京都御三家と言われる名門旅館、柊家旅館に行ってきました。
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俵屋旅館・柊家旅館・炭屋旅館と並び称される、老舗旅館です。
柊家旅館の公式サイトには情報が少ないので、現地情報が実際どうなのかを写真多めで紹介します。

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柊家旅館の立地は京都市内のど真ん中。市営地下鉄の京都市役所前駅が最寄り。
大通りである御池通りに、突然現れる木壁と緑が、柊家旅館です。

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麩屋町通りに入れば、柊家旅館の土壁。

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麩屋町通りの向かいは、俵屋旅館。柊家旅館と俵屋旅館は完全なお向かいさんです。

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柊家旅館に到着。京都らしい数寄屋造りの建物です。
羽織を着た下足番が引き戸を開けてくれます。

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一歩入ればもう、老舗の佇まい。

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靴を脱いで、スリッパで進みます。

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正面で迎える書は、「来者如帰」(らいしゃにょき)。
家に帰ってきたかのようにくつろげるもてなしをする、という柊家旅館のコンセプトです。

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名前を告げると、フロントは寄らずにそのまま部屋に案内されます。
京都の老舗なので敷居が高いスタッフかと思いきや、意外にもフレンドリー。でありながら裏で気を配り、こちらに負担を掛けない感があります。

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館内は静寂の空間です。
写真の通り、昔の建物ではありますが、隅々まで清掃が行き届いており、不快感はありません。照明は薄暗め。

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本日の部屋は、本館(旧館)の十四号室。

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廊下との仕切りはふすま一枚。
内側から小さな鍵が着いているだけです。

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入れば、控えの間から、

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本間。
十四号室は、川端康成が宿泊していた、柊家旅館を代表する部屋。
本館のなかでも一番歴史があり、江戸時代にできた部屋だそうです。

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面する坪庭を二面から眺められる角部屋。

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京都市街の中にあり、隣も建物のはずですが、目線には全く入ってこない設計になっています。

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仲居さんが、おうすを持ってきてくれました。

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お茶菓子。朧月(ろうげつ)。
柊家旅館オリジナルの和菓子です。製造は笹屋守栄とあります。
生姜汁が効いた、あんこ菓子でした。

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そして、宿帳への記入。

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食べ終われば、続いて煎茶。
柊の柄の茶器での提供です。

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手元も柊の柄。

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部屋は広々。
あらかじめ朝日新聞の夕刊がおいてありました。

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部屋の鍵のホルダーも、柊の形。

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テレビは、掛け物がされています。

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調度品も歴史がありそうなもの。屏風。

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掛け軸。

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文箱は、

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硯に筆。さすがです。

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昭和感のあるスイッチ。
カーテンの開閉はこちらで行います。

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浴衣も支度してくれて。
柊の模様の浴衣です。

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荷物を置くゴザが用意されます。

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化粧の間。

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セキュリティボックスは、ノートPCも入るサイズ。

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冷蔵庫には、

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ジュース各種が無料サービス。
グラスには、飲み口に紙がつけられています。

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ウィスキーミニチュアボトルは有料です。

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こちらには、

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コーヒーも置いてありました。

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こちらは水回り。

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お手洗は2つあって、1つは様式、1つは和式。壁も床もしっかりと磨かれていました。

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アメニティーは、柊家オリジナル。

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中身はちょっといい普通の歯ブラシ、カミソリです。

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内風呂。
壁面には、柊の絵が描かれていました。

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内風呂には、客が到着する前に、お湯を張るそうです。
ヒノキの蓋は、保温性に優れているようで、翌朝でも温かったです。

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部屋は広々。設備は、歴史を重ねつつ。手を抜けばすぐに不快につながりそうなところ、本当に隅々まで清掃が行き届いています。

街なかにありながら、屋外の音は、よほど耳を澄まさなければ、気付かない程度。
廊下の声と足音が聞こえるのは、ご愛嬌です。

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さて、館内の家族風呂に向かおうと、内線をかけます。

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内線の宛先は、フロントでも部屋係でもなく、浴室係。
空いているので、お風呂の温度確認します。との返答で、数分後に折り返しの内線が来ました。

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家族風呂に向かえば、羽織姿の下足番が、お風呂係として待っていました。
浴室の説明を受けて、入ります。

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タオル、バスタオル、アメニティ完備。

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タオル、バスタオルも柊の柄です。

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ステンドグラスの家族風呂。
柊屋旅館は温泉ではないので、沸かし湯です。
客が来る前に、浴槽の蓋を開けて、整頓がされていました。

