佐賀の嬉野温泉にある 嬉野八十八に行ってきました。
「八十八」で「やどや」と読ませます。

2023年に開業した新しい宿。JR九州が経営する旅館です。
お茶と88km圏内がテーマの宿。

2022年に開業した西九州新幹線。新設開業の嬉野温泉駅が最寄駅です。
嬉野温泉は、鉄道のない温泉地から、新幹線で来れる便利な温泉地となりました。

嬉野八十八へは、前日までに事前予約の送迎バスが運行。
新幹線のダイヤから予約の送迎時間より少し早い駅到着となりましたが、ダイヤに合わせて改札で待ってくれていました。
送迎バスで7分。

嬉野八十八に到着です。

送迎者を降りて、スタッフに案内されます。

自動ドアを入り、

きれいな館内。

ここで靴を脱ぎます。

突き当りには、嬉野八十八のマーク。
うれし うるわし 嬉野茶と かけ流しの湯

嬉野八十八のテーマの一つが、お茶。

はじめにラウンジに案内されて、

冷たいお茶が出されます。水出しの煎茶。
チェックイン手続きはiPadで。画面にサインするだけです。
ここで、夕食・朝食の選択。
夕食時間は、18:00・19:30から選択。
朝食時間は、8:00・9:00から選択、朝食内容は和食/洋食から選びます。「当館の料理長が和食の者なので和食がおすすめです」との誘導に従い、和食にしました。
嬉野八十八のチェックインは15時。
早めの到着でしたので、部屋の最終確認に10分ほど待ちましたが、14時半過ぎに案内してくれました。

