いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

カテゴリ: 九州(由布院・黒川・指宿)

湯布院御三家の一つ、山荘無量塔(さんそうむらた)に行ってきました。
山荘無量塔_90
湯布院御三家は「亀の井別荘」「由布院玉の湯」「山荘無量塔」。
その中でも、一番歴史は浅いながら、モダンなオリジナリティーがあり、部屋にお籠りするなら山荘無量塔といわれる旅館です。


山荘無量塔 アクセス~チェックイン

山荘無量塔_1
羽田空港からJAL便で大分空港へ。

山荘無量塔_2
大分空港から高速バスで55分。

山荘無量塔_3
由布院駅前バスセンターに到着です。

山荘無量塔_4
由布院駅前の景色です。
由布院の町からの由布岳の景色は美しい。
景色でまた来たいと思わせる数少ない土地です。

山荘無量塔_203
山荘無量塔は、宿泊者に無料の送迎をしてくれます。
由布院駅前のツーリストインフォメーションセンターの前で、
スタッフが看板を持って待ってくれていました。

山荘無量塔_6
山荘無量塔の送迎車に案内され、

山荘無量塔_15

由布院駅から車で10分。山荘無量塔のエリアに到着です。

金鱗湖などの由布院の中心エリアからは坂をずっと上る形になるので、
地図上は近い距離に見えても、とても歩いては来れません。

山荘無量塔は、由布院の中心から少し離れた高台にあり、4千坪の敷地の中に離れの部屋が点在。
さらに、敷地内にカフェや美術館などの施設が存在します。

山荘無量塔_8
車で到着したのは、こちら。
蕎麦不生庵。
山荘無量塔が経営する蕎麦屋です。

山荘無量塔_7
常に満員の人気店ですが、宿泊者は予約を取ってもらうことができます。
一番良い景色の席を確保してくれました。

もりそばと、大分名物である鶏天を注文します。

山荘無量塔_9
先に鶏天が来ました。

山荘無量塔_10
鶏天はころも薄めでかりっと。ししとうも、カラッと揚がっていて美味しい。

山荘無量塔_11
続いて、そば。
細目ながらぼろっとしたそば感がありコシが強いそば。
出汁のきいたツユとあわせて美味です。

山荘無量塔_13
蕎麦不生庵からは、歩いて山荘無量塔のフロントに向かいます。

山荘無量塔_19
由布岳を見ながら、別荘地のような建物がいくつかあった先に、

山荘無量塔_20
山荘無量塔の建物が見えてきます。

山荘無量塔_21
こちらは、離れの客室、昭和。

山荘無量塔_22
こちらは、離れの客室、明治。

山荘無量塔_102
そして、山荘無量塔の門。

山荘無量塔_103
小さな看板が出迎えます。

山荘無量塔_110
山荘無量塔のシンボル、障子戸の玄関が見えてきました。

山荘無量塔_87
戸を開いて。

山荘無量塔_111
チェックインより1時間ほど早い到着となりましたが、
フロントから出てきて、迎えてくれます。

山荘無量塔_112
ロビーの席で少し待ち、

山荘無量塔_86
ラウンジに案内されます。

山荘無量塔_34
ラウンジTan's Bar。

山荘無量塔_85
クラシックの流れるTan'sBar。
山荘無量塔のチェックインは、通常は部屋で行いますが、
1時間以上早めの到着であったため、ここでチェックイン。

山荘無量塔_31
宿帳に記入します。
夕食朝食の時間と、朝刊の確認。
朝刊は、大分合同、読売、朝日、毎日、日経、スポニチからの選択。

山荘無量塔_32
Tan'sBarは、宿泊者にはいつでもコーヒー、紅茶、りんごジュースが提供されます。
りんごジュースをお願いしました。クッキーとともに。


山荘無量塔 部屋

山荘無量塔_35
15分ほど待って、作務衣姿の仲居さんに部屋に案内されます。
ここから屋外の渡り廊下を進みます。

山荘無量塔_80
心地よい風が通り抜ける廊下を進み、

山荘無量塔_39
本日の部屋に到着。

山荘無量塔_40
楽(らく)。
19坪63㎡。8帖洋室リビング/4.5帖和室/8帖セミダブルツインベッドルーム/客室温泉。

山荘無量塔_41
玄関を入り、

山荘無量塔_43
リビング。

山荘無量塔_44
リビングには、暖炉型のオブジェ。

山荘無量塔_45
坪庭から入る光が美しい空間です。

山荘無量塔_36
通常は、ここでチェックインとお茶が出ます。
先ほどTan'sBarで飲み物を頂いたのでカットもできますが、折角なので、お茶もお願いしました。
臼杵茶と臼杵せんべい。しょうがせんべいです。

