いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

カテゴリ: 伊豆

伊豆は河津にある峰温泉の 玉峰館 に行ってきました。
玉峰館_54
食事が評判の宿で、期待しての訪問です。

玉峰館_2
東京からは、特急踊り子で約100分。
河津桜で有名な河津駅に到着です。
改札を出たところで、宿のスタッフのお出迎え。

玉峰館_7
チェックインは15時ですが、14時以降であれば、事前に電話をしておくと送迎に来てくれます。

玉峰館_50
送迎車で5分。玉峰館に到着です。
駐車場横ののれんをくぐり、

玉峰館_53
日本庭園の石畳をすすみます。
建物が見えてきて、左に回り込むと、

玉峰館_54
玉峰館のシンボル、湯気がもくもくと立つ源泉やぐらのある玄関に到着。

玉峰館_58
靴のまま、ロビーに案内されます。

玉峰館_62
ロビーは、クラシックピアノのBGM。

玉峰館_10
庭園を正面にするソファーで、
チェックイン。

玉峰館_8
宿帳を記入。
夕食朝食の時間、朝刊の新聞、帰りの送迎時間も聞かれます。

玉峰館_9
お茶菓子は、自家製わらびもち。
品があります。良い旅館に来たと思わせます。

玉峰館_60
ロビーのフロント横には、ワインセラー。

玉峰館_61
入手が難しいお酒も置いてありました。
夕食のダイニングで提供しています。ものによってはグラスでの提供も可とのこと。
夕食時に相談してみましょう。

玉峰館_63
ロビーに隣接するお土産コーナーは、
土産菓子と、クラスなどのラインナップでした。

玉峰館_46
チェックイン時間より早めの到着でしたので、しばらくロビーで待ち、
15時近くになって、部屋に案内されました。
階段で2階へ。

玉峰館_47
女性には、色浴衣レンタルのサービスがあるようです。

玉峰館_45
和室タイプのある廊下を進み、

玉峰館_29
歴史を感じるモダンな廊下に入ります。
天井の低さは、大正期築の昔ながらの旅館ならでは。

玉峰館_30
本日の部屋に到着。牡丹。
大正モダンツイン。

玉峰館_31
引き戸をひらけば、
ダークブラウンの板敷に、ガラス戸の空間。

玉峰館_32
ベッド付きの本間。
大正モダンというコンセプトで設えた部屋です。

玉峰館_35
窓からは、日本庭園を見下ろす形。
日本庭園の木々の先は、天城越えへつながる道路です。

玉峰館_34
本間を反対から。

玉峰館_37
照明もコンセプトに合わせたもの。アンティークではなく、雰囲気に合わせた新造品です。
建物は大正期築ですが、2012年に全面改築されており、空間は快適です。

