鹿児島県の妙見温泉、忘れの里 雅叙苑に行ってきました。

日本でも数少ないミシュラン2つ星の旅館。茅葺屋根の古民家が点在する集落を再現し、自然豊かな日本の原風景に滞在する宿として全国から客を集めています。

羽田空港から鹿児島空港までJAL便で2時間弱。

鹿児島空港に到着です。
鹿児島空港からタクシーで約15分。

妙見温泉、忘れの里 雅叙苑に到着です。

路線バスも通る道路から、雅叙苑の敷地の道路を下ります。

木々に囲まれて雰囲気の良い道路を進みます。
看板の「この道にわとり優先」とは?と思いながら、

車止めに到着です。

忘れの里 雅叙苑の看板には、
JR九州の周遊型豪華寝台列車(クルーズトレイン)ななつ星in九州で利用されていることの表示。

車止めには、既にスタッフが何人も出てきていてお出迎え。

スタッフの先導で、この道を歩きます。
雰囲気の良いアプローチ。

木々が頭のうえにかぶさっていて、緑に包まれるような心地よさ。良いところに来たぞと思わせます。

茅葺きの建物が見えてきました。

かたわらからの水の音も心地よい。

フロントは、この小さな建物。
常にフルオープンなフロントでは、客が一人二人入れるカウンターがあり、
ここで立ったまま宿帳に記入してチェックイン。夕食時間、朝食時間も決めます。
そのままスタッフに案内されて先に進みます。

フロントの隣は囲炉裏。
夜には、焼酎のサービスがあるのだそう。

囲炉裏の奥にある、食処喫茶 不忘舎へ。

食処喫茶 不忘舎でお茶の提供です。

窓が空けられた空間は、美しくて居心地のよい空間。

いくつかのテーブルがありますが、

こちらの席からも、

こちらの席からも、
良き空間になっています。

お菓子はよもぎ団子。
そば粉を使ったよもぎもちに、さつまいものあんが入った一品でした。

食べ終わったらこちらの黒いベルを押してくださいと言われ、早々に押しました。

再びスタッフが来て、部屋へと案内をしてくれます。
雅叙苑は、茅葺屋根の古民家を移築した離れ家形式のお部屋がたった8室。
部屋へとつながる階段の小道を上がっていきます。

木々に包まれた自然を感じる。現代の喧騒を忘れたノスタルジックな世界。
日本の原風景、田舎を再現したという雅叙苑です。
本日の部屋は、一番奥にありました。

本日の部屋、けやき。
お風呂リビング付き客室(タイプB)
板の間+和室6帖+テラス+お風呂リビング+アティック(屋根裏部屋)

玄関から、

踏込。

踏込には、花が生けてありました。

板の間+和室6帖。

板の間。

冷蔵庫には、ミネラルウォーターと緑茶。

グラス。

こちらの障子は、

押し入れになっていました。

浴衣、丹前。
貸切風呂には、バスタオルを部屋から持参です。

板の間を反対から。

座布団には、にわとりのイラスト。

照明は、梁にスポットライト。

隣は、

和室6帖。

こたつ布団にも、にわとりのイラスト。

こたつの上には、ウェルカムメッセージが置いてありました。
本物の葉っぱに手書きです。

お茶は霧島茶。

テレビもあります。

和室を反対から。

この障子の先が、お風呂リビング。

お風呂リビングは、かつて露天風呂であったところに屋根壁をとりつけ、屋内風呂にしたのだそう。
露天風呂ではなくなったことで、夏は虫の懸念がなくなって喜ばれているのだとか。

