伊豆蓮台寺温泉にある清流荘に行ってきました。
清流荘_0475
ここは、ルレ・エ・シャトー加盟の日本1号店(いまは非加盟)ということもあり、
一度宿泊をしてみたかった宿です。

ギネス世界記録という巨大な石燈籠。
笠間産の自然石で、高さ5.8m、重量は43トンとのことです。

清流荘_0474
老舗感のただよう入り口外観。

清流荘_0476
明るい玄関を入り、

清流荘_0468
ラウンジでチェックイン
使われている材木も黒くなっており、レトロ感が強いです。

清流荘_0471
廊下を通り

清流荘_0469
今日の部屋 本館「松風」
全体的に暗く、壁も畳も古い感が否めません。

清流荘_0473
水回り。設備含めて古さを感じさせます。

正直、期待していた分、
部屋設備には、あれ、っと感があります。
調度品は安い印象、浴衣は1枚のみ(帯短い)で、
コスト管理徹底している印象もあります。

清流荘_0472
お茶菓子は、ぐり茶しぐれ。

休憩もそこそこに、
早々に、ほかの館内も見させてもらいました。

清流荘_0438
西館【睡蓮】。和室。
本館同様、古さは否めません。

清流荘_0442
本館【葦切】。和室次の間付+露天風呂。
客間はやはり古いです。

清流荘_0441
内風呂はきれいな石造り。外に露天風呂がついています。

清流荘_0449
北斗館【柿田】。貴賓室露天風呂付。
北斗館になると、最近の高級旅館風のたたずまいとなります。
清流荘_0450
ベッドルーム。
清流荘_0448
石造りの露天風呂。

清流荘_0452
北斗館【不尽】。特別室。
清流荘_0453
清流荘_0454
本間と二の間。

清流荘_0457
東館【八雲】。和洋室露天風呂付。
東館もきれいですね。
清流荘_0459

清流荘_0460
半露天風呂。


清流荘_0456
東館と北斗館の間にあるエレベーター前。

写真の通り、建物による部屋の差は大きいと感じました。

○本館・西館 :古い建物旅館に近い。水回りも古い。
○北斗館・東館:リニューアルにより、現代の和モダン風の旅館と同等。

もし、今後予約する方は、「北斗館・東館」にすることをおすすめします。
今回は、本館でちょっと残念ですが、仕方ありません。

そのほかの施設
清流荘_0444
DVDシアター兼会議室。

清流荘_0445
宴会場 祥雲閣

清流荘_0467
Bar「ポーハタン」
二次会などに利用されます。
レトロ感の強い雰囲気のあるバーです。


では、滞在に戻ります。
清流荘_0446
清流荘には、25メートルプールがあります。
レンタル水着を利用して、がっつり泳ぎました。
周りは子供連れが2-3件。浮き輪で浮いているのを横目に、
一人で500mほど泳いでいたら、怪奇の目で見られました。

清流荘_0447
プールの横に、大浴場がありました。
プールで一汗かいたのち、ゆっくりと入浴です。

つぎは夕食。
清流荘_0465
ダイニング「醍醐」

清流荘_0466
電気つける前ですが、醍醐の内部

清流荘_0527
リニューアルされた、明るい食事処。

BlogPaint
御献立

清流荘_0526
食前酒 アロエ酒
前菜  蒸し雲丹 養老寄せ 姫さざえ 海老
     鮎山椒煮 合鴨ワイン蒸し
     もろこし 枝豆 無花果

清流荘_0528
御椀 すずき焼霜 順才 青柚子 はす芋

清流荘_0529
造里 伊豆の鮮魚五点盛り
いさきの作りは、あぶってあります。

清流荘_0530
焼物 伊勢海老天城焼
     山桃 谷中

清流荘_0531
煮物 金目鯛揚煮おろし
     椎茸 すだれ麩 あしたば
東の伊豆では、名物の金目の煮付けをよく見ますが、
揚煮おろしは初めてです。

清流荘_0532
台の物 鮑おどり蒸し
       バター レモン
固形燃料のコンロで、

清流荘_0533
レモンを絞って頂きました。

清流荘_0534
揚物 鱧新丈東寺揚げ
     甘長唐辛子 小茄子 ライムレモン 素塩

清流荘_0535
食事   桜海老ちりめん御飯
香の物 三種盛り
留椀   赤出汁

清流荘_0536

デザート 季節の果物
この日は、スイカ、パイナップル、ぶどうでした。

夕食は、美味しく、静かな空間でした。
客室ではあれっと感じましたが、それを補って余りある満足感。

皿の彩り。
煮物の器が温められている。造里が乾いていない。つまり作りたて。
大型旅館でない利点ですね。

夜は早めに就寝しました。
ちなみにフロントは、22~8時まで不在、警備携帯へとなっています。
人件費削減も徹底しています。


翌朝。早めに起きて散策へ。
部屋には、宿作成のマップが置いてありました。
宿の横にあるなんでもない川「稲生沢川」を軸に、散策マップを作り、
各ポイント(映画ロケ地、なまこ壁など)に意味づけをしています。

散策体験を創出するのは、周囲環境に恵まれないときの打ち手ですね。
清流荘の周りには、温泉街もなにもないところです。

宿に戻って朝食の時間。
清流荘_0537
金目題の開きをはじめとした、和食らしい朝食です。

チェックアウトは11時。ぎりぎりまでゆっくりして出発しました。

清流荘
宿泊部屋は、古い「本館」と、新しい「北斗館・東館」があります。「北斗館・東館」がおすすめ。
食事は、満足感高いです。
客室数が少ないことから、スタッフも少なめ。洗練というよりは親切。

ここ数年のうちに、経営が、個人経営から、埼玉の運輸会社に変わったとのことです。
変わらず良い旅館のままでいてほしいものです。

★「清流荘」(伊豆/蓮台寺温泉) ブログ
★「清流荘」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「正平荘」(伊豆/伊豆長岡温泉)
 「仙郷楼」(箱根/仙石原温泉)

清流荘
料金・基本情報はこちら ▶ 清流荘


旅館・ホテルランキング