いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

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カテゴリ: 箱根・湯河原

箱根・強羅 佳ら久 に行ってきました。
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佳ら久には、食事を目的にしての訪問です。何と言っても、元・玉峰館の立石真平料理長がいる「六つ喜」があるのです。
施設は、オリックスが経営する全70室の大きな高級旅館です。



箱根・強羅 佳ら久 アクセス

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ロマンスカーから箱根湯本で乗り継ぎ、箱根登山鉄道で強羅駅へ。

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強羅駅前の踏切の先、右手に黒い屋根だけ見えているのが佳ら久です。
佳ら久は、箱根登山鉄道強羅駅から徒歩3分と駅近です。

小田原駅からの送迎バス(事前予約制)もあります。

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佳ら久に到着。

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強羅駅から歩いてくると、到着するのは裏口です。
のれんをくぐり、

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玄関の自動ドアを入ると、

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ここは本館4階です。

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階段で一つ下りると、フロントロビーのある本館3階に到着です。
スタッフは洋装です。みな慌ただしそうで、相手をしてくれませんが、声を掛けてソファに座ります。

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ハープのBGMが流れるロビー。
15テーブルくらいのロビーは、チェックイン時間となると人でいっぱいでした。


箱根・強羅 佳ら久 チェックイン

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お着きのお菓子は、山本屋の海苔せんべい、黒豆紅茶。
チェックイン手続きはタブレットで。指でサインをするだけでした。

ここで、夕食時間の通知があります。
佳ら久の宿泊予約は、「夕食17~18時入店【前半】」か「夕食18~19時入店【後半】」での予約となり、枠内の時間はチェックイン時に通知となります。
【前半】で予約していたこの日の夕食時間は、17時でした。

朝食時間は7.30~9:00の中で15分刻みですが、この時点で選べるのは7:30/7:45/9:00でした。

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佳ら久のチェックインは15時。今回、アーリーチェックイン14時で予約しましたが、それよりも到着が早かったので、館内をうろうろ。
ロビーには、ショップがあり、お土産を買うことができます。

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温泉まんじゅうから、

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佳ら久オリジナル商品、

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箱根寄木細工。

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展示の工芸品かと思ったら、こちらも商品ケースでした。数十万円の焼き物。

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水のテラスは、先ほど通ってきた本館4階にあります。

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佳ら久のアイコンになっている水のテラスです。

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水のテラスに面したガラス越しには、メインダイニング「六つ喜」。

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箱根・強羅 佳ら久 平面図。

佳ら久は、共用棟(本館・別館)と 客室棟(東棟・西棟)に別れています。
本館は、フロントロビー、メインダイニング「六つ喜」、展望露天風呂があります。客室棟と行ったり来たり。
別館は、グリルレストラン「十邑」、スパ、貸切風呂。食事で十邑を選ばなければ、ほぼ行かない建物です。

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ほぼ14時となって、部屋への案内となりました。
スタッフの先導で、部屋に進みます。
本館から客室棟への移動は、3階にあたるフロントロビーからエレベーターで2階に下ります。

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2階の客室棟への渡り廊下の入口。

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女性はここで色浴衣が選べます。

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客室棟へは、オートロックの自動ドアにカードキーをかざして進みます。

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渡り廊下は地下通路。地層をイメージしているそうです。

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渡り廊下の突き当たりが、ゲストラウンジ間AWAI。
ちょうど東棟と西棟の間にあります。
フリーフローサービスがあるそうですので、あとで行ってみましょう。


箱根・強羅 佳ら久 客室

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本日の部屋に到着しました。
一番手前の部屋、205号室。
東棟 露天風呂付デラックスルーム(和タイプ)。

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ドアを開けて。

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ベッドルームを回り込むようなL字の廊下をすすみます。

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クローゼットの前の廊下の先に、

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ベッドルームと、

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和のリビング空間。

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壁掛けのテレビも大きいサイズ。

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部屋の菓子は、豆菓子。

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佳ら久のアメニティは、2022年4月施行「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、客室内に備付はなく、必要な物を必要な数渡されます。
部屋への案内の際に、スタッフが袋に入れて持ってきてくれます。