それでは、スタッフの先導で、部屋に案内されます。

エレベーターで、

3階へ。
ぐり茶色がテーマのフロアになっています。

3階の廊下。

本日の部屋、310。ジュニアデラックス。

踏込から、

リビングとベッド空間。

リビングを反対から。

ディスプレイの下にはスピーカー。

テーブルはすみっこに。

ベッドとソファ。

ソファ前のテーブルは、

嬉野から88キロ圏内のマップになっています。
嬉野八十八のコンセプト「嬉野から88km圏内の西九州の食材を中心に」を表しています。

いまどき館内の案内はタブレット。

嬉野八十八の夕食はプレフィックス。
画面で料理を選択します。3品選択。
「一人め」ってなんだろうなと。あとで気付く重要な意味があるとは。

お茶を淹れる水屋。

部屋置きの菓子は、唐芋(和グラッセ)。

タンブラーは、館内にあるお茶を汲む用。
土産として持ち帰りOK。サスティナブルですね。

お茶はティーバックの缶で3種類置いてあります。
玄米緑茶、ほうじ茶、玉緑茶。

湯のみカップもおしゃれ。

お湯を沸かして、

お茶を淹れてみました。

冷蔵庫。
右にはワインセラーまで設置されています。

冷蔵庫は無料サービス。
梅酒ソーダ、ビール、みかんジュースが2本ずつ。
そして、お茶を淹れるための水ボトルが1本。

グラスは、嬉野八十八のロゴが入ったおしゃれなもの。

踏込の棚には、

館内着。
館内着は、スタッフの服装と似ていて、他の客から声をかけられそうになったりします。
巾着袋は持ち帰りOK。

金庫はナンバー式。

水回り。

男性用化粧水と、

女性用化粧水。

ドライヤー。

アメニティとタオル、

バスタオル完備。

温泉内湯。
温泉がかけ流しです。
足が伸ばせる広さがあります。

お手洗い。

部屋の鍵は、木のカードキー。
それでは、大浴場に向かいます。

大浴場は1階。男女入れ替えなし。

脱衣所。

洗い場を通り抜けて、

露天風呂。

嬉野八十八にはサウナが2つ。
茶香炉と茶ロウリュ。

サウナ 茶香炉。

茶葉が吊されていて、お茶のいい香りと灼熱。

サウナ 茶ロウリュウ。
こちらは30分に一度、ロウリュウが流れます。

水風呂。

水風呂の横には、サウナ後のひといきブラックモンブラン。

地元佐賀のアイス、ブラックモンブランの竹下製菓のアイスが取り放題です。

建物に対して、コンパクトにまとまった大浴場です。
嬉野八十八は、館内各所にさまざまなサービスが用意されています。

湯煙茶屋「温」。屋外のスペースです。

飲泉。源泉そのままを小さなジョッキで頂きます。

ここにも、ひとくちアイス。夏季限定。
ブラックモンブラン。

小さなアイスが取り放題。

湯煙茶屋「温」の横 にはお茶2種。

うれしの和紅茶、白折。
お茶は翌朝になると変わります。

「十徳」の横 にはお茶2種。

茎ほうじ茶、煎茶(あさつゆ)
お茶は翌朝になると変わります。

エレベーターホールの横 にはネスプレッソ。
ブラックモンブラン、お茶とコーヒー。取り放題飲み放題。
ケチっていない感じか良いです。

嬉野を中心とした88キロ圏内にまつわる本が置いてあります。

佐賀やお茶に関連する書籍がたくさん。

宿から88キロ圏内の品を中心に取り揃えたお土産処。

お茶がたくさん。販売されています。

お酒やアイスも。

子どもが遊べるスペース。ハンギングチェアや、

おもちゃが置いてある空間です。

予約制のアロマトリートメントもあります。

喫煙室です。
嬉野八十八の客室はすべて禁煙。ここでだけ喫煙ができます。

嬉野八十八では、ティーセレモニーというお茶体験があります。
会場は、ティーセレモニールーム「嬉野茶会 十徳」。
嬉野茶ティーセレモニーは予約制で1人3,000円です。
予約枠は空いていて、当日の予約でも入れました。

時間になると、会場前に受付が始まり中に案内されました。
ライブ形式のカウンター。

カウンターに案内されてはじまります。

茶器の紹介と、

茶葉を紹介しながら、

抽出機を使ってお茶を淹れていきます。

待っている間に、お茶菓子の提供。
塩こんぺいとう・メレンゲ・釜入れ茶。

お茶を淹れて、

1杯目。蒸し製玉緑茶。さえみどり と やぶきた。

次の茶葉。

2杯目 釜茹で茶。

最後は、

3杯目 水出し。
3杯のお茶体験。雅やかな時間となりました。

さて、夕食の時間となりました。
夕食会場は、2階 料理屋「折摘」。
夕食時間は、18:00又は19:30から。
受付のスタッフに名前を言って、案内されます。

会場の前には、酒瓶がディスプレイされています。

嬉野八十八のコンセプト「嬉野から88km圏内の西九州の食材を中心に」を表しているマップがここににも。

本日の個室はこちら。

のぞき窓のある個室です。

呼び出しボタン。
ドリンクオーダーは、QRコードから行います。

最初のセット。

お品書きがセットされています。
「一人め様」って何だろうと思いましたが、
あー、部屋のタブレットでメニューを選ぶときに、自分で名前を登録しなければならなかったのですね。

