信州の別所温泉、かしわや本店 に行ってきました。
今年は大河ドラマ真田丸で盛り上がるであろう信州上田と、別所温泉への旅です。
東京駅から北陸新幹線で、上田駅まで約1時間半。
上田駅からは、上田交通で別所温泉駅に向かいます。
各駅停車で約30分。
別所温泉駅に到着です。レトロな駅舎です。
駅からは温泉街までは、無料シャトルですぐの位置。
温泉街の入り口は、昔ながらの雰囲気が残ります。
駅から歩いて宿まで向かってみたら、
シャトルバスに乗ってこないことを心配した宿のスタッフが、
わざわざ車で探しに来てくれました。
暗い時間となってしまいましたが、到着。
提灯が明るく迎えてくれます。
靴を脱いで、畳敷きのロビー空間。
チェックインのために、ロビーの席に案内されます。
窓の雪に、ストーブで暖をとるところに、
信州らしさを感じます。
ウェルカムドリンクとして、抹茶と落雁を頂きます。
ここで、貸切風呂の予約もできます。
それでは、部屋に案内頂きます。
今日の部屋は、四季亭。
ロビーのある本館柏和亭(右手)から、
路地を挟んで反対側(左手)にあります。
四季亭の玄関。
畳敷きの玄関を進み、
階段を下りると、
「麗月の間」に到着です。
10畳+8畳+露天風呂付き、
本間、
次の間、
檜の露天風呂付きです。
広い露天風呂で、入るのが楽しみです。
水周りに、
屋内のシャワーブース。
お手洗い。
冷蔵庫。
部屋で淹れて頂いたお茶を飲み、
浴衣に着替えて、大浴場に向かいます。
部屋備え付けの館内図を見ながら、
本館「山里の湯へ。
脱衣所。
岩の内風呂。
別所温泉は、弱アルカリ性で、肌がすべすべになります。
露天風呂。
積もった雪が、暗がりに雰囲気を醸し出します。
風呂上りは、ラウンジで。
フリードリンクコーナーが用意されています。
そして、書棚には、
もちろん、池波正太郎作品がずらり。
女性向けに、カラフル浴衣の用意もあるようです。
再び、本館から四季亭に戻り、
廊下を進み、四季亭の大浴場、「自適の湯」へ。
脱衣所。
檜の内風呂。
ほの暗さが、木造の建物をを際立たせます。
湯上り処。
温泉のあとは、食事に進みます。
本館のロビーから、階段を案内され、食事会場に向かいます。
途中、地酒の利き酒コーナーに案内されます。
気に入った飲み物を、夕食で提供という、なかなかの工夫です。
食事処の個室。
玄関上に立地する、窓辺の席に案内されます。
床の間もあり、広々としています。
窓からは、隣の四季亭の屋根に雪が積もった景色。
その先には、上田市街の夜景です。
お品書き。
普通の印刷用紙なのがちょっと残念。
前菜
鬼に金棒 青ばつ豆 真田丸松風
信州和牛きのこ巻き 龍飛昆布巻き 青菜浸し
かしわやのいくら醤油漬け 子持昆布
コースターには、真田氏の六文銭。
小鉢
厄除け七草がゆ
穴子蕪蒸し
吸い物
大原女カニ 百合根
造里
海と川の幸
信州なので、佐久の鯉 があります。
ここにも六文銭。
煮物
炊き合わせ
焼物
日本海の鰤かけ焼き
蒸し物
野沢菜そば万頭
揚げ物
雲子香り揚げ
台の物
信州和牛朴葉焼
酢の物
あぶり北寄貝
食事
大根菜飯
デザート
柚子のチーズケーキ
施設も、食事も間違いなく高級の部類ですが、
高級の中では、普通のイメージかな。
信州は、食事で名物が少なく、演出は大変そうですが、
美味しい料理でした。
食事処を後にし、
男女が入れ替わった、四季亭「悠悠の湯」へ。
脱衣所。
こちらも檜の内風呂です。
そして、予約をしておいた、貸切風呂に向かいます。
脱衣所、広いです。
檜風呂、
露天風呂、
貸切風呂としては、とても広い空間となっています。
風呂のあとは、部屋に戻り、
用意された寝巻用の浴衣に着替え、就寝。
翌朝。
早起きをして、別所温泉を散策します。
外湯「石湯」。
真田幸村公隠しの湯。
150円。
早い時間であったせいか、だれもいません。
地元客も多い、公共浴場です。
