箱根・強羅 佳ら久 に行ってきました。
佳ら久には、食事を目的にしての訪問です。何と言っても、元・玉峰館の立石真平料理長がいる「六つ喜」があるのです。
施設は、オリックスが経営する全70室の大きな高級旅館です。
ロマンスカーから箱根湯本で乗り継ぎ、箱根登山鉄道で強羅駅へ。
強羅駅前の踏切の先、右手に黒い屋根だけ見えているのが佳ら久です。
佳ら久は、箱根登山鉄道強羅駅から徒歩3分と駅近です。
小田原駅からの送迎バス(事前予約制)もあります。
佳ら久に到着。
強羅駅から歩いてくると、到着するのは裏口です。
のれんをくぐり、
玄関の自動ドアを入ると、
ここは本館4階です。
階段で一つ下りると、フロントロビーのある本館3階に到着です。
スタッフは洋装です。みな慌ただしそうで、相手をしてくれませんが、声を掛けてソファに座ります。
ハープのBGMが流れるロビー。
15テーブルくらいのロビーは、チェックイン時間となると人でいっぱいでした。
お着きのお菓子は、山本屋の海苔せんべい、黒豆紅茶。
チェックイン手続きはタブレットで。指でサインをするだけでした。
ここで、夕食時間の通知があります。
佳ら久の宿泊予約は、「夕食17~18時入店【前半】」か「夕食18~19時入店【後半】」での予約となり、枠内の時間はチェックイン時に通知となります。
【前半】で予約していたこの日の夕食時間は、17時でした。
朝食時間は7.30~9:00の中で15分刻みですが、この時点で選べるのは7:30/7:45/9:00でした。
佳ら久のチェックインは15時。今回、アーリーチェックイン14時で予約しましたが、それよりも到着が早かったので、館内をうろうろ。
ロビーには、ショップがあり、お土産を買うことができます。
温泉まんじゅうから、
佳ら久オリジナル商品、
箱根寄木細工。
展示の工芸品かと思ったら、こちらも商品ケースでした。数十万円の焼き物。
水のテラスは、先ほど通ってきた本館4階にあります。
佳ら久のアイコンになっている水のテラスです。
水のテラスに面したガラス越しには、メインダイニング「六つ喜」。
箱根・強羅 佳ら久 平面図。
佳ら久は、共用棟(本館・別館)と 客室棟(東棟・西棟)に別れています。
本館は、フロントロビー、メインダイニング「六つ喜」、展望露天風呂があります。客室棟と行ったり来たり。
別館は、グリルレストラン「十邑」、スパ、貸切風呂。食事で十邑を選ばなければ、ほぼ行かない建物です。
ほぼ14時となって、部屋への案内となりました。
スタッフの先導で、部屋に進みます。
本館から客室棟への移動は、3階にあたるフロントロビーからエレベーターで2階に下ります。
2階の客室棟への渡り廊下の入口。
女性はここで色浴衣が選べます。
客室棟へは、オートロックの自動ドアにカードキーをかざして進みます。
渡り廊下は地下通路。地層をイメージしているそうです。
渡り廊下の突き当たりが、ゲストラウンジ間AWAI。
ちょうど東棟と西棟の間にあります。
フリーフローサービスがあるそうですので、あとで行ってみましょう。
本日の部屋に到着しました。
一番手前の部屋、205号室。
東棟 露天風呂付デラックスルーム(和タイプ)。
ドアを開けて。
ベッドルームを回り込むようなL字の廊下をすすみます。
クローゼットの前の廊下の先に、
ベッドルームと、
和のリビング空間。
壁掛けのテレビも大きいサイズ。
部屋の菓子は、豆菓子。
佳ら久のアメニティは、2022年4月施行「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、客室内に備付はなく、必要な物を必要な数渡されます。
水回り。
アメニティは、佳ら久オリジナルボトル。
Panasonicのナノスチーマーもあります。
ドライヤー、タオルとバスタオル。
壁掛けのタオルウォーマー。
シャワーブースを突き抜けると、
露天風呂。
景色は、左前方に、箱根の山あいの先の相模湾。
強羅は山裾の傾斜地で、東が谷側です。
東棟も西棟も、部屋が南向きなのは同じですが、西に行くにつれて木々が眼前をふさぐ形になります。
東棟と西棟、どっちにしようかと悩みましたが、
東棟は、開放感があって大正解。数千円の差額なので、東棟がおすすめです。
205号室は、東棟の中では一番西に位置していますが、景色は開けています。
東棟と西棟は、バルコニーを含めて約56㎡(居室は約44㎡)なのは一緒。
同時開業なので設備面も同グレードです。部屋のレイアウトは違うようです。
和タイプと洋タイプの違いは、階が違うのと、床がフローリングか琉球畳かの違いです。
正面は林なので、外から見られることもありませんが、ブラインドを下げて目隠しにすることができます。
露天風呂に入ったり、ソファーで風にあたったりと、
ゆっくり過ごせるバルコニーです。
宿からは、宿泊の1週間前ころに、予約内容確認のメールがありました。
その際に、身長を聞かれました。浴衣のためにわざわざと思ったのですが、