玉峰館_38
水回り。
部屋に内風呂はありません。

玉峰館_39
アメニティ各種。

玉峰館_40
お手洗い。
座るとクラシックが流れる仕掛けになっていました。

玉峰館_11
浴衣と、

玉峰館_12
作務衣と羽織。
ダイニングは、浴衣でも、作務衣でもOKです。

玉峰館_13
冷蔵庫には、ビール、お茶、水が無料。

玉峰館_14
スティックコーヒーもありました。

玉峰館_36
部屋のお茶菓子は、
土産菓子たくさんでした。

玉峰館_66
それでは、鍵を手に取り、

玉峰館_44
スリッパをはいて、大浴場に向かいます。

玉峰館_18
大浴場 大岩露天 吹花(すいか)。
本館にある昔からの大浴場です。大浴場は、夜間に男女入れ替え。

玉峰館_15
脱衣場。

玉峰館_16
タオル・バスタオル完備です。

玉峰館_17
吹花は、露天風呂になっています。
峰温泉大噴湯公園の源泉やぐらの真隣で、ボフッボフッという音が響いてきます。
もちろん豊富な源泉かけ流し。

玉峰館_19
湯上がりのドリンクは、ファミレス型のドリンクバー。

玉峰館_42
温泉は、貸切風呂も3つあります。
1回40分。空きがあれば予約をして、何度でも利用可能。
早速フロントに電話をして、予約しました。

玉峰館_23
時間になったら、フロントで貸切風呂のカギを受け取ります。
貸切風呂 石風呂 光風。

玉峰館_27
こちらは、2012年に新設された浴場棟にあり、

玉峰館_21
もう一つの大浴場 風花(かぜはな)と、貸切風呂 陶器風呂 薫風との並びになっています。

玉峰館_26
貸切風呂 石風呂 光風 脱衣場。

玉峰館_24
タオル・バスタオルも、きれいに用意されています。

玉峰館_25
貸切風呂 石風呂 光風
浴槽に入ると、目線の上あたりまで外への視界が遮られており、
暗めの照明と合わせて、瞑想空間のような雰囲気になっていました。

玉峰館_56
浴場棟から、日本庭園を散策しながら、本館の部屋に戻ります。


さて、夕食の時間になりました。
この日の夕食は、17:30、18:00、18:30からの選択でした。
夕食は、一番早い17:30を選びました。
玉峰館_67
ダイニング旬菜六感。

玉峰館_68
カウンターもある、日本庭園に面したダイニングです。

玉峰館_70
今日の席はこちら、半個室。

玉峰館_77
外の景色はありませんが、落ち着いた空間で食事ができます。
ピアノのBGM。

玉峰館_71
最初のセット。
もう、この佇まいから、食事がおいしそうと期待させます。

玉峰館_74
御献立。

玉峰館_72
魚料理と肉料理は、プリフィックス。
席に着くとまず、魚料理を1つ・肉料理を1つを聞かれます。
どれも美味しそうで、悩みながらチョイスしました。

玉峰館_100
ドリンクは、マリアージュプランがおすすめ。
ですが、6杯出てくるとのことで、少し多すぎるので、
セレクトドリンクプランにしました。

玉峰館_101
玉峰館 ドリンクメニュー1/4。
メニューリストの他にも、ワインセラーにあるものも注文が可能です。

玉峰館_102
玉峰館 ドリンクメニュー2/4。

玉峰館_103
玉峰館 ドリンクメニュー3/4。

玉峰館_104
玉峰館 ドリンクメニュー4/4。

玉峰館_73
セレクトドリンクプランの最初は、静岡麦酒。

玉峰館_75
先付が出てきました。
もちろん器はあつあつ。蓋を開けると、

玉峰館_76
先付 牡蠣岡部真丈
   九条葱 共地餡 生姜 柚子

これはうまい。生牡蠣を想像していると全然違う、ただ、全てが調和した美味しい真丈。
無作法ながら、器を持ち上げてずるずると飲んでしまうくらい。むさぼり食べてしましました。

