東京のど真ん中、大手町にある温泉旅館、星のや東京 に行ってきました。
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オフィス街の高層ビル17階全部が旅館という、星野リゾートの斬新な施設です。

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最寄り駅は大手町駅。東京駅からも徒歩圏内。
オフィスビルの一つのような、この建物が星のや東京です。

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ビルは、江戸小紋の麻の葉崩しをモチーフにした抜き型で覆われていて、外観は黒色。
入口は、どこかと思うくらい、大通りとは反対側に小さく設けられています。

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星のや東京の看板。

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青森ヒバの一枚板でつくられた扉を進むと、

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電子パネルを首から下げた和服姿のスタッフがお出迎え。
白檀の香の匂いと、ヒーリングBGM。
ここで靴を脱ぎ、畳敷きを素足で進みます。
壁一面の竹細工は、全部靴箱です。

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正面には、季節の生け花。

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客室の鍵は、玄関で渡されます。
木札のような形のタッチ式です。

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自分でエレベーターに乗って部屋に進みます。
エレベーターが到着すると、ちょんちょんと拍子木が鳴ります。粋な演出です。

鍵をかざすと、その客室階のボタンだけ押せるようになっています。

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10階に到着。
客室の廊下も、玄関と同じくヒーリングBGM。

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星のや東京の客室は、菊、百合、桜の3タイプ。
本日の部屋はこちら、104号室。百合タイプ。

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鍵は、扉にタッチ。

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扉を開けて、

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ソファーのあるリビング空間と、

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ダブルベッドのある本間。

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障子を開けた窓の景色は、オフィス街の向かいのビル。
こちらからは、向こうのオフィスの中までよく見えます。
向こうからは壁面の飾りで見えにくいのかな?

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奥の液晶板は、埋め込み型のテレビ。
星のやは、テレビを置かないことで有名ですが、
ここはリゾートではなく都市型なので、テレビを用意しているとのことです。

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バスルームは、ガラス張りの空間。

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内風呂。

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お湯をはるとこんな感じ。
お湯は温泉ではありませんが、快適な浴槽です。

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洗面台とシャワーブース。

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部屋のアメニティ。

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星のや東京のアメニティは、LIRIOというブランドが置いてありました。

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お手洗。自動で開くタイプ。

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クローゼットには、着物と羽織、パジャマ。

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着物は、作務衣のように結び紐付きで、帯も太く、
ちょっと奇抜な浴衣みたいな感じ。
星のや東京のレストランには、特にドレスコードはなく、着物でOK。

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引き出しには便箋と、星のやのペン。

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冷凍庫。
星野リゾート星野佳路社長が創業者である、よなよなエールと、
東京の地ビールTOKYO BLUES。有料です。

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ミニバー。
焼酎とウォッカ、ウィスキー各種。

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コーヒーはおしゃれなカップで。

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急須もおしゃれな鉄器。

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しばらくして、スタッフがチェックインの手続きに来ました。

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お着きの菓子は、お膝元日本橋にある榮太樓總本鋪のきんつば。

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館内の案内も一緒に。

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催し物の案内もされます。

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星のや東京の特徴の一つが、お茶の間ラウンジ。
客室のある3階~16階それぞれに設置されており、
同フロアの6室だけの貸切空間。
家のお茶の間のように、24時間いつでも利用ができます。

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この日のおつまみの用意は、各種おかきと、しるこサンド。

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各種お茶は、おしゃれなカップを選ぶことが出来ます。

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紅茶、緑茶、レモンジンジャーティー、カモミールティー。

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コーヒーは、客室と同じインスタント。

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引き出しにはお箸類と、

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冷蔵庫には、コーラ、ポカリスエット、りんごジュース。


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冷凍庫には、チョコアイスボール。

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テーブルの上には、ちょっとした遊びとして、すごろくが置いてあります。
左側にあるのは、判集め。

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判集めは、スタンプラリー。

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神田・日本橋・人形町の名店を訪れてスタンプを集めると、フロントでお土産がもらえるとあります。
宿泊客を近隣に流し込む、地元と共にあろうという宿の姿勢、好感がもてます。

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いくつかの本も用意されています。

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お茶の間ラウンジには、ごろりと寝転がれる空間もあります。

お茶の間ラウンジは、
以前は、スタッフが常駐していて、時間によってさまざまなサービスが用意され、
ビールとか、チキンラーメンとかが出たと聞きましたが、
いまは常駐がなくなり、滞在中ずっと同じラインナップです。

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お茶の間ラウンジにフラッと行けるよう、
部屋の扉には、オートロックをオフにできる機能がありました。


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さて、続いては温泉へ。
大浴場は17階。エレベーターで向かいます。