山荘無量塔_47
水屋には、

山荘無量塔_48
冷蔵庫があります。

山荘無量塔_50
ビール、ペリエ、、かぼすジュース、ミネラルウォーター。
すべてフリーで無料。ミネラルウォーターは追加無料です。

山荘無量塔_49
お茶と、

山荘無量塔_52
コーヒー。

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和室の入口は少し低めになっていて、

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茶室のような和室です。

山荘無量塔_55
部屋食はここで提供されます。

山荘無量塔_56
ベッドルーム。

山荘無量塔_57
光が美しく入るようになっていて、

山荘無量塔_58
坪庭に面します。

山荘無量塔_59
ベッドルームを反対から。

山荘無量塔_60
ベッドルームのデスク。

山荘無量塔_68
クローゼットには、金庫と、

山荘無量塔_69
浴衣、作務衣が用意されています。
山荘無量塔_62
脱衣所と洗面台。

山荘無量塔_66
タオル・バスタオルは、たくさん用意されています。

山荘無量塔_63
洗面台。

山荘無量塔_64
ポンプ式のアメニティは、MARKS&WEB(マークスアンドウェブ)。

山荘無量塔_65
アメニティ。

山荘無量塔_70
部屋の温泉は、屋内ですが、

山荘無量塔_72
戸を開ければ、吹き抜ける風を感じる空間です。
源泉かけ流し。

山荘無量塔_75
お湯につかれば、木々が目に入ります。

山荘無量塔_73
デッキの木椅子に座って、涼むこともできます。

山荘無量塔_37
さて、山荘無量塔を散策しようと思い、鍵を手に取り、

山荘無量塔_77
玄関から、

山荘無量塔_78
下駄を履いて外に出ます。


山荘無量塔 館内施設

山荘無量塔_82
山荘無量塔 全体図。
山荘無量塔は、敷地の中に、離れの客室とパブリック施設が点在しています。

Tan's Bar(タンズバー)

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劇場用のスピーカーから流れるクラシックを聴きながら、ゆったりと過ごせる空間です。
ウェルカムドリンクもこちらでいただきましたが、宿泊滞在中利用ができます。

山荘無量塔_83
営業時間は、午前9時から午後11時(ラストオーダー午後10時半)。
平日のみ外来の利用もできます(午後1時から午後5時(ラストオーダー午後4時半))。

山荘無量塔_197
窓から玄関の方を眺める景色は額縁のよう。

山荘無量塔_115
ここでは、コーヒー、紅茶、りんごジュースがいつでも無料サービス。
そして、山荘無量塔の名物のPロールも取り扱いしています。
外来客で売り切れてしまうこともあるPロールは、宿泊者なら取り置きしておいてもらうことができます。

山荘無量塔_116
Pロール。紅茶とともに。

分厚く切ったロールケーキ。ひと口目で、卵たっぷりの風味が口にひろがります。
ふわふわの生地で、軽く食べることができます。

匠舗 蔵拙(しょうほ くらざつ)

山荘無量塔_104
匠舗 蔵拙(しょうほ くらざつ)。

山荘無量塔_105
美しい器や雑貨が並ぶセレクトショップです。

山荘無量塔_106
奥に座談室があり、

山荘無量塔_107
宿泊者はコーヒーマシンがセルフサービスで利用できます。

山荘無量塔_108
緑茶を一杯いただきました。

artegio(アルテジオ)

山荘無量塔_17
山荘無量塔の敷地内にある美術館です。

山荘無量塔_93
現代アートが展示されています。

théomurata(テオムラタ)

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théomurata(テオムラタ)。

山荘無量塔_95
山荘無量塔のチョコレートのショップです。

thé théo(テテオ)

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テオムラタに併設されているテテオカフェ。

山荘無量塔_100
ここでもPロールを食べれるほか、Pロールパフェもあります。

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注文したのは、テテオ・プレート。
テオムラタのオリジナルの焼菓子やチョコレートを盛り合わせたプレートです。