玉峰館_78
続いて、前菜が出てきました。

玉峰館_79
寒鰆幽庵焼き 子持ち昆布西京漬け

炭の台にのせての提供です。

玉峰館_80
炙り煮穴子 丸大根 木の芽

煮穴子はもちろん、出汁まで美味しい。
舌には刺激が少ないのに、のんだあと幸せになる、品のあるうまみ。これも飲んでしまいます。

玉峰館_81
天使海老 帆立 うるい 黄身酢

玉峰館_82
菜の花浸し いくら 糸賀喜

玉峰館_83
雲丹鮪寿司 山葵

小盛りのご飯に、ウニと鮪が、
ばらばらと載っている形なのに、不思議なことに全体が調和して美味しい。

玉峰館_84
続いては、お椀。

玉峰館_85
お椀 くえ蕪椀
   海老芋 占地 京壬生菜 松葉柚子

お椀もうまい。やはり品のある美味しさです。

玉峰館_86
セレクトドリンクプラン、2つ目のお酒は、伯楽星。

玉峰館_87
お造りとともに出てきました。

玉峰館_88
お造り 漁港より直送鮮魚四種
    鮪 平目 縞鯵 白海老
     煎り酒 土佐醤油 大島オーシャンソルト

お造りも美味しい。また日本酒に合います。
わさびの隣は、金山寺みそ。添え物の胡瓜大根まで食べれるように。

玉峰館_90
セレクトドリンクプラン、3つ目のお酒は、辛口を選びました。
シャトー・モンペラ・ブラン。

玉峰館_89
魚料理
 黒ムツ雲丹焼き いくら サバイヨンソース

黒ムツからソースまで、完璧に一体に調和した一品。
それぞれの具材はしっかりあるのに、食べ進めて途切れ目がありません。
気づいたらお皿が空になっている感じです。

玉峰館_93
最後にお酒を一つ追加注文。
ワインセラーから、新政No.6。
希少なお酒も普通に置いてあることにびっくりです。

玉峰館_91
肉料理
和牛ヒレ肉網焼き カンポートペッパー 岩塩

玉峰館_94
最後のご飯は、釜炊きで到着。

玉峰館_95
蓋を開けて、
きれいな鯛とカラスミのご飯。

玉峰館_97
お食事 鯛と唐墨御飯
    赤出汁 香の物

玉峰館_98
残ったご飯は、夜食にしてくれるとのことでしたが、
全部頂いてしまいました。

それでも、予備のご飯で夜食を用意してくれるそう。
21時に部屋に届けてくれるとのこと。

玉峰館_99
デザート ホワイトチョコアイス
     苺の和三盆マリネ

玉峰館の夕食は感動ものでした。
それぞれの一品が、素材によるだけではない、全体が調和した料理に完成されています。
舌には刺激が少ないのに、のんだあと幸せになる、品のあるうまみ。

玉峰館の料理長は、2020年に変わったらしく、立石真平料理長から、塩入崇史料理長に。
(ちなみに、立石料理長は、今は箱根強羅の佳ら久。)
料理長が変わっても、客は離れていないそうです。

玉峰館_48
玉峰館の食後の過ごし方は、バー。
21~24時の営業なので、21時に向かいました。
BAR ToteSYAN。
とてしゃんとは、大正から昭和初期の流行語。とても美人という意味だそうです。

