いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

カテゴリ: 房総(鴨川・安房小湊・館山)

南房総・館山にある 花しぶき に行ってきました。
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漁船を自家保有する網元の旅館。魚を楽しみにしての訪問です。



花しぶき アクセス

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東京駅から高速バスで2時間、館山駅に到着です。
電車は、館山駅への東京駅からの特急さざなみがありましたが、アクアライン経由の高速バスに客を奪われて、いまは廃止となりました。

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館山駅からは送迎バスがありますが、前日までの予約制。
この日は路線バスで向かうことにします。

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館山駅西口から路線バスで約20分。安房塩見バス停に到着です。
バス停の目の前には、花しぶきグループホテルの THE SHINRA 森羅 があり、
花しぶきは、看板の矢印に従って、左手に向かいます。

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民家の間の細道を歩いて行くと、花しぶきの建物の頭が見えてきました。

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民家の裏が入り口になります。


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花しぶきに到着です。

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小さなのれんの門をくぐり、

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玄関に至ります。

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玄関を入り、

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上がりかまちの先は畳敷き。
スリッパを履いて進みます。

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フロントの先に、ラウンジ。

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ラウンジでチェックイン。
花しぶきチェックインは15:00です。


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15:00まで日帰り入浴を受け入れているようですが、他の客は見当たりませんでした。

ついでにスタッフも見当たりません。人手不足でしょうか。

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通り抜けようとしたスタッフに声をかけて、チェックインをお願いしました。
宿帳に記入します。

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女性には色浴衣のサービスがあるようです。

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こちらは、大きなサイズの浴衣。

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スタッフによる部屋への案内はありません。
鍵を受け取り、自分でエレベーターに進みます。


花しぶき 部屋

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客室へはエレベーターで、

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2階へ。

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本日の部屋、201。
オーシャンビュー和室「花」タイプ。和室10畳。

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踏込から、

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和室10畳。

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和室を反対から。

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部屋菓子は、華まめ。

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広縁。
窓からの景色は、東京湾です。

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冷蔵庫。
ミネラルウォーターは無料サービス。

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丹前と浴衣、足袋。

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タオル、バスタオルは大浴場に持参です。

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水回り。

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それでは、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。


花しぶき 大浴場

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大浴場は2階。

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屋外の吹き抜けの渡り廊下を進みます。

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スリッパのクリップ。
部屋名で用意されています。

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大浴場は、男女入れ替えなし。

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湯上がり処には、デトックスウォーターが用意されていました。
宿ホームページに写真のあるヤクルトはありませんでした。

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脱衣場。
タオル、バスタオルは部屋から持参です。

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内風呂。

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洗い場。

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露天風呂。
隣の敷地は民家で、眺望があるわけではありません。

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湯上がり処では、15時~18時に、湯上がり後の5分間足裏マッサージサービスがありました。足袋持参・入浴後との説明。
マッサージの販売促進でしょうか。20時以降は有料の指圧マッサージが予約できるようです。


花しぶき 貸切露天風呂

花しぶきには、有料の貸切露天風呂もあります。
チェックイン後の予約ですが、申し込んでみました。
予約時間の3分前にフロントへ。
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貸切露天風呂は、離れにあります。
道路を挟んだ反対にある離れへ、スタッフの先導で進みます。

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貸切露天風呂は2つ。月の湯、星の湯。
今日の予約は、月の湯です。

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個室の建屋と、その先に露天風呂。

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着替え用の個室は、座布団に座ってくつろげるスペース。

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貸切露天風呂は、タオル、バスタオル完備です。

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冷蔵庫のドリンクは有料。

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露天風呂は、洗い場付き。

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源泉掛け流しの表示の露天風呂。
温泉は、なめてみると、しょっぱいほどではないけれどナトリウム感がありました。

板塀の裏は、花しぶき別邸 雫花 と、花しぶきの駐車場。
車が到着して、バタンバタンと扉を閉める音がよく聞こえてきました。


花しぶき ラウンジ

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宿に戻り、ラウンジでは、
時間替わりの無料ドリンクサービス。

