大河ドラマ『麒麟がくる』の舞台で盛り上がる岐阜県。
その飛騨にある 下呂温泉 水明館 に行ってきました。
下呂温泉は、林羅山の詩文集において、日本三名泉として、草津・有馬と並び称させる温泉です。
東京駅から東海道新幹線で出発します。
1時間半余りで名古屋駅に到着。
東海道本線に乗り換えて、約20分。
岐阜駅に到着です。地方都市としては大きい駅。
駅前ロータリーには、黄金の信長像。
いたるところに大河ドラマ館のバナーがはためいていて、
街全体でのアピールがすごいです。
そのアピールに従って、大河ドラマ館のある岐阜公園に向かいます。
岐阜駅からは路線バスで。
多くの路線が通る区間にあるので、数分に1本のペースでバスが来ます。
バスに乗って約15分。岐阜公園歴史博物館前バス停に到着です。
麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館 のある岐阜市歴史博物館。
2階が大河ドラマ館になっています。
例年の大河ドラマ館は、ドラマで利用された衣装やセットなどの展示だけで、
刀剣や書状などの史料の展示はないのですが、
1階の岐阜市歴史博物館にもそのまま入れるので、史料の展示も見ることができ補完されていました。
来客はパラパラ。それに対するドラマ館の案内スタッフの多いこと。
大河ドラマ特需を想定した配置が、新型コロナで客足鈍った現在では過剰の様子。
仮設の出店も、閑散としていました。
岐阜公園は金華山、つまり岐阜城跡なので山麓には信長居館跡もあるのですが、
板垣退助の銅像もありました。
かの有名な「板垣死すとも自由は死せず」の由来となった岐阜事件は、
かつてこの場所にあった、神道中教院が舞台であったとのこと。
山麓から、金華山ロープウェーで山頂に向かいます。
小さめのロープウェー。3分程度の空中散歩です。
山頂駅からも、天守閣へは、山道の徒歩でした。
途中でようやく見えてきた天守閣。
天守閣まで山頂駅から徒歩7分程度ですが、
夏の山道。汗が噴き出ました。
天守閣はコンクリートの城型博物館ながら、山の上からの景色は一望。
西向き。昔の城下町と長良川、鷺山城を望みます。
北向き。長良川が天然の濠となっています。
東向き。山が連なっている方角ですが、金華山(稲葉山)が一番高く、
先が見渡せます。ここに本丸が置かれるわけですね。
南向き。右前方が岐阜駅方面。
4階建ての天守閣は、滞在10分余りといったところでした。
天守閣の近くにある岐阜城資料館。
1部屋の展示空間で滞在は5分程度です。
再び山道を下り、山頂駅からロープウェーで下りました。
往路に山麓駅で、岐阜城盛り上げ隊の武将がうちわを配っていましたが、
山頂に上がってから理由がよくわかりました。夏の山道行軍に大変助かりました。
岐阜城天守閣とロープウェーの全景を山麓から見ます。
徒歩でも40分ほどで山頂まで行けるらしいのですが、夏には厳しいですね。
帰りのバスに乗り込みます。
岐阜駅までは乗らず、途中の柳ケ瀬バス停で下車。
『柳ケ瀬ブルース』という昔の歌もありますが、岐阜の中心繁華街です。
地方都市らしい、アーケード街。
このアーケードの先にあるのが、岐阜の有名ラーメン店。
中華そば 丸デブ総本店。
大正六年創業の老舗中華そば店です。
中華そば。
わかりにくいのですが、小さめの器(箸との比較でみてください)に、
黒めの透き通ったツユ。細くて白い、少し粉っぽいストレート麺。
食べた印象としては、ラーメンというより、ひやむぎに近いと感じました。
するっと軽く完食できる中華そばです。
柳ケ瀬から岐阜駅までは1kmくらいなので徒歩で移動しました。
写真は、岐阜駅前の黄金の織田信長像。
岐阜駅から下呂にむけて、特急ひだに乗り込みます。
途中、鵜沼駅手前では遠く丘の上に、国宝犬山城を望み、
だんだんと、渓谷沿いの景色となっていきます。
高山本線一番の景勝地、飛水峡。
特急ひだではビューポイントで、自動放送の観光案内が日本語・英語で入ります。