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歯ブラシと、カミソリだけお願いしました。


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水回り。

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アメニティは、佳ら久オリジナルボトル。

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Panasonicのナノスチーマーもあります。

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ドライヤー、タオルとバスタオル。

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壁掛けのタオルウォーマー。

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シャワーブースを突き抜けると、

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露天風呂。

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景色は、左前方に、箱根の山あいの先の相模湾。
強羅は山裾の傾斜地で、東が谷側です。
東棟も西棟も、部屋が南向きなのは同じですが、西に行くにつれて木々が眼前をふさぐ形になります。

東棟と西棟、どっちにしようかと悩みましたが、
東棟は、開放感があって大正解。数千円の差額なので、東棟がおすすめです。
205号室は、東棟の中では一番西に位置していますが、景色は開けています。

東棟と西棟は、バルコニーを含めて約56㎡(居室は約44㎡)なのは一緒。
同時開業なので設備面も同グレードです。部屋のレイアウトは違うようです。
和タイプと洋タイプの違いは、階が違うのと、床がフローリングか琉球畳かの違いです。

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正面は林なので、外から見られることもありませんが、ブラインドを下げて目隠しにすることができます。

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露天風呂に入ったり、ソファーで風にあたったりと、
ゆっくり過ごせるバルコニーです。

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宿からは、宿泊の1週間前ころに、予約内容確認のメールがありました。
その際に、身長を聞かれました。浴衣のためにわざわざと思ったのですが、
浴衣だけでなく、館内履きや、バルコニーのスリッパまで、サイズを合わせて用意しているようです。

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今どき館内案内は、タブレット。
フード・ドリンクのオーダーや、備品の依頼、貸切風呂の予約もここから行います。

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電子香炉。
落雁のようなものがありますが、食べ物ではありません。

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電源を入れて、香を焚きます。
甘い香りです。

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SONYのグラスサウンドスピーカー。
Bluetoothにつなぐ機器持ってきてなかったので使いませんでしたが、持ってくればよかった。

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冷蔵庫
ミネラルウォーターと、飲むみかん。
果汁が沈殿していて、本当にみかんでした。

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グラスはオシャレに吊されていて。

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コーヒーマシンと、緑茶。

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ティーバックとカプセルコーヒー。

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羽織とバスローブ。

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番号式の金庫。

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浴衣。

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作務衣。

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パジャマもありました。

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タオル、バスタオルセットの手提げ籠。
大浴場にも、タオル、バスタオル完備なので特に持参不要です。

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お手洗。

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部屋の鍵は、カードキー。

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さて、スリッパを履いて、部屋の外に出てみます。


箱根・強羅 佳ら久 ゲストラウンジ 間AWAI

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ゲストラウンジ間AWAI。

営業時間は、
フリーフロータイム 14:00~19:00/7:00~11:00 
バータイム 19:30~23:00(バータイムは有料)

フリーフロータイムは、ドリンクとフードが無料で利用可能です。

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シックなラウンジ空間。

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カウンターには、ドリンクとフードがたくさんラインナップ。

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スパークリングワイン、白・赤ワイン、 日本酒

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生ビールサーバー、焼酎、ウイスキー

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ネスプレッソマシーン

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カプセルコーヒーは、各種ありました。

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アイスコーヒー、りんごジュース、オーガニックピュアブラックティー

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ミネラルウォーター、ミニ缶ビール(黒ラベル、一番搾り)、トニックウォーター、強炭酸水

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フードもおしゃれな品がたくさん用意されています。
ピクルス、蛸のペペロンチーノ、生ハム、松風焼き、ドライフルーツ

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マンゴープリン、抹茶ロール、安納芋ケーキ、花餅、ピーチゼリー

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胡椒おかき、海苔おかき、海老おかき

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ブールドショコラココア、フルーツゼリー、ブールドショコラきなこ、雷おこし、生チョコレート

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フィンガーフードとミニスイーツ、おつまみを全部取ると、こんな感じ。
豊富なメニューから、自由に楽しむことができます。

