島根県玉造温泉の 佳翠苑皆美(かすいえんみなみ) に行ってきました。
松江の皆美館との、出雲2泊3日旅行の2日目です。
前日の、松江 皆美館 の宿泊から出雲大社の観光を終え、
出雲大社前駅から、一畑電車に乗り込みます。
途中、一畑電車を乗り換え。
川跡駅で電鉄出雲市行きに乗り込みます。
乗り換えを含めて20分余り。
出雲市に到着です。
出雲市駅からは玉造温泉駅へはJR山陰本線を利用します。
この区間は、1時間のうち3本に2本は特急であるので、
接続のよかった、特急やくもに乗り込みます。
特急で1駅18分。普通列車でも約30分の区間です。
途中から宍道湖畔を走り、
玉造温泉駅に到着です。
玉造温泉駅はこじんまりとした駅です。
送迎の車が来てくれていましたので、乗り込みます。
車で約5分。
玉造温泉 佳翠苑皆美に到着です。
送迎車から降り、玄関を進みます。
日本庭園を横目に、
館内へと進みます。
自動ドアと通り、
The・大型高級旅館らしい、広々としたロビーです。
フロントでチェックインの手続きをし、そのまま部屋に案内されます。
スタッフも、名札が名刺大のふにゃにゃクリアケースを胸につけていて、
大型旅館、といった感じです。
エレベーターにて、
4階へ。
廊下を進み、
本日の部屋、411号室。
瑞光の和室10畳タイプです。瑞光と飛天は同グレードで運用とのこと。
和室10畳。
反対側から。
外の景色は、佳翠苑皆美の日本庭園と、玉造温泉の温泉街。
水回り。
内風呂。
お手洗い。
冷蔵庫は自動課金タイプ。
案内は、カードで渡されます。
お茶のセットはこちらから
お茶菓子は、一般的なみやげものが用意されていました。
各種の用意となっています。
それでは、浴衣に着替えて、
鍵を手に取り、
大浴場にはタオル・バスタオルの用意が無いので、
部屋から籠に入れて、大浴場に向かいます。
大浴場は、1階の木肌の湯「浮殿」と、
最上階の展望風呂「天遊の湯」があります。
温泉ついでに、外にも出てみました。
玉造温泉の温泉街は、散策ができるように整備されており、
足湯があったり、飲食店もポツポツと営業しています。
川辺も、散策路に整備されています。
松江の皆美館との、出雲2泊3日旅行の2日目です。
前日の、松江 皆美館 の宿泊から出雲大社の観光を終え、
出雲大社前駅から、一畑電車に乗り込みます。
途中、一畑電車を乗り換え。
川跡駅で電鉄出雲市行きに乗り込みます。
乗り換えを含めて20分余り。
出雲市に到着です。
出雲市駅からは玉造温泉駅へはJR山陰本線を利用します。
この区間は、1時間のうち3本に2本は特急であるので、
接続のよかった、特急やくもに乗り込みます。
特急で1駅18分。普通列車でも約30分の区間です。
途中から宍道湖畔を走り、
玉造温泉駅に到着です。
玉造温泉駅はこじんまりとした駅です。
送迎の車が来てくれていましたので、乗り込みます。
車で約5分。
玉造温泉 佳翠苑皆美に到着です。
送迎車から降り、玄関を進みます。
日本庭園を横目に、
館内へと進みます。
自動ドアと通り、
The・大型高級旅館らしい、広々としたロビーです。
フロントでチェックインの手続きをし、そのまま部屋に案内されます。
スタッフも、名札が名刺大のふにゃにゃクリアケースを胸につけていて、
大型旅館、といった感じです。
エレベーターにて、
4階へ。
廊下を進み、
本日の部屋、411号室。
瑞光の和室10畳タイプです。瑞光と飛天は同グレードで運用とのこと。
和室10畳。
反対側から。
外の景色は、佳翠苑皆美の日本庭園と、玉造温泉の温泉街。
水回り。
内風呂。
お手洗い。
冷蔵庫は自動課金タイプ。
案内は、カードで渡されます。
お茶のセットはこちらから
お茶菓子は、一般的なみやげものが用意されていました。
各種の用意となっています。
それでは、浴衣に着替えて、
鍵を手に取り、
大浴場にはタオル・バスタオルの用意が無いので、
