大分の山間の町、安心院(あじむ)にある、すっぽん料理で有名な やまさ旅館 に行ってきました。
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食べログでは、4.00を大幅に超え、全国の旅館トップ3に入る宿。極上のすっぽん料理を求めての訪問です。


やまさ旅館 チェックイン

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安心院へは、中津駅から路線バスで1時間がメインルートですが、
この日は、前日の由布院 山荘無量塔からタクシーで向かいます。
由布院から安心院は、公共交通機関だとぐるっと遠回りで3時間かかりますが、タクシーだと山越えで35分で到着することができます。

山間の静かな町である安心院。民家と畑の並びに突然、旅館が現れます。

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やまさ旅館に到着です。

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やまさ旅館は、宿泊はたった4室の旅館です。
一方、食事場所は7つの個室があり、最大100席。すっぽん料理の食事のみのお客様も多い旅館です。
チェックイン時間は16時。15時ではなく遅めの時間であることも、食事がメインであることを表しています。

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鼈(すっぽん)とかかれた暖簾がお出迎えです。

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玄関で靴をあずけて、スリッパで上がります。

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宿の歴史を示す資料の数々。

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ピアノBGMのロビーに案内されます。

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ここでチェックイン。宿帳に記入します。

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冷茶が出されます。

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ロビーにはいくつか展示物があり、

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美食家として知られる大正時代の政治家、木下謙次郎の著書『美味求真』。
『美味求真』で紹介した安心院のすっぽん料理。

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やまさ旅館を有名にしたのは、松本清張。
卑弥呼の邪馬台国は安心院にあったとの説を唱えた松本清張は、
安心院をたびたび訪れていたそうです。

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松本清張が宿に送った色紙。
美味求真 木ノ謙の里の やまさかな。


やまさ旅館 部屋

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さて、部屋に案内されます。

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階段を上がり、2階は宿泊客室のフロア。4室のみです。

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本日の部屋、高崎。
31㎡ セミダブルツイン シャワーブース付。
一番リーズナブルなタイプです。

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ドアを開けて、

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ツインルーム。

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ツインルームを反対から。

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浴衣。

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館内案内は、いまどきiPad。

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コーヒーと煎茶、茶器。

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部屋菓子は、地元のパイ菓子、鏝絵(こてえ)の町。

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冷蔵庫は空です。

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2024年にリニューアルオープンした宿泊客室は、機能的できれいです。

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アメニティ。

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ドライヤー。

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部屋の中には、シャワーブースのみ。

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館内には、家族風呂があります。
利用時間は16時〜23時、6時〜9時。空いているときに自由に入りドアにガギをかけます。

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脱衣所。

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温泉ではない沸かし湯ですが、足を伸ばして入浴することができます。
また、宿泊者には近くの安心院温泉の入浴券をくれます。車で送迎もしてくれます。


やまさ旅館 夕食

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さて、夕食の時間となりました。
やまさ旅館の夕食時間は、17時半、18時、18時半からの選択。
夕食会場は、個室食事処です。

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本日の席はこちら。仙の岩。

やまさ旅館の料理は、
津房川コース、竜王コース、美味求真コースという3つのグレードがありますが、
今日は最上級の美味求真コース(フルコース)で予約しました。

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テーブルセット。

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箸袋もすっぽん。

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鍋もすっぽん。

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調味料の陶器もすっぽん。

ここから出てくる料理も、全部すっぽん料理です。

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やまさ旅館 ドリンクメニュー1/4

気になるのは、すっぽんの甲羅酒。ひれ酒にも負けないとあります。

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すっぽんの甲羅酒を注文してみました。
蓋付きで出てきました。最初にマッチで火をつけてアルコールを飛ばします。

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すっぽんの甲羅酒。
香ばしさのうまみがなかなか。

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やまさ旅館 ドリンクメニュー2/4

地元の安心院ワインも置いてあります。

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やまさ旅館 ドリンクメニュー3/4

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やまさ旅館 ドリンクメニュー4/4

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最初の料理が届きました。まずは3品。

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生血

すっぽんの生血です。
色は鮮やかですが、オレンジジュースで割っているため、すっと飲むことができます。

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肝の酢あえ

肝臓、白子、心臓。

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エンペラの湯引き

すっぽんの甲羅の縁の部分。
ゼラチン質でコリコリ。コラーゲンが豊富なのだとか。

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続いては、

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スープ

ジュンサイ入り。

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刺身

本物の甲羅にのせての提供です。

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赤身が胸肉。白身が首のところ。
臭みなんて全くない。
ちょっとコリコリした鮪の赤身とか、馬肉とかに近い食感です。

