いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東が中心になると思います。

カテゴリ: 信州(別所・山田・扉)

信州にある星野リゾート 界 アルプスに行って来ました。
界アルプス_0082
星野リゾートの界ブランドは初めてなので、
実際どのようなレベルなのかな?と思っての訪問です。

界アルプス_0020
東京駅から北陸新幹線にて1時間半あまり。

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長野駅に到着です。

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Tokyo2020の前は、1998年の長野冬季五輪でしたね。
コンコースには、誇らしげにエンブレムが掲げられています。

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長野駅では、駅ビルMIDORIにある、いろは堂へ立ち寄り。

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信州名物おやき。
選んだのは、一番メジャーな野沢菜。
モチモチした生地は、もはやパンみたいでした。

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長野駅から大町温泉郷までは特急バスで80分ですが、
この日は、のってたのしい列車、快速リゾートビューふるさとで向かうことにしました。
信濃大町まで、名所で停まりながら2時間余りで行く観光列車です。

界アルプス_0028
木目調のデザインの車内には、

界アルプス_0046
長野県のPRキャラクター、アルクマも乗っていました。
第9回ゆるキャラグランプリ。

界アルプス_0030
車両の前面は、展望室になっています。

界アルプス_0032
リゾートビューふるさとの一番いい席はどこかというと、
展望室に人がいなければ、1号車1-C。
進行方向前面と、左前方の景色を楽しむことができます。

しかし、だいたい展望室に人がいるので、1号車1-Aが無難。
一番のビューポイントである姨捨は左側の景色なので、A席側になります。

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最初の名所、姨捨駅でしばらく停車。

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日本三大車窓に数えられる景色は、善光寺平の一望と、

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田毎の月で有名な棚田を眼前にします。

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スイッチバックでも知られる姨捨駅は、
利用客の少ない、田舎の駅の一つでありましたが、
最近は観光資源として、駅舎もきれいになりました。

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松本駅からは、進行方向が変わり大糸線に入ます。

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大糸線では、リゾートビューふるさとのD席側の車窓が、北アルプスの景色です。

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リゾートビューふるさとは、穂高駅でも30分余り停車。
希望者は、穂高神社を巫女による案内で参拝ができまるようになっていますが、
しばらくの間はコロナ対策で中止。各自での散策を案内されていました。

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私は、穂高駅でリゾートビューふるさとにお別れして途中下車。

界アルプス_0058
駅前でレンタサイクルを借りて、

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穂高駅から3kmほどのところにある大王わさび農場に向かいました。

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安曇野のきれいな水によって作られるわさびの農場は、東京ドーム10個分以上の広さ!
入場は無料です。

界アルプス_0066
昼食はもちろん、わさびをと、レストラン大王へ。
昼食時は過ぎていましたが、並んでいて20分待ち。

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ロッジ風のレストランで、

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案内されたカウンター席は、わさび畑ビュー。
ここで注文したのが、

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本わさび丼。
本わさびがそのままで出てくるので、自分ですりおろします。

かつお節丼に、ほろっこ漬(わさびの茎と芋の甘酢漬け)と共にのせて、
醤油をかけて混ぜて、丼をかきこみます。

本物のわさびは、口当たりの甘みと、後から辛さが襲ってきます。

界アルプス_0072
昼食後は、大王わさび農場をぐるっと散策しながら、
本わさびソフトクリームをペロリ。
辛さは感じませんが、しっかりとわさびの味がしました。

界アルプス_0062
最後にお土産に、生わさびを購入しました。

界アルプス_0059
再びレンタサイクルで穂高駅前に戻り、
穂高神社も立ち寄ります。

界アルプス_0060
日本アルプスの総鎮守とも呼ばれる神社。
社務所でお守りの取扱があるほか、境内には土産店も1軒ありました。

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穂高駅に戻り、大糸線に乗り込みます。

界アルプス_0075
穂高駅から約30分で、信濃大町駅に到着。

界アルプス_0076
扇沢行きのバスに乗り込み13分、

界アルプス_0078
大町温泉郷に到着です。
宿までは、道をまっすぐ歩いて突き当たりまで8分。

界アルプス_0082
界アルプスに到着です。

界アルプス_0121
コロナ対策で、屋外の臨時カウンターで検温をしたのち、
スキーの乾燥室「Hutte Alps」で待たされます。
しばらく待たされた後、部屋へ案内をされます。

界アルプス_0103
客室西棟へ。
2017年築ということで新しいですが、プレハブ壁の様な建物。

界アルプス_0086
本日の部屋はこちら。
107。信濃おもてなしの間 和室(ご当地部屋)42㎡。

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踏込から、

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和室。
ベッド2台に、リビング空間。

界アルプス_0089
和室を反対から。
ホテルのように、間接照明だけで、暗めの部屋作りです。

ご当地部屋「信濃もてなしの間」として、
部屋の中には、地域にゆかりのあるものがしつらえてあります。
ベッドライナーは、上田紬。

界アルプス_0090
窓からのビューは、畑。

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よくみれば、リビング空間はソファーではなく、
クッションを置いている形でした。
これであれば、汚れてもその部分を交換するだけで済みますね。

界アルプス_0210
畳も、縁無し畳のナイロン製、

界アルプス_0211
アプローチもフローリング。

清掃もしやすく、傷が付きにくい、
メンテナンスコストの低くおさえられるように、との工夫を感じます。

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水回りとシャワーブース。

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設置アメニティは、界ブランドと、

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おしゃれな風呂敷の中には、歯ブラシ類。
風呂敷は、お土産として持ち帰りができます。

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お手洗い。

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館内着は、浴衣ではなく、作務衣に丹前。

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冷蔵庫。

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茶器類。
ご当地部屋として、磁器は上田市の阿部春弥氏の作品とのこと。

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部屋のお菓子はテーブル上に、

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界アルプスオリジナルの、そばの実入くるみゆべし が用意されていました。

界アルプス_0085
チェックインは部屋にて宿帳記入。

界アルプス_0098
各種案内はリーフレットでした。

界アルプス_0099
それでは、鍵を手に取り、

界アルプス_0097
雪駄で外へ出てみます。

ご当地部屋として、行灯には松崎和紙が使われていました。

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大浴場は、温泉棟の2階にあります。

界アルプス_0116
タオル、バスタオル完備で、
内風呂と、露天風呂がありました。

界アルプス_0115
温泉棟1階には、湯上り処。

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飲物として、そば茶、しそりんご酢と、

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アイスキャンディーが用意されていました。
子どもは喜びそうですね。