北向観音参道。
表は残念ながらアスファルト道で、
散策用に整備はされていませんが、
川沿いは、石畳の散策路になっています。
手水は、
湯気が上がる、別所温泉のお湯になっています。
北向観音。
愛染堂。
鐘楼。
裏に見えるのが、四季亭です。つまりすぐ隣。
6時に7回鐘を撞くということを、事前に案内されていましたが、
ちょうど目覚ましの音となりました。
続いて、安楽寺・常楽寺へと向かいます。
こちらは、石畳の散策路が整備されています。
安楽寺の黒門。
安楽寺。
どんどんと登って行くと、
国宝 八角三重の塔があります。
つづいて常楽寺に向かいます。
散策路途中には、上田の平を一望できます。
常楽寺。
国重要文化財である、石造多宝塔があります。
散策を終え、部屋に戻り、
部屋の露天風呂に入ります。
さぶーんと、露天風呂からの目線。
ひろびろとしており、満足度高いです。
右の石垣の上が、北向観音の境内です。
朝食は、夕食と同じ食事処へ。
さわやかな朝食。
左側は、汲み出し豆腐。
傍らには、信州の七味「八幡屋礒五郎」です。
おひつでお代わりをしながら。
デザートも提供されます。
食後は、ロビーでコーヒーサービスの提供があります。
ひと息ついた後、チェックアウトしました。
この日も別所温泉駅から上田交通を利用して、
雪の積もる上田駅に到着です。
お城口の駅前広場には、真田雪村像が。真田氏は地元の英雄です。
歩いて約15分、上田城跡公園に到着です。
入って左に大河ドラマ館。
上田市民会館の建物を利用して、1年間の期間限定OPENです。
正面の入り口である、東虎口櫓門。
右は北櫓、左は南櫓。
本丸は無料開放、南櫓・北櫓・櫓門・西櫓に入るのは有料です。
東虎口櫓門の右手にある「真田石」。
真田信之が松代城移封にあたり、持っていこうとしたところ、微動だにしなかったという伝承が残っています。
本丸にある、眞田神社。
本丸跡。
天守閣などはなく、広い空間となっています。
二の丸には、上田市博物館があります。
真田昌幸着用具足や、有名な真田幸村画像などが所蔵されています。
上田城から徒歩約15分の街中には、
池波正太郎真田太平記館 があります。
ふたたび上田駅に戻り、
しなの鉄道の、軽井沢行の「ろくもん」に乗車しました。
もともとの電車を改装された車内。1号車。
「ろくもん」は、しなの鉄道が創った観光列車で、
このようなパンフレットも渡されます。
パンフレットの中身は、周辺の車窓・観光案内。
一路、電車に揺られて、小諸駅を目指します。
小諸について、時間ぎりぎりで駆け込んだのが、
「草笛」。信州そばの有名店です。
もりそばをさっと頂きます。
そして、小諸の「懐古園」へ。
小諸城址にあたります。
城の反対側は、断崖と千曲川。
天然の要害であることを実感しながら、観光を終えました。
別所温泉は、温泉街自体が極めて小さく、
端から端まで1~2分の範囲にあります。
ただ、北向観音を軸として、外湯を作っていることが、
温泉地の雰囲気を構成しています。
あとは、道がアスファルトでなかればなあと感じます。
かしわや本店は、
建物は、旅籠風というか、天井が低く、木造風に作られているので、
落ち着いた雰囲気を演出されています。
引き戸で構成されていることも、和の雰囲気があって好きです。
食事は普通という感じですね。
スタッフは人柄がよく、
到着しないと、わざわざ車で探しに来てくれたり、
ちょっとした故郷の会話内容を、スタッフ間で共有されていたり、
その上で、あまり構ってこない感があり、「静かな宿」の印象です。
小学生以下は宿泊お断りになっていることも構成の一つです。
また、外では外套のスタッフが対応していて、格好よさもあります。
別所温泉に行く際は、最もおすすめの宿です。
今年は大河ドラマ真田丸で盛り上がるであろう信州上田と、別所温泉への旅です。
東京駅から北陸新幹線で、上田駅まで約1時間半。
