いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

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カテゴリ: 群馬(伊香保・草津・水上)

群馬県の 草津温泉 望雲 に行ってきました。
草津温泉望雲_0099
雪の降りはじめの季節、にっぽんの温泉100選で18年連続1位の草津温泉への訪問です。

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上野駅から特急草津に乗り込みます

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上野駅から約2時間20分で終点、長野原草津口駅に到着です。
7両編成の6-7割乗車という、多くの人数がぞろぞろと下車します。

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長野原草津口駅からは、JRバスの急行草津温泉行きに乗り換えます。

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乗客が多く、満員で乗れないのでは、と心配していましたが、
駅前には7台のバスが待機しており、
乗り込み終えたら、1台ずつ定刻を待たずに発車のスタイル。
乗客がいなくなるまで臨時便を出すそうで、乗れないという心配はなさそうです。

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長野原草津口駅から約20分、草津温泉バスターミナルに到着。

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草津温泉バスターミナルから坂道を3,4分下ったところが、
草津の中心地、湯畑です。

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湯畑は、写真を撮る観光客がたくさん。

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昼食は、湯畑から通りを少し入ったところにある、
湯川テラスにて。

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湯川テラスは、老舗旅館の奈良屋が2020年にオープンさせた姉妹館。
泊まれるレストラン&カフェということで、2室の温泉付客室とあるそうです。

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ここで頂いたのが、
上州牛といくらのぜいたくひつまぶし(3,000円税別)。

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お椀によそって、薬味と出汁をかけて、掻き込んで頂きます。
草津温泉には珍しい、ゆったりとできるカフェ空間でした。

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湯畑から西の河原通りに入り、

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途中、分岐する坂を上っていくと、

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望雲の看板がお出迎えです。

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坂を上りきって、建物が姿を表しました。

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草津温泉 望雲 に到着です。

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玄関を入って靴を脱ぎ、
フロントで宿帳に記入してチェックイン。

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ロビーラウンジで少し待ち、

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部屋に案内されます。

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本館を進み、

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新館である松雲庵を進みます。

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部屋の前の廊下と、障子を挟んで吹き抜け空間となっており、
廊下特有の閉塞感が無いような構造になっています。

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本日の部屋はこちら。
松雲庵客室12.5畳+6畳。1階 泉水4。

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踏込から、

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和室12.5畳。

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和室を反対から。
入口のふすまが2つあるのは、
左側は、部屋食のときにスタッフが出入りする入口です。

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広縁と、その先にテラス。

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1階のみテラスがありますが、景色はありません。

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冷蔵庫には、ぐんまちゃんマークの尾瀬のおいしい水。

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水回りと、

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お手洗い。

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内風呂。

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浴衣と、外出用のコート。
バスタオルは大浴場に持参です。

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お茶菓子は、田島屋のくるみ味噌餡饅頭です。


ちなみに、他の部屋タイプを見させてもらったところ、
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【雲松庵露天風呂付客室】
部屋のサイズと設備は、雲松庵客室と同じで、

草津温泉望雲_0062
【雲松庵露天風呂付客室】には、露天風呂があるのみが違いです。
露天風呂からは、景色は無く、

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外から見ると、この辺りに立地しています。

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【本館和室】踏込から、

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【本館和室】10畳。

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【本館和室】水回り。

新館雲松庵と本館の違いは、
建物の古さによる差があります。
水回りは雲松庵増築のタイミングでリニューアルされているので同設備です。

雲松庵と本館では、料理内容も違うようで、
高級旅館を求めるなら、雲松庵なのだそうです。
実際、JTBや一休.comでは、雲松庵のみを取扱しています。

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建物を外から見ると、
雲松庵は、ガラス張りの現代風建築。

草津温泉望雲_0106
本館は、昔ながらの和旅館風建築になっています。

草津温泉望雲_0072
では、部屋に戻り、
鍵とバスタオルを手に取り、

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大浴場へと向かいます。

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エレベーターを利用して、

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2階へと上がります。

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吹き抜け横の廊下を進み、

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大浴場。西の湯と、万代の湯。
源泉の異なる2つの湯を楽しむことができます。

