花巻温泉 佳松園 に行ってきました。
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富士屋ホテルの国際興業が経営する唯一の高級旅館です。

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東京から東北新幹線で3時間、

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新花巻駅に到着です。

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新花巻駅からは、花巻温泉の送迎バスに乗り込みます。

送迎30分。

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花巻温泉 佳松園に到着です。
送迎バスを降りて、スタッフがさっと荷物を受け取ってくれます。

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玄関を入り、

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フロントで、名前を伝えると、
簡単な説明をされて、すぐに部屋に案内されました。

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ロビー階は4階。
ホテルの朝食バイキング会場のようなBGMが流れる廊下を進みます。

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展示されている調度品。花巻の台焼など。

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女性には色浴衣のサービス。

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雰囲気の良い廊下を進みます。
突き当たりの窓が、全面窓となっているのが良いです。

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佳松園は、2001年の建築業協会賞の建物です。

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そのまま4階の部屋へ。

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本日の部屋、411。
和洋室和室12畳+洋室ツイン。

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部屋の鍵は、カードキー。

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ドアを開けると、

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洋室ツイン。

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和室12畳。

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チェックインは部屋にて。
宿帳を記入します。

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お茶菓子は、小さなまんじゅう。

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景色は、県木「南部赤松」の木々。

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水回り。

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アメニティ。

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お手洗い。

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内風呂。
檜風呂です。

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浴衣は2枚。

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おしぼりがウォーマーに用意されており、

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冷蔵庫の飲み物はインクルーシブで無料。
ビール2本、お茶、アクエリ、コーラ、水。

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コーヒーマシンもあり、箱は佳松園マーク。

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UCCのカプセルコーヒーです。

佳松園の部屋は他に、和室、洋室がありますが、
いずれも設備面は全く一緒でした。広さのみの差です。

特別室、貴賓室だけは、皇室用に作られたので、設備が全く違います。

さて、大浴場に向かいます。

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スリッパは花巻温泉の共通のものでしょう。

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部屋には、個人用として
白いふかふかスリッパと、薄い草履が用意されていました。
マジックで名前を書くようです。持ち帰り可能。

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エレベーターで4階から2階に下ります。

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大浴場 とろとろの湯。

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大浴場は、男女入れ替えはありません。

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脱衣所。床暖房でした。

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タオル、バスタオル完備。

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ゴシゴシタオルまでありました。

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シャンプーバーも。
好きなシャンプーを手に取ります。

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内風呂。
無色透明ですが、ぬるっとした肌ざわり。pH9.0を誇るアルカリ性の温泉です。

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洗い場。

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サウナ。

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露天風呂。
木々に隠れていますが、沢の音が聞こえて心地よいです。

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湯上がりには、ビタミンドリンクの用意。

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マッサージチェアの空間もありました。

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佳松園は、宴会場もある規模の旅館です。

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エステもありました。

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お土産の売店は広め。

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ロビーでのドリンクは有料営業ですが、
ミネラルウォーターは無料で置いてありました。

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クロスバイクの有料レンタルもあるようです。

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佳松園の宿泊者は、
花巻温泉のホテルの大浴場も利用することができます。

フロントにお願いするとすぐに、送迎をしてくれます。

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併せて、外出用サンダルと、
タオルバスタオルのセットを渡してくれました。
佳松園の木札付。

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【ホテル紅葉館】大浴場。
花巻温泉のホテルは、
ホテル紅葉館、ホテル花巻、ホテル千秋閣の3つが横並びで繋がっています。

佳松園は自家源泉。
3ホテルは別の源泉である単純温泉なので、佳松園とは違う泉質を楽しむことができます。
3ホテル同士は同じ様な設備でした。

花巻温泉の3ホテルは、昭和の大型旅館。
少し離れた高台にある佳松園とは、客層が全然違います。

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花巻温泉は、全体が国際興業の経営。
ここ、バラ園を含めた広さは25万坪の広さがあります。

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バラ園には、国際興業の創業者、小佐野賢治の像。

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テーマパークの様な花巻温泉のゲートから、佳松園までは1kmくらいあります。


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さて、佳松園に戻り、

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庭園には、かがり火が点けられました。

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建物と庭園の美しい空間です。

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夕食は部屋食です。
指定した19時ぴったりに部屋の呼び鈴。
お盆で運ばれてきて、すぐに準備が整いました。

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お品書き。

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ドリンクは、生ビールで始めます。

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佳松園のドリンクは高めのものを含めた豊富なラインナップ。
佳松園ドリンクメニュー1/9

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佳松園ドリンクメニュー2/9

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佳松園ドリンクメニュー3/9

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佳松園ドリンクメニュー4/9

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佳松園ドリンクメニュー5/9

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佳松園ドリンクメニュー6/9

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佳松園ドリンクメニュー7/9

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佳松園ドリンクメニュー8/9

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佳松園ドリンクメニュー9/9

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先付 遠野山女魚甘露露
    ささげ胡麻よごし 棒生姜

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小鉢 小芋鶏味噌かけ
    よもぎ麩 赤蒟蒻
    白髪葱 柚子香里

夏らしく冷やした小鉢。味噌が酒が進めます。

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お差し身 鮪切重ね
      姫神サーモン
      三陸帆立貝 宮古産蛸湯ぶり
       妻物一式 宮守山葵

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冷し煮物 三陸穴子昆布巻
      冬瓜スープ煮
      巻湯葉土佐煮 糸人参
      かえでズッキーニ 粥あん

