。

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お手洗い。

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冷蔵庫は空です。

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部屋でも、煎茶と、茶菓子の提供があります。

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だだちゃ豆くず餅と、味噌ひめたけ。
よくある普通の茶菓子です。

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では、浴衣に着替えて、

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鍵を手に取り、
海に行こうと、外へ散策に出ました。

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外出時は、下駄を貸してもらいます。

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日本海。目の前が、海水浴場の砂浜です。
駐車場のあるメインエリアからは離れているので、
近隣の宿のプライベートビーチに近いのだとか。
いまはシーズンが終わり、人はぽつぽついるだけ。

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海側から見た游水亭いさごや。
本当に砂浜が目の前です。

玄関前で足を洗い、館内に戻りそのまま、
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大浴場へ。

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この時間は、男性は、月水湯。山側の大浴場で、海は見えません。

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湯上がり所には、水と麦茶が用意されています。

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そうこうしているうちに、
日本海に沈む夕日の時間が近づきます。

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雲がたなびいているなかでも、
段々と、

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段々と、

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日が沈み、きれいな夕日が海に反射して線を描きました。
そして日没、たそがれ時となりました。
夕日が美しい旅館ですね。

たそがれ、ということで思い出したように、
フロントでDVDを借りて、部屋で見始めます。いさごや_0116
タイトルは、『たそがれ清兵衛』藤沢周作原作。

見終わったころに、ちょうど夕食の時間です。

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夕食は、宴会場や、


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ダイニングの場合もあります。
茶寮「月岡」。

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ダイニング空間。

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ダイニングからの夕日は、部屋同様にきれいで、人気なのだとか。

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ダイニングの横にある、酒庫「幽居」。
庄内のお酒やワインが並んでおり、見ながら選ぶこともできます。

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今日の案内は、部屋食でした。
はじめのセットが用意されます。
鳥かごをイメージしたものは、前菜が入っています。

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お献立。

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献立内容です。

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食前 酒梅酒
先付 郷土料理むき蕎麦
    椎茸 鶏肉 大和芋
前菜 枝豆当座煮 サーモン寿司
    ヤングコーン 海老色煮
     太刀魚醤油漬焼

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お酒は、庄内・坂田酒造の上喜元にて。

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造里 庄内浜地魚盛り合わせ

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焼物 岩牡蠣山葵バター焼

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次は、客前料理。
板場から料理人が来て、その場で炭火焼きにしてくれます。


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客前 料理鮑踊り焼

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鍋物 山形牛しゃぶしゃぶ

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食事
吸物 玉子豆腐と鯛潮汁
   浅利飯
   香の物

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浅利飯は、おひつでの提供。
おかわりたくさん。

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ごちそうさまでした。

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水菓子 安芸クイーンと紫玉の
     月山ワインマリネ
      夕日ジェラート
       桃ロールケーキ

食事は、期待外れのものがなく、普通に満足、
一方、大きな驚きもなく、
THE大型・中型高級旅館という感じです。
安心できる、好きな旅館です。


食事には、再び大浴場に入りました。
月水湯、山側の大浴場です。
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脱衣場。
タオル、バスタオルの用意はなく、部屋から持参です。

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内風呂。

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洗い場。

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スチームサウナ。

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露天風呂。

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大浴場の後は、ハイプライベート・スパ漣へ。

こちらは、有料・予約制の貸切風呂です。
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鍵を開けて中に入ると、リビング空間。

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ヒーリングミュージックがかかっています。

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ミニバー(有料)もあり。

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半露天風呂からは、窓なしで、
外からの波の音が響き続けます。

電気を消せば、真っ暗ななかから、海岸線が浮き出るように見えてきて、
海の上の、星がきれいな中で温泉に入ることができます。
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風呂上りには、1階のクラブ華水へ。
ロビーラウンジを、夜は仕切りを入れて、クラブとして営業しています。