界アルプス_0118
器は、信州の松代焼。
星野リゾート界ブランドは、「その地域ならでは」をコンセプトにしているそうで、
地元の特産品が多く利用されています。

界アルプス_0111
また、星野リゾート界ブランドには、
地域の文化を体験させる「ご当地楽」というものが用意されているそうです。
界アルプスのご当地楽は、囲炉裏。

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囲炉裏では、時間帯によって様々なサービスが提供されており、
この時間は、おやきの提供。

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スタッフが、囲炉裏で焼いてくれています。

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野沢菜のおやき。
焼き立ての提供なので、焦げ目のあるカリっ、モチっとした美味しいおやきでした。

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囲炉裏は、フロントロビーの隣にあり、

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囲炉裏に客が多い場合は、この空間に流し込めるほか、

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隣接のショップへの誘導にもなっており、上手いオペレーションが考えられています。

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トラベルライブラリーもあり、

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コーヒー、紅茶などが用意されています。

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界アルプスの奥には、小さなお寺がありました。

泉獄寺というらしいのですが、敷地内というわけでなく、
界アルプスが、もともと公道の右側にあった旅館から、
増築で左側にも作り、公道を挟んでの一体のような旅館空間にしたようです。

そのため、門前から続く、いま立っている場所は、旅館の敷地ではなく、公道です。

界アルプス_0123
宿の敷地内には、中庭に、左手は客室東棟。
正面は、離れの部屋です。

界アルプス_0124
そうこうしているうちに、すっかりと夜になり、
空には月、宿には灯りに火が入り、

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界アルプスの門前行灯にも、火が入りました。

界アルプス_0139
夕食の時間となり、食事処に向かいます。

界アルプス_0140
カウンターで部屋番号を伝えて、

界アルプス_0141
個室に案内されます。

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隣と仕切られてはいますが、上が繋がっている空間です。
BGMは琴。

界アルプス_0142
最初のセット。

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本日のお献立。

界アルプス_0145
3つ折りのお献立です。

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飲み物は、地ビール 氷河ラガー ではじめます。

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土鍋ご飯は、席で火が入れられます。
炊き上がりまで30分。

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先付け ローストビーフと信州サーモンの鳴門

石が敷かれた籠での提供。
目には楽しく、味は普通でした。

界アルプス_0148
次に、きれいな椀で手出来たのは、

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煮物椀 錦秋鶉進上 振り柚子

きれいな盛り付け。味は普通でした。

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続いて、松葉を挿した籠で出てきたのが、

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宝楽盛り
八寸 落花生旨煮
   秋刀魚幽庵焼
   鶏と干し葡萄の松風
   炙り太刀魚寿司
   長芋すり流し 三倍酢ジュレ
   烏賊の酒盗和え とびこ 菊花
   いんげんの胡麻味噌
お造り お造り取り合わせ
酢の物 茸の土佐酢和え

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お造りは、本わさびをすりおろして合わせて頂きます。

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飲み物は日本酒に移り、地酒大雪渓。

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焼き物 鮭と茸の袱紗焼き

揚げたてと思いきや、ぬるめでした。

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これまた良さげな漆の器で出てきたのは、

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蓋物 茄子の葛饅頭 海老の芝煮
   雲丹と菊花餡

器はきれいですが、ぬるめで、味はやはり普通です。

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ここで、土鍋ご飯に、
紅葉鯛と、松茸白舞茸、柚子のスライスが投入されます。

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しばらく蒸らして、炊き上がり。

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旬彩土鍋ご飯 紅葉鯛の割り地焼き
       松茸 白舞茸
       止め椀 香の物

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土鍋のご飯は、全部ぺろりと頂きました。

界アルプス_0163
甘味 界アルプス特製
   林檎のシャーベット はちみつと山葵の香り
ヨーグルトにわさびは、独特の味。

祝い事を理由に、チョコレートプレートを添えてくれました。
特別扱いかと思ったら、帰り際に他の席の料理が見えたら、そちらにも同じプレートあり。

特別扱いだと感じさせる小さなサービスを、
日常作業で提供できるように、オペレーションが整備されているのでしょうね。


界アルプスの夕食は、演出や器は映えるものでした。
写真を見返すと、とても写真映えしています。

が、料理は作りたて感がありません。
袱紗焼きが熱々ではなかったり、蓋物もぬるかったり、
大量一気に調理して盛り付けているのでしょうね。

味も、口に入れた瞬間の喜びがない。
器や飾りのこだわりにくらべて、普通の味でした。

個室ではあるものの、上がつながっている空間で、周りの家族連れの騒がしい声と相まって、
さも、和食ファミレスに来たような気分でした。

配膳スタッフも客数に対して少ないのか、常に忙しそうでした。

界アルプス_0164
食後は、再び囲炉裏へ。

界アルプス_0166
夜は、日本酒のサービス。
地酒の白馬錦を熱燗で。

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「おつまみは無いけど、おかわりはあります」という勧めに乗り、
おちょこを幾杯かを頂きました。

界アルプス_0169
囲炉裏で日本酒を頂いた後は、
館内に夜食処もないので、部屋に戻り、
早々に就寝。

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おやすみなさい。


翌朝。
界アルプス_0171
まだ日の出前の6時半に起きたのは、

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界のうるはし現代湯治として、
6時半から行われる、アルプス体操に参加するため。

ホテルスタッフがインストラクターになる体操は、
山登りをイメージしたオリジナルの体操とのことでした。

界アルプス_0178
日の出も迎え、だいぶ明るくなってきました。

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朝風呂として、大浴場に向かいます。

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風呂上がりは、ご当地楽 囲炉裏へ。

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朝食前の時間は、おかゆの用意。
朝はスタッフもおらず、釜からセルフサービスです。

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塩をわずかにかけて、さらさらっと頂きました。

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朝食は、一番早い7時からにしましたので、
食事処に向かいます。

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昨晩と同じ個室に案内されます。
朝のBGMはハープ。早い時間でしたので、客も少なく静かです。

界アルプス_0188
テーブルのセット。

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あさごはんにもお品書きの用意がありました。

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食事がおぼんで運ばれてきました。
器の蓋をあけて、、

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ご当地ジュース シナノゴールド
蓋物 湯葉 餡かけ
小鉢 大豆の旨煮と塩丸いか
   豆腐の野沢菜納豆かけ
卵料理 干し大根玉子とじ
焼き物 焼鮭と豚味噌漬け
    花豆甘煮
食事 白飯 香の物
   茸と鶏の味噌汁 鉄鍋仕立て

