専用船でしか行けない宿、南紀勝浦温泉 碧き島の宿 熊野別邸 中の島 に行ってきました。

島全体が旅館の一島一旅館。世界遺産熊野古道・熊野三山を訪れるのにも最適な宿です。

中の島の最寄駅は、紀勢本線の紀伊勝浦駅。
前日までの予約制である送迎車で、送迎船乗り場に向かいます。

送迎船乗り場までは、徒歩でも駅から7分の距離。
客船待合処。

ここでチェックイン。

無料のカップ式飲料自販機がある待合処です。

宿帳に記入します。
ここで、夕食と朝食の時間も決めます。
夕食時間は17:30〜45入場または19:30の2部制。
朝食時間は7:00〜9:00の間で30分刻みからの選択です。

そして、船は12人乗りなのでと、ここで翌日の船便復路の時間も仮決めします。
時間を決めると、船便時刻が書かれたチケットを渡されます。空きがあればフロントで随時変更可能。
チェックインのバインダーは、そのまま宿のフロントまで手で持っています。

送迎船乗り場は、客船待合処のすぐ近く。

この桟橋から送迎船に乗ります。

中の島の専用線です。

12人乗りの小型船。

向かうは、正面に見える島です。

送迎船で5分。
熊野別邸 中の島に到着です。

船着場には、荷物を受け取るスタッフがカートとともにずらっとお出迎え。
荷物がない客は、すたすたとアプローチを進みます。

凪の抄の客室は船着場を向いています。

ドアを一つ入り、

もう一つドアを入り、

ロビー。
流水と鳥のさえずりのBGMです。

フロントに宿帳のバインダーを渡して、正式チェックイン。
ホテル的に洗練されたスタッフの案内で部屋に進みます。
中の島は、潮聞亭と新館「凪の抄」があります。
本日の予約は、凪の抄です。

エレベーターで、

2階へ。
廊下も流水と鳥のさえずりのBGM。

廊下を進み、

本日の部屋、錦浦。
風の抄露天風呂付スーペリアコーナー/オーシャンビュー (和室)。

踏込から、

リビング空間。

ベッド空間。

ベットとリビングが縦並びになっている細長い空間です。

部屋菓子は、鮪せんべいとミニペットボトルのお茶。

リビングの壁には、

テレビが隠されていました。

窓の外はテラスです。

部屋にある飲み物は、コーヒー、お茶、ミネラルウォーターのみ。

コーヒーは中の島オリジナル。

茶器もおしゃれ。

冷蔵庫は空です。

クローゼットには丹前と、

浴衣、作務衣。

水回りは、

洗面台。

中の島オリジナル包装のアメニティ。

ポンプのアメニティ。

シャワーブースの先に、

テラス。

テラスのはじに露天風呂があります。

部屋の露天風呂は、チェックイン時はお湯が張られておらず、
18時ころからはじめて19時頃にお湯が張られるのだそう。
希望があれば前倒し可能とのことで、お願いしました。
はじめてからお湯が張るまで40分かかります。