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シックなクラブ空間で、カクテルを1杯。

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部屋に戻れば、布団が敷いてあり。

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就寝。


翌朝。
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雲はあれど、明るい朝です。

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朝風呂の大浴場へ。
夜間に男女入れ替えがあり、朝は、吟水湯。
海に面した大浴場です。

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朝食は、ダイニング 茶寮「月岡」にて。

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海を臨むダイニング空間です。

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りんごジュースと牛乳、

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そして納豆は、セルフで自由。

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朝食のセット。

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お品書き。

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デザート 鳥海高原ヨーグルトよせ ドライトマト

食後は、ちょっと早めにチェックアウト。
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出発際には、お土産に、あめを頂きました。
山形名物のラ・フランスと、さくらんぼ味ですね。

いさごやからは、前の道路にある、湯野浜海岸バス停が最寄ですが、
2分だけ歩いて、始発の湯野浜温泉バス停に向かいます。
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湯野浜温泉バス停前。
旧庄内交通湯野浜温泉駅跡にあたり、足湯が整備されています。
藤沢周平の蝉しぐれのエピソードを書いた看板も立てられています。
ここから、バスに乗り込みます。

バスに揺られて約30分。鶴岡市中心部に至ります。
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致道博物館前バス停で下車。
致道博物館を訪問します。
運営の財団法人は、旧藩主酒井家が行っています。
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建物一つの博物館ではなく、
意外に広い敷地に、いくつかの建物。
それぞれに、庄内藩の文物や、民俗資料が展示されており、
全て見て回るには、30-40分は必要です。

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御隠殿からの酒井氏庭園。
蝉しぐれの映画撮影にも利用された空間であるとのこと。

致道博物館の隣は、すぐ旧鶴ヶ丘城の堀が続き、
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本丸・二の丸は、鶴岡公園として整備されています。
右手に見えるのは大宝館。

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本丸に鎮座するのは、荘内神社。

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荘内人神社のすぐ横にあるのが、
鶴岡市立藤沢周平記念館。

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致道博物館からこの辺りまで、歩いて約5分の徒歩圏内です。
散策の観光客用に、施設間共用の傘が用意されています。

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荘内神社の境内を、正面から抜ければ、
鶴ヶ岡城址の石碑がありました。

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そして、その先にあるのが、藩校致道館。
内部は、無料で公開されています。

ここまでが、鶴岡の中心部に車を停めて、
散策観光する範囲でしょうね。
範囲の中に、茶店や土産店が無いことが、観光客一般を招くのに不足点でしょうか。

鶴岡商工会議所会館の1階に、土産店の清川屋がありますが、
散策観光する範囲からは、少し離れています。

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藤沢周平の小説に出てくる、海坂藩の五間川のモデルとされる内川。

このあたり鶴岡市中心部から、鶴岡駅はバスでの移動が必要です。
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鶴岡市中心部から、バスに乗り約10分。
鶴岡駅に至ります。


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駅前は、つるおか食文化市場という施設があるということで、いってみました。
駅前の左側の建物がそれで、

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まるでショッピングセンターのようです。

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中は、小さな土産店と、

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レストランがフードコート+1店舗のみ。

雰囲気を含め、この施設で誘客を期待するのは厳しいかな。
この建物は、ジャスコと連結していた三セクの専門店街が、
ジャスコ撤退で行き詰まり、10年放置されていたものであるとのこと。

そもそも人流がなくなり潰れた施設に、役所的なハコモノを作っても、無理があるのでしょう。
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土産なら、駅前の建物の右側、

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清川屋の方が、大きいです。

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名物は、元祖白山だだちゃまんじゅう、であるようです。

鶴岡駅から空港連結バスで約30分。
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庄内空港から、ANA便で羽田への帰路につきました。

游水亭いさごや
THE中型高級旅館です。
建物は良く、パブリック施設も整っていて、食事も美味しい。
高級旅館という期待値を超える驚きもないけど、期待を下回る点も無く。
安心できる中型高級旅館です。
湯野浜温泉、実は羽田空港から飛行機1時間、+タクシー10分なので、
とても東京から近いです。