浴衣だけでなく、館内履きや、バルコニーのスリッパまで、サイズを合わせて用意しているようです。
今どき館内案内は、タブレット。
フード・ドリンクのオーダーや、備品の依頼、貸切風呂の予約もここから行います。
電子香炉。
落雁のようなものがありますが、食べ物ではありません。
電源を入れて、香を焚きます。
甘い香りです。
SONYのグラスサウンドスピーカー。
Bluetoothにつなぐ機器持ってきてなかったので使いませんでしたが、持ってくればよかった。
冷蔵庫
ミネラルウォーターと、飲むみかん。
果汁が沈殿していて、本当にみかんでした。
グラスはオシャレに吊されていて。
コーヒーマシンと、緑茶。
ティーバックとカプセルコーヒー。
羽織とバスローブ。
番号式の金庫。
浴衣。
作務衣。
パジャマもありました。
タオル、バスタオルセットの手提げ籠。
大浴場にも、タオル、バスタオル完備なので特に持参不要です。
お手洗。
部屋の鍵は、カードキー。
さて、スリッパを履いて、部屋の外に出てみます。
ゲストラウンジ間AWAI。
営業時間は、
フリーフロータイム 14:00~19:00/7:00~11:00
バータイム 19:30~23:00(バータイムは有料)
フリーフロータイムは、ドリンクとフードが無料で利用可能です。
シックなラウンジ空間。
カウンターには、ドリンクとフードがたくさんラインナップ。
スパークリングワイン、白・赤ワイン、 日本酒
生ビールサーバー、焼酎、ウイスキー
ネスプレッソマシーン
カプセルコーヒーは、各種ありました。
アイスコーヒー、りんごジュース、オーガニックピュアブラックティー
ミネラルウォーター、ミニ缶ビール(黒ラベル、一番搾り)、トニックウォーター、強炭酸水
フードもおしゃれな品がたくさん用意されています。
ピクルス、蛸のペペロンチーノ、生ハム、松風焼き、ドライフルーツ
マンゴープリン、抹茶ロール、安納芋ケーキ、花餅、ピーチゼリー
胡椒おかき、海苔おかき、海老おかき
ブールドショコラココア、フルーツゼリー、ブールドショコラきなこ、雷おこし、生チョコレート
フィンガーフードとミニスイーツ、おつまみを全部取ると、こんな感じ。
豊富なメニューから、自由に楽しむことができます。
ラウンジは、スタッフが常駐していて、フードも次々補充していきます。
片付けもされて、いつ行ってもきれいな状態でした。
ラウンジはあまり広くないので、部屋にドリンクやフードを持って行けるそうです。
そのために2階の客室は便利。205号室は一番近くてベストでした。
外のテラス席でも飲めます。
戻りには、カードキーが必要なので、注意しながら。
外のテラス席で生ビールを一杯。開放的で気持ちがいいです。
この景色の左隣が東棟、右隣が西棟です。
テラス席の階段の先には、
カードキーが必要なドアがあり、その先には、
森のテラスに出ることができます。
さて、ゲストラウンジ間AWAIから、渡り廊下を通り、本館に向かいます。
本館のエレベーターで5階へ。
本館5階は、展望露天風呂。
大浴場の利用時間は、15:00~24:00/5:00~10:00。
夜間に男女入れ替え。
展望露天風呂 明星へ。
脱衣場。
脱衣場のロッカー。
タオルバスタオル完備。
化粧台もきれい。
ダイソンのドライヤーに、ナノケアスチーマー。
内風呂。
内風呂は、窓から先につながるような、インフィニティー。
洗い場。
ドライサウナもあります。
ドライサウナ内部。
露天風呂。
東向きの景色。正面は山、右手は相模湾です。
開放的で気持ちいいです。
湯温は熱すぎないので、ずっと入っていられます。
露天風呂のイスで休息しながら。
湯上がり処では、
コーヒー牛乳の自販機がありました。
フリーフローには、牛乳はありません。
今日は、裏口に到着しましたが、
佳ら久の正面入り口はこちら。
真ん中は公道で、右側がフロントのある本館、左側が客室棟です。
この公道の下に、地下通路にあたる渡り廊下があります。
公道の先は、佳ら久の駐車場があったりして、
さらに先の突き当たりは、強羅環翠楼です。
佳ら久の正面玄関には、常にスタッフが立っていて、車での到着を待っています。
バレーサービスは無いので、駐車場の場所を案内しているのでしょう。
正面玄関は自動ドア。
正面玄関から入ると、富士山の図柄のオブジェ。
さらに自動ドアの先がフロントロビーです。
右手には、箱根寄席木細工の作品。
佳ら久の夕食会場は2つあります。和食の「六つ喜(むつき)」とグリルレストランの「十邑(とむら)」。
今回の予約は、お目当ての六つ喜です。
本館4階、六つ㐂(六つ喜)。
17時ピッタリのオープン。先に着いても店前のソファで待つことになります。
六つ喜には、レストラン席のほか、
半個室や、奥に個室があります。
スタッフの先導で、奥の方へ。
個室に案内されます。
今日の席はこちら。
水のテラスに面している席です。
和風の琴や笛のBGMが流れる空間です。
