加賀温泉郷、山代温泉の たちばな四季亭 に行ってきました。
羽田空港から小松空港へ1時間と、バス電車30分で、
加賀温泉駅に到着。
駅からの送迎は、マイクロバス。
乗り込み、田んぼが続く道を走り10分、
山代温泉 たちばな四季亭に到着です。
年配の仲居さんが正座してお出迎え。
靴を脱ぎ、畳にあがります。
フロントで説明を聞いて、部屋に案内されます。
館内の床は全て、桐敷きになっています。
裸足で進みます。
エレベーターで、
6階へ。
廊下も桐敷き。
桐は柔らかいので、傷やシミがついており、メンテナンスが大変そうです。
本日の部屋はこちら、
605。純和風客室。
踏込から、
本間12.5帖+4.5帖+広縁。
部屋についたら、抹茶の提供。
お茶菓子は、音羽堂の加賀紫雲石。
見た目はきんつばのような寒天菓子。丹波大納言を寒天で包んだもの。
ここで宿帳の記入。
ペンは、昔ながらの旅館名の入ったボールペン。
夕食にチョイスメニューがあるらしく、
クリアケース資料で案内がされました。
・彩野菜の十種冷製仕立て 焼き鮎のせ
・米茄子の雲丹味噌田楽焼 能登産鱸
両方よさそうで悩ましかったのですが、焼き鮎を選びました。
本間を反対から。
土地柄、九谷焼の調度品。
籠の生け花もちゃんとしています。女将さんによるものでしょうか。
4.5帖と広縁。
ベランダを含めた外側はリニューアルされています。
手すり台もガラスになっていて、開放感。
たちばな四季亭の向かいは、温泉寺。
古総湯、総湯、温泉寺という山代温泉の中心の並びに面しています。
冷蔵庫には、飲み物一式と、焼き鳥缶詰までありました。酒盛り向きでしょうか。
浴衣は2枚用意。
タオルは持参。バスタオルは、普段は大浴場に用意があります。
水回り。お手洗いは古め。
それでは、鍵を手に取り、大浴場へ向かいます。
大浴場は1階。男女入れ替えは無しです。
脱衣所。
冷水は、グラスでの用意。
内風呂。
洗い場。
ひのきの露天風呂と、
石の露天風呂。
湯上がりには、1階ラウンジで、
シャーベットのサービスがありました。
売店 加賀路。
お土産コーナー前では、
女性は色浴衣、男性は作務衣のレンタルサービスがあります。
外に散策へ出ようと、玄関に向かうと、
チェックインの客を待つ、仲居さんがずらり。
だらだらと座って喋っているおばちゃん達。
チェックインが13時からと、待ち時間が長くて疲れてしまっているのかな。
レベルを維持できないのであれば、お迎えは無くしても良いのでは。
男性スタッフは、半袖Yシャツにネクタイと一世代前の旅館風。
若いスタッフはほとんどいませんでした。
外に出て、山代温泉街を散策。
山代温泉の中心は、古総湯。
小さいエリアではありますが、散策できる町並み「湯の曲輪(ゆのがわ)」が作られています。
山代温泉の源泉足湯。
こちらは、はづちを楽堂。
甘味が味わえる「はづちを茶店」や、工芸品店などがありました。
羽田空港から小松空港へ1時間と、バス電車30分で、
加賀温泉駅に到着。
駅からの送迎は、マイクロバス。
乗り込み、田んぼが続く道を走り10分、
山代温泉 たちばな四季亭に到着です。
年配の仲居さんが正座してお出迎え。
靴を脱ぎ、畳にあがります。
フロントで説明を聞いて、部屋に案内されます。
館内の床は全て、桐敷きになっています。
裸足で進みます。
エレベーターで、
6階へ。
廊下も桐敷き。
桐は柔らかいので、傷やシミがついており、メンテナンスが大変そうです。
本日の部屋はこちら、
605。純和風客室。
踏込から、
本間12.5帖+4.5帖+広縁。
部屋についたら、抹茶の提供。
お茶菓子は、音羽堂の加賀紫雲石。
見た目はきんつばのような寒天菓子。丹波大納言を寒天で包んだもの。
ここで宿帳の記入。
ペンは、昔ながらの旅館名の入ったボールペン。
夕食にチョイスメニューがあるらしく、
クリアケース資料で案内がされました。
・彩野菜の十種冷製仕立て 焼き鮎のせ
・米茄子の雲丹味噌田楽焼 能登産鱸
両方よさそうで悩ましかったのですが、焼き鮎を選びました。
本間を反対から。
土地柄、九谷焼の調度品。
籠の生け花もちゃんとしています。女将さんによるものでしょうか。
4.5帖と広縁。
ベランダを含めた外側はリニューアルされています。
