いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

カテゴリ: 信州(別所・松本・木曽)

信州の鎌倉と呼ばれる別所温泉にある、七草の湯に行ってきました。
七草の湯_194
静かな温泉地の女将さんのいる小さな高級旅館です。


七草の湯 アクセス

七草の湯_1
東京駅から北陸新幹線あさまで信州に向かいます。

七草の湯_2
雪をかぶった浅間山を望みつつ、1時間半で上田駅へ。

七草の湯_6
上田駅から上田電鉄別所線に乗り換え。

七草の湯_7
上田電鉄で30分。

七草の湯_9
別所温泉駅に到着です。

別所温泉駅からは宿の送迎があります。改札横で七草の湯の看板を持って待っててくれました。
送迎車で2分、

七草の湯_82
七草の湯に到着です。

七草の湯_83
七草の湯は、6階建て部屋数16室の小さな旅館。

七草の湯_86
中からスタッフが出てきて館内に案内されます。

七草の湯_66
玄関で靴を脱いで上がります。
ジャズのBGMのロビー。

七草の湯_63
石油ストーブのにおいが、これまた旅情をかきたてます。

七草の湯_61
フロントに寄らず、そのままスタッフに部屋に案内されます。
館内は全て畳敷き。玄関から廊下、エレベーターまで畳敷きです。


七草の湯 部屋

七草の湯_57
畳敷きのエレベーターで、

七草の湯_35
4階へ。
全面窓のエレベーターホールと階段からは、塩田平と上田市街が一望です。

七草の湯_36
部屋へはこちらから。

七草の湯_37
畳敷の廊下をすすみ、

七草の湯_38
本日の部屋、405。モダンスイート和洋室。

七草の湯_39
踏込から、

七草の湯_11
和洋室。

七草の湯_42
琉球畳にテーブル。
ここでチェックインとなります。

七草の湯_43
最初に、スタッフが冷蔵庫から漬物を出してきます。
女将が厳選したという漬物6種と菓子5種。たっぷりの部屋菓子です。
いずれも売店で売っている土産菓子。土産の販促も兼ねているのでしょう。