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続いての品は、

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茶碗蒸し

上にはエンペラのあんかけ。
エンペラのゼラチン質がぷりぷり。

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肝焼き

肝焼きですが、全く臭みやパサパサ感はなく。香ばしくおいしい。

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続いて、すっぽん鍋。

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まずは、すっぽんだけが投入されます。

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黄色いところはすっぽんの脂。白いのはエンペラ。
食べれるのかな?と思うような鮮やかな黄色ですが、
どっこいこの黄色い脂身がぷるぷるでうまい。

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野菜も投入して、
すっぽん鍋を満喫します。

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唐揚げ

ふぐでも食べているかのように、骨を出しながらしゃぶりつきます。

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炭焼き

すっぽんは、焼くと鳥のよう。

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〆は雑炊。

女将さんが作ってくれます。甘めの醤油で味付け。

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最後に卵を入れて、

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出来上がり。

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香の物と一緒に。

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デザート

やまさ旅館の夕食は、本当に全部の品がすっぽん料理ですした。
飽きるかなと思ったりしましたが、全くそのようなことはなく最後まで美味しく頂くことができました。
すっぽんは、刺身にすれば白身魚、焼けば鳥肉、揚げればふぐ。ふぐより濃厚なうまみです。

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やまさ旅館には、館内にも周辺にも夜を過ごす施設はありませんので、
早々にベッドにもぐりこみます。おやすみなさい。


やまさ旅館 朝食

翌朝。
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やまさ旅館の朝食時間は、8時又は8時半。
朝食会場は、夕食と同じく個室食事処です。
朝食の会場はこちら。鳥居。

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庭の池に面しており、窓からは右手に別の個室食事処が見えます。

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朝食のテーブルに持ってきてくれる新聞は、大分合同新聞。

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朝食がそろいました。

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サラダ、納豆、トマト、海苔、
卵焼き、ジャガイモとベーコンの煮物、梅干し

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干物。

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だんご汁。

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おひつのごはんは、

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全部いただきました。

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デザート メロン
コーヒー

やまさ旅館の朝食は、一般的な和朝食。ちゃんと温かい状態での提供です。
朝食にすっぽん料理はありません。

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食後にフロントでチェックアウト。

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フロント横には、お土産コーナー。
すっぽんスープや柚子胡椒。配送のすっぽん料理セットなどが置いてありました。


やまさ旅館 周辺観光

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安心院には主だった観光地がありません。
安心院から公共交通機関で繋がっている町は中津のみ。
というわけで観光するとすれば、中津観光です。

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中津は、福澤諭吉のふるさと。
奥平家の中津藩の城下町です。

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駅を降りれば、構内は福澤諭吉だらけ。

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駅前にも福澤諭吉の銅像。

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福澤諭吉推しの町です。

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駅前の中津耶馬渓観光協会でレンタサイクルを借りて、市内観光に向かいます。

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模擬天守がある中津城。
中津駅から1km余りです。

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独立自尊の碑も中津城にあります。

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そして、福澤諭吉旧居・福澤記念館。

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福沢諭吉旧居と、右隣に史料が展示してある福澤記念館。

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庭には福澤諭吉の胸像がありました。

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中津の名物は、中津唐揚げ。
中津唐揚げの店、中津彩鶏々。

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食べ歩きにもちょうどいい中津のB級グルメです。


やまさ旅館 アクセス

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やまさ旅館は、安心院高校前バス停が最寄りです。

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安心院から中津駅までは、路線バスで1時間。

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中津駅からは大分空港は、JR特急と空港バスを乗り継いで2時間。
やまさ旅館から大分空港へは、公共交通機関では3時間かかる形となります。

なお、やまさ旅館からタクシーを利用すれば、大分空港へは高速道路を通って55分で到着できます。


やまさ旅館 まとめ

やまさ旅館のすっぽん料理。
全部の品がすっぽん料理というフルコース、一度食べてみる価値があります。
宿泊としては、きれいで機能的なビジネスホテルという感じ。必ずしも泊まらなくてもよし。

安心院は、由布院からも車35分、別府からも35分。
由布院や別府に連泊するときに、わざわざ食事をしに来る人も多いのだそう。
昼でも夜でも、すっぽん料理のフルコースを食べることができます。

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やまさ旅館
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