いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

カテゴリ: 伊豆

伊豆高原にある 大室の杜 玉翠 に行ってきました。

大室の杜玉翠_155
客室わずか9室、全室に源泉掛け流し露天風呂付きの小さな高級旅館です。
奈良偲の里 玉翠 と同じ経営で、2018年開業。


大室の杜 玉翠 アクセス

大室の杜玉翠_1
東京駅から特急踊り子で2時間。

大室の杜玉翠_3
伊豆高原駅に到着です。

大室の杜玉翠_4
伊豆高原駅からは、事前に予約していた宿の送迎です。
送迎は、14:20~17:00の間で20分間隔の運行。

大室の杜玉翠_5
改札口に案内人が見当たらないので、ロータリーに行ってみたら送迎車がちょうど到着しました。
送迎車に乗り込み約8分。

大室の杜玉翠_156
大室の杜玉翠に到着です。

大室の杜玉翠_158
伊豆高原は、伊豆急が開発した別荘地。傾斜地が切り開かれています。
大室の杜玉翠も、伊豆高原の別荘地内にあります。
元は企業の保養所であった建物なのだそう。三菱系の会社だったとか。

大室の杜玉翠_59
袴姿のスタッフに迎えられ、玄関を入ると、

大室の杜玉翠_46
正面に相模湾を望むラウンジ。ピアノのBGMです。

大室の杜玉翠_7
相模湾に向かったカウンターに案内されて、チェックインとなります。

大室の杜玉翠_6
ウェルカムの抹茶とお菓子。
お菓子は、伊豆の菓子舗 間瀬 の逢初。
さつま芋のあんを小豆あんで包んだ菓子です。


大室の杜 玉翠 客室

大室の杜玉翠_45
さて、部屋に案内されます。
女性には色浴衣のサービスがあるようです。

大室の杜玉翠_43
ロビーは2階にあたり、階段を下りて1階へ。
廊下の狭さは、元保養所の建物であることを感じさせます。
廊下もロビーと同じピアノのBGM。

大室の杜玉翠_8
本日の部屋、常盤102。源泉掛け流し露天風呂オーシャンビュー特別室。

大室の杜玉翠_9
踏込から。

大室の杜玉翠_33
部屋内は、裸足でOKですが、使い捨てのスリッパの用意もありました。

大室の杜玉翠_11
ベッド&リビングルーム。

大室の杜玉翠_12
ソファーとベッド。
マッサージチェアがありました。

大室の杜玉翠_14
デッキテラス。
正面には伊豆大島。

大室の杜玉翠_13
テレビと、

大室の杜玉翠_16
セキュリティボックス。

大室の杜玉翠_15
和室8畳。

大室の杜玉翠_17
作務衣などはクローゼットに。

大室の杜玉翠_18
作務衣に浴衣。バスローブも。

大室の杜玉翠_31
お手洗い。

大室の杜玉翠_24
水回り。

大室の杜玉翠_25
小物のアメニティ。

大室の杜玉翠_26
ポンプ型のアメニティ類。

大室の杜玉翠_118
こちらは玉翠オリジナルのアメニティyumoribito。

大室の杜玉翠_27
タオル、バスタオルはたくさん常備。

大室の杜玉翠_28
シャワールームの先に、

大室の杜玉翠_29
露天風呂です。

大室の杜玉翠_30
障子は、外からの目隠しです。

大室の杜玉翠_39
外は、別荘地の建物。

大室の杜玉翠_40
障子は全部閉じることもできます。

大室の杜玉翠_41
お湯に入ってみたら、目線の正面に伊豆大島でした。

大室の杜玉翠_30
大室の杜玉翠には、大浴場はないので、部屋で温泉を堪能する形になります。
宿のこだわりで、源泉掛け流し。循環は全くしていません。


大室の杜玉翠_19
部屋には、ネスプレッソマシンと、ミネラルウォーターと氷。

大室の杜玉翠_20
冷蔵庫。

大室の杜玉翠_21
冷蔵庫は通常、有料ですが、
直接予約特典で冷蔵庫の飲み物が全部無料。

大室の杜玉翠_64
地ビール4本、ニューサマーサイダー、富士ミネラルウォータースパークリング、ニューサマーオレンジジュース2本、黒烏龍茶、ミネラルウォーター2本。
直接予約で、これらが全部無料になります。

