群馬県は伊香保温泉、お宿玉樹 に行ってきました。
黄金の湯で有名な伊香保温泉の、女将さんのいる小さな高級旅館です。
上野駅から特急草津で約100分、渋川駅に到着です。
渋川駅からは、路線バスで約25分の伊香保温泉に向かいます。
お宿玉樹へのアクセス。
伊香保温泉のバス停はいくつかあり、便によって行き先が違い、
どこで降りればいいのか、が分かりにくいです。
が、どこのバス停で降りても、お宿玉樹の送迎は来てくれます。
・伊香保温泉バス停 お宿玉樹のメイン送迎先。宿から2~3分の距離。
・伊香保バスターミナル ターミナルといっても建物はなく、伊香保温泉バス停から150m手前。
・石段街口バス停 お宿玉樹の裏口が真ん前。伊香保榛名口行きのみが来るので便数少ない。
この日は、伊香保温泉バス停到着後に電話すると、すぐに送迎が来てくれました。
送迎は細い道を進み、お宿玉樹に到着です。
提灯の玄関を入ると、
中居さんが正座をしてお出迎え。
靴を脱いで、畳敷きの館内をすすみます。
玄関は、ふわっと香の匂い。
打ち水用の桶と柄杓も、旅館の佇まいを演出する一つになっています。
フロントを通り、
ラウンジでチェックイン手続き。
日本庭園に面した席に案内されます。
ラウンジは、二胡のBGM。
ラウンジ樹あかりは、お酒も提供できる空間になっています。
ゆず茶が提供されました。
おしぼりには花が添えられています。
女将のいる宿らしい心配りです。
ここで、宿帳への記入。
スタッフは作務衣姿に、ペラペラの名刺大ネームプレートをつけています。
行き違うスタッフは皆さん、ありがとうございます、という声を掛けてきます。
それでは、部屋に案内されます。
生け花のある畳敷きの廊下を進み、
エレベーターに乗り込み、
2階へ。北館の廊下を進み、
南館の廊下に入ります。
本日の部屋はこちら、楊(やなぎ)。
南館客室Bタイプ。10畳+広縁6畳。
段差のない踏込を入り、
本間。
広縁の先は、伊香保温泉の中心、石段街。
本間を反対から。
こちらの窓からは、
お宿玉樹の日本庭園を見下ろします。
部屋でも、お茶菓子の提供。
二段の箱には、花まめと昆布と、
玉樹特製「てまり」。こしあんが和三盆でくるまれた菓子。
広縁には座鏡。
浴衣と羽織。引き出しには、おやすみ用の浴衣の用意も。
大浴場は、タオルは持参です。
水回り。
内風呂は無く、シャワーブースのみです。
お手洗い。
部屋の扉の横には、詩と飾り。
部屋専用のiPadもありました。
それでは、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。
1階大浴場 榛栗(はしばみ)の湯。
バスタオル完備。タオルは部屋から持参です。
脱衣場。
大浴場の脱衣場には、麦茶の用意がありました。
洗い場。
内風呂。
伊香保温泉の象徴、黄金の湯です。
洗い場はもう一つあり、
露天風呂。
こちらは透明な白銀の湯です。
サウナと、
もう一つ露天風呂があります。
ひと風呂の後は、伊香保の温泉街の散策に出てみました。
裏口である、庭園側の玄関から、雪駄を履いて外出します。
庭園側の玄関には、階段がありますが、
お宿玉樹の階段をおりた真ん前が、伊香保温泉石段街の入口になります。
石段街口バス停もあり、アクセス至便です。
伊香保温泉の石段は、365段。
お目当ての店に向けて、上り始めます。
石段街は途中、射的屋などもあり、
上っていけば、昔ながらの温泉街の雰囲気になっていきます。
石段の300段目、伊香保神社の手前にあるのが、
お目当ての勝月堂。