朝食らしく、いずれも少しずつの盛り付けの料理。
一番最初の時間だったはずですが、蓋物の湯葉は既にぬるかったです。

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味噌汁は、その場でコンロにかけて温められます。
3杯分はあろうかという量です。

界アルプス_0200
味噌汁を自分でよそって。
傍らには、信州善光寺の八幡屋礒五郎。ゆず七味でした。

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ご飯はいい感じのおひつでの提供。

界アルプス_0194
おひつのご飯は、

界アルプス_0196
もちろん全部頂きました。

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観光行程もあるので、食後には早めにフロントでチェックアウト。

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明るく晴れた空の下、大町温泉郷のバス停へと歩きだします。

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大町温泉郷は、昭和に、葛温泉からの引湯で計画的に造成された温泉団地です。

直線的で広い道路と高度成長期の建物が、造成別荘地の印象をうけますが、
人通りが無く、左右の旅館は暗く、営業しているかも定かでありません。

打ち捨てられた別荘地のような感もあり、
その中で満館の客が入っている界アルプスは、隔絶された空間とも感じます。

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大町温泉郷バス停付近も、古い土産店などが寂しげにあるのみです。

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大町温泉郷バス停から、扇沢行きのバスに乗り込みます。

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大町温泉郷から約30分で、扇沢駅に到着。

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扇沢駅は、高度成長期に作られた感のある古い施設ですが、

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バスは、トロリーバスから、
2019年に電気バスに置き換わり、最新の車両となっていました。

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旧トロリーバスの運行区間であったトンネルを、ずっと進みます。

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破砕帯は青い照明で示されており、

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途中、対向車と行き違い、

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約15分で、黒部ダム駅に到着。

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展望台からの黒部ダム。
エメラルドグリーンの湖面。

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黒部ダムの先には、
目を上に向ければ、立山連峰。

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アルペンルートを抜けずに、黒部ダムだけの訪問であれば、
滞在は20-30分で終わりますので、再び黒部ダム駅へ。

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電気バスで再び、扇沢駅に戻ってきました。

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昼食には、扇沢レストハウスへ。
これぞ団体客用といったお店です。小学生の修学旅行団体がいました。

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ここは、黒部ダムカレー発祥の店ということで、

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黒部ダムカレー。
ご飯を堰堤、ルーをダム湖に見立てたグリーンカレー。
カツの遊覧船が2つ浮かべられています。

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扇沢からは、長野駅行きの特急バスに乗り込みます。

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犀川沿いなどを走りながら、

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扇沢から1時間45分で、長野駅東口に到着です。

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新幹線に乗り込む前に立ち寄ったのが、
駅ビルMIDORI長野の2Fにある、信州くらうど。
ここでは、長野の地酒を楽しむことができます。

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日本酒利き酒セット700円を。
季節のお漬け物セット360円とともに。

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利き酒セットは、日替わり9種の中から、3種を選べます。
この日は、十二六ライトどぶろく(武重本家酒造)、一滴二滴(志賀泉酒造)、七笑生原酒
を選びました。
十二六ライトは、甘酒のようでさっと飲めてしまい危険でした。

界アルプス_0285
さて、帰りも北陸新幹線で碓氷峠を越えますので、
おぎのやの「峠の釜めし」を買いたいと思ったのですが、
長野駅の構内にも駅ビルにも、見当たりません。

長野駅で峠の釜めしはどこで買えるのかと調べたところ、ありました。

界アルプス_0279
善光寺口を出て、バスロータリーの向かいにある、
ながの東急百貨店へ。

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地下1階食料品売り場の隅に、ひっそりとながら常設で、
峠の釜めしおぎのや ながの東急店。

長野駅でおぎのや峠の釜めしが買える唯一の場所です。
益子焼の容器のも、エコ容器(パルプモールド容器)のも販売しています。

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釜めしを手に持って、北陸新幹線あさまに乗り込み、

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碓氷峠を越えながら、釜めしの紐を解きます。

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新幹線開業前、特急あさまの停車時間に横川駅ホームで立ち売りしていた時代から、
変わらぬ形の釜めし。
旅情を懐かしみながら、東京へ帰りました。


界 アルプス

ちょっと得した、コスパが良い、高級感をリーズナブルに、という評価の宿かと思います。
表面的にはきれいでおしゃれ、ご当地楽などの小さなサービスが積み重ねられ、良い驚きの演出があります。

でも、モノの値段は決まっています。コスパが良いと見えるということは、どこかが削られているということ。
大量一気調理のぬるい料理に、口に入れた瞬間の喜びがない料理。少ないサービススタッフ。
何かが一歩ずつ足りないような気がします。

接点で嫌なところはないけれど、良いところもない。
本社で良く練られたフォームに、はめている感じ。

星野リゾートという会社は、
現場の従業員に考えさせて、ボトムアップで工夫すると聞いていましたが、
結論が型にはまっているように感じました。
ファシリテートがしっかりし過ぎているのですかね。

客層は20-30歳台女性が多く、次に年配女性グループと老夫婦。すこし騒がしいです。
スタッフは若く、20-30歳台のしっかりした男女が多い印象です。
星野リゾートの経営だ、という期待値の高さで行くと、厳しいのかもしれません。
しかし、何の努力もしない古い旅館よりは、断然いい旅館なので、
無難を期待して行けば、満足度は高いと思います。


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 「竹泉荘 Mt.Zao Onsen Resort & Spa」(東北/遠刈田温泉)
 「明神館」(信州/扉温泉)
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長野は北信にある 山田温泉 藤井荘 に行ってきました。
藤井荘_1927

東京から新幹線で長野へ。
藤井荘_1906
北陸新幹線はくたか。

藤井荘_1907
車内販売で、高崎駅の駅弁 だるま弁当 にて昼食。

長野駅にて新幹線を下りた後、路線バスにて松代に向かいました。
今年の大河ドラマが真田氏ですから、真田松代藩も注目されています。
藤井荘_1909
松代城跡。ここ数年で、石垣や門が復元されました。

藤井荘_1910
松代城本丸跡。構造物は残っていません。無料の公園になっています。


藤井荘_1911
旧真田邸。

藤井荘_1912
石畳の道路が整備され、歩ける街づくりの試みがされています。

藤井荘_1913
松代藩文武学校。

藤井荘_1914
松代象山地下壕。
先の大戦末期に計画された「松代大本営」の跡です。
中は壕らしく、ひんやりとしています。約500mと、意外と長い距離が公開されています。