大室の杜玉翠_23
グラス。

大室の杜玉翠_22
さて、ミネラルウォーターの横に、
玉翠オリジナルハーブティーチケット「クロモジブレンド」というものがあったので、ラウンジに向かってみます。

大室の杜玉翠_42
鍵を手に取り、

大室の杜玉翠_32
部屋からはスリッパで出ます。

大室の杜 玉翠 館内施設

大室の杜玉翠_34
大室の杜 玉翠 館内図。
全9部屋の旅館は、パブリック空間もコンパクト。

大室の杜玉翠_47
ラウンジのカウンターで。

大室の杜玉翠_65
ラウンジで、クロモジブレンド。
クセの強いハーブティーでした。

大室の杜玉翠_48
館内には、ラウンジに売店。

大室の杜玉翠_63
ウェルカムの菓子で出てきた、逢初も置いてありました。

大室の杜玉翠_50
そして、書斎があります。

大室の杜玉翠_51
書斎には、レコードがあります。

大室の杜玉翠_53
レコード盤を引っ張り出してきて、

大室の杜玉翠_54
いまとなっては貴重な、レコードをかけるという体験をしてみました。

大室の杜玉翠_111
書斎とラウンジでは、ドリンクサービスがあります。
コーヒー、紅茶、ハーブティーがフリー。

大室の杜玉翠_56
フロントに声をかけて注文すると持ってきてくれます。紅茶を一杯。

大室の杜玉翠_57
エステルーム。

大室の杜玉翠_58
玄関で下駄を借りて屋外に出てみます。

大室の杜玉翠_61
玄関の対面には、テラス。

大室の杜玉翠_60
テラスの暖炉。暖炉は利用はされていませんが、
喫煙スペースとなっていました。

大室の杜玉翠_62
大室の杜 玉翠は、12歳以上のみ宿泊可、小学生は不可のため、静かな宿です。
宿の周辺は、ぽつぽつと別荘が点在していて、観光地ではありません。

大室の杜 玉翠 夕食

さて、夕食の時間となりました。
大室の杜 玉翠 の夕食時間は、18時か18時半から。18時にしました。
大室の杜玉翠_112
夕食会場は、個室料亭「いずみ」
入口で部屋番号を伝えて。
スリッパを脱いで、畳敷きにあがります。
畳敷きでは。スタッフ総出でお出迎え。