席はスポットライトで照らされています。
最初のセット。
お品書き。
魚料理は、チョイスメニュー。ここで説明を受けて選択します。
ここで、追加料理の案内。
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー1/4
日本酒のペアリング、ワインのペアリングなど。
ビールもありますが、フリーフローで生ビールを自由に飲めたので、あえての選択はないかな。
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー2/4
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー3/4
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー4/4
お酒は伯楽星にしました。
おしゃれな皿で、先付が届きました。
先付
白身の昆布締めと茄子のオランダ煮
赤紫蘇のジュレ 竹炭チュイール
ディル 伊豆オリーブオイル
続いて、前菜。
段々になった什器での提供。
小皿を季節の植物とともに、手前のプレートに移していただきます。
南京葛豆腐 南瓜ピュレ フロマージュブラン キャビア
自家製ハム 無花果 山椒味噌 花椒リーフ
鯖の焼き締めと焼きキノコ 酢橘ジュレ
かます棒寿司 かんずりおろし 柚子
続いて椀物。
煮物椀
石川芋のすり流し
浅利 芽葱 花穂
静岡県磐田市で採れた里芋に似た石川芋。
ペースト状にして鰹の一番出汁と合わせてお椀に。
すり流しは、どろっとしているけど、出汁うま。
石川芋を素揚げしたもの、口あたりうま。
お造り
~駿河湾と相模湾の旬魚~
本山葵 あしらい一式
バジル醤油 土佐醤油 煎り酒
刺身は、フエフキダイ、本マグロ、アオダイ でした。
次の魚料理は、チョイスメニュー。
・糸よりの雲丹焼 分葱
金時草の煮びたし 菜種のオイル
・伊佐木と帆立 帆立出汁の泡
伊豆原木椎茸ピュレ 温玉
・金目うろこ焼き 春菊ソース
白鮑茸のチップ 菊花 銀杏 酢橘
の中から、
・伊佐木と帆立 帆立出汁の泡 を選びました。
泡がこんもりと。
スプーンでかき分けてみると、
泡の中から伊佐木と帆立がこんにちは。
こりゃうまい。決め手は出汁ですね。
全て帆立の出汁で仕立てているそう。
伊佐木が少しカリッとしているのもよいです。
続いて強肴。
強肴
和牛と鹿肉のグリエ
冬瓜 万願寺唐辛子 葱の炭ソースと笑醤 豆腐のピュレ 薔薇
和牛はサーロインの炭火焼。鹿肉は低温調理でしっとりと、香りを和らげるために薔薇と一緒に。
とてもジューシーな和牛でした。
温かいほうじ茶。
ごはんは釜炊きで到着。
鰹の一番出汁と梅肉を合わせたものを炊き上げています。
三つ葉、大葉、茗荷、湯引きして柔らかくした鱧、枝豆、煎り胡麻。
よそってもらって、
食事
鱧とかやく御飯
香の物 赤出汁
夕食のお米は山形県産つや姫を使用しております
釜からおかわりをして、
全部いただきました。
赤出汁と香の物もおかわり可能です。
寄木細工の楊子入れには、黒文字の爪楊枝。
デザートは、高足の器での提供。
デザート
巨峰と薔薇・桃の親和
巨峰のコンポートとグラニテ。
薔薇のジャム、桃のソルベとクレームダンジュ。
クルミのキャラメリゼ。
佳ら久 六つ喜 の夕食は、
煮物椀、魚料理、釜炊き御飯に、うまさを感じました。やはり出汁のよさ。
しかし、他はびっくりするほどではありません。立石真平料理長と期待しすぎました、大きい旅館だと行き届かないかな。。
という感想は、朝食でひっくり返るのですが。
佳ら久の夜の過ごし方は、ゲストラウンジ間AWAI。
有料のバータイム 19:30~23:00にも行ってみました。
フリーフローのドリンクやフードは片付けられ、バーテンのカウンターに変身です。
有料メニューは、カクテル多種からウイスキー、ワインなど。
ハムやチーズ、かまぼこなどのおつまみもありました。
棚のウイスキー各種も注文可能です。
カクテルを一杯。
さて、部屋に戻り、夜の露天風呂でひと風呂浴びて、
ベッドにもぐり込みます。
おやすみなさい。
晴れた朝です。
まずは大浴場へ。
夜間に男女入れ替えがあり、
展望露天風呂 蒼海。
脱衣場。
タオル、バスタオル完備。
化粧台。
内風呂。
露天風呂。
南向きの景色。正面の山あいの先には相模湾です。
景色を楽しむためのソファスペースもありました。
洗い場。
ミストサウナ。
佳ら久の朝食は、和食の六つ喜か、鉄板焼の十邑から選択ができます。
もちろん選んだのは、六つ喜。
朝食時間は、7.30~9:00の中で15分刻み。
一番最初の時間7:30を指定して、向かいました。
会場は、時間ピッタリにならないと開きません。
六つ喜のレストラン席を通り抜け、
朝食も、夕食と同じ個室です。
しっかりと朝日が当たる東向き。和風のBGM。
テーブルセット。
お品書き。
料理が運ばれてきて、最後に釜炊きの御飯が到着。
食事
白米釜炊き御飯 味噌汁