松代の観光の跡は、
旧松代駅から、路線バスで須坂駅へ向かいます。
藤井荘_1908
松代から須坂は、長野電鉄が走っていたのですが、数年前に廃線となりました。
須坂駅からは、車にて約20分にて、山田温泉へ。

藤井荘_1927
藤井荘に到着です。

藤井荘_1926
藤井荘外観。

藤井荘_1925
玄関先。

藤井荘_1924
提灯の明かりがお出迎え。

藤井荘_1923
エントランス。

藤井荘_1922
畳敷きの入り口です。

藤井荘_1921
先に進むと。

藤井荘_1918
ロビーラウンジに案内されます。

藤井荘_1920
谷を挟んで、向かいの山を臨む席で、ウェルカムドリンク。
窓もなく、オープンエアーで、蝉の声が聞こえます。

それでは、部屋にご案内。
藤井荘_1975
エレベータを降り、

藤井荘_1974
廊下を歩いて、

藤井荘_1929
今日の部屋はこちら。 萩野の五。

藤井荘_1930
踏込をすすむと、

藤井荘_1932
谷に面した和室です。

藤井荘_1933
和室。

藤井荘_1934
月見台付き。

藤井荘_1931
別室の洋室も付いています。

藤井荘_1936
水周りと内風呂。

藤井荘_1937
アメニティは普通のもの。

藤井荘_1935
お手洗い。

藤井荘_1942
何でも、オールインクルーシブの宿 として今年からリニューアルオープンしたとのことです。
昨年から経営が、ご主人から現女将になり、従業員とのコンセプト設定のなかから、
サービスを含め、リニューアルしたとか。

現在は、夕食朝食時及び冷蔵庫の飲み物が宿泊料金に含まれる、という点が中心ですが、
今後、料金に含まれるオプショナルツアー等も設定していく方針とのこと。

ちなみに、飲み物のお品書きは下記の通り。
藤井荘_1943
藤井荘_1944
藤井荘_1945
藤井荘_1946
藤井荘_1947
藤井荘_1948

藤井荘_1939
オールインクルーシブの冷蔵庫。

藤井荘_1940
では、浴衣に着替えて、館内を見て回ります。

藤井荘_1952
大宴会場の周り。

藤井荘_1955
宴会場。今日は個人向けの設営ですね。

次の間付の部屋 鳳山亭「横笛」。
藤井荘_1956

藤井荘_1957
踏込から。

藤井荘_1959
本間。

藤井荘_1960
水周りとお手洗い。

特別洋室 三喬亭「如霞」。
藤井荘_1965
藤井荘_1964
玄関から。

藤井荘_1961
木を基調とした、ベッドルームです。

藤井荘_1962
リニューアルされた、洋風のバスルーム・お手洗い。

スタンダード洋室 三喬亭「笹野の二」
藤井荘_1970
藤井荘_1966
もともとの和室の空間がベッドルームにリニューアル。

藤井荘_1967
水周りと内風呂。

藤井荘_1969
お手洗い。

藤井荘_1968
別に小さな部屋も付いています。

では続いて、大浴場へ。
藤井荘_1983
大浴場。

藤井荘_1984
脱衣所。この時間は誰もいません。

藤井荘_1985
大浴場。

藤井荘_1986
露天風呂。谷からの風が心地よいです。

藤井荘_1987
脱衣場には、ヒーリングミュージックが流れています。

藤井荘_1988
風呂上りには、館内のサービスがあるとの案内があったので、「利き酒」コーナーへ。

たちべりカフェ。 兼お土産コーナーです。
藤井荘_1982

藤井荘_1976
ラインナップのカウンター。

藤井荘_1978
利き酒。5種類の日本酒が用意されています。

藤井荘_1977
ソフトドリンクは、デトックス向けのウォーター。

藤井荘_1981
休憩スペース。

藤井荘_1980
横には小さめのお土産コーナーがあります。

続いては、夕食へ。
藤井荘_1951
夕食会場、東兵衛茶屋。

藤井荘_1989
個室に案内されます。

藤井荘_1998
床の間もあり、広めの空間作り。

藤井荘_1990
セットされたお席。

藤井荘_1993
お品書き。


藤井荘_1996
前菜 蕎麦豆腐 蕎麦の実 滑子
    信州サーモン手毬寿司
    根曲り竹 きの子の金平 胡桃味噌

藤井荘_1997
土瓶蒸し 焼鮎土瓶蒸し
       蕎麦米ふかし やなぎ松茸 実山椒 酢橘

藤井荘_2000
お造り 大岩魚
     鱸の昆布〆 山葵醤油
     しゃぶしゃぶ 高原野菜

藤井荘_2001
しゃぶしゃぶ鍋。
出汁用の昆布は、六文銭に模られています。

藤井荘_2002
続いて用意されるのが、藤井荘名物「ぽんぽん鍋」。
名前の由来は、「狸」「たくさんぽんぽんと入れる」「油がはねる様子」と諸説あるようです。

藤井荘_1994
ぽんぽん鍋のお品書き。

藤井荘_2003
つまりは串揚げです。

藤井荘_2004
合肴 信州そば 蕎麦の芽

藤井荘_2005
小鍋仕立て 本日の一品
         高山村の夏野菜
         お出汁と辛味大根と共に

藤井荘_2006
食事 鮎と生姜の釜炊き御飯
    信州鮎 生姜

藤井荘_2007
釜のまま提供され、おかわりし放題。
夕食は上品な量でしたので、このくらいの御飯があることがちょうど良いです。

藤井荘_2034
オールインクルーシブの一つとして
オプショナルツアー「スターナイトツアー」が設定されています。
この日も申込をしましたが、残念ながら雲天で中止になりました。