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西の湯 脱衣場。

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タオルは完備。

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西の湯 内風呂と、

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西の湯 露天風呂。
草津温泉西の河原露天風呂と同じ源泉なので、透明の湯。
しかし、強酸性なので、舐めると酸っぱい温泉です。

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万代の湯 脱衣場。

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こちらも、タオルは完備。

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万代の湯 内風呂と、

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万代の湯 露天風呂。
本白根山の奥深く源泉で、湯畑のように、硫黄の臭いが強い温泉です。
入ると肌がピリピリと感じる強酸性。
殺菌・抗炎症作用に優れているそうです。

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風呂上がりには、雲松庵3階にある談話室へ。

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コーヒーを飲みながら、読書にふけることができます。


あっという間に、夕食時間の18時となり、部屋に戻ります。
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夕食は部屋食。
準備が進められて、最初のセットが完了。

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お品書き。

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食前酒 ~女将のおすすめ~ 華ぷらむ

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先付 鮑共肝和え
   鮟肝時雨煮
   鱈白子ぽん酢

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飲み物は、群馬の地ビール KAWABA ではじめます。

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竹筒の器の中には、

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御造里 車海老 平目
    ギンヒカリ 帆立貝

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続いて、蓋付きの器で提供されたのは、

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煮物 海老芋含め煮
   鰤つみれ 下仁田葱

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追加の飲物は、望雲オリジナル冷酒を。
酒蔵は、群馬県吉岡町の柴崎酒造です。

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続いて、杉板焼が来ました。
こういう形での提供は、感じがいいですね。

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焼物 サーモン杉板焼 炭牛蒡
   赤城鶏柚庵焼

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鍋物 すき鍋
    和牛 上州もち豚
コンロに火が入り、

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火が通った和牛から、溶き卵につけて頂きます。

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強肴 鰆と牡蠣の霙餡

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最後に、御飯の到着。

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御 飯 白飯(信州産コシヒカリ五郎兵衛米)
留め椀 清汁仕立
香の物 三種盛り

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水菓子 苺 メロン
    金時芋プリン

夕食は、ちょうどいい塩梅。
食事内容は、宿全体の印象とマッチしているレベルの高級感。
飛び抜けてはいないけれども、工夫を感じて過不足ない印象です。

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食後は、温泉街に散策に出てみます。

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玄関で借りる外履きは、
滑るからと、下駄でも雪駄でもなく、スノーブーツでした。

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望雲の坂を下りて、湯畑に向かいます。

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湯畑はライトアップされており、
周囲の土産店やラーメン屋もオープンしていて、人も多め。

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見渡すと、草津温泉の客は意外にも、若い人が多いように感じました。

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立ち寄ったのは、湯畑の横にある熱乃湯。

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ここでは、温泉らくご というものが開催されていました。

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日中は湯もみショーで使われる施設も、夜は遊休資産。
そこに、落語家を呼んで、20時から毎日公演をしているとのことです。

落語45分・1,000円。温泉滞在の珍しい楽しみ方として良いですね。

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落語を聞いた後は、部屋に戻り、
早々に、望雲のマークのシーツにくるまれた布団にもぐり込みます。

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おやすみなさい。



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翌朝。
雪の降る朝です。

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7時半の朝食は、内線でお呼びします、とのことでしたので待っていると、
7-8分くらい前に掛かってきました。

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朝食は、個室お食事処「雪嶺」に出向きます。

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昔の宴会場を改装した食事処は、左右に個室があり、

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今朝の席はこちら。

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デザイン照明が照らす、余裕を感じる空間です。

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朝食のセットは完了済。さすが、内線呼び出し方式。
温かいものはは温かく、冷たいものは冷たく。
コンロのおでんも、グツグツと煮たっています。
内線呼び出し方式も、食事をベストの瞬間で用意できるので、よい手段かもしれませんね。

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ふたを開けて、頂きます。

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ご飯は、ジャーのようなおひつでの提供。

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もちろん、全部いただきました。

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食後は、朝風呂へ。
大浴場は、夜間に男女入れ替えとなっており、
朝は、遊山の湯。

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遊山の湯 脱衣場。

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遊山の湯 内風呂。
左が万代鉱源泉、右が西の河原源泉と、両方の源泉を楽しめます。