観光客、特にインバウンド需要が多いことがうかがえます。
岐阜駅から約1時間15分。下呂駅に到着です。
駅では、各旅館の送迎スタッフの持ち看板が勢ぞろい。
駅舎の後ろから頭を出している建物が、目的地の水明館です。
水明館の送迎バスに乗り込みます。
その飛騨にある 下呂温泉 水明館 に行ってきました。
下呂温泉は、林羅山の詩文集において、日本三名泉として、草津・有馬と並び称させる温泉です。
東京駅から東海道新幹線で出発します。
1時間半余りで名古屋駅に到着。
東海道本線に乗り換えて、約20分。
岐阜駅に到着です。地方都市としては大きい駅。
駅前ロータリーには、黄金の信長像。
いたるところに大河ドラマ館のバナーがはためいていて、
街全体でのアピールがすごいです。
そのアピールに従って、大河ドラマ館のある岐阜公園に向かいます。
岐阜駅からは路線バスで。
多くの路線が通る区間にあるので、数分に1本のペースでバスが来ます。
バスに乗って約15分。岐阜公園歴史博物館前バス停に到着です。
麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館 のある岐阜市歴史博物館。
2階が大河ドラマ館になっています。
例年の大河ドラマ館は、ドラマで利用された衣装やセットなどの展示だけで、
刀剣や書状などの史料の展示はないのですが、
1階の岐阜市歴史博物館にもそのまま入れるので、史料の展示も見ることができ補完されていました。
来客はパラパラ。それに対するドラマ館の案内スタッフの多いこと。
大河ドラマ特需を想定した配置が、新型コロナで客足鈍った現在では過剰の様子。
仮設の出店も、閑散としていました。
岐阜公園は金華山、つまり岐阜城跡なので山麓には信長居館跡もあるのですが、
板垣退助の銅像もありました。
かの有名な「板垣死すとも自由は死せず」の由来となった岐阜事件は、
かつてこの場所にあった、神道中教院が舞台であったとのこと。
山麓から、金華山ロープウェーで山頂に向かいます。
小さめのロープウェー。3分程度の空中散歩です。
山頂駅からも、天守閣へは、山道の徒歩でした。
途中でようやく見えてきた天守閣。
天守閣まで山頂駅から徒歩7分程度ですが、
夏の山道。汗が噴き出ました。
天守閣はコンクリートの城型博物館ながら、山の上からの景色は一望。
西向き。昔の城下町と長良川、鷺山城を望みます。
北向き。長良川が天然の濠となっています。
東向き。山が連なっている方角ですが、金華山(稲葉山)が一番高く、
先が見渡せます。ここに本丸が置かれるわけですね。
南向き。右前方が岐阜駅方面。
4階建ての天守閣は、滞在10分余りといったところでした。
天守閣の近くにある岐阜城資料館。
1部屋の展示空間で滞在は5分程度です。
再び山道を下り、山頂駅からロープウェーで下りました。
往路に山麓駅で、岐阜城盛り上げ隊の武将がうちわを配っていましたが、
山頂に上がってから理由がよくわかりました。夏の山道行軍に大変助かりました。
岐阜城天守閣とロープウェーの全景を山麓から見ます。
徒歩でも40分ほどで山頂まで行けるらしいのですが、夏には厳しいですね。
帰りのバスに乗り込みます。
岐阜駅までは乗らず、途中の柳ケ瀬バス停で下車。
『柳ケ瀬ブルース』という昔の歌もありますが、岐阜の中心繁華街です。
地方都市らしい、アーケード街。
このアーケードの先にあるのが、岐阜の有名ラーメン店。
中華そば 丸デブ総本店。
大正六年創業の老舗中華そば店です。
中華そば。
わかりにくいのですが、小さめの器(箸との比較でみてください)に、
黒めの透き通ったツユ。細くて白い、少し粉っぽいストレート麺。
食べた印象としては、ラーメンというより、ひやむぎに近いと感じました。
するっと軽く完食できる中華そばです。
柳ケ瀬から岐阜駅までは1kmくらいなので徒歩で移動しました。
写真は、岐阜駅前の黄金の織田信長像。
岐阜駅から下呂にむけて、特急ひだに乗り込みます。