足下は床暖房。

石風呂。

深めの石風呂です。

石をくりぬかれた階段を上がって、入ります。
足を伸ばせる幅はありませんが、比較的深め。

シャワーブース。

アメニティ。

お風呂リビングは、ベッドを配置して、リビングとして過ごすことができるようになっています。
外からホーホケキョとウグイスの声も聞こえてきます。

お風呂リビングには、

コーヒーマシンがありました。

コーヒーカップはこちらに。

こちらの冷蔵庫は空。

タオル、バスタオル完備。

テラスはありますが、眼下には天降川。
正面には別の旅館である妙見石原荘があるからか、木々で隠されて景色はほとんどありません。

洗面台。

アメニティ。

ポンプ式のアメニティ。

こちらからお風呂に入るのが元々のルートなのでしょう。

板の間には階段があります。

階段を上ると、

上にもう一部屋。

屋根裏部屋がありました。
何かあるわけてもありませんが、

エアコンと、

敷物が置いてありました。

下をのぞき込むことができ、さながら秘密基地です。

それでは、鍵と入浴中の札を持って、

貸切風呂に向かいます。

貸切風呂は、フロントの方に戻り、車止めの先にあります。

ここから建湯・ラムネ湯に進みます。

日帰り利用の12 : 00~15 : 00以外の時間帯で貸切風呂(貸切無料)となる建湯は、
2つの浴槽があります。

建湯。

部屋から持ってきた入浴中の札をかけて扉を閉めます。

端っこに脱衣スペースのある建湯。

タオル完備。バスタオルは部屋から持参です。

石がくりぬかれた源泉かけ流しの温泉です。

かぶり湯も。
お湯をかぶると、鉄分のにおい。
石造りの浴槽にも、茶褐色の付着物。
妙見温泉は豊富な鉄分を含む温泉です。

建湯はもう1か所。

こちらも石をくりぬいた浴槽です。

タオル完備です。

ラムネ湯は1か所だけ。

入浴中の札はここにかけます。

階段を下りた、川の横にあります。

ラムネ湯の建屋の中には、2つの温泉。

タオル完備。

ラムネ湯。
お湯は皮膚に気泡がついていく炭酸泉。
ぬるめのお湯はいつまでも入っていられるようなリラックスできる温泉です。

ラムネ湯の源泉は、浴槽の下の穴から直接湧き出しています。

隣の浴槽は、鉄分の源泉に少しだけラムネ湯を混ぜた熱いお湯でした。

湯上りでひと息つくスペースは、囲炉裏です。

囲炉裏の柱には、御用の方はたたいて下さいという札。

用事があるときは、カンカンと板をたたきます。

囲炉裏には、おやつと書かれた籠がぶら下げられていました。

籠の中には、ふくれ菓子。

横にはご自由にどうぞとレモン水が用意されていました。

レモンと氷が入れられた甕。
ひしゃくですくいます。

風を感じながら、ふくれ菓子を囲炉裏でいただきます。
お盆に田舎に帰ってきたような、懐かしい気持ちを思い出させます。

屋外のフロントですが、いつ行ってもスタッフが常駐していました。

小さな売店スペースも併設。

囲炉裏においてあったお菓子、ふくれ菓子も販売されていました。

食処喫茶 不忘舎には、雑誌や新聞が置いてあるだけですが、

オープンエアーのカウンターで、
雅叙苑の風景を眺めている時間は、なにより心地よい時間でした。

雅叙苑には、敷地内を自由に歩き回るにわとりがいます。
雅叙苑を代表する宿のアイドルです。

あるときは通路にいて、

あるときは水屋の前に。

だいたい2羽そろってうろうろ。

自由気ままに過ごしています。

雅叙苑の夕食時間は、17:00/17:30/18:00/18:30からの選択。一番早い17:00にしました。
雅叙苑の夕食会場は、いちょうの間。
雅叙苑の名物は「鶏」。鶏のタタキから、地鶏鍋、味噌田楽にやきとりまで。
ちなみに、宿の敷地にいるにわとりはウェルカムスタッフなのだそう。なので関係ありません。