なお、部屋の露天風呂は温泉ではなく、沸かし湯です。

凪の抄の景色は、船着場のある海。
勝浦湾は島や半島に囲まれており、波が穏やか。凪の海です。

それでは、鍵を手に取り、

大浴場に向かいます。

館内図。
中の島は、島全体が敷地になっており、
凪の抄と、潮聞亭や大浴場は、反対側の海に面しています。

その両者をつないでいるのが、島の山を貫くトンネル。

トンネルの先が、潮聞亭の入口です。

大浴場へは、もう一つトンネルを通り抜けます。

中の島の大浴場は、夜間に男女入れ替え。
名物の絶景露天風呂「紀州潮聞之湯」は、男性は翌朝になります。

脱衣所。

タオル、バスタオル完備。

大浴場。

露天風呂。

海に面した温泉なので、海水のようなお湯を想像していましたが、全く違います。
硫黄のにおいのする良質な泉質、舐めても海水のようなしょっぱさはありません。

身体を乗り出せば、太平洋まで続く海の景色です。

夜間に男女入れ替え。

内風呂。

紀州潮聞之湯へはトンネルを通ります。

紀州潮聞之湯。
中の島を紹介する写真でよく見る景色です。

紀州潮聞之湯は、実は3段に分かれた浴槽になっています。
先の写真は、波の湯・風の湯。

岩の湯はこちら。

岩の湯は洞窟になっており、

岩の湯の中からは、外の景色を見ることができます。

実は、さらにもう一つ浴槽、星の湯があります。
脇にある階段を上がると、

岩の湯の真上にあたる場所に、星の湯がありました。
星の湯は、寝湯。のんびりと湯にあたることができます。

風の抄1階ラウンジ「磐座(いわくら)」

ラウンジではコーヒーや梅酒、スナックが提供され、ジャズが流れる空間でリラックスした時間を過ごせます。

お菓子は、梅肉入りチョコクランチの熊野古道物語と、明治のチョコ。
ドリンクは、水、アイスコーヒー、アイスティーと、

コーヒーマシンとお茶各種。

屋外のソファも利用することができます。

船着場を正面に。

コーヒーとお菓子を頂きました。

おみやげ処は風の抄1階フロント横にあります。

潮聞亭1階ロビーにあたる湯上り処。

湯上り処では、お茶とアイスが無料で楽しめるがあります。

天台鳥薬茶。

アイスキャンディー。

15時〜18時の間は、ビールも追加。

天台鳥薬茶、ビール、アイスキャンディーをいただきます。

ここには、熊野別邸中の島の模型が置いてありました。

上が船着場と凪の抄。
下が潮聞亭。左が大浴場の建物です。

島の守り神「白龍大神」。
熊野別邸 中の島

潮聞亭の最上階である5階からは、屋上を通じて山上遊歩道に出ることができます。
足湯用のタオルが置いてありました。

潮聞亭の屋上からの景色。

潮聞亭の部屋は、こちら側の海の景色になっています。
勝浦湾は、島や半島に囲まれており、波が穏やか。凪の海です。

ちなみに、屋上からは、大浴場の露天風呂「紀州潮聞之湯」は丸見え。潮聞亭の部屋からも見えるのでしょう。

そのため、女性専用の湯浴み着が用意されています。

建物の屋上から、ここから山に入っていきます。

アスファルト舗装がされていますが、ちゃんと山道のアップダウン。

山道をずんずん進んでいくと、

足湯「空海(そらみ)の湯」。

山の上から、海を見ながらの足湯です。

終点の見晴らし台。

太平洋が一望です。

手前に見えるのは、紀の松島。

船着場の横には、釣り場の表示。

釣竿を持参して、釣りを楽しむことができます。
釣り具の有料レンタルもあるようで、

釣り場の横に置いてありました。

釣れた魚は、無料で加工してくれるそうです。

勝浦湾の穏やかな海での釣りになるのでしょう。

対岸の紀伊勝浦の町のほうを向いた黒潮足湯。
干潮の時間帯のみオープンです。

さて、夕食の時間となりました。
熊野別邸中の島の夕食時間は、17:30〜45入場または19:30の2部制。17:30に入場しました。
夕食会場は、潮聞亭1階ダイニング熊野の恵です。

衝立で区切られたレストラン席。

本日の席はこちら。

ちょうど夕日の時間でした。

最初のセット。

お品書き。

熊野別邸中の島 ドリンクメニュー1/3

熊野別邸中の島 ドリンクメニュー2/3

熊野別邸中の島 ドリンクメニュー3/3

ドリンクは、和歌山の地酒、黒牛ではじめます。

食前酒

先付 熊野桜長芋煮
少し温かい椀。

造里 熊野灘の造里盛合わせ
伊佐木・紀州生鮪・障泥烏賊・鰤平

漁火 紀伊半島ブランド和牛の肉尽くし
松阪牛・伊賀牛・熊野牛
新玉葱・小松菜・大黒占地・金柑

右から松坂牛、伊賀牛、熊野牛。
分厚くて、とろける肉。

鍋に投入します。

付けあわせは、きんかん。

おろし金で、きんかんを皮ごとすり、ささらで払って、

お肉にのせていただきます。

続いては焼肴。

焼肴 春の鯖味噌焼き
真鯛の桜葉寿司
桜葉寿司は、ふわっと桜餅の味。
鰆の味噌食べ比べ。

続いての品は、

留看 春鮑ジュレ掛け
春香る筍の木の芽焼

食事 福結の碓井豆御飯
香の物・芽吹きのとろろ味噌椀

ご飯、味噌汁はおかわり可能。両方お願いしました。

デザートには、桜茶を一緒に。

テーブルでお湯を注いて桜茶になります。

甘味 桜葛餅と白雪添え

桜葛餅

白雪添え

夕食を終えて退席するとき、カウンターで金平糖をくれました。
熊野別邸中の島の夕食は、素早く進みます。50分ぐらいで食べ終わりました。
それなりの客数がある旅館ですが、そのオペレーションと洗練さを両立した、
快適な夕食でした。