チェックイン手続きでは、夕食時間、朝食時間と朝食の一品を決めます。
朝食の一品は、鮭の幽庵焼き または 信州プレミアム牛自家製ハンバーグ からの選択。

七草の湯_46
ベッド。

七草の湯_12
部屋には大きなテレビ。

七草の湯_13
部屋を反対から。

七草の湯_14
窓側には、ソファと、

七草の湯_15
暖房でも寒かったらと、部屋にも石油ストーブが用意されていました。
氷点下になる信州の冬には必要なのでしょう。

七草の湯_18
窓からの景色は、塩田平、千曲川とその先に上田市街です。

七草の湯_41
モダンスイートの部屋には、マッサージチェアが常備。使い放題です。

七草の湯_40
いまどき館内案内はタブレット。

七草の湯_16
丹前と浴衣。
丹前は綿の入ったぬくいタイプです。

七草の湯_17
浴衣は各サイズが用意されていました。
大浴場は、タオル持参。別所温泉の外湯に行く時もこのタオルを持参です。

七草の湯_47
水回り。

七草の湯_48
部屋には、シャワーブース。バスタブはありません。

七草の湯_49
洗面台。

七草の湯_50
コットンなどがあるのも女性目線。

七草の湯_51
冷蔵庫は空。

七草の湯_52
茶器は花柄の七草の湯オリジナル。
女将のセンスを感じます。

七草の湯_53
コーヒーカップも花柄。

七草の湯_56
それでは、鍵を手に取り、
大浴場に向かいます。


七草の湯 大浴場

七草の湯_19
大浴場は、最上階である6階にあります。
夜通し入浴可。男女入れ替え無し。

七草の湯_20
脱衣所。
バスタオル完備。タオルは部屋から持参です。

七草の湯_22
内風呂。

七草の湯_24
無色透明ですが、硫黄のにおい。
いい成分の温泉に来たなーと感じさせます。

七草の湯_29
飲泉もできる温泉です。かけ流しということです。

七草の湯_23
洗い場。

七草の湯_28
サウナもあります。

七草の湯_26
露天風呂。

七草の湯_25
露天風呂からの景色は塩田平。

七草の湯_171
東向きの露天風呂からは、日の出も見えました。


七草の湯 館内施設

売店

七草の湯_84
売店には、お茶請けにでてきた漬物や、

七草の湯_85
土産菓子はもちろん、

七草の湯_64
女将がセレクトした和小物がたくさん。

七草の湯_60
売店スペースをはみ出して、1階の廊下全体に商品が陳列されていました。

キッズスペース

七草の湯_58
エレベーターホール横と玄関横には、キッズスペース。
子どもへというより、子連れのお母さん目線での用意に感じます。
女将さんはお母さん目線でもあるのでしょう。

七草の湯_59
館内は掃除が行き届いています。このあたりも女将さんの陣頭指揮を感じます。

漫画コーナー

七草の湯_196
1階には、漫画が置いてあるコーナーも。
電話ボックスを転用した空間のようです。
好きなものを部屋に持ち出してOK。最近の作品もありました。
子ども連れのファミリー目線を感じます。


七草の湯 周辺観光

七草の湯_65
さて、玄関で下駄を出してもらって、別所温泉の散策をしてみます。

北向観音

七草の湯_76
別所温泉の中心は北向観音。
参道は、一度川岸の高さに下がって、土産屋の通りを抜けるとまた上がるといる珍しい形。

七草の湯_77
参道の階段を再び上り、境内へ。

七草の湯_89
手水舎は、境内から湧出している温泉が使われていました。温かい。

七草の湯_78
善光寺と向かい合うように本堂が北を向いている北向観音。

本堂が北を向いているのは日本全国の中でも珍しいそうです。
善光寺だけでは片参りといわれ、向き合っている北向観音も行って両参り。善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすのだとか。

七草の湯_195
北向観音から見た別所温泉の街並み。参道正面に見える高い建物が七草の湯です。

安楽寺

七草の湯_68
七草の湯は、安楽寺の参道に立地しています。
入口にあたる黒門。左側に見えている壁は七草の湯です。

七草の湯_72
山門と階段。厳かな雰囲気があります。

七草の湯_71
本堂までは無料。

七草の湯_69
その先にある、国宝八角三重塔まで行くには拝観料がかかります。

別所温泉の外湯めぐり外湯

七草の湯_87
別所温泉には、3つの共同浴場(外湯)があり、湯めぐりをすることができます。
1回300円。ですが、七草の湯を出るときに、フロントスタッフに外湯に行ってくると会話したら、入る分だけ入浴券をくれました。
全部巡ってみました。

七草の湯_81
真田幸村隠しの湯「石湯」。

七草の湯_80
大師湯。

七草の湯_88
大湯。
ここだけ露天風呂があります。露天風呂といっても屋外であるだけ。
コンクリート壁に囲まれた屋外です。

いずれも、観光客向けではなく地元の人が入る公衆浴場。
とりあえず一つ入ってみようと選ぶなら、石湯が趣があっていいと思います。


七草の湯 夕食

七草の湯_91
さて、夕食の時間となりました。
七草の湯の夕食時間は、17時半から19時半の中から30分おき。
夕食会場は、2階個室食事処です。

指定した時間の5分前ころに、内線が鳴りました。

七草の湯_166
2階個室食事処に向かい、席に案内されます。

七草の湯_93
今日の席はこちら。

七草の湯_95
半個室のテーブル席です。

七草の湯_174
天井は繋がっている半個室タイプ。なので隣の声は聞こえますが、
ピアノのBGMが流れており気になりません。

七草の湯_134
呼び出しボタン。

七草の湯_94
最初のセット。

七草の湯_104
お品書き。

七草の湯のドリンクメニューは、見開き30ページにわたる種類の豊富さ。
信州の地酒から、焼酎は魔王、ウィスキーは山崎・白州まで置いてありました。
七草の湯_115
ドリンクは、信州の地酒にしました。

七草の湯_102
食前酒は、甘夏のお酒。

七草の湯_98
先付八寸 芹乃栄(せりすなわちさかう)