大室の杜玉翠_68
本日の個室はこちら。

大室の杜玉翠_85
障子戸が閉まるちゃんとした個室です。

大室の杜玉翠_86
個室には呼び出しボタン。

大室の杜玉翠_69
最初のセット。

大室の杜玉翠_89
お品書き。

大室の杜玉翠_84
日本酒は、静岡の地酒、磯自慢にしました。

大室の杜玉翠_76
食前酒 山桃酒サワー

大室の杜玉翠_77
先附 数の子と天盛黒豆

大室の杜玉翠_70
大室の杜 玉翠 の名物、湯けむりの演出。
噴湯盛り~紡~

「すぐ終わってしまいますから、よかったら写真を構えてください」と言われて。

大室の杜玉翠_71
大室の杜玉翠_72
大室の杜玉翠_73
大室の杜玉翠_74
大室の杜玉翠_75
湯けむりの演出でした。

前菜の品は小さい器で。
大室の杜玉翠_79
 胡麻豆腐

大室の杜玉翠_80
 鰻けんちん焼き
 牛タン八丁煮
 長芋雲丹焼き

大室の杜玉翠_82
こちらの蓋付きの器は、

大室の杜玉翠_83
 焼茶碗蒸し
 松笠柿

大室の杜玉翠_79
 湯葉がのって菊花とキャビア添え

大室の杜玉翠_81
 すじこのたまり醤油漬け
 鰻の焼き茶碗蒸し
 干し柿の松笠型

大室の杜玉翠_87
続いてお椀が到着。

大室の杜玉翠_88
先椀 金目鯛の黄身寄せ 清汁仕立て

出汁が濃くて美味しいです。

大室の杜玉翠_90
続いて、お造りが届きました。

大室の杜玉翠_91
御造里 五種盛り
 小姿魚 伊勢海老 鮑
 季節の地魚 天城本山葵

イサキ、鮪、メダイ昆布〆
天城の山葵、下田の天然塩。

伊勢海老や鮑と、高級食材がちょっとずつ。
魚の頭や海老の殻は、器に使い回し。

大室の杜玉翠_97
煮物 金目鯛の姿煮

下田の金目鯛が大皿で到着。
敷盆と見比べると、どのくらい大きいかが分かると思います。

大室の杜玉翠_98
身がしっかりとした金目鯛をもりもりいただきます。

大室の杜玉翠_100
温物 牛三種食べ比べ~溶岩焼き~

大室の杜玉翠_99
静岡牛のリブロース・サーロイン、国産牛のサーロイン

大室の杜玉翠_101
溶岩プレートで焼いていただきます。

大室の杜玉翠_102
止肴 蛸叩き〆 黄身酢

大室の杜玉翠_103
最後にご飯が到着。

大室の杜玉翠_104
食事 丸十と茸の炊き込み御飯
   赤出汁 香の物

食事はここまで。
大室の杜玉翠_105
ここで、明日の朝食の干物のチョイス。

スタッフが魚の実物が持ってきて、4種類から選びます。
金目鯛、さより、えぼ鯛、あじ の中からチョイス。

大室の杜玉翠_106
最後にデザート。

大室の杜玉翠_107
水菓子 季節のフルーツ
    パンナコッタ
メロン、パパイヤ、マスカット、イチゴ

大室の杜玉翠の夕食、金目鯛の姿煮が一尾丸々でてくるのが目玉。
お腹いっぱいになりました。

大室の杜 玉翠 夜の過ごし方

大室の杜玉翠_113
大室の杜玉翠の夜の過ごし方は、
ラウンジがBARになります。14:30~21:00/7:00~10:30

コーヒー、紅茶が無料で用意されているほか、お酒も注文可能。
紅茶を一杯いただきました。

ラウンジには、スタッフが常駐しているわけでもなく、他の客も来ず。みなさん部屋でゆっくり過ごされるのでしょう。

大室の杜玉翠_37
部屋へのルームサービスのお酒も充実していました。

大室の杜玉翠_108
部屋には、夜のお菓子が届いていました。
ニューサマーピールが入っていました。

大室の杜玉翠_109
夕食後には、部屋の露天風呂でもう一風呂。
露天風呂からの景色は、海の暗闇の先に伊豆大島の夜景。

大室の杜玉翠_116
そして、星がきれいでした。
写真には写りませんでしたが、見上げた範囲で百は星が見えました。

大室の杜玉翠_67
寝る前には、マッサージチェアでリラックス。

大室の杜玉翠_114
ベッドにもぐりこみ、おやすみなさい。

大室の杜 玉翠 朝食

翌朝。
大室の杜玉翠_119
伊豆大島からの日の出です。

大室の杜玉翠_120
朝風呂も、部屋の露天風呂なので楽チンです。起きて1分で温泉。

さて朝食です。
大室の杜玉翠_121
大室の杜 玉翠 の朝食時間は、8時・8時半から。8時からにしました。
朝食会場は、夕食と同じ個室料亭「いずみ」。

大室の杜玉翠_154
朝日が入って、明るい食事処です。

