宮城県遠刈田温泉の 竹泉荘 CHIKUSENSO ONSEN に行ってきました。
香港外資によってリニューアルされた外資系リゾート旅館で、
最高級だと評判を聞いていたので、大きく期待しての訪問です。
前日は鎌先温泉の滞在から、白石市内を観光して、
白石駅に戻ってきました。
白石駅から、遠刈田温泉行のバスに乗ります。
このバスは、白石蔵王駅始発で、白石駅を経由しています。
バスに揺られて約40分、遠刈田温泉バス停に到着です。
道はだいぶ山を上ってきましたが、
前日の鎌先温泉と比べれば、遠刈田温泉にはちゃんと街になっています。
左手は、共同浴場の神の湯。周りにはコンビニも存在します。
竹泉荘の送迎は、遠刈田温泉の温泉街内であれば、電話するとすぐに来てくれます。
遠刈田温泉バス停から約7分、宿に到着です。
玄関では、スーツに外套というホテルマンのようなベテランスタッフが丁重に出迎えてくれました。
玄関。
もう玄関から、高級感が醸し出されていますね。
玄関の看板。
靴を脱いでスリッパで進みます。
囲炉裏を横目に通り抜け、
竹泉荘のシンボルである釣鐘のある、ライブラリーラウンジに案内されます。
間接照明を中心としたシックな空間。
ラウンジに入った時点で、もう宿に対する期待値が上がります。
ウェルカムは、ホワイトティーとロイズのチョコレート。
ホテルのレストランのように、提供してくれます。
宿帳にも記入をして、部屋に案内をされます。
フロントの横を通り、
エレベーターで4階へ。
廊下を進み、
本日の部屋、408。
最もスタンダードな、部屋です。
アプローチから、
琉球畳のベッドルーム、44㎡の部屋です。
朱塗りの棚から、格子木まで、部屋の隅々まで美しいです。
洗面台は、御影石製。
バスルームも、高級外資系シティホテルのようです。
お手洗い。
冷蔵庫。
飲み物は、無料です。
コーヒーマシーンも用意されており、
こちらのカップで頂きます。
机上の茶器も、高級感を演出するものになっています。
部屋の端には、ほのかな香りの元が。
こんなにホテル風でありますが、館内は浴衣での滞在でOK。
浴衣に着替えて、
鍵を手に取り、
外に向かいます。
スリッパも、特注のものが利用されています。
ライブラリーラウンジの横には、お土産が販売されています。
典型的な箱物のお菓子は置いておらず、工芸品が中心です。
玄関から、屋外に出る際は、下駄を出してくれました。
表には、都会の外資系ホテルのドアマンのように、
ベテランスタッフが玄関に張り付いています。
敷地は、2万坪あるらしく、林に囲まれた旅館になっています。
さすがに隅々までは歩きまわれませんが、
川沿いの散歩道まで出てみました。
川の小滝の音が心地よいです。
外の散策ののちは、
冷えた体を温めに、大浴場に向かいました。
男性大浴場 竹織の湯。
脱衣所。
ちゃんと、床暖房です。
タオル・バスタオルも完備です。
少し縮れた生地のタオルで、
棚や扉などの施設の感じとあいまって、
シティホテルのスパや、ゴルフ場の大浴場のような雰囲気を感じます。
この辺りも、和旅館でないデザインの所以でしょうか。
内風呂。
洗い場。
露天風呂。
広大な林に囲まれており、
これから雪の積もる時期は、なお良いでしょうね。
寝そべって休憩できるようにもなっています。
大自然の中で、ゆっくりとできる空間です。
香港外資によってリニューアルされた外資系リゾート旅館で、
最高級だと評判を聞いていたので、大きく期待しての訪問です。
前日は鎌先温泉の滞在から、白石市内を観光して、
白石駅に戻ってきました。
白石駅から、遠刈田温泉行のバスに乗ります。
このバスは、白石蔵王駅始発で、白石駅を経由しています。
バスに揺られて約40分、遠刈田温泉バス停に到着です。
道はだいぶ山を上ってきましたが、