ラウンジ「磐座(いわくら)」は、19時〜22時には梅酒バーとなり、梅酒と日本酒が追加。

基本セルフですが、スタッフが1人常駐しておりカウンターで注文すると席まで持ってきてくれます。

お酒は、紀州の地酒太平洋と梅酒。
おつまみは、スパイスピー、スナックピー、柿ピー、チーズインスナック、明治のチョコ。

中の島は、風の抄は全10室ながら、潮聞亭を合わせると全44室という中規模旅館。
梅酒バーもそれなりの人数が来て、静かに過ごすというわけにはまいりません。部屋に持ち帰り可とのことでしたので、部屋でゆっくりと梅酒をいただきました。

夜の凪の抄。

部屋に戻り、ベッドにもぐりこみます。
おやすみなさい。
翌朝。

東向きである風の抄の部屋には、日の出の光が入ってきます。

送迎船は朝から稼働しています。

朝食も会場は、潮聞亭1階ダイニング熊野の恵。トンネルを通って潮聞亭に向かいます。
朝食会場前では、朝市が開かれていました。朝市は6時半〜8時まで。

朝食会場、ダイニング熊野の恵。
朝食時間は、7:00〜9:00の間で30分刻みからの選択です。

今日の席はこちら。

お重が広げられて、最初のセット。

さらに、ブッフェのメニューがあります。

フレッシュサラダ

和歌山梅干し食べ比べ
しそ梅 紀州五代梅 はちみつ梅うす塩

和歌山県田辺市の職人のソーセージ

まぐろの刺身

バン各種
いざなみパン クロワッサン

勝浦の和菓子店「あんじゅあん」 深緋(こきあけ) 色の熊野の餡熊野粒あんトースト

大内山プレーンヨーグルト ドライフルーツ
ブルーベリーソース 本日のフルーツ

フルーツグラノーラ 蜜柑ジュース 珈琲

ブッフェをとると、朝食全体はこんな感じ。

先付のメニュー

ひとかさね(壱の段)
熊野灘で水揚げされた鉄分豊富な紀州生鮪のやまかけ
地元から仕入れた卵と当館の熟練した料理人が焼き上げた出汁巻き卵
自慢の出汁で炊き上げた蕪、地蛸を柔らかく炊き上げました。

ふたかさね(武の段)
秋刀魚の一夜干し 鮪の味醂干し の香ばしさと南紀郷土の味を、お愉しみください。


みかさね(参の段)
地魚と小松菜の胡麻和え
茄子の生姜ジュレ掛け
梅ちりめん
高菜漬け

焜炉・味噌汁・ご飯
熊野和牛ロールキャベツ 柚子餡かけ

浅利味噌汁
御飯は、もちもち感があり、ふっくらとした味わい深い 三重県度一等米「結びの神」
ご飯味噌汁はおかわり可能。ビュッフェには置いていないので声がけする形です。

ブッフェの品々。

まぐろの刺身

フレッシュサラダ

和歌山梅干し食べ比べ

和歌山県田辺市の職人のソーセージ

バン各種 いざなみパン クロワッサン
勝浦の和菓子店「あんじゅあん」 深緋(こきあけ) 色の熊野の餡熊野粒あんトースト

フルーツグラノーラ

大内山プレーンヨーグルト ドライフルーツ
ブルーベリーソース 本日のフルーツ

蜜柑ジュース 珈琲
熊野別邸中の島の朝食は、ハーフブッフェがあることがちょっと楽しい。
サラダやドリンクだけというレベルではなく、梅干し食べ比べ、まぐろの刺身、あんバタートーストなど、充実しているのも嬉しいです。

朝食後は、ラウンジでひと息。

翌朝のラウンジにも、スナックとドリンクが置いてあります。
ロータスビスケットと明治のチョコ。

船着場の海を見ながら。

緑茶でひと息。

精算とチェックアウトはフロントにて。
復路の船のチケットを渡して、

送迎船にのりこみます。

手を振るスタッフに見送られて

段々と、

段々と見えなくなります。

名残惜しいかな熊野別邸中の島。

この島全体が、熊野別邸中の島の敷地です。

船着場では、待合処のスタッフが待っていて、
那智勝浦駅まで送迎をしてくれました。
しかし、熊野古道や熊野三山は、どのスポットに行けば良いのか、1泊2日でどう回ればいいのかを簡単に説明している情報は意外と見つかりませんでした。
今回まわってみた行程が一番いいかなと思いましたので紹介します。参考になれば幸いです。