ご朝食のお米は福井県産いちほまれを使用しております
朝食が揃いました。
蓋を開けて。
見た目華やか。料理が輝いています。餡の力なのか、調理の仕方なのか。
この箱、一品一品が感動もの。
おばんざいと、向付です。
左上には、菊菜胡麻和え
右上には、銀豆腐 納豆醬油 山葵
銀豆腐にかけてあるのは納豆醤油。
出汁巻き卵 銀餡 三つ葉
出汁巻き卵は、ほのかにあたたかい餡がうまい。
オクラ長芋 滑子 土佐酢ジュレ
長芋は、小さく正方形に切ってあり、さらっと口に入ります。
冬瓜 鶏そぼろ餡 桜海老
冬瓜、鶏そぼろと桜海老がうまーい。
山葵昆布 佃煮
山葵昆布うま。ピリ辛がより旨さをひきたたせる。
向付 鰹たたき ポン酢ジュレ
あしらい一式
刺身に、餡ともみじおろしがアクセント。
煮物
南京饅頭 ズッキーニ揚煮 古地 人参 隠元 卸生姜
煮物は、見た目美しい。人参がきれい。
もちろんあたたかい。
南京饅頭はさすが。軽く揚げた口当たりと、餡。私は餡が好きなのかも。
焼き物
下田小木曽商店 鯖干物 大根卸し 伊豆天城山葵漬け
小田原籠清 蒲鉾
鯖干物は、光っています。
下田小木曽商店のだからでしょうか。いやきっと調理方法でしょう。
テーブルセットの付け合わせは、
山葵昆布 佃煮
小田原産十郎梅 焼海苔と御殿場天野醤油出汁割り
駿河湾産ちりめんの山椒煮
ごはんはもちろん全部いただきました。
水菓子
南瓜プリン 季節のフルーツ
フルーツは、なしとブルーベリー。
佳ら久は、朝食で使用したお箸を記念として持ち帰ることができます。お箸拭きを渡されて。
この箸は売店で販売もしていました。
佳ら久 六つ喜 の朝食。
見た目から輝いています。
それぞれの素材は、朝食で出てきそうな素材ながら、
一手間を掛けることで、オリジナルの感動ものの皿になっています。
立石真平料理長の感動する一品一品。
出汁がうまいのはもちろんのこと、
この人の決め手は、餡でしょう。あと軽く揚げたもの。
夕食には、餡や出汁のものは少なかったように思います。
さて、食後の時間には、ゲストラウンジ間AWAI へ。
フリーフロータイムの翌朝営業時間は、7:00~11:00 。
朝のメニューは、前日とは違うものもあります。
カットフルーツ(メロン)、ピーチゼリー、ヨーグルトキウイソース。
前日と同じものもあり。安納芋ケーキ、花餅。
前日よりも品数は少なくなっていますが、朝もしっかりとした内容です。
生ビールとともに、いただきます。
精算はフロントにて。
チェックアウトの前に、精算を済ましておきました。
精算をすると、精算済みの札と、お土産を渡されました。
お土産は、小田原ちん里う十郎梅。
佳ら久のチェックアウトは11時。
10:45発の小田原駅行き無料送迎を予約したので、時間にあわせて向かいます。
正面玄関への近道を発見したので、こちらから。
東棟2階の廊下にある出口。
ここから屋外に出ます。
この階段を上ると、目の前が正面玄関です。
正面玄関には、送迎車と、スタッフが待ち構えていました。
佳ら久の送迎は、マイクロバスではあるものの、全席革張り。優雅なピアノBGMが流れる快適な車内。
送迎は所要時間40~50分。箱根湯本を先頭にした渋滞が15分ありましたが、45分で小田原駅に到着しました。
降車場所は、小田原駅西口の北条早雲公像の前。
マイクロバスはこれから迎えの送迎車になるようです。
施設はオリックスの高級旅館、部屋はホテル寄りのしつらえ。サービスはオリックスレベルですが、フリーフローは、満足度高いです。
部屋に籠もって、フリーフローを楽しみ、六つ喜で舌鼓。そんな過ごし方をする宿です。
★「箱根・強羅 佳ら久」(箱根/強羅温泉)
★「箱根・強羅 佳ら久」が好きなら、この旅館もおすすめ
「熱海・伊豆山 佳ら久」(伊豆/熱海伊豆山温泉)
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佳ら久には、食事を目的にしての訪問です。何と言っても、元・玉峰館の立石真平料理長がいる「六つ喜」があるのです。
施設は、オリックスが経営する全70室の大きな高級旅館です。
目次
1. 箱根・強羅 佳ら久 アクセス
2. 箱根・強羅 佳ら久 チェックイン
3. 箱根・強羅 佳ら久 客室
4. 箱根・強羅 佳ら久 ゲストラウンジ 間AWAI
5. 箱根・強羅 佳ら久 大浴場
6. 箱根・強羅 佳ら久 敷地内
7. 箱根・強羅 佳ら久 夕食 六つ喜
8. 箱根・強羅 佳ら久 夜の過ごし方
9. 箱根・強羅 佳ら久 翌朝
10. 箱根・強羅 佳ら久 朝食 六つ喜
11. 箱根・強羅 佳ら久 チェックアウトまで
12. 箱根・強羅 佳ら久 送迎
13. 箱根・強羅 佳ら久 まとめ
1. 箱根・強羅 佳ら久 アクセス
2. 箱根・強羅 佳ら久 チェックイン
3. 箱根・強羅 佳ら久 客室
4. 箱根・強羅 佳ら久 ゲストラウンジ 間AWAI
5. 箱根・強羅 佳ら久 大浴場
