いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

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カテゴリ: 箱根・湯河原

箱根小涌園 天悠 に行ってきました。
箱根小涌園天悠_122
ホテル椿山荘東京の藤田観光が経営する、全室露天風呂付客室である150室の大きな旅館です。

箱根小涌園天悠_1
天悠へのアクセスは、小田原駅から路線バスで35分、箱根湯本駅から20分。
箱根小涌園は、小涌谷駅から歩くには遠く、送迎シャトルバスが出ているのは強羅駅です。
そのため、路線バスで向かった方が早いです。

箱根小涌園天悠_4
天悠バス停に到着です。

箱根小涌園天悠_5
道路沿いの天悠の看板がお出迎え。

箱根小涌園天悠_57
シティホテルのようなドアマンに迎えられ、

箱根小涌園天悠_124
エントランスを入ります。

箱根小涌園天悠_58
ロビーのフロントで、チェックイン。
スーツ姿のスタッフも、シティホテル式のしっかりとした対応です。さすが藤田観光。
チェックインの15時より早めの到着でしたが、そのまま部屋に案内してくれました。

箱根小涌園天悠_61
部屋への案内役は、数人だけいる着物の仲居姿のスタッフ。
エレベーターに乗り、フロントのある5階から、

箱根小涌園天悠_6
7階へ。

箱根小涌園天悠_30
館内の案内板は、箱根寄木細工。

箱根小涌園天悠_7
廊下は、完全に最近のシティホテルです。

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本日の部屋、707。
温泉露天風呂付客室。

箱根小涌園天悠_9
踏込から、

箱根小涌園天悠_10
本間。
ベッドのある畳敷きの空間です。

箱根小涌園天悠_11
本間を反対から。

箱根小涌園天悠_69
照明は少なめ。ホテルの客室風です。

箱根小涌園天悠_68
露天風呂のあるバルコニーからの景色は外輪山側。
天悠の正面玄関に面していますが、
部屋滞在の目線の高さからは、ほとんど目に入らず、気になりません。

箱根小涌園天悠_64
部屋の温泉は、チェックイン時は空っぽ。

箱根小涌園天悠_63
湯はりボタンを押して温泉を出します。

箱根小涌園天悠_65
部屋の温泉露天風呂がととのいました。

箱根小涌園天悠_66
外からの目線が気になる女性向けに、ブラインドも用意されていました。

箱根小涌園天悠_15
部屋の菓子は、天悠オリジナルの 天のはる菓。
白あん入りの菓子。「博多通りもん」みたいな感じです。

箱根小涌園天悠_14
ミネラルウォーターの用意があり、冷蔵庫は空でした。

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コーヒー、お茶はパックで用意されています。

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浴衣と作務衣が、それぞれ全サイズおいてあり、館内はどちらでもOK。

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丹前もあります。

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部屋にアレクサがあり、音楽を流したりと、便利でした。

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水回り。

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アメニティは天悠のロゴ入り。

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ポンプ式のアメニティは、DHC。

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シャワーブース。

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タオル持ち運び用の籐の籠。
大浴場にもタオルバスタオルは完備です。

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お手洗い。

箱根小涌園天悠_27
それでは、鍵を手に取り、

箱根小涌園天悠_29
大浴場に向かいます。

箱根小涌園天悠_32
大浴場は、偶数日、奇数日で男女入れ替えとなっており、
今日は、浮雲の湯。

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天悠のシンボル、インフィニティ露天風呂 は、この浮雲の湯です。
チェックイン時間前でしたので、誰も居ませんでした。

箱根小涌園天悠_34
湯船につかれば、水面の延長線上が外輪山になります。

箱根小涌園天悠_35
大浴場は、もちろんタオルバスタオル完備です。

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箱根天悠の宿泊者は、箱根小涌園 元湯 森の湯も無料で利用ができます。
天悠1階から連絡通路を通り、

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途中、ユネッサンの横を通りますが、ユネッサンは無料利用に含まれていません。
水着持ってきてないですし。

