数年ぶりに、伊豆修善寺の最高級旅館、あさば に行ってきました。
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空間、サービス、料理が最高で、日本一の旅館。久々の滞在を楽しみにしての訪問です。
施設詳細は、前回「あさば」(伊豆/修善寺温泉)参照。
今回は、食事を中心に紹介します。

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修善寺駅からタクシーで7分。
あさばに到着です。

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風になびく青のれん。変わらず最上級の空間です。

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玄関を入れば、スタッフが何人も出てきて、さっと荷物を取ってくれます。

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名前を伝えると、フロントも寄らず、そのまますっと部屋に案内されます。
階段を上がり、2階に案内されます。

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本日の部屋はこちら。2階おひとま。

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本間と、

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窓からは能舞台を正面に。

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仲居さんが、お茶を用意してくれます。

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お着きの菓子は、麩まんじゅう。
もちもちしっとりの逸品です。

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浴衣は、仲居さんが支度をしてくれて。

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冷蔵庫。

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水回り。

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アメニティは、あさばオリジナル。

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お手洗い。

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さて、大浴場へ。
温泉は、まずは野天風呂へ。

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池に面する野天風呂は、深めで広々。

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タオル、バスタオルは完備。
バスタオルは、なんと温蔵庫に温められての用意です。
こんな旅館、ほかに見たことありません。

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野天風呂の隣は、内風呂の入り口。

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内風呂も洗練された空間。

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こちらも、タオルバスタオルがぴっちりと用意されています。

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湯上りには、ミネラルウォーター。
開けっ放しの窓からの風を感じながらひと息。

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あさばの館内は、窓が開けっ放しの開放的な空間なのに、虫やゴミは見当たらない、
洗練された空間です。
廊下も開放的ですが、外の喧騒とは無縁です。

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能舞台を望むロビーは、美しい空間。

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夏らしい、氷柱につるをまとわせたオブジェがありました。

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バルコニーに出れば、能舞台を目の前に、ゆったりと過ごすことができます。
滝の音も心地よい。

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あさばのサロンは、改修されて2022年にリニューアルオープン。

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白を基調とした、芸術的な空間です。

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コーヒーや冷茶、ロータスビスケットが置いてありました。

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サロンのソファからの景色は、洗練そのものです。

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あさばのショップは、品のある工芸品が中心です。
土産菓子は置いていません。

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唯一、手土産向きなのは、あさばの焼印が押された温泉饅頭。
20時までに注文して、翌日の受け取りです。


さて、夕食の時間となりました。
あさばの夕食は、部屋食。
仲居さんが来て、食事の支度をしていきます。
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はい、最初のセットで、期待値が高まります。

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お品書きを開いて。

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食前酒は、修善寺の地酒、萬耀(ばんよう)。

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ちなみに、あさばのドリンクメニューは、旅館の格式通りのラインナップ。

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シャンパン、ワインが多いラインナップでした。

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アメーラトマト含ませ
もろこしかきあげ
    すり流し

とうもろこしのかき揚げは、あさばの定番の先付で美味。
もろこしのすり流しは、深く濃厚です。

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続いて、お椀で出てきたのが、

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すっぽん冬瓜椀

いつもなら、仲居さんが鍋を持ってきて提供するあさば名物のすっぽんですが、
今は、お椀での登場です。

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鯵 夏野菜あえ
鰹 炙り 烏賊墨塩

かつおのたたきに合わせるのは、たまねぎ。ねぎではないところがミソ。

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続いて、鮎の炭火焼がきました。
緑の濃い蓼酢といっしょに。

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鮎 炭火焼

小ぶりな鮎が2匹。
小ぶりなおかげで、小骨も全く感じない、食べやすい鮎です。

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毛蟹 新もずく 生姜酢

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続いての陶器は、

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ひすい豆 唐墨 飯むし

「穴子黒米寿司」の代わりの、小さいご飯もの。
なんと、あさば名物の「穴子黒米寿司」は、今はやめてしまっているそうです。無念。。

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天城軍鶏 炭火焼
 甘長とうがらし

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続いて、お釜が到着しました。

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仲居さんによそってもらって。

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あゆごはん

味噌汁、漬物とともに。

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甘味

甘味の一つ目は、メロン、くずきり、ブランマンジェからのチョイスで、
ブランマンジェを選びました。

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甘味の二つ目、
アイスクリーム 新茶・はちみつ。

あさばの夕食は、相変わらず最高でした。
奇をてらわない正統な和食でありながら、一品一品がうれしい。
満足感のある夕食です。
なお、名物の「吸い鍋」と「穴子黒米寿司」は、今はやめてしまっているそうです。ぐすん。
世の中が落ち着いて、復活することを期待しています。

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夜は、貸切風呂へ。
貸切風呂は、空いていれば自由に入ることができます。

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もちろん、タオル、バスタオル完備で、
いつ入っても整頓されています。

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一人には十分すぎる広さの浴槽で、ゆったり入ることができます。

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湯上りには、サロンでお茶を一杯。
あんどんが浮かべられた池と、ライトアップされた能舞台。

池に落ちる滝は、人工のようで、21時ころに流れが止まりました。
滝の音がなくなると、蛙の声が主役に。自然を感じました。

部屋に戻れば、布団が敷かれており、早々に就寝しました。


翌朝。
新聞は、日経と朝日が届きました。
朝食は、8時、8時半、9時からの選択。
仲居さんが部屋食の支度をしていきます。
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朝食の席ができました。

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食事もそろいました。
初めに、サラダから。

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茄子の胡麻煮。

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味噌汁。

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くえの昆布〆め。

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用意された七輪では、

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揚げ湯葉。七輪にのせてあぶって。

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ごはんには、

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おかかとわさび。白米にのせて、しょうゆをかけていただきます。

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続いてお椀で届いたのは、

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出汁巻き玉子。
ほかほかで、出汁でしっとりふわふわ。
置いておくと、玉子が出汁を吸っていく感じです。

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伊豆の名物、干物。

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シャインマスカット、スイカジュース。

あさばの朝食は、旅館らしい和食です。
手抜きない良い仕事をしています。
七輪であぶったり、おかかをのせたりと、動きがあって楽しさもありました。

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精算は、部屋にて。
チェックアウト時には、先に部屋に荷物を取りに来てくれます。

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配車されたタクシーへ乗り込み、
大勢のスタッフに見送られて、あさばを後にしました。

あさば
相変わらず最高の旅館でした。
何年たっても変わらない、洗練された施設、上質なサービス、一流の料理。
その一流の維持に、どのくらいの労力をかけていることでしょう。
修善寺あさば、日本一の旅館です。

★「あさば」(伊豆/修善寺温泉)ブログ
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あさば
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