部屋から籠に入れて、大浴場に向かいます。
大浴場は、1階の木肌の湯「浮殿」と、
最上階の展望風呂「天遊の湯」があります。
温泉ついでに、外にも出てみました。
玉造温泉の温泉街は、散策ができるように整備されており、
足湯があったり、飲食店もポツポツと営業しています。
川辺も、散策路に整備されています。
佳翠苑皆美の他の部屋も少しのぞかせてもらいました。
【喜多の館「雲のね」】和洋室露天風呂付。415号室。
【喜多の館「雲のね」】和室の本間に、
【喜多の館「雲のね」】ツインのベッドルーム。
【喜多の館「雲のね」】小さなテラスと、
【喜多の館「雲のね」】水回りの先には、
【喜多の館「雲のね」】露天風呂があります。
【喜多の館「雲のね」】お手洗いもきれいです。
【吉祥6階「湯流里」】露天風呂付き客室。羽衣。
【吉祥6階「湯流里」】和室の本間と、
【吉祥6階「湯流里」】次の間。
【吉祥6階「湯流里」】内風呂と、
【吉祥6階「湯流里」】露天風呂があります。
【吉祥6階「湯流里」】お手洗い。
1階のロビーラウンジ茶蔵楽は、
佳翠苑皆美の日本庭園に面しています。
そろそろ夕食の時間になりました。
夕食会場のダイニングに向かう途中には、
茶道具などを展示したギャラリーもありました。
夕食会場はこちら。ダイニング穀厨(こくり)。
席に案内をされます。
本日の席はこちら。
おしゃれなダイニング空間です。
席のセット。
お御献立。
飲物は、出雲の酒、李白ではじめます。
先付けは、漆塗りの箱に、二段で用意されています。
一段目を開けると、
先付け二題
胡麻豆ふ
姫モロコシ あやめ麩 木の葉人参 皆美特製友だれ
そして、もう一段、
前菜
味覚盛り合わせ
車海老 烏賊黄金焼 年輪大根
さより一夜干し カモロース
烏賊山葵酒盗和え
なますとびこ和え
続いて、涼やかなガラスの器で、
先付け二題
彩素麺寄せ
オクラ 蓴菜 日本海天然若布すり流し
焜炉に火が入り、
小鍋
出雲恵比寿 大黒 縁起仕立て
十六島岩海苔
鯛 海老餅
白葱 安来水菜 山椒
次は、御造り。
どの料理も、しっかりとした蓋付きの器で提供されます。
蓋を開ける瞬間の、小さな高揚感は、満足度を上げますね。
御造り
割鮮盛り合せ
あしらい一式
飲物を追加注文。
出雲生姜じんじゃエール。
生姜は、最近の出雲の名物なのだそうです。
続いて、洋菜。
洋菜
特選和牛グリル
皆美特製みぞれおろし
ネッカエッグ茶碗蒸し
コンソメ雲丹あん
野菜サラダ 梅ドレッシング
続いて、蓋物。
蓋物
鰈煮付け
小芋 筍 杭牛蒡 蓮根
次は、留肴。
留肴
もずく酢
最後に、食事。
食事
三瓶山さひめの水で炊いた
炊き込み御飯
留椀
蟹つみ入れ
葱 茎若芽
香の物
二種盛り
デザート
スイートポテト 抹茶ロール
カットフルーツ
食事は、なかなか良いと感じました。
大型旅館でありながら、作り置き感のあるような食事でなく、
一つ一つ丁寧に作りたてが供されており、蓋付きの器でもしっかりと演出されており、
なかなか満足感のあるものでした。
大型旅館の佳翠苑皆美には、夜食処もありますが、
夕食後は、玉造温泉の温泉街にラーメンを求めて外出してみました。
玄関で下駄に履き替えて外出します。
佳翠苑皆美の前のバス停となりには、
足湯が設置されています。
夜にもかかわらず利用者がいます。
温泉街は、川沿いの石畳の歩道を進みます。
旅館の並びに、ポツポツと小さい飲食店がありました。
川沿いを徒歩で5分ほど上ると、玉造温泉バス停に至ります。
右奥に見える赤ちょうちんが、
ラーメンが食べられるという、龍頭というお店です。
店構えは、地元民むけの居酒屋といったところ。
お酒を飲んでいる客が数人いました。
私は、目的のラーメンを。
温泉街のラーメンらしい、シンプルなラーメンでした。
満腹となって、温泉街を再びトコトコと戻り、
部屋に戻れば、布団が用意されていました。
寝巻用の浴衣も用意されており、