お品書きの裏面には、嬉野八十八のコンセプトの説明。
嬉野88キロフード=嬉野から88km圏内の西九州の食材を中心に。

お品書き。

食前酒代わりに、レモングラス入りの嬉野茶。

お酒は、佐賀の地酒、鍋島ではじめます。

前肴が来ました。

モロヘイヤ 雲丹 長芋寄せ 梅香ゼリー

鱧の子玉〆 茄子スープ 柚子

竹崎こはだ寿司 有明一番摘み海苔

佐賀牛しぐれ煮 実山椒

有明海のクラゲ 松の実 芽葱

いちじくと夏野菜の白和え

ひょっつる麺 イカ 花穂

鮎一汐焼き 南京カステラ
新丸十ミント煮 苦瓜おかき揚げ

続いて、お造り。

海の肴 本日のお造り盛合わせ 本山葵 芽物一式
魚は、タコ、鱧、イサキでした。
梅肉、海苔の醤油のゼリー、わさびが付けあわせ。

続いて、

香椀 おくら摺り流し 花穂 湯葉包み 糸南京 キクラゲ
出汁の味がしない。中華料理屋の玉子スープのような感じです。

農園 おかき揚げトマト饅頭 玉葱の香り(竹崎海老)
車海老にトマトという食材が、中華のような雰囲気を感じさせる料理です。

続いて、有田焼の球体の器がきました。
器自体が温かいです。

八十八 車海老フリッター揚げ 冬瓜 柚子 銀餡
この車海老は、和食な感じです。

続いて、ヒートパックとともに来たのが、

強肴 天草牛 せいろ蒸し すき焼きタレ 黄身

天草牛を蒸気で温めていきます。
タレはお酒の感じが強め。

天草牛の蒸しあがり。

ごはんはおひつで到着。
ご飯はこの量であればペロリと。

味噌汁と香の物も到着しました。

食事 とうもろこしとヒオウギ貝の御飯 柚子
留椀 赤出汁
香の物 盛り合わせ
赤出汁、おいしい。

ごはんはぜんぶいただきました。

最後にデザート。

水物 フルーツあんみつ
塚島ファーム ミクルジェラート カステラ

出際に入口横のカウンターを見れば、お茶をたくさん用意していました。

お茶にこだわっている宿であることを改めて感じます。
嬉野八十八の夕食、高級感もありますが大型高級旅館の雰囲気も感じます。
客層もファミリーが多く、カジュアルさを持ち合わせた旅館です。

嬉野八十八の夜の過ごし方は、バー。

渡り廊下の先、別邸にあるのが、

バー茶壺。

カウンターのあるシックなバー。
本当のバーテンが在籍しています。

茶カクテルをお任せで注文。

アレキ茶ンダー。
芋焼酎×焙じ茶 の甘めのカクテルでした。
シックな夜となりました。

翌朝。朝から館内にはお茶が用意されています。
「十徳」の横。

翌朝はお茶の種類が変わっています。
煎茶(あさつゆ)、浅煎りほうじ茶、茎ほうじ茶。

湯煙茶屋「温」の横。

こちらも種類が変わっています。
白折、うれしの和紅茶。
嬉野八十八の朝食時間は、8時又は9時から。
嬉野八十八の朝食会場は、夕食と同じく料理屋「折摘」。

個室は、夕食後同じ場所。

最初のセット。

土鍋釜焚き御飯 神埼産 天使の詩
ごはんはお釜で到着。

ごはん味噌汁が並んで、ぜんぶ揃いました。

朝食もお茶たっぷり。

メインの料理の横には、とろろと海苔。
佐々木農園 無農薬 自然薯とろろ
有明海苔 一番摘み

目覚めのドリンク
嬉野産 美2ドリンク
ミルン牧場 牛乳
田島柑橘園 柑橘ジュース
美2ドリンクとは、野菜のビーツのドリンクです。

自家製明太子
野菜のひろうす 青菜浸し
小豆の胡麻豆腐
鮪のたるたる
対馬地鶏 がめ煮
嬉野瓜 昆布佃煮

嬉野八十八 謹製
嬉野温泉湯豆腐 割醤油 花鰹節

豊富な農園の恵み
オリーブオイルとまぁるい塩で
サラダは洋風の野菜で。

御膳 本日の焼魚 一汐焼き 佐賀県昆布巻 出汁巻き玉子
焼き魚は、のどぐろ。
玉子は温かい状態での提供。のどぐろは温かくはありません。

お味噌汁 南関揚げ
豆の残った味噌にタマネギが入った、田舎の味噌汁です。

ごはん、味噌汁、サラダ、目覚めのドリンク は、おかわり自由。
ごはんはお釜の中身以上におかわり可能です。
湯豆腐をおかわりしてみたら、
コンロと固形燃料、器も差し替えでした。丁寧な仕事です。

季の実 梅ゼリー
食後のデザート。
食後のお茶は、嬉野和紅茶又は嬉野煎茶からの選択。嬉野和紅茶をお願いしました。
嬉野八十八の朝食は、おかわり自由の気楽さが良いです。
対応してくれたスタッフはJR九州の運転士出身とのこと。そういう異動もあるのですね。