いちょうの間の前の水屋には、野菜が積み上げられていました

いちょうの間も古民家を移築した建物。

ここから入ります。

古民家の建物にテーブルの空間。

芋焼酎の瓶がディスプレイされています。

今日の席はこちら。窓辺の石敷きの床の席ですが、足下は床暖房です。

窓にもにわとりのマーク。

全ての宿泊者がここで食事をするレストラン席です。
BGMもないので、少人数のときは気まずい。

最初のセット。

お品書き。

雅叙苑の説明書きも。

箸袋には、筆で名前が書いてあって、

箸置きは、実のついた枝。
おしゃれです。

忘れの里 雅叙苑 1/4

忘れの里 雅叙苑 2/4
鹿児島の焼酎がそろっており、
幻の焼酎、森伊蔵も置いてあります。

忘れの里 雅叙苑 3/4

忘れの里 雅叙苑 4/4

コースターは、本物の葉っぱでした。

梅酒

刺身盛り
霧島の鶏のタタキと錦江傍の新鮮な魚の刺身を盛り合わせに
きびなご、刺身こんにゃく 酢味噌

鳥刺しは、左がムネ、右がモモ。
真ん中にきびなごです。

季節の野菜盛り合わせ
天空の森で探れる無農薬野菜と地元の旬のお野菜の盛り合わせ
ごま和えしての用意。

お皿に取っていただきます。

煮〆
畑の恵みをゆっくりと炊き上げた、素朴ながらも滋味深い味わいです

続いて鍋がきました。

テーブルで蓋をオープン。

地鶏鍋
じっくりことこと炊きだすこと三時間
さつま芋のてんぶんで作っただご入り。滋味溢れる一杯です

最初はだしを一口サーブされます。
うん、うまい。

続いて具材。
鳥はかみごたえあり。だごはゼラチンやもちのような。自然な素材のうまさ。

さつま揚げ
錦江湾で上がった魚のすり身を揚げた鹿児島を代表する郷土料理
揚げたてあつあつです。

味噌󠄀田楽
自家製の田楽味噌󠄀がお野菜の旨味を引き立てます
麦味噌を使った味噌田楽。
豆腐、とり、こんにゃく、茄子。
鳥がかみごたえあり。美味しい。茄子はやわらか、甘めの味噌とよく合います。

焼きどり
自家製だれの焼きとり、焼き野菜、ガネをいっしょにどうぞ
焼鳥はやはりかみごたえがあります。

奥に隠れていた鹿児島の郷土料理「がね」。
さつまいもの千切りのかき揚げのようなもの。ふわっとして美味しい。

摘み草と深海魚の揚げもの
よもぎ・三つ葉・おおばこなどの摘み草と深海魚
深海魚はメヒカリ。摘み草は、三つ葉、おおばこ、よもぎ、どぐだみ、さつまいもの合わせ。

お口直し
りんごのシャーベット。

黒毛和牛
和牛オリンピックで日本一に輝いた鹿児島黒牛
ジューシーな黒毛和牛のステーキ。

豆乳蒸し
豆乳で作ったやさしいお味の茶わん蒸し

最後に食事とデザートが届きました。

お茶は、21種を使った薬草茶。

田舎蕎麦
鹿児島産そば粉を手打ちした田舎蕎麦です
田舎そばは、長さが2,3cmでぼそぼそ。本当に田舎らしいそばです。

ご飯

漬物

季節の果物
5月ですがスイカ。鹿児島では夏前から流通するそうです。
雅叙苑の夕食は、洗練された田舎料理。
派手さはないけれど、うまいうまいと感動します。
とり、なべ、出汁、いずれも絶品でした。

日本のなかでも西の方にあたる鹿児島。日没も遅く、夕食後もまだ明るい時間です。

雅叙苑の敷地にも、夜の明かりが灯りました。

道々にある竹筒には、火をつけたろうそくが立てられていました。

夕食の出迎えに向けて灯された敷地内に点在する竹筒のロウソク。

雅叙苑の写真でよく見るのは、部屋に向かう小道のロウソクでした。

囲炉裏では19時〜21時に焼酎のサービスがあります。
19時に敷地内を拍子木の音が回り、スタートを知らせます。

囲炉裏にくべられた薪の側で、スタッフが温めた焼酎が提供されます。

かっぽ酒。
竹で焼酎を温めて飲む、鹿児島らしい演出を体験できます。

おつまみは、きびなごの炙り。

おつまみを頂きながら、焼酎を飲みすすめます。

かっぽ酒のあとは、夜にもうひと風呂。

建湯。

奥の建湯。

ラムネ湯。

夜の雅叙苑の道も良い雰囲気。

水屋は夜の雰囲気も良いです。

小道の階段を上って部屋に戻ります。

部屋に戻ると、布団が敷かれていました。

障子の先は部屋の風呂。
かけ流しなので、ちょろちょろと温泉の水の流れる音が和室にも入ってきます。
枕元に届く、自動のヒーリングミュージックです。
朝食会場は、夕食と同じくいちょうの間です。

