いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

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カテゴリ: 東海(岐阜・三重・静岡)

飛騨高山にある 本陣平野屋花兆庵 に行ってきました。
本陣平野屋花兆庵_0263
飛騨の小京都、高山の街中にある高級旅館への訪問です。

本陣平野屋花兆庵_0207
前日の下呂温泉水明館からの続き。
今日は下呂駅からスタートです。

本陣平野屋花兆庵_0209
高山方面へは、9時の便の後は、5時間ほど普通列車がありませんので、

本陣平野屋花兆庵_0211
特急ひだに乗り込みます。

本陣平野屋花兆庵_0214
利用する乗車券は、東京駅から高山駅までの切符。
昨日は岐阜駅と下呂駅での途中下車をしました。

本陣平野屋花兆庵_0215
下呂駅から約45分で、高山駅に到着です。

本陣平野屋花兆庵_0216
数年前に新駅舎となったらしく、お洒落な駅になっていました。
お迎えの看板を持った宿のスタッフとミートして、送迎車に案内されます。

本陣平野屋花兆庵_0218
駅前で待っていたのは、黒塗りの車、センチュリー。

本陣平野屋花兆庵_0220
駅から3分ほどで、本陣平野屋花兆庵に到着です。
まだ午前でしたので、荷物だけを預けて高山散策に出発します。

本陣平野屋花兆庵は、観光には最高の立地で、
本陣平野屋花兆庵_0221
100m先には、入場施設としては高山で最もメジャーな、高山陣屋。

本陣平野屋花兆庵_0222
全国で唯一現存する、郡代役所なのだとか。

本陣平野屋花兆庵_0223
陣屋前の交差点には、道端に小さな小屋の店。
有名店、陣屋だんご。

本陣平野屋花兆庵_0224
高山名物"みだらし"だんご。
もちもちとした、よく伸びるだんご。食べ歩きにちょうど良いです。

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陣屋前から、赤い欄干の中橋越しに見える小高い丘が、高山城跡です。
早速、本丸目指して歩きだします。

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車道の突き当り、駐車場の横の歩道を上りはじめます。

本陣平野屋花兆庵_0229
民家の横の石段を進むと、

本陣平野屋花兆庵_0231
高山城址の碑のある、山道入口となります。

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入口から入ってすぐ右手には、軍人の胸像がありました。
「杉野はいずこ~」で知られる戦前の軍歌『廣瀬中佐』の広瀬武夫中佐。
豊後竹田生まれながら、高山で小学校時代を過ごしたとのことです。

本陣平野屋花兆庵_0232
更に山道を登って、少し開けた場所が、号砲平。

本陣平野屋花兆庵_0235
山道は更に奥まで進み、

本陣平野屋花兆庵_0234
山頂が本丸になります。
ここまで、約20分の山登りでした。

本陣平野屋花兆庵_0233
復元建物などはなく、高山城址の説明板だけがあります。

復路は、山道を駆け下りて、昼食に向かいます。
中橋を渡って、陣屋前に戻り、
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キッチン飛騨 に到着。
場所は、本陣平野屋花兆庵の裏手に立地します。

本陣平野屋花兆庵_0240
店内は、テーブル席とカウンター席。
サーロインステーキが5千円超からと、ランチとしては高級店。

しかし、ランチ限定・数量限定でリーズナブルな、
グリルカットステーキ2,640円があります。
本陣平野屋花兆庵_0241
パンとサラダのAセットも注文して、

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飛騨牛グリルカットステーキ。
脂身の少ないさっぱりとして、かつやわらかいステーキ。
食べる価値ありです。

本陣平野屋花兆庵_0243
サービスで、店頭販売をしているカレーも試食として少しついてきます。
販促に怠りがありません。

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昼食後は、高山の町を散策へ。
ふたたび中橋を渡って、古い町並みに向かいます。
上三之町の通りへ。

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上三之町の通りの入口すぐ横手に、立ち寄りたかった店を発見。
わらび餅 いわき。

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ここの名物が、いわきの早蕨。わらび餅です。
店員に「冷蔵庫に入れると固くなるから、常温で」と繰り返し言われて渡されます。