由布院 鄭東珠 作品室

山荘無量塔_18
作者個人のアトリエ。作品が展示販売されています。

蕎麦不生庵(ふしょうあん)

蕎麦不生庵は、チェックイン前のこちらを参照。

山荘無量塔は、由布院の中心からは離れた小高い丘にあり、とても歩いてくるような場所ではありません。
なので、観光客でごった返した由布院の中心とは距離を置いた、静かな滞在をすることができます。

B-speak(ビー・スピーク)

山荘無量塔_202
B-speak(ビー・スピーク)は、有名なPロールが人気のカフェ&ショップ。
この施設だけ、山荘無量塔のエリアではなく、由布院の中心である湯の坪街道にあります。
名物のPロールは、山荘無量塔のTan's Barやテテオカフェでも食べることができます。宿泊者は、お土産として山荘無量塔に取り置きしてもらうことも可能です。


山荘無量塔 夕食

山荘無量塔_160
さて、夕食の時間となりました。
山荘無量塔の夕食会場は、部屋タイプによって部屋食か食事処が決まります。
楽は、部屋食。
夕食時間は17:30〜19:00の間で好きな時間を指定ができます。

山荘無量塔_118
指定の時間の5分ほど前に内線が鳴り、作務衣の中居さんが準備に入ってきます。
茶室のような和室に食事の準備がされました。

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最初のセット。

山荘無量塔_120
お品書き。

山荘無量塔_121
山荘無量塔 ドリンクメニュー1/6

山荘無量塔のドリンクは極めてリーズナブル。このレベルの他の旅館と比べて半額以下という印象です。
たくさん楽しんでほしいと、ドリンクでは利益を求めない考えなのだそう。

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山荘無量塔 ドリンクメニュー2/6

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山荘無量塔 ドリンクメニュー3/6 ノンアルコールドリンク

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山荘無量塔 ドリンクメニュー4/6

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山荘無量塔 ドリンクメニュー5/6 ワインリスト

山荘無量塔_131
山荘無量塔 ドリンクメニュー6/6 ワインリスト

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飲み物は、大分の地酒、智恵美人ではじめます。

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先附 松笠甘鯛のサラダ
    散酢ドレッシング

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ちり酢のドレッシングを掛けていただきます。

アマダイは鱗揚げ。甘鯛も、付け合わせの焼き野菜も温かいサラダです。

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続いて椀物。

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椀 鱧 切り落とし
   針柚子 他

お椀は出汁がうまい。濃いわけじゃないのに、すっと旨みが入ってきます。
ジュンサイのとろみもアクセント。
鱧の下にあるのは茄子かな、美味しい。鱧も舌でとろける柔らかさです。

山荘無量塔_132
向付 季節の白身魚
    車海老 生山葵 他

醤油は、甘口と辛口が選べます。九州なので甘口でお願いしました。

山荘無量塔_133
車海老

山荘無量塔_134
タコ、関アジ、タイ

タイはとても水々しくて、間の芽ネギと相まってすごくうまい。
タコは細かく包丁を入れた上で炙られており、いい仕事しています。

山荘無量塔_135
枝豆湯葉

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続いて、鍋料理が来ました。
ぐつぐつ煮立った蓋を開けてもらって。

山荘無量塔_138
煮物 冠地鶏 つみれ鍋
    黒胡椒 鍋野菜 他

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つみれと揚げ豆腐。

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焼物 鰻岩塩焼
    万願寺 他

うなぎの岩塩焼きとは珍しい。うなぎ本来のうまみを感じます。
付けあわせは、かぼすと柚子おろし。

山荘無量塔_144
変鉢 大分県産黒毛和牛
    五葷諸味噌 (ごくんもろみみそ)

豊後牛。柔らかくてとっても脂がのっていてジューシー。

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ごはんは釜炊き。

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大分県産ヒノヒカリ。
残ったご飯はおにぎりにしてくれるそうなので、お願いしました。