初日は、白浜駅から紀伊勝浦駅まで特急くろしお1号で移動します。
特急の初電にあたる列車。羽田空港から南紀白浜空港へ朝の飛行機で来た場合もこの移動時間となります。

熊野古道の写真といえば那智山にある大門坂の写真。大門坂は熊野那智大社の参道にあたる道です。
大門坂、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、那智の滝というスポットは分かったのですが、どう回ればいいのかがどのパンフレットを見てもよくわかりません。
紀伊勝浦駅前の観光案内所に行くと、そのような問い合わせが多いのでしょう、

わかりやすいマップが用意されていました。

紀伊勝浦駅から那智山行きのバスに乗り、大門坂バス停を降りて、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、三重塔、飛瀧神社、那智の滝バス停から紀伊勝浦駅へ戻る。合計2時間強の行程になります。

大門坂バス停を降りて、
大門坂はここから入っていきます。
ここから熊野那智大社まで上り階段が続く約40分の道になります。

鳥居をくぐり、

夫婦杉の先から、

熊野古道らしい景色が続いていきます。

多富気王子。

段々と木々が深くなり、

古道が続いていきます。

大門坂の山道の階段をのぼりきると、

ようやく那智山バス停のエリアまで到着しました。
もうすでに足はガタガタですが、ここからさらに熊野那智大社まで階段が続きます。

ようやっと大きな鳥居が見えて、手水舎で手水を取ります。

最後の階段を登れば、

熊野那智大社です。

那智山青岸渡寺は、すぐ隣。

那智の滝は、那智山青岸渡寺の境内からも拝むことができます。

三重塔の先に見えるのが、那智の滝です。

少し階段を下って三重塔も立ち寄ります。
ここから、再び階段をずっと降りていく道が続き、

飛瀧(ひろう)神社の鳥居に到着しました。
ここには那智の滝バス停があります。

さらに階段を登ったり下ったりして、熊野那智大社別宮飛瀧神社へ。

鳥居の先に那智の瀧。

正面に那智の滝を拝むことができます。

さらに拝観料300円で、御瀧拝所舞台に進むことができます。

ここからは那智の滝を一番近くに見ることができ、滝からのしぶきをわずかに感じることができます。

那智の滝バス停から紀伊勝浦駅へ戻りました。

紀伊勝浦駅ではあらかじめお願いしていた熊野別邸 中の島の送迎車のスタッフが待っていてくれました。
送迎車で客船待合処向かいました。

翌日はチェックアウト後、紀伊勝浦駅から特急くろしおで20分、

新宮駅に到着です。

熊野速玉大社は、新宮駅から徒歩15分。

熊野速玉大社の神門。

熊野速玉大社は、拝殿が奥にあり、手前にいくつかの宮が並んでいます。

熊野速玉大社の拝殿。

門前の名物は、もうで餅。
新宮に本店を構える和菓子店珍重庵が作る、
熊野三山の門前のみで販売する土産です。

熊野速玉大社、熊野本宮大社、那智山で包み紙が違うんだとか。

こし餡を包んだ餅を、うるち米の玄米粉をまぶした素朴な風味でした。

熊野速玉大社から熊野本宮大社へは、路線バスで約1時間です。

熊野本宮大社のエリアには、熊野本宮大社と大斎原があります。

熊野本宮大社。

参道は階段です。

熊野本宮大社は、ここから先は撮影禁止でした。

熊野本宮大社の門前町から横道に入ると、

大斎原。
高さ約34mの日本一大きな大鳥居がありました。

熊野本宮大社から、南紀白浜空港行のバス「快速 熊野古道号」にのります。

下道のバスに揺られて2時間20分で南紀白浜空港に到着。

南紀白浜空港からJAL便で羽田空港への帰路につきました。
風の抄ではスモールラグジュアリーのような快適な滞在ができつつ、紀州潮聞之湯のような大きな大浴場や、ハーフビュッフェのある朝食など中型大型旅館的なスケールのある設備もあり、楽しさと気軽さもあります。
実は南海電鉄の経営。和歌山では間違いなく1番の宿です。
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島全体が旅館の一島一旅館。世界遺産熊野古道・熊野三山を訪れるのにも最適な宿です。
目次
1. 熊野別邸 中の島 アクセス
2. 熊野別邸 中の島 部屋
3. 熊野別邸 中の島 大浴場
4. 熊野別邸 中の島 館内施設
5. 熊野別邸 中の島 夕食
6. 熊野別邸 中の島 梅酒バー
7. 熊野別邸 中の島 朝食
8. 熊野別邸 中の島 観光(熊野古道・熊野三山)
9. 熊野別邸 中の島 まとめ
1. 熊野別邸 中の島 アクセス
2. 熊野別邸 中の島 部屋
3. 熊野別邸 中の島 大浴場
4. 熊野別邸 中の島 館内施設
5. 熊野別邸 中の島 夕食
6. 熊野別邸 中の島 梅酒バー
7. 熊野別邸 中の島 朝食
8. 熊野別邸 中の島 観光(熊野古道・熊野三山)
9. 熊野別邸 中の島 まとめ
熊野別邸 中の島 アクセス