手すり台もガラスになっていて、開放感。
たちばな四季亭の向かいは、温泉寺。
古総湯、総湯、温泉寺という山代温泉の中心の並びに面しています。
冷蔵庫には、飲み物一式と、焼き鳥缶詰までありました。酒盛り向きでしょうか。
浴衣は2枚用意。
タオルは持参。バスタオルは、普段は大浴場に用意があります。
水回り。お手洗いは古め。
それでは、鍵を手に取り、大浴場へ向かいます。
大浴場は1階。男女入れ替えは無しです。
脱衣所。
冷水は、グラスでの用意。
内風呂。
洗い場。
ひのきの露天風呂と、
石の露天風呂。
湯上がりには、1階ラウンジで、
シャーベットのサービスがありました。
売店 加賀路。
お土産コーナー前では、
女性は色浴衣、男性は作務衣のレンタルサービスがあります。
外に散策へ出ようと、玄関に向かうと、
チェックインの客を待つ、仲居さんがずらり。
だらだらと座って喋っているおばちゃん達。
チェックインが13時からと、待ち時間が長くて疲れてしまっているのかな。
レベルを維持できないのであれば、お迎えは無くしても良いのでは。
男性スタッフは、半袖Yシャツにネクタイと一世代前の旅館風。
若いスタッフはほとんどいませんでした。
外に出て、山代温泉街を散策。
山代温泉の中心は、古総湯。
小さいエリアではありますが、散策できる町並み「湯の曲輪(ゆのがわ)」が作られています。
山代温泉の源泉足湯。
こちらは、はづちを楽堂。
甘味が味わえる「はづちを茶店」や、工芸品店などがありました。
さて、たちばな四季亭に戻り、少し館内を見させてもらいました。
【新ひのき展望露天風呂付客室】主室10帖、露天風呂。
【新ひのき展望露天風呂付客室】ベッドルーム。
【新ひのき展望露天風呂付客室】露天風呂。
【展望露天風呂付Premium和洋室】ダイニング。
この部屋では、1日1組限定で、料理長がその場で寿司や天婦羅を出してくれるそうです。
【展望露天風呂付Premium和洋室】主室10帖。
【展望露天風呂付Premium和洋室】ベッドルーム。
【展望露天風呂付Premium和洋室】水回り。
【古代紫】主室12.5帖+ダイニング7.5帖。
【古代紫】ダイニングには、ワイングラスが用意されています。
【古代紫】水回り。
【古代紫】お手洗い。
たちばな四季亭は、2019年にリニューアルされた旅館です。
純和風客室・ひのき展望風呂付客室は、水回りに古さが残りますが、
他の部屋タイプは、総じてきれいです。
比較して部屋を選びましょう。
館内には、宴会場もあります。
さて、夕食は、部屋食です。
30分前に仲居さんの準備が入りました。
部屋係は、熟練の仲居さんでした。
準備がされている間に、部屋のベランダから外を眺めて。
たちばな四季亭は、目の前が、温泉寺と服部神社。
借景のように、森の緑と、蝉の声が入ってきます。
夕食の準備が整いました。
すごく良さそう。期待が高まります。
筒状に留められたお品書きを開いて。
桂月 青梅白ワインカクテル
燕去 瀞湯葉鼈甲餡掛け
レッドキャビア 陸蓮根 他
蓋を開いて。
朝顔
一.錦糸瓜 吸酢仕立て
一.加賀野菜 五郎島金時笹麩
一.枝豆 袱紗焼き
一.ホワイトアスパラ生ハム巻き
一.伊佐木 蓼味噌焼き
一.鬼灯プチトマトワイン煮
一.沢蟹 甘露煮
一.季節の飾り南瓜と人参の含め煮
清涼感のある器から、盛り付けまで美しいです。
一つ一つが、めちゃくちゃ美味しいです。
口に入れて幸せと感じます。
伊佐木は、蓼味噌がマッチしていて美味い。
沢蟹は、そのままバリバリといける甘露煮。
ちまきのような笹の中には麩。
五郎島金時の甘い麩はとろけるよう。
続いて椀物。これも良い漆器を使っています。
白露 焼霜鱧豆腐真丈 清汁仕立て
梅肉 他
上品な吸物。薄い味付けながら、
ずっとすすっていたいと思わせる旨味があります。
睡蓮 日本海面影の幸
本日の地魚盛り合わせ
あら(くえ)、かんぱち、甘海老、たこ。
きれいな刺身。醤油すら美味しい、濃くて味ふくよか。
散らされたイクラ状のものは、海草を固めたもの。食感だけを楽しみます。
寿星 鰻ニ彩小袖棒寿司
鰻肝煮 甘酢がり
ただの棒寿司ではありません。
口の中でふわっと、ほどける。絶妙な加減。