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遊山の湯 洗い場。

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遊山の湯 露天風呂は、西の河原源泉です。

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チェックアウト前には、お土産を。
お土産は、望雲のフロント横のお土産処で調達もできますが、

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草津温泉土産におすすめは、望雲の坂を下ったところにある、

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松むら饅頭。

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草津の温泉饅頭で、ここが一番美味しいと思っています。

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少し粒を残したこしあんは、饅頭を割っても千切れないほどのしっとりさ。
皮までしっとりで、口どけなめらか。饅頭特有ののどに詰まる感じが全くありません。
賞味期限が4日と短いことも納得の品質です。

草津温泉望雲_0170
望雲に戻り、フロントでチェックアウト。

10時ギリギリまで滞在する客が多いように見受けられました。
やはり、草津温泉は泉質が日本随一なので、何度も温泉に入りたくなるのでしょう。

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玄関にずらっと並べられた靴から探し出し、

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送迎でバスターミナルまで送ってもらいます。

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草津温泉バスターミナルからは、
再びJRバスに乗り込み20分余り。

草津温泉望雲_0184
長野原草津口駅から東京への帰路につきました。

草津温泉 望雲 (読み方:ぼううん)
機能的で、掃除もすみずみまで行き届いていて、
洗練ではないけれど、快適な滞在のできる宿です。

草津温泉は、温泉としては日本一と言えますが、意外にも高級旅館は少なめ。
そのなかで、草津温泉望雲は、おすすめと言えます。

望雲には、雲松庵と本館がありますが、
高級旅館を求めるなら、雲松庵を予約しましょう。

雲松庵と本館の違いは、建物の古さによる差があるほか、料理内容も違うようです。実際、JTBや一休.comでは、雲松庵のみを取扱しています。

★「草津温泉 望雲」(群馬/草津温泉) ブログ
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 「お宿玉樹」(群馬/伊香保温泉)
 「四季の宿みちのく庵」(東北/鎌先温泉)
 「庄川温泉風流味道座敷ゆめつづり」(北陸/庄川温泉)

草津温泉 望雲
料金・基本情報はこちら ▶ 草津温泉 望雲


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群馬県 谷川温泉の 金盛館せせらぎ に行ってきました。
金盛館せせらぎ_0088
東京駅からは、上越新幹線で上毛高原駅まで1時間強+路線バスで23分で、
水上駅に行くのが最短です。
別邸 仙寿庵のページ参照)

今回は、高崎駅から上越線で水上駅まで向かってみました。
金盛館せせらぎ_0006
JRには、途中下車という制度があります。
101km以上の場合、途中の駅で降りれるというものです。
但し、大都市近郊区間は除く、となっていますので、今回の目的地である水上駅までの切符だと、途中下車ができません。
そこで、水上駅の一駅先の湯檜曽駅までの切符を買うことで、値段は変わらず、途中下車できる形となります。

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というわけで、高崎駅で途中下車。

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お目当ては、改札出てすぐ左手の駅ビル イーサイト高崎の中にある、

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群馬の台所。
おぎのやの経営です。

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おぎのやといえば、峠の釜めし。
なので、もちろん、

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峠の釜めし定食。

群馬の台所では、一回り小さい釜での提供となっているとのこと。
わかりづらいと思いますが、漬物ケースや箸との比較でサイズを見立てて下さい。

普通のサイズの7~8割の量でしょうか。
むしろこのくらいが、昼食はちょうどいい分量です。

続いて、高崎駅から上越線に乗り、約一時間。
金盛館せせらぎPDC_0001_BURST20181111130838822_COVER
水上駅に到着です。

水上駅から宿の送迎にて、約5分。
金盛館せせらぎ_0088
金盛館せせらぎに到着です。

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玄関を入り、

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靴を脱いで、

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ロビーへ。

晩秋の紅葉に、小川の景色です。

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ここで、枕を選びます。
今日は、そばがらをチョイス。

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エレベーターで、ロビーのある4階から、部屋の階へと降ります。

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2階の廊下を進み、

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本日のお部屋は、こちら。
212 こぶし。
10畳と8畳フローリングリビング付き客室 です。