勝月堂は、温泉まんじゅうの発祥の店。
温泉まんじゅうが茶色いのは、伊香保温泉の茶色いお湯からきているのです。
湯乃花饅頭6個780円。
ビニールに包まれた饅頭は、もっちりしっとり。
小ぶり、甘さ控えめです。
このしっとり感は、できたてならでは。
賞味期限が2日と短いのも納得です。
黄金の湯で有名な伊香保温泉の、女将さんのいる小さな高級旅館です。
上野駅から特急草津で約100分、渋川駅に到着です。
渋川駅からは、路線バスで約25分の伊香保温泉に向かいます。
お宿玉樹へのアクセス。
伊香保温泉のバス停はいくつかあり、便によって行き先が違い、
どこで降りればいいのか、が分かりにくいです。
が、どこのバス停で降りても、お宿玉樹の送迎は来てくれます。
・伊香保温泉バス停 お宿玉樹のメイン送迎先。宿から2~3分の距離。
・伊香保バスターミナル ターミナルといっても建物はなく、伊香保温泉バス停から150m手前。
・石段街口バス停 お宿玉樹の裏口が真ん前。伊香保榛名口行きのみが来るので便数少ない。
この日は、伊香保温泉バス停到着後に電話すると、すぐに送迎が来てくれました。
送迎は細い道を進み、お宿玉樹に到着です。
提灯の玄関を入ると、
中居さんが正座をしてお出迎え。
靴を脱いで、畳敷きの館内をすすみます。
玄関は、ふわっと香の匂い。
打ち水用の桶と柄杓も、旅館の佇まいを演出する一つになっています。
フロントを通り、
ラウンジでチェックイン手続き。
日本庭園に面した席に案内されます。
ラウンジは、二胡のBGM。
ラウンジ樹あかりは、お酒も提供できる空間になっています。
ゆず茶が提供されました。
おしぼりには花が添えられています。
女将のいる宿らしい心配りです。
ここで、宿帳への記入。
スタッフは作務衣姿に、ペラペラの名刺大ネームプレートをつけています。
行き違うスタッフは皆さん、ありがとうございます、という声を掛けてきます。
それでは、部屋に案内されます。
生け花のある畳敷きの廊下を進み、
エレベーターに乗り込み、
2階へ。北館の廊下を進み、
南館の廊下に入ります。
本日の部屋はこちら、楊(やなぎ)。
南館客室Bタイプ。10畳+広縁6畳。
段差のない踏込を入り、
本間。
広縁の先は、伊香保温泉の中心、石段街。
本間を反対から。
こちらの窓からは、
お宿玉樹の日本庭園を見下ろします。
部屋でも、お茶菓子の提供。
二段の箱には、花まめと昆布と、
玉樹特製「てまり」。こしあんが和三盆でくるまれた菓子。
広縁には座鏡。
浴衣と羽織。引き出しには、おやすみ用の浴衣の用意も。
大浴場は、タオルは持参です。
水回り。
内風呂は無く、シャワーブースのみです。
お手洗い。
部屋の扉の横には、詩と飾り。
部屋専用のiPadもありました。
それでは、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。
1階大浴場 榛栗(はしばみ)の湯。
バスタオル完備。タオルは部屋から持参です。
脱衣場。
大浴場の脱衣場には、麦茶の用意がありました。
洗い場。
内風呂。
伊香保温泉の象徴、黄金の湯です。
洗い場はもう一つあり、
露天風呂。
こちらは透明な白銀の湯です。
サウナと、
もう一つ露天風呂があります。
ひと風呂の後は、伊香保の温泉街の散策に出てみました。
裏口である、庭園側の玄関から、雪駄を履いて外出します。
庭園側の玄関には、階段がありますが、
お宿玉樹の階段をおりた真ん前が、伊香保温泉石段街の入口になります。
石段街口バス停もあり、アクセス至便です。