就寝します。
翌朝。
東向きの部屋なので、朝日が差し込みます
ドアスルーで、部屋に朝刊が到着していました。
地元紙、山陰中央新報です。
朝食の会場は、昨晩と同じ、ダイニング穀厨です。
普段は、このダイニング空間に料理が並んだ朝食ブッフェなのだそうです。
今日はセットメニューでの提供です。
席は、昨晩と同じ場所にて。
最初のセットです。
朝食がすべて揃いました。
小さな魚、小鍋、炊き合せ、キャベツとポテトサラダといったところが、
大型旅館の一般的な和定食、という感じです。
ごはんと、おかゆの両方が出てきました。
朝食後は、土産処をのぞきます。
島根のお土産は、全国に名前の轟いたものがないので悩みどころでしたが、
地元の方に言わせると、代表はこちら一択なのだそうです。
彩雲堂の「若草」。
求肥に、若草色の寒梅粉(餅を粉砕乾燥した粉)をまぶした和菓子です。
「不昧公好み(ふまいこうごのみ)」と冠してありますが、
松平不昧公が考案した菓子を、明治期に復元したものであるとのことです。
島根では「不昧公好み」というも言葉が、好意的に多用されているように見受けられました。
お土産を手に提げながら、フロントでチェックアウト。
定時の送迎で、玉造温泉駅に送ってもらいます。
この日は、足立美術館を目指して、島根県東部の観光に向かいました。
玉造温泉から、特急スーパーまつかぜに乗り込みます。
松江駅も通り抜け、景色は中海に移り、
安来駅に到着です。
玉造温泉駅から安来駅は、特急で約25分。(普通列車でも約45分)
安来駅は、観光案内所も併設する安来市の中心駅。
安来駅から足立美術館への無料シャトルバスも停車していますが、
先に、広瀬にある月山富田城に立ち寄るために、
安来市広域生活バス「イエローバス」に乗り込みます。
1回200円。路線が多く、どれに乗るのか迷いやすいのですが、
広瀬方面へは、1時間に1本以上の設定があり、便利です。
月山富田城は、「月山入口」バス停が最寄りですが、こちらは1日に数本しかないので、
「市立病院前」バス停に向かいます。
市立病院前バス停から、月山富田城の登り口までは、徒歩約10分。
道中、橋から月山富田城の全景を望みます。
中央に見える建物が、登り口にある、
右手、安来市立歴史資料館。
左が、道の駅月山富田城(広瀬絣センター)です。
安来市立歴史資料館は、10分程度で見て回り、城の事前知識を頭に入れます。
麓には、富田城跡の碑がありますが、
郭は、山の中となります。
いざ、山道を登ります。
登り始めて5分ほど。
月山富田城で一番有名なポイント、
山中鹿之助の銅像がありました。
本丸までは、まだまだ先の山道です。
途中、復元建物がある、花の壇 などを通りながら、
向こうの山にある本丸を目指し山道を進みます。
少し開けた場所が、山中御殿(さんちゅうごてん)です。
ここから、目に見える頂上の三の丸に向けて、七曲りの更に急な登り道となります。
登り切った先にあるのが、三の丸の石垣です。
三の丸・三の丸に登らずに、本丸へは右への迂回路がありますが、
もちろん三の丸へ進みます。
三の丸からの眺望。
遠くを望むには、三の丸からが一番見渡しが良いです。
月山富田城三の丸から見て、右手の方角。
中央の先が、安来市内および中海です。
三の丸から見て正面方面が、広瀬の町。
三の丸から見て左手は、広瀬の奥の山になります。
三の丸から更にすすみ、
こちらが二の丸。
奥に見えるのが、本丸方面。
そして、本丸到着。
ここまで、麓から30分余りの登山でした。
本丸から正面方面。
三の丸から二の丸、本丸へは尾根伝いに連なっており、
本丸からは、二の丸、三の丸でふさがり、麓の広瀬の町は見えません。
本丸からの右手方面の景色。
安来市内の方角は見渡せます。
本丸のいちばん奥には、神社が鎮座していました。
勝日高守神社。
尼子氏の信仰が厚かったのだとか。
本丸からの復路も、30分余り。一気に駆け下ります。