さっと入って、適当な時間であがりましたが、
脱衣場から外に出れば、お風呂係が待機していました。
そのまま部屋に案内してくれます。

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すぐに仲居さんが、湯上がりの冷茶を持ってきてくれました。
伝統的な和装の仲居さんです。

柊屋旅館は、客の動きに合わせていつでも対応できるよう、潤沢にスタッフが配置されている様子です。
効率性を全く求めない感じ。これが名門旅館のスタンスなのでしょう。

宿泊客には、希望されれば館内の案内をしているそうで、
新館を含めて見させてもらいました。

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本館(旧館)。30号室。

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【本館30号室】和室。

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【本館30号室】庭に面した縁側がリニューアルされた部屋です。

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【本館30号室】内風呂。

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本館(旧館)2階。27号室。

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【本館27号室】本館(旧館)2階の窓は、上部が目隠しされており、
外の市街が目に入らないように配慮されています。

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続いて、新館へ。
新館は2006年に完成した、数寄屋モダンがコンセプトの建物です。
新館の1階には広間。
夕食も朝食も通常は部屋食ですが、希望すれば広間にすることもできるとの説明があり、
せっかくなので、朝食会場を広間にしてもらいました。

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新館の広間には、座れるスペース。
鴨川の流れをイメージした空間だそうです。

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新館のエレベーター。

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新館は機能的な空間。最近の高級旅館と比べても遜色ありません。

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新館からの景色は、本館と異なり、開けています。
柊屋旅館が、京都の街並みの中にあることを感じさせます。
本館の建物を眼下に。

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【新館61号室】。

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【新館61号室】踏込から。

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【新館61号室】本間。

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【新館61号室】ごろんと寝転べる空間が用意されていました。

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【新館63号室】。

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【新館63号室】板敷の廊下。両側に部屋があります。

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【新館63号室】本間。

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【新館63号室】もう一つの部屋。こちらにも寝転べる空間。

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【新館63号室】内風呂。

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【新館63号室】お手洗い。

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【新館54号室】。

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【新館54号室】書斎のようなリビング空間と、ベッドルーム。

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【新館54号室】水回りとお手洗い。

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【新館54号室】内風呂。

柊家旅館の本館と新館は、全然コンセプトが違いました。
本館(旧館)は、文化財に泊まるという経験ができます。
新館は、ピカピカの機能性のある空間です。
そして、本館も新館も、ほとんどが違う形の部屋でした。

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本館の談話室。

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柊家旅館のお土産は、工芸品が中心。

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お茶菓子で出しているお菓子と、柊屋旅館オリジナルのタオル。

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工芸品と、オリジナルのシャンプー・せっけん類。

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さて、下駄を借りて、柊家旅館の周囲を少し散策してみました。

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佇まいが美しい数寄屋造りの柊屋旅館。

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柊家旅館の前の麩屋町通りは、一方通行の小さい筋ですが、
意外にも、車通りは多かったです。

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周辺は、京都の風情ある街並み。
おとうふさんがありました。平野とうふ。
このときは、あとで登場するとは思いませんでした。


さて、夕食の時間となりました。
夕食時間は、18時~19時半からの選択。18時からにしました。

仲居さんによって部屋食の準備がすすめられます。
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夕食のセットがととのいました。
はい、もう高級。美しいお膳です。

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お品書き。

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グラスにも、柊の紋様。

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柊家旅館のドリンクメニューは、日本酒はもちろんですが、ワインの種類が豊富。
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柊家旅館ドリンクメニュー2/8

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柊家旅館ドリンクメニュー3/8

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柊家旅館ドリンクメニュー4/8

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柊家旅館ドリンクメニュー5/8

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柊家旅館ドリンクメニュー6/8

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柊家旅館ドリンクメニュー7/8

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柊家旅館ドリンクメニュー8/8

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お酒は、利き酒セットにしました。
徳利は、雪を模した細かく砕いた氷に刺しての提供。おしゃれです。

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食前酒 招福 特別純米
    京の輝き 夏酒

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先付 水無月豆腐 蓴菜
   山葵 喰い出し 柚子

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   車海老 雲丹 すっぽんぜりぃ

スプーンを手に取るとずっしり重く、
すっぽんは、うまみぎっしりでした。

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続いてお椀。
これも柊の柄です。

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椀 鱧吉野 成平隠元
  百合の花 柚子 梅肉

椀を開くと、美しい!目から楽しませる料理です。
京料理らしいつつましい味付けながら、すすりが進みます。
はもは、ほろほろと崩れるように口の中に流れ込み、梅肉が良いアクセントでした。

