東伊豆の海を望む高級旅館「望水」に行ってきました。
東伊豆の北川温泉、海辺の高台にある旅館です。
玄関を入れば、ロビーラウンジ越しに、相模灘。
うっすら見えているのは、伊豆大島ですね。
ここでウェルカムドリンクの めかぶ茶 をいただきます。
スタッフに案内され廊下を通り、
今日は、こちらの「利島」のお部屋。
踏み込みを入ると
10畳の和室のお部屋
海が目の前です。
海を見るために、観月台のようなつくりも。
窓を開けると、波の音が心地よいです。
お茶請けは、焼き芋 珍しいですね。細いですが甘くてホクホクでした。
浴衣と帯
水回りチェック
洗面台と内風呂。
タオルが木箱に入っているのもいいですね。
部屋から、エレベーターに乗って1階の大浴場へGO
エレベーターの中にも匂い袋が置かれる配慮
大浴場「石楠花の湯」
ちゃんと「バスタオル」と「タオル」が用意されています。
内風呂
露天風呂
風呂上りには「湯上りサロン」にて、
ところてんのサービス。冷たくて、つるっと入ります。
東伊豆の北川温泉、海辺の高台にある旅館です。
玄関を入れば、ロビーラウンジ越しに、相模灘。
うっすら見えているのは、伊豆大島ですね。
ここでウェルカムドリンクの めかぶ茶 をいただきます。
スタッフに案内され廊下を通り、
今日は、こちらの「利島」のお部屋。
踏み込みを入ると
10畳の和室のお部屋
海が目の前です。
海を見るために、観月台のようなつくりも。
窓を開けると、波の音が心地よいです。
お茶請けは、焼き芋 珍しいですね。細いですが甘くてホクホクでした。
浴衣と帯
水回りチェック
洗面台と内風呂。
タオルが木箱に入っているのもいいですね。
部屋から、エレベーターに乗って1階の大浴場へGO
エレベーターの中にも匂い袋が置かれる配慮
大浴場「石楠花の湯」
ちゃんと「バスタオル」と「タオル」が用意されています。
内風呂
露天風呂
風呂上りには「湯上りサロン」にて、
ところてんのサービス。冷たくて、つるっと入ります。
続いては、お待ちかねの夕食です。
最初のセット
お品書き
【旬のよそおい】
【果てしなき海の恵み】
部屋食なので、どうしてもみずみずしさには欠けますが、
東伊豆の名産、金目鯛から、駿河で有名な、さくらえび、伊豆の名産、山葵の葉が添えられています。
【香り立つひと時】「海鮮の石焼き」
この熱された石の上に、、、
鮑・海老をのせて、じゅ~ と。
面白いですが、部屋の中がもくもくです。
【季節の温み】「海鮮辛味鍋」
豪快で、うまみが凝縮されたスープです。
【時まといて】「鶏肉とモッツァレラチーズ包み トマトソース」
鶏肉を割ってみると、、、
中から、トロトロのモッツァレラチーズが
【遥かなる自然の恵み】「金目鯛の煮付け】
東伊豆の名産です。これは外せませんね。
ただの煮付けでなく、なんと下には、
黒米のリゾットが隠れていました。
【御食事盆】「黒米炊き込みご飯」と「香の物」「赤だし仕立て」
締めは赤だしで。
【旅の余韻】「東伊豆ニューサマーオレンジ・シャーベット」「築城石豆腐」
望水の夕食は、
部屋食では珍しく、色々な工夫が施されています。
海鮮石焼などの遊び心と、モッツァレラチーズやリゾットなど、
洋食のエッセンスも入っているように感じます。
食事を終えて、観月台でゆっくりしていたら、
コーヒーとニューサマーオレンジのピールを持ってきてくれました。
観月台に置いて下さり、コーヒーでひと息。
食事が終わっても、もう少し時間があったので、8階ロビーラウンジへ
ロビーから月明かりの海を見ながら
チョコレートと、ニューサマーオレンジジュースを頂きました。
館内には、ヒーリングスペースのようなものも
『ムーンロード』というヒーリングミュージック(南米の竹笛?)が流れています。
部屋に戻り、今夜は就寝。
翌朝、すっきりと目が覚めて気づいたこと。
部屋から日の出がみえない!