麓にもどり、
道の駅広瀬富田城(広瀬絣センター)でひと息つこうと思いましたが、
ひろせ"かすり"センターで、"もち"は売っていません。
自動販売機のお茶でひと息。
ふたたび、市民病院前バス停からイエローバスに乗り込み、
足立美術館のある鷺の湯温泉へ向かいました。
イエローバスで鷺の湯温泉まで約5分。
足立美術館の前に立ち寄ったのが、
裏手で隣接している、こちら。
安来節演芸館。
毎日、定時に安来節の公演が行われています。
この日は、貸切状態、と思いきや、あと一組の来客がありました。
生演奏、生歌での30分間の公演です。
写真OKの公演。場面は、名物どじょうすくいです。
館内には、お食事処も併設されており、
その名も、どじょう亭。
もちろん注文したのは、どじょう。
柳川鍋の、まるごと柳川御膳を頂きました。
どじょう独特のくさみがあり、山椒や七味とともに供される理由がよくわかりました。
食後は、建物裏手で隣接している、
足立美術館へ。
あまり美術館は興味は無いほうなのですが、
これが、素晴らしい美術館でした。
元々は横山大観をコレクションした美術館で始まったらしく、
横山大観作品がたくさん。
写真は撮れませんでしたが、
屏風絵である横山大観「神州第一峰」はずっと見ていられる雄大さ。
衝撃を受けました。
そして、何より足立美術館を有名にしたのが、この日本庭園。
米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による
庭園ランキングで、17年連続日本一に輝いていることで、有名になりました。
創業者が、横山大観作品だけでは、客足が伸びず、
目玉として日本庭園を造ったことで、いまの盛況になったとのことです。
広大な敷地に、さまざまな形の日本庭園が、
さまざまな演出で見せられています。
こちらは、生の衝立。
日本庭園を借景のように利用しています。
館内には、日本庭園に面したいくつかの喫茶室が用意されています。
こちらは、喫茶室 翆。
日本庭園を眼前に、ゆっくりと過ごすことができます。
季節のアイスクリームを頂きながら、のんびりと日本庭園を眺めました。
美術館に興味のない私でも、足立美術館は2時間の滞在でした。
帰りは、足立美術館の安来駅行き無料シャトルを利用します。
おおよそ30分に1便が出ていますので、とても便利です。
安来駅には20分間の乗車で到着します。
安来駅からは、松江駅へ。山陰本線の普通列車で約25分。
松江駅からは空港連絡バス35分で、
出雲空港に到着です。
復路もJALで、羽田に帰ります。
出雲空港出発後、左手の窓からは、
下が島根半島、向こうに隠岐の島を見ながらの夕日でした。
佳翠苑皆美
The大型高級旅館です。
パブリック空間は清潔であるし、カラオケや夜食処など、
おおかたの施設はそろっているので利用しやすい旅館です。
一方、部屋や大浴場などは古さも感じ、部屋の茶菓子もありものの菓子、
スタッフも、名札が名刺大のふにゃにゃクリアケースを胸につけていて、
洗練と言うまでにはいきません。
松江の皆美館のほうが、一つ上等。
老舗の小規模旅館の皆美館と、大型旅館の佳翠苑皆美は、
コンセプトが違いますので、ご注意を。
ただ、大型旅館としては、良い旅館です。
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「古窯」(東北/かみのやま温泉)
「ホテル花水木」(東海/長島温泉)
「賢島宝生苑」(東海/伊勢志摩)
「加賀屋」(北陸/和倉温泉)
「有馬グランドホテル」(関西/有馬温泉)
「大谷山荘」(中国/長門湯本温泉)
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佳翠苑皆美
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