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本物のわらび粉を使った、黒みがかった茶色の餅です。

本陣平野屋花兆庵_0349
箸で持ち上げると、とろりと伸びるやわらかさ。

賞味期限は3日と短いですが、
ここでしか買えないもので、心を込めた土産には好適品です。

本陣平野屋花兆庵_0246
上三之町は、伝統的な建物が左右に並んでおり、
酒蔵などもあります。左手は高山の山車(さんしゃ)の原田酒造場、

本陣平野屋花兆庵_0245
右手は、深山菊の舩坂酒造店。
こちらは、本陣平野屋花兆庵と同じ経営の酒蔵です。

本陣平野屋花兆庵_0247
コロナでインバウンドの外国人も蒸発し、平日でもあるのでまばらながら、
それなりに観光客はいます。

その中でも、行列になっている店がこちら。

本陣平野屋花兆庵_0249
飛騨 こって牛。
飛騨牛にぎり寿司の店です。

本陣平野屋花兆庵_0251
三種盛り1,000円。食べ歩きには高めの値段設定ですが、5等級の飛騨牛で納得。

皿も、えびせんとなっており、そのまま食べれます。
食べ歩きのゴミ問題解決の策なのでしょう。

含めて、外国人や女性に親和性のある町造りになっていると感じました。
食べ歩き・牛肉をスーシーにしてしまう、など。

本陣平野屋花兆庵_0252
ちなみにこの辺りは、正式名称がそのものズバリ「古い町並」です。

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古い町並 上三之町 の北側の入口は、このような感じです。

本陣平野屋花兆庵_0254
一本隣の通りも、同じく町並保存区域ではありますが、
店や観光客の数は少なめです。やはり中心は上三之町なのでしょう。

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古い町並から、徒歩10分くらいで来れるのが、
櫻山八幡宮。
秋の高山祭の神社です。

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境内にあるのが、高山祭屋台会館。

本陣平野屋花兆庵_0258
高山市内の案内パンフレットは、9か国語で用意されており、

本陣平野屋花兆庵_0259
館内の案内も、ボイスガイドが無料で渡されます。
こちらも、日本語と英語の対応。

本陣平野屋花兆庵_0261
飛騨の小京都と言われる高山の、高山祭で引き出される屋台。
祇園祭の山鉾に似ていますね。

しかし、高山祭屋台会館では観光客に一人も会いませんでした。
古い町並にいる観光客は、ここまでは足を延ばしていいないようです。

いまの観光客と、旧来の観光客の客層の違いを実感。。

本陣平野屋花兆庵_0263
高山祭屋台会館からは徒歩15分、
本陣平野屋花兆庵に戻りました。

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玄関で靴を脱ぎ、進みます。

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到着時に、歓迎の太鼓が打ち鳴らされます。

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ロビーを通り、

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エレベーターに乗り込みます。

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4階に向かいます。

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詠み人知らずのポエム。

本陣平野屋花兆庵_0298
4階に到着。

本陣平野屋花兆庵_0299
廊下の調度品は、和風ですが、

本陣平野屋花兆庵_0316
施設の雰囲気は、市中のホテルのような廊下を進み、

本陣平野屋花兆庵_0345
本日の部屋、452。

本陣平野屋花兆庵_0301
踏込を進み、

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飾りは、吊るされた毬。

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和室12畳。

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部屋を反対側から。

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床の間には、桶に大きめの花が活けてあります。

本陣平野屋花兆庵_0306
高山の街中にあるので、窓は高山市内ビュー。

本陣平野屋花兆庵_0315
広縁のあかりは、和紙包み。

本陣平野屋花兆庵_0308
冷蔵庫は空で、

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水とコーヒーが用意されています。

本陣平野屋花兆庵_0309
水回り、内風呂に、

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お手洗い。

本陣平野屋花兆庵_0314
浴衣の用意。
タオルとバスタオルは、部屋から持参です。

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部屋にて宿帳を記入。
バインダーにありもののボールペン。

