南伊豆の下田温泉、ロケ地に選ばれるほど砂浜が美しいといわれる、入田浜にある、
浜辺の宿 濤亭 に行ってきました。
前日は、奈良偲の里 玉翠 に宿泊しており、
熱川温泉駅から、伊豆急にて、伊豆急下田駅に向かいます。
次の駅の片瀬白田駅から、伊豆稲取駅の間は、
海が最もきれいに見える区間です。
この日も、伊豆大島をはじめ、伊豆七島が一望できました。
伊豆熱川駅から約30分で、伊豆急下田駅に到着です。
改札は、下田関所を模した作りになっていました。
駅前からは、寝姿山への下田ロープウェイや、
南伊豆各地への路線バスが、多く出発している、南伊豆のターミナルです。
まずは、下田の観光を。
駅から徒歩10分、道の駅開国下田みなと。
ここは、最近の下田名物である、下田バーガーがあります。
1階の端にある店が、カフェ&バーガーRa-maru(ラーマル)。
早速注文して出てきたのが、下田バーガーです。
バーガー単品で1,100円という値段ですが、名物ということで。
金目鯛のフライが入ったバーガーです。
甘辛いタレが効いて、食欲をそそります。食べ進めると、金目鯛がふわっと香ります。
道の駅開国下田みなとと隣接して、
下田港内遊覧船である、黒船の乗船もありました。
道の駅開国下田みなとの対岸は、
下田城址である丘があります。
その付け根が、ペリー艦隊が上陸した場所なのだとか。
そこまで、港沿いを歩いていきます。
約20分ほどで、ペリー上陸記念公園にあるペリー艦隊来航記念碑に到着。
ペリーの胸像が設置されています。
ここの横から下田公園に上る入り口に、
下田城址の碑があります。
ここから上が下田公園ですが、この日は台風による倒木の影響で、閉鎖されていました。
下田公園の反対側の麓からは、ペリーロードが延びています。
小川沿いの石畳と柳が情緒あるペリーロードは散策ポイント。
長さはそれほどなく、300mほどで、終点の了仙寺に着いてしまいます。
了仙寺。
日本で最初に開港された下田において、
下田条約締結の地として、ペリーゆかりの寺となっています。
境内には、黒船ミュージアムが設置されています。
展示品は10分程度で見れるものですが、上映の映像が1時間以上となっています。
この了仙寺から伊豆急下田駅へは、徒歩約15分です。
駅までの道中、もう一つの下田名物に立ち寄りました。
御菓子司平井・平井製菓で購入ができる、
下田名物、ハリスさんの牛乳あんパン。
想像より小ぶりだったので、サイズ比較のために100円玉を置いてみました。
中身は、ソフトバターとこしあんです。
やわらかい小ぶりなパンなので、食べ歩きの軽食には適しているかと。
軽食をとりつつ、伊豆急下田駅に戻り、
伊豆急下田駅から、宿の送迎車に乗り込みます。
車で約10分、入田浜へ、
浜辺の宿 濤亭 に到着です。
玄関の階段を上り、
上がり框で靴からスリッパに履き替え進みます。
チェックインは、正面のフロントで立ちながら宿帳に記入。
そのまま、部屋に案内されます。
エレベーターに乗り、
3階へ。
廊下をわずかに進み、
本日の部屋、潮路。
スタンダードルーム 和室11.5畳+広縁。
踏込から、
和室11.5畳。
和室を反対側から。
広縁の先は、すぐ海が広がっています。
広縁からの海の景色。左側。
広縁からの海の景色。右側。
鏡台と、となりに、
浴衣と、タオル・バスタオル。
水回りと内風呂。
冷蔵庫は、課金式のドリンクが入っているものと、
空の冷蔵庫があります。
では、鍵を手に取り、砂浜に出てみようと思います。
大浴場の横にある裏口から、サンダルに履き替えて、外に出ます。
宿の真ん前が、入田浜の砂浜です。
きれいな砂浜なので、裸足で歩いて心地よいです。
この時期も、サーフィンがぽつぽつ行われています。
それでも、海水浴シーズンは終わり、静かな砂浜です。
入田浜から見た、濤亭。
先の台風で、岸は削り取られ、まだ漂流物が残っているとのこと。
宿の裏口に戻り、用意されているシャワーで足を洗います。
この設備があることからも、夏は海水浴の家族連れが客層になるとのこと。
静かに宿の滞在を楽しみたい場合は、このような秋以降のシーズンが適切ですね。
そのまま、大浴場に進みます。
本日の男性は、檜大浴場。
脱衣場。
タオル・バスタオルは用意が無いので、部屋から持参です。
こちらは、内風呂のみです。
窓からは、外からの目隠しの先は、海です。
海に面する立地ながら、温泉にしょっぱさはありません。
洗い場。
湯上り場には、水が用意されています。
1階には、有料のドリンク提供のあるラウンジと、
売店があります。
海が真ん前の玄関。
スタッフが羽織姿の旅館って、番頭さんという感じで、
昔ながらを感じさせて良いですよね。
