仙台の奥座敷、秋保温泉の 茶寮宗園 に行ってきました。
茶寮宗園_129
東北でトップクラスの超高級旅館であり、楽しみにしての訪問です。

茶寮宗園_3
前日の 花巻温泉 佳松園 から、東北新幹線で仙台駅に到着。

茶寮宗園_4
仙台駅東口から、姉妹館であるホテルニュー水戸屋の運行の送迎マイクロバスに乗り込みます。
客層が違うので、車内は少しガヤガヤ。

茶寮宗園_41
送迎40分、先に茶寮宗園に到着です。
降車したのは私一人。

仲居さんと下足番のお出迎え。

茶寮宗園_40
自動ドアを入り、

茶寮宗園_39
畳の玄関に靴を脱いで上がります。

茶寮宗園_38
さっと出された男性用のスリッパを出してくれ、
名前を名乗り、そのまま先に案内されます。

茶寮宗園_35
数寄屋造りの洗練された空間。
もう別格確定です。

茶寮宗園_34
階段を下り、

茶寮宗園_33
また上がれば、正面に日本庭園。

茶寮宗園_32
廊下を進むと
本館はガラス張りの廊下。

茶寮宗園_11
左に曲がり、

茶寮宗園_13
本日の部屋、光月に到着。
本館和室1階12.5畳。

茶寮宗園_15
踏込から、

茶寮宗園_16
和室12.5畳。

茶寮宗園_22
全面窓からは、小川の流れる日本庭園。

茶寮宗園_5
チェックインは部屋にて。
宿帳を記入します。

茶寮宗園_105
最初に出てきてのは、おしぼり。
すのこを敷いた蓋付き籐籠に入れられ、
仲居さんからどうぞとすっと出されます。ほかほか。

ロビー、部屋、そしてこのおもてなし。
もう、最高級の旅館に来たという満足感に浸ります。

茶寮宗園_8
菓子は、自家製の水ようかん。

茶寮宗園_9
抹茶。

茶寮宗園_10
抹茶で一服した後は、続いて煎茶も出されました。
菓子は、ニュー水戸屋オリジナル菓子ひと梅ぼれ。

茶寮宗園_24
仲居さんが浴衣も用意してくれます。

茶寮宗園_17
和室を反対から。

茶寮宗園_18
生け花も美しいです。

茶寮宗園_21
広縁には低めのソファがあり、

茶寮宗園_20
日本庭園を見ながらのんびりすることができます。
外からは、鈴虫の声。

茶寮宗園_23
化粧の間もありました。

茶寮宗園_29
冷蔵庫は、ミネラルウォーターのみ無料。

茶寮宗園_25
水回り。

茶寮宗園_26
内風呂。

茶寮宗園_31
さて、鍵を手に取り、

茶寮宗園_30
大浴場に向かいます。

茶寮宗園_126
廊下を進み、

茶寮宗園_60
大浴場。男女入れ替えなしです。

茶寮宗園_61
脱衣所。

茶寮宗園_62
脱衣場まわり。

茶寮宗園_65
タオル、バスタオル完備。
茶寮宗園の刺繍入り。

茶寮宗園_63
内風呂。

茶寮宗園_108
洗い場。

茶寮宗園_109
サウナもありました。

茶寮宗園_64
露天風呂は、

茶寮宗園_125
瀧の音が心地よい、洗練された空間でした。

茶寮宗園_44
館内には、お土産処と、

茶寮宗園_45
隣にラウンジが営業中。
エステ・もみほぐし・タイ古式整体は、部屋に呼ぶ形です。

茶寮宗園_46
バーもありました。クラブ金の栞。

茶寮宗園_43
ロビー空間も優雅です。

茶寮宗園_42
少し外に出てみようと、ピカピカの下駄を借ります。

茶寮宗園_110
玄関には、番傘と水桶柄杓。

茶寮宗園_130
茶寮宗園の看板のある玄関を出てみます。

茶寮宗園_132
秋保温泉は、大型旅館がいくつか並んでいますが、温泉街はありません。
それぞれの旅館内での滞在を楽しむ土地です。
道路の先の高い建物は佐勘。その隣にホテルニュー水戸屋があります。

