箱根芦ノ湖の高台にある 匠の宿佳松 に行ってきました。
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最上級の宿と名高く、期待値MAXでの訪問です。

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車で到着。芦ノ湖畔から少し登ったところの細い道の先にありました。
周りにはお店などは何も見えません。

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落ち着いたエントランス。

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ロビーに入ると、

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茶釜の席に案内されます。

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落雁と、点てて頂いた抹茶で一服。

そのあと、部屋に案内されます。
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日本庭園の池を横目に

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渡り廊下を抜けると

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部屋の棟に到着。
なんと、ここには羽織の下足番がいらっしゃいます。
滞在中、常に対応してくれました。
こういう姿勢が、おもてなし別格と感じさせます。

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部屋は、鳥影。

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広い踏込から

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部屋へと

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花が生けてありました

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本間8畳

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2階からの景色は、敷地外側の林です。
やはり、自然だけが目に入り、建物はなにも見えない作りとなっています。
3階からは、外輪山。1階は庭と露天風呂とのこと。

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部屋に通されたら、煎茶を出して頂きました。
お茶菓子はお餅。
つつみに入っていますが、ひんやり冷たい。
直前まで冷やしていた、心がこもっています。


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水回り

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内風呂
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お手洗い

決して新しい建物ではないはずですが、
いずれも更新と、清潔に維持されており、充分な設備です。

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コード類も、雰囲気ある布で束ねる配慮。

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では、用意いただいた浴衣に着替えて、大浴場へ。

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廊下を通り

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大浴場

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草履を脱ぐことを、文字でなくディスプレイで表現されています。
外国客も多くなっているのでしょうね。
余計な文字表示を避けるのも、いい旅館ならでは。

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脱衣所。もちろんタオル・バスタオル完備。

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駿河の湯 内風呂

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駿河の湯 露天風呂

檜の腰掛に桶を掛けてあるところが風流です。

お湯は、露天のみ硫黄の匂いがあり、内風呂は余り感じませんでした。
泉質の効能がありそう、長湯したら湯あたりするかもしれませんね。

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風呂上り場には、冷たい麦茶が用意されていました。

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庭園を横目に渡り廊下を戻ります

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こちらは家族風呂への入り口。
予約なしの利用自由のため、利用の鍵が掛けられたときは、
上の提灯に明かりが灯ります。

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家族風呂

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貸切風呂としては、広めの作りとなっています。

夕食までの間に、館内を見学させてもらいました。
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1階の廊下

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飛龍 和室2間 8畳+6畳
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1階からの庭の景色

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露天風呂付 和室2間
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白糸 和洋室2間 15畳(ベッドルーム)+6畳ダイニングルーム
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東雲草 和洋室3間 8畳+8畳+8畳ツインベッドルーム 角部屋
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3階の廊下

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階段

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ラウンジ 池を臨みます。
この空間で、二次会カラオケも可能とのこと。

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ラウンジのカウンター

ラウンジの上階には、和宴会場もありました。

では、部屋に戻り。
夕食は18時半にお願いしていました。18時頃から準備が入ります。
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宿の紋が入ったテーブルに準備がされます

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期待感が高まります。京風懐石料理とのことです。

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お品書き いい感じの和紙に筆文字

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食膳酒 ゆずはちみつ酒
 氷が入っており、カラカラとさわやかです。

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箸附
 銀杏餅
 甘鯛 山葵 亀甲餡
 口当たりうまいです。

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熱した石(本物の溶岩とのこと)で温められています。
固形燃料なんて使っていません。
演出も別格。

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前菜 鮟肝卸し和え  芽葱 石榴
    近江こんにゃくと菊葉の白和え
    柚子柿チーズ

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椀盛 髭鱈 雲子包み
    薄氷大根 彩人参 軸葉 柚子

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造里 季節の鮮魚
 見事にみずみずしく造られています。わさびは鮫肌でおろしてあります。

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凌義 蕎麦がき
     合鴨 貝割れ 麺露
 蕎麦がきなど、ぼそぼそするのがしょうがないと食べるものと思っていましたが、
 初めて厭味なく美味しく感じた、蕎麦がきです。感動もの。
 つゆの香りが豊か、鴨が良いアクセント、蕎麦がきなのにすっとのどごし。

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お品書きにはありませんが、
酒を飲む人には、と料理長が、ふぐの煮こごりを用意してくれました。

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鉢肴 鰆 難波焼き
     粟麩鍬焼 酢取り茗荷
 麩ももちもちして美味しいです。

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進肴 帆立貝禺羅丹
     ブラウンマッシュ ブロッコリー
 貝殻に入ったグラタンです。
 スプーンまで温めての提供の心遣い。
 帆立ままかと思いきや、切られておりひと手間が入っています。

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蓋物 白菜柔か煮
     穴子 干茎芋 大根 人参 鱶鰭餡

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留鉢 蟹 蓬蓮草 えのき 酢浸し

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食事 白御飯 香の物 赤出し

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デザート ココアのムース 苺

食事は、もう飛びぬけてトップレベルです。
派手な食材があるわけではないのに、一品一品出てくるたびに感動があります。


翌朝
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木々に小川。さわやかな風が通ります。

さて、朝食
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メインは魚の味噌漬。

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デザート

食後は、時間ぎりぎりまで滞在して、チェックアウト。

帰り際に、女将さんのお話を聞きました。
女将さんは、ご年配ですが、ハリのある顔、品を感じさせる方です。
以下お話の要点。

○お客様は安くない金額で止まっている。だから日々新た(作業でない)と、毎日従業員に言っている、と。
○その気持ちがあれば、+一言が変わってくる。
○帰りのお客様の顔を見れば、係りがどう対応したかがわかる。
○採用は素人が多く、着物着せて立たせるまでに時間がかかる。
○うまくなくても、一生懸命やったか。 
○料理長は、30歳余りで来て、20年。作る立場でなく、食べる立場でと言い続けてきたとのこと。

ああ、この女将さんがいるから、このようないい宿となっている。
女将さんの人柄で持っている宿なのだと実感しました。

サービスは洗練というよりは一所懸命であり、羽織の下足番など旅館の空間としての演出が作り上げられています。
場所も喧騒から離れた、周囲に建物の見えない静かな宿。
食事は、とにもかくにも別格。
日本のトップレベルの宿としておすすめします。

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姉妹館に「華の宿ふくや」があります。


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