長野は北信にある 山田温泉 藤井荘 に行ってきました。
藤井荘_1927

東京から新幹線で長野へ。
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北陸新幹線はくたか。

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車内販売で、高崎駅の駅弁 だるま弁当 にて昼食。

長野駅にて新幹線を下りた後、路線バスにて松代に向かいました。
今年の大河ドラマが真田氏ですから、真田松代藩も注目されています。
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松代城跡。ここ数年で、石垣や門が復元されました。

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松代城本丸跡。構造物は残っていません。無料の公園になっています。


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旧真田邸。

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石畳の道路が整備され、歩ける街づくりの試みがされています。

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松代藩文武学校。

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松代象山地下壕。
先の大戦末期に計画された「松代大本営」の跡です。
中は壕らしく、ひんやりとしています。約500mと、意外と長い距離が公開されています。

松代の観光の跡は、
旧松代駅から、路線バスで須坂駅へ向かいます。
藤井荘_1908
松代から須坂は、長野電鉄が走っていたのですが、数年前に廃線となりました。
須坂駅からは、車にて約20分にて、山田温泉へ。

藤井荘_1927
藤井荘に到着です。

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藤井荘外観。

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玄関先。

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提灯の明かりがお出迎え。

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エントランス。

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畳敷きの入り口です。

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先に進むと。

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ロビーラウンジに案内されます。

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谷を挟んで、向かいの山を臨む席で、ウェルカムドリンク。
窓もなく、オープンエアーで、蝉の声が聞こえます。

それでは、部屋にご案内。
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エレベータを降り、

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廊下を歩いて、

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今日の部屋はこちら。 萩野の五。

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踏込をすすむと、

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谷に面した和室です。

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和室。

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月見台付き。

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別室の洋室も付いています。

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水周りと内風呂。

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お手洗い。

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何でも、オールインクルーシブの宿 として今年からリニューアルオープンしたとのことです。
昨年から経営が、ご主人から現女将になり、従業員とのコンセプト設定のなかから、
サービスを含め、リニューアルしたとか。

現在は、夕食朝食時及び冷蔵庫の飲み物が宿泊料金に含まれる、という点が中心ですが、
今後、料金に含まれるオプショナルツアー等も設定していく方針とのこと。

ちなみに、飲み物のお品書きは下記の通り。
フリードリンクとしてはきわめて豊富です。
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ドリンクメニュー1/6。

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ドリンクメニュー2/6。

藤井荘_1945
ドリンクメニュー3/6。

藤井荘_1946
ドリンクメニュー4/6。

藤井荘_1947
ドリンクメニュー5/6。

藤井荘_1948
ドリンクメニュー6/6。

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オールインクルーシブの冷蔵庫。
フリードリンクです。

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では、浴衣に着替えて、館内を見て回ります。

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大宴会場の周り。

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宴会場。今日は個人向けの設営ですね。

次の間付の部屋 鳳山亭「横笛」。
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踏込から。

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本間。

特別洋室 三喬亭「如霞」。
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玄関から。

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木を基調とした、ベッドルームです。

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リニューアルされた、洋風のバスルーム・お手洗い。

スタンダード洋室 三喬亭「笹野の二」
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もともとの和室の空間がベッドルームにリニューアル。

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水周りは、萩野と同じです。

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別に小さな部屋も付いています。

では続いて、大浴場へ。
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大浴場。

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脱衣所。この時間は誰もいません。

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大浴場。

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露天風呂。谷からの風が心地よいです。

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脱衣場には、ヒーリングミュージックが流れています。

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風呂上りには、館内のサービスがあるとの案内があったので、「利き酒」コーナーへ。

たちべりカフェ。 兼お土産コーナーです。
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ラインナップのカウンター。

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利き酒。5種類の日本酒が用意されています。

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ソフトドリンクは、デトックス向けのウォーター。

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休憩スペース。

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横には小さめのお土産コーナーがあります。

続いては、夕食へ。
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夕食会場、東兵衛茶屋。

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個室に案内されます。

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床の間もあり、広めの空間作り。

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セットされたお席。

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お品書き。


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前菜 蕎麦豆腐 蕎麦の実 滑子
    信州サーモン手毬寿司
    根曲り竹 きの子の金平 胡桃味噌

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土瓶蒸し 焼鮎土瓶蒸し
       蕎麦米ふかし やなぎ松茸 実山椒 酢橘

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お造り 大岩魚
     鱸の昆布〆 山葵醤油
     しゃぶしゃぶ 高原野菜

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しゃぶしゃぶ鍋。
出汁用の昆布は、六文銭に模られています。

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続いて用意されるのが、藤井荘名物「ぽんぽん鍋」。
名前の由来は、「狸」「たくさんぽんぽんと入れる」「油がはねる様子」と諸説あるようです。

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ぽんぽん鍋のお品書き。

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つまりは串揚げです。

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合肴 信州そば 蕎麦の芽

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小鍋仕立て 本日の一品
         高山村の夏野菜
         お出汁と辛味大根と共に