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17階大浴場、大手町温泉。
大浴場は、夜通し入浴可能です。

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脱衣場。タオル・バスタオル完備。
チェックイン時間前に到着していたので、まだ誰もいません。

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三菱地所が大手町で温泉を掘り当てたという新聞記事を、10年くらい前に見た記憶がありますが、
まさにその大手町温泉。
地下1500mから湧き出る温泉は、黒くてにおいのある、しょっぱいお湯。典型的な地中深くからの温泉です。

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浴槽のトンネルを抜けると、露天風呂。
横の景色はありませんが、

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真上が吹き抜けになっていて、雨が落ちてくる屋外空間です。

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17階には、スパトリートメントもあるようです。

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星のや東京の周辺を見ようと、
玄関から、サンダルを借りて少し外へ。

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ヒバの一枚板の玄関ドアの外にある、
もう一つのエレベーターに乗れば、地下につながっています。

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星のや東京地下1階の出口を出れば、

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近隣のビルの飲食店街に直結。
このあたりで夕食を食べることも可能でしょう。
但し、土日は開いているお店が皆無なので注意。さすがオフィス街です。

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地下2階は車止めでした。
普通の地下駐車場の一角に、突如現れる大きなのれんという不思議な空間です。

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さて、宿に戻り、フロントのある2階ロビーへ。

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オフィス街の飲食店を見下ろす空間です。

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普段は、コーヒー・お茶が用意されているラウンジとして利用されるほか、

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お土産ショップ空間にもなっています。

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ショップには、星のやのオリジナル商品や、

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お膝元、日本橋界隈の工芸品がありました。こちらは伊場仙の扇子。
ザ土産菓子は置いていません。

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2階ロビーでは、17:00~19:00にSAKEラウンジのサービス。

毎日、2種類のお酒がふるまわれます。
この日は、沢乃井の春限定酒よつは、江戸開城。ともに東京都の地酒でした。

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おつまみとともに。きゃらぶきの佃煮と、梅味の海苔。
いずれも東京の老舗からとのことでした。

さて、続いては夕食です。
今日の夕食は、ダイニングで洋食。
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星のや東京の基本予約は、宿泊のみです。
星のや東京で夕食を食べるには、ダイニングか、インルームダイニングを別途手配する必要があります。
ダイニングは、宿泊予約完了の後に予約出来るようになりますが、人気のために取れないこともしばしばとか。
この日も、19:00は満席で、17:30で確保しました。

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地下1階のダイニング。穏やかなヒーリングBGMの流れる空間です。

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個室に案内されます。

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スポットライトに照らされた、シックな空間。

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最初のセット。

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メニュー。
文字からは、どんな料理か全くわかりません。

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おしぼりは、竹を模した筒で提供。

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ドリンクメニューは、ここから確認。
ラインナップは、シャンパンからはじまるワイン、日本酒まで高級な品揃えです。

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食前酒は、庄内の日本酒、くどき上手。
星のや東京が、庄内藩酒井家の上屋敷があった土地であり、
その縁で庄内の酒を提供しているとのことです。

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最初の一品が運ばれてきました。
枯れ葉だらけでびっくり。取り除くと、料理が顔を出します。

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萌 ふきのとう

ふきのとうのガクの上には、
蕗味噌と桜エビが入った揚げ物。
桜エビのうまみと、ふきの香りがひろがります。

葉っぱの上には、サモサ。
醤油麹漬けの行者ニンニクをクリームチーズで伸ばして春巻き風の皮で包んであげたもの。
さくさくした食感で美味しい。

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石 五つの意思

よく写真でみる、星のや東京を代表する一品です。
日本食の5つの味覚(酸味・塩味・苦味・辛味・甘味)が表現されています。

酸味 真鯛のルーロー (真鯛としば漬けの大根巻き)
塩味 プティポワのスープ (えんどう豆の味噌)
苦味 あさりと春菊のコロッケ (中にあさりの佃煮とサフランのリゾット)
辛味 いかのメルゲーズ (中にいかの一夜干しとイカ墨入り塩辛)
甘味 桜餅 (中に鯖の甘露煮と、鯖のぬか漬け)