部屋に戻ったら、ちょうど、お部屋係の方が来てくれました。
お茶菓子は、女将手作りのところてんの黒蜜きなこ掛け。
最初から部屋置きのえびせんべいと一緒に頂きます。
浜辺の宿 濤亭 に行ってきました。
前日は、奈良偲の里 玉翠 に宿泊しており、
熱川温泉駅から、伊豆急にて、伊豆急下田駅に向かいます。
次の駅の片瀬白田駅から、伊豆稲取駅の間は、
海が最もきれいに見える区間です。
この日も、伊豆大島をはじめ、伊豆七島が一望できました。
伊豆熱川駅から約30分で、伊豆急下田駅に到着です。
改札は、下田関所を模した作りになっていました。
駅前からは、寝姿山への下田ロープウェイや、
南伊豆各地への路線バスが、多く出発している、南伊豆のターミナルです。
まずは、下田の観光を。
駅から徒歩10分、道の駅開国下田みなと。
ここは、最近の下田名物である、下田バーガーがあります。
1階の端にある店が、カフェ&バーガーRa-maru(ラーマル)。
早速注文して出てきたのが、下田バーガーです。
バーガー単品で1,100円という値段ですが、名物ということで。
金目鯛のフライが入ったバーガーです。
甘辛いタレが効いて、食欲をそそります。食べ進めると、金目鯛がふわっと香ります。
道の駅開国下田みなとと隣接して、
下田港内遊覧船である、黒船の乗船もありました。
道の駅開国下田みなとの対岸は、
下田城址である丘があります。
その付け根が、ペリー艦隊が上陸した場所なのだとか。
そこまで、港沿いを歩いていきます。
約20分ほどで、ペリー上陸記念公園にあるペリー艦隊来航記念碑に到着。
ペリーの胸像が設置されています。
ここの横から下田公園に上る入り口に、
下田城址の碑があります。
ここから上が下田公園ですが、この日は台風による倒木の影響で、閉鎖されていました。
下田公園の反対側の麓からは、ペリーロードが延びています。
小川沿いの石畳と柳が情緒あるペリーロードは散策ポイント。
長さはそれほどなく、300mほどで、終点の了仙寺に着いてしまいます。
了仙寺。
日本で最初に開港された下田において、
下田条約締結の地として、ペリーゆかりの寺となっています。
境内には、黒船ミュージアムが設置されています。
展示品は10分程度で見れるものですが、上映の映像が1時間以上となっています。
この了仙寺から伊豆急下田駅へは、徒歩約15分です。
駅までの道中、もう一つの下田名物に立ち寄りました。
御菓子司平井・平井製菓で購入ができる、
下田名物、ハリスさんの牛乳あんパン。
想像より小ぶりだったので、サイズ比較のために100円玉を置いてみました。
中身は、ソフトバターとこしあんです。
やわらかい小ぶりなパンなので、食べ歩きの軽食には適しているかと。
軽食をとりつつ、伊豆急下田駅に戻り、
伊豆急下田駅から、宿の送迎車に乗り込みます。
車で約10分、入田浜へ、
浜辺の宿 濤亭 に到着です。
玄関の階段を上り、
上がり框で靴からスリッパに履き替え進みます。
チェックインは、正面のフロントで立ちながら宿帳に記入。
そのまま、部屋に案内されます。
エレベーターに乗り、
3階へ。
廊下をわずかに進み、
本日の部屋、潮路。
スタンダードルーム 和室11.5畳+広縁。
踏込から、
和室11.5畳。
和室を反対側から。
広縁の先は、すぐ海が広がっています。
広縁からの海の景色。左側。
広縁からの海の景色。右側。
鏡台と、となりに、
浴衣と、タオル・バスタオル。
水回りと内風呂。
冷蔵庫は、課金式のドリンクが入っているものと、
空の冷蔵庫があります。
では、鍵を手に取り、砂浜に出てみようと思います。
大浴場の横にある裏口から、サンダルに履き替えて、外に出ます。
宿の真ん前が、入田浜の砂浜です。
きれいな砂浜なので、裸足で歩いて心地よいです。
この時期も、サーフィンがぽつぽつ行われています。
それでも、海水浴シーズンは終わり、静かな砂浜です。
入田浜から見た、濤亭。
先の台風で、岸は削り取られ、まだ漂流物が残っているとのこと。
宿の裏口に戻り、用意されているシャワーで足を洗います。
この設備があることからも、夏は海水浴の家族連れが客層になるとのこと。
静かに宿の滞在を楽しみたい場合は、このような秋以降のシーズンが適切ですね。
そのまま、大浴場に進みます。
本日の男性は、檜大浴場。
脱衣場。
タオル・バスタオルは用意が無いので、部屋から持参です。
こちらは、内風呂のみです。
窓からは、外からの目隠しの先は、海です。
海に面する立地ながら、温泉にしょっぱさはありません。
洗い場。
湯上り場には、水が用意されています。
1階には、有料のドリンク提供のあるラウンジと、
売店があります。
海が真ん前の玄関。
