伊豆高原、大室山の麓にある限定6室の宿、お宿うち山に行ってきました。
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朝食が美味しい宿としてテレビでも取り上げられる旅館。楽しみにしての訪問です。


お宿うち山 アクセス


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東京駅から特急踊り子で2時間。

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伊豆高原駅に到着です。

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伊豆高原駅からはタクシーで10分。

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お宿うち山に到着です。

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お宿うち山に到着です。

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にじり口のような戸から作務衣姿のスタッフが出てきて、

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館内へ案内されます。

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ロビー。
お宿うち山のパブリック空間はここだけ。

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香がただよう空間。

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お土産も売っています。

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ロビーの階段を上ると、吹き抜けの2階に本棚。
温かい空気が上に上がってくるので、もわっとする空間です。

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フロントも立ち寄らず、そのまま部屋に案内されます。


お宿うち山 部屋


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お宿うち山の部屋は全6室。すべて離れになっています。

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本日の部屋、われもこう。
メゾネット形式和洋室 雪タイプ 81㎡。

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玄関から。

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スリッパの用意もありますが、そのまま裸足で入室します。

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部屋にただようのは茶香炉のかおり。

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ふすまを開いて、

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部屋に入ります。

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1階の和室10畳。

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生け花。

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チェックインは部屋にて。宿帳に記入します。

ここで仲居さんから部屋の説明があります。
部屋の温泉は、内風呂39度、露天風呂40度と細かく調整されているそうです。

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お着きの菓子。
お茶は掛川の深蒸し茶。

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菓子は、恵那川上屋の栗観世。
栗きんとんが中に入っている水まんじゅう。

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部屋の鍵。

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広縁には、

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寝っ転がるためのソファ。

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洗面台と、

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タオル。

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こちらには飲み物。

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冷蔵庫。

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冷蔵庫は、プランによって無料。
ビール(アサヒ、エビス、キリン)×2、日本酒出羽桜、梅酒、天然水×2、C.C.Lemon、DAKARA、お茶、烏龍茶。
これが全部フリーです。

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ネスプレッソ。
カプセルは20種類。こんなに多種を置いている旅館は初めて見ました。

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茶器もおしゃれ。

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1階の和室を反対から。

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DVDプレーヤー。
DVDの貸し出しは無いので持参が必要。

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お宿うち山は、今どき珍しい喫煙可のため、灰皿もありました。

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浴衣、フリースマント。

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では、階段で2階に上ってみます。

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2階は、ベッドルーム。



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パジャマ。

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CDプレーヤー。
CDの貸し出しは無いので持参が必要。

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窓から見えるのが露天風呂。

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脱衣場。

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タオル、バスタオル、アメニティ。

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内風呂と洗い場。
内風呂は、身体を縮こませて入るほど小さめ。

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露天風呂。
写真だと縦に長いように見えますが、実際はほぼ正方形。
小さくて足は伸ばせません。

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露天風呂からの景色は、遠くに相模灘。


お宿うち山 夕食


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お宿うち山の夕食時間は、18時から又は18時半から。部屋食です。
時間になると、テレビ台の下にある内線が鳴り、仲居さんが準備に来ます。

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最初のセット。

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お宿うち山 ドリンクメニュー 1/5

お宿うち山は、十四代や新政、飛露喜といった全国の希少な日本酒がラインナップ。
全6室の旅館でこの品ぞろえは異常に豊富。消費しきれているのか心配になるくらいです。

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お宿うち山 ドリンクメニュー 2/5

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お宿うち山 ドリンクメニュー 3/5

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お宿うち山 ドリンクメニュー 4/5

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お宿うち山 ドリンクメニュー 5/5

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飲み物は、田酒ではじめます。

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食前酒は磯自慢。
静岡の地酒です。

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座附 車海老と雲丹の琥珀寄せ
   鮎の一夜干し
   太刀魚南蛮漬け 生湯葉生山葵
   白セロリお浸し
   順才とオクラのゼリー酢

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座附 車海老と雲丹の琥珀寄せ

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   鮎の一夜干し

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   太刀魚南蛮漬け

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   生湯葉生山葵

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   白セロリお浸し

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   順才とオクラのゼリー酢

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続いてのお椀。

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御椀 鱧葛叩き 清まし仕立て
   翡翠茄子 梅肉 防風