前日の鎌先温泉と比べれば、遠刈田温泉にはちゃんと街になっています。
左手は、共同浴場の神の湯。周りにはコンビニも存在します。
竹泉荘の送迎は、遠刈田温泉の温泉街内であれば、電話するとすぐに来てくれます。
遠刈田温泉バス停から約7分、宿に到着です。
玄関では、スーツに外套というホテルマンのようなベテランスタッフが丁重に出迎えてくれました。
玄関。
もう玄関から、高級感が醸し出されていますね。
玄関の看板。
靴を脱いでスリッパで進みます。
囲炉裏を横目に通り抜け、
竹泉荘のシンボルである釣鐘のある、ライブラリーラウンジに案内されます。
間接照明を中心としたシックな空間。
ラウンジに入った時点で、もう宿に対する期待値が上がります。
ウェルカムは、ホワイトティーとロイズのチョコレート。
ホテルのレストランのように、提供してくれます。
宿帳にも記入をして、部屋に案内をされます。
フロントの横を通り、
エレベーターで4階へ。
廊下を進み、
本日の部屋、408。
最もスタンダードな、部屋です。
アプローチから、
琉球畳のベッドルーム、44㎡の部屋です。
朱塗りの棚から、格子木まで、部屋の隅々まで美しいです。
洗面台は、御影石製。
バスルームも、高級外資系シティホテルのようです。
お手洗い。
冷蔵庫。
飲み物は、無料です。
コーヒーマシーンも用意されており、
こちらのカップで頂きます。
机上の茶器も、高級感を演出するものになっています。
部屋の端には、ほのかな香りの元が。
こんなにホテル風でありますが、館内は浴衣での滞在でOK。
浴衣に着替えて、
鍵を手に取り、
外に向かいます。
スリッパも、特注のものが利用されています。
ライブラリーラウンジの横には、お土産が販売されています。
典型的な箱物のお菓子は置いておらず、工芸品が中心です。
玄関から、屋外に出る際は、下駄を出してくれました。
表には、都会の外資系ホテルのドアマンのように、
ベテランスタッフが玄関に張り付いています。
敷地は、2万坪あるらしく、林に囲まれた旅館になっています。
さすがに隅々までは歩きまわれませんが、
川沿いの散歩道まで出てみました。
川の小滝の音が心地よいです。
外の散策ののちは、
冷えた体を温めに、大浴場に向かいました。
男性大浴場 竹織の湯。
脱衣所。
ちゃんと、床暖房です。
タオル・バスタオルも完備です。
少し縮れた生地のタオルで、
棚や扉などの施設の感じとあいまって、
シティホテルのスパや、ゴルフ場の大浴場のような雰囲気を感じます。
この辺りも、和旅館でないデザインの所以でしょうか。
内風呂。
洗い場。
露天風呂。
広大な林に囲まれており、
これから雪の積もる時期は、なお良いでしょうね。
寝そべって休憩できるようにもなっています。
大自然の中で、ゆっくりとできる空間です。
いくつか、施設内も見せてもらいました。
こちらは、【デラックスタタミ】の部屋。
【デラックスプレミアキング】の部屋。
【デラックスプレミアキング】は、シャワーブースが分かれています。
【デラックススーペリアツイン】は、
本間は、デラックスツインと同じですが、
【デラックススーペリアツイン】リビングスペースが付随しています。
5階【パノラマビュースイート】は、ラウンジとテラス、日本庭園が付いており、
予約が無いときは、ラウンジとテラス、日本庭園までは一般に開放がされています。
【パノラマビュースイート】テラスからは、雪化粧をはじめた蔵王連峰を一望できます。
【パノラマビュースイート】部屋の中からは、蔵王連峰とは反対側の景色。
全面ガラスで開放的です。
【パノラマビュースイート】リビングルームは、ソファーと、畳に座椅子の空間。
【パノラマビュースイート】ベッドルームもついています。
【パノラマビュースイート】部屋風呂は、檜風呂。