チェックアウトはフロントで精算します。

フロントでは飴玉が用意されていました。

送迎は定時予約制。

嬉野温泉駅まで送ってもらいました。

西九州新幹線の嬉野温泉駅から、次の宿泊先 雲仙温泉 旅亭半水廬 に向かいました。
もらえるものがたくさんで嬉しいです。
新しい施設で滞在も快適。
嬉野温泉を代表する中型高級旅館になっていきそうです。
★「嬉野八十八」(九州/嬉野温泉) ブログ
★「嬉野八十八」が好きなら、この旅館もおすすめ
「箱根小涌園 天悠」(箱根/小涌園温泉)
「松本十帖」(信州/浅間温泉)
「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」(北海道/支笏湖温泉)

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「八十八」で「やどや」と読ませます。

2023年に開業した新しい宿。JR九州が経営する旅館です。
お茶と88km圏内がテーマの宿。
目次
1. 嬉野八十八 アクセス
2. 嬉野八十八 部屋
3. 嬉野八十八 大浴場
4. 嬉野八十八 館内施設
5. 嬉野八十八 嬉野茶ティーセレモニー
6. 嬉野八十八 夕食
7. 嬉野八十八 バー
8. 嬉野八十八 翌朝
9. 嬉野八十八 朝食
10. 嬉野八十八 まとめ
1. 嬉野八十八 アクセス
2. 嬉野八十八 部屋
3. 嬉野八十八 大浴場
4. 嬉野八十八 館内施設
5. 嬉野八十八 嬉野茶ティーセレモニー
6. 嬉野八十八 夕食
7. 嬉野八十八 バー
8. 嬉野八十八 翌朝
9. 嬉野八十八 朝食
10. 嬉野八十八 まとめ
嬉野八十八 アクセス

2022年に開業した西九州新幹線。新設開業の嬉野温泉駅が最寄駅です。
嬉野温泉は、鉄道のない温泉地から、新幹線で来れる便利な温泉地となりました。

嬉野八十八へは、前日までに事前予約の送迎バスが運行。
新幹線のダイヤから予約の送迎時間より少し早い駅到着となりましたが、ダイヤに合わせて改札で待ってくれていました。
送迎バスで7分。

嬉野八十八に到着です。

送迎者を降りて、スタッフに案内されます。

自動ドアを入り、

きれいな館内。

ここで靴を脱ぎます。

突き当りには、嬉野八十八のマーク。
うれし うるわし 嬉野茶と かけ流しの湯

嬉野八十八のテーマの一つが、お茶。

はじめにラウンジに案内されて、

冷たいお茶が出されます。水出しの煎茶。
チェックイン手続きはiPadで。画面にサインするだけです。
ここで、夕食・朝食の選択。
夕食時間は、18:00・19:30から選択。
朝食時間は、8:00・9:00から選択、朝食内容は和食/洋食から選びます。「当館の料理長が和食の者なので和食がおすすめです」との誘導に従い、和食にしました。
嬉野八十八のチェックインは15時。
早めの到着でしたので、部屋の最終確認に10分ほど待ちましたが、14時半過ぎに案内してくれました。
嬉野八十八 部屋