上田駅からは、上田交通で別所温泉駅に向かいます。
各駅停車で約30分。
別所温泉駅に到着です。レトロな駅舎です。
駅からは温泉街までは、無料シャトルですぐの位置。
温泉街の入り口は、昔ながらの雰囲気が残ります。
駅から歩いて宿まで向かってみたら、
シャトルバスに乗ってこないことを心配した宿のスタッフが、
わざわざ車で探しに来てくれました。
暗い時間となってしまいましたが、到着。
提灯が明るく迎えてくれます。
靴を脱いで、畳敷きのロビー空間。
チェックインのために、ロビーの席に案内されます。
窓の雪に、ストーブで暖をとるところに、
信州らしさを感じます。
ウェルカムドリンクとして、抹茶と落雁を頂きます。
ここで、貸切風呂の予約もできます。
それでは、部屋に案内頂きます。
今日の部屋は、四季亭。
ロビーのある本館柏和亭(右手)から、
路地を挟んで反対側(左手)にあります。
四季亭の玄関。
畳敷きの玄関を進み、
階段を下りると、
「麗月の間」に到着です。
10畳+8畳+露天風呂付き、
本間、
次の間、
檜の露天風呂付きです。
広い露天風呂で、入るのが楽しみです。
水周りに、
屋内のシャワーブース。
お手洗い。
冷蔵庫。
部屋で淹れて頂いたお茶を飲み、
浴衣に着替えて、大浴場に向かいます。
部屋備え付けの館内図を見ながら、
本館「山里の湯へ。
脱衣所。
岩の内風呂。
別所温泉は、弱アルカリ性で、肌がすべすべになります。
露天風呂。
積もった雪が、暗がりに雰囲気を醸し出します。
風呂上りは、ラウンジで。
フリードリンクコーナーが用意されています。
そして、書棚には、
もちろん、池波正太郎作品がずらり。
女性向けに、カラフル浴衣の用意もあるようです。
再び、本館から四季亭に戻り、
廊下を進み、四季亭の大浴場、「自適の湯」へ。
脱衣所。
檜の内風呂。
ほの暗さが、木造の建物をを際立たせます。
湯上り処。
温泉のあとは、食事に進みます。
本館のロビーから、階段を案内され、食事会場に向かいます。
途中、地酒の利き酒コーナーに案内されます。
気に入った飲み物を、夕食で提供という、なかなかの工夫です。
食事処の個室。
玄関上に立地する、窓辺の席に案内されます。
床の間もあり、広々としています。
窓からは、隣の四季亭の屋根に雪が積もった景色。
その先には、上田市街の夜景です。
お品書き。
普通の印刷用紙なのがちょっと残念。
前菜
鬼に金棒 青ばつ豆 真田丸松風
信州和牛きのこ巻き 龍飛昆布巻き 青菜浸し
かしわやのいくら醤油漬け 子持昆布
コースターには、真田氏の六文銭。
小鉢
厄除け七草がゆ
穴子蕪蒸し
吸い物
大原女カニ 百合根
造里
海と川の幸
信州なので、佐久の鯉 があります。
ここにも六文銭。
煮物
炊き合わせ
焼物
日本海の鰤かけ焼き
蒸し物
野沢菜そば万頭
揚げ物
雲子香り揚げ
台の物
信州和牛朴葉焼
酢の物
あぶり北寄貝
食事
大根菜飯
デザート
柚子のチーズケーキ
施設も、食事も間違いなく高級の部類ですが、
高級の中では、普通のイメージかな。
信州は、食事で名物が少なく、演出は大変そうですが、
美味しい料理でした。
食事処を後にし、
男女が入れ替わった、四季亭「悠悠の湯」へ。
脱衣所。
こちらも檜の内風呂です。
そして、予約をしておいた、貸切風呂に向かいます。
脱衣所、広いです。
檜風呂、
露天風呂、
貸切風呂としては、とても広い空間となっています。
風呂のあとは、部屋に戻り、
用意された寝巻用の浴衣に着替え、就寝。
翌朝。
早起きをして、別所温泉を散策します。
外湯「石湯」。
真田幸村公隠しの湯。
150円。
早い時間であったせいか、だれもいません。
地元客も多い、公共浴場です。
北向観音参道。
表は残念ながらアスファルト道で、
散策用に整備はされていませんが、
川沿いは、石畳の散策路になっています。
手水は、
湯気が上がる、別所温泉のお湯になっています。