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ごはんがそろいました。

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食事 御飯 羽釜
    香の物 止椀

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なめこの味噌汁

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香の物

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いりこ味噌。ごはんにのせて。

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ほうじ茶

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デザートは、部屋にも用意ができますがTan'sBarでいかがですか、と仲居さんからの声掛かり。
片付けのためにスタッフに鍵を預けて、Tan'sBarに向かいます。
夜はシックなバー営業。ジャズのBGMです。

山荘無量塔_158
デザート
マンゴーアイスと青梅

山荘無量塔の夕食は、一品一品が丁寧で美しい料理。
特に、お椀は絶品。うなぎと豊後牛も美味。
また食べに来たいと思わせる食事でした。


山荘無量塔 夜の過ごし方

山荘無量塔の夜の過ごし方は、Tan'sBar。
夜のTan'sBarのドリンクも、価格が極めて良心的。
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山荘無量塔Tan'sBarドリンクメニュー1/4

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山荘無量塔Tan'sBarドリンクメニュー2/4

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山荘無量塔Tan'sBarドリンクメニュー3/4

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山荘無量塔Tan'sBarドリンクメニュー4/4

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カクテルを一杯いただきました。

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部屋に戻れば、おにぎりが届いていました。

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海苔巻きのおにぎり。
つけあわせに梅ときゃらぶき。

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おにぎりを一つ腹に入れて、おやすみなさい。


山荘無量塔 朝食

翌朝。
山荘無量塔_164
よく晴れた朝です。
寝室の窓から見える由布岳の山の辺。

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部屋には、新聞が到着していました。
屋外にビニール入りで置いてあります。

山荘無量塔_165
楽の朝食会場は、夕食と同様、部屋食です。
山荘無量塔の朝食時間は、7時、8時、9時からの選択。
時間の5分前ころに、部屋の内線が鳴り、スタッフが朝食の準備に入ります。

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朝食も和室にて。最初のセット。

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ごはんは釜炊きで到着。

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朝食がそろいました。

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蓋を開けて。

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ソーセージのサラダ

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小鉢は、南蛮漬け、ちりめんじゃこ、タケノコのきんぴら、自家製の地鶏味噌

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南蛮漬け

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ちりめんじゃこ

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タケノコのきんぴら


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自家製の地鶏味噌

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漬物

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筑前煮

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出汁巻き玉子

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マトウダイの西京焼

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薬味の皿がのったこちらの器は、

山荘無量塔_184
あんかけ豆腐

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たまごは、

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たまごかけごはんに。

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味噌汁もおかわり可能。

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お釜のごはんは全部いただきました。

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フルーツ スイカとオレンジ。

山荘無量塔の朝食は、朝から美しい料理。
魚も卵焼きもほのかに温かく、炊合せも豆腐も温かい。
豆腐はプルプルで、あんの甘さとと紅葉おろしの辛味が相まって美味でした。

山荘無量塔_113
精算は部屋にて。内線で電話すると、伝票を持ってきてくれます。
チェックアウトの時も、内線で連絡して、荷物を持ってくれます。

山荘無量塔_201
山荘無量塔の送迎は、由布院であればどこへでも送り迎えしてくれるそうです。

山荘無量塔_206
由布院駅まで送迎してもらいました。


山荘無量塔 まとめ

洗練されたサービスが印象的。料理も美しい。
大浴場もないことから、温泉付きの離れでゆったりと過ごす、お籠りに適した旅館です。
滞在中はTan's Barに足を運び、日中はコーヒー、夜はお酒を少々。別荘のように過ごせる宿。
常連の連泊が多いことが納得の心地よい滞在ができます。

★「山荘無量塔」(九州/由布院温泉)
★「山荘無量塔」が好きなら、この宿もおすすめ
 「あさば」(伊豆/修善寺温泉)
 「旅亭 半水盧」(九州/雲仙温泉)

山荘無量塔
料金・基本情報はこちら ▶ 山荘無量塔


旅館・ホテルランキング

長崎の島原半島にある雲仙温泉、旅亭 半水盧(はんずいりょ) に行ってきました。
半水盧_27
九州でも指折りの旅館、楽しみにしての訪問です。ミシュランでは、宿泊施設として最高評価の5つ星、料理において1つ星です。


