砂むし温泉で有名な指宿温泉の 指宿白水館 に行ってきました。

指宿白水館は、九州を代表する大型高級旅館です。


鹿児島中央駅からは、観光列車「特急 指宿のたまて箱」で。


55分で、指宿駅に到着です。


指宿駅からは送迎バスで10分。


指宿白水館に到着です。


大型高級旅館らしい玄関を入り、フロントに並んでチェックイン。
フロントスタッフはアロハシャツ。BGMなしのロビーです。


ロビーのかたわらには、ウェルカムドリンク。
セルフで、知覧茶・ゆず水・芋焼酎。


指宿白水館の館内図。
指宿白水館は、離宮・磯客殿・花の棟・薩摩客殿 のグレードがありますが、


今日の宿泊は、一番上グレードの離宮です。


離宮は、ロビーから渡り廊下を進みます。


離宮に入ります。


離宮に入ると、香の匂いに、琴のBGM。


エレベーターで、


5階へ。廊下は静寂の空間です。


本日の部屋、505。離宮 和洋室84㎡。
離宮は部屋の扉が、何と自動ドア。


自動ドアを開けて踏込から、


和洋室空間。


12.5畳の和室。


ツインベッド。


窓からは指宿白水館の松の庭園、錦江湾に、遠くに大隅半島。


プールもあるんですね。


お茶菓子は、指宿白水館オリジナルの「雅の宿」。


さつまいもを使った和風スイートポテトです。


巾着袋は、持ち帰りOK。


中には、歯ブラシ、ヘアーブラシ、コットン綿棒ヘアゴムが入っています。


冷蔵庫は、旅館らしくビール瓶の販売。


浴衣は各サイズが積まれていました。


水回りも広々。


それでは、カギを手に取り、


大浴場へ向かいます。


離宮からは、指宿白水館の各建物が見えます。
左から薩摩客殿、花の棟。右端の3階建てが磯客殿です。


大浴場「元禄風呂」へは、地下1階から渡り廊下を進みます。


指宿白水館の大浴場「元禄風呂」は、2階建ての広い温泉。
露天風呂もあります。
海沿いらしい、舐めるとしょっぱい泉質です。

指宿白水館の特徴は、砂むし温泉を館内に保有していること。
カウンターで支払いすると、砂むし温泉専用の浴衣を渡され、
脱衣場で、浴衣を着替えて向かいます。


そして、もう一つの指宿白水館の名物が、焼酎道場。


焼酎道場では、焼酎の無料試飲（16時～19時）ができます。


幻の焼酎「森伊蔵」も、普通に置いてあるのがポイントです。


森伊蔵と、村尾を試飲してみました。

幻の焼酎。試飲一口できるだけでも嬉しいのですが、
スタッフから「試飲した焼酎は、夕食時に注文できます」とのセールストーク。
入手困難な森伊蔵も、指宿白水館には昔からの取引で、仕入が入ってくるのだそうです。