本陣平野屋花兆庵_0268
抹茶とお茶菓子も提供されます。

本陣平野屋花兆庵_0269
お茶菓子は、本陣平野屋花兆庵オリジナルのまんじゅうでした。

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部屋を出ます。
メッセージ板は、すき和紙作り。


本陣平野屋花兆庵の他の部屋も見せてもらいました。
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【ジュニアスイートルーム】556 静の間。

本陣平野屋花兆庵_0271
【ジュニアスイートルーム】踏込から、

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【ジュニアスイートルーム】和室の居間。

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【ジュニアスイートルーム】ベッドルーム。

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【ジュニアスイートルーム】水回りの先には、

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【ジュニアスイートルーム】ジャグジーバスルーム。

本陣平野屋花兆庵_0276
【ジュニアスイートルーム】お手洗い。

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【貴賓室】670 華やぎの間。

本陣平野屋花兆庵_0278
リビングルームに、

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和室12.5畳。

本陣平野屋花兆庵_0279
寝室と、

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水回りに、

本陣平野屋花兆庵_0281
【貴賓室】檜風呂。

本陣平野屋花兆庵_0283
【貴賓室】お手洗い。

本陣平野屋花兆庵_0288
館内には、宴会場もあります。

本陣平野屋花兆庵_0318
建物中央の吹き抜けからは、プレハブ風の壁が見えますが、

本陣平野屋花兆庵_0289
2階には、水滴が伝って落ちる芸術品、

本陣平野屋花兆庵_0295
1階から見ると、天から水滴が落ちてくるような作品になっています。

本陣平野屋花兆庵_0320
売店には、一般的なお土産が置いてあります。

本陣平野屋花兆庵_0344
1階の外には、寿司処 すし兆。
わざわざ東京から食べにくる人がいるくらい美味しいそうです。

本陣平野屋花兆庵_0321
本陣平野屋花兆庵の大浴場は1階にあります。

本陣平野屋花兆庵_0322
脱衣場。

本陣平野屋花兆庵_0323
洗面台。

本陣平野屋花兆庵_0324
内風呂。

本陣平野屋花兆庵_0325
洗い場。

本陣平野屋花兆庵_0326
温泉は、別館の大浴場も利用ができます。
玄関から屋外に出ます。

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タオル持ち運び用の籐の籠も用意されています。

本陣平野屋花兆庵_0340
玄関で雪駄を借りて、

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玄関を出て、通りを挟んで正面右手の建物が、
本陣平野屋別館です。

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途中には、女性専用の大浴場、
りらっくす蔵 があります。

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本陣平野屋別館。
本陣平野屋花兆庵ができる前の、もともとの旅館です。

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1階ロビーの奥のテラスは、

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宮川にかかる中橋ビュー。
高山祭の時は、最高のビューポイントになるそうです。

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本陣平野屋別館の最上階7階 月あかりの湯。

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脱衣場。

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内風呂。

本陣平野屋花兆庵_0330
洗い場。

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露天風呂。

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露天風呂にはサウナもあります。

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露天風呂からは、高山市街の景色で、

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右手には、宮川と古い町並。

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左手には、高山駅方面の中心街。
左端の建物が、本陣平野屋花兆庵です。


本陣平野屋花兆庵に戻り、夕食の時間となりました。
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会場は、2階 料亭曙。

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シックな個室食事処です。

本陣平野屋花兆庵_0352
今日の会場はこちら。

本陣平野屋花兆庵_0360
膝掛けと、さるぼぼ柄のマスク袋が用意されていました。

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膝掛けは、本陣平野屋オリジナルの図柄。持ち帰りOKです。

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照明にスポットライトと、

本陣平野屋花兆庵_0356
呼び出しボタン。

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かたわらには、折り鶴。

本陣平野屋花兆庵_0355
最初のセットは、A3用紙のお品書きが載せられていました。

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お品書き。

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最初のセット。

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ドリンクメニューを見ながら、飲物はどうしようかと考えて、

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飛騨高山トリオセットを注文しました。
飛騨高山の地酒、甚五郎(舩坂酒造)・山車上澄・久寿玉生。