旅亭 半水盧 チェックイン

半水盧_2
前日の嬉野温泉から西九州新幹線で15分。諫早駅に到着。

半水盧_3
諫早駅から路線バスで1時間半。

半水盧_4
島原バス停に到着です。

半水盧_5
半水盧は、島原内の各バス停に送迎に来てくれます。

半水盧_27
島原バス停から2分ほどで、半水盧に到着。

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長屋門が自動で開いて、

半水盧_18
到着です。

半水盧_16
玄関へ。
玄関ではフロントスタッフがお出迎え。

半水盧_15
自動ドアを入り、

半水盧_14
階段を下りて、

半水盧_7
ラウンジに案内されます。

半水盧_8
クラシックピアノの流れるラウンジ。

半水盧_10
JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」の盾。
「ななつ星in九州」のデラックススイート利用者が泊まるのが 旅亭 半水盧 です。

半水盧_9
チェックインはラウンジで。宿帳に記入します。

半水盧_11
お着きのお茶と菓子。

半水盧_12
8月のお菓子は、ういろう。
お菓子は毎月ちがうものを提供しているそう。
気品を感じる一品です。美しい。

早めの到着したので、部屋の準備ができるまでしばらく待ちます。
フロントスタッフはスーツ姿。
部屋係の仲居さんの格好は、二部式着物。

半水盧_20
それでは、部屋に案内されます。
女性には色浴衣サービスがあるようです。

半水盧_32
半水盧は全室離れ。
本館から屋外に出ます。
ドアを開けるスタッフと、荷物を持つスタッフ、先導する仲居さん。
おもてなしが徹底されています。

半水盧_33
打ち水がされた階段を進みます。

半水盧_59
緑に包まれた石畳を歩きます。


旅亭 半水盧 部屋

半水盧_60
本日の部屋、芙蓉。二階建て離れ和洋室。
一階(和室13.5帖+和室8帖)+二階(和室11帖+和室8帖+浴室ひのき風呂(沸かし湯))。

半水盧_61
数寄屋造りの玄関。

半水盧_62
引き戸を入ります。

半水盧_63
玄関。
間口も広く、気品を感じます。

半水盧_66
ホール。
長い廊下です。

半水盧_67
階段を横目に見て、

半水盧_68
居室に入ります。

半水盧_69
次の間8帖。

半水盧_70
次の間を反対から。

半水盧_35
部屋の説明が終わると、お口直しに煎茶を入れてくれます。

夕食時間の確認はこちらで。17時半~19時半の間で、18時半で指定しました。
新聞の朝刊は、地方紙から全国紙まで選べます。日経新聞でお願いしました。

半水盧_123
温泉の 西の湯 は、貸切風呂。完全予約制です。
ここで仲居さんに予約をお願いします。

半水盧_117
予約が取れたら、貸切風呂 西の湯 の予約案内を持ってきてくれました。

半水盧_71
浴衣の用意は、部屋の片隅に。

半水盧_72
夏用の薄い羽織と、浴衣。

半水盧_73
広縁。
窓からの庭園の景色とあわせて、絵になります。

半水盧_75
飲み物は、

半水盧_78
コーヒー、緑茶、紅茶。

半水盧_80
冷蔵庫は無料サービス。
人参ジュース、みかんジュース、トマトジュース、牛乳、緑茶、炭酸水、温泉レモネード、天然水
か2本ずつ。
アルコールはありませんが、充実のラインナップです。