そして、とろけるような鰻。
納涼 彩り夏野菜十種冷製仕立て
焼き鮎のせ風味酢ゼリー
到着時に選んだチョイスメニューです。
鮎がブツッと切られているように見えますが、
実は、はらわたを抜いて、そこに尾の身を入れてありました。
骨抜きもしっかり。とても丁寧な仕事をしています。
銀河 特選和牛氷すき鍋
鍋野菜一式 加賀車麩
とろろ玉子にて
氷をのせての提供。
火が入りだんだんと溶けてきて、
食べごろのすき焼きに。
とろろと合わせて頂きます。
御飯は、釜炊きで出てきました。
蓋を開けて、炊き立ての湯気が上がります。
御飯 地元契約農家より 釜炊き御飯
留椀 赤出汁仕立て
香物 三種盛り
釜炊きの御飯は、
全部頂きました。
水菓子 マンゴームース
上にはオレンジのコンポートと生マンゴー。
冷やされたべっこうのスプーンで食べるのも、口当たりがよかったです。
たちばな四季亭の夕食は絶品でした。
出てくる一品一品が感動レベルです。
料理は「料理の鉄人」出演の大田忠道氏監修で、
そのお弟子さんが代々、料理長に迎えられているそうです。
夕食後は、布団敷きとともに、駄菓子を置いていきますね、と仲居さん。
本当に駄菓子でした。
窓の外では、向かいの服部神社のライトアップが始まっていました。
赴いてみたら、神社らしからぬ色のライトアップとBGM。
出店も何もない空間でしたが、
山代温泉の夜に何かイベントを、と考えた地元の努力を感じました。
山代温泉 古総湯は、22時まで営業。
周りの土産屋は閉まっていますが、夜の小さな散策ができる温泉街です。
たちばな四季亭では、21時からはピアノコンサート。
演奏は無料です。ドリンクを注文して、ラウンジの売上に貢献することにしました。
30分くらいの演奏でした。
演奏の後は部屋に戻り、早々に布団にもぐりこみます。
おやすみなさい。
翌朝。
内線の呼び出し音で目が覚めました。
朝食30分前の布団上げの連絡です。
布団上げと、新聞を届けてくれました。昨日指定した日経新聞。
夏らしい強い日差しの朝です。
朝食がそろいました。朝も、釜炊き御飯です。
たちばな四季亭の朝食は、7時から、何と10時までで選べるそうです。
この日は、8時からでお願いしました。
酒肴にも良さそうな小鉢の品々に
シジミの出汁たっぷりの味噌汁。
まぐろの山かけと温泉玉子。
鍋物は餡ベース。
焼魚は、笹がれい。
焜炉は、固形燃料でなく、わざわざ炭火です。配慮を感じます。
朝食も美味しく頂きました。
支度をして、フロントでチェックアウト。
玄関には、全ての客の靴が、名前とともにずらっと並べられていました。
観光は永平寺に向かいます。利用したのは、永平寺おでかけ号。
1日1便で、加賀温泉郷(片山津・山代・山中)から永平寺に直行。山代からは約1時間。
宿泊した旅館からのみ、予約可能というバスです。
永平寺のバス停に到着。
坂を上がって徒歩5分。
曹洞宗大本山 永平寺 に到着。
いまも雲水(修行僧)たちが厳しい修行を行っている禅の道場です。
ゆっくり回って1時間余り。座禅体験もあります。
さて、永平寺の門前の新名物を、たちばな四季亭の仲居さんに紹介されていました。
だるまプリン。
ビンがだるまになっている、かわいらしい一品。
とろとろ系のプリンでした。
だるまプリンのお店は、永平寺おでかけ号のバス停の真ん前でした。
永平寺おでかけ号復路で、次の宿泊地、山中温泉 吉祥やまなか へ向かいました。
たちばな四季亭
料理が絶品の旅館です。
とうかなあと思いながらの滞在が、夕食で印象をひっくり返されました。
出てくる一品一品が感動レベルです。
サービスなどを含めると気になる点はありますが、
とにかく、料理は絶品。食事を目的に訪問する価値のある旅館です。
★「たちばな四季亭」(北陸/山代温泉) ブログ
★「たちばな四季亭」が好きなら、この旅館もおすすめ
「まつさき」(北陸/辰口温泉)
「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)
「玉峰館」(伊豆/河津・峰温泉)
たちばな四季亭
料金・基本情報はこちら ▶ たちばな四季亭
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