玉峰館_108
落ち着いたシックなバー空間。
バーのメニューは、ダインイングとは異なり、カクテルやウィスキー各種も豊富。
白州のソーダ割りを一杯頂きました。

玉峰館_118
部屋に戻れば、夜食が届いていました。

玉峰館_119
保温タンブラーの中身は、だしスープ。
スープとして飲んでも、おにぎりを投入してお茶漬けにしてもOK。

飲んだ後にちょうどありがたいサービスです。

玉峰館_106
部屋からの夜景は、日本庭園のライトアップ。
ダイニングの窓辺からもこの景色ですね。

玉峰館_120
おなかいっぱいになりましたので、就寝。
おやすみなさい。


翌朝。
玉峰館_121
7時に起きれば、明るくなりつつある日本庭園です。

玉峰館_122
部屋の外には、日経新聞が届いていました。

玉峰館_123
朝風呂は、大浴場へ。
夜に男女入れ替え済で、朝は、
浴場棟にある、大浴場 湯処 風花(かざはな)。

玉峰館_124
脱衣場。

玉峰館_141
内風呂。

玉峰館_142
洗い場。

玉峰館_125
露天風呂。

玉峰館_126
温泉はもう一つ、朝に予約をしていた貸切風呂へ。
貸切風呂、夕凪。

玉峰館_127
貸切風呂 夕凪 は、本館にある温泉です。
昔は大浴場の一つとして使われていたのかな、という雰囲気です。

玉峰館_140
さて、8時になったので、朝食へ。
朝食は、8:00、9:30の二部制です。
会場は夕食と同じく、ダイニング 旬彩 六感。

玉峰館_128
ホールのテーブル席に案内されます。
明るいピアノのBGM。

玉峰館_129
料理が運ばれてきて、
釜炊き御飯が到着。蓋を開ければ湯気が上がります。
山形県産つや姫。

玉峰館_130
朝食が全部揃いました。

玉峰館_131
白菜としめじの煮びたし 卵焼き えぼ鯛の干物

玉峰館_133
野菜とさつま揚げの炊き合わせ 揚げ出し豆腐

玉峰館_134
まぐろ山かけ
れんこんきんぴら わさびの松前漬け
花かつおの佃煮 魚のしぐれ煮

玉峰館_136
白ごまのブランマンジェ

玉峰館の朝食、派手な見た目はないのに、高級旅館らしさがにじみ出ており、
やはりおいしい食事でした。


玉峰館_139
食後のドリンクは有料ですが、

玉峰館_137
ホットティーを頼めば、おしゃれなカップでの提供。

玉峰館_138
ティーバックでの提供も、こういう形だとおしゃれに変わりますね。

玉峰館_64
朝食後は、下駄を借りて散策へ。

玉峰館_152
玉峰館に隣接しているのが、峰温泉大噴湯公園。

玉峰館_147
間欠泉があり、1時間に1回ほど、決まった時間に吹き上がります。

玉峰館_149
かたわらには、温泉卵のスペース。

玉峰館_150
売店で2個150円で生卵を購入。

玉峰館_151
源泉で約13~15分。今日は14分ですとの案内に従い、卵を入れて待ちます。

玉峰館_153
最後に冷水で冷やして。

玉峰館_155
温泉卵の完成。
峰温泉の名物です。

玉峰館_59
玉峰館に戻り、フロントでチェックアウトしました。
帰りの送迎は定時の事前予約制。9:45/10:10/10:30/11:00/11:30。

玉峰館_3
9:45の送迎で河津駅に送ってもらいました。

玉峰館_4
河津桜で有名な河津は、
駅前から並木が続き、河津川沿いがメインとなります。

玉峰館_5
河津桜の季節は、2月ころ。
まもなく開花が始まるそうです。

玉峰館_157
河津駅から特急踊り子で、東京への帰路につきました。

玉峰館
食事を目的にできる宿です。
料理は感動もの。
それぞれの一品が、素材によるだけではない、全体が調和した料理に完成されています。
豊富な自噴の自家源泉による、源泉かけ流しの温泉も魅力。
経営は、FJネクストが2015年に買収。その前はGMO。大正年間創業とは言え、天井の低さなど建物の建て付けにのみ残り、
滞在空間はリノベーションされており快適。サービスも今どき。老舗旅館ではなく、最近の旅館というイメージのほうが近いです。
また料理を食べに行きたい旅館です。

★「玉峰館」(伊豆/河津・峰温泉) ブログ
★「玉峰館」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「東府や Resort&SPA Izu」(伊豆/吉奈温泉)
 「石葉」(箱根・湯河原/湯河原温泉)

玉峰館
料金・基本情報はこちら ▶ 玉峰館


旅館・ホテルランキング

熱海にあるわずか4室の高級旅館、ATAMI海峯楼に行ってきました。
海峯楼_0083
隈研吾が設計した、水とガラスをテーマにした建物で、
1日4組限定のプライベートなデザイナーズ旅館です。

海峯楼_0020
東京駅から東海道新幹線で45分、熱海駅に到着。

海峯楼_0021
ATAMI海峯楼の看板を持ったスタッフとミートし、送迎のアルファードへ。

海峯楼_0084
ATAMI海峯楼の立地は、熱海駅からすぐの丘の上。
車内で渡されたおしぼりもそこそこに、3分で到着。
大理石に覆われた外観。贅沢な建物です。

海峯楼_0082
ATAMI海峯楼の看板。

海峯楼_0081
エントランスを進むと、

海峯楼_0080
ガラスの橋。

海峯楼_0077
建物に入れば、そこは2階 バトラーデスク(フロント)。
灰色のスーツに黒色シャツ、シルバーのネクタイという格好の、
ギラギラしたバトラーに案内され、