大室の杜玉翠_123
個室は夕食と同じ席。

大室の杜玉翠_125
帰りの案内はこちら。

大室の杜玉翠_122
最初のセット。

大室の杜玉翠_145
ジュース。

大室の杜玉翠_146
ヨーグルト。

大室の杜玉翠_140
サラダは、3種類の付け合わせとともに。

大室の杜玉翠_141
サラダ。

大室の杜玉翠_139
朝食の刺身は、マグロ、メダイ昆布〆。

ラインナップは夕食と同じでした。

大室の杜玉翠_150
焼き海苔、香の物。

大室の杜玉翠_147
七色昆布のふりかけ

大室の杜玉翠_126
温かい料理が届いて。

大室の杜玉翠_132
最後にタジン鍋の到着。

大室の杜玉翠_133
蓋を取ってもらい、

大室の杜玉翠_134
タジン鍋の中身は、温野菜。

大室の杜玉翠_135
全部の料理がそろいました。

大室の杜玉翠_137
温かい料理、信田巻きと、

大室の杜玉翠_143
信田巻きと、伊勢海老の味噌汁。

大室の杜玉翠_144
伊勢海老の味噌汁。

大室の杜玉翠_142
干物。
昨日選んだ金目鯛です。完全に冷えていました。

大室の杜玉翠_152
ごはんはおひつで。

大室の杜玉翠_153
デザート。

大室の杜玉翠_49
朝食後には、フロントに向かい、先に精算をしました。

大室の杜玉翠_159
ついでに、ロビーで紅茶を一杯いただきます。

大室の杜玉翠_163
チェックアウトは11時。
ぎりぎりまで部屋でゆっくりしてから、送迎で伊豆高原駅まで送ってもらいました。
伊豆高原駅から伊豆急の乗り込み、東京への帰路につきました。


大室の杜 玉翠 まとめ

全室源泉掛け流し露天風呂付き。
スタッフの姿を見る時間少なく、スタッフとの会話はほぼ皆無。
パブリック空間の施設もほとんどありません。
部屋の露天風呂を堪能して、部屋に籠る宿です。

★大室の杜 玉翠(伊豆/伊豆高原温泉) ブログ
★大室の杜 玉翠 が好きなら、この旅館もおすすめ
 「奈良偲の里 玉翠」(伊豆/熱川温泉)
 「みちのく庵」(東北/鎌先温泉)
 「游泉志だて」(東北/志戸平温泉)

大室の杜 玉翠
料金・基本情報はこちら ▶ 大室の杜 玉翠


旅館・ホテルランキング

伊豆の伊東温泉、青山やまと(せいざんやまと) に行ってきました。
青山やまと_133
和モダンのはしりである中型高級旅館。安定の滞在を求めて訪問です。

青山やまと_1
東京駅から特急踊り子に乗り込み、1時間45分。

青山やまと_2
伊東駅に到着です。

青山やまと_4
伊東駅は、昔ながらの温泉街の駅です。

青山やまと_5
青山やまとの送迎は、13:30~17:30までの30分間隔で運行。
駅前では、青山やまとの旗を持ったスタッフが待ち構え。
一生懸命にバス乗り場までの道を説明され、自分で向かいます。

青山やまと_6
駅から100mほど先の観光バス駐車場に、青山やまとのマイクロバスがいました。

青山やまと_7
乗り込めば、クーラーボックスが置いてあり、どうぞご自由にご利用くださいませ とあります。

青山やまと_8
開いてみたら、冷たい布おしぼりがはいっていました。
あるのは良いけどセルフサービスかあ、と思ったら、
出発時間となったら、スタッフが乗り込んできてクーラーボックスを持って配って回りました。

送迎は、普通のマイクロバスですが、車内はピアノのBGM。
伊東駅から10分で、
青山やまと_63
青山やまとに到着です。

青山やまと_64
送迎を降りて、

青山やまと_65
玄関から、

青山やまと_66
自動ドアを入ると、百合の花の香り。
進んでいくと、

青山やまと_68
ロビー。
和風の琴のBGMです。

青山やまと_69
そのままラウンジに案内されます。

青山やまと_9
ラウンジの窓際の席へ。

青山やまと_11
ウエルカムドリンクは、冷たい柚子蜜。

青山やまと_10
ここでチェックイン手続き。
プラスチックのバインダーに挟まれた宿帳に記入します。
スタッフは、和装の仲居さんと、袴姿のスタッフ。

青山やまと_180
女性には、色浴衣のサービスがあるようです。

青山やまと_70
青山やまとは、建物が和モダンなのがいいです。
1996年築。デザインは往時の感じですが、設備に古びた感は見せていません。随時メンテナンスもしているのでしょう。