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踏込から、

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10畳の本間とリビング。

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窓からは、紅葉の木々と、谷川のせせらぎです。

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本間、別アングルから。

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リビングには、暖炉風のストーブと、

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マッサージチェア。

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冷蔵庫には、ビール、日本酒など。

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お手洗い。

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ガラスの洗面台。
調度品は、全体的に女性向きでしょうか。

内風呂はありません。

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部屋にて、宿帳を記入します。

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お茶と、お茶菓子 抹茶のムース。
家庭でも使われる、普通の器ですね。

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お茶請けに、昆布、チョコ、牛蒡せんべい。
こちらも、ありもの感です。

館内のほかの部屋も見学させてもらいました。
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【10畳と3畳 小さなテラスのある客室】。

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【10畳と3畳 小さなテラスのある客室】踏込から、

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【10畳と3畳 小さなテラスのある客室】本間空間。

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【10畳と3畳 小さなテラスのある客室】テラスからの眺め。

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【10畳と3畳 小さなテラスのある客室】水回り。

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【10畳と3畳 小さなテラスのある客室】お手洗い。

フローリングリビング付き客室の方が、建物は新しくグレードは上ですが、
小さなテラスのある客室がリニューアルは新しく、
滞在にはどちらでも問題ないかと。

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【続き間の広々とした客室。

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本間10畳と、続き間6畳、

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広縁フローリング、

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そしてテラス。

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水回りと、

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内風呂。
まあ、普通は内風呂には入りませんからね。

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【続き間の広々とした客室】お手洗い。

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ちなみに、同間取りで、【ベッドのある客室】もあります。

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【檜の露天風呂付き客室】。

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【檜の露天風呂付き客室】本間12.5畳+6畳。

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【檜の露天風呂付き客室】本間を、反対アングルから。

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【檜の露天風呂付き客室】水回りから、

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【檜の露天風呂付き客室】シャワーブースに、

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【檜の露天風呂付き客室】檜の露天風呂。
湯船、景色ともに狭め。

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【檜の露天風呂付き客室】お手洗い。

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1階には、宴会場もあり。

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4階から、階段を上がると、

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カラオケルームもあります。

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2階には、貸切風呂 さくら姫の湯 があります。

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脱衣場から、

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内風呂です。
古さと、暗さと、何よりシャンプー類が多過ぎにより雑然としていて、
使うにはちょっとですかね。

以上で、館内見学は終了です。

それでは、再度部屋に戻り、
金盛館せせらぎ_0068
浴衣に着替えて、大浴場に向かいます。
(作務衣もありました)

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鍵を手に取り、

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バスタオル、タオル、部屋から持参です。

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1階大浴場 文殊の湯。
湯上りスペースには、谷川の湧水が用意されています。

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脱衣場。

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脱衣場、反対から。

金盛館せせらぎ_0085
内風呂。

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洗い場。

金盛館せせらぎ_0087
露天風呂。
眼下には、混浴露天風呂 せせらぎの湯 の建屋が見えています。

せせらぎの湯にも向かってみました。
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1階から草履に履き替え、

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木々の間を歩いていきます。

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左手には、金盛館せせらぎの客室と男性大浴場から丸見え。

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谷川のほとりにある露天風呂 せせらぎの湯。
混浴のため、一つです。

横にある脱衣場で、さっと浴衣を脱いだら、
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さぶんと入浴。
野趣あふれる露天風呂です。

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せせらぎの音を聞きながら。
向こうに見える橋は通行禁止なので人は通りません。
混浴のため、女性は二の足を踏むこともあるのか、
入浴中は、一人きりで貸切状態でした。

0~5時は、入口の鍵をかけることで貸切可。
7~10時は、女性専用になります。


風呂から上がり、部屋でゆっくりしたのち。
夕食の準備が整ったむね、電話がありましたので、
食事処へ。
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食事処は、1階の廊下に面してあります。

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ダイニング風の空間。

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スポットライトで雰囲気を演出しています。

金盛館せせらぎPDC_0003_BURST20181111180335203_COVER
電話での呼び出し式は頂けませんが。

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最初のセット。

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お品書き。

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先に飲み物の注文がありましたので、
飲み比べセットを注文しました。
5種のおちょこでの飲み比べ。