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ラウンジは、スタッフが常駐していて、フードも次々補充していきます。
片付けもされて、いつ行ってもきれいな状態でした。
ラウンジはあまり広くないので、部屋にドリンクやフードを持って行けるそうです。
そのために2階の客室は便利。205号室は一番近くてベストでした。

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外のテラス席でも飲めます。

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戻りには、カードキーが必要なので、注意しながら。

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外のテラス席で生ビールを一杯。開放的で気持ちがいいです。
この景色の左隣が東棟、右隣が西棟です。

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テラス席の階段の先には、

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カードキーが必要なドアがあり、その先には、

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森のテラスに出ることができます。


箱根・強羅 佳ら久 大浴場

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さて、ゲストラウンジ間AWAIから、渡り廊下を通り、本館に向かいます。

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本館のエレベーターで5階へ。

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本館5階は、展望露天風呂。

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大浴場の利用時間は、15:00~24:00/5:00~10:00。
夜間に男女入れ替え。
展望露天風呂 明星へ。

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脱衣場。

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脱衣場のロッカー。

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タオルバスタオル完備。

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化粧台もきれい。

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ダイソンのドライヤーに、ナノケアスチーマー。

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内風呂。

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内風呂は、窓から先につながるような、インフィニティー。

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洗い場。

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ドライサウナもあります。

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ドライサウナ内部。

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露天風呂。
東向きの景色。正面は山、右手は相模湾です。

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開放的で気持ちいいです。
湯温は熱すぎないので、ずっと入っていられます。

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露天風呂のイスで休息しながら。

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湯上がり処では、

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コーヒー牛乳の自販機がありました。
フリーフローには、牛乳はありません。


箱根・強羅 佳ら久 敷地内

さて、佳ら久を少し探検します。
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今日は、裏口に到着しましたが、
佳ら久の正面入り口はこちら。
真ん中は公道で、右側がフロントのある本館、左側が客室棟です。
この公道の下に、地下通路にあたる渡り廊下があります。

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公道の先は、佳ら久の駐車場があったりして、

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さらに先の突き当たりは、強羅環翠楼です。

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佳ら久の正面玄関には、常にスタッフが立っていて、車での到着を待っています。
バレーサービスは無いので、駐車場の場所を案内しているのでしょう。

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正面玄関は自動ドア。

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正面玄関から入ると、富士山の図柄のオブジェ。
さらに自動ドアの先がフロントロビーです。

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右手には、箱根寄席木細工の作品。


箱根・強羅 佳ら久 夕食 六つ喜

さて、夕食の時間となりました。
佳ら久の夕食会場は2つあります。和食の「六つ喜(むつき)」とグリルレストランの「十邑(とむら)」。
今回の予約は、お目当ての六つ喜です。

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本館4階、六つ㐂(六つ喜)。

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17時ピッタリのオープン。先に着いても店前のソファで待つことになります。

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六つ喜には、レストラン席のほか、

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半個室や、奥に個室があります。

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スタッフの先導で、奥の方へ。

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個室に案内されます。

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今日の席はこちら。

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水のテラスに面している席です。
和風の琴や笛のBGMが流れる空間です。

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席はスポットライトで照らされています。

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最初のセット。

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お品書き。
魚料理は、チョイスメニュー。ここで説明を受けて選択します。

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ここで、追加料理の案内。

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箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー1/4
日本酒のペアリング、ワインのペアリングなど。
ビールもありますが、フリーフローで生ビールを自由に飲めたので、あえての選択はないかな。

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箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー2/4

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箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー3/4

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箱根・強羅 佳ら久 ドリンクメニュー4/4

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お酒は伯楽星にしました。

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おしゃれな皿で、先付が届きました。

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先付
 白身の昆布締めと茄子のオランダ煮
  赤紫蘇のジュレ 竹炭チュイール
  ディル 伊豆オリーブオイル

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続いて、前菜。
段々になった什器での提供。
小皿を季節の植物とともに、手前のプレートに移していただきます。