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はじめに、食前酒と、

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先付 焼松茸束ね水菜
   美味ぽん酢

この時点で、食事のレベルが高そう、と期待させます。

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花柄の和紙に包まれているのは、

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珍味 調理長手作り からすみ

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清涼なガラスの器で出てきたのが、

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小鉢 〆天然あら
   蛇腹胡瓜昆布押
    美味酢

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続いて出てきたのが、

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椀もの 酒汐仕立て
     天然くえ骨蒸し
     千枚冬瓜・団扇人参
     早松茸・すだち

大きな椀に、二品目の松茸登場、くえもでっぷりと入っていて、
メインのような満足感があります。

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造り 天然小豆ハタ
   黒潮鮪・天然車海老
   つまもの

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追加の飲物は、舩坂酒造の梅酒 梅子。ソーダ割で。

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続いて出されたのが、

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焼きもの 天然金喜蓼焼き
     丸十檸檬煮・黒皮茸

これまた高級魚であるキンキが品のある形で提供されます。

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続いて、ポン酢・郡上八幡わさびみそ・黒塩とともに、

本陣平野屋花兆庵_0382
葉に包まれて出されたのは、

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本日の飛騨牛 ひれ肉

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毬柄の箸袋の割りばしで、鉄板にのせていきます。

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鉄板で、ジュ―っと焼いていただきます。
やわらかうまうま。

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白飯 飛騨産いのちのいち
    銀の朏(みかづき)
汁 飛騨味噌仕立て
香のもの と 本日の惣菜

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銀シャリのご飯に、

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飛騨味噌仕立て。

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本日の水もの

夕食のレベルは高かったです。
松茸、くえ、キンキ、飛騨牛と、一つだけでメニューの中心になるような食材が、
次々と惜しみなく出てきます。
高級でありかつ、ボリューム十分な食事でした。

本陣平野屋花兆庵_0394
食後には、せっかく高山市内の宿ですので、
夜食を求めて街に出ました。

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宿から徒歩5分ほどで、高山の繁華街、朝日町に着けます。

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路地の中にある、中華そば桔梗屋。

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昔ながらのラーメン屋です。

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名物、高山ラーメンを一杯。

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朝日町のエリアには、地方都市らしいスナックなどの飲み屋と、
訪日外国人観光客向けのおしゃれなバーが混在する場所でした。

地方都市はシャッター商店街となっている街が多いですが、
高山は、営業している店も多く、元気な印象でした。
インバウンドが流入している結果なのでしょう。

本陣平野屋花兆庵_0392
ふたたび徒歩で宿に戻り、
おなかいっぱいで布団に入り込みます。

本陣平野屋花兆庵_0393
おやすみなさい。


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翌朝。

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新聞は部屋の前の籠に届いていました。

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朝食は、夕食と同じ、料亭曙。
夕食とは別の、イステーブル個室への案内でした。

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最初のセット。
A3用紙のお品書きが載せられています。

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お品書きには、食べ方の説明書き。

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朝食全体。

本陣平野屋花兆庵_0408
自家調整とまとジュースと、飛騨酪農組合牛乳。

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5種のねばねば食材は、小鉢に入れてかきまぜて頂きます。

本陣平野屋花兆庵_0412
飛騨名物朴葉みそ
温まったら、コンロから下ろして、

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今度は、岩魚一夜干しを焼き上げます。

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ほうれん草と、

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ふるさとの煮もの
神岡町寒干し大根 桑ノ木豆 里芋

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調理長特製かささのしょうが煮
おつけもの

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ごはん おみそしる 玉蒸し

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ごはんは釜炊きの提供で、

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たくさんで炊いてありましたが、

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全部頂きました。ごちそうさまでした。

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デザートにヨーグルトと、コーヒー。

本陣平野屋花兆庵_0422
砂糖とミルクの什器も、丸みを帯びたものでした。

本陣平野屋花兆庵_0423
朝食後は、浴衣で高山名物の朝市へ散策にでます。

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宮川を渡り、徒歩で7-8分ほど。

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宮川朝市に到着です。

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横断幕で存在感を表していますが、
この日は平日であったからか、地元民向けの野菜などの出店がポツポツとで、
観光客向けの出店は少なかったです。