スタッフが羽織姿の旅館って、番頭さんという感じで、
昔ながらを感じさせて良いですよね。
部屋に戻ったら、ちょうど、お部屋係の方が来てくれました。
お茶菓子は、女将手作りのところてんの黒蜜きなこ掛け。
最初から部屋置きのえびせんべいと一緒に頂きます。
そうこうしているうちに、夕食の時間となりました。
夕食は、部屋食での提供です。
最初のセット。
The・旅館の夕食、といった趣きです。
御献立。
食前酒 女将自家製 梅酒
先付 季節の珍味
酢の物 季節の魚介類
前菜 季節の前菜
鍋物 濤亭名物 地鯵たたき鍋
地鯵つみれ 打葱 若布 生麩
向付盛込み 伊勢海老の姿造り 地魚盛り合わせ つま一式
伊勢海老の殻は、明日の朝の味噌汁になるのだとか。
煮物 地物金目鯛の煮つけ 季節の野菜 針生姜
揚げ物 地魚の変り揚げ 季節野菜の天ぷら 付け塩
止椀 赤味噌仕立
香の物 季節の野菜
御飯 若布和え
ご飯はまぜご飯の素か? 香の物は典型的なツンとした味がします。
水菓子 自家製シャーベット
夕食は、The・旅館の食事といった感じで、
地鯵のたたき、伊勢海老の刺身、金目鯛の煮付けと、
伊豆の海の幸はふんだんに使われているのですが、
印象には残らないかな、と。
安定的な、旅館の食事、といったところです。
そういえば、夕食中に女将があいさつに来てくれましたが、
そういった旅館も、随分見なくなったなあ、と改めて認識しました。
夜食として置いて行ってくれたのは、踊子物語。
食後に、布団を敷いてもらい、
おやすみなさい。
翌朝。
部屋からは、入田浜に昇る朝日を正面に望みます。
この海の景色が、濤亭の一番のセールスポイントですね。
気分よく、朝風呂に大浴場へ。
差し込む朝日がまぶしいです。
夜のうちに、男女入れ替えとなっており、
こちらの脱衣場。
内風呂は、同じく檜大浴場。
右手から、海に昇る朝日が差し込みます。
こちらには、伊豆石岩露天風呂があります。
海とは反対側ですので、景色はありません。
風呂上がりには、少し外の散策へ。
正面玄関から、入田浜を望みます。
朝日の光が美しく映えます。
入田浜の朝。
人がひとりもいない静かな浜に、秋のいわし雲。
少しずつ昇っていく朝日が、雲に至ります。
部屋に戻ったら、布団が上げられ、
朝食の準備が始まっていました。
準備の間に、煎茶と、梅干しが提供されます。
部屋食の朝食。
これはまた、典型的な和旅館の朝食です。
伊豆の干物と、昨晩の伊勢海老の殻を入れた味噌汁。
柿とぶどうがそのままで提供されるのも、
演出が何もない、スタンダードな旅館の朝食。
朝食を食べながら、席からの眺め。
浜辺の宿の、一番良いところです。
ご飯は、小さめのお櫃でおかわりも用意されます。
もちろん、まるごと頂きました。
ごちそうさまでした。
朝食が済んだら、片付けも来ぬままに、
一番早い送迎に乗り込むため、チェックアウト。
送迎車で10分。
伊豆急下田駅に送ってもらいました。
電車までの時間は、駅の土産屋を見つつ、
もうひとつの下田名物、キンメコロッケを調達しました。
金目の身はわずかですが、むしろジャガイモがおいしいコロッケでした。
乗り込む電車も到着し、改札へ。
スーパービュー踊り子号に乗り込み、東京へ帰りました。
浜辺の宿 濤亭
The・古典的な和旅館といったところでしょうか。
時代に合わせる工夫も何もない。だが、その変わらなさがいいという層はいる。
建物も昔の高級旅館。
羽織姿の番頭さんに、部屋係のベテラン中居さん。不慣れな若いスタッフはおらず、
どっしりとしたお任せできるサービスであることは間違いありません。
女将が部屋にあいさつに来て、というのも、古典的な安心感があります。
食事も至って普通。チープではないことは間違いない。
一方、工夫や意思が無いというか、料理人の顔が見えない。
伊豆だからこれ出しておけばいいんでしょ、という感じ。他の旅館でも同じ食事が出そうな。
でも、想定通りの旅館の和食が出る、という安心感も、一方ではあります。
昔ながらを踏襲するという旅館も、少なくなっているという意味では、
その旅館を求める層を、がっちり捕まえておくというのは、
13室の小さな旅館の経営としてはあり、なのかもしれません。
まして、海でゆっくりぼーっとするための宿だから。
入田浜の立地と、いつまでも変わらない旅館、ということが、濤亭の魅力です。
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「今井荘」(伊豆/今井浜温泉)
浜辺の宿 濤亭
料金・基本情報はこちら ▶ 浜辺の宿 濤亭
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