雑誌『自遊人』が経営する宿、里山十帖 に行ってきました。
新潟県南魚沼の大沢山温泉という静かな場所にありながら、全国から客を集める有名宿です。
東京からは、上越新幹線で越後湯沢駅まで80分、
上越線に乗り換えて10分、
大沢駅に到着です。
田舎の無人駅から、送迎に乗り込みます。
里山十帖の送迎は1日1回、14時半。
車で約5分、
里山十帖に到着です。
重厚な門構えの正面玄関を入れば、
総欅、総漆塗りのロビー。
靴を脱いで上がり、
ロビーの席に案内されます。
ギターのヒーリングBGMが流れています。
ウェルカムドリンクは、八海山あわ。
日本酒なのにスパークリングです。
ウェルカムスイーツは、ふきのとうを練り込んだクッキー、ホワイトチョコ。
ここでのチェックインは、スタッフが横で膝をついて聞き取る形。
六本木か表参道のベンチャー企業で勤めていそうな雰囲気の若いスタッフです。
それでは、部屋に案内されます。
レセプション棟から、
宿泊棟に進み、
階段を上がります。
2階の廊下を進み、
本日の部屋、
204 露天風呂付き Viewコーナースイート。
ドアを開き、フローリングの踏込を進みます。
空間に入れば、正面が窓の景色。
ベッドルーム。
ベッドルームを反対から。
リビング空間。
執務スペースがあり、
テーブルもインテリア家具です。
テラスに向いたベンチも用意されており、
テラスからの景色。
ホーホケキョとうぐいすの声が聞こえます。
向かいの山を見渡すことができます。
右側は温泉棟。大浴場の露天風呂と同じ向きの景色です。
テラスには露天風呂。
部屋の露天風呂も、温泉です。
水回り。
タオルバスタオルは部屋に用意されており、大浴場には持参です。
オーガニックコットン100%の自遊人オリジナルタオルは、持ち帰りOK。
歯ブラシも、土に還る100%自然素材。
お手洗い。
館内着は、自遊人オリジナル。スウェットに、ダボダボのTシャツ。
レストランにもこの服装です。靴下は持ち帰りOK。
浴衣はありません。
就寝用のバスローブはあります。
冷蔵庫には、大沢山の湧き水、富士美園の雪国焙茶と、ビール、みかんジュース。
フリーで無料です。
魚沼産こがねもちの贅沢おかきもインクルーシブで無料。
自然の中の宿のため、カメムシなどの虫が入ってくるということで、
退治のためのガムテープが用意されています。
滞在の案内は、日没・日の出の時間が書き加えて渡されます。
渡される鍵は、ルームキーと、靴箱の木札。
それでは、大浴場に行ってみます。
廊下を通り、温泉棟に進みます。
湯処天の川。
夜22時に男女入れ替え制。
脱衣場。
タオル・バスタオルは持参です。
檜風呂。
大沢山温泉は、アルカリ性。ツルツルヌルヌル美肌の湯。
湯の花が浮遊しています。
洗い場。
露天風呂。すばらしいビューです。
雨が降った時のために、笠が用意されています。
風呂上がりには、大沢山の湧き水が置いてありますが、
ラウンジで休むこともできます。
ラウンジ「hito-bito」。
ラウンジには、コーヒー紅茶の用意があります。
館内のショップ、Life Style Shop −THEMA craft & products− では、
館内で使っている家具を中心に、テーブルウエアや食品なども販売しています。
里山十帖の館内着も置いてありました。
雑誌『自遊人』も。
館内には、ゆったりと時間を過ごせるような演出がされており、
こちらはハンモック。風に揺られることができます。
屋外に出れば、
玄関先で冷されているのは、プレミアムモルツのミニ缶がぎっしり。
自由に取って、飲むことができます。
里山十帖の裏山の散策してみれば、
田植え直後の棚田。
無造作に置かれたベンチで、
寝っ転がってボーっとすることができます。