北向観音。
愛染堂。
鐘楼。
裏に見えるのが、四季亭です。つまりすぐ隣。
6時に7回鐘を撞くということを、事前に案内されていましたが、
ちょうど目覚ましの音となりました。
続いて、安楽寺・常楽寺へと向かいます。
こちらは、石畳の散策路が整備されています。
安楽寺の黒門。
安楽寺。
どんどんと登って行くと、
国宝 八角三重の塔があります。
つづいて常楽寺に向かいます。
散策路途中には、上田の平を一望できます。
常楽寺。
国重要文化財である、石造多宝塔があります。
散策を終え、部屋に戻り、
部屋の露天風呂に入ります。
さぶーんと、露天風呂からの目線。
ひろびろとしており、満足度高いです。
右の石垣の上が、北向観音の境内です。
朝食は、夕食と同じ食事処へ。
さわやかな朝食。
左側は、汲み出し豆腐。
傍らには、信州の七味「八幡屋礒五郎」です。
おひつでお代わりをしながら。
デザートも提供されます。
食後は、ロビーでコーヒーサービスの提供があります。
ひと息ついた後、チェックアウトしました。
この日も別所温泉駅から上田交通を利用して、
雪の積もる上田駅に到着です。
お城口の駅前広場には、真田雪村像が。真田氏は地元の英雄です。
歩いて約15分、上田城跡公園に到着です。
入って左に大河ドラマ館。
上田市民会館の建物を利用して、1年間の期間限定OPENです。
正面の入り口である、東虎口櫓門。
右は北櫓、左は南櫓。
本丸は無料開放、南櫓・北櫓・櫓門・西櫓に入るのは有料です。
東虎口櫓門の右手にある「真田石」。
真田信之が松代城移封にあたり、持っていこうとしたところ、微動だにしなかったという伝承が残っています。
本丸にある、眞田神社。
本丸跡。
天守閣などはなく、広い空間となっています。
二の丸には、上田市博物館があります。
真田昌幸着用具足や、有名な真田幸村画像などが所蔵されています。
上田城から徒歩約15分の街中には、
池波正太郎真田太平記館 があります。
ふたたび上田駅に戻り、
しなの鉄道の、軽井沢行の「ろくもん」に乗車しました。
もともとの電車を改装された車内。1号車。
「ろくもん」は、しなの鉄道が創った観光列車で、
このようなパンフレットも渡されます。
パンフレットの中身は、周辺の車窓・観光案内。
一路、電車に揺られて、小諸駅を目指します。
小諸について、時間ぎりぎりで駆け込んだのが、
「草笛」。信州そばの有名店です。
もりそばをさっと頂きます。
そして、小諸の「懐古園」へ。
小諸城址にあたります。
城の反対側は、断崖と千曲川。
天然の要害であることを実感しながら、観光を終えました。
別所温泉は、温泉街自体が極めて小さく、
端から端まで1~2分の範囲にあります。
ただ、北向観音を軸として、外湯を作っていることが、
温泉地の雰囲気を構成しています。
あとは、道がアスファルトでなかればなあと感じます。
かしわや本店は、
建物は、旅籠風というか、天井が低く、木造風に作られているので、
落ち着いた雰囲気を演出されています。
引き戸で構成されていることも、和の雰囲気があって好きです。
食事は普通という感じですね。
スタッフは人柄がよく、
到着しないと、わざわざ車で探しに来てくれたり、
ちょっとした故郷の会話内容を、スタッフ間で共有されていたり、
その上で、あまり構ってこない感があり、「静かな宿」の印象です。
小学生以下は宿泊お断りになっていることも構成の一つです。
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別所温泉に行く際は、最もおすすめの宿です。
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かしわや本店
料金・基本情報はこちら ▶ かしわや本店
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