海峯楼_0062
メインダイニングへ。
ジャズが流れる空間です。

海峯楼_0063
メインダイニングの広い窓からは、熱海の高台からの、相模湾と初島の景色。

海峯楼_0064
ソファー席に案内されます。

海峯楼_0024
ここで、ウェルカムドリンクの生姜紅茶の提供と、

海峯楼_0023
宿帳への記入。
宿帳もタブレットでの入力と、電子化していました。

チェックイン時に、夕食朝食の時間と、
貸切温泉の予約時間を聞かれました。
貸切温泉は、16時からと、朝7時からをお願いしました。

海峯楼_0089
それでは、部屋に案内されます。
本日の部屋は、爽和(さわ)。

海峯楼_0090
玄関からすぐの和室です。

海峯楼_0091
ドアを開いて踏み入れると、
ピッタリとしデザインされた空間。

海峯楼_0092
焚かれている香のかおりとともに。

海峯楼_0026
スリッパを履いて廊下を進み、

海峯楼_0027
和室50平米。
丸みをおびた天井のつくりから、デザイナー感がすごいです。

海峯楼_0028
和室を反対から。

海峯楼_0029
縁側には、窓際のソファー空間があり、

海峯楼_0030
海を見ながら寝っ転がることができます。

海峯楼_0098
部屋でのお菓子は、マカロン型の最中。
桜あんのもなかでした。

海峯楼_0097
床の間には生け花。

海峯楼_0094
部屋にはヒーリングミュージックが流されており、

海峯楼_0095
Bluetoothスピーカーの用意もありました。

海峯楼_0035
お手洗いも芸術空間の一つ。座ると音楽が流れます。

海峯楼_0031
洗面台と檜風呂。
部屋の風呂は、温泉ではなく沸かし湯です。

海峯楼_0032
袋の中に用意されたアメニティ。

海峯楼_0033
シャワーブースもあります。

海峯楼_0034
ボトルタイプのアメニティ。

海峯楼_0038
寝巻としてパジャマと、
館内着は、浴衣に、

海峯楼_0037
羽織の用意。

海峯楼_0036
クローゼットも、ハンガーが縦並びになっていて、
デザイン性を感じます。

海峯楼_0041
冷蔵庫は、お茶、水、ビールまでフリードリンク無料です。
追加は有料。

海峯楼_0039
ネスプレッソマシンも用意されており、

海峯楼_0040
おしゃれなコーヒーカップで、コーヒーを頂くことができます。

海峯楼_0093
それでは、爽和(さわ)の鍵を手に取り、

海峯楼_0043
草履を履いて部屋を出ます。

海峯楼_0072
2階からガラスの階段を上ると、

海峯楼_0073
ATAMI海峯楼の象徴、ウォーターバルコニー。

海峯楼_0074
ウォーターバルコニーは、
ラグジュアリースイート(誠波・風科)の宿泊者のみ食事会場として利用でき、
夕食は1日1組限定、朝食は時間をずらしての2組限定。

しかし、食事時間以外は、宿泊者はだれでも入ることができます。

海峯楼_0075
ふちの無い水盤は、そのまま海に繋がっているような錯覚にさせます。

海峯楼_0060
金屏風の大広間、楽精。

海峯楼_0061

版画家徳力富吉郎が描いた波と松の襖絵の大広間。

海峯楼_0100
ATAMI海峯楼は、1995年にバンダイの迎賓館として、
隈研吾の設計として作られたゲストハウス「水/ガラス」。
2010年に旅館として開業し、カトープレジャーグループが経営しています。
建てられた時代から、バブルの名残りの贅沢さを感じます。