青山やまと_53
さて、早々に部屋に案内されます。

青山やまと_54
エレベーターで、

青山やまと_40
5階へ。

青山やまと_39
廊下にも和風の琴のBGM。ロビーも大浴場もエレベーターも、同じです。

青山やまと_38
廊下を進み、

青山やまと_17
本日の部屋、502。
和室スタンダードタイプ12.5畳。

青山やまと_18
踏込から、

青山やまと_19
和室。

青山やまと_20
和室の床の間。

青山やまと_21
和室のテレビ側。シンプルです。

青山やまと_22
和室を反対から。

青山やまと_14
部屋では、お茶菓子と抹茶の提供。

青山やまと_15
菓子は、青山やまとオリジナル菓子「青山」。あんこ菓子です。

青山やまと_12
食事の手続きも部屋にて。

青山やまと_13
チョイスメニューである食前酒とメイン料理、
夕食朝食の時間は、紙に書いて16時半までに部屋の前の籠に入れる形となっていました。

青山やまと_23
広縁。

青山やまと_25
窓からの景色は、手前に伊東市民病院、

青山やまと_26
遠くに市街、相模湾です。

青山やまと_24
障子に挟まれた1畳の化粧の間。着替えに利用できます。

青山やまと_27
浴衣と、

青山やまと_36
丹前。

青山やまと_28
冷蔵庫は、空でした。

青山やまと_81
水回り。洗面台は2つ。

青山やまと_31
タオルは大浴場に持参です。

青山やまと_32
内風呂。

青山やまと_33
お手洗い。

青山やまと_34
部屋の鍵は、魚の形をしたキーホルダー。

青山やまと_35
では、雪駄を履いて大浴場に向かいます。

青山やまと_41
大浴場は一つ上のフロア、6階。
エレベーターで向かいます。

青山やまと_43
6階の大浴場へ。

青山やまと_44
大浴場の入り口で履物を脱ぎます。

青山やまと_129
履物の印。伊豆の名所の名前になっています。名所の紹介にもなっていて良いと思います。

青山やまと_45
バスタオル完備。タオルは部屋から持参です。

青山やまと_49
大浴場 花の湯、露天風呂 風の湯。
大浴場は、夜間に男女入れ替え。

青山やまと_50
脱衣場。
頻繁にスタッフが入ってきて整頓されていたので、常にきれいです。

青山やまと_51
洗面台と、

青山やまと_52
化粧台。

青山やまと_78
大浴場 花の湯。

青山やまと_75
洗い場。

青山やまと_79
サウナ。

青山やまと_76
露天風呂 風の湯。

青山やまと_77
遠くに相模湾の望む景色です。

青山やまと_46
湯上がり処には、

青山やまと_47
飲む梅酢と、冷っこい水(伊東の水道山の水)が置いてありました。

青山やまと_56
青山やまとの館内には、お土産処。

青山やまと_57
ラインナップは、土産菓子と干物が中心です。

青山やまと_72
館内には、2階にアロマエステルーム煌きら。

青山やまと_128
クラブ 「カンターレ・カンターレ」。
中型高級旅館らしく、二次会場も完備です。


青山やまと_82
さて、夕食の時間となりました。夕食時間は、18:00、18:45からの選択。
青山やまとの夕食会場は、部屋食が中心でしたが、
2023年に個室食事処「大室」がオープンして、食事処が中心に変わりました。