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箱根小涌園 元湯 森の湯。
フロントで、天悠のルームキーを見せれば、タオルバスタオルを貸してくれます。
広い日帰り温泉施設です。
天悠は、部屋の露天風呂と、大きい大浴場がありますので、
わざわざ騒がしいこちらに来なくてもいいかなと思いました。

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天悠に戻り、1階に庭園を発見。

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渓谷側に新しく造成された散策路。

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一番奥には、新設した小さな社、箱根温泉神社がありました。

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1階にはバーラウンジ。

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日中は、ワーケーション用のスペースとして開放されていました。

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5階のフロントロビーでは、ハーブティーのサービス。
赤青黄と、濃い色をしていますが、味は穏やかなハーブの香り。

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もう一つのサービスが、有平糖。
仲居姿のスタッフが、シャリシャリして美味しいですよーと勧めてきたので、一つ口に放り込みます。確かにしやりしゃり。小田原レモン味が美味しかったです。

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売店は、小さめのお土産が中心。

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先ほどの有平糖も売っていました。

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ロビーには、天悠ロゴマークのオブジェのフォトスポットも。


今日の夕食は17時から。夕食は、今は二部制になっているようです。
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食事会場は、5階 ダイニングはこね。
ホテルマンのような受付に、部屋番号を伝えて中へ。

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仲居姿の女性スタッフの先導で席へ。

さすが、ホテル椿山荘東京の藤田観光。しっかりしてるわ。
と思ったら、ドリンクの注文から、たどたどしいおじさんと外国人実習生に交代。
ドアマンや受付や案内役など、客との最初の接点に、しっかりとしたスタッフを配置する。そうでない人材もいる。企業だなあと感じました。

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本日の席はこちら。

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最初のセット。

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お品書き。

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飲み物は、アサヒビールの生ではじめます。
地元産だねと思いましたが、足柄にあるアサヒビール神奈川工場は来年2023年で閉鎖らしいです。

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釜炊きに火が入れられるとともに、
前菜が到着。

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前菜
 伊豆産鹿ソーセージと鶏肉と近江八幡蒟蒻のトマト煮
 うすい豆ムース かりかり梅
 分葱の粒マスタード鉄砲和え
 蓬豆腐 クコの実 和だしと生クリームの餡掛け
 鰆の菜種焼

和食ながら、最初に箸をつける料理が、トマトソース。イタリアンのような印象から始まり、不思議な感覚です。

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続いての御造りは、箱根の朝もやをイメージした演出で、ドライアイスでもくもく。

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御造り
 海の幸 香草鯛松皮造り 勘八金柑挟み 鮪湯葉巻き
 山の幸 神奈川県産自然薯 うるい 花びら大根
     ラディッシュ 黄人参 山葵 紅蓼

鮪は、湯葉巻き。初めての品でしたが、舌触りなめらかで鮪がより美味しくなるような気がしました。

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次のお酒は、神奈川の地酒、松みどり。

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鍋にも火がかけられ、

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ブイヤベースの出来上がり。

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魚料理
天悠特製ブイヤベース
 蛤 筍 白身魚 大平台産生麩
 蛸 スナップエンドウ エリンギ茸
 静岡県産青海苔のソース

生麩は、もっちりとした強い歯ごたえ。

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続いては肉料理。

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肉料理
国産牛ロースステーキ
 山椒フォンドヴォーソース
 新玉ねぎの胡麻味噌田楽
 アスパラガス 木耳 ローストトマト

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食事のはじめに火がつけられた、お釜のご飯も、
炊き上がりました。

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御食事 静岡県産釜揚げしらすと浅利の釜炊き御飯 蕗の薹味噌 香の物
止め椀 赤出汁

甘味 本日の果物盛り合わせ 
メロン、レッドグローブ(ぶどう)、日向夏でした。

天悠の食事は、ばーっと一気に作って、ばーっと運んでいる、
高級シティホテルの宴会場の料理のような印象です。
それでも目の前のダイニングで作っているので、温かい料理。
品数は多くありませんが、良い印象の夕食でした。