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南京葛豆腐 南瓜ピュレ フロマージュブラン キャビア

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自家製ハム 無花果 山椒味噌 花椒リーフ

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鯖の焼き締めと焼きキノコ 酢橘ジュレ

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かます棒寿司 かんずりおろし 柚子

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続いて椀物。

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煮物椀
 石川芋のすり流し
  浅利 芽葱 花穂

静岡県磐田市で採れた里芋に似た石川芋。
ペースト状にして鰹の一番出汁と合わせてお椀に。

すり流しは、どろっとしているけど、出汁うま。
石川芋を素揚げしたもの、口あたりうま。

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お造り
 ~駿河湾と相模湾の旬魚~
   本山葵 あしらい一式
   バジル醤油 土佐醤油 煎り酒

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刺身は、フエフキダイ、本マグロ、アオダイ でした。

次の魚料理は、チョイスメニュー。
・糸よりの雲丹焼 分葱
  金時草の煮びたし 菜種のオイル
・伊佐木と帆立 帆立出汁の泡
  伊豆原木椎茸ピュレ 温玉
・金目うろこ焼き 春菊ソース
  白鮑茸のチップ 菊花 銀杏 酢橘
の中から、
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・伊佐木と帆立 帆立出汁の泡 を選びました。

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泡がこんもりと。
スプーンでかき分けてみると、

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泡の中から伊佐木と帆立がこんにちは。

こりゃうまい。決め手は出汁ですね。
全て帆立の出汁で仕立てているそう。
伊佐木が少しカリッとしているのもよいです。

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続いて強肴。

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強肴
 和牛と鹿肉のグリエ
  冬瓜 万願寺唐辛子 葱の炭ソースと笑醤 豆腐のピュレ 薔薇

和牛はサーロインの炭火焼。鹿肉は低温調理でしっとりと、香りを和らげるために薔薇と一緒に。
とてもジューシーな和牛でした。

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温かいほうじ茶。

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ごはんは釜炊きで到着。

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鰹の一番出汁と梅肉を合わせたものを炊き上げています。
三つ葉、大葉、茗荷、湯引きして柔らかくした鱧、枝豆、煎り胡麻。

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よそってもらって、

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食事
 鱧とかやく御飯
  香の物 赤出汁
 夕食のお米は山形県産つや姫を使用しております

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釜からおかわりをして、

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全部いただきました。

赤出汁と香の物もおかわり可能です。

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寄木細工の楊子入れには、黒文字の爪楊枝。

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デザートは、高足の器での提供。

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デザート
 巨峰と薔薇・桃の親和

巨峰のコンポートとグラニテ。
薔薇のジャム、桃のソルベとクレームダンジュ。
クルミのキャラメリゼ。

佳ら久 六つ喜 の夕食は、
煮物椀、魚料理、釜炊き御飯に、うまさを感じました。やはり出汁のよさ。
しかし、他はびっくりするほどではありません。立石真平料理長と期待しすぎました、大きい旅館だと行き届かないかな。。
という感想は、朝食でひっくり返るのですが。


箱根・強羅 佳ら久 夜の過ごし方

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佳ら久の夜の過ごし方は、ゲストラウンジ間AWAI。
有料のバータイム 19:30~23:00にも行ってみました。

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フリーフローのドリンクやフードは片付けられ、バーテンのカウンターに変身です。
有料メニューは、カクテル多種からウイスキー、ワインなど。
ハムやチーズ、かまぼこなどのおつまみもありました。

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棚のウイスキー各種も注文可能です。

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カクテルを一杯。

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さて、部屋に戻り、夜の露天風呂でひと風呂浴びて、

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ベッドにもぐり込みます。
おやすみなさい。


箱根・強羅 佳ら久 翌朝

翌朝。
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晴れた朝です。

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まずは大浴場へ。
夜間に男女入れ替えがあり、
展望露天風呂 蒼海。

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脱衣場。

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タオル、バスタオル完備。

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化粧台。

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内風呂。

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露天風呂。
南向きの景色。正面の山あいの先には相模湾です。