つつましい味付けながらうまみを感じる。比較的好きな味です。
鱧の背は固い。

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続いて、造里が来ました。
醤油に、海苔を醤油で炊いたもの、伊豆の天然塩が付けあわせ。

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造里 黒むつ 金目鯛 あおり烏賊
   伊佐木 海苔醤 天城産山葵

肉厚な伊佐木がおいしい。上質なハムみたいな食べ応えです。

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冷鉢 冷製炊合せ
   冬瓜 南瓜 小芋
   蒸し鮑 蓮芋 振り柚子

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強肴 賀茂茄子と静岡そだち牛の田楽
   アスパラガス 白髪葱 針辛子

これ美味しい。味噌と牛肉と茄子がマッチしています。

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留肴 毛蟹 もずく 叩き芋
   芽葱 土佐酢

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最後にごはん。

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食事 鰻小丼 実山椒
留椀 地海苔 赤出汁
香の物 お宿のぬか漬けと旬のもの

地海苔の赤出汁、うま。

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食事と留椀はおかわり可。もちろんお願いしました。
違う茶碗で到着。

おかわりにもちゃんと鰻がのっています。
おかわりの量予測はつかないのでしょうけど、どのくらい焼いているのでしょうね。

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水菓子 静岡県産ぐり茶のプリン
    白玉 小豆

スプーンを置く竹は凍らせてありました。

お宿うち山の夕食は、
粛々と出てくる正統な和食。いずれも高級感のある内容でした。
朝食で有名な宿でありますが、夕食を含めた和食を目的にできる宿です。

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お宿うち山は、館内にも周辺にも夜を過ごす施設はありませんので、
早々にベッドにもぐりこみます。
おやすみなさい。


お宿うち山 朝食


翌朝。
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うぐいすの声が聞こえる朝です。

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お宿うち山の朝食時間は、8時半から又は9時から。
10分前にベッド横の内線が鳴りました。
1階に係が準備に入ってきますが、2階のベッドに寝転がりながら準備を待ちます。

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朝食の最初のセット。
新聞も持ってきてくれます。

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最初の品は、木箱で運ばれてきました。

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食事が全部揃いました。

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蓋を開けて。

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木箱の中には、ご飯のお供。
玉子焼き、じゃこ天、牛肉の煮込み、魚の甘辛煮、
しそわかめ、山葵海苔、大根のお浸し、自家製豆腐、しらす

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白身魚と赤身魚の海苔巻き。
ごはんではなく、海苔以外は魚でできている一品。

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香の物

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サラダは、オリーブオイルと塩で。

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金目鯛の西京焼き。
温かい状態での提供です。

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茶碗蒸し。
こちらも温かい。

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さあ、お宿うち山 朝食の名物 のオープンです。

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お宿うち山 朝食の名物 鮑のあんかけ

土鍋でぐつぐつ煮立った状態での提供。

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ごはんは釜で到着。

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釜炊きのきれいなごはんです。

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ここに鮑のあんかけをかけて、

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あんかけ丼にして頂きます。

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鮑のあんかけと釜のごはんは、

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全部頂きました。

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デザート
ヨーグルト オレンジジュレ はちみつ やまもも

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食後はコーヒーか紅茶。紅茶をお願いしました。

お宿うち山の朝食は、
名物「鮑のあんかけ」を食べれたという印象。朝食までわくわくが続きます。
魚の身だけで作られた海苔巻きなど、他の料理も美味しいです。

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精算は部屋にて。仲居さんが伝票を持ってきてくれます。
一緒に、お土産のタオルをくれました。

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それでは、部屋を出ます。

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出発の時は、料理人も出てきてスタッフ総出でお見送り。


お宿うち山 周辺観光


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お宿うち山は、本当に大室山の中腹。
左手にこんもりとした山が見えます。

周辺観光は、大室山へ。

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大室山リフト山麓駅へ。
お宿うち山から徒歩15分程度の距離ですが、
ずっと急な上り坂ですので、タクシーで来た方がよいです。

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大室山の山頂駅までリフトで約5分の空中散歩。

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山頂駅から、向こう側の山頂までは遊歩道を歩きます。
山頂遊歩道は1周ぐるっと徒歩20~30分です。

お宿うち山 まとめ


名物の朝食「鮑のあんかけ」がある旅館。
食事は正統な和食で、これも美味しく、食事を目的にできる旅館です。
温泉も部屋、パブリック空間や周辺施設は何もありません。部屋でゆっくりする、をする宿です。

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お宿うち山
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