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宮川朝市の真ん中あたりにある看板。

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観光客向けには、常設の右衛門横町があり、
土産物屋が複数テナント出店しています。

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右衛門横町の表の売店で、飛騨牛まんを購入。

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食べ歩きにはちょうど良いものでした。

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ふたたび徒歩で、本陣平野屋花兆庵に戻り、
出発の準備を整え、フロントでチェックアウト。

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送りも、センチュリーで高山駅へ送ってもらいました。
ここから、白川郷観光と庄川温泉風流味道座敷ゆめつづり に続きます。

本陣平野屋花兆庵
女性向けの旅館です。
女性向けと感じさせる要素とは何かなと、滞在中に見えたものを列挙すると下記の通り。
毬、手漉き和紙、細い筆文字、籐の籠、詠み人知らずのポエム、折り鶴、花の図柄、毬柄、丸い什器、ピンク、薄紫、BPMはジブリのオルゴール

施設は、市中のホテルみたいで高級旅館という感じはありませんが、
食事は、とてもおいしくレベルの高いものであり、女性向けながらボリュームも十分です。

サービスは、洗練ではありませんが、
下足番に洗練サービスに優れているスタッフを配置しているのは、
実は高級旅館の傾向であり、良いことだと感じました。

★「本陣平野屋花兆庵」(東海/飛騨高山温泉) ブログ
★「本陣平野屋花兆庵」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「おとぎの宿米屋」(東北/須賀川温泉)
 「ホテル洲の崎 風の抄」(房総/たてやま温泉郷)
 「奈良偲の里玉翠」(伊豆/熱川温泉)
 「和心亭豊月」(箱根/芦ノ湖温泉)
 「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)
 「びわ湖花街道」(関西/おごと温泉)

本陣平野屋花兆庵
料金・基本情報はこちら ▶ 本陣平野屋花兆庵


旅館・ホテルランキング

大河ドラマ『麒麟がくる』の舞台で盛り上がる岐阜県。
その飛騨にある 下呂温泉 水明館 に行ってきました。
水明館_0078
下呂温泉は、林羅山の詩文集において、日本三名泉として、草津・有馬と並び称させる温泉です。

水明館_0021
東京駅から東海道新幹線で出発します。

水明館_0022
1時間半余りで名古屋駅に到着。

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東海道本線に乗り換えて、約20分。

水明館_0027
岐阜駅に到着です。地方都市としては大きい駅。
駅前ロータリーには、黄金の信長像。

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いたるところに大河ドラマ館のバナーがはためいていて、
街全体でのアピールがすごいです。

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そのアピールに従って、大河ドラマ館のある岐阜公園に向かいます。
岐阜駅からは路線バスで。
多くの路線が通る区間にあるので、数分に1本のペースでバスが来ます。

水明館_0031
バスに乗って約15分。岐阜公園歴史博物館前バス停に到着です。
麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館 のある岐阜市歴史博物館。
2階が大河ドラマ館になっています。

水明館_0033
例年の大河ドラマ館は、ドラマで利用された衣装やセットなどの展示だけで、
刀剣や書状などの史料の展示はないのですが、
1階の岐阜市歴史博物館にもそのまま入れるので、史料の展示も見ることができ補完されていました。
来客はパラパラ。それに対するドラマ館の案内スタッフの多いこと。
大河ドラマ特需を想定した配置が、新型コロナで客足鈍った現在では過剰の様子。
仮設の出店も、閑散としていました。

水明館_0035
岐阜公園は金華山、つまり岐阜城跡なので山麓には信長居館跡もあるのですが、

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板垣退助の銅像もありました。
かの有名な「板垣死すとも自由は死せず」の由来となった岐阜事件は、
かつてこの場所にあった、神道中教院が舞台であったとのこと。

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山麓から、金華山ロープウェーで山頂に向かいます。

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小さめのロープウェー。3分程度の空中散歩です。

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山頂駅からも、天守閣へは、山道の徒歩でした。
途中でようやく見えてきた天守閣。