いちょうの間に向かいます。

朝の小道の景色、いいじゃないですか。
食処喫茶 不忘舎が見えて、雰囲気最高。

朝からウェルカムスタッフのにわとりがお出迎え。

朝食会場いちょうの間に向かう前に、水屋に立ち寄ります。

水屋で、焼き魚と卵料理の調理法を選択。
作りたてが席に届けられます。

魚はこちらからのチョイス。
鯖、鮭、鯛、鰺、ししゃも。

卵料理は、卵焼き、卵とじ、目玉焼きからのチョイス。

いちょうの間。
BGMはなく。外からのコケコッコーというにわとりの声がBGMです。

今朝の席はこちら。

最初のセット。

箸置きは、ししとう。

豆乳。
温めた豆乳です。

茄子、納豆

おひたし

豆腐

漬物

薪の釜戸で炊き上げるサツマイモ入りの白米と玄米

味噌汁は、

温泉玉子が入った味噌汁。

そばがき。

焼魚
水屋でチョイスした鯛です。

卵料理
水屋でチョイスした玉子焼き。

コーヒー

食後の菓子は、黒糖菓子ごまざた。
胡麻と溶かした黒糖を合わせて薄く伸ばしてパリパリに固めた銘菓です。
雅叙苑は朝食も自然な田舎料理。
水屋で調理させるチョイスメニューも楽しいです。

妙見温泉は山間の天降川にへばりつくように小さな宿がある温泉です。
雅叙苑は、中心から離れた場所ににあります。

雅叙苑から15分ほど歩くと、他の旅館が並んでいるエリアの妙見大橋に至ります。
ほとんど他の温泉客に会わない、静かな温泉地です。

雅叙苑のチェックアウトは12時。
フロントでチェックアウトします。

チェックアウト時に、軽食にとビニール袋に入れたおにぎりと玉子焼きをくれました。

手作りの小ぶりなおにぎりに、アルミホイルの中に玉子焼き。

路線バスを待つ間、食処喫茶 不忘舎へ。
水の音、鳥のさえずり。のどかな日本の原風景です。
左には漬物用の野菜が干してありました。

夜はロウソクで灯される竹筒は、日中は花が挿してありました。

客のいない時間には、石畳の隙間を埋めたりとメンテナンスをしており、
日本の原風景を維持することに、しっかりと手間とコストをかけていることを感じました。

さて、路線バスの時間となったので、ノスタルジックなこの世界からお別れ。

雅叙苑前バス停で待ちます。
雅叙苑のスタッフから、
路線バスは、バス停を一度通過してUターンしてから停まりますと聞かされていました。

本当に、一度全速力で通過して、

再び戻ってきました。
聞いていなければ焦ってしまいそうです。
このバスで鹿児島空港まで30分ですが、
この日は、バスを乗り継いで、次の訪問先である霧島温泉に向かいました。
あえてピカピカではなく、日本の原風景。お金をかけてわざとそうしているのであって、施設は古くはなく隅々まで目が行き届いてる一流の旅館であります。
写真だけでは魅力が伝わりきらない、ぜひ一度訪れてほしい旅館です。
★「忘れの里 雅叙苑」(九州/妙見温泉) ブログ
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日本でも数少ないミシュラン2つ星の旅館。茅葺屋根の古民家が点在する集落を再現し、自然豊かな日本の原風景に滞在する宿として全国から客を集めています。
目次
1. 忘れの里 雅叙園 アクセス
2. 忘れの里 雅叙園 部屋
3. 忘れの里 雅叙園 大浴場
4. 忘れの里 雅叙園 館内施設
5. 忘れの里 雅叙園 夕食
6. 忘れの里 雅叙園 夜の過ごし方
7. 忘れの里 雅叙園 朝食
8. 忘れの里 雅叙園 周辺散策
9. 忘れの里 雅叙園 まとめ
1. 忘れの里 雅叙園 アクセス
2. 忘れの里 雅叙園 部屋
3. 忘れの里 雅叙園 大浴場
4. 忘れの里 雅叙園 館内施設
5. 忘れの里 雅叙園 夕食
6. 忘れの里 雅叙園 夜の過ごし方
7. 忘れの里 雅叙園 朝食
8. 忘れの里 雅叙園 周辺散策
9. 忘れの里 雅叙園 まとめ
忘れの里 雅叙園 アクセス