6. 箱根・強羅 佳ら久 敷地内
7. 箱根・強羅 佳ら久 夕食 六つ喜
8. 箱根・強羅 佳ら久 夜の過ごし方
9. 箱根・強羅 佳ら久 翌朝
10. 箱根・強羅 佳ら久 朝食 六つ喜
11. 箱根・強羅 佳ら久 チェックアウトまで
12. 箱根・強羅 佳ら久 送迎
13. 箱根・強羅 佳ら久 まとめ
箱根・強羅 佳ら久 アクセス
ロマンスカーから箱根湯本で乗り継ぎ、箱根登山鉄道で強羅駅へ。
強羅駅前の踏切の先、右手に黒い屋根だけ見えているのが佳ら久です。
佳ら久は、箱根登山鉄道強羅駅から徒歩3分と駅近です。
小田原駅からの送迎バス(事前予約制)もあります。
佳ら久に到着。
強羅駅から歩いてくると、到着するのは裏口です。
のれんをくぐり、
玄関の自動ドアを入ると、
ここは本館4階です。
階段で一つ下りると、フロントロビーのある本館3階に到着です。
スタッフは洋装です。みな慌ただしそうで、相手をしてくれませんが、声を掛けてソファに座ります。
ハープのBGMが流れるロビー。
15テーブルくらいのロビーは、チェックイン時間となると人でいっぱいでした。
箱根・強羅 佳ら久 チェックイン
お着きのお菓子は、山本屋の海苔せんべい、黒豆紅茶。
チェックイン手続きはタブレットで。指でサインをするだけでした。
ここで、夕食時間の通知があります。
佳ら久の宿泊予約は、「夕食17~18時入店【前半】」か「夕食18~19時入店【後半】」での予約となり、枠内の時間はチェックイン時に通知となります。
【前半】で予約していたこの日の夕食時間は、17時でした。
朝食時間は7.30~9:00の中で15分刻みですが、この時点で選べるのは7:30/7:45/9:00でした。
佳ら久のチェックインは15時。今回、アーリーチェックイン14時で予約しましたが、それよりも到着が早かったので、館内をうろうろ。
ロビーには、ショップがあり、お土産を買うことができます。
温泉まんじゅうから、
佳ら久オリジナル商品、
箱根寄木細工。
展示の工芸品かと思ったら、こちらも商品ケースでした。数十万円の焼き物。
水のテラスは、先ほど通ってきた本館4階にあります。
佳ら久のアイコンになっている水のテラスです。
水のテラスに面したガラス越しには、メインダイニング「六つ喜」。
箱根・強羅 佳ら久 平面図。
佳ら久は、共用棟(本館・別館)と 客室棟(東棟・西棟)に別れています。
本館は、フロントロビー、メインダイニング「六つ喜」、展望露天風呂があります。客室棟と行ったり来たり。
別館は、グリルレストラン「十邑」、スパ、貸切風呂。食事で十邑を選ばなければ、ほぼ行かない建物です。
ほぼ14時となって、部屋への案内となりました。
スタッフの先導で、部屋に進みます。
本館から客室棟への移動は、3階にあたるフロントロビーからエレベーターで2階に下ります。
2階の客室棟への渡り廊下の入口。
女性はここで色浴衣が選べます。
客室棟へは、オートロックの自動ドアにカードキーをかざして進みます。
渡り廊下は地下通路。地層をイメージしているそうです。
渡り廊下の突き当たりが、ゲストラウンジ間AWAI。
ちょうど東棟と西棟の間にあります。
フリーフローサービスがあるそうですので、あとで行ってみましょう。
箱根・強羅 佳ら久 客室
本日の部屋に到着しました。
一番手前の部屋、205号室。
東棟 露天風呂付デラックスルーム(和タイプ)。
ドアを開けて。
ベッドルームを回り込むようなL字の廊下をすすみます。
クローゼットの前の廊下の先に、
ベッドルームと、
和のリビング空間。
壁掛けのテレビも大きいサイズ。
部屋の菓子は、豆菓子。
佳ら久のアメニティは、2022年4月施行「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、客室内に備付はなく、必要な物を必要な数渡されます。
歯ブラシと、カミソリだけお願いしました。
水回り。
アメニティは、佳ら久オリジナルボトル。
Panasonicのナノスチーマーもあります。
ドライヤー、タオルとバスタオル。
壁掛けのタオルウォーマー。
シャワーブースを突き抜けると、
露天風呂。
景色は、左前方に、箱根の山あいの先の相模湾。
強羅は山裾の傾斜地で、東が谷側です。
東棟も西棟も、部屋が南向きなのは同じですが、西に行くにつれて木々が眼前をふさぐ形になります。
東棟と西棟、どっちにしようかと悩みましたが、
東棟は、開放感があって大正解。数千円の差額なので、東棟がおすすめです。
205号室は、東棟の中では一番西に位置していますが、景色は開けています。
東棟と西棟は、バルコニーを含めて約56㎡(居室は約44㎡)なのは一緒。
同時開業なので設備面も同グレードです。部屋のレイアウトは違うようです。
和タイプと洋タイプの違いは、階が違うのと、床がフローリングか琉球畳かの違いです。
正面は林なので、外から見られることもありませんが、ブラインドを下げて目隠しにすることができます。