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ジュースに、

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コーヒー、お茶各種。

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こちらはビールサーバー。18時までの設置。
チェックイン時にスタッフが「ビールは一杯目から有料です」と懸命に説明してました。
以前は、一杯のみ無料サービスであったのが変更になったようです。

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加えて、15時~18時までは、お菓子。
土産菓子の贅沢ピーカンナッツ・楽花づつみ。

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夕食後の時間は、お菓子が撤去されて、代わりにハーブティー。

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6種類のハーブティーが用意されています。

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翌朝は、ヨーグルト。

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ヨーグルトにはハチミツを添えて。

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ラウンジには暖炉もあり、一人一人でゆっくり過ごせるようになっています。


花しぶき 館内施設

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花しぶき館内図。
花しぶきは17室の小さな旅館。館内施設も1階にこじんまりとあります。

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オープンテラス。

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小さなライブラリー「花しずか」。

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観光案内を中心に、いくつかの読み物が置いてありました。

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お土産処。
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宴会場もありました。


花しぶき 夕食

花しぶきの夕食時間は、ホームページではフリータイムシステムと書いてありましたが、
チェックイン時の説明で、18:00~18:30のなかでお越しくださいとの指定でした。
前半18:00~18:30、後半18:30~19:00、のなかから、宿から指定されます。
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料亭ダイニング 花つばき。

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ダイニングの入口には、大きないけすがあります。

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いけすには、伊勢海老もいますが、こちらは別注料理。

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スタッフに導かれて、はじめに、いけすで貝のチョイス。
ハマグリかボンビノス。ハマグリを選びました。

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続いて、ファーストドリンク無料サービスのチョイス。
ミニビール、サングリア、ウーロン茶、青りんごスカッシュのなかから。

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鮑がいる水槽もありました。

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本日の席は、半個室のこちら。

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扉が閉まるプライベート空間と、外の景色の両立となっています。
BGMはバイオリンとハープの音楽。

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最初のセット。
スタッフは、外国人だが気立てよし。滴った雫をふいたりと。
ぼーっとした日本人スタッフよりよっぽどいいです。

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呼び出しボタンで業務効率化をしています。

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お品書き。

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無料サービスのファーストドリンクが届きました。
ミニビール。ほんとうに一口サイズです。

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花しぶき ドリンクメニュー1/6

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花しぶき ドリンクメニュー2/6

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花しぶき ドリンクメニュー3/6

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花しぶき ドリンクメニュー4/6

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花しぶき ドリンクメニュー5/6

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花しぶき ドリンクメニュー6/6

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先付け 白芋茎酒盗餡かけ
    うすいと蛍烏賊の酢味噌掛け 五色霰

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チョイスメニューは、テーブルの鍋で火にかけます。

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貝の酒蒸し

チョイスメニューのはまぐりです。

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器に取ってくれます。

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夕食の間に、窓の外はだんだんと夕暮れ。

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続いて、網元の旅館の名物、刺身盛が来ました。

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造り 旬の朝採れ鮮魚の盛り合わせ

刺身は、さざえ、めだい、ひらまさ、あえさき、かつお、たちうお、もんごういか。
山盛りの刺身。高級旅館の繊細なお造りというより、粗く切った漁師料理のような感じです。

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花しぶきリゾートオリジナルの、刺身しょうゆ、ポン酢しょうゆとともに。

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焼物八寸
 スッポン茶碗蒸し
 桜海老糝薯 楤の芽
 セロリ酒粕和え
 蓬麩田楽 鶏松風 トマトカステラ
 鰆の柚庵焼き

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スッポンの茶碗蒸しは、卵の殻を器にして。

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桜海老しんじょ。
作りたてでは無い。ふにゃっとしてぬるめです。

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柚庵焼きもぬるめ。他は冷たいです。

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煮物 大根のダルマ烏賊の田舎煮

冷え切っている煮物です。

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台物 国産牛の豆乳しゃぶ
    彩り菜 つけだれ

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国産牛。

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豆乳鍋に具材を投げ込んで、

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つけだれで頂きます。
肉は柔らかくて美味しい。

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最後にごはんが届きました。

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食事 桜海老の炊き込み御飯
    止め椀 三州仕立て
     香の物