七草の湯_99
なまこ

七草の湯_100
わかももシロップ漬け

七草の湯_101
くり、海老、海老の中に卵の黄身が入ったもの、茶色いのはカキ。

旅館の先付は乾いていることも多いですが、
七草の湯は出汁につけているのか、海老を含めていずれの品もみずみずしい。

七草の湯_110
鮮魚 本日の鮮魚

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醤油は、土佐醤油、白醤油に菊の花びら。

七草の湯_112
あおりいか、いくら

七草の湯_111
ほたて、赤海老、イシダイ、クエ、

七草の湯_113
クエの鱗揚げ。
大量だとつらいかもですが、小さいから食べやすい。

七草の湯_105
土瓶蒸し。

七草の湯_107
吸物替 柚子つみれと海老の土瓶蒸し
     占地 梅麩 銀杏 三つ葉

土瓶蒸しは美味しい。

七草の湯_114
御凌ぎ 五島うどんパスタと牛柔らか煮
     揚大葉 胡麻
     ポルチーニパウダー

温かいうちにどうぞと出てきた五島うどん。
ポルチーニ粉チーズがのっていて、完全にパスタ。
料理長が五島列島の出身ということで提供しているのだそう。

七草の湯_120
ここで釜飯にも火が入ります。

七草の湯_116
強肴 信州プレミアム牛サーロインと熟成肉ヒラの陶板焼き
    野菜色々

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信州プレミアム牛サーロインと熟成肉ヒラ。

七草の湯_121
陶板で焼いて、

七草の湯_122
おろしポン酢、塩コショウ、わさびマヨネーズで頂きます。

七草の湯_123
続いて鍋。

七草の湯_125
進肴 下関より河豚と牡蠣の味噌ちゃんこ小鍋

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自分でよそっていただきます。

七草の湯_127
続いての器は、

七草の湯_128
蒸物 五泉の里芋煎玉蒸し
    雲子 蟹 唐墨 百合根 椎茸
    山葵 三つ葉 美味出汁庵

里芋の煎りだし。これは美味しい、全体が調和しています。

七草の湯_124
釜から湯気が出てきて、

七草の湯_130
釜飯も出来上がりました。

七草の湯_131
分量は、ちょうど茶碗1杯分。
どうしてもべっちょりとしてしまうのは一人用釜のご愛敬。

七草の湯_132
味噌汁と漬物も到着して、

七草の湯_133
食事 信州白鶏と信州山菜の釜飯
    人参 薄揚げ
香の物 三種盛り
留椀 信州味噌󠄀仕立て

七草の湯_135
水菓子 ブリュレ

さつまいもを薄く切って揚げたもの。真ん中にあんこが入っていました。

七草の湯の夕食は、美味しいものがありました。蒸物は絶品。そして、美しい盛り付け。
料理長が長崎出身なので、五島うどんやクエなど九州のものを出しています。信州ですが蕎麦は出てきません。
また、夕食中に女将さんが挨拶に回ってくるのもこの宿の特徴。いまどき珍しくなった、昔ながらの女将さんのおもてなしの旅館です。