羽田空港から鹿児島空港までJAL便で2時間弱。

鹿児島空港に到着です。
鹿児島空港からタクシーで約15分。

妙見温泉、忘れの里 雅叙苑に到着です。

路線バスも通る道路から、雅叙苑の敷地の道路を下ります。

木々に囲まれて雰囲気の良い道路を進みます。
看板の「この道にわとり優先」とは?と思いながら、

車止めに到着です。

忘れの里 雅叙苑の看板には、
JR九州の周遊型豪華寝台列車(クルーズトレイン)ななつ星in九州で利用されていることの表示。

車止めには、既にスタッフが何人も出てきていてお出迎え。

スタッフの先導で、この道を歩きます。
雰囲気の良いアプローチ。

木々が頭のうえにかぶさっていて、緑に包まれるような心地よさ。良いところに来たぞと思わせます。

茅葺きの建物が見えてきました。

かたわらからの水の音も心地よい。

フロントは、この小さな建物。
常にフルオープンなフロントでは、客が一人二人入れるカウンターがあり、
ここで立ったまま宿帳に記入してチェックイン。夕食時間、朝食時間も決めます。
そのままスタッフに案内されて先に進みます。

フロントの隣は囲炉裏。
夜には、焼酎のサービスがあるのだそう。

囲炉裏の奥にある、食処喫茶 不忘舎へ。

食処喫茶 不忘舎でお茶の提供です。

窓が空けられた空間は、美しくて居心地のよい空間。

いくつかのテーブルがありますが、

こちらの席からも、

こちらの席からも、
良き空間になっています。

お菓子はよもぎ団子。
そば粉を使ったよもぎもちに、さつまいものあんが入った一品でした。

食べ終わったらこちらの黒いベルを押してくださいと言われ、早々に押しました。

再びスタッフが来て、部屋へと案内をしてくれます。
雅叙苑は、茅葺屋根の古民家を移築した離れ家形式のお部屋がたった8室。
部屋へとつながる階段の小道を上がっていきます。

木々に包まれた自然を感じる。現代の喧騒を忘れたノスタルジックな世界。
日本の原風景、田舎を再現したという雅叙苑です。
本日の部屋は、一番奥にありました。
忘れの里 雅叙園 部屋

本日の部屋、けやき。
お風呂リビング付き客室(タイプB)
板の間+和室6帖+テラス+お風呂リビング+アティック(屋根裏部屋)

玄関から、

踏込。

踏込には、花が生けてありました。

板の間+和室6帖。

板の間。

冷蔵庫には、ミネラルウォーターと緑茶。

グラス。

こちらの障子は、

押し入れになっていました。

浴衣、丹前。
貸切風呂には、バスタオルを部屋から持参です。

板の間を反対から。

座布団には、にわとりのイラスト。

照明は、梁にスポットライト。

隣は、

和室6帖。

こたつ布団にも、にわとりのイラスト。

こたつの上には、ウェルカムメッセージが置いてありました。
本物の葉っぱに手書きです。

お茶は霧島茶。

テレビもあります。

和室を反対から。

この障子の先が、お風呂リビング。

お風呂リビングは、かつて露天風呂であったところに屋根壁をとりつけ、屋内風呂にしたのだそう。
露天風呂ではなくなったことで、夏は虫の懸念がなくなって喜ばれているのだとか。