青山やまと_121
新設のきれいな空間。
BGMは明るい琴曲。

青山やまと_83
本日の席はこちらの個室。

青山やまと_88
天井は格子状の吹き抜けになっていて、スポットライトで席が照らされます。

青山やまと_84
テーブルセット。

青山やまと_86
お品書きの表面。

青山やまと_87
お品書きの裏面。
紅富士鱒と美味鶏の説明が書いてありました。

青山やまと_116
青山やまと ドリンクメニュー1/5

青山やまと_117
青山やまと ドリンクメニュー2/5

青山やまと_118
青山やまと ドリンクメニュー3/5

青山やまと_119
青山やまと ドリンクメニュー4/5

青山やまと_120
青山やまと ドリンクメニュー5/5

青山やまと_97
飲み物は、静岡の地酒、磯自慢にしました。

青山やまと_89
お酒と一緒に、最初の料理が運ばれてきました。

青山やまと_91
食前酒 巨峰酒/吟醸酒/ジュースから、
巨峰酒をチョイス。

ほぼジュースの飲み応えです。

青山やまと_92
旬菜
 秋刀魚有馬 秋鮭けんちん焼き
 鶏松風 兎玉子 銀杏チーズ寄せ
 水菜と炙り舞茸の浸し 鉋丸十
 胡桃豆腐 蟹 セルフィーユ 山葵餡

これぞ中型高級旅館らしい、最初の一皿。
黄色い敷物は、大きなさつまいもチップスで、食べれます。

青山やまと_98
土瓶蒸し
 松茸 海老 銀杏 尼鯛 三つ葉 酢橘

青山やまと_99
松茸が少し入った土瓶蒸し。具にも箸をつけます。

青山やまと_100
造里 海鮮盛り合せ 伊豆の朝どれ魚を中心に
 天城の山葵 特製山椒醤油 山葵塩 土佐醤油

青山やまと_101
今日の魚は、真鯛、するめいか、オキサワラ、赤富士鱒、いなだ

青山やまと_102
伊豆らしく、鮫皮おろしと本わさび。丸々一本というわけにはいきませんが。

青山やまと_103
続いての器は、

青山やまと_104
煮物 秋の彩り炊き合わせ
 里芋 秋茄子オランダ煮 海老芝煮
 紅葉人参 帆立真薯 隠元

青山やまと_106
お好みの一品
 静岡するが牛すき焼き
 紅富士鱒と松茸の奉書焼き
 伊豆のジヒエ猪肉シチューのパイ包み焼き
 鮑の踊り焼き
から、鮑の踊り焼きをチョイスしました。

青山やまと_105
火にかけられて、鮑がうねうねと踊ります。

青山やまと_107
焼きあがったら、仲居さんが切り分けて提供してくれます。

青山やまと_108
酢肴 蒸し鶏胡麻酢掛け
 胡瓜 無花果 酸橘 菊花 茗荷子

青山やまと_109
続いて、鍋物。

青山やまと_110
鍋物 伊豆練味噌仕立て
 三種の茸と美味鶏の軟骨つくね

青山やまと_111
最後に、山椒をパラりと。

青山やまと_112
最後にごはんの到着。

青山やまと_113
食事 白御飯
 香の物 赤出汁
 切り干し大根

青山やまと_115
デザート
 胡桃もち きな粉 黒蜜
 杏子ゼリー
 林檎のシュークリーム
 巨峰
 林檎のコンポーネント

青山やまとの夕食は、これぞ中型高級旅館という内容。
名物は、鮑の踊り焼き。
温かいものは温かく、ちゃんとした対応です。
スタッフが、常に言葉尻にありがとうございますと言って去っていくのも好印象でした。

青山やまと_123
食後は、1階ラウンジでアイスクリームのサービスがあるということで、向かってみました。
サービスは21時まで。

青山やまと_124
小盛りのアイスクリームを1つ。

青山やまと_122
帰り際には、おひとつどうぞと、駄菓子のサービス。
うまい棒が山盛りになったザルから、一つ頂きます。
原価10円で、客としてはお得にもらえた感。満足度を上げるちょっとした工夫のサービスです。