藤井荘_2008
となると何もない場所ですので、早々におやすみなさい。


翌朝。朝風呂と、大浴場に向かいました。
藤井荘_2009
更衣室に、ヤクルトが置いてありました。
補充はされていなかったので、早い者勝ちですね。

藤井荘_2011
朝のトラベルラウンジでは、軽食ありとの案内を聞いていましたが、

藤井荘_2013
信州のリンゴジュース・ぶどうジュースと、

藤井荘_2012
信州産とれたて野菜。

軽食と聞いて、おにぎりを想像していましたが、
さわやかな野菜の提供とは意外でした。

少し、館外に出て、山田温泉を散策に出ます。
藤井荘_1973
山田温泉のマップ。

藤井荘_2015
藤井荘の前。
向こうに見えるバスが、バス停のある中心です。

藤井荘_2016
中心にある、共同浴場「大湯」。


藤井荘_2018
大湯の前の公園。足湯があります。



藤井荘_2017
大湯の周り。奥に土産店があります。
山田温泉は、ここから見える範囲でほぼ収まる、小さな温泉地です。

藤井荘_2019
藤井荘に戻り、館内の散策路へ。

藤井荘_2020
山道レベルの散策路をずっと下って行くと、

藤井荘_2021
谷底の川辺に至ります。
川底は茶褐色になっているのは、このあたりの温泉の成分によるものと思われます。

藤井荘_2010
館内の談話室。

少し体を動かしたのちに、朝食へ。
藤井荘_2022
場所は、夕食と同じ個室です。

藤井荘_2024
セットされた席。

藤井荘_2025
朝食のお品書き。

藤井荘_2028
先出し 胡麻のお浸し 鯖なめこおろし くらかけ豆
     丸なす揚げ出し 信州サーモン幽庵焼き 蕗の薹海苔

藤井荘_2027
せいろ蒸し。
とっても雰囲気があります。但し、蒸気で部屋が暑くてかないません。

藤井荘_2031
季節の地場野菜と、鳥朴葉蒸し。
とってもジューシーです。

藤井荘_2029
炭火炙り 有明海苔
       五平餅
       季節の地場野菜

藤井荘_2030
リンゴジュース

藤井荘_2032
食事 信州木島平村 白米
汁物 野菜たくさん根菜味噌汁

藤井荘_2033
水物 おれんじ キウイ

食事が終わり、チェックアウト。送迎車で須坂駅へ。
藤井荘_1916
須坂は、蔵のまち として町作りをして、散策の出来るエリアが作られています。
この日も、観光バスが数台来ていました。

藤井荘_2035
豪商の館 田中本家。
蔵の街並みとは、少し離れています。

須坂から、
最近「外国人が日本で最も訪れたい場所」といわれているらしい、
地獄谷野猿公苑(スノーモンキーパークという二つ名がついたそうです)
に行ってみようと、
藤井荘_2036
須坂駅からは、湯田中駅まで長野電鉄にて移動。
特急料金100円の特急で。

BlogPaint
湯田中駅。路線バスで、地獄谷野猿公苑を目指します。

藤井荘_2156
車が入れるのは途中まで。

藤井荘_2155
その先は、徒歩で向かいます。約25分の表示。

藤井荘_2154
整備された徒歩ルート。

藤井荘_2153
飽きないようにか、途中途中で、案内板が設置されています。


藤井荘_2146
山を通り抜け、

藤井荘_2147
間欠泉。

藤井荘_2148
公苑入口。

藤井荘_2151
公苑内部。そこここに猿がいます。

来ている人は、半分以上は外国人でした。

藤井荘_2149
夏なので、温泉の中には猿は入っていませんでした。
公苑スタッフによると、餌付けで温泉に誘導しているとのこと。

藤井荘_2150
人間が通っても、全く気にせずリラックスしている猿たちです。

また、徒歩でバス停まで戻り、湯田中駅に戻ります。
電車まで少し時間がありましたので、駅前のお店でちょっと食事。
藤井荘_2158
GOEN
外人スタッフのいるオシャレなお店です。

藤井荘_2157
地ビール 志賀高原IPA と、

藤井荘_2159
唐揚げで、一杯。

帰り道では、長野駅前で、信州そば。
藤井荘_2162
信州戸隠そば味処ぼっち

藤井荘_2160
夜は居酒屋にもなる空間です。

藤井荘_2161
さるそば。
信州ですからもちろん七味は、八幡屋礒五郎です。

長野駅から鈍行に乗り、姨捨駅を立ち寄りました
藤井荘_2164
最近は「日本三大車窓」といわれているようです。
スイッチバックの駅としても知られますが、
善光寺平を一望する景色から、夜景スポットとして注目されています。


藤井荘は、食事は、夕食も朝食も、
盛り付けに工夫があり、雰囲気の良い食事でした。

建物は外観からすると年月は経っていますが、
内部はリニューアルされていてきれいです。

スタッフは、ホテル系のサービスを提供する旅館ではあるのですが、
まだ洗練されていない感があります。
何となく気づかないという感じで、
飲み物に気が回らなかったり、食事をお代わりしているときに溶けるシャーベットを持って来たり、
スターナイトツアーの中止もこちらから聞かないと案内されなかったり。

しかしながら、この旅館、
一族経営であるものの、昨年から女将にかわり、
従業員の声に基づいて、経営の工夫をしているそうです。
オールインクルーシブにしたり、チェックインの景色の見える席を作ったり。
これからの進化に期待ですね。

★「藤井荘」(信州/山田温泉) ブログ
★「藤井荘」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「明神館」(信州/扉温泉)
 「箱根吟遊」(箱根/宮ノ下温泉)


旅館・ホテルランキング

今年は大河ドラマ真田丸で盛り上がるであろう 信州上田と、
別所温泉かしわや本店に行ってきました。
かしわや本店_6012

東京から北陸新幹線で約1時間半、
かしわや本店_5923
雪の積もる上田駅に到着です。

かしわや本店_5924
お城口の駅前広場には、真田雪村像が。真田氏は地元の英雄です。

かしわや本店_5925
歩いて約15分、上田城跡公園に到着です。

かしわや本店_5926
入って左に大河ドラマ館。
上田市民会館の建物を利用して、1年間の期間限定OPENです。

かしわや本店_5927
正面の入り口である、東虎口櫓門。
右は北櫓、左は南櫓。
本丸は無料開放、南櫓・北櫓・櫓門・西櫓に入るのは有料です。

かしわや本店_5928
東虎口櫓門の右手にある「真田石」。
真田信之が松代城移封にあたり、持っていこうとしたところ、微動だにしなかったという伝承が残っています。

かしわや本店_5929
本丸にある、眞田神社。

かしわや本店_5930
本丸跡。
天守閣などはなく、広い空間となっています。

かしわや本店_5931
二の丸には、上田市博物館があります。
真田昌幸着用具足や、有名な真田幸村画像などが所蔵されています。

かしわや本店_5932
上田城から徒歩約15分の街中には、
池波正太郎真田太平記館 があります。

かしわや本店_5933
さて、上田観光のあとは、
上田駅から、上田交通で、別所温泉駅へ。
各駅停車で約30分です。

かしわや本店_5934
別所温泉駅に到着。レトロな駅舎です。
駅からは無料シャトルですぐ。

かしわや本店_5935
温泉街の入り口は、昔ながらの雰囲気が残ります。
歩いて宿まで向かってみたら、
シャトルバスで着かないことを心配した宿のスタッフが、
わざわざ車で探しに来てくれました。