七草の湯_167
小さな旅館である七草の湯の館内には、二次会処はありません。
夕食後は、部屋に戻って早々にベッドにもぐりこみます。

七草の湯_168
おやすみなさい。


七草の湯 朝食

翌朝。
七草の湯_170
東向きの部屋からは、日の出の光が差し込みます。

七草の湯_172
七草の湯の朝食時間は、7時半、8時、8時半。
朝食会場は、夕食と同じく2階食事処。席も同じです。

朝食時間の7〜8分前に内線が鳴り、2階に向かいます。
朝のBGMはクラシック。

七草の湯_173
最初のセット。

七草の湯_176
一人用釜の白いご飯のほかに、

七草の湯_187
古代米を使ったおかゆをお願いすることができます。

七草の湯_186
温かい味噌汁が届いて、

七草の湯_177
全部揃いました。

七草の湯_179
蓋を開けて。

七草の湯_181
サラダ

七草の湯_182
おひたし、納豆、ポテトサラダ。

七草の湯_183
チョイスメニュー 鮭の幽庵焼き または 信州プレミアム牛自家製ハンバーグ
は、鮭の幽庵焼きを選びました。

七草の湯_185
とうふとわかめうどんの入った鍋。

七草の湯_184
のり、漬物。

ごはんは一人用釜での提供ですが、ごはんのおかわりも聞かれます。

七草の湯_189
デザートはヨーグルト。

七草の湯の朝食は、古代米を使ったおかゆが珍しい朝ごはん。
ぺろりと食べられる朝食でした。


七草の湯_192
朝食についている食後のコーヒー紅茶は、
ロビーでも提供可能ということでしたので、ロビーでお願いしました。

七草の湯_193
新聞を読みながら、紅茶を一杯。

七草の湯_62
精算は、部屋でのセルフ精算システムでも可能。
フロントで鍵を返してチェックアウト。

七草の湯_190
名前とともに靴が並べられている玄関。

七草の湯_197
七草の湯の送迎車で別所温泉駅まで送迎してもらいました。

七草の湯_198
別所温泉駅から、上田電鉄で30分で上田駅へ。

七草の湯_5
七草の湯では信州そばが出ないので、上田駅で信州そばを昼ごはんに。
上田電鉄から北陸新幹線への乗換ルートにある、
そば前ちくまがわ上田駅店。

七草の湯_4
信州の郷土料理、くるみそば。

七草の湯_199
上田駅から北陸新幹線で東京への帰路につきました。


七草の湯 まとめ

女将さんのいる旅館。全館畳敷きの館内と、女将のセンスによる装飾がほっとさせます。
そして料理が美味しい宿。料理長の手の込んだ品は美しいです。
ゆったりのんびりしたいときにおすすめの宿です。

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七草の湯
料金・基本情報はこちら ▶ 七草の湯


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信州上田の秘湯、鹿教湯(かけゆ)温泉 三水館 に行ってきました。
三水館_81
全7室。リピーターが多く予約が取りづらい、知る人ぞ知る人気宿です。野菜中心の家庭田舎料理を求めての訪問です。


三水館 アクセス


三水館_1
東京駅からは、北陸新幹線で1時間半。

三水館_2
上田駅に到着です。

三水館_10
上田駅からは、路線バスで向かいます。
鹿教湯温泉までは所要70分。土日祝のみ急行運行の上田松本直行バスがあり所要40分。

三水館_68
鹿教湯温泉に到着です。
鹿教湯温泉は、上田と松本の中間地点。三才山峠の手前にあります。
湯治場の流れをくむ昔ながらの温泉地、十数軒の旅館がある山間の温泉です。

三水館_11
三水館は、鹿教湯温泉の温泉街から少し離れた場所にあります。

三水館_12
三水館の建物が見えてきました。


三水館_15
三水館に到着です。

三水館_17
普段は木々に隠れて表から建物が見えないそうですが、冬は木々の葉が落ちて見通せます。
アプローチを一段ずつ上がっていきます。

三水館_19
玄関は障子戸です。
古民家の本館は、木曽福島と松本から移築してきたのだそう。

三水館_63
障子戸を開けると、広い土間。

三水館_21
奥からスタッフが出てきて、土間のフロントで、チェックイン。
宿帳に記入します。

三水館_58
そのまま部屋への案内。上がりかまちで靴を預けて、裸足で進みます。


三水館 客室

三水館_84
本館の客室は2階、階段を上ります。
家族でやっているような小さな宿ですので、腰の曲がったおばあちゃんの先導。
荷物は自分で持って上がります。

三水館_22
2階は吹き抜けになっていて、囲むように廊下と部屋が配置されています。

三水館_44
三水館の部屋タイプは4種類、全7部屋。

・蔵(くら):唯一の離れ。本館1階から渡り廊下でつながっています。
・山入(やまいり):洋室。リビングとベッドルーム。
・休石(やすみいし):和洋室。和室とベッドルーム。
・和室:長沢、渋田見、三十坂、細尾の4室