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景色を楽しむためのソファスペースもありました。

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洗い場。

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ミストサウナ。


箱根・強羅 佳ら久 朝食 六つ喜

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佳ら久の朝食は、和食の六つ喜か、鉄板焼の十邑から選択ができます。
もちろん選んだのは、六つ喜。

朝食時間は、7.30~9:00の中で15分刻み。
一番最初の時間7:30を指定して、向かいました。
会場は、時間ピッタリにならないと開きません。

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六つ喜のレストラン席を通り抜け、

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朝食も、夕食と同じ個室です。
しっかりと朝日が当たる東向き。和風のBGM。

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テーブルセット。

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お品書き。

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料理が運ばれてきて、最後に釜炊きの御飯が到着。

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食事
 白米釜炊き御飯 味噌汁
  ご朝食のお米は福井県産いちほまれを使用しております

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朝食が揃いました。

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蓋を開けて。
見た目華やか。料理が輝いています。餡の力なのか、調理の仕方なのか。

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この箱、一品一品が感動もの。
おばんざいと、向付です。

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左上には、菊菜胡麻和え

右上には、銀豆腐 納豆醬油 山葵
 銀豆腐にかけてあるのは納豆醤油。

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出汁巻き卵 銀餡 三つ葉
 出汁巻き卵は、ほのかにあたたかい餡がうまい。

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オクラ長芋 滑子 土佐酢ジュレ
 長芋は、小さく正方形に切ってあり、さらっと口に入ります。

冬瓜 鶏そぼろ餡 桜海老
 冬瓜、鶏そぼろと桜海老がうまーい。

山葵昆布 佃煮
 山葵昆布うま。ピリ辛がより旨さをひきたたせる。

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向付 鰹たたき ポン酢ジュレ
    あしらい一式

刺身に、餡ともみじおろしがアクセント。

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煮物 
 南京饅頭 ズッキーニ揚煮 古地 人参 隠元 卸生姜

煮物は、見た目美しい。人参がきれい。
もちろんあたたかい。
南京饅頭はさすが。軽く揚げた口当たりと、餡。私は餡が好きなのかも。

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焼き物
 下田小木曽商店 鯖干物 大根卸し 伊豆天城山葵漬け
  小田原籠清 蒲鉾

鯖干物は、光っています。
下田小木曽商店のだからでしょうか。いやきっと調理方法でしょう。

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テーブルセットの付け合わせは、

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山葵昆布 佃煮
小田原産十郎梅 焼海苔と御殿場天野醤油出汁割り
駿河湾産ちりめんの山椒煮

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ごはんはもちろん全部いただきました。

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水菓子
 南瓜プリン 季節のフルーツ

フルーツは、なしとブルーベリー。

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佳ら久は、朝食で使用したお箸を記念として持ち帰ることができます。お箸拭きを渡されて。

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この箸は売店で販売もしていました。

佳ら久 六つ喜 の朝食。
見た目から輝いています。
それぞれの素材は、朝食で出てきそうな素材ながら、
一手間を掛けることで、オリジナルの感動ものの皿になっています。

立石真平料理長の感動する一品一品。
出汁がうまいのはもちろんのこと、
この人の決め手は、餡でしょう。あと軽く揚げたもの。

夕食には、餡や出汁のものは少なかったように思います。


箱根・強羅 佳ら久 チェックアウトまで

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さて、食後の時間には、ゲストラウンジ間AWAI へ。
フリーフロータイムの翌朝営業時間は、7:00~11:00 。

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朝のメニューは、前日とは違うものもあります。
カットフルーツ(メロン)、ピーチゼリー、ヨーグルトキウイソース。

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前日と同じものもあり。安納芋ケーキ、花餅。

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前日よりも品数は少なくなっていますが、朝もしっかりとした内容です。
生ビールとともに、いただきます。

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精算はフロントにて。
チェックアウトの前に、精算を済ましておきました。

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精算をすると、精算済みの札と、お土産を渡されました。
お土産は、小田原ちん里う十郎梅。


箱根・強羅 佳ら久 送迎

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佳ら久のチェックアウトは11時。
10:45発の小田原駅行き無料送迎を予約したので、時間にあわせて向かいます。