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天守閣まで山頂駅から徒歩7分程度ですが、
夏の山道。汗が噴き出ました。

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天守閣はコンクリートの城型博物館ながら、山の上からの景色は一望。
西向き。昔の城下町と長良川、鷺山城を望みます。

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北向き。長良川が天然の濠となっています。

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東向き。山が連なっている方角ですが、金華山(稲葉山)が一番高く、
先が見渡せます。ここに本丸が置かれるわけですね。

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南向き。右前方が岐阜駅方面。
4階建ての天守閣は、滞在10分余りといったところでした。

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天守閣の近くにある岐阜城資料館。
1部屋の展示空間で滞在は5分程度です。

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再び山道を下り、山頂駅からロープウェーで下りました。
往路に山麓駅で、岐阜城盛り上げ隊の武将がうちわを配っていましたが、
山頂に上がってから理由がよくわかりました。夏の山道行軍に大変助かりました。

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岐阜城天守閣とロープウェーの全景を山麓から見ます。
徒歩でも40分ほどで山頂まで行けるらしいのですが、夏には厳しいですね。

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帰りのバスに乗り込みます。

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岐阜駅までは乗らず、途中の柳ケ瀬バス停で下車。
『柳ケ瀬ブルース』という昔の歌もありますが、岐阜の中心繁華街です。
地方都市らしい、アーケード街。

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このアーケードの先にあるのが、岐阜の有名ラーメン店。
中華そば 丸デブ総本店。

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大正六年創業の老舗中華そば店です。

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中華そば。

わかりにくいのですが、小さめの器(箸との比較でみてください)に、
黒めの透き通ったツユ。細くて白い、少し粉っぽいストレート麺。
食べた印象としては、ラーメンというより、ひやむぎに近いと感じました。
するっと軽く完食できる中華そばです。

水明館_0064
柳ケ瀬から岐阜駅までは1kmくらいなので徒歩で移動しました。
写真は、岐阜駅前の黄金の織田信長像。

水明館_0066
岐阜駅から下呂にむけて、特急ひだに乗り込みます。

水明館_0068
途中、鵜沼駅手前では遠く丘の上に、国宝犬山城を望み、

水明館_0072
だんだんと、渓谷沿いの景色となっていきます。

高山本線一番の景勝地、飛水峡。
特急ひだではビューポイントで、自動放送の観光案内が日本語・英語で入ります。
観光客、特にインバウンド需要が多いことがうかがえます。
水明館_0073
岐阜駅から約1時間15分。下呂駅に到着です。