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部屋に戻れば、自分で窓のブラインドを下ろします。
布団敷きもないので、スタッフの入室はありません。

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部屋の露天風呂で、もう一風呂。

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夜の過ごし方は特にありませんので、そのままベッドにもぐりこみました。

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おやすみなさい。


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翌朝。
外輪山側の部屋は、日の出が見れます。

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朝風呂は大浴場へ。
夜間に男女入れ替えとなり、翌日は車沢の湯。
渓谷側のため、眺望はありませんが、庭園の滝に面した露天風呂がありました。

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7時には、朝食に向かいます。
会場は夕食と同じく ダイニングはこね で、ブッフェです。時間は7:00~9:30のなかで自由。

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広いダイニングに、たくさんの種類の料理が並んでいます。

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オムレツは、注文を受けて目の前で作ってくれます。

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フレンチトーストも目の前で。

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小田原産の鯵の開き、静岡県産黒はんぺんといった、地元周辺の名物も。蟹までありました。

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静岡県産 鹿の味噌煮込み、静岡県産 地養鳥の照り焼き といった夕食にで出そうなしっかりとしたものも。

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パンも数種類。
これ、ホテルのパンでした。ホテルのパンって、どうしてああも美味しいんでしょう。

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こちらは、おこのみ山海丼。
どんぶりご飯の上に、自分で海の幸、山の幸をのせていきます。

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ブッフェを全種類の料理を取った結果がこちら。
60種類くらいあり、もりもりとなりました。
これほど種類が豊富な朝食ブッフェを出す旅館は、珍しいです。

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ライブキッチンのオムレツ、フレンチトーストを始めとした洋食。

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おこのみ山海丼に、地元の名物がたくさんの和食。

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パン、デザート、シリアルとドリンク。
パンには、イチゴやブルーベリーのほか、ニューサマーオレンジ、梅、みかん、きなこなど珍しいジャムをあわせて。

どの料理もおいしく、はち切れんばかりの満腹になる朝食でした。

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ちなみに、食事を終えた8時くらいになると、
ブッフェラインはこの混雑。
早めの時間に来ることが良いですね。

滞在は、11時ギリギリまでゆっくりしてからチェックアウト。
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チェックアウトは、自動精算機でした。これはまるでビジネスホテル。
しかし、個人客向け150室の旅館ですから、全室フロント対応だとめちゃくちゃ待つのでしょうね。待つよりは良し。

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帰り際には、エントランス横のフォトスポットでパシャリ。

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帰りは、天悠の定時送迎シャトルバスで強羅駅へ。

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シャトルバスは小涌園の各施設を経由して、10分ほどで強羅駅に到着。

箱根小涌園天悠_135
強羅駅から箱根登山鉄道で東京への帰路につきました。

箱根小涌園 天悠
藤田観光のシティホテルを、温泉にもってきた感じ。
設備、サービス、食事ともに、新しいホテル同様の快適さがあります。スタッフもつかず離れず。
一方、企業として一定の基準を確実に担保するものの、効率化によって、旅館独特のおもてなし感は薄まっています。
客層は、年配夫婦に加えて、若い夫婦も多かったです。
温泉旅館というカテゴリのステレオタイプではないですが、これからの世代には、こういう形の宿が、支持されていくのかもしれません。

★箱根小涌園 天悠(箱根/小涌谷温泉) ブログ
★箱根小涌園 天悠が好きなら、この旅館もおすすめ
 「箱根・強羅 佳ら久」(箱根/強羅温泉)
 「星野リゾート 界」(界 アルプス
 「稲取銀水荘」(伊豆/稲取温泉)

箱根小涌園 天悠
料金・基本情報はこちら ▶ 箱根小涌園 天悠


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湯河原温泉の 懐石旅庵 阿しか里 に行ってきました。
阿しか里_143
阿しか里は、2022年7月からのadodaのCMのロケ地になっていますね。
バナナマンが出演している旅行予約サイトCMの旅館はどこ?と質問があったので追記。
アゴダの客層にはマッチする旅館だと思います。【22/07追記】