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正面玄関への近道を発見したので、こちらから。
東棟2階の廊下にある出口。

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ここから屋外に出ます。

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この階段を上ると、目の前が正面玄関です。

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正面玄関には、送迎車と、スタッフが待ち構えていました。

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佳ら久の送迎は、マイクロバスではあるものの、全席革張り。優雅なピアノBGMが流れる快適な車内。
送迎は所要時間40~50分。箱根湯本を先頭にした渋滞が15分ありましたが、45分で小田原駅に到着しました。

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降車場所は、小田原駅西口の北条早雲公像の前。
マイクロバスはこれから迎えの送迎車になるようです。


箱根・強羅 佳ら久 まとめ

立石真平料理長の六つ喜の料理は、やっぱり美味い感動もの。出汁と餡、そして軽く揚げたもの。そんな一皿をまた食べに来たいです。
施設はオリックスの高級旅館、部屋はホテル寄りのしつらえ。サービスはオリックスレベルですが、フリーフローは、満足度高いです。
部屋に籠もって、フリーフローを楽しみ、六つ喜で舌鼓。そんな過ごし方をする宿です。

★「箱根・強羅 佳ら久」(箱根/強羅温泉)
★「箱根・強羅 佳ら久」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「熱海・伊豆山 佳ら久」(伊豆/熱海伊豆山温泉)
 「HAKONE NICA」(箱根/宮城野温泉)
 「玉峰館」(伊豆/河津・峰温泉)

箱根・強羅 佳ら久
料金・基本情報はこちら ▶ 箱根・強羅 佳ら久


旅館・ホテルランキング

箱根小涌園 天悠 に行ってきました。
箱根小涌園天悠_122
ホテル椿山荘東京の藤田観光が経営する、全室露天風呂付客室である150室の大きな旅館です。

箱根小涌園天悠_1
東京からは、小田原駅から路線バスで35分、箱根湯本駅から20分。
箱根小涌園は、小涌谷駅から歩くには遠く、送迎シャトルバスが出ているのは強羅駅です。
そのため、路線バスで向かった方が早いです。

箱根小涌園天悠_4
天悠バス停に到着です。

箱根小涌園天悠_5
道路沿いの天悠の看板がお出迎え。

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シティホテルのようなドアマンに迎えられ、

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エントランスを入ります。

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ロビーのフロントで、チェックイン。
スーツ姿のスタッフも、シティホテル式のしっかりとした対応です。さすが藤田観光。
チェックインの15時より早めの到着でしたが、そのまま部屋に案内してくれました。

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部屋への案内役は、数人だけいる着物の仲居姿のスタッフ。
エレベーターに乗り、フロントのある5階から、

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7階へ。

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館内の案内板は、箱根寄木細工。

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廊下は、完全に最近のシティホテルです。

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本日の部屋、707。
温泉露天風呂付客室。

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踏込から、

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本間。
ベッドのある畳敷きの空間です。

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本間を反対から。

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照明は少なめ。ホテルの客室風です。

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露天風呂のあるバルコニーからの景色は外輪山側。
天悠の正面玄関に面していますが、
部屋滞在の目線の高さからは、ほとんど目に入らず、気になりません。

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部屋の温泉は、チェックイン時は空っぽ。

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湯はりボタンを押して温泉を出します。

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部屋の温泉露天風呂がととのいました。

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外からの目線が気になる女性向けに、ブラインドも用意されていました。

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部屋の菓子は、天悠オリジナルの 天のはる菓。
白あん入りの菓子。「博多通りもん」みたいな感じです。

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ミネラルウォーターの用意があり、冷蔵庫は空でした。

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コーヒー、お茶はパックで用意されています。

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浴衣と作務衣が、それぞれ全サイズおいてあり、館内はどちらでもOK。

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丹前もあります。

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部屋にアレクサがあり、音楽を流したりと、便利でした。

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水回り。

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アメニティは天悠のロゴ入り。

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ポンプ式のアメニティは、DHC。

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シャワーブース。

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タオル持ち運び用の籐の籠。
大浴場にもタオルバスタオルは完備です。