大浴場はもう一つ、「松風」があります。


元禄風呂ができる前の大浴場だったのでしょう。

さて、夕食です。
夕食時間は、18時・18時半・19時・19時半のスタート。
18時からを選択しました。

指宿白水館は、食事会場もたくさんあるのですが、


本日の夕食会場は、味彩。


掘り炬燵のある食事処です。
童謡などの笛のBGMが流れていて、
仲居さんは、着物姿に、指宿白水館と染め抜かれた前掛け。伝統的スタイルです。


今日の席はこちら。


お品書き。


指宿白水館ドリンクメニュー。
ドリンクは、希少な焼酎がずらり。
極上森伊蔵、森伊蔵、一どん。
これらが制限なく、普通に注文できます。


飲み物は、森伊蔵お湯割りをお願いしました。


最初のセットは、紙が掛けられての用意。


紙を外して、最初のセット。


食前酒　梅酒


前菜　豆乳寄せ（蟹身　百合根　枝豆）
　　　鮎紫蘇揚げ　枝豆ふくさ　柔らかもろこし真蒸
　　　霧島サーモン寿司　枕崎産鰹酒盗水雲
　　　小メロン昆布よごし

これぞ大型高級旅館の前菜という感じです。


続いての椀は、


吸い物　鱧葛叩き

汁は薄めの味付けです。


お造り　四種盛り

鮪、烏賊、鯛、車海老でした。


続いての器は、


炊合せ　黒豚の角煮


焼物　鯛の南部焼
　　　　無花果利休焼　酢取り茗荷


合肴　指宿産小倉とろろ


強肴　黒毛和牛ステーキ


揚げ物　芋天 ガネ天

薩摩で食べるサツマイモは、ほくほくでした。


酢の物　きびなご

酢の物は、チョイスメニュー。
鰹叩きもありましたが、鹿児島名物きびなご、を選びました。


御飯　鹿児島県産米
香の物　盛り合わせ
止め椀　薩摩汁

果物　季節の果物　メロンとぶどう。
甘物　知覧茶アイス

指宿白水館の夕食は、これぞ大型高級旅館の食事という感じです。数の多さで勝負。
安心の味でした。


指宿白水館の夜の過ごし方は、大型高級旅館らしく二次会処も充実。
クラブラウンジ鹿鳴館には、カラオケボックスもあります。


夜食処は、ご当地バル 麺屋二郎。
指宿の有名なご当地ラーメン店が、テナントとして支店を出しました。
精算は部屋付が可能です。


いぶすきとんこつラーメン。
大型旅館は、ラーメンで〆めるに限ります。


満腹になったので、部屋に戻り、ベッドにもぐりこみます。


おやすみなさい。

翌朝。

大隅半島からの日の出をおがむ朝です。
離宮からの景色はすばらしいです。


部屋の前には、朝刊が届いていました。

早速、朝食に向かいます。
この日の朝食は、バイキング。薩摩客殿・花の棟・磯客殿の客と一緒です。
（離宮の客の朝食は、食事処で和食であることが多いようです。）


朝食会場は、7階ルビー。


J-POPのオルゴールが流れる、大型旅館の典型のようなバイキング会場です。


和洋食を中心に、ところ狭しと並べられています。


こちらは、蒸しものと、鹿児島名物あくまき。


全種類取ってみました。


鹿児島名物さつま揚げ。


蒸しもの。蒸し野菜と、鹿児島名物あくまき。


和食の品々。


子ども向けの洋食の品々。


パンに、


デザート。

指宿白水館の朝食バイキングは、
大型旅館らしい、種類の多さが特徴の朝食バイキングでした。


朝食後は、離宮の部屋でゆっくりして、
チェックアウトは10時。フロントで精算します。


10:10の送迎で、指宿駅に送ってもらいました。

指宿白水館の部屋のグレードの違いは？

指宿白水館は、棟が4つあり、部屋のランクには差があります。

【薩摩客殿】和洋室。


【薩摩客殿】客室は古めです。


【磯客殿】和室。


【磯客殿】内風呂は温泉になっています。


【花の棟】和室。


【花の棟】このくらいであれば高級旅館。
一部はユニットバスです。

指宿白水館のグレードは、
　離宮 ＞＞ 磯客殿 ＞ 花の棟 ＞＞ 薩摩客殿。
高級旅館を求めるなら、花の棟以上が良いでしょう。

指宿白水館を堪能するなら、離宮がイチ押し。
料金の差は僅かですが、部屋のグレードの差は大きいです。

指宿白水館
大型高級旅館の代表格です。全方位型の商いで、ファミリーから老夫婦、団体、接待まで対応できます。
館内に砂むし温泉があるのは希少な存在。
そして、幻の焼酎「森伊蔵」が普通に飲める、というのも大きなポイントです。
折角行くなら、離宮に泊まりたい、指宿白水館です。

★「指宿白水館」（九州／指宿温泉）　ブログ
★「指宿白水館」が好きなら、この旅館もおすすめ
　「鐘山苑」（山梨／富士山温泉）
　「稲取銀水荘」（伊豆／稲取温泉）
　「堂ヶ島ニュー銀水」（伊豆／堂ヶ島温泉）
　「福一」（群馬／伊香保温泉）
　「鴨川館」（房総／鴨川温泉）
　「翔峰」（長野／美ヶ原温泉）
　「白玉の湯華鳳」（新潟／月岡温泉）
　「佐勘」（東北／秋保温泉）
　「古窯」（東北／かみのやま温泉）
　「ホテル花水木」（東海／長島温泉）
　「賢島宝生苑」（東海／伊勢志摩）
　「加賀屋」（北陸／和倉温泉）
　「有馬グランドホテル」（関西／有馬温泉）
　「佳翠苑皆美」（中部／玉造温泉）
　「大谷山荘」（中国／長門湯本温泉）



旅館・ホテルランキング