阿しか里_1
東京駅から特急踊り子で73分、

阿しか里_2
湯河原駅に到着です。

阿しか里_146
駅前には、ゆがわらの手湯があるような、温泉街の駅です。

阿しか里_66
事前予約の送迎で約7分。
湯河原の高台にある、懐石旅庵 阿しか里 に到着です。

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のれんをくぐり、

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玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
古い旅館のたたずまい。

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玄関には香の匂い。

横には、ミキハウスによるウェルカムベビーのお宿認定証。
赤ちゃん連れでも泊まれるのですね。

阿しか里_51
ロビーにてチェックイン。
BGMはピアノのリラックスミュージック。

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ここで宿帳に記入し、食事の時間を聞かれます。
夕食時間は18時~/18時半~、朝食時間は8時~/8時半~。

また、朝食のチョイスメニューを聞かれ、
魚は、鯵干物・えぼ鯛干物・西京焼から、えぼ鯛。
卵は、だし巻き・卵かけご飯から、だし巻きを選びました。

阿しか里_52
ロビーには、コーヒーマシンがあり、
コーヒー・紅茶を、自由に飲むことができます。

阿しか里_54
それでは、部屋に案内されます。

阿しか里_61
廊下は、お食事処の前を通ります。

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ワインセラーがありました。夕食時に飲むことにしましょう。

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お土産コーナーは小ぶり。

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廊下の最後に急な階段を下ると、

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本日の部屋、香久山 に到着。
別館露天風呂付和洋室
本間8畳+ベッドスペース+大型デッキテラス。

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踏込から、

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本間10畳。

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本間を反対から。

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ベッドスペース。

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窓向きのチェア。

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水回り。

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アメニティ。

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バスローブ。

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シャワーブースの先に、

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露天風呂とデッキテラス。

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露天風呂。
香久山は、阿しか里の建物の隅にあるので、湯河原温泉街を見下ろせます。
この高低差、バス停から高台にある阿しか里まで、徒歩でくるのは現実的ではないですね。

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デッキテラスのソファでゆっくりすることもできます。
庭園に面しているので虫が多いですが、

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蚊取り線香が用意されています。
草履にも虫よけがかぶされています。

阿しか里_120
雨天用の笠もありました。なぜかストーブの上に。

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浴衣は2枚用意がありました。

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巾着袋の中は、アメニティ。

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大浴場は、タオル持参です。
バスタオルの用意はあります。

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冷蔵庫。
ミネラルウォーターのみ無料。

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コーヒーマシンもありました。

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部屋菓子は、あんこ菓子ぐり茶しぐれ、かわはぎ小判。

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それでは、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。

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大浴場 橘の湯。
大浴場は深夜0時に男女入替です。
タオルは持参。バスタオルは用意がありました。

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脱衣所。

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橘の湯は、内風呂のみです。

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湯上がりには、麦茶の用意。
朝のみ、ヤクルトが用意されます。

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氷菓の用意もありました。
子供用のミニゼリーを凍らせたものですね。

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かたわらにはアメ玉。
子供向けの感じです。


さて、阿しか里の館内を少し見させてもらいました。
阿しか里_77
【萩(別館露天風呂付和洋室)】
本間10畳+ベッドスペース+大型デッキテラス

阿しか里_7
【萩(別館露天風呂付和洋室)】本間。

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【萩(別館露天風呂付和洋室)】ベッドルーム。

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【萩(別館露天風呂付和洋室)】水回りとシャワーブース。

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【萩(別館露天風呂付和洋室)】露天風呂。

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【桜花(別館露天風呂付洋室)】ベッドスペース+大型デッキテラス

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【桜花(別館露天風呂付洋室)】ベッドスペース。

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【桜花(別館露天風呂付洋室)】露天風呂。

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【京(別館露天風呂付和室)】本間10畳+大型デッキテラス

萩・香久山・桜花と異なり、古い廊下空間。

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【京(別館露天風呂付和室)】本間。
内部も古い部屋になっています。お手洗いも古い。