かしわや本店_5957
暗い時間となってしまいましたが、到着。

かしわや本店_5959
提灯が明るく迎えてくれます。

かしわや本店_5960
靴を脱いで、畳敷きのロビー空間。

かしわや本店_5962
チェックインのために、ロビーの席に案内されます。

かしわや本店_5974
窓の雪に、ストーブで暖をとるところに、
信州らしい懐かしさを感じさせます。

かしわや本店_5936
ウェルカムドリンクとして、抹茶と落雁を頂きます。
ここで、貸切風呂の予約もできます。

それでは、部屋に案内頂きます。
かしわや本店_5958
今日の部屋は、四季亭。
ロビーのある本館柏和亭(右手)から、
路地を挟んで反対側(左手)にあります。

かしわや本店_5956
四季亭の玄関。

かしわや本店_5955
畳敷きの玄関を進み、

かしわや本店_5954
階段を下りると、

かしわや本店_5940
「麗月の間」に到着です。

かしわや本店_5941
10畳+8畳+露天風呂付き、

かしわや本店_5946
本間、

かしわや本店_5942
次の間、

かしわや本店_5944
檜の露天風呂付きです。

かしわや本店_5945
広い露天風呂で、入るのが楽しみです。

かしわや本店_5948
水周りに、

かしわや本店_5949
屋内のシャワーブース。

かしわや本店_5950
お手洗い。

かしわや本店_5947
冷蔵庫。

かしわや本店_5938
部屋で淹れて頂いたお茶を飲み、

かしわや本店_5939
浴衣に着替えて、大浴場に向かいます。

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部屋備え付けの館内図を見ながら、

かしわや本店_5969
本館「山里の湯へ。

かしわや本店_5970
かしわや本店_5972
脱衣所。

かしわや本店_5971
岩の内風呂。
別所温泉は、弱アルカリ性で、肌がすべすべになります。

かしわや本店_5973
露天風呂。
積もった雪が、暗がりに雰囲気を醸し出します。

かしわや本店_5963
風呂上りは、ラウンジで。

かしわや本店_5964
フリードリンクコーナーが用意されています。

かしわや本店_5967
そして、書棚には、

かしわや本店_5968
もちろん、池波正太郎作品がずらり。

かしわや本店_5965
女性向けに、カラフル浴衣の用意もあるようです。



かしわや本店_5976
再び、本館から四季亭に戻り、

かしわや本店_5978
廊下を進み、四季亭の大浴場、「自適の湯」へ。

かしわや本店_5979
脱衣所。

かしわや本店_5980
檜の内風呂。
ほの暗さが、木造の建物をを際立たせます。

かしわや本店_5982
湯上り処。

温泉のあとは、食事に進みます。
かしわや本店_5966
本館のロビーから、階段を案内され、食事会場に向かいます。

かしわや本店_5984
途中、地酒の利き酒コーナーに案内されます。
気に入った飲み物を、夕食で提供という、なかなかの工夫です。

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食事処の個室。

かしわや本店_5986
玄関上に立地する、窓辺の席に案内されます。
床の間もあり、広々としています。

かしわや本店_6002
窓からは、隣の四季亭の屋根に雪が積もった景色。
その先には、上田市街の夜景です。

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お品書き。
普通の印刷用紙なのがちょっと残念。

かしわや本店_5987
前菜
鬼に金棒 青ばつ豆 真田丸松風
信州和牛きのこ巻き 龍飛昆布巻き 青菜浸し
かしわやのいくら醤油漬け 子持昆布

コースターには、真田氏の六文銭。

かしわや本店_5991
小鉢
厄除け七草がゆ

かしわや本店_5993
穴子蕪蒸し

かしわや本店_5992
吸い物
大原女カニ 百合根

かしわや本店_5990
造里
海と川の幸

信州なので、佐久の鯉 があります。
ここにも六文銭。

かしわや本店_5995
煮物
炊き合わせ

かしわや本店_5994
焼物
日本海の鰤かけ焼き

かしわや本店_5996
蒸し物
野沢菜そば万頭

かしわや本店_5997
揚げ物
雲子香り揚げ

かしわや本店_5998
台の物
信州和牛朴葉焼


かしわや本店_6000
酢の物
あぶり北寄貝


食事
大根菜飯

かしわや本店_6001
デザート
柚子のチーズケーキ

施設も、食事も間違いなく高級の部類ですが、
高級の中では、普通のイメージかな。
信州は、食事で名物が少なく、演出は大変そうですが、
美味しい料理でした。


かしわや本店_6003
食事処を後にし、

かしわや本店_6005
男女が入れ替わった、四季亭「悠悠の湯」へ。

かしわや本店_6006
脱衣所。

かしわや本店_6007
こちらも檜の内風呂です。

そして、予約をしておいた、貸切風呂に向かいます。
かしわや本店_6009
脱衣所、広いです。

かしわや本店_6010
檜風呂、

かしわや本店_6011
露天風呂、
貸切風呂としては、とても広い空間となっています。

かしわや本店_6008
風呂のあとは、部屋に戻り、

かしわや本店_6004
用意された寝巻用の浴衣に着替え、就寝。



かしわや本店_6014
翌朝。
早起きをして、別所温泉を散策します。

かしわや本店_6015
外湯「石湯」。
真田幸村公隠しの湯。
150円。

かしわや本店_6017
早い時間であったせいか、だれもいません。

かしわや本店_6016
地元客も多い、公共浴場です。

かしわや本店_6018
北向観音参道。

かしわや本店_6019
表は残念ながらアスファルト道で、
散策用に整備はされていませんが、



かしわや本店_6021
川沿いは、石畳の散策路になっています。

かしわや本店_6022
手水は、

かしわや本店_6023
湯気が上がる、別所温泉のお湯になっています。

かしわや本店_6025
北向観音。

かしわや本店_6024
愛染堂。


かしわや本店_6026
鐘楼。
裏に見えるのが、四季亭です。つまりすぐ隣。
6時に7回鐘を撞くということを、事前に案内されていましたが、
ちょうど目覚ましの音となりました。