中の島の最寄駅は、紀勢本線の紀伊勝浦駅。
前日までの予約制である送迎車で、送迎船乗り場に向かいます。

送迎船乗り場までは、徒歩でも駅から7分の距離。
客船待合処。

ここでチェックイン。

無料のカップ式飲料自販機がある待合処です。

宿帳に記入します。
ここで、夕食と朝食の時間も決めます。
夕食時間は17:30〜45入場または19:30の2部制。
朝食時間は7:00〜9:00の間で30分刻みからの選択です。

そして、船は12人乗りなのでと、ここで翌日の船便復路の時間も仮決めします。
時間を決めると、船便時刻が書かれたチケットを渡されます。空きがあればフロントで随時変更可能。
チェックインのバインダーは、そのまま宿のフロントまで手で持っています。

送迎船乗り場は、客船待合処のすぐ近く。

この桟橋から送迎船に乗ります。

中の島の専用線です。

12人乗りの小型船。

向かうは、正面に見える島です。

送迎船で5分。
熊野別邸 中の島に到着です。

船着場には、荷物を受け取るスタッフがカートとともにずらっとお出迎え。
荷物がない客は、すたすたとアプローチを進みます。

凪の抄の客室は船着場を向いています。

ドアを一つ入り、

もう一つドアを入り、

ロビー。
流水と鳥のさえずりのBGMです。

フロントに宿帳のバインダーを渡して、正式チェックイン。
ホテル的に洗練されたスタッフの案内で部屋に進みます。
熊野別邸 中の島 部屋
中の島は、潮聞亭と新館「凪の抄」があります。
本日の予約は、凪の抄です。

エレベーターで、

2階へ。
廊下も流水と鳥のさえずりのBGM。

廊下を進み、

本日の部屋、錦浦。
風の抄露天風呂付スーペリアコーナー/オーシャンビュー (和室)。

踏込から、

リビング空間。

ベッド空間。

ベットとリビングが縦並びになっている細長い空間です。

部屋菓子は、鮪せんべいとミニペットボトルのお茶。

リビングの壁には、

テレビが隠されていました。

窓の外はテラスです。

部屋にある飲み物は、コーヒー、お茶、ミネラルウォーターのみ。

コーヒーは中の島オリジナル。

茶器もおしゃれ。

冷蔵庫は空です。

クローゼットには丹前と、

浴衣、作務衣。

水回りは、

洗面台。

中の島オリジナル包装のアメニティ。

ポンプのアメニティ。

シャワーブースの先に、

テラス。

テラスのはじに露天風呂があります。

部屋の露天風呂は、チェックイン時はお湯が張られておらず、
18時ころからはじめて19時頃にお湯が張られるのだそう。
希望があれば前倒し可能とのことで、お願いしました。
はじめてからお湯が張るまで40分かかります。