足下は床暖房。

石風呂。

深めの石風呂です。

石をくりぬかれた階段を上がって、入ります。
足を伸ばせる幅はありませんが、比較的深め。

シャワーブース。

アメニティ。

お風呂リビングは、ベッドを配置して、リビングとして過ごすことができるようになっています。
外からホーホケキョとウグイスの声も聞こえてきます。

お風呂リビングには、

コーヒーマシンがありました。

コーヒーカップはこちらに。

こちらの冷蔵庫は空。

タオル、バスタオル完備。

テラスはありますが、眼下には天降川。
正面には別の旅館である妙見石原荘があるからか、木々で隠されて景色はほとんどありません。

洗面台。

アメニティ。

ポンプ式のアメニティ。

こちらからお風呂に入るのが元々のルートなのでしょう。

板の間には階段があります。

階段を上ると、

上にもう一部屋。

屋根裏部屋がありました。
何かあるわけてもありませんが、

エアコンと、

敷物が置いてありました。

下をのぞき込むことができ、さながら秘密基地です。

それでは、鍵と入浴中の札を持って、

貸切風呂に向かいます。
忘れの里 雅叙園 貸切風呂

貸切風呂は、フロントの方に戻り、車止めの先にあります。

ここから建湯・ラムネ湯に進みます。
建湯(たけるゆ)

日帰り利用の12 : 00~15 : 00以外の時間帯で貸切風呂(貸切無料)となる建湯は、
2つの浴槽があります。

建湯。

部屋から持ってきた入浴中の札をかけて扉を閉めます。

端っこに脱衣スペースのある建湯。

タオル完備。バスタオルは部屋から持参です。

石がくりぬかれた源泉かけ流しの温泉です。

かぶり湯も。
お湯をかぶると、鉄分のにおい。
石造りの浴槽にも、茶褐色の付着物。
妙見温泉は豊富な鉄分を含む温泉です。

建湯はもう1か所。

こちらも石をくりぬいた浴槽です。

タオル完備です。
ラムネ湯

ラムネ湯は1か所だけ。

入浴中の札はここにかけます。

階段を下りた、川の横にあります。

ラムネ湯の建屋の中には、2つの温泉。

タオル完備。

ラムネ湯。
お湯は皮膚に気泡がついていく炭酸泉。
ぬるめのお湯はいつまでも入っていられるようなリラックスできる温泉です。

ラムネ湯の源泉は、浴槽の下の穴から直接湧き出しています。

隣の浴槽は、鉄分の源泉に少しだけラムネ湯を混ぜた熱いお湯でした。
忘れの里 雅叙園 館内施設
囲炉裏

湯上りでひと息つくスペースは、囲炉裏です。

囲炉裏の柱には、御用の方はたたいて下さいという札。

用事があるときは、カンカンと板をたたきます。

囲炉裏には、おやつと書かれた籠がぶら下げられていました。

籠の中には、ふくれ菓子。

横にはご自由にどうぞとレモン水が用意されていました。

レモンと氷が入れられた甕。
ひしゃくですくいます。

風を感じながら、ふくれ菓子を囲炉裏でいただきます。
お盆に田舎に帰ってきたような、懐かしい気持ちを思い出させます。
フロント 売店

屋外のフロントですが、いつ行ってもスタッフが常駐していました。

小さな売店スペースも併設。

囲炉裏においてあったお菓子、ふくれ菓子も販売されていました。
食処喫茶 不忘舎

食処喫茶 不忘舎には、雑誌や新聞が置いてあるだけですが、

オープンエアーのカウンターで、
雅叙苑の風景を眺めている時間は、なにより心地よい時間でした。
にわとり

雅叙苑には、敷地内を自由に歩き回るにわとりがいます。
雅叙苑を代表する宿のアイドルです。

あるときは通路にいて、

あるときは水屋の前に。

だいたい2羽そろってうろうろ。

自由気ままに過ごしています。
忘れの里 雅叙園 夕食

雅叙苑の夕食時間は、17:00/17:30/18:00/18:30からの選択。一番早い17:00にしました。
雅叙苑の夕食会場は、いちょうの間。
雅叙苑の名物は「鶏」。鶏のタタキから、地鶏鍋、味噌田楽にやきとりまで。
ちなみに、宿の敷地にいるにわとりはウェルカムスタッフなのだそう。なので関係ありません。