かしわや本店_6032
続いて、安楽寺・常楽寺へと向かいます。
こちらは、石畳の散策路が整備されています。

かしわや本店_6033
安楽寺の黒門。

かしわや本店_6034
安楽寺。

かしわや本店_6036
どんどんと登って行くと、

かしわや本店_6035
国宝 八角三重の塔があります。

つづいて常楽寺に向かいます。
かしわや本店_6039
散策路途中には、上田の平を一望できます。

かしわや本店_6041
常楽寺。

かしわや本店_6042
国重要文化財である、石造多宝塔があります。

散策を終え、部屋に戻り、
かしわや本店_6047
部屋の露天風呂に入ります。

かしわや本店_6048
さぶーんと、露天風呂からの目線。
ひろびろとしており、満足度高いです。

右の石垣の上が、北向観音の境内です。

朝食は、夕食と同じ食事処へ。
かしわや本店_6028
さわやかな朝食。
左側は、汲み出し豆腐。
傍らには、信州の七味「八幡屋礒五郎」です。

かしわや本店_6029
おひつでお代わりをしながら。
デザートも提供されます。


かしわや本店_6031
食後は、ロビーでコーヒーサービスの提供があります。

ひと息ついた後、チェックアウトしました。

ふたたび、上田交通で上田駅に戻ったのち、
かしわや本店_6186
軽井沢行の「ろくもん」に乗車しました。

かしわや本店_6187
もともとの電車を改装された車内。1号車。

かしわや本店_6190
「ろくもん」は、しなの鉄道が創った観光列車で、
このようなパンフレットも渡されます。

かしわや本店_6191
パンフレットの中身は、周辺の車窓・観光案内。
一路、電車に揺られて、小諸駅を目指します。

かしわや本店_6192
小諸について、時間ぎりぎりで駆け込んだのが、
「草笛」。信州そばの有名店です。

かしわや本店_6193
もりそばをさっと頂きます。

かしわや本店_6194
そして、小諸の「懐古園」へ。

かしわや本店_6196
小諸城址にあたります。

かしわや本店_6200
城の反対側は、断崖と千曲川。
天然の要害であることを実感しながら、観光を終えました。


別所温泉は、温泉街自体が極めて小さく、
端から端まで1~2分の範囲にあります。
ただ、北向観音を軸として、外湯を作っていることが、
温泉地の雰囲気を構成しています。
あとは、道がアスファルトでなかればなあと感じます。

かしわや本店は、最高級ではないけれど、
高級の部類に間違いなく入ります。

建物は、旅籠風というか、天井が低く、木造風に作られているので、
落ち着いた雰囲気を演出されています。
引き戸で構成されていることも、和の雰囲気があって好きです。

食事は普通という感じですね。

スタッフは人柄がよく、
到着しないと、わざわざ車で探しに来てくれたり、
ちょっとした故郷の会話内容を、スタッフ間で共有されていたり、
その上で、あまり構ってこない感があり、「静かな宿」の印象です。
小学生子供は宿泊お断りになっていることも構成の一つです。

また、外では外套のスタッフが対応していて、格好よさもあります。

信州別所温泉に行く際は、
最もおすすめの宿です。

★「かしわや本店」(信州/別所温泉) ブログ
★「かしわや本店」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「匠の宿佳松」(箱根/芦ノ湖温泉)
 「山みず木」(九州/黒川温泉)


旅館・ホテルランキング

信州松本の山間の宿 扉温泉の明神館 に行ってきました。
明神館_2163

新宿から、スーパーあずさで一路松本へ。およそ2時間半の電車旅です。
明神館_2161
松本駅お城口を出ると、送迎の車が待っていました。
送迎の運転手は、シルクハットにマントの出で立ちで待っています。

明神館_2162
乗り込む際に、和紙作りこんなチケットを受け取りました。
出で立ちといい、送迎車に乗り込んだ時点から、期待値が高まります。

駅から細道に揺られながら30分で、雪の残る山間の扉温泉に到着です。
明神館_2165
入口外観。
送迎の運転手とドアマンは、シルクハットにマントの出で立ちでした。
和旅館なのに、外資的ホテル的と感じます。

明神館_2205
入ると、靴を脱ぎ、畳、そして絨毯敷きのロビーです。

明神館_2201
エレベータで上がり、廊下を進むと

明神館_2186
本日のお部屋は「川胡桃」。洋室。

ドアを入ると、
明神館_2187
洋室ですが、すぐにスリッパを脱ぎます。
足下灯が配慮されていますね。

明神館_2188
ベッドルーム。

明神館_2189
リビング。
明神館_2192
座り心地のいいソファーです。

明神館_2193
煎茶と茶菓子、おしぼりをご用意頂きました。

明神館_2195
夕方にはアペリティフありとのこと。後で行きましょう。

明神館_2190
リビングの暖炉。
本物の薪ではなくオブジェ。火は恐らく灯油です。

明神館_2191
リビングの備品。

明神館_2196
洗面所と、奥がお手洗い。

明神館_2199
ホテルのような用意の仕方です。

明神館_2197
お手洗い。

明神館_2198
シャワーとバスタブもあります。


明神館_2200
クローゼット。
中に浴衣とバスローブが用意されていました。

それでは、館内の別の部屋も見させてもらいます。
明神館_2166
明神館_2202
明神館_2204
和の建物ながらも、洋風絨毯時期の廊下を通り、


石楠花。和室。
明神館_2168
踏込があり、

明神館_2169
和室。

明神館_2170
和室にも、リビングがついています。
明神館_2171
浴衣も用意されています。

明神館_2172
水回りは、洗面所+風呂場。

明神館_2173
お手洗いは別です。


熊野の間。檜風呂付和室。
明神館_2175
踏込。

明神館_2176
和室。

明神館_2177
檜風呂。
向こうのチェアの目線の先は、外の景色です。


女郎花。
明神館_2179
石畳から、

明神館_2180
踏込

明神館_2181
和室。

明神館_2182
お風呂場です。

宿泊部屋は、普段は和室を好むのですが、
この宿であれば、洋室もリラックスして滞在で来て良いです。
各部屋タイプ、水回りに違いがあります。


それでは、滞在に戻ります。
部屋に案内のあった、アペリティフの楽しみにロビーへ。
明神館_2206
日も落ちたロビーに、控えめの明かり、そしてストーブ。

明神館_2208
スパークリングワイン、冷酒、梅酒です。

明神館_2207
アイスティーに、シュークリーム。

明神館_2209
外は真っ暗。ぽつぽつ置かれた灯りに積もった雪が照らされています。

明神館_2210
あまり人もいない静かな空間です。

明神館_2211
天井の照明も細工が施されています。

明神館_2212
ロビーの反対側。

明神館_2213
この日は雪が降っていたわけではありませんが、
しんしんと雪が降っている日のような、静寂の中を過ごせます。

一杯飲んだのちは、大浴場へ。
明神館_2214
あえて階段で昇り、

明神館_2215
3階大浴場「白龍」へ。

明神館_2217
タオル完備です。

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脱衣所。

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この格子戸、ガラスではなく、
格子のみの筒抜け。湯気が流れ込んできます。