途中、鵜沼駅手前では遠く丘の上に、国宝犬山城を望み、
だんだんと、渓谷沿いの景色となっていきます。
高山本線一番の景勝地、飛水峡。
特急ひだではビューポイントで、自動放送の観光案内が日本語・英語で入ります。
観光客、特にインバウンド需要が多いことがうかがえます。
岐阜駅から約1時間15分。下呂駅に到着です。
駅では、各旅館の送迎スタッフの持ち看板が勢ぞろい。
駅舎の後ろから頭を出している建物が、目的地の水明館です。
水明館の送迎バスに乗り込みます。
送迎バスで、わずか1分ほど。
水明館に到着です。
ロビーに入ります。
ザ・大型旅館のおもむき。
フロントにてチェックイン手続き。宿帳に記入。
部屋の案内まで、ロビーで待ちます。
ロビー横のラウンジの先は、
日本庭園の景色です。
それでは、部屋に案内されます。
ロビーのある棟の飛泉閣から、吹き抜けのエスカレーターを上がり、
臨川閣の棟に入ります。
雰囲気が一段高級な空間になります。
臨川閣のエレベーターに乗り込みます。
エレベーターで、7階へ。
7階に到着。
本日の部屋、751。
臨川閣和室12.5畳+バルコニー。
踏込から、
和室12.5畳。
部屋を反対側から。
部屋の生け花。
広縁からの景色は、
飛騨川をはさんで、下呂温泉街。
眼下には、館内施設のプールも見えます。
広縁の横には、小さなバルコニー空間。
下呂駅ビューです。
水回り。
内風呂は、檜風呂。お湯は温泉です。
お手洗い。
金庫と、
浴衣に羽織。
タオルは部屋から持参。
バスタオルは大浴場に用意があります。
冷蔵庫の中には、フリーのミネラルウォーターが用意されていました。
お茶菓子は、
一般的な土産菓子です。水まんじゅうは、冷蔵庫に用意されていました。
各種の案内は、鍵と一緒に渡される案内カードにて。
ルームキーは、こんな感じです。
他の棟の部屋も見させてもらいました。
最初は、山水閣。
山水閣のエレベーター。
【山水閣】廊下。
【山水閣 和室】。
【山水閣 和室】踏込から、
【山水閣 和室】和室10畳。
【山水閣 和室】水回り。
【山水閣 和室】内風呂。
続いて、飛泉閣。
エレベーターから。
【飛泉閣 和洋室】和室部分。
【飛泉閣 和洋室】洋室部分。
【飛泉閣 和洋室】水回り。
【飛泉閣 和洋室】内風呂。
飛泉閣の廊下。
水明館では、山水閣と飛泉閣が同グレード、臨川閣が上位グレードになっていますが、
山水閣と飛泉閣は、高級と言う運用はされていません。
高級旅館を求める場合は、臨川閣、もしくは離れ青巒荘を指定しましょう。
大きな宴会場もあり、
春秋の間500畳。
ほか、1080㎡の洋宴会場である朝陽の間があります。
能舞台付きの宴会場もあります。
この会場では、本物の能楽も行われているそうです。
レストランの種類には特徴があり、
温泉旅館にも関わらず、和食のほか中華レストランもあり、
欧風レストランもあります。
また、今夜の夕食会場であるダイニング、
そして部屋食という、夕食会場に5パターンもあるのが水明館の特徴です。
また、大きなクラブ空間やカラオケルームもあり、全方位対応の大型旅館です。
大浴場も、3カ所あり、
山水閣1階のぼたん風呂と、唯一の露天風呂である野天風呂「龍神の湯」。
飛泉閣9階の展望大浴場。
臨川閣3階の下留の湯。
大浴場のグレード感も、棟に比例しており、
おすすめは、臨川閣3階の下留の湯です。
風呂上がりには、下呂温泉街に散策に向かいました。
外の出る際は、玄関横で下駄を借ります。
水明館の横にある橋で、飛騨川を渡ります。
渡った先からの水明館の全景。
左から、臨川閣・飛泉閣・山水閣。
離れ青巒荘は、臨川閣のさらに左側にあります。
下呂温泉街の入り口。
川沿いに、柳と散策用の歩道が整備されています。
川沿いにも、いくつかの飲食店があります。
しかし、従来の下呂温泉街は、川沿いでなく、
川に対して直角方向に道が延びています。
こちらには、日本三名泉発祥の碑があったり、