海に面する高級旅館というのは、多いようで、実は日本全国でも限られます。
日本海の夕日。そして、ビーチは玄関でてすぐ。

ビーチの上を離着陸する飛行機が飛んでいる、温泉リゾートは希少。
その様子は、ハワイのようだといったら言い過ぎですが、
空港が近い温泉リビーチゾートとして、もっと有名になっても良いと感じました。

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 「望水」(伊豆/北川温泉)
 「松濤館」(伊豆/三津浜)
 「季一遊」(伊豆/弓ヶ浜温泉)
 「堂ヶ島ニュー銀水」(伊豆/堂ヶ島温泉) 夕日


旅館・ホテルランキング

郡山に近い、須賀川温泉 おとぎの宿米屋 に行ってきました。
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東京駅からは、東北新幹線に乗って約80分。
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郡山駅に到着です。

郡山では、名物を昼食に。
駅から徒歩約10分でこちら、
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枡はん。
年季の入った建物です。
田舎のおばちゃん二人で切り盛りしているこの店で頂くのが、

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郡山ブラックといわれる、濃口ラーメン。
見た目はしょっぱそうですが、食べてみるとそうではなく、コクのある味わいです。

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再び歩きで約10分、郡山駅に戻り、
東北本線に乗り込みます。

2駅、10分で、
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須賀川駅に到着です。
昔は特急が停まっていたであろう、地方の小さな町の駅です。

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看板に、須賀川市は、M78星雲 光の国と姉妹都市、とあります。
M78星雲といえばウルトラマンですが、これは何でしょう?
この謎は明日に答えが。。

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駅前から宿の送迎車に乗り込み、約10分。

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おとぎの宿米屋に到着です。

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入口を入り、

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玄関を抜け、

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ロビーのラウンジに案内されます。

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ここでは、ウェルカムドリンクが提供されます。
アルコールもありましたが、有機栽培のリンゴジュースを選びました。

従業員は若く、チェックのシャツで従事。
旅館風でもなく、ホテル的に洗練もされておらず。カジュアルというイメージでしょうか。

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宿帳に記入したあとは、部屋に案内されます。


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2階へ。

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玄関の吹き抜けの上に位置します。

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今日の部屋はこちら、
おとぎの丘時のうつろい。
半露天風呂シャワー付和室です。

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踏込を入り、

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和室9畳+リラックススペース5.5畳。

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反対から。

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お茶菓子。お茶の提供はありません。

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水回りを通り抜けると、

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露天風呂です

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源泉は掛け流しで50℃超え。
入るときは、しばらく前に源泉のバルブを閉め、冷ましてから入るとのこと。

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露天風呂の横の、ベランダからの景色。
隣の棟の屋根が見えますが、先には木々の緑と、蝉の声、夏の空。
ぼーっと外を眺めていられる良いところです。

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部屋の冷蔵庫には、

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オーガニックのぶどうジュース・りんごジュースが入っており、フリー。

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お手洗い。

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それでは、浴衣に着替えて、

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鍵を手に取り、大浴場に向かいます。

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大浴場 おとぎの泉 花。

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脱衣場。

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タオルのみ用意があります。
バスタオルは部屋から持参です。

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内風呂。内風呂の壁面を含め、
建物の全体的にですが、
保養所的な構造デザインの古さを感じさせます。
それをリニューアルでカバーしている感じがあります。

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温泉は、透明ですが、光の加減でエメラルドグリーンに見える湯です。
泉質はアルカリ性。入るとわずかにヌルヌルと感じる、美肌の湯です。

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ミストサウナもあります。
滝のように温泉が流れています。

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露天風呂は庭園の先に、

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木に囲まれた露天風呂です。

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風呂上がりには、ビールときゅうり・・・が販売されています。
販売かあ。大した原価でないはずなので、売上増に利用するより、
宿泊代を上げて、含んだ形でサービスに活用した方が、印象いいのにね。