茶寮宗園_66
部屋に戻れば、ドアノブに夕刊が届いていました。
地元紙、河北新報でした。


さて、夕食の時間になりました。
茶寮宗園_67
階段で2階へ向かいます。

茶寮宗園_68
夕食会場は、料亭羽衣。
受付がいないと思いきや、
畳で仲居さんが三つ指立ててお出迎え。

茶寮宗園_69
料亭羽衣は、全て個室になっています。
BGMはジャズピアノ。

茶寮宗園_70
本日の席はこちら。万葉2。

茶寮宗園_71
日本庭園を見下ろす景色の良い席です。

茶寮宗園_78
入口は、飾り障子で、仲居さんが中が伺えるようになっています。

茶寮宗園_72
最初のセット。

茶寮宗園_73
お品書き。

茶寮宗園_91
茶寮宗園ドリンクメニュー1/5

茶寮宗園_92
茶寮宗園ドリンクメニュー2/5

茶寮宗園_93
茶寮宗園ドリンクメニュー3/5

茶寮宗園_94
茶寮宗園ドリンクメニュー4/5

茶寮宗園_95
茶寮宗園ドリンクメニュー5/5

茶寮宗園_75
先付 山東菜錦糸巻
    糸の花 生姜正油

巻き寿司のようですが、ごはんの部分が山東菜の一品。

茶寮宗園_74
酢の物 海月 ホッキ貝
     烏賊 酢みそ
      きゅうり 菊

茶寮宗園_76
膳菜 ビシソワーズ ジュレ
    七味 七菜

朝顔型の器は、蛸の酢の物と、オクラ。
小壷は、万願寺唐辛子の炒め。

茶寮宗園_77
ガラスの蓋物は、ビシソワーズ。
じゃがいもの香が強いポタージュでした。

茶寮宗園_79
続いて椀物が来ました。

茶寮宗園_80
椀盛 相並魚骨切
    やき小餅 柚子 はす芋

あいなめです。

茶寮宗園_81
続いて、木の板がのせられて来たのが、

茶寮宗園_82
造り 鮮魚色々
    あしらい一式

茶寮宗園_83
お肉 夏野菜と牛サーロインコールドビーフ

彩りに蓼。サーロインに、
下に茄子とカボチャの天麩羅が敷かれていました。

茶寮宗園_85
鉢肴 鮑と冬瓜
    茄子 生姜 白髪ねぎ

大ぶりの鮑でした。とろみのある餡をかけて。

茶寮宗園_87
最後の御飯はお茶漬け。

茶寮宗園_88
御飯 お茶漬
    のり あられ
香物

茶寮宗園_90
水菓子 季節のもの

ヨーグルトなのか、バニラアイスのような風味の美味しいものでした。

茶寮宗園_89
デザートとともに、ほかほかのおしぼりを持ってきてくれました。

こちらの席はイステーブルですが、
最後に、仲居さんが畳敷きに正座で挨拶をされて去っていきました。

夕食は、目に鮮やか。
味は薄めの京風でした。
料理長は、ホテルニュー水戸屋から、
茶寮宗園開業の時に、京都で修行して、着任されたとのこと。
空間の最高級さからすると、食事にも、もう少し感動があっても良いかもですが、
やはり高級なものでした。

茶寮宗園_97
食べ終わって、部屋に戻ります。

茶寮宗園_99
夕食が終わればすっかり暗くなり、
音の無い静寂の廊下。

茶寮宗園_100
布団の敷かれた部屋に戻ります。

茶寮宗園_102
寝巻用に替えの浴衣と、

茶寮宗園_101
パジャマが用意されていました。

茶寮宗園_104
窓は雨戸が閉められていますが、

茶寮宗園_103
日本庭園はライトアップされていました。

茶寮宗園_136
早々に就寝。おやすみなさい。


翌朝。
茶寮宗園_107
うっすら霧雨の朝です。

茶寮宗園_112
朝食時間は、7:30、8:00、8:30、9:00からチェックイン時に選択。
会場は、料亭羽衣。
朝も、仲居さんが三つ指立ててのお出迎え。

茶寮宗園_113
朝食では、会場照明も明るくなっていました。
BGMはクラシック。

茶寮宗園_115
席は、夕食と同じく万葉2。

茶寮宗園_116
最初のセット。

茶寮宗園_117
ご飯、味噌汁、湯豆腐が出てきて、揃いました。

茶寮宗園_121
焼鮭、煮物、玉子焼き、湯葉など。
先置きではありますが、煮物はほのかに温かい。

茶寮宗園_118
湯豆腐は、大きな鉢での登場。豆乳入りで真っ白。
コンロなしでの提供がいいですね。

茶寮宗園_120
ご飯は黒漆塗りのおひつで。

茶寮宗園_122
デザートは、スイカとチーズケーキでした。

茶寮宗園_135
部屋に戻れば、布団が上げてあり、
今朝ドアノブに届いていた日経新聞の朝刊は卓上に。

チェックアウトは部屋にて。仲居さんが来て精算を済ませました。

茶寮宗園_128
時間になったので、部屋を後にします。
玄関では、自分の靴だけが出されており、
羽織の下足番がすっと靴べらを差し出します。

茶寮宗園_134
仙台駅への送迎バスは9時半をお願いしました。
送迎バスは、経営が一緒の姉妹館 ホテルニュー水戸屋からの出発とのことで、
茶寮宗園を9:10に出て向かいます。
ホテルニュー水戸屋までは、レクサスで2分。

茶寮宗園_137
ニュー水戸屋から送迎マイクロバスで40分。仙台駅に到着。

茶寮宗園_139
東北新幹線で東京への帰路につきました。

茶寮宗園
空間は最高級。
滞在しているだけで心が豊かになります。
仲居さんのサービスも、熟練したしっかりさ。
食事は、空間レベルからすると、もう少し感動があっても良いかもですが、
目に鮮やかで、やはり高級。
また滞在しに来たい宿です。

★「茶寮宗園」(東北/秋保温泉) ブログ
★「茶寮宗園」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「柳生の庄」(伊豆/修善寺温泉)
 「御宿かわせみ」(東北/飯坂温泉)
 「大谷山荘 別邸音信」(中国/長門湯本温泉)

茶寮宗園
料金・基本情報はこちら ▶ 茶寮宗園


旅館・ホテルランキング