伊香保温泉の石段は、365段。
お目当ての店に向けて、上り始めます。
石段街は途中、射的屋などもあり、
上っていけば、昔ながらの温泉街の雰囲気になっていきます。
石段の300段目、伊香保神社の手前にあるのが、
お目当ての勝月堂。
勝月堂は、温泉まんじゅうの発祥の店。
温泉まんじゅうが茶色いのは、伊香保温泉の茶色いお湯からきているのです。
湯乃花饅頭6個780円。
ビニールに包まれた饅頭は、もっちりしっとり。
小ぶり、甘さ控えめです。
このしっとり感は、できたてならでは。
賞味期限が2日と短いのも納得です。
さて、お宿玉樹に戻り、少し館内を見学させてもらいました。
お宿玉樹の館内案内図。
【樹亭(いつきてい)4階客室 花水木】14畳+10畳ツインベッド+露天風呂。
【樹亭 花水木】ツインベッド。
【樹亭 花水木】水回り。
【樹亭 花水木】露天風呂。
【蓬莱】南館 展望ひのき風呂付ツインルーム。
【蓬莱】景色は石段街が真ん前です。
【蓬莱】ひのき風呂。
【蓬莱】お手洗い。
【北館客室Cタイプ】楸(ひさぎ)。8畳+3畳。
宿HPでは、リーズナブルな、と表現されていますが、広さ設備ともに問題ありません。
【北館客室Cタイプ】水回り。
【北館客室Cタイプ】お手洗い。
売店には、お土産物と民芸品。
民芸品のラインナップが多く、店外にまであふれていました。
大広間もあります。
食事会場は、お食事処が2つ、広間が4つあり、どこであるかは当日の案内になります。
部屋に戻れば、
テーブルの上に、夕食会場の案内が置いてあることに気付きました。
会場はどこ、という問い合わせが多かったのでしょう。
それでは、夕食の時間となりました。
お宿玉樹の夕食時間は、18時~19時半の30分毎でチェックイン時に選ぶことができます。
本日の夕食会場はこちら、
お食事処 山あかり。
お食事処 山あかり は2階ですが、お宿玉樹は小さな高台に建っているので、
遠くまでの景色が広がります。
本日の席はこちら。
会場は、二胡のヒーリングBGM。
対応してくれるのは、作務衣に前掛けのスタッフ。地元のおばちゃんと、若者中心です。
しかし、家庭的なサービスというより、教育をしっかりしようというしているように感じました。
最初のセット。
お品書き。
飲物は、ビールで始めます。
お宿玉樹のドリンクメニュー。
ドリンクメニュー1/9。
ドリンクメニュー2/9。
ドリンクメニュー3/9。
ドリンクメニュー4/9。
ドリンクメニュー5/9。
ドリンクメニュー6/9。
ドリンクメニュー7/9。
ドリンクメニュー8/9。
ドリンクメニュー9/9。
食前酒
黒糖梅酒でした。
先附 塩蒸し海老 浅利 オカヒジキ浸し
前菜 子持昆布 串打ち白魚真丈
空豆塩茹で 谷中生姜 山菜衣揚げ 芹胡麻和え 花びら餅 百合根
お椀 鶏つくね 蕪ら安平
白舞茸 すだち
中には、鶏つくね。
かたわらには、椎茸の海老真丈。土瓶の火を利用して、両面を軽くあぶっていただきます。
お造りは、蓋付きの木箱で運ばれてきました。
お造り 鮪 名水百選箱島鯉のあらい
烏賊 勘八 岩魚のなめろう
手作り蒟蒻
刺身はみずみずしく、群馬名産のこんにゃくもプルプルでした。
続いて、蓋付きの器で出てきたのは、
煮物 多華良万頭
里芋百合根銀杏
松の実蕎麦の実餡
器も熱々に温められての提供。
掛かっている蕎麦の実が、これまた旨い。
強肴 上州牛の一品
上州牛のざぶとんステーキ
はなびらたけ、インカのめざめ、ひげにんにく。
上州牛は、柔らかいのに脂っこくなくて美味しくいただけました。