景色を見下ろすロケーションです。
館内の廊下には、そこここに本物の調度品が。
こちらは、仙台箪笥。
格子にライティング。こちらは、デザイナーによるものとか。
ライブラリーラウンジの鐘といい、仙台箪笥といい、
そして、天井などに張り巡らされている金沢の金箔など、
「日本の本物を」として、調達をされているとのことです。
夕食の前には、貸切露天風呂を利用しました。
こちらは、当日予約制・無料です。
屋外に出て、
こちらの扉から入ります。
脱衣所から、
貸切露天風呂。
日暮れの時間にあたり、ちょうど灯りがついたころでした
風呂上がりには、ライブラリーラウンジへ。
暗がりに、鐘の下の焚火がゆらゆらと。
ここでは、週末限定で、ピアノの生演奏があります。
赤ワインと、蔵王のチーズがサービスで提供されました。
優雅なひととき。
夕食に向けて、ちょうど良い食前酒です。
演奏の後は、夕食会場へ。
日本料理「竈神」(かまじん)。
席に案内されます。
おしゃれなダイニング空間。
金沢の金箔が貼られた天井から、スポットライトでの照明です。
テーブルのセット。
もう、この時点で違いますね。
どのような料理が出るのか、楽しみで仕方ありません。
御献立。
食前酒。
最初の台が運ばれてきました。
先付 柿 菊花 菊菜 海老の白和え くこの実
小鉢 木の子色々 じゃこの七味和え
小皿 蓮根豆腐 蓮根煎餅 ラディッシュ 軸蓮草
お酒は、竹泉荘オリジナルの特別純米酒を。
蔵王の酒蔵で作っているお酒とのこと。
日本酒を頼めば、水に氷は入れますか、と水を自然と持ってきてくれたり、
食事中に対応してくれるスタッフが、どの人も名前で呼んできたりと、
サービスレベルが、徹底できているなと、感じました。
次は、吸物。
浮かし蕪の中には、
吸物 ふかひれ真丈 半月牛蒡 チンゲン菜 浮かし蕪 梅肉
品がある吸物です。
次は、造り。
こちらも蓋のある、良い器で提供されます。
聞いたところ、料理長が選んだ器を利用しているとのことで、
蓋付で提供して、開く瞬間の高揚感を演出することが好きなのだとか。
造り 季節魚の盛り合わせ 妻物一式
ちゃんと、すりおろした本わさびです。
焼物八寸 米茄子胡麻味噌焼 相鴨 オクラ
鯵のレーズン揚 化粧栗 銀杏素揚 丸十
かますの風干し サーモンの柿寿司
肉料理 仙台牛の溶岩焼き。
宮城のブランド牛、仙台牛。
溶岩プレートで焼いて頂きます。
ちなみに、ドリンクメニューは、ホテル並み。
ウィスキーのラインナップから、
赤、白、スパークリングとワイン各種に、日本酒。
ビール、ソフトドリンクという一般的なものもあります。
食事 蟹御飯 味噌汁 香物
デザート 本日のデザート
仙台いちごのシャーベットです。
ホテル風のサービスながら、食事内容はすばらしい和食。
どの品も手の込んだ和食。器からこだわっていて、
優雅な食事時間を演出しています。
美味くて、演出に心も満たされ、大満足。
食後には、夜食として小箱を持たせてくれました。
夕食、朝食ともに和食だからと、パンの夜食です。
クロワッサン、美味かったです。
食後は、再び一風呂入って時間を過ごした後、
The Barへ。
山奥の立地にしては珍しく、本当のバーテンさんがいるバーです。
そのバーテンさん、到着時は玄関で迎えてくれて、夕食のサーブもしてくれた
ベテランのスタッフでした。
シティホテルでバーテンの修行をしたのち、竹泉荘に来たとのこと。
リゾートホテルはマルチタスクが当たり前とのことですが、八面六臂の活躍です。
ジントニックを一杯いただきました。
部屋に戻れば、すっかり酔いが回り、
そのままベッドで就寝しました。
翌朝。
5階のパノラマビュースイートのテラスで朝日の景色を見ます。
朝日に照らされ始める蔵王連峰です。