露天風呂に入ったり、ソファーで風にあたったりと、
ゆっくり過ごせるバルコニーです。
宿からは、宿泊の1週間前ころに、予約内容確認のメールがありました。
その際に、身長を聞かれました。浴衣のためにわざわざと思ったのですが、
浴衣だけでなく、館内履きや、バルコニーのスリッパまで、サイズを合わせて用意しているようです。
今どき館内案内は、タブレット。
フード・ドリンクのオーダーや、備品の依頼、貸切風呂の予約もここから行います。
電子香炉。
落雁のようなものがありますが、食べ物ではありません。
電源を入れて、香を焚きます。
甘い香りです。
SONYのグラスサウンドスピーカー。
Bluetoothにつなぐ機器持ってきてなかったので使いませんでしたが、持ってくればよかった。
冷蔵庫
ミネラルウォーターと、飲むみかん。
果汁が沈殿していて、本当にみかんでした。
グラスはオシャレに吊されていて。
コーヒーマシンと、緑茶。
ティーバックとカプセルコーヒー。
羽織とバスローブ。
番号式の金庫。
浴衣。
作務衣。
パジャマもありました。
タオル、バスタオルセットの手提げ籠。
大浴場にも、タオル、バスタオル完備なので特に持参不要です。
お手洗。
部屋の鍵は、カードキー。
さて、スリッパを履いて、部屋の外に出てみます。
箱根・強羅 佳ら久 ゲストラウンジ 間AWAI
ゲストラウンジ間AWAI。
営業時間は、
フリーフロータイム 14:00~19:00/7:00~11:00
バータイム 19:30~23:00(バータイムは有料)
フリーフロータイムは、ドリンクとフードが無料で利用可能です。
シックなラウンジ空間。
カウンターには、ドリンクとフードがたくさんラインナップ。
スパークリングワイン、白・赤ワイン、 日本酒
生ビールサーバー、焼酎、ウイスキー
ネスプレッソマシーン
カプセルコーヒーは、各種ありました。
アイスコーヒー、りんごジュース、オーガニックピュアブラックティー
ミネラルウォーター、ミニ缶ビール(黒ラベル、一番搾り)、トニックウォーター、強炭酸水
フードもおしゃれな品がたくさん用意されています。
ピクルス、蛸のペペロンチーノ、生ハム、松風焼き、ドライフルーツ
マンゴープリン、抹茶ロール、安納芋ケーキ、花餅、ピーチゼリー
胡椒おかき、海苔おかき、海老おかき
ブールドショコラココア、フルーツゼリー、ブールドショコラきなこ、雷おこし、生チョコレート
フィンガーフードとミニスイーツ、おつまみを全部取ると、こんな感じ。
豊富なメニューから、自由に楽しむことができます。
ラウンジは、スタッフが常駐していて、フードも次々補充していきます。
片付けもされて、いつ行ってもきれいな状態でした。
ラウンジはあまり広くないので、部屋にドリンクやフードを持って行けるそうです。
そのために2階の客室は便利。205号室は一番近くてベストでした。
外のテラス席でも飲めます。
戻りには、カードキーが必要なので、注意しながら。
外のテラス席で生ビールを一杯。開放的で気持ちがいいです。
この景色の左隣が東棟、右隣が西棟です。
テラス席の階段の先には、
カードキーが必要なドアがあり、その先には、
森のテラスに出ることができます。
箱根・強羅 佳ら久 大浴場
さて、ゲストラウンジ間AWAIから、渡り廊下を通り、本館に向かいます。
本館のエレベーターで5階へ。
本館5階は、展望露天風呂。
大浴場の利用時間は、15:00~24:00/5:00~10:00。
夜間に男女入れ替え。
展望露天風呂 明星へ。
脱衣場。
脱衣場のロッカー。
タオルバスタオル完備。
化粧台もきれい。
ダイソンのドライヤーに、ナノケアスチーマー。
内風呂。
内風呂は、窓から先につながるような、インフィニティー。
洗い場。
ドライサウナもあります。
ドライサウナ内部。
露天風呂。
東向きの景色。正面は山、右手は相模湾です。
開放的で気持ちいいです。
湯温は熱すぎないので、ずっと入っていられます。
露天風呂のイスで休息しながら。
湯上がり処では、
コーヒー牛乳の自販機がありました。
フリーフローには、牛乳はありません。
箱根・強羅 佳ら久 敷地内
さて、佳ら久を少し探検します。今日は、裏口に到着しましたが、
佳ら久の正面入り口はこちら。
真ん中は公道で、右側がフロントのある本館、左側が客室棟です。
この公道の下に、地下通路にあたる渡り廊下があります。
公道の先は、佳ら久の駐車場があったりして、
さらに先の突き当たりは、強羅環翠楼です。
佳ら久の正面玄関には、常にスタッフが立っていて、車での到着を待っています。
バレーサービスは無いので、駐車場の場所を案内しているのでしょう。
正面玄関は自動ドア。
正面玄関から入ると、富士山の図柄のオブジェ。
さらに自動ドアの先がフロントロビーです。
右手には、箱根寄席木細工の作品。
箱根・強羅 佳ら久 夕食 六つ喜
さて、夕食の時間となりました。佳ら久の夕食会場は2つあります。和食の「六つ喜(むつき)」とグリルレストランの「十邑(とむら)」。