明神館_2220
内風呂。

明神館_2222
露天風呂。
柱の先、右の方まで広がります。


明神館_2225
露天風呂からの景色。
山間に立地し、周りに建物のないため、
山肌ビューと真っ暗です。

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風呂上りは、「えんめい茶」。

明神館_2227
洗面台です。

続いては、露天の寝湯へ。
明神館_2228
寝湯への廊下を通り、

明神館_2229
屋外に出るとすぐです。

明神館_2230
寝湯「空山」。
やはり真っ暗な静寂のなかです。

つづいて、立ち湯へ
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のれんをくぐり

明神館_2233
脱衣所

明神館_2235
水面から外につながっているように見える、
窓のないオープンエアーの空間です。
外は、谷あいの小川と山肌です。

どこにいても、雪のおかげもあるかもしれませんが、
静寂が保たれています。
耳にも、目にも、うるさいものが何もなく、ただリラックスができます。


夜も深くなりましたので、夕食へ。
予約時に、和食と洋食から選べますが、
今回は、洋食を選択しました。

食事時間も、18-20時の間に好きな時間にお越しください、という自由度で、
滞在が忙しくならずに、ありがたいです。

ちなみに、和食の食事場所は、
明神館_2184
ふすまの先に、

明神館_2185
舞台あり大広間です。団体があれば、宴会場として利用されるのでしょうね。

ナチュレフレンチ菜
明神館_2239

明神館_2240
屋根が斜めで高くなっている空間です。

明神館_2241
シルバーセット。卓上にキノコが立っています。

明神館_2242
メニュー。

明神館_2244
おしゃれなレストランテ。

明神館_2250
最初の食事が運ばれてきました。すごい世界観です。

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パン。
木の器に、麦芽を温めたものが敷き詰められており、そこにパンが刺されています。

明神館_2251
パンが香り高くなっています。

明神館_2248
里芋のコロッケ
黄色いソースが美味。周りの枝は食べられません。

明神館_2249


明神館_2252
会田の卵。 ゆで卵なのではなく、
明神館_2253
黄身が底に。カラメルソースとあいまって美味い。

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サーモン。ナスタチウム(からみあり)に酢をかける。

明神館_2255
キクイモ甘い。土に似せたパウダー。ホタテ。

明神館_2256
野菜リゾット。
米は使われておらず、野菜で食感を表現されています。

明神館_2257
天然の鯛に、塩漬けラード、スープかけ。
海を表現しているとのこと。

明神館_2258
鶏。
ローストと真空パックで低温調理とのこと。

明神館_2259
クリームブリュレ。
食べ進めると、

明神館_2260
中から焦がし面が出てきます。

明神館_2261
キンカンのシャーベットと、パセリ。

明神館_2262
林檎のシフォン。

明神館_2263
トリュフショコラ。
振ると中から出てきます。

以上で夕食は終わり。

出てくるもの出てくるもの、世界観が強く、
びっくり、パンチを打たれる感じ。

単純に美味しいですが、演出極めてにオリジナリティーが溢れています。

サービスも洗練されており、
あまり洋食を食べないので分かりませんが、きっと一流なのだと思います。

男性同士よりも、上流のご夫婦向けの空間です。
家族連れにも向きません。

ちなみに、他のテーブルで誕生日があったようで、
ハッピーバースデーが流れていました。
歌わずにBGMに留める慎ましさがあります。

部屋に戻ると、
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木箱が用意されていました。

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中身は、おにぎり。味噌がうまいです。
宿に夜食処もなく、周りには店がないので、ありがたいサービスです。

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夜は、古いアンプでヒーリングを聞きながら就寝。

翌朝。
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山間の日の出です。

朝食は、洋食と和食から選べますが、
和食を選びました。
朝食も、8時~10時の間で自由。滞在に余裕が生まれ助かります。
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和食個室。
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いい空間つくりです。

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初めは、レモン牛乳から。ヨーグルト風でした。

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出汁巻き、朴葉味噌、信州サーモン
炊き合わせ、納豆、海苔、おひたし
出汁巻きは餡で温められており、サーモンはほのかに温かいですが、
基本は冷たい状態。
餡の温めは、時間自由の中での、提供側の工夫と感じます。

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納豆。竹皮包みです。

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山椒が効いていました

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御飯、白菜の味噌汁
信州は、味噌汁に白菜を入れます。田舎らしい懐かしさを感じます。


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林檎、パイン、白ワインジュレ
白ワインジュレが、作り置きでも乾いた感じを出さない工夫ですね。

食事がおわり、部屋にもどったのちそのままチェックアウトしました。
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送迎に乗るために、外に出ます。
レトロなバス停風の案内表示。

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小川が流れる静かな山間です。

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朝日に照らされる明神館を後にします。

松本駅までの道中、宿泊部屋に合った案内を取り出します。
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おすすめの松本の食事場所が記載されていましたので、
そこに行ってみたいと思います。

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女鳥羽そば。
実は、過去に東京の蕎麦通におすすめされたことがあり、一度来たかったお店です。

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お昼も遅めに入りましたので、他のお客さんはいません。

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名物 三重そば。

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食べ進めると、のり・とろろ・抹茶の3種のそばが出てきます。

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蕎麦を打っているところも見えます。
家族経営の感じのお店で、奥様が切り盛りしていました。
美味。松本に来たらオススメです。

ついでに松本城も訪問しました。
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安定の存在感。
外国人が多かったですね。

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少し距離がありましたが、歩いて松本駅へ。
松本駅から特急あずさで東京に戻りました。


明神館、また来たくなる宿でした。
それは、食事のレストランが各種あり、次回は別のところを食べてみたいと思うこと、
次回はアペリティフを満喫したいと思うこと、
上記を含めて、早めのチェックインや長期滞在でゆっくりすることを前提に作られているからです。

建物構造は伝統的な和旅館ですが、
リビングのある宿泊部屋、滞在の演出と、食事はホテル的な洗練さがあり、
経営者の強い意志を感じます。

信州の一軒宿にもかかわらず、スタッフも、地元だけでなく、関東からも採用応募があるとのこと、
その求心力の魅力発信方法にも関心があります。

これから、経営旅館を増やしていくのかもしれません。楽しみです。

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