それでは、スタッフの先導で、部屋に案内されます。

エレベーターで、

3階へ。
ぐり茶色がテーマのフロアになっています。

3階の廊下。

本日の部屋、310。ジュニアデラックス。

踏込から、

リビングとベッド空間。

リビングを反対から。

ディスプレイの下にはスピーカー。

テーブルはすみっこに。

ベッドとソファ。

ソファ前のテーブルは、

嬉野から88キロ圏内のマップになっています。
嬉野八十八のコンセプト「嬉野から88km圏内の西九州の食材を中心に」を表しています。

いまどき館内の案内はタブレット。

嬉野八十八の夕食はプレフィックス。
画面で料理を選択します。3品選択。
「一人め」ってなんだろうなと。あとで気付く重要な意味があるとは。

お茶を淹れる水屋。

部屋置きの菓子は、唐芋(和グラッセ)。

タンブラーは、館内にあるお茶を汲む用。
土産として持ち帰りOK。サスティナブルですね。

お茶はティーバックの缶で3種類置いてあります。
玄米緑茶、ほうじ茶、玉緑茶。

湯のみカップもおしゃれ。

お湯を沸かして、

お茶を淹れてみました。

冷蔵庫。
右にはワインセラーまで設置されています。

冷蔵庫は無料サービス。
梅酒ソーダ、ビール、みかんジュースが2本ずつ。
そして、お茶を淹れるための水ボトルが1本。

グラスは、嬉野八十八のロゴが入ったおしゃれなもの。

踏込の棚には、

館内着。
館内着は、スタッフの服装と似ていて、他の客から声をかけられそうになったりします。
巾着袋は持ち帰りOK。

金庫はナンバー式。

水回り。

男性用化粧水と、

女性用化粧水。

ドライヤー。

アメニティとタオル、

バスタオル完備。

温泉内湯。
温泉がかけ流しです。
足が伸ばせる広さがあります。

お手洗い。

部屋の鍵は、木のカードキー。
それでは、大浴場に向かいます。
嬉野八十八 温泉

大浴場は1階。男女入れ替えなし。

脱衣所。

洗い場を通り抜けて、

露天風呂。

嬉野八十八にはサウナが2つ。
茶香炉と茶ロウリュ。

サウナ 茶香炉。

茶葉が吊されていて、お茶のいい香りと灼熱。

サウナ 茶ロウリュウ。
こちらは30分に一度、ロウリュウが流れます。

水風呂。

水風呂の横には、サウナ後のひといきブラックモンブラン。

地元佐賀のアイス、ブラックモンブランの竹下製菓のアイスが取り放題です。

建物に対して、コンパクトにまとまった大浴場です。
嬉野八十八 館内施設
嬉野八十八は、館内各所にさまざまなサービスが用意されています。
湯煙茶屋「温」

湯煙茶屋「温」。屋外のスペースです。

飲泉。源泉そのままを小さなジョッキで頂きます。

ここにも、ひとくちアイス。夏季限定。
ブラックモンブラン。

小さなアイスが取り放題。
館内のお茶スポット
館内には飲み物が置いてある場所が3ヶ所湯煙茶屋「温」の横

湯煙茶屋「温」の横 にはお茶2種。

うれしの和紅茶、白折。
お茶は翌朝になると変わります。
「十徳」の横

「十徳」の横 にはお茶2種。

茎ほうじ茶、煎茶(あさつゆ)
お茶は翌朝になると変わります。
エレベーターホールの横

エレベーターホールの横 にはネスプレッソ。
ブラックモンブラン、お茶とコーヒー。取り放題飲み放題。
ケチっていない感じか良いです。
ブックライブラリー「八十八三服」

嬉野を中心とした88キロ圏内にまつわる本が置いてあります。

佐賀やお茶に関連する書籍がたくさん。
売店「茶話(さわ)」

宿から88キロ圏内の品を中心に取り揃えたお土産処。

お茶がたくさん。販売されています。

お酒やアイスも。
キッズルーム・子供茶室「お茶の子さいさい」

子どもが遊べるスペース。ハンギングチェアや、

おもちゃが置いてある空間です。
アロマトリートメントルーム「茶香(ちゃこう)」

予約制のアロマトリートメントもあります。
スモーキングルーム「茶柱」

喫煙室です。
嬉野八十八の客室はすべて禁煙。ここでだけ喫煙ができます。
嬉野八十八 嬉野茶ティーセレモニー

嬉野八十八では、ティーセレモニーというお茶体験があります。
会場は、ティーセレモニールーム「嬉野茶会 十徳」。
嬉野茶ティーセレモニーは予約制で1人3,000円です。
予約枠は空いていて、当日の予約でも入れました。