朝風呂に大浴場へ。
朝食は、昨日と同じ、日本料理「竈神」へ。
テーブルのセット。
感じのいい朝食です。
御飯は、中央にある釜炊きで、
おいしそうな御飯が炊き上がっています。
朝食は、少量ずつではありますが、
手の抜いてない内容となっています。
御飯のお供に最適なものばかり。
蔵王産の高原のサラダも。
料理長特製のふりかけや梅干し。
これまた、御飯が進みます。
食後のデザートも、蓋付の器で提供。
蔵王産のヨーグルトです。
朝食後には、2万坪の敷地を堪能しようと、散策へ。
一周徒歩30分のBコースに進もうと思いましたが、
もう熊が出るということで、手前までにしました。
Bコースの入り口。
けもの道のような細い道を進むことになります。
川のせせらぎを聞きながらの散策道です。
宿の敷地の入り口まで進んでみました。
公道からの入り口には、大きな看板が用意されています。
宿に戻ります。施設の全景は、林に隠れています。
部屋に戻り、支度をしたら、
フロントでチェックアウト。
11時発の仙台駅行きの送迎に乗らせてもらいます。
竹泉荘の車での送迎。仙台駅までの所要時間は約1時間です。
東口のバスプールに到着です。
仙台駅の東口は、いわゆる中心街と反対側。
近郊の温泉旅館の送迎はこちらで発着するようですね。
せっかく仙台まで来ましたので、名物を昼食に。
牛タン司。
仙台でしか食べれない、有名店です。
食事時でもあってか、20~30分並びました。
牛タンの定食を頂きました。
帰りは、仙台駅から東北新幹線にて東京に戻りました。
はやぶさに乗れば、東京まで約1時間半。
停車駅が少ない分、白石蔵王駅からよりも短い時間の新幹線乗車でした。
竹泉荘 CHIKUSENSO ONSEN
(旧称:竹泉荘 Mt.Zao Onsen Resort & Spa)
久しぶりに、最高級の宿に宿泊しました。
香港資本によるリニューアルということで、
リニューアルしても、元の宿の設備の気配がする宿が多い中、
隅々まで、コンセプトに合致した形で、整え切られていることが素晴らしいと感じました。
調度品も、仙台箪笥・金沢の金箔・鋳物の釣鐘など、日本の良いものを、として、
贅を尽くされていますが、資本力のあるオーナーによるものなのでしょう。
また、日本国内の東北という地域に限定されず、
全国から良いものを集めていること、海外からの見方で、日本の旅館に無い感覚と思います。
サービスも、シティホテル的に洗練されているスタッフが、玄関のドアマンから配置されていて、
到着時から良い宿に来たな、と感じました。
聞いたところ、スタッフはホテル出身が多く、
配置は、出迎えベテラン、中に入って中堅、レストランは若手、としているとのこと。
たしかに、その配置によって良い印象を感じました。
シティホテル的ながら、常に客の名前を呼んで対応しており、親しみも演出しています。
目が行き届くサービスを維持するために、稼働率は60%を最大として予約を抑えているとのこと。
コンセプトは和モダン。
ホテルに寄りすぎてもいけないし、旅館に寄りすぎてもいけない。として、日々修正しているとのこと。
施設は洗練。食事も絶品。サービスも上等。
和旅館から一歩進化した、これからの時代にマッチしている最高級旅館です。
久しぶりに、もう一度宿泊したい、と心から思える宿でした。
★「竹泉荘 CHIKUSENSO ONSEN」(東北/遠刈田温泉) ブログ
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竹泉荘 CHIKUSENSO ONSEN
料金・基本情報はこちら ▶ 竹泉荘 CHIKUSENSO ONSEN
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