海峯楼_0071
メインダイニングには、

海峯楼_0065
お土産コーナーもあり、

海峯楼_0069
おしゃれなグラスなど、この空間にあったもののほか、

海峯楼_0066
意外にも、桜えび煎餅など、典型的なお土産も置いてありました。

海峯楼_0088
そうしているうちに、16時となったので、貸切温泉に向かいます。
貸切温泉は、チェックイン時の50分単位の予約制。
バトラーデスクで、

海峯楼_0054
温泉浴場の鍵を受け取ります。

海峯楼_0057
1階の屋外に出て、滝の横を通り抜けると、

海峯楼_0056
このどこかに、貸切温泉への入口があります。

海峯楼_0055
入り口は忍者屋敷のように、ぴっちりと壁と一体化した扉でした。

海峯楼_0044
脱衣場。

海峯楼_0046
タオル、バスタオルももちろん完備。

海峯楼_0047
ATAMI海峯楼は、もともとがゲストハウスとして作られたため、大浴場が1カ所。
旅館として開業するにあたり、やむを得ず貸切温泉にしたとのことです。
なので、貸切としては異様に広い温泉です。

海峯楼_0050
お湯は壁から出てくるデザイン空間。
海に近いことから、舐めるとしょっぱい温泉でした。

海峯楼_0048
多数の洗い場と、

海峯楼_0049
サウナまで付いていました。

海峯楼_0051
脱衣場の冷蔵庫には、湯上りドリンクが無料で用意されており、

海峯楼_0052
ビールに水、コーヒー牛乳がありました。
コーヒー牛乳を1本、ゴクリと頂きました。

ATAMI海峯楼では、グループである2つの高級旅館 ふふ熱海・ATAMIせかいえ
の大浴場も利用可能になっており、送迎をしてもらえます。

今回は、ATAMIせかいえへの送迎をお願いしてみました。
送迎車は出払っていたので、タクシーで送迎。タクシーですが、宿持ちなので無料。

海峯楼_0131
ATAMI海峯楼でバトラーに見送られ、
ATAMIせかいえに到着。連絡がいっていたスタッフに迎えられ、大浴場へ。
 
海峯楼_0125
ATAMIせかいえの大浴場。25室なので、次々と客が来ていました。
もちろん、タオル・バスタオル完備なので、手ぶらでOK。
ATAMI海峯楼とは源泉が異なり、こちらは塩気の無い温泉でした。

海峯楼_0126
湯上がり処 もやい。

海峯楼_0128
こちらにも、湯上りドリンクがしっかり用意されていました。

ATAMIせかいえのスタッフは黒のバトラー服で、
ATAMI海峯楼と比べると、若いスタッフが多いように感じました。
再びタクシーが配車され、ATAMI海峯楼へ戻りました。


ATAMI海峯楼に戻れば、夕食の時間。
海峯楼_0136
夕食は、メインダイニング。
夕食開始時間は18時~20時半の中で、18時で選びました。ちょうど日没直前。
おしゃれなダイニングですが、ATAMI海峯楼にドレスコードはありません。浴衣でOK。