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小さなおひつのご飯は、

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全部いただきました。

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デザート。

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水菓子 桜シフォンケーキ
     館山産苺

花しぶきの夕食は、山盛りの刺身が名物ということにつきます。
ワゴンサービスの料理があると聞いていましたが、この日はありませんでした。

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夕食後は、ロビーでハーブティーをいただき一服。

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部屋に戻り、敷かれた布団にもぐりこみ、

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おやすみなさい。


花しぶき 朝食

翌朝。
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北向きの部屋ながら、明るい光が入り込む朝です。
東京湾が一望。穏やかな波の音が響きます。

花しぶきの朝食時間は、8:00、8:15、8:30のなかから、
前日夕食の終わりに時間指定。

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朝食会場は夕食と同じく 料亭ダイニング 花つばき。
朝食の席は、こちら。

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最初のセット。

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温かいものが運ばれてきて、全部そろいました。

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マンゴージュース、リンゴジュース。

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サラダ、おひたし、焼海苔、梅干、玉子焼き。

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蟹の味噌汁。

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なめろう。

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なめろうは、すり鉢で自分で作ります。

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ぐるぐるすり回して、できあがり。
そのまま出されるより、ちょっと楽しいです。

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焼き魚は鯖。
焼きたてでの提供。すごく脂ののった焼き鯖です。

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そして、金目鯛の煮付けが丸々一尾。
ほっかほか。身を取って、ばくばくと食らいつきます。

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フルーツは、オレンジとパイン。

花しぶきの朝食は、魚たっぷり。
脂ののった焼き鯖、金目鯛の煮付け一尾。
自分で作るなめろう、蟹の味噌汁。
海の幸がたくさん。印象に残る朝食でした。


花しぶき 翌朝

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花しぶきのチェックアウトは10:30まで。
フロントで精算します。

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靴を出してもらって、出発します。

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送迎は9:15、10:35の2便。チェックイン時に予約します。
グループホテルの THE SHINRA 森羅 を経由して、館山駅に向かいます。

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館山駅より、高速バスで東京への帰路につきました。


花しぶき まとめ

魚の宿です。朝食が特徴。
事前情報と比較すると、全体的にサービスがカットされている感は否めませんが、
朝食は魚たっぷりで満足感あり。終わりよければすべてよしを体現しています。

★「花しぶき」(房総/たてやま温泉郷) ブログ
★「花しぶき」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「洲の崎 風の抄」(房総/たてやま温泉郷)
 「草津温泉 望雲」(群馬/草津温泉)
 「本陣平野屋花兆庵」(東海/飛騨高山温泉)
 
花しぶき
料金・基本情報はこちら ▶ 花しぶき


旅館・ホテルランキング

南房総 館山にある、ホテル洲の崎 風の抄 に行ってきました。
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錦糸町から、特急新宿さざなみに乗って向かいます。
東京駅からの特急さざなみ館山行が廃止されて以来、
館山に行く特急は、この土日のみの臨時列車だけとなっています。

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内房線を、海を眺めての2時間あまりの旅路。

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館山駅に到着です。

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街の中心は、こちらの東口。
小さな商店街のある田舎の街です。

館山では、昼食をとることにしました。
館山駅から10分ほど歩き、こちら、
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うなぎの店、新松へ。
老舗のたたずまいです。

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和室に通されます。
こちらは、江戸時代から続くお店なのだとか。

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まずはビールを注文したら、
お通しが出てきたので、ちびりちびりとお酒をすすめます。

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そして、うな重の到着。
ふわふわのうなぎは、さすがの老舗の味でした。

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ふたたび館山駅に戻り、
今度は、海側の西口へ。

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あらかじめ依頼していた送迎車に乗り込みます。

海沿いの道を、内房の最南端である洲崎に向かって約20分。
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ホテル洲の崎 風の抄 に到着です。