下の石を手に取って食べるのですが、
冷たい料理の石は冷やされ、温かい料理の石は手に取るのがあついくらい熱されています。

塩味は、固形でありながら口に入れるスープでおもしろい。
苦味は、リゾットコロッケで満足感あり。

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続いて、ナイフとフォークが用意されます。

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尽 鰹

カツオづくしの一皿。
藁焼きしたカツオを、ごま油と醤油で味付け。
ニラソースと、たまり漬けマスタードと酒盗が乗せてあります。

刺身にナイフとフォーク?と思いましたが、それが必要なくらい分厚い鰹。
上のピリ辛ソースがなんとも酒をすすませます。

四角いのは、カツオの血合いを使った、ブーダンノワール。
血合いなので、珍味系です。

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ガラスの蓋をかぶされた品が出てきました。

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薫 蛍烏賊

蓋を開けると、ふわっと燻製の煙と香りが広がります。

桜チップで燻製にした、羊の乳を使用したペコリーノチーズのフランに、
新玉ねぎのスープと、燻製にしたホタルイカ。

アツアツとろとろ、ねっとりクリーミー。

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続いて、コンロで運ばれてきたのが、

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結 牛

西京味噌漬けにした牡蠣を牛フィレ肉で巻き、コンソメスープで煮込んだポシェ。
野菜は、セリ、こごみ、菜の花、トレビス。

肉の下にゴロっとした牡蠣が隠れています。

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お釜が運ばれてきました。

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蓋を開ければ、湯気がぶわっと立ち上がります。

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タケノコご飯。コンソメスープを入れて、雑炊仕立てで提供されます。
ティムトペッパーというネパールのスパイスをかけて。

クセのある独特の香り。でも食べると美味しいです。

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実 さくらんぼ

お口直しの一品。
さくらんぼは佐藤錦。上は生で、中はコンポート。
サクランボのムースと、台湾のウーロン茶である四季春茶のジュレ。
飴細工の蓋は、中に割り入れて食べます。

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続いて、ナイフと、木のスプーンが来ました。

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芳 文旦

ほぐした文旦の果肉、文旦の果汁を使ったクリーム、
数種類の濃厚なチーズを使ったアイスクリームを、タルト生地にのせたデザートです。

文旦のほのかな苦味を感じる大人向けのデザートでした。

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最後に、抹茶。
お茶菓子の蓋を開けると、

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よもぎのマカロン。
ドライアイスで、もくもくの演出でした。

星のや東京の夕食は、目に鮮やか。
他ではないような創作感の強い料理でした。

ちなみに、インルームダイニングの場合の食事も紹介。
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夕食時間のみの「星のや東京御膳」から、

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日中から夕食時間まで注文できる「星のや東京カレー」や、

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夜食時間だけ注文できる「牛しぐれ煮丼」など。
比較的しっかりした食べ物が、インルームダイニングでも用意されています。

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夕食後のお楽しみは、伝統文化を愉しむ夕べ。
2階ロビーで、21時から20分間。
この日は、雅楽でした。

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席には、日本酒沢乃井よつは が配られ、雅やかな興でありました。

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夜も、お茶の間ラウンジでまったり。

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用意されているものは、夜も同じラインナップでした。

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さて、部屋に戻りベッドにもぐり込みます。

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おやすみなさい。



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翌朝。
晴れたオフィス街の朝です。

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星のや東京の朝食は、
ルームサービスの和朝食・洋朝食を注文することができます。
ダイニングでの朝食はありません。
前日までの注文で、洋朝食を頼んでおきました。

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8時になると、呼び鈴の音。
スタッフが入ってきて、ソファー横の2つの小さなテーブルが、

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組み替えられ、食卓に。
食事の木箱が置かれます。

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目の前で木箱のお重をひらかれて、朝食が揃いました。

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メインはオムレツ。

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4種のパンは、バターとジャムとともに。

星のや東京_141
オレンジジュース。ポットは紅茶です。
雰囲気は、シティホテルのルームサービス、って感じです。

星のや東京_144
また、星のや東京の朝は、軽い朝食として、無料のおにぎりの用意があります。
有料朝食を注文しても、おにぎりもお願いすることができます。
風呂敷に包まれて届きます。

星のや東京_145
風呂敷の中は、木箱。
具材は、日本橋の老舗のものと説明があります。

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木箱を開ければ、おにぎりが二つ。
おにぎりの具は、海苔の佃煮と、おかか。
つける焼き海苔も、日本橋の山本海苔店。

星のや東京_136
出発までゆっくりするため、2階フロントで事前精算しました。
鍵を戻しに、もう一度2階に寄るのかと思いきや、
鍵の返却は1階の玄関スタッフで良いとのこと。

星のや東京_147
出発時間までゆっくりして、星のや東京を後にしました。

星のや東京
施設は機能的で快適。食事もおしゃれ。
温泉であっても、ビルに囲まれた東京では、なかなかリフレッシュ感は難しいですが、
東京を訪れた外国人には、温泉旅館体験のできる良い施設と思います。
コロナ前は、宿泊客の8割が外国人であったそうです。

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星のや東京
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