なお、部屋の露天風呂は温泉ではなく、沸かし湯です。

凪の抄の景色は、船着場のある海。
勝浦湾は島や半島に囲まれており、波が穏やか。凪の海です。

それでは、鍵を手に取り、

大浴場に向かいます。
熊野別邸 中の島 大浴場

館内図。
中の島は、島全体が敷地になっており、
凪の抄と、潮聞亭や大浴場は、反対側の海に面しています。

その両者をつないでいるのが、島の山を貫くトンネル。

トンネルの先が、潮聞亭の入口です。

大浴場へは、もう一つトンネルを通り抜けます。

中の島の大浴場は、夜間に男女入れ替え。
名物の絶景露天風呂「紀州潮聞之湯」は、男性は翌朝になります。

脱衣所。

タオル、バスタオル完備。

大浴場。

露天風呂。

海に面した温泉なので、海水のようなお湯を想像していましたが、全く違います。
硫黄のにおいのする良質な泉質、舐めても海水のようなしょっぱさはありません。

身体を乗り出せば、太平洋まで続く海の景色です。
翌日

夜間に男女入れ替え。

内風呂。

紀州潮聞之湯へはトンネルを通ります。

紀州潮聞之湯。
中の島を紹介する写真でよく見る景色です。

紀州潮聞之湯は、実は3段に分かれた浴槽になっています。
先の写真は、波の湯・風の湯。

岩の湯はこちら。

岩の湯は洞窟になっており、

岩の湯の中からは、外の景色を見ることができます。

実は、さらにもう一つ浴槽、星の湯があります。
脇にある階段を上がると、

岩の湯の真上にあたる場所に、星の湯がありました。
星の湯は、寝湯。のんびりと湯にあたることができます。
熊野別邸 中の島 館内施設
ラウンジ「磐座(いわくら)」

風の抄1階ラウンジ「磐座(いわくら)」

ラウンジではコーヒーや梅酒、スナックが提供され、ジャズが流れる空間でリラックスした時間を過ごせます。

お菓子は、梅肉入りチョコクランチの熊野古道物語と、明治のチョコ。
ドリンクは、水、アイスコーヒー、アイスティーと、

コーヒーマシンとお茶各種。

屋外のソファも利用することができます。

船着場を正面に。

コーヒーとお菓子を頂きました。
おみやげ処

おみやげ処は風の抄1階フロント横にあります。
湯上り処

潮聞亭1階ロビーにあたる湯上り処。

湯上り処では、お茶とアイスが無料で楽しめるがあります。

天台鳥薬茶。

アイスキャンディー。

15時〜18時の間は、ビールも追加。

天台鳥薬茶、ビール、アイスキャンディーをいただきます。

ここには、熊野別邸中の島の模型が置いてありました。

上が船着場と凪の抄。
下が潮聞亭。左が大浴場の建物です。
白龍大神

島の守り神「白龍大神」。
熊野別邸 中の島
山上遊歩道

潮聞亭の最上階である5階からは、屋上を通じて山上遊歩道に出ることができます。
足湯用のタオルが置いてありました。

潮聞亭の屋上からの景色。

潮聞亭の部屋は、こちら側の海の景色になっています。
勝浦湾は、島や半島に囲まれており、波が穏やか。凪の海です。

ちなみに、屋上からは、大浴場の露天風呂「紀州潮聞之湯」は丸見え。潮聞亭の部屋からも見えるのでしょう。

そのため、女性専用の湯浴み着が用意されています。

建物の屋上から、ここから山に入っていきます。

アスファルト舗装がされていますが、ちゃんと山道のアップダウン。

山道をずんずん進んでいくと、

足湯「空海(そらみ)の湯」。

山の上から、海を見ながらの足湯です。

終点の見晴らし台。

太平洋が一望です。

手前に見えるのは、紀の松島。
釣り場

船着場の横には、釣り場の表示。

釣竿を持参して、釣りを楽しむことができます。
釣り具の有料レンタルもあるようで、

釣り場の横に置いてありました。

釣れた魚は、無料で加工してくれるそうです。

勝浦湾の穏やかな海での釣りになるのでしょう。
黒潮足湯

対岸の紀伊勝浦の町のほうを向いた黒潮足湯。
干潮の時間帯のみオープンです。
熊野別邸 中の島 夕食

さて、夕食の時間となりました。
熊野別邸中の島の夕食時間は、17:30〜45入場または19:30の2部制。17:30に入場しました。
夕食会場は、潮聞亭1階ダイニング熊野の恵です。

衝立で区切られたレストラン席。

本日の席はこちら。

ちょうど夕日の時間でした。

最初のセット。

お品書き。

熊野別邸中の島 ドリンクメニュー1/3

熊野別邸中の島 ドリンクメニュー2/3

熊野別邸中の島 ドリンクメニュー3/3

ドリンクは、和歌山の地酒、黒牛ではじめます。

食前酒

先付 熊野桜長芋煮
少し温かい椀。

造里 熊野灘の造里盛合わせ
伊佐木・紀州生鮪・障泥烏賊・鰤平

漁火 紀伊半島ブランド和牛の肉尽くし
松阪牛・伊賀牛・熊野牛
新玉葱・小松菜・大黒占地・金柑

右から松坂牛、伊賀牛、熊野牛。
分厚くて、とろける肉。

鍋に投入します。

付けあわせは、きんかん。

おろし金で、きんかんを皮ごとすり、ささらで払って、

お肉にのせていただきます。

続いては焼肴。

焼肴 春の鯖味噌焼き
真鯛の桜葉寿司
桜葉寿司は、ふわっと桜餅の味。
鰆の味噌食べ比べ。

続いての品は、

留看 春鮑ジュレ掛け
春香る筍の木の芽焼

食事 福結の碓井豆御飯
香の物・芽吹きのとろろ味噌椀

ご飯、味噌汁はおかわり可能。両方お願いしました。

デザートには、桜茶を一緒に。

テーブルでお湯を注いて桜茶になります。

甘味 桜葛餅と白雪添え

桜葛餅

白雪添え

夕食を終えて退席するとき、カウンターで金平糖をくれました。
熊野別邸中の島の夕食は、素早く進みます。50分ぐらいで食べ終わりました。
それなりの客数がある旅館ですが、そのオペレーションと洗練さを両立した、
快適な夕食でした。
熊野別邸 中の島 梅酒バー