青山やまと_125
部屋に戻れば、布団が敷かれていました。
寝巻用の浴衣も用意されていました。

早々に布団にもぐりこみます。
おやすみなさい。


翌朝。
青山やまと_130
曇り空の朝です。

青山やまと_167
まずは朝風呂へ。
大浴場は、夜間に男女入れ替え。
大浴場 月の湯、野天風呂 星の湯。

青山やまと_168
脱衣場。

青山やまと_171
内風呂。

青山やまと_169
野天風呂 星の湯。

木板には、
 ただいまは、ぬるめのお湯39℃位いです
 快い眠りと消化促進のために
という表記。

青山やまと_170
海とは反対側のため、眺望はありませんが、
楓の枝が頭上まで掛かって、視界が遮られます。
ぬるめのお湯とあいまって、リラックスできます。
岩にもたれて寝湯の気分です。

青山やまと_166
湯上がり処のドリンクは、朝は替わっていて、
天城高原牛乳、宝寿茶、冷っこい水。
牛乳は7~9時まで。なくなり次第終了の数量限定です。

青山やまと_139
朝食時間は、8時、8時半からの選択。
朝食会場は、夕食と同じく個室食事処「大室」。
席も夕食と同じです。明るいピアノBGM。

青山やまと_140
最初のセット。
干物には、先に火がかけられていました。

青山やまと_146
温かいものが到着して、全部揃いました。

青山やまと_150
炊合せ、ワタリガニのお味噌汁

温かいものは、器まであつあつで到着です。

青山やまと_153
サラダ

青山やまと_154
あじのなめろう

お茶漬けにのせてもよし。

青山やまと_155
おひたし

青山やまと_156
漬物

青山やまと_161
のり。

青山やまと_145
干物

青山やまと_159
鍋は、豆腐の卵とじ。

最後に仲居さんが鍋に卵を投入して完成です。

青山やまと_143
タンブラーの中身は、だし。

青山やまと_164
仲居さんの指示通り、お茶漬けにしていただきます。

青山やまと_162
おひつのご飯は、

青山やまと_165
全部頂きました。

青山やまと_158
お茶は、ぐりちゃ・玄米茶・まっちゃのブレンドなのだそう。

青山やまと_160
オレンジと人参のジュース、デザート

青山やまとの朝食は、ほとんど先付で、後から持ってきたのは、温かい二品のみ。
でも、加熱と保温の什器で、料理は温かく頂けました。オペレーション効率と顧客満足の両方を求めている感じのサービスです。

食事がおわれば、最後は仲居さんがエレベーターまで見送って頭を下げる丁寧さもあります。

青山やまと_178
さて、部屋に戻って帰り支度。
靴を履こうと下足箱に向かうと、靴に乾燥剤が入れてありました。

昨夜の布団敷きのときに入れたのでしょう。
手作り感のサービス。既製品なのと、わざわざ言うところが無粋ではありますが、それを含めて一生懸命さが伝わります。

青山やまと_179
青山やまとのチェックアウトは11時。
フロントで精算します。

青山やまと_173
11時10分の送迎で、伊東駅に送ってもらいました。

青山やまと_181
送迎の送りは、伊東駅のロータリーまで入ります。

青山やまと_182
伊東駅の柱には、各旅館の旗がくくりつけてあって、柱ごとに旅館の陣取りが決まっているみたいです。
駅の敷地を占拠できているって珍しいように感じました。

伊東駅から、特急踊り子で、東京への帰路につきました。

青山やまと
建物は和モダンのはしり。
サービスは、洗練というわけではないですが、スタッフ人数は十分いて、みなさん一生懸命に対応してくれます。
安定の滞在ができる中型高級旅館です。

★「青山やまと」(伊豆/伊東温泉) ブログ
★「青山やまと」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「望水」(伊豆/北川温泉)
 「松濤館」(伊豆/三津浜)
 「季一遊」(伊豆/弓ヶ浜温泉)
 「游水亭いさごや」(東北/湯野浜温泉)
 「あゆの里」(九州/人吉温泉)

青山やまと
料金・基本情報はこちら ▶ 青山やまと


旅館・ホテルランキング

↑このページのトップヘ