半水盧_81
グラス類と金庫。

半水盧_82
急須茶器。

半水盧_83
和室11帖。
ベッドが2台置かれています。

半水盧_84
和室を反対から。

半水盧_85
床の間の掛け軸。

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ベッドに寝ながら見れるテレビもあります。

半水盧_88
洗面台。

半水盧_89
アメニティ

半水盧_90
歯ブラシ。

半水盧_91
内風呂ひのき風呂。
部屋の風呂は、温泉ではなく沸かし湯です。雲仙温泉は成分が濃いので。

半水盧_93
階段を下りて1階へ。

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階段を下りて、

半水盧_95
1階のホール。

半水盧_97
水鉢にいける生け花。

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1階は、和室8帖と和室13.5帖。

半水盧_98
和室8帖。

半水盧_99
ここだけでも十分なくらい広いですが、通り抜けるだけの空間です。

半水盧_101
1階の二間続きに広縁。

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縁側には、斜面に作られた小さな庭。

半水盧_105
和室13.5帖。食事会場として利用します。

半水盧_104
庭に向いてテーブルがセットされています。

半水盧_106
調度品も蒔絵の漆。

半水盧_107
文箱も漆塗り。

半水盧_108
床の間。

半水盧_109
生け花も豪快に生けてあります。

半水盧_115
ところで、1階にも玄関ががありました。
先ほど屋外から入った2階玄関の真下です。

大浴場へは、ここから向かうのだそう。

半水盧_120
半水盧 芙蓉 の平面図。
2階建ての離れ。2階にも1階にも玄関があります。

半水盧_132
それでは、部屋の鍵を手に取り、大浴場に向かいます。

旅亭 半水盧 温泉

大浴場 東の湯

半水盧_116
大浴場へは、部屋の1階の扉から出ます。

半水盧_133
扉を出ると、屋内の地下通路。なんと緑包まれた石畳の道の下は、地下通路になっていました。
さながら忍者屋敷みたい。

半水盧_206
地下通路の平面図。
離れを地下の廊下でつなげている贅沢な建物です。

半水盧_36
東の湯はこちらから。

半水盧_37
渡り廊下をすすみ、

半水盧_38
階段を下りていきます。
山の斜面を切り開いてつくられた旅館。階段での縦の移動はどうしても多くなります。

半水盧_39
ようやく到着。

半水盧_40
東の湯。

半水盧_41
脱衣所。

半水盧_42
タオル、バスタオル完備。

半水盧_52
ボディータオルも完備。

半水盧_44
塩。

半水盧_45
自動ドア。

半水盧_46
内風呂。

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洗い場。

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サウナ。

半水盧_49
水風呂。

半水盧_51
露天風呂。
木々からは、蝉のつくつくぼーしという声。

雲仙温泉は、雲仙地獄で有名な通り、酸性泉。
白濁していて鉄のにおいもする濃い温泉です。
湯上がりは肌ぴりぴり。金属類は錆びます。

貸切風呂 西の湯 妙見岳

半水盧_134
貸切風呂である西の湯は、チェックイン後の予約制です。1回90分。
予約をお願いしました。

半水盧_136
西の湯には、貸切風呂が2つ。

半水盧_137
妙見岳。

半水盧_138
脱衣所。
タオル、バスタオル、ボディータオル完備。

半水盧_139
塩。

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昔の大浴場を貸切風呂にしているとのこと。
内風呂。白濁した温泉かけ流し。

半水盧_143
洗い場。

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サウナと水風呂。
貸切風呂にもサウナがあるとは驚きです。

半水盧_147
露天風呂。

貸切で90分間を贅沢に使える広い温泉です。

貸切風呂 西の湯 国見岳

半水盧_208
貸切風呂は翌朝も利用可能。
夕食時に予約をお願いして、もう一つの貸切風呂を予約しました。
国見岳。

半水盧_209
脱衣所

半水盧_211
内風呂

半水盧_213
洗い場。

半水盧_214
サウナと水風呂。

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露天風呂。

旅亭 半水盧 館内施設

売店 ラウンジ花仙

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売店は、フロントのある本館にあります。

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工芸品が中心ですが、

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カステラや湯せんぺいなど、土産菓子も置いてあります。

半水盧 バーなど

半水盧には、バーなど二次会施設はありません。
部屋でゆっくりする宿です。

半水盧の広い敷地

半水盧_55
半水盧の平面図。
6000坪の敷地に、14棟の客室が点在しています。
半水盧は、横に長い5000坪の敷地。

半水盧_118
平面図。

半水盧_151
奥に進んでいき、

半水盧_152
階段で降りていくと、

半水盧_153
特別室のあるエリアにあたり、

半水盧_154
東門。
特別室へは、こちらからもチェックインできるそう。
芸能人がお忍びで来るにも適した施設なのでしょう。

半水盧_157
あずまや

今は利用されていませんが、以前はサービス提供に使われていたのだそう。


旅亭 半水盧 夕食

半水盧の食事は、部屋食。
半水盧の夕食時間は、17時半~19時半の間で、18時半で指定しました。

1時間くらい前から部屋係が準備に入ります。
1階の部屋に準備されるので、2階で滞在していても気付きません。
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準備ができたようで、1階に下りていきます。
部屋内ですが、琴のBGMをかけてくれます。

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庭に面して、良い雰囲気です。
かなかなかなとヒグラシの声。