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食事 鮎と生姜の釜炊き御飯
    信州鮎 生姜

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釜のまま提供され、おかわりし放題。
夕食は上品な量でしたので、このくらいの御飯があることがちょうど良いです。

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オールインクルーシブの一つとして
オプショナルツアー「スターナイトツアー」が設定されています。
この日も申込をしましたが、残念ながら雲天で中止になりました。

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となると何もない場所ですので、早々におやすみなさい。


翌朝。朝風呂と、大浴場に向かいました。
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更衣室に、ヤクルトが置いてありました。
補充はされていなかったので、早い者勝ちですね。

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朝のトラベルラウンジでは、軽食ありとの案内を聞いていましたが、

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信州のリンゴジュース・ぶどうジュースと、

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信州産とれたて野菜。

軽食と聞いて、おにぎりを想像していましたが、
さわやかな野菜の提供とは意外でした。

少し、館外に出て、山田温泉を散策に出ます。
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山田温泉のマップ。

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藤井荘の前。
向こうに見えるバスが、バス停のある中心です。

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中心にある、共同浴場「大湯」。


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大湯の前の公園。足湯があります。



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大湯の周り。奥に土産店があります。
山田温泉は、ここから見える範囲でほぼ収まる、小さな温泉地です。

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藤井荘に戻り、館内の散策路へ。

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山道レベルの散策路をずっと下って行くと、

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谷底の川辺に至ります。
川底は茶褐色になっているのは、このあたりの温泉の成分によるものと思われます。

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館内の談話室。

少し体を動かしたのちに、朝食へ。
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場所は、夕食と同じ個室です。

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セットされた席。

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朝食のお品書き。

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先出し 胡麻のお浸し 鯖なめこおろし くらかけ豆
     丸なす揚げ出し 信州サーモン幽庵焼き 蕗の薹海苔

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せいろ蒸し。
とっても雰囲気があります。但し、蒸気で部屋が暑くてかないません。

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季節の地場野菜と、鳥朴葉蒸し。
とってもジューシーです。

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炭火炙り 有明海苔
       五平餅
       季節の地場野菜

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リンゴジュース

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食事 信州木島平村 白米
汁物 野菜たくさん根菜味噌汁

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水物 おれんじ キウイ

食事が終わり、チェックアウト。送迎車で須坂駅へ。
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須坂は、蔵のまち として町作りをして、散策の出来るエリアが作られています。
この日も、観光バスが数台来ていました。

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豪商の館 田中本家。
蔵の街並みとは、少し離れています。

須坂から、
最近「外国人が日本で最も訪れたい場所」といわれているらしい、
地獄谷野猿公苑(スノーモンキーパークという二つ名がついたそうです)
に行ってみようと、
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須坂駅からは、湯田中駅まで長野電鉄にて移動。
特急料金100円の特急で。

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湯田中駅。路線バスで、地獄谷野猿公苑を目指します。

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車が入れるのは途中まで。

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その先は、徒歩で向かいます。約25分の表示。

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整備された徒歩ルート。

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飽きないようにか、途中途中で、案内板が設置されています。


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山を通り抜け、

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間欠泉。

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公苑入口。

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公苑内部。そこここに猿がいます。

来ている人は、半分以上は外国人でした。

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夏なので、温泉の中には猿は入っていませんでした。
公苑スタッフによると、餌付けで温泉に誘導しているとのこと。

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人間が通っても、全く気にせずリラックスしている猿たちです。

また、徒歩でバス停まで戻り、湯田中駅に戻ります。
電車まで少し時間がありましたので、駅前のお店でちょっと食事。
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GOEN
外人スタッフのいるオシャレなお店です。

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地ビール 志賀高原IPA と、

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唐揚げで、一杯。

帰り道では、長野駅前で、信州そば。
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信州戸隠そば味処ぼっち

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夜は居酒屋にもなる空間です。

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さるそば。
信州ですからもちろん七味は、八幡屋礒五郎です。

長野駅から鈍行に乗り、姨捨駅を立ち寄りました
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最近は「日本三大車窓」といわれているようです。
スイッチバックの駅としても知られますが、
善光寺平を一望する景色から、夜景スポットとして注目されています。


藤井荘は、食事は、夕食も朝食も、
盛り付けに工夫があり、雰囲気の良い食事でした。

建物は外観からすると年月は経っていますが、
内部はリニューアルされていてきれいです。

スタッフは、ホテル系のサービスを提供する旅館ではあるのですが、
まだ洗練されていない感があります。
何となく気づかないという感じで、
飲み物に気が回らなかったり、食事をお代わりしているときに溶けるシャーベットを持って来たり、
スターナイトツアーの中止もこちらから聞かないと案内されなかったり。

しかしながら、この旅館、
一族経営であるものの、昨年から女将にかわり、
従業員の声に基づいて、経営の工夫をしているそうです。
オールインクルーシブにしたり、チェックインの景色の見える席を作ったり。
これからの進化に期待ですね。

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藤井荘
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