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全14室の小さな旅館です。

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入口から、

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エントランスを進み、

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畳敷きの玄関で靴を脱ぎます。

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ロビーラウンジに案内されます。

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宿帳を記入し、

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レモンのジュースを一杯頂きます。

それでは、部屋に案内されます。
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小さなエレベーターに乗り、

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三階の廊下を進み、

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本日の部屋、ほおじろ。
露天風呂付客室です。

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踏込を進み、

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和室12.5畳の本間。

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部屋からの景色。
小さな漁港に面した集落に、1軒だけある旅館です。

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露天風呂は、海の反対側。
足湯と、

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露天風呂があります。
保温のシートが浮かべてありますので、後で入浴してみようと思います。

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冷蔵庫には、飲み物各種。

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水回り。

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タオルとアメニティ。

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浴衣と部屋着が用意されています。

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部屋に到着すると、茶菓子が提供されました。
風の抄オリジナルの、ふわり大福。
あんこと生クリーム入りです。

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では、浴衣に着替えて、鍵を手に取り、大浴場に向かいます。

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午後の男性大浴場は、海眺めの露天風呂 “風の章”SIDE-B。

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脱衣所。
ベビーベッドや、ベビー用のせっけんなどが用意されています。
子どもの受け入れも積極的なのでしょう。
この日も、小さい子ども連れの家族が多かったです。

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檜風呂と、

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露天ジャグジー石風呂。

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湯上がり処では、アルカリイオン水が用意されています。

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隣には、ラウンジルームもあり、

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コーヒーが用意されています。
このスペースは、カラオケルームを改装したもので、
夜はカラオケにも転換できるとのことです。

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風呂上がりに、少し散策に出ました。
お土産売り場の横から、下駄を借りて外に出ます。

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海のベランダからの景色。

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風の散歩道という看板に従ってすすみます。

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階段で、海辺の方へ下ります。

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海辺に至ります。
泳ぎはできませんが、磯遊びがいる海辺です。

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集落の民家の裏を通るような、散歩道です。
10分もかからずに一周できます。

散策後は、部屋に戻り、
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部屋の露天風呂に入ります。

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部屋の露天風呂は、沸かし湯ではありますが、
広々とした空間です。

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夕食については、個室食事処 凪 での提供の場合もあります。

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お洒落なつくりの空間で、

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海を臨む景色の個室食事処です。


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私の夕食は、部屋食での提供でした。
最初のセット。

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部屋からは、洲崎灯台の方へ沈む、夕日を見ながらの食事です。

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お品書き。

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食前酒 女将特製
この日は、きんかん酒でした。

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前菜 シャコとホワイトアスパラの明太子洲
   筍土佐煮
   蓋焼き枝豆チーズのせ
   蛸ピンチョス
   生湯葉ゼリー掛け

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お造り 地魚色々 風まかせ 海まかせ
伊勢海老は、まだ動いている活き造りでした。
新鮮な魚がたくさん盛り込まれています。

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陶板焼 桜えびと春キャベツのさんが焼き

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蒸物 うら白椎茸
   海老しんじょう
   地蛤・若芽・三ツ葉
   花びら百合根

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チョイスメニュー
 鮑・伊勢海老・国産牛・さざえからのチョイスで、
 鮑の踊り焼きを頼みました。

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焼き上がりの鮑をレモンとバターで頂きます。

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磯の夢 お楽しみの逸品
真子ガレイの唐揚げでした。
骨まで、せんべいのようにバリバリといただきます。

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酢の物 蛍烏賊・春野菜・辛子酢味噌・もずく酢小粒

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御飯 釜炊き筍御飯 館山産コシヒカリ
椀物 漁師汁
香物 盛り合わせ

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御飯は釜炊きで、椀物も鍋での提供です。
からっぽにしたかったのですが、とても食べきれませんでした。

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デザート 甘夏ゼリー
     ブラウニー
     季節の果物

夕食は、ちゃんとした食材が使われていて、しかもボリューミー。
メインになるような料理が、次々に出てきて、おなか一杯になりました。
ここの食事はおすすめですね。

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さらに、食後には、夜食用に塩むすびを用意してくれました。
個数をいくつにされますか、と聞かれたのですが、さすがに一つだけでお願いをしました。