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造り 本日のつくり
ミズダコ梅肉のせ、和歌山のケンケン鰹、目板鰈。

なんで刺身ですら、柊家旅館の料理となると、こんなにも美味しさが違うのでしょう。

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焼物 鮎塩焼き 蓼酢
   万願寺とうがらし

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小鮎です。骨を感じず、頭から尻尾まで柔らかく食べれました。

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続いての器は、

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凌ぎ 鱧寿司 がり

蓋を開けると、ふわっと山椒の葉の香り。
ずっしりとした押し寿司です。

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進め肴 鮑 丸十 とまと
    芋茎 南瓜 冬瓜
    みにおくら 石川芋
    振り柚子 白和え衣

冷製でした。鮑も冷製とは珍しい一品です。
それぞれに炊いたもの、生のもの、が丁寧に盛り付けされていました。

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煮物 賀茂茄子揚げ出し
   鰻 大根おろし
   生姜 削り節

鰹節が踊っているくらい、温かい提供。
茄子と思って口に放り込んだら、強いうまみが。

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鰻がいました。

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最後に、ご飯。

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食事 新生姜御飯
  (新潟県魚沼産こしひかり)
香の物 水茄子 青瓜
留椀 赤出汁 冬瓜 茗荷 粉山椒

山椒の効いた赤出汁。
香の物に添えられたのは、時鮭のぬか漬け。バターを塗ったかのようにねっとりとしたうまみでした。

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果物 西瓜 さくらんぼ ゴールデンキウイ
西瓜は季節の先取りです。

ああ美味しかった。柊屋旅館の夕食は、全てが外れなく、美味しい料理でした。
奇をてらった演出はありませんが、正統の京料理として最上級です。
料理長は定年で、一昨年2020年に変わったそう。副料理長が昇格し、少し新しさも入り、味は変わったらしいです。

夕食終わりに、仲居さんからお風呂はいかがですかと聞かれました。
入浴中に、布団を敷くそうです。予約をお願いしました。
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指定時間になって、お風呂係からの電話。
家族風呂。リニューアルされた檜張りの風呂へ。
一番風呂で無いでしょうけれども、しっかり清掃されていました。

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部屋に戻れば、布団が敷かれており、

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緑茶、ほうじ茶と、豆入り京せん が用意されていました。

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布団に入り、

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就寝。おやすみなさい。


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翌朝。
庭に光が射し込む朝です。

朝食時間は、7時~9時からの選択。
和食か洋食からの選択で、今日は和食にしました。
場所は、部屋食から変えて昨日指定した、新館の広間にて。
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5分前くらいに、部屋をノックする音。
仲居さんに案内されて、新館の広間へ向かいます。

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席はこちら。
静寂の空間です。

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掛けられている紙は、フェルトのような手触り。
ひざ掛けに利用ください、との案内。そういう工夫もあるのですね。

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最初のセット。

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ごはんを仲居さんによそってもらって。手元の所作にも品があります。

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柊家旅館の朝食のシンボルは、湯豆腐。

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炭で温められています。

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仲居さんによそってもらって。

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豆腐は、麩屋町通りの数軒隣にある平野とうふから。
濃厚なしっかりとした味でした。

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朝食が全部そろいました。

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絞りたてのオレンジジュース。

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のり、ちりめん山椒。薬味しょうがねぎ。

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右手には、

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魚は、笹がれい。ほっかほか。

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海苔は、和紙に包まれて。

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炊き合わせを開けたときのぬくもりは、幸せを感じさせました。
出汁巻き玉子も温かくふわふわでした。

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朝食後、部屋に戻れば、朝刊の朝日新聞が置いてあり、
仲居さんが、ひやしあめを持ってきてくれました。
生の生姜が効いてて、品のある甘さでした。

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精算は部屋にて。
支払いを終えてチェックアウトしました。

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最後は、女将さんと仲居さんが門前でお見送り。もちろん辻を曲がるまで。

柊家旅館
名門旅館。それでいて、気取ったサービスではない。家に帰る、という感覚に近いという気持ちが分かります。
本館(旧館)は文化財に泊まるという経験が出来ます。ピカピカの機能性を求めるなら新館へ。料理はどちらも同じです。
食事も、評判に違わない京料理。近隣のホテルに泊まって、夕食を食べにくるのもアリ。
こういうのが一流なんだと学ばせていただきました。

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