時間になると、会場前に受付が始まり中に案内されました。
ライブ形式のカウンター。

カウンターに案内されてはじまります。

茶器の紹介と、

茶葉を紹介しながら、

抽出機を使ってお茶を淹れていきます。

待っている間に、お茶菓子の提供。
塩こんぺいとう・メレンゲ・釜入れ茶。

お茶を淹れて、

1杯目。蒸し製玉緑茶。さえみどり と やぶきた。

次の茶葉。

2杯目 釜茹で茶。

最後は、

3杯目 水出し。
3杯のお茶体験。雅やかな時間となりました。
嬉野八十八 夕食

さて、夕食の時間となりました。
夕食会場は、2階 料理屋「折摘」。
夕食時間は、18:00又は19:30から。
受付のスタッフに名前を言って、案内されます。

会場の前には、酒瓶がディスプレイされています。

嬉野八十八のコンセプト「嬉野から88km圏内の西九州の食材を中心に」を表しているマップがここににも。

本日の個室はこちら。

のぞき窓のある個室です。

呼び出しボタン。
ドリンクオーダーは、QRコードから行います。

最初のセット。

お品書きがセットされています。
「一人め様」って何だろうと思いましたが、
あー、部屋のタブレットでメニューを選ぶときに、自分で名前を登録しなければならなかったのですね。

お品書きの裏面には、嬉野八十八のコンセプトの説明。
嬉野88キロフード=嬉野から88km圏内の西九州の食材を中心に。

お品書き。

食前酒代わりに、レモングラス入りの嬉野茶。

お酒は、佐賀の地酒、鍋島ではじめます。

前肴が来ました。

モロヘイヤ 雲丹 長芋寄せ 梅香ゼリー

鱧の子玉〆 茄子スープ 柚子

竹崎こはだ寿司 有明一番摘み海苔

佐賀牛しぐれ煮 実山椒

有明海のクラゲ 松の実 芽葱

いちじくと夏野菜の白和え

ひょっつる麺 イカ 花穂

鮎一汐焼き 南京カステラ
新丸十ミント煮 苦瓜おかき揚げ

続いて、お造り。

海の肴 本日のお造り盛合わせ 本山葵 芽物一式
魚は、タコ、鱧、イサキでした。
梅肉、海苔の醤油のゼリー、わさびが付けあわせ。

続いて、

香椀 おくら摺り流し 花穂 湯葉包み 糸南京 キクラゲ
出汁の味がしない。中華料理屋の玉子スープのような感じです。

農園 おかき揚げトマト饅頭 玉葱の香り(竹崎海老)
車海老にトマトという食材が、中華のような雰囲気を感じさせる料理です。

続いて、有田焼の球体の器がきました。
器自体が温かいです。

八十八 車海老フリッター揚げ 冬瓜 柚子 銀餡
この車海老は、和食な感じです。

続いて、ヒートパックとともに来たのが、

強肴 天草牛 せいろ蒸し すき焼きタレ 黄身

天草牛を蒸気で温めていきます。
タレはお酒の感じが強め。

天草牛の蒸しあがり。

ごはんはおひつで到着。
ご飯はこの量であればペロリと。

味噌汁と香の物も到着しました。

食事 とうもろこしとヒオウギ貝の御飯 柚子
留椀 赤出汁
香の物 盛り合わせ
赤出汁、おいしい。

ごはんはぜんぶいただきました。

最後にデザート。

水物 フルーツあんみつ
塚島ファーム ミクルジェラート カステラ

出際に入口横のカウンターを見れば、お茶をたくさん用意していました。

お茶にこだわっている宿であることを改めて感じます。
嬉野八十八の夕食、高級感もありますが大型高級旅館の雰囲気も感じます。
客層もファミリーが多く、カジュアルさを持ち合わせた旅館です。
嬉野八十八 バー

嬉野八十八の夜の過ごし方は、バー。

渡り廊下の先、別邸にあるのが、

バー茶壺。

カウンターのあるシックなバー。
本当のバーテンが在籍しています。

茶カクテルをお任せで注文。

アレキ茶ンダー。
芋焼酎×焙じ茶 の甘めのカクテルでした。
シックな夜となりました。
嬉野八十八 翌朝

翌朝。朝から館内にはお茶が用意されています。
「十徳」の横。

翌朝はお茶の種類が変わっています。
煎茶(あさつゆ)、浅煎りほうじ茶、茎ほうじ茶。

湯煙茶屋「温」の横。

こちらも種類が変わっています。
白折、うれしの和紅茶。
嬉野八十八 朝食
嬉野八十八の朝食時間は、8時又は9時から。
嬉野八十八の朝食会場は、夕食と同じく料理屋「折摘」。