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すっかり夜になり、
洲崎灯台のライトアップが、世闇に光っています。

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宿のまわりは出歩くような場所も、遊ぶ館内施設も無いので、
今日は、敷いてもらった布団で、早めの就寝。

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おやすみなさい。


翌朝。
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洲崎灯台側を眺めて。澄み渡る空の朝です。

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まずは、大浴場へ。
夕食時に男女入れ替えがあり、朝は、海眺めの露天風呂 “風の章”SIDE-Aです。

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脱衣所。

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檜風呂に、

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露天ジャグジー石風呂。

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そして、こちらには、もう一つ露天岩風呂があります。

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朝の湯上り処には、
房総牛乳と、オレンジジュースが用意されています。

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朝の7:45からは、とんびのエサやりが行われます。

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とんびが数十羽、といったところでしょうか。

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エサのおこぼれを貰いに、猫も来ています。

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こちらにも猫。
人が近寄っても逃げないので、人慣れしています。
宿の宿泊客も、良い客層なのでしょうね。

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部屋に戻り、部屋食の朝食を用意してもらいます。

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朝食は、夕食のボリューミーさと比べるとライトな和食です。
昨日の活き造りで出た伊勢海老の殻が入った味噌汁。
干物はチョイスメニューで、さんまを選びました。

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食後は、紅茶まで用意され、部屋の窓辺でひと息。

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支度を整え、帳場でチェックアウトしました。

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帰りも、宿の送迎車で館山駅に送ってもらいます。

館山駅東口から、高速バスに乗り込む前に、
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駅前のパン屋に立ち寄りました。
館山中村屋。地元での通称「なかぱん」。
なんと、新宿中村屋の、唯一ののれん分けの店であるとのこと。

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あんぱん、焼きそばパンと、
地元民に愛されているという、ファミリーチキンを購入しました。
昔ながらのなつかしさのあるパンで、
あんパンは、甘すぎるかというくらいに甘いあんこでした。


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館山駅前から、東京駅行きの高速バスに乗り込みます。

東京駅まで、2時間弱で結ぶこの高速バスが、
電車の特急わかしお館山行きを駆逐したのでしょうね。
アクアラインと高速道路のおかげで、電車よりも早く東京駅を結びます。

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この便は、富津付近の海辺を通り、

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アクアラインで東京湾を渡り、

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東京駅日本橋口に到着しました。

ホテル洲の崎 風の抄
なかなか居心地の良い宿に出会いました。
内房の南端にある、漁港のある集落のなかに、ポツンとある一軒宿。
周りには、民家以外に何もなく、ただ宿の滞在を楽しむのみ。
しかしながら、その環境に存在した、とんびや猫などを、
宿での楽しみに内包して、演出しているということに、等身大の工夫を感じました。
1972年築の建物ながら、その年季を感じさせないリニューアルも十分にされています。

そして、推すべきは料理。
海の幸を堪能させる、食材とボリュームは、満足させるものでした。

また、ベビーベッドなどの小さい子ども連れ向けの設備や、部屋にある生け花、料理の器など、
随所に女性目線を感じる宿でもありました。
女将さんが中心となって、宿を切り盛りしているのでしょう。
サービスは、洗練というよりアットホーム。
小さい子ども連れのファミリー層や、女性同士に、マッチした宿なのではないでしょうか。

★「ホテル洲の崎 風の抄」(房総/たてやま温泉郷) ブログ
★「ホテル洲の崎 風の抄」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「松濤館」(伊豆/三津温泉)
 「和心亭豊月」(箱根/芦ノ湖温泉)
 「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)
 「花心亭しらはま」(東北/田沢湖温泉)
 「四季の宿 みちのく庵」(東北/鎌先温泉)
 「おとぎの宿米屋」(東北/須賀川温泉)
 「旬彩の宿 緑水亭」(房総/安房小湊温泉)

ホテル洲の崎 風の抄
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