新潟県南魚沼の大沢山温泉という静かな場所にありながら、全国から客を集める有名宿です。
東京からは、上越新幹線で越後湯沢駅まで80分、
上越線に乗り換えて10分、
大沢駅に到着です。
田舎の無人駅から、送迎に乗り込みます。
里山十帖の送迎は1日1回、14時半。
車で約5分、
里山十帖に到着です。
重厚な門構えの正面玄関を入れば、
総欅、総漆塗りのロビー。
靴を脱いで上がり、
ロビーの席に案内されます。
ギターのヒーリングBGMが流れています。
ウェルカムドリンクは、八海山あわ。
日本酒なのにスパークリングです。
ウェルカムスイーツは、ふきのとうを練り込んだクッキー、ホワイトチョコ。
ここでのチェックインは、スタッフが横で膝をついて聞き取る形。
六本木か表参道のベンチャー企業で勤めていそうな雰囲気の若いスタッフです。
それでは、部屋に案内されます。
レセプション棟から、
宿泊棟に進み、
階段を上がります。
2階の廊下を進み、
本日の部屋、
204 露天風呂付き Viewコーナースイート。
ドアを開き、フローリングの踏込を進みます。
空間に入れば、正面が窓の景色。
ベッドルーム。
ベッドルームを反対から。
リビング空間。
執務スペースがあり、
テーブルもインテリア家具です。
テラスに向いたベンチも用意されており、
テラスからの景色。
ホーホケキョとうぐいすの声が聞こえます。
向かいの山を見渡すことができます。
右側は温泉棟。大浴場の露天風呂と同じ向きの景色です。
テラスには露天風呂。
部屋の露天風呂も、温泉です。
水回り。
タオルバスタオルは部屋に用意されており、大浴場には持参です。
オーガニックコットン100%の自遊人オリジナルタオルは、持ち帰りOK。
歯ブラシも、土に還る100%自然素材。
お手洗い。
館内着は、自遊人オリジナル。スウェットに、ダボダボのTシャツ。
レストランにもこの服装です。靴下は持ち帰りOK。
浴衣はありません。
就寝用のバスローブはあります。
冷蔵庫には、大沢山の湧き水、富士美園の雪国焙茶と、ビール、みかんジュース。
フリーで無料です。
魚沼産こがねもちの贅沢おかきもインクルーシブで無料。
自然の中の宿のため、カメムシなどの虫が入ってくるということで、
退治のためのガムテープが用意されています。
滞在の案内は、日没・日の出の時間が書き加えて渡されます。
渡される鍵は、ルームキーと、靴箱の木札。
それでは、大浴場に行ってみます。
廊下を通り、温泉棟に進みます。
湯処天の川。
夜22時に男女入れ替え制。
脱衣場。
タオル・バスタオルは持参です。
檜風呂。
大沢山温泉は、アルカリ性。ツルツルヌルヌル美肌の湯。
湯の花が浮遊しています。
洗い場。
露天風呂。すばらしいビューです。
雨が降った時のために、笠が用意されています。
風呂上がりには、大沢山の湧き水が置いてありますが、
ラウンジで休むこともできます。
ラウンジ「hito-bito」。
ラウンジには、コーヒー紅茶の用意があります。
館内のショップ、Life Style Shop −THEMA craft & products− では、
館内で使っている家具を中心に、テーブルウエアや食品なども販売しています。
里山十帖の館内着も置いてありました。
雑誌『自遊人』も。
館内には、ゆったりと時間を過ごせるような演出がされており、
こちらはハンモック。風に揺られることができます。
屋外に出れば、
玄関先で冷されているのは、プレミアムモルツのミニ缶がぎっしり。
自由に取って、飲むことができます。
里山十帖の裏山の散策してみれば、
田植え直後の棚田。
無造作に置かれたベンチで、
寝っ転がってボーっとすることができます。
さて、夕食の時間になりました。
里山十帖は、ミシュランで星を取るほどの食事が評判の宿。
楽しみな夕食です。