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続いて運ばれてきた茶碗は、

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小茶碗 花巻とうきび玉地蒸し
     とうきび豆腐 新銀杏 パプリカ

器まであつあつ。ここまで冷製料理だったので、ここに来ての
温かい餡掛け茶碗蒸しは胃をほっとさせます。

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焼物 夏伊佐木オリーブ焼き
    丸茄子油焼き
    アスパラガス焼浸し
    エリンギかけ焼き

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添え物の小さい器は、

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 「添え」 錦糸瓜酢浸し 三陸めかぶ
      ちぎり梅 あられ生姜
       加減酢

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次のお酒は、岩手の地酒、南部美人を頼みました。

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台の物 前沢小形牧場牛塩麹しゃぶ
     打葱 水菜 白しめじ
     ちんげん菜 トマト
 「千代口」 赤おろし

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ぜんぶ投入。しゃぶしゃぶなのに、鍋煮のようにしてしまいました。

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最後の御飯は、釜炊き。
食事途中に、火が入れられます。

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御飯 花巻枝豆と干貝柱ご飯

赤子泣いても蓋取るな、と蒸らして出来上がり。

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香の物と味噌汁も到着。

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香の物
留椀 名物ひっつみ汁

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水菓子 果実紅茶ゼリーかけ
     マンゴー 有の実
     キウイ
    抹茶アイス 小倉 最中

佳松園の夕食は、大型高級旅館の雰囲気を感じます。
什器も花巻温泉共通のものがあるかな。
いまの料理長は、国際興業の山梨県フルーツパーク富士屋ホテルから来たそうです。

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佳松園の夜の過ごし方は、館内は、バー赤松。

花巻温泉のホテルに下りれば夜食処もあるのでしょうが、
佳松園でゆっくりと過ごすことにしました。

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庭園のかがり火が暗闇に映えます。

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夜も更けて、寝床へ。
和洋室でしたが、布団も選べたので、敷いてもらいました。

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おやすみなさい。


翌朝。
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明るい山の朝です。

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ドアノブに新聞が届いていました。地元紙、岩手日報。

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朝食は、7時~9時最終入場で自由。7時で向かいました。

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庭園に面した廊下を進みます。朝は爽快なBGM。

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朝食会場、万寿山。

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明るい空間です。

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席はこちら。

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周りを見ると、料理に紙がかぶせられているということは、
全部作り置きです。

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朝食にヤクルト。高級旅館で久しぶりに見ました。

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御飯、味噌汁が出てきて朝食がそろいました。

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お献立

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小鉢彩々 甘海老柚子胡椒和之
     法蓮草浸し しらす 白胡麻
     五目ひじき
     切干大根
     鰯柔らか煮 高野豆腐 十六豆

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焼物 紅鮭
    卵焼き 花豆 染おろし
    源氏かまぼこ 山葵漬け

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サラダ 東北野菜彩々と花巻銀河ハムのサラダ

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一人鍋 花卷豆乳鍋
     生湯葉 豆腐 水菜 葱 人参
      三陸すき昆布

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ご飯 銀河のしずく又はお粥
 香の物
 箱 佳松園のり
汁 規汁

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デザート 岩泉ヨーグルト
     岩手県産雑穀シリアル
     ブルーベリーソース

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朝食後は、
ロビーラウンジのドリンクがサービス。

羽織のスタッフが提供してくれました。

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地元の窯、台焼のカップで頂きます。

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ロビーからの日本庭園。
借景のような向かいの山は、朝食会場の名前の由来、万寿山だそうです。

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一息ついた後には、散策へ出ました。花巻温泉マップ。

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夏真っ盛りの緑の中を歩きます。

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散策路になっている佳松園の周囲は、熊が出るくらいの山林で、
熊よけの鐘が置かれていました。
ゴーンと鳴らしてから歩を進めます。

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佳松園から10分くらい歩けば、釜淵の滝。

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花巻温泉の入口まで歩けば、温泉ベーカリー。

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ここの名物は、花巻温泉あんぱん。
あんこぎっしり系のあんぱんでした。

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佳松園に戻り、フロントでチェックアウト。
花巻温泉の送迎を利用して、新花巻駅へ向かいました。

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新花巻駅から、この日は観光へ。

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東北新幹線を30分で一ノ関駅、気仙沼線に乗り換えます。
気仙沼線30分で猊鼻渓駅に到着。

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徒歩5分で、猊鼻渓(げいびけい)川下りに到着。

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船頭さんの操船で出発。

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猊鼻渓は、
水墨画のような景色。

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猊鼻渓川下りは、所要1時間半とありますが、
乗船時間は行き20分、帰り20分。
途中、岸に上がって、徒歩5分のところの大猊鼻岩を目指します。

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大猊鼻岩。

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ここの名物は、「運玉」5個100円。食べ物ではありません。

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対岸の穴に投げこめれば願いが叶うという、
観光地っぽいイベント。

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運玉が入ったら、係員が札をくれました。

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再び猊鼻渓駅から一ノ関駅に戻り、
東北新幹線で次の宿泊地、仙台 秋保温泉の茶寮宗園 に向かいました。

佳松園
建物が良いです。
日本建築業協会賞受賞の空間は、居心地のいいものでした。
小中規模旅館ですが、花巻温泉全体での経営であり、運営や食事は、大型高級旅館のような感じ。
花巻温泉全体の利益を、佳松園のメンテナンスに投下しているような贅沢さ。
岩手県では一番の名門旅館です。

★「佳松園」(東北/花巻温泉) ブログ
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佳松園
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