いちょうの間の前の水屋には、野菜が積み上げられていました

いちょうの間も古民家を移築した建物。

ここから入ります。

古民家の建物にテーブルの空間。

芋焼酎の瓶がディスプレイされています。

今日の席はこちら。窓辺の石敷きの床の席ですが、足下は床暖房です。

窓にもにわとりのマーク。

全ての宿泊者がここで食事をするレストラン席です。
BGMもないので、少人数のときは気まずい。

最初のセット。

お品書き。

雅叙苑の説明書きも。

箸袋には、筆で名前が書いてあって、

箸置きは、実のついた枝。
おしゃれです。

忘れの里 雅叙苑 1/4

忘れの里 雅叙苑 2/4
鹿児島の焼酎がそろっており、
幻の焼酎、森伊蔵も置いてあります。

忘れの里 雅叙苑 3/4

忘れの里 雅叙苑 4/4

コースターは、本物の葉っぱでした。

梅酒

刺身盛り
霧島の鶏のタタキと錦江傍の新鮮な魚の刺身を盛り合わせに
きびなご、刺身こんにゃく 酢味噌

鳥刺しは、左がムネ、右がモモ。
真ん中にきびなごです。

季節の野菜盛り合わせ
天空の森で探れる無農薬野菜と地元の旬のお野菜の盛り合わせ
ごま和えしての用意。

お皿に取っていただきます。

煮〆
畑の恵みをゆっくりと炊き上げた、素朴ながらも滋味深い味わいです

続いて鍋がきました。

テーブルで蓋をオープン。

地鶏鍋
じっくりことこと炊きだすこと三時間
さつま芋のてんぶんで作っただご入り。滋味溢れる一杯です

最初はだしを一口サーブされます。
うん、うまい。

続いて具材。
鳥はかみごたえあり。だごはゼラチンやもちのような。自然な素材のうまさ。

さつま揚げ
錦江湾で上がった魚のすり身を揚げた鹿児島を代表する郷土料理
揚げたてあつあつです。

味噌󠄀田楽
自家製の田楽味噌󠄀がお野菜の旨味を引き立てます
麦味噌を使った味噌田楽。
豆腐、とり、こんにゃく、茄子。
鳥がかみごたえあり。美味しい。茄子はやわらか、甘めの味噌とよく合います。

焼きどり
自家製だれの焼きとり、焼き野菜、ガネをいっしょにどうぞ
焼鳥はやはりかみごたえがあります。

奥に隠れていた鹿児島の郷土料理「がね」。
さつまいもの千切りのかき揚げのようなもの。ふわっとして美味しい。

摘み草と深海魚の揚げもの
よもぎ・三つ葉・おおばこなどの摘み草と深海魚
深海魚はメヒカリ。摘み草は、三つ葉、おおばこ、よもぎ、どぐだみ、さつまいもの合わせ。

お口直し
りんごのシャーベット。

黒毛和牛
和牛オリンピックで日本一に輝いた鹿児島黒牛
ジューシーな黒毛和牛のステーキ。

豆乳蒸し
豆乳で作ったやさしいお味の茶わん蒸し

最後に食事とデザートが届きました。

お茶は、21種を使った薬草茶。

田舎蕎麦
鹿児島産そば粉を手打ちした田舎蕎麦です
田舎そばは、長さが2,3cmでぼそぼそ。本当に田舎らしいそばです。

ご飯

漬物

季節の果物
5月ですがスイカ。鹿児島では夏前から流通するそうです。
雅叙苑の夕食は、洗練された田舎料理。
派手さはないけれど、うまいうまいと感動します。
とり、なべ、出汁、いずれも絶品でした。
忘れの里 雅叙園 夜の過ごし方