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お手洗い。

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それでは、鍵を手に取り、

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大浴場に向かいます。

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大浴場は、偶数日、奇数日で男女入れ替えとなっており、
今日は、浮雲の湯。

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天悠のシンボル、インフィニティ露天風呂 は、この浮雲の湯です。
チェックイン時間前でしたので、誰も居ませんでした。

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湯船につかれば、水面の延長線上が外輪山になります。

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大浴場は、もちろんタオルバスタオル完備です。

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箱根天悠の宿泊者は、箱根小涌園 元湯 森の湯も無料で利用ができます。
天悠1階から連絡通路を通り、

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途中、ユネッサンの横を通りますが、ユネッサンは無料利用に含まれていません。
水着持ってきてないですし。

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箱根小涌園 元湯 森の湯。
フロントで、天悠のルームキーを見せれば、タオルバスタオルを貸してくれます。
広い日帰り温泉施設です。
天悠は、部屋の露天風呂と、大きい大浴場がありますので、
わざわざ騒がしいこちらに来なくてもいいかなと思いました。

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天悠に戻り、1階に庭園を発見。

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渓谷側に新しく造成された散策路。

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一番奥には、新設した小さな社、箱根温泉神社がありました。

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1階にはバーラウンジ。

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日中は、ワーケーション用のスペースとして開放されていました。

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5階のフロントロビーでは、ハーブティーのサービス。
赤青黄と、濃い色をしていますが、味は穏やかなハーブの香り。

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もう一つのサービスが、有平糖。
仲居姿のスタッフが、シャリシャリして美味しいですよーと勧めてきたので、一つ口に放り込みます。確かにしやりしゃり。小田原レモン味が美味しかったです。

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売店は、小さめのお土産が中心。

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先ほどの有平糖も売っていました。

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ロビーには、天悠ロゴマークのオブジェのフォトスポットも。


今日の夕食は17時から。夕食は、今は二部制になっているようです。
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食事会場は、5階 ダイニングはこね。
ホテルマンのような受付に、部屋番号を伝えて中へ。

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仲居姿の女性スタッフの先導で席へ。

さすが、ホテル椿山荘東京の藤田観光。しっかりしてるわ。
と思ったら、ドリンクの注文から、たどたどしいおじさんと外国人実習生に交代。
ドアマンや受付や案内役など、客との最初の接点に、しっかりとしたスタッフを配置する。そうでない人材もいる。企業だなあと感じました。

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本日の席はこちら。

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最初のセット。

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お品書き。

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飲み物は、アサヒビールの生ではじめます。
地元産だねと思いましたが、足柄にあるアサヒビール神奈川工場は来年2023年で閉鎖らしいです。

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釜炊きに火が入れられるとともに、
前菜が到着。

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前菜
 伊豆産鹿ソーセージと鶏肉と近江八幡蒟蒻のトマト煮
 うすい豆ムース かりかり梅
 分葱の粒マスタード鉄砲和え
 蓬豆腐 クコの実 和だしと生クリームの餡掛け
 鰆の菜種焼

和食ながら、最初に箸をつける料理が、トマトソース。イタリアンのような印象から始まり、不思議な感覚です。

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続いての御造りは、箱根の朝もやをイメージした演出で、ドライアイスでもくもく。

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御造り
 海の幸 香草鯛松皮造り 勘八金柑挟み 鮪湯葉巻き
 山の幸 神奈川県産自然薯 うるい 花びら大根
     ラディッシュ 黄人参 山葵 紅蓼

鮪は、湯葉巻き。初めての品でしたが、舌触りなめらかで鮪がより美味しくなるような気がしました。

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次のお酒は、神奈川の地酒、松みどり。

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鍋にも火がかけられ、

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ブイヤベースの出来上がり。

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魚料理
天悠特製ブイヤベース
 蛤 筍 白身魚 大平台産生麩
 蛸 スナップエンドウ エリンギ茸
 静岡県産青海苔のソース