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最初のセット。

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御献立は筒状に。

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お品書き。

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説明。

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半水盧 ドリンクメニュー 1/8
ワインと地酒を中心としたペアリングがあります。

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半水盧 ドリンクメニュー 2/8
シャンパーニュとワインから。

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半水盧 ドリンクメニュー 3/8

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半水盧 ドリンクメニュー 4/8
日本酒は長崎の地酒を中心に。

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半水盧 ドリンクメニュー 5/8
焼酎は森伊蔵がありました。

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半水盧 ドリンクメニュー 6/8

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半水盧 ドリンクメニュー 7/8
ルームインダイニングメニュー。

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半水盧 ドリンクメニュー 8/8
お飲物持込料。

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お酒は長崎の地酒、杵の川 で始めます。

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美しい膳ではじまります。
極めて期待が高まります。

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食前酒 桜桃酒

さくらんぼのお酒です。

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水引で留められている大きな蓮の葉。

紐を解くと、

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向付 蓮の葉包み
    胡麻豆富

中から胡麻豆腐。もちっとした胡麻豆腐です。

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八寸 海の幸
    山乃さち

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八寸
 茶豆、自家製からすみ味噌漬けの燻製、うなぎの寿司、
 島原半島の「いぎりす」。海藻を練ったかまぼこ状のもの。中に自家製シーチキン、キクラゲ。
 「海藤花(かいとうげ)」。タコのたまご。

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八寸
 いわなし、鱧皮と胡瓜の和え物、くきわさび

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続いてお椀が来ました。

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煮物椀 海老真薯
     大黒湿地 梅麩

吸物うまい!
口当たりつつましいのにしっかりうまみを感じる。
しんじょはモチっとして、海老のうまみが口いっぱいに広がります。

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造里 鱸洗い
    鱧焼霜 縞鯵
     あしらい一式

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はもは、とろけるような調理がされています。丁寧な仕事です。
すずきも獲れ立てのようなみずみずしさ。ワサビまろやか。

あしらいは、うちわに見立てた胡瓜、花穂じそ、かぼちゃ、スイカに見立てたトマトのムースと黒胡麻、より人参。

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続いて、炭で焼かれた鮎。木のチップで香り付けしながら到着です。

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焼物 鮎塩焼き
    鮎蓼 酢橘

やわらかい鮎。
残した骨は、骨せんべいにできるとのことで、皿を預けます。

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箸休 玉蜀黍むーす
    キャビア

これも美味しい。
とうもろこしの実がただ載せられているのではなく、実とムースがまざって完成、調和しています。

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揚物 揚げ茄子の煮浸し
    無花果

煮浸しは、揚げた茄子と出汁が合わさって、うまい!
ちょっと肉そぼろが入っているかのうような、濃いめの味。
汁は無作法ながら飲み干してしまいました。

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続いて、炭火のコンロが来ました。

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肉料理 ながさき和牛ステーキ
     季節の野菜

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ごはんも一緒に出してもらいました。

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御飯 長崎県産つや姫
留椀 赤出汁
    白玉麩 水辛子
香物 水茄子 獅子唐辛子
    胡瓜もろみ味噌

味噌汁は、赤出汁。赤出汁なのに、味噌に出汁が勝ってる。うま。

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美味しすぎたので、味噌汁のおかわりできないかと仲居さんに無理言ってしまいましたが、
快く提供して頂きました。
 
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先ほど預けた鮎の骨が、骨せんべいになって出てきました。
骨せんべい、かりっ!うま。皮までカリッと揚げられています。

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果物 マンゴー 有の実
    葡萄 メロン

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水物 宇治金時

デザートにかき氷。抹茶、ブルーハワイ、いちごから選べます。
まろやかな氷で、掻き込んでもキーンと頭が痛くなりませんでした。

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食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、ゆずみつからのチョイス。
紅茶でお願いしました。

セーデルの紅茶

半水盧の夕食は感動もの。
ひと品目から、大きな蓮の葉の器で印象的を持っていかれますが、その期待値に違わない品々。
出汁が絶品。吸物、煮浸し、赤出汁。

いまの料理長は4代目。初代から仕え、京都吉兆嵐山から来た2代目総料理長石原仁司氏(京都のミシュラン三つ星店「未在」店主)を含めて歴代の料理長から学んだ料理が提供されています。
鰹と昆布の出汁がきいた、京都の流れの味付けです。
また来たい、と思わせる夕食でした。