水明館_0075
駅では、各旅館の送迎スタッフの持ち看板が勢ぞろい。

駅舎の後ろから頭を出している建物が、目的地の水明館です。
水明館_0074
水明館の送迎バスに乗り込みます。

水明館_0076
送迎バスで、わずか1分ほど。
水明館に到着です。

水明館_0079
ロビーに入ります。
ザ・大型旅館のおもむき。

水明館_0080
フロントにてチェックイン手続き。宿帳に記入。
部屋の案内まで、ロビーで待ちます。

水明館_0081
ロビー横のラウンジの先は、

水明館_0082
日本庭園の景色です。

水明館_0115
それでは、部屋に案内されます。
ロビーのある棟の飛泉閣から、吹き抜けのエスカレーターを上がり、

水明館_0114
臨川閣の棟に入ります。
雰囲気が一段高級な空間になります。


水明館_0113
臨川閣のエレベーターに乗り込みます。

水明館_0112
エレベーターで、7階へ。

水明館_0083
7階に到着。

水明館_0084
本日の部屋、751。
臨川閣和室12.5畳+バルコニー。

水明館_0085
踏込から、

水明館_0086
和室12.5畳。

水明館_0089
部屋を反対側から。

水明館_0087
部屋の生け花。

水明館_0091
広縁からの景色は、

水明館_0146
飛騨川をはさんで、下呂温泉街。
眼下には、館内施設のプールも見えます。

水明館_0092
広縁の横には、小さなバルコニー空間。
下呂駅ビューです。

水明館_0094
水回り。

水明館_0095
内風呂は、檜風呂。お湯は温泉です。

水明館_0097
お手洗い。

水明館_0099
金庫と、

水明館_0098
浴衣に羽織。

水明館_0164
タオルは部屋から持参。
バスタオルは大浴場に用意があります。

水明館_0093
冷蔵庫の中には、フリーのミネラルウォーターが用意されていました。

水明館_0101
お茶菓子は、

水明館_0103
一般的な土産菓子です。水まんじゅうは、冷蔵庫に用意されていました。

水明館_0147
各種の案内は、鍵と一緒に渡される案内カードにて。

水明館_0100
ルームキーは、こんな感じです。


他の棟の部屋も見させてもらいました。
水明館_0134
最初は、山水閣。

水明館_0138
山水閣のエレベーター。

水明館_0122
【山水閣】廊下。

水明館_0121
【山水閣 和室】。

水明館_0116
【山水閣 和室】踏込から、

水明館_0117
【山水閣 和室】和室10畳。

水明館_0118
【山水閣 和室】水回り。

水明館_0119
【山水閣 和室】内風呂。

水明館_0141
続いて、飛泉閣。
エレベーターから。

水明館_0123
【飛泉閣 和洋室】和室部分。

水明館_0124
【飛泉閣 和洋室】洋室部分。

水明館_0125
【飛泉閣 和洋室】水回り。

水明館_0126
【飛泉閣 和洋室】内風呂。

水明館_0128
飛泉閣の廊下。

水明館では、山水閣と飛泉閣が同グレード、臨川閣が上位グレードになっていますが、
山水閣と飛泉閣は、高級と言う運用はされていません。
高級旅館を求める場合は、臨川閣、もしくは離れ青巒荘を指定しましょう。

水明館_0131
大きな宴会場もあり、

水明館_0129
春秋の間500畳。
ほか、1080㎡の洋宴会場である朝陽の間があります。

水明館_0132
能舞台付きの宴会場もあります。

水明館_0133
この会場では、本物の能楽も行われているそうです。

水明館_0137
レストランの種類には特徴があり、
温泉旅館にも関わらず、和食のほか中華レストランもあり、

水明館_0139
欧風レストランもあります。

水明館_0144
また、今夜の夕食会場であるダイニング、
そして部屋食という、夕食会場に5パターンもあるのが水明館の特徴です。

また、大きなクラブ空間やカラオケルームもあり、全方位対応の大型旅館です。

大浴場も、3カ所あり、
水明館_0136
山水閣1階のぼたん風呂と、唯一の露天風呂である野天風呂「龍神の湯」。

水明館_0142
飛泉閣9階の展望大浴場。

水明館_0145
臨川閣3階の下留の湯。

大浴場のグレード感も、棟に比例しており、
おすすめは、臨川閣3階の下留の湯です。

水明館_0148
風呂上がりには、下呂温泉街に散策に向かいました。
外の出る際は、玄関横で下駄を借ります。

水明館_0149
水明館の横にある橋で、飛騨川を渡ります。

水明館_0152
渡った先からの水明館の全景。
左から、臨川閣・飛泉閣・山水閣。
離れ青巒荘は、臨川閣のさらに左側にあります。

水明館_0153
下呂温泉街の入り口。
川沿いに、柳と散策用の歩道が整備されています。

水明館_0154
川沿いにも、いくつかの飲食店があります。

水明館_0157
しかし、従来の下呂温泉街は、川沿いでなく、
川に対して直角方向に道が延びています。

水明館_0158
こちらには、日本三名泉発祥の碑があったり、

水明館_0163
足湯があったり、

水明館_0160
飲食店があったり。
下呂プリンというお店のマスコットはカエル。きっと音の響きからでしょう。

水明館_0159
顔ハメ看板などもありました。
看板にも書いてある通り、下呂温泉はもともと湯之島と呼ばれており、
林羅山も、日本三名泉を草津・有馬・湯島 と記していたとのことです。

水明館_0155
ところで、温泉街の辻々には、
このようなもの設置されており、そこからBGMが流されていました。
閑散としているときでも、安心感を演出するためでしょうか。