酢物 箱島産銀ひかり着せ大根玉葱
岩魚のいくら巻き胡瓜
芽葱コンソメビガーゼリー
食事 新潟県産こしひかり 香の物 みそ汁
群馬県横川駅の峠の釜めしがモチーフでしょうか、
ごはんは、小さな釜めし型お茶碗での提供。
中は、季節の山椒ごはんでした。
水菓子 季節のフルーツ
シャーベット
お宿の玉樹の夕食はちょうどいい高級感がありました。
お造りはみずみずしく、
煮物は器まで熱々に温められての提供。蕎麦の実が、またうまい。
メインには上州牛。
夕食に着物姿の女将さんがあいさつに回ってくるのも、昔ならではの旅館のサービス。
お食事処のフローリングに正座して、各席を回っていました。
夕食後は、伊香保温泉石段街の散策へ。
お宿玉樹の夜の玄関は、2階になります。
元々の石段街に近い、昔の正面玄関が利用されています。
伊香保温泉石段街のお店は、夜にはほとんど閉まっていますが、
ライトアップされた幻想的な夜の雰囲気は、昼の賑やかさとは別の魅力がありました。
散策の後は、部屋に戻ると、
布団が敷かれた部屋には、
お茶が3種用意されていました。緑茶、番茶、梅茶。
お茶でひと息ついたのち、布団にもぐりこみました。
おやすみなさい。
翌朝。
快晴の朝です。
遠くまで見渡せる青空の景色。
早速、朝風呂へ。
大浴場は、20時に男女入れ替えになるので、
翌朝は、玉伊吹の湯。
バスタオル完備。
脱衣場。
内風呂。白銀の湯です。
洗い場。
ミストサウナは、夜のみの営業。
露天風呂は二つで、白銀の湯と、
黄金の湯の露天風呂があります。
竹垣で目隠ししてありますが、石段街側に向いている露天風呂です。
お宿玉樹の朝食時間は、7時半、8時、8時半から選べます。
朝食会場は昨日と同じ、お食事処 山あかり。
明るいヒーリングBGMが流れていました。
温かい料理が運ばれてきて、朝食がそろいました。
朝の名物は、きびがゆ。
付け合わせに、わさびの菜、手作り山椒、おろし明太子、梅干し。
筑前煮は、器まで温かくしての提供です。
深皿は、春キャベツのサラダ。
白い器は、豆乳豆腐。おしゃれな器だな、と思ったら、
下に火を入れることのできる、温める器でした。
固形燃料を丸出しにしない、おしゃれな工夫。いいですね。
味噌汁は、その場で温めて、
小ぶりのかわいらしいお椀によそって頂きます。
普通の御飯もいかがですか、と言われたので、お願いしました。
食後は早めに出発の支度。
フロントで鍵を返し、日本庭園に面したラウンジでチェックアウト。
チェックアウト時には、女将さんからコーヒー紅茶のサービスがありました。
その間に、送迎の車が玄関に回されていました。
チェックアウト後は、人力車風の送迎車で、伊香保温泉バス停まで送ってくれました。
狭い道を通る工夫なのでしょう。面白いですね。
着物姿の女将さんも玄関でお見送り。
伊香保温泉バス停から25分で、渋川駅へ。
午前中は、渋川駅発の特急はありませんので、
鈍行25分で高崎駅、高崎駅から北陸新幹線1時間で東京に帰りました。
お宿玉樹
快適な小さな高級旅館です。
昔ながらの旅館でありながら、設備はちゃんと更新されています。
至るところにある生け花、行き届いた掃除、しっかりとしようとしているスタッフのサービス。
女将さんの目が行き届いている、女性にも好まれる旅館です。
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お宿玉樹
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