夕食の時間は、17:30、19:45の二部制。
この日は、17:30を指定しました。
食事会場は、レストラン 早苗饗 −SANABURI-。
早苗饗は、古民家空間のレストランです。
本日の席は、プライベートダイニングの個室。
BGMはレストランのような洋楽。
テーブルセット。
お品書き。
メニューは、その日に取れたものでシェフが考えるそうで、
毎日のように内容が変わるそうです。
里山十帖のドリンクメニューは、日本酒&ワインのペアリングがトップ。
新潟の日本酒から、世界のワインまで、種類が豊富です。
ドリンクメニュー1/7。
ドリンクメニュー2/7。
ドリンクメニュー3/7。
ドリンクメニュー4/7。
ドリンクメニュー5/7。
ドリンクメニュー6/7。
ドリンクメニュー7/7。
お酒は、新潟の限定日本酒3種をお願いしました。
エプロン姿のスタッフが持ってきてくれたのは、
鶴齢、高千代、加茂錦。
鶴齢は日本酒らしい辛口。
高千代はフルーティーを越えて甘たるいくらい。
加茂錦はバランスとれた甘さです。
「なるこゆり イタドリ 行者にんにく」
おしゃれな前菜がでてきました。
春の山菜を使った料理。
八朔の果肉とハーブで作ったゼリー・シロップで漬けたなるこゆりの茎
イタドリ・サワークリームとレモンのコンフィ・山椒の葉っぱ
行者にんにくのペースト・お米を使ったチップス・蕗味噌のせ
「初夏のみどり」
スナップエンドウ アスパラガス 庭のハーブ
野菜で野菜を召し上がる料理、と出てきました。
器がでてくると、青臭さがふわっと。
それでいて、口に入れると、うまさが上回ってきます。
「山菜のピクルス」
蕗 ノビル ニセアカシア
続いても山菜。
付け合わせは、佐渡のあわび。衣をつけて軽く揚げたもの。
野菜続きでちょうど口がパンチを欲していたので、少量ながらグッと美味しい。
続いては鍋物。
「山菜鍋」
アシタバ コゴメ アブラコゴメ わけぎ コシアブラ
一気に煮込んで、
よそって頂きます。塩と新潟名産「かんずり」をつけて。
草だけという野趣あふれる料理ですが、
出汁がしっかり効いており、美味しく頂くことができました。
「海と大地」
佐渡のマグロ カブ 紫蘇 ナスタチウム
カブの下に隠れていたのは、
軽くあぶった佐渡のマグロ。上質な牛肉のような濃いうまみを感じます。
ソースは、大葉と自家製のリコッタチーズを合わせたソース。
ごはんの土鍋が到着しました。
テーブルで、引き続き火に掛けられます。
「メバル」
独活 あさつき
スライスした独活の下には、
おおぶりの佐渡のメバル。
ごはんの土鍋の穴を箸で塞ぎ、圧力をかけてしばらくすると、
煮えばな、が提供されました。
ごはんのアルデンテ。
少し芯がありますが、最もお米の甘みを感じられる、独特のごはんの楽しみ方。
「妙高の短角牛」
ほうれん草 根曲がりだけ
行者にんにくのパウダー。
分厚いながら、あっさり食べれる美味しい牛肉でした。
「ごちそうごはん」
南魚沼の米仙人・清さんのコシヒカリ
魚沼といえば日本一の米どころ。
魚沼の中でも、南魚沼。その中でも西山地区、その中でも「大沢・君沢・樺野沢」の
お米がいちばんおいしいといわれるいるそうな。
その大沢の中でも米作りが上手な清さんのコシヒカリを分けてもらっているそうです。
自家製漬け物 味噌汁
土鍋のごはん。
残ったらおにぎりにしてくれるとのことでしたが、ぜんぶ食べきってしまいました。
「里山・さっぱり甘味」
八海山の甘酒
甘酒のパンナコッタ。
えちごひめ、オキザリス、藤の花、アンニンゴのシロップ漬け。
ハーブクッキー、いちじくシロップ漬け。
ハーブティー。
里山十帖の夕食は、独創的。
オーガニックな野菜中心のメニューに、メインは南魚沼のお米。
作り置きのものは無く、すべてがその場で調理されたもの。どの品もレベル高い。