三水館_23
階段を上がって、一番手前が、
本日の部屋、休石(やすみいし)。和洋室。

三水館_24
扉を開いて、

三水館_25
靴箱の上には、試験管に挿す生け花。
おしゃれな感じです。

三水館_26
和室10畳。

三水館_28
床の間には生け花。

三水館_176
スポットライトの照明が、部屋にスタイリッシュな印象を加えています。

三水館_29
和室を反対から。

三水館_42
窓からの景色は、山の斜面ですが、
木枠の窓からの紅葉は、絵画のようです。

三水館_31
廊下を挟んで、

三水館_32
洋室ベッドルーム。

三水館_34
ベッドに加えて、ソファが2脚配置されています。

三水館_35
水屋には、部屋菓子が置いてありました。

三水館_37
部屋菓子は、温泉饅頭とタルトです。

三水館_85
冷蔵庫。有料です。ビールとジンジャーエール。
その他の飲物も、リクエストすれば持ってきてくれます。

三水館_38
洗面台。

三水館_41
クローゼットには、浴衣、丹前。タオル、バスタオル。金庫。
タオル、バスタオルは、大浴場に持参です。

アメニティは、プラスチック類の削減の取り組みで、歯ブラシ、ヘアブラシ、ひげそりはありません。フロントに申し出ると、もらうことはできます。

三水館_27
建物は古民家なので、部屋は古いかもと思っていましたが、
手入れは行き届いていて、きれいな部屋です。

三水館_43
さて、鍵を手に取り、

三水館_175
温泉に向かいます。


三水館 温泉

三水館_87
温泉は1階。屋外の渡り廊下でつながっています。

三水館_88
雪駄を履いて向かいます。

三水館_89
温泉は、2022年にリニューアル。新しい設備です。

チェックインは14時からですが、温泉は14時半から。
翌日の10時半まで、23:00~23:20の清掃点検を除き夜通し入ることができます。
夜8時に男女入れ替え。

三水館_49
脱衣所。

三水館_50
内湯。

三水館_51
洗い場。

三水館_52
露天風呂。

部屋数が少ない旅館ですので、温泉はほぼ常に独り占めです。

男女入れ替え後の温泉は、翌朝にて。


三水館 館内施設

三水館_54
湯上がりスペースは、ロビー。
板の間ですが、床暖房です。
館内では、スタッフはほとんど見かけません。

三水館_102
ロビーの片隅には書籍。
そして猫のおもちゃ。

三水館_48
館内には、いたるところに、
木工作家、井崎正治の作品。彫刻だけでなく、家具も同氏の作品とのこと。

三水館_46
隠れたスペースにも井崎正治の作品。

三水館_59
雪駄を借りて、外に出てみます。


三水館 鹿教湯温泉街

>三水館_67
三水館から鹿教湯温泉の中心までは徒歩10分。途中から坂を上る形になります。

三水館_72
鹿教湯温泉観光は、文殊堂が中心。
鹿に身を変えて猟師に温泉を教えたという、鹿教湯温泉由来の文殊菩薩が祀られています。

三水館_73
その隣には薬師堂があり、

三水館_75
文殊堂、薬師堂に行くためには、
五台橋を渡ります。

三水館_77
鹿教湯温泉の新しい名所は、さいとう菓子工房。
鹿教湯温泉で一番大きい旅館、斎藤ホテル経営の新店舗です。

三水館_78
さいとう菓子工房は、ショーケースに洋菓子が並ぶお店。

三水館_79
名物はアップルパイ。
スティックタイプで食べ歩きに好適。出来立てあつあつでした。

三水館_95
さて、三水館に戻れば、煙突からかまどの煙が立ち上っていました。
夕食の料理が楽しみです。


三水館 猫

三水館_82
玄関に戻り、入口の障子戸を開けようとしたら、

三水館_55
横の障子に穴があけてあることに気付きました。

理由は、後になって目にすることになりました。
三水館_90
三水館_91
三水館_92
三水館_93
三水館_94
猫の通り道ですね。
聞いたら、穴を開けておかないと、爪で破いてしまうのだとか。

三水館_172
うん、やられている形跡。障子に猫の爪痕もありました。

三水館には、
予約時に「館内に猫がおります為、予めご留意ください。」の表記があるとおり、
猫がいます。
たま、こごみ、はち、きじお、そのほか野良。

三水館_137
ストーブに火が入れば、その周りでごろごろ。

三水館_138
間合いを詰めると、すすっと離れていくのが猫らしい。
写真の中に、実は2匹います。

三水館_139
ストーブ裏の特等席に陣取って、伸びて寝てました。

三水館_103
捕まって客を出迎えの猫。たま。

三水館_146
三水館_147
三水館_148
寝転がっている猫。たま。

三水館_200
おもちゃにつられて出てきてくれた猫。きじお。

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三水館_141
三水館_142
顔を洗っている猫。はち。