最後に仲居さんから明日の朝食は何時にしましょうと確認。
7時半~9時半の間で、8時で指定しました。
ごはんかおかゆが選べますますが、ごはんにしました。
あわせて、明日の朝の貸切風呂の予約もおねがいしました。

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ベッドが置いてある部屋ですが、部屋係が入ってターンダウンサービス。
カーテン閉めて。


旅亭 半水盧 朝食

翌朝。
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快晴の朝です。

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うぐいすの声がさわやかです。

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1時間前くらいに、1階に仲居さんが入ってきます。

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予約していた貸切風呂に行こうと1階玄関に行ったら、案内が置いてありました。親切。

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貸切風呂から帰ってきたら、部屋の前に配膳ロボットがいました。
旅館にもIT化は始まっているようです。

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部屋に入れば、炊飯ジャー。保温ではなく、ここで炊いているようです。
これは準備に1時間かかりますね。

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2階に上がって、ごろごろとしていたら、
準備が整いましたと仲居さんが呼びに上がってきました。

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朝は、ピアノBGM。

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最初のセット。

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朝食のお品書き。

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ごはん、味噌汁も届きました。

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蓋を開けて。

御味噌汁 有明海石蓴 あおさ
御食事 長崎県産つや姫

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温かい料理も到着。

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蓋を開けて。

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小鉢 旬の料理
    小鉢二種

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サラダ 旬の彩り野菜

ドレッシングで。
醤油刺しがカワセミなのもおしゃれ。

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刺身 平目胡麻和え


いかのなめろうではなく、平目胡麻和え。

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焼物 鮭柚庵焼き

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温物 冬瓜含め煮

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揚物 雲仙豆富
    野菜餡掛け

あたたかい。
揚げ出し豆腐にあんかけ、美味しい。

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玉子料理 出汁巻玉子

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平皿 有明海海苔
香の物 五種盛合せ

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甘味 ほうじ茶プリン
    季節の果物

プリンなめらかおいしい。

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食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、ゆずみつからのチョイス。
ゆずみつでお願いしました。


旅亭 半水盧 雲仙観光

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半水盧のチェックアウトは11時。時間に余裕があるので、少し雲仙観光に出ます。
雲仙観光の中心は、雲仙地獄。
半水盧からは少し離れていますが、
フロントに言うと、すぐ送迎をしてくれます。

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道路にまで蒸気があふれる、雲仙地獄。
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国立公園雲仙。

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温泉の蒸気であたたかいので、猫がいます。

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硫黄のにおいと熱気にあるれる遊歩道を歩いて行くと、

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お糸地獄の横に、

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雲仙地獄工房。

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温泉たまごが販売されています。

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温泉たまご2個200円から。
そのばで頂きます。


旅亭 半水盧 チェックアウト

チェックアウトはフロントにて。
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部屋を出たら、玄関前でスタッフが待っていました。
荷物をお持ちしますと。わざわざ来てくれています。
ノックをして急かすこともなく、
出発時間が近くなったらずっと待っているそうです。

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本館に入るときはドアを開けるスタッフが居て。

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フロントで精算を終えて、

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お土産のメッセージくれました。

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送迎車で半水盧を出て、

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送迎車で雲仙バス停まで送ってもらいました。

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雲仙バス停から路線バスで諫早駅に帰ります。

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なお、半水盧の最寄りと表示される「白雲の池入口バス停」は、半水盧の敷地の端っこにあります。
最寄りではあるのですが、玄関までぐるっと回らないといけないのと、
長屋門が開かないという問題があるので、送迎をお願いしたほうが無難です。

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諫早駅から長崎空港行のバスに乗って、

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長崎空港へ。

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JAL便で羽田への帰路につきました。


旅亭 半水盧 まとめ

食事が絶品。料理を目的にわざわざ雲仙までくる価値があります。
そして贅沢な施設。バブル時代の恩恵、もうこれほど華美な施設は作られないでしょう。
ずっと続いてほしい旅館です。
温故知新に運営が変わってもスタッフは変わらず。支配人はそのままながら、副支配人が来たそうな。

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旅亭 半水盧
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