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私は八海山が合いました。次点、越乃景虎。
宿の場所は群馬の北端ですが、やはり酒は越後新潟ですね。

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食前酒 巨峰酒

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前菜 枝豆・蓮の実・鴨燻製・月見の栗・石川芋
   エリンギムース
   黄身寿司のアミ笠蓮根
   青紅葉・銀杏
   谷川の雪(サラミ)
黄身寿司は、程よい甘みが好きです。

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お造り 紅葉鱒・鯛・ボタン海老
いずれもみずみすしい。
山の群馬らしく、まぐろでなく紅葉鱒というのがいいですね。
赤身とトロの間のような味です。

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肉料理 上州牛ヒレステーキカリフラワー・男爵
分厚い牛肉です。自分の加減で焼き始めます。

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焼きあがりました。
肉汁たっぷり。

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煮物 お好み揚げ蓮根・海老芋栗麩・青み

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焼き物 子持ち鮎の塩焼き
小ぶりで柔らかい鮎なので、食べやすい。

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蒸し物 りんごグラタン
金盛館せせらぎの人気メニュー。りんごの紅玉に、中身はマッシュルーム。
グラタンに、ほのかにりんごの甘味が加わり、面白い味。
器も崩して食べてしまいます。

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飲み物の追加。
サントリーのマスターズドリーム。
群馬の工場で生産されているとのことで。

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チェイサーに、ぐんまちゃんサイダー。
ゆるキャラのはしり、ぐんまちゃんです。

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揚げ物 海老のカダイフ揚げ
    アスパラ・舞茸フライ
カダイフとはトルコの麺とのこと。糸状の巻き揚げは、素麺揚げに近く、サクサク。

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酢の物 糸瓜・胡瓜
    白きくらげ・柿
    菊花蕪

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お食事 ご飯・味噌汁・香の物

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水菓子 メロン
    ジェラート
ジェラートは、もなかに載せて頂きます。

夕食は、ボリュームにある上州牛に、鮎。
りんごグラタンや、カダイフ揚げと、印象に残る料理がちりばめられていました。

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食後にもうひと風呂と、露天風呂へ。

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暗闇のせせらぎをききながらの入浴。

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部屋に戻ると、夜食に、

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おいなりさんが用意されていました。
ひとくちぱくっと頂きました。

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布団も敷いてありましたので、そのまま就寝へ。

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山の朝は冷えますので、
ストーブに火を入れて。
ガスストーブのにおいが、どことなく懐かしさを感じさせます。

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電気を消して、おやすみなさい。


翌朝。
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6時過ぎに目が覚めてしまいましたので、露天風呂へ。

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さわやかな、静かな朝風呂です。

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風呂上りは、ロビーにて。

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7:30~8:30には、ロビーにて、りんごジュースと牛乳 が提供されています。

一息をついたら、朝食へ。
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朝食場所は、昨日と同じ食事処です。

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旅館らしい、軽めの和食です。

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味噌汁は、自分で味噌を溶くスタイルでした。
じゃがいも入りの田舎らしい味噌汁。
群馬は味付けが濃いですから、それぞれの好みに合わせるためのスタイルと思います。

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ご飯はおひつでの提供。
茶碗3杯頂きました。

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名物 鮎の一夜干。
かぶりつく形で頂きました。

食後はそのままチェックアウトへ。
金盛館せせらぎ_0138
ロビーでは、8:30~10:00はコーヒーと紅茶の提供がありました。

フロントにて支払いをしたところ、
金盛館せせらぎ_0140
おつりは、新品の硬貨でした。
そして、なぜかガムを1粒お土産に。

金盛館せせらぎ
群馬の山間にあり、サービスは洗練でなく極めて家庭的。田舎のおばちゃんです。
建物も普通の旅館。
食事は、高級かと云われれば悩ましいところですが、
田舎の実家に帰ってもてなされるような、
気楽な気分で行きゆっくり過ごすには良い宿だと思います。
調度品や細かい部分で女将の趣味を感じさせるので、女性向きかな。

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金盛館せせらぎ
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