生麩は、もっちりとした強い歯ごたえ。

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続いては肉料理。

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肉料理
国産牛ロースステーキ
 山椒フォンドヴォーソース
 新玉ねぎの胡麻味噌田楽
 アスパラガス 木耳 ローストトマト

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食事のはじめに火がつけられた、お釜のご飯も、
炊き上がりました。

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御食事 静岡県産釜揚げしらすと浅利の釜炊き御飯 蕗の薹味噌 香の物
止め椀 赤出汁

甘味 本日の果物盛り合わせ 
メロン、レッドグローブ(ぶどう)、日向夏でした。

天悠の食事は、ばーっと一気に作って、ばーっと運んでいる、
高級シティホテルの宴会場の料理のような印象です。
それでも目の前のダイニングで作っているので、温かい料理。
品数は多くありませんが、良い印象の夕食でした。

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部屋に戻れば、自分で窓のブラインドを下ろします。
布団敷きもないので、スタッフの入室はありません。

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部屋の露天風呂で、もう一風呂。

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夜の過ごし方は特にありませんので、そのままベッドにもぐりこみました。

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おやすみなさい。


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翌朝。
外輪山側の部屋は、日の出が見れます。

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朝風呂は大浴場へ。
夜間に男女入れ替えとなり、翌日は車沢の湯。
渓谷側のため、眺望はありませんが、庭園の滝に面した露天風呂がありました。

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7時には、朝食に向かいます。
会場は夕食と同じく ダイニングはこね で、ブッフェです。時間は7:00~9:30のなかで自由。

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広いダイニングに、たくさんの種類の料理が並んでいます。

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オムレツは、注文を受けて目の前で作ってくれます。

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フレンチトーストも目の前で。

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小田原産の鯵の開き、静岡県産黒はんぺんといった、地元周辺の名物も。蟹までありました。

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静岡県産 鹿の味噌煮込み、静岡県産 地養鳥の照り焼き といった夕食にで出そうなしっかりとしたものも。

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パンも数種類。
これ、ホテルのパンでした。ホテルのパンって、どうしてああも美味しいんでしょう。

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こちらは、おこのみ山海丼。
どんぶりご飯の上に、自分で海の幸、山の幸をのせていきます。

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ブッフェを全種類の料理を取った結果がこちら。
60種類くらいあり、もりもりとなりました。
これほど種類が豊富な朝食ブッフェを出す旅館は、珍しいです。

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ライブキッチンのオムレツ、フレンチトーストを始めとした洋食。

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おこのみ山海丼に、地元の名物がたくさんの和食。

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パン、デザート、シリアルとドリンク。
パンには、イチゴやブルーベリーのほか、ニューサマーオレンジ、梅、みかん、きなこなど珍しいジャムをあわせて。

どの料理もおいしく、はち切れんばかりの満腹になる朝食でした。

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ちなみに、食事を終えた8時くらいになると、
ブッフェラインはこの混雑。
早めの時間に来ることが良いですね。

滞在は、11時ギリギリまでゆっくりしてからチェックアウト。
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チェックアウトは、自動精算機でした。これはまるでビジネスホテル。
しかし、個人客向け150室の旅館ですから、全室フロント対応だとめちゃくちゃ待つのでしょうね。待つよりは良し。

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帰り際には、エントランス横のフォトスポットでパシャリ。

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帰りは、天悠の定時送迎シャトルバスで強羅駅へ。

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シャトルバスは小涌園の各施設を経由して、10分ほどで強羅駅に到着。

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強羅駅から箱根登山鉄道で東京への帰路につきました。

箱根小涌園 天悠
藤田観光のシティホテルを、温泉にもってきた感じ。
設備、サービス、食事ともに、新しいホテル同様の快適さがあります。スタッフもつかず離れず。
一方、企業として一定の基準を確実に担保するものの、効率化によって、旅館独特のおもてなし感は薄まっています。
客層は、年配夫婦に加えて、若い夫婦も多かったです。
温泉旅館というカテゴリのステレオタイプではないですが、これからの世代には、こういう形の宿が、支持されていくのかもしれません。

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