足湯があったり、
飲食店があったり。
下呂プリンというお店のマスコットはカエル。きっと音の響きからでしょう。
顔ハメ看板などもありました。
看板にも書いてある通り、下呂温泉はもともと湯之島と呼ばれており、
林羅山も、日本三名泉を草津・有馬・湯島 と記していたとのことです。
ところで、温泉街の辻々には、
このようなもの設置されており、そこからBGMが流されていました。
閑散としているときでも、安心感を演出するためでしょうか。
さて、水明館に戻れば、夕食の時間となりました。
今日の夕食会場は、ダイニング常磐です。
朝食にも利用されるダイニング空間のレストランです。
席はこちら。
日本庭園に面した窓辺の席。
最初のセット。
御献立。
下に説明文付きです。
飲物は、下呂の地酒 飛切り ではじめます。
前菜 三味豆富 クコの実
蛇の目花丸胡瓜 蒸し雲丹
山葵 美味出汁ジュレ
穴子小袖寿司 太刀魚利久焼き
蛇籠玉蜀黍 丸十檸檬煮
枝豆カステラと海老松葉刺し
山海月梅肉和え 酢取茗荷
蛸柔か煮 小芋土佐煮
南京旨煮 蓮根 針人参
スナップエンドウ 木の芽
椀替り 青竹に鶏つくね
笹打ち葱 冬瓜 青便菜
蕎麦素麺 柚子胡椒卸し
ぐつぐつと煮込んで鍋をいただきます。
造里 鯛 縞鯵 焼き霜帆立 レモン
薬味剣(貝割れ 茗荷 大葉)
花穂紫蘇 ラディッシュ 山葵
刺身は、乾いている感じです。
焼肴 地天子の朴葉味噌焼き
椎茸 占地 舞茸 青唐 白髪葱
骨煎餅
続いて、ダイニングキッチンから運ばれてきたのが、
強肴 和牛ロースステーキ
和風おろしソース
ポムデュセス パプリカ クレソン
御飯 飛騨こしひかり
汁 赤出汁
厚揚げ 榎茸 三つ葉
香の物 根菜漬 胡瓜
水物 桃とライチのゼリー
プチケーキ
ザ・大型旅館の食事、という感じです。
前菜や造里の乾き具合や、席のコンロで加熱するメニューが多いことから、
多客を対応できるように、一気に作り置いている感じがします。
一方、ロースステーキは焼き立てで、ダイニングレストランの特徴を生かしたものではないでしょうか。
食後は、お酒をもう一杯求めて、
バー マローネ へ。
シティホテルのバーのような、シックな空間。
バーテンがいるので、フルーツを使ったカクテルをリクエストしました。
マローネスペシャルカクテル。
さらりとした飲み口でした。
バーの後は、小腹が空いたので、
中華レストラン 龍遊里 へ。
ここは、ディナーが終わると、
ミッドナイト営業として、夜食処になっています。
名物と案内された、
飛騨納豆喰豚坦々麺 をいただきました。
夕食、バーから夜食まで満喫して、おなか一杯になりましたので、
部屋に戻り就寝。
翌朝。
山には朝もやがかかりながら、晴れた日となりました。
早々に朝食に向かいます。
朝食の会場も、ダイニングレストラン常磐。
朝食はバイキングです。
取り分けされた小鉢を、思いつくままに手に取ります。
和食のカウンターコーナーや、
目の前でコックが調理するフレンチトーストなどの洋食コーナー、
デザートコーナーを含めて、種類は多彩。
ほぼ全種類を取って、モリモリの朝食になりました。
種類の多いバイキングは、大型旅館での楽しみの一つですね。
窓辺の席を陣取り、食事を頂きました。
食後は、フロントでチェックアウト。
下呂駅まで送迎車も出ていますが、
駅まですぐ近くなので、歩いて水明館を後にしました。
水明館から徒歩3分。
下呂駅から、次の目的地高山へと向かいました。
水明館
何でもそろう大型旅館です。
食事も大型旅館的ですが、楽しく滞在できます。
一方、高級旅館と言えるとすれば、臨川閣、そして離れ青巒荘のみ。
山水閣と飛泉閣はリーズナブルな旅館と心得ましょう。
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水明館
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