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風呂上がりの休憩にはこちら、

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ライブラリーカフェ 音戯の森。

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ここでは、ドリンクとして、デトックスウォーターや、

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コーヒーマシーンが用意されています。

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置いてある本は、オーガニックや健康関連。
宿自体が、ビオホテルを標榜しており、オーガニックにこだわっている面が垣間みえます。

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売店も、オーガニックのものが中心です。

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飲泉場も用意されています。
胃腸に飲泉ということですが、がぶ飲みすると、通りがよくなりすぎるとか。

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玄関横には、もう一つライブラリースペースがあります。

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離れ客室おとぎの里も、見させてもらいました。
おとぎの里へは、こちらの入り口から、

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渡り廊下を進んでいきます。

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【離れ おとぎの里】部屋の並び。
少し幅も狭め、天井も低め、の感があります。

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【離れ おとぎの里】1階の露天風呂付ツインの部屋。

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【離れ おとぎの里】露天風呂は、陶器製で良い感じ。
但し、景色は無いほか、両側もせり出した壁で閉塞感があります。もし選ぶとすれば、今回宿泊した、おとぎの丘 時のうつろい の方が、
満足度は高いと思います。


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そうこうしている間に、夕食の時間です。
会場はこちら、お食事処 森のことば。

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個室に案内されます。

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今日の個室はこちら。
窓に面した広さのある空間です。

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スポットライトでテーブルが照らされて、良い雰囲気です。

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席のセット。

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お品書き。
季節ごとに、おとぎ話をイメージした食事を提供しているとのこと。

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夏のおとぎ懐石。今季のテーマは人魚姫。

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食前酒

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飲み物は、宿のコンセプトに従って、オーガニックビールを注文。
飲み物は、ワインやカクテルなど、2-3,000円近いものが中心で、少し高め。
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一話(先付) それは・・・とある海の物語
 とまとの煮凍りとうみぶどう

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二話(前菜) 海底の城
 夏野菜のテリーヌと雄勝のかき野菜の飾り作りで、カニやイカ、亀などの海の生き物が作られています。
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かきはチリソースにて。
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三話(椀) 地上への憧れ
 椀じゅん菜のお椀薄葛仕立て和食で、こういう木の敷皿を使う感じは、大好きです。
玉子豆腐とじゅん菜。じゅん菜の揺れが海をイメージとのこと。
少し、テーマ色が強いです。

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四話(造り) 王子との出会い
 タルタルとちょっとだけ昆布〆

まぐろの寿司が人魚姫。王冠は王子様という鯵の昆布〆。
器は洒落ていて、洋食のような盛り付けですね。

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五話(焼物) 魔女との約束
鰻と黒米のリゾット。

サーブの際に、蓋がしてあり、開ける瞬間に、燻した煙がふわっと立つのが魔法なのだとか。
おもしろい。おもしろい、が、それが高級さに繋がるは不明。

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メインの前に、お酒をもう一杯。
オーガニック白ワイン×オーガニックぶどうジュースのカクテル。

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六話(主菜) 再会のときめき
 短角牛ガーリックステーキ

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ステーキは既に焼かれていますが、
熱した石で焼き、自分好みに。美味しい肉です。

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七話(酢物) 悲しい泡。。。
 自家製ボタニカルビネガー

最初に、ピクルスを頂きます。
そして、器に残ったビネガーを、お猪口の炭酸水に入れ、

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ボタニカルビネガーに。
味のある演出ですね。

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ご飯は、その場での釜炊きにて提供です。

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八話(食事) 優しさに包まれて
 しょうがとお豆のごはん

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九話(デザート) しあわせのスイーツ
 あんみつと季節のフルーツ

夕食は、ストーリーがあり、演出があり、工夫があっておもしろいものでした。
器も木の敷皿を使ったりと、盛り付けもしっかりとやっていて、高級な食事ながら、
おとぎ話を軸としていることで、カジュアルにも振れています。