体がスーっとなる料理、という表現の通り、はち切れる満腹感はないのに、
充分な満足感のある内容でした。
17時半~22時までは、ロビーでバータイム。
日本酒、焼酎、ウイスキーまで用意があり、フリードリンク無料です。
バータイムのラインナップ。
ロビー中二階のラウンジ 「小屋組み」も利用することができます。
小屋組みには、バータイム以外にも、常時コーヒーが用意されています。
玄関前のプレミアムモルツは、夜通し冷されており。
夜の里山十帖の母屋も、静寂の中の灯りが、良い雰囲気でした。
畳敷きの宿泊棟の廊下を戻り、
ベッドにもぐり込みます。
ベッドルームには、ホテルのように天井の照明がない空間でした。
おやすみなさい。
翌朝。
うぐいすの音で目が覚めました。
よく晴れた朝です。
朝は特に静かなので、
上階の窓の開閉音や足音が響いてくることを感じました。話し声もうっすら。
木造建物のためと、里山十帖のHPにも書いてあったことでありますが。
まずは朝風呂へ。
大浴場は22時に男女入れ替え。
脱衣場。
檜風呂。
洗い場。
露天風呂。
よく里山十帖の写真で出てくる、見渡す景色です。
木々の合間から届く、小鳥のさえずりも心地よい。
朝食時間は、7:30/8:00/8:30/9:00からの選択。
チェックイン時に時間を指定します。
最近、洋食も始めたそうですが、和食を選びました。
夕食と同じ個室に案内されます。
朝はピアノのBGM。
温かいものが来て、揃いました。
「地味だけど滋味」というテーマの通り、
慎ましやかな品々が並びます。
朝食のお品書き。
「無添加すりおろし にんじんジュース」
「郷土料理 切り菜」
「手づくりいのお惣菜 盛り合わせ」
「とっとこたまごの出汁巻」
「日本海の幸 いわしの生姜煮」
「ごはんのお供」
「炊き立てごはん」
「里山十帖自慢のお味噌汁」
おひつの御飯は、おかわりしつつ、全部頂きました。
里山十帖の朝食は、慎ましやかな品々でありながら、
美味しくて満足。
朝食後も、しばらくゆっくりできます。
部屋の露天風呂は、温泉の流入がありません。
入浴で減った湯量は、翌朝もそのまま。
フロントに内線してみたところ、遠隔で注ぎ足しの操作をしてくれました。
温泉が少し、増えた、、かな??
チェックアウト時間は11時。フロントでチェックアウト。
里山十帖のフロントは、夜22:00までで朝9:30から。9:30より早い出発は前日精算が必要です。
レセプション棟の玄関から、里山十帖を後にします。
右側の建物は、露天風呂付き蔵ツイン・離れ。
大沢駅への帰りの送迎は1日1回、11:15発
大沢駅から鈍行10分、越後湯沢駅から上越新幹線80分で、東京に戻りました。
里山十帖
独特の世界観。「おもてなしは目指していない。体験と発見が真の贅沢。」というように、伝統的な和旅館とは全然違います。
ベンチャー企業の非日常な休日の過ごし方、という感じ。里山十帖の若いスタッフとも、仲間感覚で滞在できる人に合っているのだと思います。
SDGsとか当然だよね、というような感覚の人に適していて、万人受けはそもそも狙っていません。凝り固まったお年寄りはアンマッチ。
食事はヘルシーかつレベル高いし、設備も整っている。十分に最高級旅館にカテゴリされます。
東京から遠いような印象ですが、「伊豆より近い」というフレーズの通り、東京からは一時間半余。意外に近いです。
★「里山十帖」(新潟/大沢山温泉)
★「里山十帖」が好きなら、この旅館もおすすめ
「松本十帖」(信州/美ヶ原温泉)
「箱根本箱」(箱根/強羅温泉)
「山形座 瀧波」(東北/赤湯温泉)
「桝一客殿」(信州/小布施)
「おとぎの宿米屋」(東北/須賀川温泉)
里山十帖
料金・基本情報はこちら ▶ 里山十帖
旅館・ホテルランキング