夜は、三水館の隣にあるオーナーの自宅に猫も一緒に帰っていくそうです。

三水館_98
三水館の猫好きは、表示にも。
屋外には、ネコ飛び出し注意の看板。公道ではなく三水館の敷地内に設置です。


三水館 夕食

さて、夕食となりました。
夕食会場は、お食事処。
夕食時間は、18時から。全ての客が同じ時間に一斉スタートです。
だからこそ、出来たての料理が出てきます。

部屋に内線が掛かってくるとのことで待っていたら、5分前に内線が鳴りました。
階段を降りて向かいます。
お食事処の前にスタッフが立っていて、名前を聞いて席に案内していきます。
三水館_105
リニューアルされたお食事処は、テーブルが4つ。

三水館_106
夕食会場は、お食事処の他に、個室が3つ。
お食事処の横と、

三水館_161
階段下から入る場所に2つ。

三水館_162
階段下の個室その1。

三水館_163
階段下の個室その2。

三水館_164
1日1組だけ受入可の子ども連れは、個室に案内されていました。

三水館_104
本日の席はこちら。
足元は床暖房です。

三水館_107
最初のセット。
お食事処は、BGMのない静寂の空間、客の食器の音だけが響きます。
そのため、各テーブル、少しひそひそ話のトーンでの会話でした。

三水館_119
三水館 ドリンクメニュー

スタッフの出入りも最低限で、ドリンクをたくさん売るつもりもないのか、
グラスが空いてもこちらが言わない限り次を聞いてきません。
ま、こちらも気楽でいられるのですが。

三水館_118
箸置き。天然の小枝です。

三水館_109
食事は、お品書きはありません。口頭で品名だけ紹介されます。

先付けの皿は、
三水館_113
さくらしめじのソテー

三水館_112
さつまいものきんとん

三水館_117
みどり大根を芯にした出汁巻き玉子

三水館_114
ムキタケ

三水館_116
わかさぎのマリネ

三水館_115
大根の葉っぱ 干して炒り煮に
シナノユキマスの卵

三水館_120
続いて蓋付の茶碗が届きました。

三水館_121
むかごのいいむし

熱々の御飯に、味を強く感じるのに、後味さらっと。自然の味付けです。

三水館_122
かぼちゃ豆腐のジュレ掛け

三水館_125
続いて、土鍋に火が入ります。

ネギ鍋 松本一本ネギ 飯山のみゆき豚

三水館_127
土鍋で煮て、できあがり。

三水館_128
ネギは、そばのようにずるずると食らいつきます。くせなくやわらかくて甘いです。
みゆき豚は、やわらくておいしい。
出汁は田舎風、自然な優しい味です。

三水館_129
サラダ。

三水館_130
里芋の揚げ煮のみぞれがけ、パプリカ

揚げられていて心地良い口当たり。
里芋のごろっとした粗野さは、出汁といっしょに口に流し込むとちょうど良い塩梅に。

三水館_131
岩魚の塩焼き。

ほんとうに熱々。
やわらかくて、頭からガブリといけます。はらわたは抜いてありました。
身はしっかりで食べ応えあり。

三水館_132
金糸瓜と林檎と柿の土佐酢漬け

りんごの主張が強い土佐酢漬けです。

三水館_133
ごはんはおひつで到着。

三水館_134
ごぼうのごはん。

三水館_135
ごはんは自分でよそって、いただきます。
香の物とお茶も到着。

三水館_136
デザートはロビーでとの説明でしたので、移動します。
夜のロビー。

三水館_143
デザートは、
かぼちゃプリンと林檎とキウイのシャーベット。

三水館の夕食は、ほっとする田舎料理でした。豪華とは違います。
でも、食事空間、器、盛り付けから、洗練さを感じます。
そして自然と野菜中心で滋味深く、心は豊かになります。
食事の提供はゆっくり、ゆっくりと。量は多くありませんが、最後の品が出て食べれば2時間のコースでした。