日本のなかでも西の方にあたる鹿児島。日没も遅く、夕食後もまだ明るい時間です。

雅叙苑の敷地にも、夜の明かりが灯りました。

道々にある竹筒には、火をつけたろうそくが立てられていました。

夕食の出迎えに向けて灯された敷地内に点在する竹筒のロウソク。

雅叙苑の写真でよく見るのは、部屋に向かう小道のロウソクでした。

囲炉裏では19時〜21時に焼酎のサービスがあります。
19時に敷地内を拍子木の音が回り、スタートを知らせます。

囲炉裏にくべられた薪の側で、スタッフが温めた焼酎が提供されます。

かっぽ酒。
竹で焼酎を温めて飲む、鹿児島らしい演出を体験できます。

おつまみは、きびなごの炙り。

おつまみを頂きながら、焼酎を飲みすすめます。

かっぽ酒のあとは、夜にもうひと風呂。

建湯。

奥の建湯。

ラムネ湯。

夜の雅叙苑の道も良い雰囲気。

水屋は夜の雰囲気も良いです。

小道の階段を上って部屋に戻ります。

部屋に戻ると、布団が敷かれていました。

障子の先は部屋の風呂。
かけ流しなので、ちょろちょろと温泉の水の流れる音が和室にも入ってきます。
枕元に届く、自動のヒーリングミュージックです。
忘れの里 雅叙園 朝食
雅叙苑の朝食時間は、8:00/8:30/9:00からの選択。朝食会場は、夕食と同じくいちょうの間です。

いちょうの間に向かいます。

朝の小道の景色、いいじゃないですか。
食処喫茶 不忘舎が見えて、雰囲気最高。

朝からウェルカムスタッフのにわとりがお出迎え。

朝食会場いちょうの間に向かう前に、水屋に立ち寄ります。

水屋で、焼き魚と卵料理の調理法を選択。
作りたてが席に届けられます。

魚はこちらからのチョイス。
鯖、鮭、鯛、鰺、ししゃも。

卵料理は、卵焼き、卵とじ、目玉焼きからのチョイス。

いちょうの間。
BGMはなく。外からのコケコッコーというにわとりの声がBGMです。

今朝の席はこちら。

最初のセット。

箸置きは、ししとう。

豆乳。
温めた豆乳です。

茄子、納豆

おひたし

豆腐

漬物

薪の釜戸で炊き上げるサツマイモ入りの白米と玄米

味噌汁は、

温泉玉子が入った味噌汁。

そばがき。

焼魚
水屋でチョイスした鯛です。

卵料理
水屋でチョイスした玉子焼き。

コーヒー

食後の菓子は、黒糖菓子ごまざた。
胡麻と溶かした黒糖を合わせて薄く伸ばしてパリパリに固めた銘菓です。
雅叙苑は朝食も自然な田舎料理。
水屋で調理させるチョイスメニューも楽しいです。
忘れの里 雅叙園 周辺散策

妙見温泉は山間の天降川にへばりつくように小さな宿がある温泉です。
雅叙苑は、中心から離れた場所ににあります。

雅叙苑から15分ほど歩くと、他の旅館が並んでいるエリアの妙見大橋に至ります。
ほとんど他の温泉客に会わない、静かな温泉地です。

雅叙苑のチェックアウトは12時。
フロントでチェックアウトします。

チェックアウト時に、軽食にとビニール袋に入れたおにぎりと玉子焼きをくれました。

手作りの小ぶりなおにぎりに、アルミホイルの中に玉子焼き。

路線バスを待つ間、食処喫茶 不忘舎へ。
水の音、鳥のさえずり。のどかな日本の原風景です。
左には漬物用の野菜が干してありました。

夜はロウソクで灯される竹筒は、日中は花が挿してありました。

客のいない時間には、石畳の隙間を埋めたりとメンテナンスをしており、
日本の原風景を維持することに、しっかりと手間とコストをかけていることを感じました。

さて、路線バスの時間となったので、ノスタルジックなこの世界からお別れ。

雅叙苑前バス停で待ちます。
雅叙苑のスタッフから、
路線バスは、バス停を一度通過してUターンしてから停まりますと聞かされていました。

本当に、一度全速力で通過して、

再び戻ってきました。
聞いていなければ焦ってしまいそうです。
このバスで鹿児島空港まで30分ですが、
この日は、バスを乗り継いで、次の訪問先である霧島温泉に向かいました。
忘れの里 雅叙園 まとめ
山あいの日本の原風景。一歩入ったときから、緑に包まれる良き空間に来たと感じ、ずっと心落ち着く滞在をさせてくれます。あえてピカピカではなく、日本の原風景。お金をかけてわざとそうしているのであって、施設は古くはなく隅々まで目が行き届いてる一流の旅館であります。
写真だけでは魅力が伝わりきらない、ぜひ一度訪れてほしい旅館です。
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忘れの里 雅叙園
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忘れの里 雅叙園

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