ま、ロビーラウンジに行けばいいか、と浴衣を整えて8階へ。
ちょうど、日の出が出る時間でした。
8階ロビーでの「日の出カフェ」。レモンジュースとコーヒーを頂きます。
そのまま大浴場へ。
昨日と、男女入れ替えになって「椿の湯」です。
大浴場
朝の風呂上りは、東伊豆の野菜 きゅうりとトマト を伊豆味噌で。
部屋に戻ると、ちょうど朝食のセットが始まりました。
旅館の朝食らしい内容です。
はまこ汁。隣で、焼き石を入れるパフォーマンス。ぶくぶくと沸騰して熱々です。
ごはんは御釜での提供。
小さい焼き石の上であぶられた岩海苔を
あったかご飯にモリモリ。
焼き魚は、昨夜チョイスした 金目鯛の味噌漬けです。
おなかも一杯になったところで、もうひと歩き。
1階の裏口から出て、
北川温泉の名物、黒根岩風呂へ。
管理室(料金所)は、宿泊客であればスルー。
(各旅館の浴衣で宿泊客を認識しているようです)
黒根岩風呂までの旅館街の海沿いは、
北川築城石公園として、散策道となっています。
江戸城の石垣に、東伊豆地区から切り出された石が使われているそうですが、
この北川温泉に、一つだけ石垣用の石が落ちていたそうです。
その石を軸として、公園を作っていると聞きました。
いま元気な温泉街には、必ず散策できる空間があると感じていますが、
それを作ろうとした、北川温泉の涙ぐましい努力が垣間見えました。
公園側から見た望水。
望水に戻り、1組当たり1回50分利用できる「プライベートガゼボ」に入ります。
プライベートガゼボ「さざ波」
広い脱衣所空間。貸切です。
3つもある洗い場
スチームサウナ
海を近いジャグジー風呂
海のさざ波が聞こえて、ずっと居たい位、心地よいです。
このプライベートガゼボ、そして黒根岩風呂を利用できることから、
望水の経営的視点が良く見えます。
北川温泉 望水 に来る客が期待することは、海の景色と、海の音。
部屋からはそれが堪能できますが、
実は、大浴場からは海の景色も、海の音も、見えず、聞こえません。
かといって、全部屋に露天風呂を敷設することも、改築コスト・温泉供給の観点から難しい。
そこで、プライベートガゼボ、そして黒根岩風呂を利用できるようにすることで、
弱みを補完しているのだと見受けました。
駐車した車をスタッフが洗車して下さっている姿を見つつ
チェックアウトは、ロビーラウンジで。
チェックアウトの際、お土産にニューサマーオレンジキャンディーを頂きました。
小さい心遣いがうれしいですね。
ちなみに、男性スタッフの方の名刺には、
「想い出つくりマイスター」という冠が書いてありました。
正直、こちらが引くぐらい、丁寧な対応をして頂きました。
最後に、旅館マニアとして、館内を見させて頂きました。
スタンダードルーム 和室12畳
ジュニアスイートルーム 10畳+4.5畳
スイートルーム 和室12畳+6畳
宴会場青海波
プライベートサロン「波留花」
望水は、東京の料亭出の現在の大女将が北川にきて開業したとのこと、
現在のご主人は、青山やまとでの修行ののち、経営に入っていると聞きました。
風呂上りには、ところてんや東伊豆の野菜を提供、
夜は、ロビーラウンジでのドリンクの提供と、
食事にも、石焼などイベント性を持たせること。
そのような、滞在中に印象を残すイベントを多くすることで、
思い出に残るように取り組んでいるように感じました。
恐らく、北川温泉に繁華街がない、ということから、
旅館内での滞在で楽しませることに注力したのだと思われます。
また、
海=夜は景色なし真っ暗(月のみ)→月をテーマにして組み立てること。(ミュージック・観月台)
日の出が見えない部屋があること→8階ロビーラウンジでの日の出カフェで代替
大浴場から海の景色・音がない→プライベートガゼボ、黒根岩風呂で代替
と見てみると、経営観点から良く考えている旅館である、と感じます。
ただ、何よりの強みは、
「東京から2時間程度」「部屋から海の景色と、波の音が聞こえる」「高級旅館」、というのは、
ありそうで、実は、極めて数少ない旅館です。
波の音が聞きながらゆっくりしたくなったら、再度訪れたい宿です。
★「望水」(伊豆/北川温泉) ブログ
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「青山やまと」(伊豆/伊東温泉)
「季一遊」(伊豆/弓ヶ浜温泉)
「游水亭いさごや」(東北/湯野浜温泉)
「花紫」(北陸/山中温泉)
望水
料金・基本情報はこちら ▶ 望水
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