ラウンジ「磐座(いわくら)」は、19時〜22時には梅酒バーとなり、梅酒と日本酒が追加。

基本セルフですが、スタッフが1人常駐しておりカウンターで注文すると席まで持ってきてくれます。

お酒は、紀州の地酒太平洋と梅酒。
おつまみは、スパイスピー、スナックピー、柿ピー、チーズインスナック、明治のチョコ。

中の島は、風の抄は全10室ながら、潮聞亭を合わせると全44室という中規模旅館。
梅酒バーもそれなりの人数が来て、静かに過ごすというわけにはまいりません。部屋に持ち帰り可とのことでしたので、部屋でゆっくりと梅酒をいただきました。

夜の凪の抄。

部屋に戻り、ベッドにもぐりこみます。
おやすみなさい。
熊野別邸 中の島 朝食
翌朝。

東向きである風の抄の部屋には、日の出の光が入ってきます。

送迎船は朝から稼働しています。

朝食も会場は、潮聞亭1階ダイニング熊野の恵。トンネルを通って潮聞亭に向かいます。
朝食会場前では、朝市が開かれていました。朝市は6時半〜8時まで。

朝食会場、ダイニング熊野の恵。
朝食時間は、7:00〜9:00の間で30分刻みからの選択です。

今日の席はこちら。

お重が広げられて、最初のセット。

さらに、ブッフェのメニューがあります。

フレッシュサラダ

和歌山梅干し食べ比べ
しそ梅 紀州五代梅 はちみつ梅うす塩

和歌山県田辺市の職人のソーセージ

まぐろの刺身

バン各種
いざなみパン クロワッサン

勝浦の和菓子店「あんじゅあん」 深緋(こきあけ) 色の熊野の餡熊野粒あんトースト

大内山プレーンヨーグルト ドライフルーツ
ブルーベリーソース 本日のフルーツ

フルーツグラノーラ 蜜柑ジュース 珈琲

ブッフェをとると、朝食全体はこんな感じ。

先付のメニュー

ひとかさね(壱の段)
熊野灘で水揚げされた鉄分豊富な紀州生鮪のやまかけ
地元から仕入れた卵と当館の熟練した料理人が焼き上げた出汁巻き卵
自慢の出汁で炊き上げた蕪、地蛸を柔らかく炊き上げました。

ふたかさね(武の段)
秋刀魚の一夜干し 鮪の味醂干し の香ばしさと南紀郷土の味を、お愉しみください。


みかさね(参の段)
地魚と小松菜の胡麻和え
茄子の生姜ジュレ掛け
梅ちりめん
高菜漬け

焜炉・味噌汁・ご飯
熊野和牛ロールキャベツ 柚子餡かけ

浅利味噌汁
御飯は、もちもち感があり、ふっくらとした味わい深い 三重県度一等米「結びの神」
ご飯味噌汁はおかわり可能。ビュッフェには置いていないので声がけする形です。

ブッフェの品々。

まぐろの刺身

フレッシュサラダ

和歌山梅干し食べ比べ

和歌山県田辺市の職人のソーセージ

バン各種 いざなみパン クロワッサン
勝浦の和菓子店「あんじゅあん」 深緋(こきあけ) 色の熊野の餡熊野粒あんトースト

フルーツグラノーラ

大内山プレーンヨーグルト ドライフルーツ
ブルーベリーソース 本日のフルーツ

蜜柑ジュース 珈琲
熊野別邸中の島の朝食は、ハーフブッフェがあることがちょっと楽しい。
サラダやドリンクだけというレベルではなく、梅干し食べ比べ、まぐろの刺身、あんバタートーストなど、充実しているのも嬉しいです。

朝食後は、ラウンジでひと息。

翌朝のラウンジにも、スナックとドリンクが置いてあります。
ロータスビスケットと明治のチョコ。

船着場の海を見ながら。

緑茶でひと息。

精算とチェックアウトはフロントにて。
復路の船のチケットを渡して、

送迎船にのりこみます。

手を振るスタッフに見送られて

段々と、

段々と見えなくなります。

名残惜しいかな熊野別邸中の島。

この島全体が、熊野別邸中の島の敷地です。

船着場では、待合処のスタッフが待っていて、
那智勝浦駅まで送迎をしてくれました。
熊野別邸 中の島 観光(熊野古道・熊野三山)
那智山
熊野別邸 中の島は、熊野古道と熊野三山の観光に最適な立地。しかし、熊野古道や熊野三山は、どのスポットに行けば良いのか、1泊2日でどう回ればいいのかを簡単に説明している情報は意外と見つかりませんでした。
今回まわってみた行程が一番いいかなと思いましたので紹介します。参考になれば幸いです。