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【京(別館露天風呂付和室)】露天風呂。

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【高圓(別館露天風呂付和洋室)】
本間10畳+ベッドスペース+大型空中景観デッキテラス

京の隣で、古い廊下空間。

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【高圓(別館露天風呂付和洋室)】本間とベッドルーム。
廊下と異なり、内部は香久山と同じレベルで、お手洗いもきれいです。

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【高圓(別館露天風呂付和洋室)】露天風呂。

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離れは、九重と泊瀬の2部屋。

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【九重(離れ露天風呂付和洋室)】
本間10畳+ベッドスペース+大型空中景観デッキテラス

離れは、内部はきれいですが、お手洗いは古いです。

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【九重(離れ露天風呂付和洋室)】露天風呂。

阿しか里 客室の比較。
客室はどれがいいのか、は上記の通り、
萩・桜花・香久山>高圓 までが設備良く、
九重・泊瀬 は一段落ち、
京 は、できれば避けるとよいでしょう。

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館内は、あとは本の部屋があるくらいです。

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小説などたくさんの本が置いてあります。
テレビゲーム機も置いてありました。


さて、夕食の時間になりました。食事会場に向かいます。
阿しか里_83
廊下の途中、調理場には、
美味しい物が出来ますように丹精込めて支度中、との表示。
クスリとさせます。

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夕食会場は、お食事処 dining乃庭。
BGMはピアノのヒーリングミュージック。

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今日の席は、庭に面したカウンター式のこちら。

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お品書き。

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飲み物は、ワインセラーに触発されて、

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「懐石とワインのマリアージュ」飲み比べセット三種をお願いしました。
阿しか里ドリンクメニュー1/9。

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阿しか里ドリンクメニュー2/9。

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阿しか里ドリンクメニュー3/9。

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阿しか里ドリンクメニュー4/9。


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阿しか里ドリンクメニュー5/9。

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阿しか里ドリンクメニュー6/9。

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阿しか里ドリンクメニュー7/9
ワインは、マリアージュ・ハウスワイン以外はフルボトル注文のみ。

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阿しか里ドリンクメニュー8/9。

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阿しか里ドリンクメニュー9/9。

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最初のセットが運ばれてきました。

作務衣のスタッフは、技能実習生なのか若い外国人。
器をドサッと配膳していきます。引き戸を、手を離して勢いで開け閉めしていたりと、
所作に残心がない。
おもてなしの心がこもっていないように感じさせます。

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先付 茄子の利休寄せ
   蟹身 谷中生姜 美味出し

阿しか里_90
旬菜 雲丹の氷柱寄せ 楓新丈
   川海老唐揚げ 鯖寿し
   水玉鬼灯 鮎蓼みそ焼
   帆立向日葵

添えられた楓と鬼灯を、隅に寄せて。
見た目はきれい。口に運ぶと、乾いた感じでした。

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マリアージュの1杯目は、
エルベケルラン・スパークリング・ブラン・ド・ブラン。

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続いての吸物は、

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吸物 身搔き鱧油引き
   桂冬瓜 手まり麩
   柚子

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そして、熱々の器で出てきたのが、

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凌ぎ 小角鰻櫃まぶし
   煎りごま
   針しそ

まだお腹が空いている最初のころに、2,3口のひつまぶしは美味しい。

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マリアージュ2杯目は白ワイン、グリド甲州。

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造里 季節の魚貝盛り合わせ
   あしらい物

みずみずしい刺身です。

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強肴 和牛冷しゃぶ仕立て
   繊野菜火取り
   ポンズ

脂身の少ない、食べやすい和牛冷しゃぶでした。

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次いで、熱々の器で出てきたのは、

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蒸し鉢 鮑の寄せ蒸し
    結び逢麩 青梗菜
    べっこう餡

べっこう餡の透き通った表層がきれいです。

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マリアージュの3杯目。
白ワイン、コート・デュ・ローヌプレン・シュッド。