三水館_144
部屋に戻ると、
夕食の間にスタッフが入って部屋整頓がされていました。
和室はターンダウンサービスとでも言いましょうか。床の間のみスポットライトがされていました。

三水館_145
洋室のベッドにもぐりこみ、就寝。おやすみなさい。


三水館 翌朝

翌朝。
三水館_173
快晴の初冬の朝です。

三水館_157
まずは朝風呂から。
温泉は、夜8時に男女入れ替え。朝は、奥側の温泉でした。

三水館_151
脱衣所。

三水館_152
内風呂。

三水館_153
洗い場。

三水館_154
露天風呂。円形で、中央からお湯が湧き上がる形。
他の客とはほぼ会わないので一人占めできるのですが、
入ってみると、中央の円柱のために足が伸ばせず。ちょこんと膝を曲げて入浴。

三水館_156
寒い朝に、湯気が立ち上る露天風呂です。

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三水館を外から見れば、煙突から立ち上るかまどのけむり。今日の朝食は何かな。


三水館 朝食

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朝食は8時半から。全ての客が一斉スタートです。

1階に下りてみると、時間になっても準備中の気配。ロビーのテーブルに客が溜まっていきます。
それでも見知らぬ客同士が猫の話題などでゆっくりと時間潰し。これが三水館の過ごし方。

2~3分遅れで、準備ができたとの声かかり。
昨日と同じ席です、と言われてみなさん自分で席に向かいます。

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日が射し込む明るい空間。

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料理は、ごはんのおひつまで全部先付け。

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最後に、味噌汁とお茶が届きました。
あとはスタッフのサーブは無いので、自分でやります。

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玄米ごはんを自分でよそいます。

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三水館の朝食がそろいました。
シンプルながら美しい和食です。

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朝食の箸置きは猫でした。

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塩鮭

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切り干し大根

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牛蒡と蒟蒻

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おひたし

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温泉卵

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漬物

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味噌汁

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りんご、なし、柿

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食後のコーヒーは、ロビーでセルフサービスです。

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食後の一杯をロビーでゆっくり。


三水館 チェックアウトから上田観光

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三水館のお土産の陳列はこれだけです。
醤油と味噌。信州の田舎らしさ。
あとは、温泉まんじゅうが前日までの注文で可能です。

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チェックアウトは10:30。
三水館の精算は現金のみです。クレジットカードは利用できません。

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フロントには、部屋の料金表と先行3ヶ月のカレンダーが置いてありました。
帰りに次の予約をする方が多いようで、
既に半分以上の日が満室の斜線が引かれていました。
電話でのご予約は6ヶ月前、予約フォームからのご予約は3ヶ月前からです。

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障子戸の玄関で見送られて、三水館をあとにします。

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三水館から徒歩5分の鹿教湯橋バス停から、上田駅への路線バスに乗りました。

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上田の乗換時間で向かいたいのは、北国街道柳町。
上田駅から徒歩15分、レンタサイクルだと5分です。

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北国街道柳町には、信州亀齢(きれい)の岡崎酒造があります。

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今では人気で入手困難になっている信州亀齢が販売されています。1人1本まで。

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蔵元限定の信州亀齢。

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隣にはルヴァン信州上田店。
天然酵母パンのパイオニアのお店。渋谷区富ヶ谷の有名店ですが、
店主の出身地、上田にも出店されました。

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上田駅に戻ります。

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上田駅から北陸新幹線で東京への帰路につきました。


三水館 まとめ

洗練された民宿、洗練された山小屋とでも形容しましょうか。自然体で心豊かな気持ちになります。
信州の自然の中に没入して、山の野菜を食べに行く。
いたせりつくせりのサービスを求めてはいけません。
食事の時間は固定、アメニティは無い、猫はいる。
こちらが三水館に合わせる。でも、施設も食事も洗練されているので、不快になる瞬間はありませんでした。
この洗練さに対してリーズナブル。家族で行くのに適しています。リピーターが多くて予約が取りづらいのも納得です。

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