個室は、夕食後同じ場所。

最初のセット。

土鍋釜焚き御飯 神埼産 天使の詩
ごはんはお釜で到着。

ごはん味噌汁が並んで、ぜんぶ揃いました。

朝食もお茶たっぷり。

メインの料理の横には、とろろと海苔。
佐々木農園 無農薬 自然薯とろろ
有明海苔 一番摘み

目覚めのドリンク
嬉野産 美2ドリンク
ミルン牧場 牛乳
田島柑橘園 柑橘ジュース
美2ドリンクとは、野菜のビーツのドリンクです。

自家製明太子
野菜のひろうす 青菜浸し
小豆の胡麻豆腐
鮪のたるたる
対馬地鶏 がめ煮
嬉野瓜 昆布佃煮

嬉野八十八 謹製
嬉野温泉湯豆腐 割醤油 花鰹節

豊富な農園の恵み
オリーブオイルとまぁるい塩で
サラダは洋風の野菜で。

御膳 本日の焼魚 一汐焼き 佐賀県昆布巻 出汁巻き玉子
焼き魚は、のどぐろ。
玉子は温かい状態での提供。のどぐろは温かくはありません。

お味噌汁 南関揚げ
豆の残った味噌にタマネギが入った、田舎の味噌汁です。

ごはん、味噌汁、サラダ、目覚めのドリンク は、おかわり自由。
ごはんはお釜の中身以上におかわり可能です。
湯豆腐をおかわりしてみたら、
コンロと固形燃料、器も差し替えでした。丁寧な仕事です。

季の実 梅ゼリー
食後のデザート。
食後のお茶は、嬉野和紅茶又は嬉野煎茶からの選択。嬉野和紅茶をお願いしました。
嬉野八十八の朝食は、おかわり自由の気楽さが良いです。
対応してくれたスタッフはJR九州の運転士出身とのこと。そういう異動もあるのですね。

チェックアウトはフロントで精算します。

フロントでは飴玉が用意されていました。

送迎は定時予約制。

嬉野温泉駅まで送ってもらいました。

西九州新幹線の嬉野温泉駅から、次の宿泊先 雲仙温泉 旅亭半水廬 に向かいました。
嬉野八十八 まとめ
お茶と88km圏内がテーマの宿。もらえるものがたくさんで嬉しいです。
新しい施設で滞在も快適。
嬉野温泉を代表する中型高級旅館になっていきそうです。
★「嬉野八十八」(九州/嬉野温泉) ブログ
★「嬉野八十八」が好きなら、この旅館もおすすめ
「箱根小涌園 天悠」(箱根/小涌園温泉)
「松本十帖」(信州/浅間温泉)
「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」(北海道/支笏湖温泉)
嬉野八十八
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コメント
コメント一覧 (2)
「やどや」と読ませるのは、今回のレポを拝見して初めて
知りました。 新しくて高級感のある素敵なお宿ですね。
様々なお茶が提供されていて、お茶好きな方はもちろん、
それ以外の方でも色々な味を楽しめて、次はこれを買って
みようか等と今までと違う茶葉購入のきっかけにもなりそうです。
宿から88キロ圏内の食材を提供すると言うコンセプトが
はっきりとされていて、地の物が味わえるのも良いですね。
和食の中に、中華を感じさせる一品もあるのも面白いです。
いつもたくさんの画像や詳細なレポを楽しみに拝見して
おります。 次回は名旅館と名高い旅亭半水廬さんですか。
こちらも今からとても楽しみにしています。
コメントいただきありがとうございます!
「八十八」、「やそはち」ではなく「やどや」というのはここだけですね。
新しい施設の快適さと、お茶へのこだわりを感じる旅館です。
JR九州の経営ということもあり、食材も88km圏内からと、地元へのこだわりが垣間見えました。
ぜひ引き続きお読みいただけたら嬉しいです!