阿しか里_112
台の物 鱒の煎り焼 クリーム掛け
    黒皮南瓜 アスパラ
    網じゃが芋

器もしっかり温められています。
ジャガイモの香りがすごい。
タルタルの進化版のような、ジャガイモのクリームソースでした。

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最後の食事が運ばれてきました。

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留肴 辛み大根の卸し和え
   赤貝 白ダツ 生のり
   土佐酢

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食事
香の物
留椀 小蕪 とろろ昆布 洗い葱

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おひつで提供されたご飯は、

阿しか里_117
残さず頂きました。
阿しか里には、夜食処も無いですから、ここでお腹一杯にします。

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デザート

ブドウ・スイカに、シフォンケーキ。


阿しか里の夕食は、見た目鮮やかでした。
料理に工夫を感じます。感動レベルではありませんが、
阿しか里のこだわりポイントです。


阿しか里_121
阿しか里は湯河原温泉のなかでも高台にあり、周囲に何もないため、
食後は、部屋の露天風呂でひと風呂をあびて、

阿しか里_122
早々に就寝。
おやすみなさい。


翌朝。
阿しか里_144
晴れた朝です。

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大浴場へ。
深夜0時に男女入替となり、朝は、椿の湯。

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脱衣所。

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内風呂。

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露天風呂。

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湯上がりには、朝はヤクルトが用意されていました。

阿しか里_128
朝食会場は、夕食と同じく、
お食事処 dining乃庭。

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料理が運ばれてきて、全てそろいました。

阿しか里_135
先付と、わかめうどん、お造り。

阿しか里_136
チェックイン時に選んだ魚料理は、えぼ鯛の干物。

煮物とともに、ほのかに温かいくらいの温度。作り立てではありません。

阿しか里_137
選んだ玉子料理、だし巻き。

阿しか里_138
地のり。

阿しか里_139
デザート。

阿しか里_140
御飯はおひつでの提供で、

阿しか里_141
全部いただきました。

阿しか里_144
朝食後は、部屋の露天風呂で、もうひと風呂。

阿しか里_142
10時過ぎに、フロントでチェックアウトしました。

湯河原駅までの送迎は、他の客と時間が重なったようで、
宿払いのタクシーでの送迎でした。

阿しか里_150
湯河原駅からは、1か所観光に立ち寄り。
ちぼり湯河原スイーツファクトリー。湯河原駅から徒歩3分。
贈答用アソートクッキーメーカー「ちぼり」の直営店です。

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ここの名物は、クッキーバイキング。
一人550円税別で、60分間クッキー食べ放題+ワンドリンク付き。

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好きなだけクッキーを取り、モリモリと頬張りました。

阿しか里_149
工場併設なのでアウトレット品の販売もあり、身内用の土産も調達できます。

阿しか里_151
土産も買い込み、湯河原駅から、東海道線で東京への帰路につきました。

料亭旅庵 阿しか里
ウェルカムベビーのお宿。
旅館は高級であればあるほど、子ども連れは難しくなりますが、
子どもがいるけど高級旅館に泊まりたいというときに、丁度良い塩梅だと思います。

スタッフは技能実習生なのか若い外国人がほとんどで、
伝統的な日本旅館の仲居さんのおもてなし、という感じではありません。

施設は古いですが、客室はちゃんと選べばリニューアルされた快適な空間です。萩、香久山、桜花、高圓。
また、別館2階客室と本館客室は、露天風呂増設の改修工事をしていたので、今後よくなるかと。

懐石旅庵をうたっているので、料理に工夫を感じます。
料理を目的にできるという程までは言えませんが、阿しか里のこだわりポイントです。

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 「清流荘」(伊豆/蓮台寺温泉)
 「正平荘」(伊豆/伊豆長岡温泉)
 「仙郷楼」(箱根/仙石原温泉)
 「白檀」(箱根/強羅温泉) 阿しか里と経営が一緒

懐石旅庵 阿しか里
料金・基本情報はこちら ▶ 懐石旅庵 阿しか里


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