今回の予約は、お目当ての六つ喜です。
本館4階、六つ㐂(六つ喜)。
17時ピッタリのオープン。先に着いても店前のソファで待つことになります。
六つ喜には、レストラン席のほか、
半個室や、奥に個室があります。
スタッフの先導で、奥の方へ。
個室に案内されます。
今日の席はこちら。
水のテラスに面している席です。
和風の琴や笛のBGMが流れる空間です。
席はスポットライトで照らされています。
最初のセット。
お品書き。
魚料理は、チョイスメニュー。ここで説明を受けて選択します。
ここで、追加料理の案内。
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー1/4
日本酒のペアリング、ワインのペアリングなど。
ビールもありますが、フリーフローで生ビールを自由に飲めたので、あえての選択はないかな。
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー2/4
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー3/4
箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー4/4
お酒は伯楽星にしました。
おしゃれな皿で、先付が届きました。
先付
白身の昆布締めと茄子のオランダ煮
赤紫蘇のジュレ 竹炭チュイール
ディル 伊豆オリーブオイル
続いて、前菜。
段々になった什器での提供。
小皿を季節の植物とともに、手前のプレートに移していただきます。
南京葛豆腐 南瓜ピュレ フロマージュブラン キャビア
自家製ハム 無花果 山椒味噌 花椒リーフ
鯖の焼き締めと焼きキノコ 酢橘ジュレ
かます棒寿司 かんずりおろし 柚子
続いて椀物。
煮物椀
石川芋のすり流し
浅利 芽葱 花穂
静岡県磐田市で採れた里芋に似た石川芋。
ペースト状にして鰹の一番出汁と合わせてお椀に。
すり流しは、どろっとしているけど、出汁うま。
石川芋を素揚げしたもの、口あたりうま。
お造り
~駿河湾と相模湾の旬魚~
本山葵 あしらい一式
バジル醤油 土佐醤油 煎り酒
刺身は、フエフキダイ、本マグロ、アオダイ でした。
次の魚料理は、チョイスメニュー。
・糸よりの雲丹焼 分葱
金時草の煮びたし 菜種のオイル
・伊佐木と帆立 帆立出汁の泡
伊豆原木椎茸ピュレ 温玉
・金目うろこ焼き 春菊ソース
白鮑茸のチップ 菊花 銀杏 酢橘
の中から、
・伊佐木と帆立 帆立出汁の泡 を選びました。
泡がこんもりと。
スプーンでかき分けてみると、
泡の中から伊佐木と帆立がこんにちは。
こりゃうまい。決め手は出汁ですね。
全て帆立の出汁で仕立てているそう。
伊佐木が少しカリッとしているのもよいです。
続いて強肴。
強肴
和牛と鹿肉のグリエ
冬瓜 万願寺唐辛子 葱の炭ソースと笑醤 豆腐のピュレ 薔薇
和牛はサーロインの炭火焼。鹿肉は低温調理でしっとりと、香りを和らげるために薔薇と一緒に。
とてもジューシーな和牛でした。
温かいほうじ茶。
ごはんは釜炊きで到着。
鰹の一番出汁と梅肉を合わせたものを炊き上げています。
三つ葉、大葉、茗荷、湯引きして柔らかくした鱧、枝豆、煎り胡麻。
よそってもらって、
食事
鱧とかやく御飯
香の物 赤出汁
夕食のお米は山形県産つや姫を使用しております
釜からおかわりをして、
全部いただきました。
赤出汁と香の物もおかわり可能です。
寄木細工の楊子入れには、黒文字の爪楊枝。
デザートは、高足の器での提供。
デザート
巨峰と薔薇・桃の親和
巨峰のコンポートとグラニテ。
薔薇のジャム、桃のソルベとクレームダンジュ。
クルミのキャラメリゼ。
佳ら久 六つ喜 の夕食は、
煮物椀、魚料理、釜炊き御飯に、うまさを感じました。やはり出汁のよさ。
しかし、他はびっくりするほどではありません。立石真平料理長と期待しすぎました、大きい旅館だと行き届かないかな。。
という感想は、朝食でひっくり返るのですが。
箱根・強羅 佳ら久 夜の過ごし方
佳ら久の夜の過ごし方は、ゲストラウンジ間AWAI。
有料のバータイム 19:30~23:00にも行ってみました。
フリーフローのドリンクやフードは片付けられ、バーテンのカウンターに変身です。
有料メニューは、カクテル多種からウイスキー、ワインなど。
ハムやチーズ、かまぼこなどのおつまみもありました。
棚のウイスキー各種も注文可能です。
カクテルを一杯。
さて、部屋に戻り、夜の露天風呂でひと風呂浴びて、
ベッドにもぐり込みます。
おやすみなさい。
箱根・強羅 佳ら久 翌朝
翌朝。晴れた朝です。
まずは大浴場へ。
夜間に男女入れ替えがあり、
展望露天風呂 蒼海。
脱衣場。
タオル、バスタオル完備。
化粧台。
内風呂。
露天風呂。
南向きの景色。正面の山あいの先には相模湾です。
景色を楽しむためのソファスペースもありました。