海峯楼_0137
本日の席は、相模湾向きのこちら。
イスの背が高く、横に広がっているのが、周りの視線を気にならなくて良いです。

海峯楼_0142
キャンドルにも火が入ります。
BGMはジャズ。

海峯楼_0138
お品書き。

海峯楼_0140
テーブルセット。

海峯楼_0139
ATAMI海峯楼の飲物は、なかなかのラインナップ。
ドリンクメニュー1/9。

海峯楼_0113
ドリンクメニュー2/9。

海峯楼_0115
ドリンクメニュー3/9。

海峯楼_0116
ドリンクメニュー4/9。

海峯楼_0117
ドリンクメニュー5/9。

海峯楼_0118
ドリンクメニュー6/9。

海峯楼_0119
ドリンクメニュー7/9。

海峯楼_0120
ドリンクメニュー8/9。

海峯楼_0121
ドリンクメニュー9/9。

海峯楼_0141
静岡の地酒、正雪 を注文しました。
おしゃれな徳利とお猪口での提供です。

海峯楼_0143
前菜が出てきました。
良い仕事の盛り付けで、これは食事への期待が高まります。

海峯楼_0144
前菜
 根三つ葉 若玉蜀黍
  椎茸 白和え 黒切り胡麻

海峯楼_0148
 蛍烏賊さっと燻製マリネ
  白アスパラガス 長蕨
  野蒜 マンゴー 大葉

海峯楼_0146
 泳ぎ若鮎唐揚げ
 鯛白子黄身揚げ

泳いでいるような若鮎の盛り付け。
鯛白子は初めて食べましたが、濃厚で美味。

海峯楼_0145
 桜の葉寿司
  煮穴子 胡瓜

さくらの葉の香りが強く、前菜の演出になっています。
シャリには胡瓜が刻んで入っていて、新しい食感。

海峯楼_0147
 花見串
  赤蒟蒻旨煮
  鬼灯とまと
  蕗の薹カステラ

海峯楼_0150
続いては、お椀が到着。

海峯楼_0151
椀物
 うすい豆摺り流し
  桜海老と碓井豆掻き揚げ
  胡麻豆腐
    黒胡椒

豆の風味が強く、挽きたての蕎麦のような香り。
料理長のこだわりで作り置きをしないため、直前に摺り下ろしているのだそう。
揚げたてのかき揚げがあつあつで、よいアクセントになっています。

海峯楼_0152
次に、氷の上で、紙に包まれて出てきたのが、

海峯楼_0153
造り
 本まぐろ
  北寄貝
  石鯛
   あしらい彩々

まぐろには、キューブ状の寄せしょうゆに合わせます。珍しい。

海峯楼_0154
このころには、相模湾もだいぶ暗くなってきました。

海峯楼_0160
スポットライトで席が照らされます。

海峯楼_0158
焼物
 黒毛和牛照り焼き
  地木の芽 溶き辛子
  揚げ浸し大蒜の香り
   芹 新ごぼう 蓮根

柔らかい黒毛和牛。
陶器まであつあつに熱されている心配り。

海峯楼_0161
強肴
 焼き石鍋
  金目鯛 新玉ねぎ
  鉋独活 クレソン
  湯葉 叩き梅

海峯楼_0162
熱せられた富士山の溶岩石が一緒に出てきて、

海峯楼_0163
金目鯛を入れた鍋に、ドーンと入れます。
ぐつぐつと煮立って、できあがり。

海峯楼_0165
最後の食事は、釜炊きでの提供。

海峯楼_0164
ふっくらの炊き上がりです。

海峯楼_0166
食事
 たけのこ釜炊き御飯
  地鶏塩焼き 薄揚げ
   木の芽
   ※御殿場産コシヒカリ 
留椀
 赤出汁
香物
 きゃべつ浅漬け 蕗たまり漬け

海峯楼_0167
留椀は、赤出汁。

海峯楼_0168
釜炊きは、残さず頂きました。

海峯楼_0169
水菓子
 季節のフルーツ
  ヨーグルトムース
   デコポンシャリシャリ


ATAMI海峯楼の夕食は、大満足。
洗練されていて、外れがないし食事内容。
全てが、作り置きしていない、全てが焼きたて揚げたてで提供されるのは、
全4室という小さい旅館ならでは。
スタッフも、ホテル的な対応で洗練されているサービスです。