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釜炊きのごはんの余った分は、

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夜食用のおにぎりにして、持たせてくれました。

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部屋に戻れば、布団が敷いてあり、

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おにぎりを頂いたら、そのまま就寝しました。


翌朝。
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雲はあれど、晴れた朝です。


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まずは、部屋の露天風呂でひと風呂を。

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そして、朝食へ。

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朝食は、昨晩の夕食と同じ場所です。

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和食ですが、盛り付けで洋食のような明るさを演出しています。
特にふりかけが、甘いような初めて食べる味で美味しかったです。

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朝食後は、大浴場へ。
男女入れ替えとなっており、朝は おとぎの泉 月 です。
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脱衣場。
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内風呂。
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露天風呂は、庭園の中に、

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木の露天風呂と、岩の露天風呂の、2つがあります。

大浴場から部屋に戻ってから、早めにチェックアウトしました。
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チェックアウト時には、米から作った飴をお土産に頂きました。

宿からは、タクシーで移動。
駅に行く前に、須賀川市内に向かいました。タクシーで約10分。
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城下町須賀川の中心であったはずの須賀川城跡。
いまは二階堂神社として、小屋がやっとの敷地のみに遺すのみとなっています。
地元の方々からは、二階堂家はいまだに畏敬を集めているとここと。
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二階堂神社にある町割図だけが、かつての城の立派さを表しています。
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その二階堂神社のとなりには、大きな市民センターのような建物がありました。
過疎がすすんだ地方の町では、同じような都会的なデザインの市民センターがあることが多いように思います。
tette(テッテ)と言うようです。
表には何か、ウルトラマンがいますね。
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tetteの4階には円谷英二ミュージアム、というものがありました。
ウルトラマンの円谷プロダクションの円谷英二は、須賀川出身とのこと。

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ミュージアムの中には、ゴジラが。

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1階には、バルタン星人。

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よくみると、須賀川の町のメインストリートには、
ウルトラマンのキャラクターの像がそこここに。

須賀川は、郷土の出身者円谷英二を軸にして、まちづくりを進めた、ということですね。
駅前の看板「須賀川市は、M78星雲 光の国と姉妹都市」の謎がとけました。

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須賀川市の中心部tetteからは、路線バスで5分。
須賀川駅に戻ります。

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須賀川駅から、再び東北本線に乗ります。
上り列車で25分。

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白河駅を立ち寄ります。

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白河駅の裏隣は、いまは城山公園として整備されている、

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白河小峰城跡があります。

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資料館である、白河城歴史館 白河集古苑と、

おとぎの宿米屋_0141
天守閣はありませんが、櫓が再建されています。

おとぎの宿米屋_0142
櫓の位置からは、天守跡と白河駅、
そしてその先の白河の町が一望できます。

帰りは、白河駅から1駅隣の、新白河駅から東北新幹線で帰りました。

須賀川温泉 おとぎの宿米屋
古い旅館を、リニューアルしている感じがあります。
経営母体が変わったのかなとも思いましたが、こちらは家業。
もともと典型的な団体向け温泉旅館であったののを、コンセプトに基づき経営の方針転換をしたとのこと。
そのときに、おとぎ話をテーマに、構築したようです。

いまは、オーガニックにこだわっており、SDGsへの取り組みが進むこれからの社会の時流にはマッチしているかと思います。
東日本大震災の福島の状況がきっかけで、その影響よりも、もっと人体に悪影響のあるものを人は日々食べているのではないか、という意識から、オーガニックを軸に置いたとのこと。

一方、おとぎ話、ということは、部屋の名前や、夕食のテーマでは出てきていますが、
コンセプトとしてはブレだしているかなと。まして白雪姫はあまり一般には内容知られていないし。
そろそろ、おとぎ話からは軸足を移してもよいかもしれません。

オーガニックへのこだわりであったり、カジュアルなサービス、夕食でのおしゃれさ・演出、そして温泉泉質がアルカリ性による美肌効果、
いずれもとっても、女性におすすめの宿です。

和装の女将がいるような伝統的な和旅館を求める方には不向きとはなりますが、
食事自体は良いものですし、そんな演出があるんだ、と知った上で、試しに行ってみるのもおもしろい発見があるかもしれません。

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