初日は、白浜駅から紀伊勝浦駅まで特急くろしお1号で移動します。
特急の初電にあたる列車。羽田空港から南紀白浜空港へ朝の飛行機で来た場合もこの移動時間となります。

熊野古道の写真といえば那智山にある大門坂の写真。大門坂は熊野那智大社の参道にあたる道です。
大門坂、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、那智の滝というスポットは分かったのですが、どう回ればいいのかがどのパンフレットを見てもよくわかりません。
紀伊勝浦駅前の観光案内所に行くと、そのような問い合わせが多いのでしょう、

わかりやすいマップが用意されていました。

紀伊勝浦駅から那智山行きのバスに乗り、大門坂バス停を降りて、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、三重塔、飛瀧神社、那智の滝バス停から紀伊勝浦駅へ戻る。合計2時間強の行程になります。

大門坂バス停を降りて、
大門坂はここから入っていきます。
ここから熊野那智大社まで上り階段が続く約40分の道になります。

鳥居をくぐり、

夫婦杉の先から、

熊野古道らしい景色が続いていきます。

多富気王子。

段々と木々が深くなり、

古道が続いていきます。

大門坂の山道の階段をのぼりきると、

ようやく那智山バス停のエリアまで到着しました。
もうすでに足はガタガタですが、ここからさらに熊野那智大社まで階段が続きます。

ようやっと大きな鳥居が見えて、手水舎で手水を取ります。

最後の階段を登れば、

熊野那智大社です。

那智山青岸渡寺は、すぐ隣。

那智の滝は、那智山青岸渡寺の境内からも拝むことができます。

三重塔の先に見えるのが、那智の滝です。

少し階段を下って三重塔も立ち寄ります。
ここから、再び階段をずっと降りていく道が続き、

飛瀧(ひろう)神社の鳥居に到着しました。
ここには那智の滝バス停があります。

さらに階段を登ったり下ったりして、熊野那智大社別宮飛瀧神社へ。

鳥居の先に那智の瀧。

正面に那智の滝を拝むことができます。

さらに拝観料300円で、御瀧拝所舞台に進むことができます。

ここからは那智の滝を一番近くに見ることができ、滝からのしぶきをわずかに感じることができます。

那智の滝バス停から紀伊勝浦駅へ戻りました。

紀伊勝浦駅ではあらかじめお願いしていた熊野別邸 中の島の送迎車のスタッフが待っていてくれました。
送迎車で客船待合処向かいました。
翌日
熊野速玉大社

翌日はチェックアウト後、紀伊勝浦駅から特急くろしおで20分、

新宮駅に到着です。

熊野速玉大社は、新宮駅から徒歩15分。

熊野速玉大社の神門。

熊野速玉大社は、拝殿が奥にあり、手前にいくつかの宮が並んでいます。

熊野速玉大社の拝殿。

門前の名物は、もうで餅。
新宮に本店を構える和菓子店珍重庵が作る、
熊野三山の門前のみで販売する土産です。

熊野速玉大社、熊野本宮大社、那智山で包み紙が違うんだとか。

こし餡を包んだ餅を、うるち米の玄米粉をまぶした素朴な風味でした。

熊野速玉大社から熊野本宮大社へは、路線バスで約1時間です。
熊野本宮大社

熊野本宮大社のエリアには、熊野本宮大社と大斎原があります。

熊野本宮大社。

参道は階段です。

熊野本宮大社は、ここから先は撮影禁止でした。

熊野本宮大社の門前町から横道に入ると、

大斎原。
高さ約34mの日本一大きな大鳥居がありました。

熊野本宮大社から、南紀白浜空港行のバス「快速 熊野古道号」にのります。

下道のバスに揺られて2時間20分で南紀白浜空港に到着。

南紀白浜空港からJAL便で羽田空港への帰路につきました。
熊野別邸 中の島 まとめ
専用船でしか行けない島の宿。非日常体験でワクワクするのが続いていきます。風の抄ではスモールラグジュアリーのような快適な滞在ができつつ、紀州潮聞之湯のような大きな大浴場や、ハーフビュッフェのある朝食など中型大型旅館的なスケールのある設備もあり、楽しさと気軽さもあります。
実は南海電鉄の経営。和歌山では間違いなく1番の宿です。
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熊野別邸 中の島

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