さて、水明館に戻れば、夕食の時間となりました。
水明館_0166
今日の夕食会場は、ダイニング常磐です。

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朝食にも利用されるダイニング空間のレストランです。

水明館_0167
席はこちら。
日本庭園に面した窓辺の席。

水明館_0170
最初のセット。

水明館_0171
御献立。
下に説明文付きです。

水明館_0172
飲物は、下呂の地酒 飛切り ではじめます。

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前菜 三味豆富 クコの実
   蛇の目花丸胡瓜 蒸し雲丹
   山葵 美味出汁ジュレ

   穴子小袖寿司 太刀魚利久焼き
   蛇籠玉蜀黍 丸十檸檬煮
   枝豆カステラと海老松葉刺し
   山海月梅肉和え 酢取茗荷

   蛸柔か煮 小芋土佐煮
   南京旨煮 蓮根 針人参
   スナップエンドウ 木の芽

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椀替り 青竹に鶏つくね
    笹打ち葱 冬瓜 青便菜
    蕎麦素麺 柚子胡椒卸し

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ぐつぐつと煮込んで鍋をいただきます。

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造里 鯛 縞鯵 焼き霜帆立 レモン
   薬味剣(貝割れ 茗荷 大葉)
   花穂紫蘇 ラディッシュ 山葵
刺身は、乾いている感じです。

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焼肴 地天子の朴葉味噌焼き
   椎茸 占地 舞茸 青唐 白髪葱
   骨煎餅

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続いて、ダイニングキッチンから運ばれてきたのが、
強肴 和牛ロースステーキ
   和風おろしソース
   ポムデュセス パプリカ クレソン

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御飯 飛騨こしひかり
汁  赤出汁
   厚揚げ 榎茸 三つ葉
香の物 根菜漬 胡瓜

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水物 桃とライチのゼリー
   プチケーキ

ザ・大型旅館の食事、という感じです。
前菜や造里の乾き具合や、席のコンロで加熱するメニューが多いことから、
多客を対応できるように、一気に作り置いている感じがします。
一方、ロースステーキは焼き立てで、ダイニングレストランの特徴を生かしたものではないでしょうか。

水明館_0183
食後は、お酒をもう一杯求めて、
バー マローネ へ。

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シティホテルのバーのような、シックな空間。

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バーテンがいるので、フルーツを使ったカクテルをリクエストしました。

水明館_0185
マローネスペシャルカクテル。
さらりとした飲み口でした。

水明館_0187
バーの後は、小腹が空いたので、
中華レストラン 龍遊里 へ。

水明館_0190
ここは、ディナーが終わると、
ミッドナイト営業として、夜食処になっています。

水明館_0191
名物と案内された、
飛騨納豆喰豚坦々麺 をいただきました。


夕食、バーから夜食まで満喫して、おなか一杯になりましたので、
部屋に戻り就寝。


翌朝。
水明館_0192
山には朝もやがかかりながら、晴れた日となりました。

水明館_0193
早々に朝食に向かいます。
朝食の会場も、ダイニングレストラン常磐。

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朝食はバイキングです。
取り分けされた小鉢を、思いつくままに手に取ります。

水明館_0196
和食のカウンターコーナーや、

水明館_0198
目の前でコックが調理するフレンチトーストなどの洋食コーナー、

水明館_0195
デザートコーナーを含めて、種類は多彩。

水明館_0201
ほぼ全種類を取って、モリモリの朝食になりました。
種類の多いバイキングは、大型旅館での楽しみの一つですね。

水明館_0202
窓辺の席を陣取り、食事を頂きました。

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食後は、フロントでチェックアウト。

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下呂駅まで送迎車も出ていますが、

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駅まですぐ近くなので、歩いて水明館を後にしました。

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水明館から徒歩3分。
下呂駅から、次の目的地高山へと向かいました。

水明館
何でもそろう大型旅館です。
食事も大型旅館的ですが、楽しく滞在できます。

一方、高級旅館と言えるとすれば、臨川閣、そして離れ青巒荘のみ。
山水閣と飛泉閣はリーズナブルな旅館と心得ましょう。

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