海峯楼_0171
食後は、BAR山しな茶屋へ。

海峯楼_0174
小さな旅館なので、静かな空間です。

海峯楼_0175
灰色のスーツに黒色シャツ、シルバーのネクタイというバトラーが、
お酒を作ります。

海峯楼_0176
フレッシュフルーツカクテルを頂きました。

話を聞くと、全4室に対して、バトラー3人でのオペレーションとのこと。
ほぼ1組に対してのバトラー1人のマンツーマンに近いサービス対応です。

朝は、日の出コールのサービスをしてるとの話になり、
お願いをして、バーを退出。

海峯楼_0177
部屋に戻ればすぐに、敷かれた布団にもぐり込みました。

海峯楼_0178
曲線の天井に包まれて。芸術に包まれている感じです。
おやすみなさい。


翌朝。
海峯楼_0180
依頼していたバトラーからの日の出コールで起床。
爽和(さわ)からは、水平線は見えなかったので、

海峯楼_0183
メインダイニングへ。

海峯楼_0182
きれいな朝日が昇っていました。

海峯楼_0186
7時には、予約していた貸切温泉へ。

海峯楼_0187
朝も、さっと温泉に浸かって。

海峯楼_0188
風呂上がりには、コーヒー牛乳を1本。

海峯楼_0192
朝食会場は、夕食と同じく、メインダイニング。
朝食開始時間は、8時、9時、10時の中で、8時からでお願いしました。

海峯楼_0193
テーブルセット。
ATAMI海峯楼の朝食は、和食か洋食をチェックイン時に選択式。
この日は、和食を選びました。

海峯楼_0194
ドリンクは、りんごオレンジマンゴーのジュース。

海峯楼_0195
はじめに、自家製のおぼろ豆腐 べっこうあん。

海峯楼_0197
お膳が運ばれてきました。
鮭の味噌焼きと玉子焼きがメインの、和食らしい朝食です。

海峯楼_0198
御飯は釜炊き。

海峯楼_0199
御飯と味噌汁がついて、朝食がそろいました。

海峯楼_0200
味噌汁は、なめこでした。

海峯楼_0202
最後に、水菓子。
コーヒー、紅茶、ハーブティーのなかから、紅茶を選びました。

海峯楼_0205
食後は、部屋に戻り着替えて、
メインダイニングでチェックアウト。

海峯楼_0191
ATAMI海峯楼から、送迎で熱海駅へ。
出発が他の客と重なっていたので、
タクシーでの送迎でした。タクシーですが、宿持ちなので無料

海峯楼_0209
熱海駅から、東海道新幹線で東京への帰路につきました。


ATAMI海峯楼 (読み方:あたみかいほうろう)

全4室というプライベート感と、隈研吾建築というデザイナー旅館感。
洗練サービスもあいまって、最初はちょっと見られている感つよくて緊張しますが、
目が行き届いていて、個別対応もしてくれるので、過ごしやすいです。

食事も洗練。作り置きしていない、全てが焼きたて揚げたてで提供されるのは、
小さい旅館ならでは。

温泉は、1カ所の貸切温泉しかありませんが、
グループである2つの高級旅館 ふふ熱海・ATAMIせかいえも利用できるので不足なし。

カトープレジャーグループのグレード順としては、
熱海ふふ>ATAMIせかいえ>ATAMI海峯楼 なのだとか。
せかいえは、全室客室露天付がポイントですが、スタッフの洗練さは、海峯楼が上。プライベート感もポイントです。

東京から50分の熱海。時間ができたらパッと行って、
部屋にこもって滞在するのにおすすめの旅館です。

★「ATAMI海峯楼」(伊豆/熱海温泉) ブログ
★「ATAMI海峯楼」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「ふふ熱海」(伊豆/熱海温泉)
 「竹泉荘 CHIKUSENSOU ONSEN」(東北/遠刈田温泉)
 「鬼怒川金谷ホテル」(栃木/鬼怒川温泉)
 「べにや無何有」(北陸/山代温泉)

ATAMI海峯楼
料金・基本情報はこちら ▶ ATAMI海峯楼


旅館・ホテルランキング

↑このページのトップヘ