洗い場。
ミストサウナ。
箱根・強羅 佳ら久 朝食 六つ喜
佳ら久の朝食は、和食の六つ喜か、鉄板焼の十邑から選択ができます。
もちろん選んだのは、六つ喜。
朝食時間は、7.30~9:00の中で15分刻み。
一番最初の時間7:30を指定して、向かいました。
会場は、時間ピッタリにならないと開きません。
六つ喜のレストラン席を通り抜け、
朝食も、夕食と同じ個室です。
しっかりと朝日が当たる東向き。和風のBGM。
テーブルセット。
お品書き。
料理が運ばれてきて、最後に釜炊きの御飯が到着。
食事
白米釜炊き御飯 味噌汁
ご朝食のお米は福井県産いちほまれを使用しております
朝食が揃いました。
蓋を開けて。
見た目華やか。料理が輝いています。餡の力なのか、調理の仕方なのか。
この箱、一品一品が感動もの。
おばんざいと、向付です。
左上には、菊菜胡麻和え
右上には、銀豆腐 納豆醬油 山葵
銀豆腐にかけてあるのは納豆醤油。
出汁巻き卵 銀餡 三つ葉
出汁巻き卵は、ほのかにあたたかい餡がうまい。
オクラ長芋 滑子 土佐酢ジュレ
長芋は、小さく正方形に切ってあり、さらっと口に入ります。
冬瓜 鶏そぼろ餡 桜海老
冬瓜、鶏そぼろと桜海老がうまーい。
山葵昆布 佃煮
山葵昆布うま。ピリ辛がより旨さをひきたたせる。
向付 鰹たたき ポン酢ジュレ
あしらい一式
刺身に、餡ともみじおろしがアクセント。
煮物
南京饅頭 ズッキーニ揚煮 古地 人参 隠元 卸生姜
煮物は、見た目美しい。人参がきれい。
もちろんあたたかい。
南京饅頭はさすが。軽く揚げた口当たりと、餡。私は餡が好きなのかも。
焼き物
下田小木曽商店 鯖干物 大根卸し 伊豆天城山葵漬け
小田原籠清 蒲鉾
鯖干物は、光っています。
下田小木曽商店のだからでしょうか。いやきっと調理方法でしょう。
テーブルセットの付け合わせは、
山葵昆布 佃煮
小田原産十郎梅 焼海苔と御殿場天野醤油出汁割り
駿河湾産ちりめんの山椒煮
ごはんはもちろん全部いただきました。
水菓子
南瓜プリン 季節のフルーツ
フルーツは、なしとブルーベリー。
佳ら久は、朝食で使用したお箸を記念として持ち帰ることができます。お箸拭きを渡されて。
この箸は売店で販売もしていました。
佳ら久 六つ喜 の朝食。
見た目から輝いています。
それぞれの素材は、朝食で出てきそうな素材ながら、
一手間を掛けることで、オリジナルの感動ものの皿になっています。
立石真平料理長の感動する一品一品。
出汁がうまいのはもちろんのこと、
この人の決め手は、餡でしょう。あと軽く揚げたもの。
夕食には、餡や出汁のものは少なかったように思います。
箱根・強羅 佳ら久 チェックアウトまで
さて、食後の時間には、ゲストラウンジ間AWAI へ。
フリーフロータイムの翌朝営業時間は、7:00~11:00 。
朝のメニューは、前日とは違うものもあります。
カットフルーツ(メロン)、ピーチゼリー、ヨーグルトキウイソース。
前日と同じものもあり。安納芋ケーキ、花餅。
前日よりも品数は少なくなっていますが、朝もしっかりとした内容です。
生ビールとともに、いただきます。
精算はフロントにて。
チェックアウトの前に、精算を済ましておきました。
精算をすると、精算済みの札と、お土産を渡されました。
お土産は、小田原ちん里う十郎梅。
箱根・強羅 佳ら久 送迎
佳ら久のチェックアウトは11時。
10:45発の小田原駅行き無料送迎を予約したので、時間にあわせて向かいます。
正面玄関への近道を発見したので、こちらから。
東棟2階の廊下にある出口。
ここから屋外に出ます。
この階段を上ると、目の前が正面玄関です。
正面玄関には、送迎車と、スタッフが待ち構えていました。
佳ら久の送迎は、マイクロバスではあるものの、全席革張り。優雅なピアノBGMが流れる快適な車内。
送迎は所要時間40~50分。箱根湯本を先頭にした渋滞が15分ありましたが、45分で小田原駅に到着しました。
降車場所は、小田原駅西口の北条早雲公像の前。
マイクロバスはこれから迎えの送迎車になるようです。
箱根・強羅 佳ら久 まとめ
立石真平料理長の六つ喜の料理は、やっぱり美味い感動もの。出汁と餡、そして軽く揚げたもの。そんな一皿をまた食べに来たいです。施設はオリックスの高級旅館、部屋はホテル寄りのしつらえ。サービスはオリックスレベルですが、フリーフローは、満足度高いです。
部屋に籠もって、フリーフローを楽しみ、六つ喜で舌鼓。そんな過ごし方をする宿です。
★「箱根・強羅 佳ら久」(箱根/強羅温泉)
★「箱根・強羅 佳ら久」が好きなら、この旅館もおすすめ
「熱海・伊豆山 佳ら久」(伊豆/熱海伊豆山温泉)
「HAKONE NICA」(箱根/宮城野温泉)
「玉峰館」(伊豆/河津・峰温泉)
箱根・強羅 佳ら久
料金・基本情報はこちら ▶ 箱根・強羅 佳ら久
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