いい旅館訪問記 旅館マニアによる高級旅館のおすすめブログ

東京在住の旅館マニアが、口コミ・ランキングに頼らない現地情報を紹介するブログ。 「その旅館が好きなら、この旅館もおすすめ」というリンクも紹介中。 住まいから関東の温泉宿が中心になると思います。

カテゴリ: 信州(別所・松本・木曽)

信州松本 美ヶ原温泉 翔峰 に行ってきました。
翔峰_0043
北アルプスと城下町松本の夜景が一望できる大型高級旅館です。

翔峰_0006
新宿駅から特急あずさで2時間半、
松本駅に到着です。

翔峰_0026
松本駅からホテル翔峰へは、送迎もありますが、16時発・17時発と遅めです。

15時チェックインを目指して、
松本駅前の松本バスターミナルから、美ヶ原温泉行きの路線バスを利用します。
30分に1本と便数があるので便利です。

翔峰_0033
路線バスで20分。翔峰前バス停に到着。
目の前が、翔峰です。

翔峰_0035
正面玄関。

翔峰_0048
玄関を入り、

翔峰_0041
ロビー。
クラシックのBGMが流れる空間です。
正面の前面窓から目に飛び込んでくる景色は、北アルプス。

翔峰_0044
翔峰は、美ヶ原温泉の高台にあり、
ガーデンテラスからの北アルプスは絶景です。

翔峰_0049
フロントでチェックイン。

翔峰_0050
それでは、部屋に案内されます。
エレベーターで、

翔峰_0056
6階へ。廊下も同じくクラシックBGM。

翔峰_0057
本日の部屋、634。
東の館 リビング付上級和室。

翔峰_0058
踏込から、

翔峰_0063
和室。

翔峰_0064
小さなリビングのソファーからの窓は、まるで絵画の額縁のよう。

翔峰_0066
松本市街の先に、北アルプスの山々です。

翔峰_0081
お茶菓子は、土産菓子各種。

翔峰_0068
部屋には、コーヒーミルがありました。
吉祥やまなかにもありましたが、
最近リニューアルした旅館の流行りでしょうか。

翔峰_0069
冷蔵庫は空で、お茶はあり。

翔峰_0070
水回り。

翔峰_0071
シャワーブース&ミストサウナ。

翔峰_0079
浴衣は全サイズが予め置いてある形式。
大型旅館の運用ですね。
タオルは大浴場にも用意あり。バスタオルは持参です。

翔峰_0083
それでは、鍵を手に取り、

翔峰_0085
大浴場に向かいます。

翔峰_0088
大浴場 束間(つかま)の湯。

長野県歌「信濃の国」に歌われる「筑摩(つかま)の湯」は、
松本郊外の美ヶ原温泉・浅間温泉あたりを指しているそうです。

翔峰_0090
束間の湯 は、男女入れ替えなし。
大型旅館らしい、大きな内風呂と、露天風呂、サウナがありました。景色はありません。

もう一つの大浴場、美しの湯 は一つだけで、午後は女性用。男性は翌朝となります。

翔峰_0055
翔峰は、和宴会場・洋宴会場もある大きな旅館です。

翔峰_0045
館内には、ロビー横にラウンジが営業しているのと、

翔峰_0051
広めの売店があります。

翔峰_0091
夜食には、食事処 喜八。

ちなみに、翔峰の他の部屋タイプは、
翔峰_0100
【東の館露天風呂付】
東の館上級和室と同じ間取りの内に、露天風呂が追加される形。
水回りなどは全く一緒です。

翔峰_0118
【中央殿】廊下。

翔峰_0113
【中央殿露天風呂付和洋室】和室空間。

翔峰_0114
【中央殿露天風呂付和洋室】洋室空間。

翔峰_0115
【中央殿露天風呂付和洋室】温泉露天風呂。

翔峰_0111
【西の館】廊下。
廊下はリニューアルされてきれいな感じですが、

翔峰_0109
【西の館 和室】部屋内は、ユニットバスで、

翔峰_0110
【西の館 和室】昔ながらの旅館の標準的な和室です。

翔峰は部屋タイプが多く、どの部屋がいいかと比較することがあると思いますが、
高級大型旅館を求めるなら、【東の館】か【中央殿露天風呂付客室】がよいでしょう。
【西の館和室】は、昔ながらの大型旅館であり、高級を求めると違いがあります。


さて、夕暮れとなりました。
翔峰_0123
翔峰の足湯で、北アルプスに沈む夕日を眺めました。
足湯は、タオル完備。

翔峰_0124
夕食会場は、2階 旬菜ダイニング信州 です。

翔峰_0125
仲居さんが並んでのお出迎え。

翔峰_0176
オープンキッチンのあるダイニングです。
BGMはバイオリン。

翔峰_0127
レストラン席もありますが、

翔峰_0129
本日の席は、個室のこちら。

翔峰_0143
おしゃれな照明の空間です。

翔峰_0142
扉には切れ込みで中の様子を見れるようになっています。

翔峰_0130
最初のセット。

翔峰_0135
お品書き。

翔峰_0132
お酒は、信州諏訪の地酒、真澄にしました。

翔峰_0165
翔峰 ドリンクメニュー1/3。

翔峰_0166
翔峰 ドリンクメニュー2/3。

翔峰_0167
翔峰 ドリンクメニュー3/3。

翔峰_0136
食前酒 レモンノンアルコールカクテル

翔峰_0137
前菜 信州野菜冷し鉢
   信州牛ローストビーフ添え
   黒胡椒おろし オリーブオイル

石の皿かと思ったら、柄のプリントでした。裏はまっさら。


翔峰_0140
造里 信州サーモン ひらまさ
   牡丹海老 すずき雲丹和え
   添え妻

すずきはそのまま食べたいかな。ウニは和える必要は無くて。

翔峰_0145
せいろは、蒸すのに使うのではなく、鍋の具材が入っています。

翔峰_0146
鍋 ワインしゃぶしゃぶ
  信州牛サーロイン
  翔峰特製味噌ぽん酢

翔峰_0153
ワインとブドウが入れられた鍋で、しゃぶしゃぶします。

翔峰_0160
揚物 葱まぐろ漬け串焼き
   海老素揚げ 林檎チップ

翔峰_0148
続いて、台の物に火が入れられます。
調理フィルムで包まれて、

翔峰_0159
台の物 甘鯛塩麹包み焼

翔峰_0161
最後に、御飯の到着。

翔峰_0162
食事 真鯛炊き込み御飯
   信州味噌仕立て
   香の物

翔峰_0164
水菓子 黒糖葛餅 抹茶ムース

翔峰の夕食は、何がメインだったかなと印象に残らなかったのですが、
ザ・大型高級旅館という感じの安定感です。
このあとに夜食処に流れ込みやすい、抑え目のボリュームでした。

翔峰_0184
さて、布団の敷かれた部屋に戻れば、

翔峰_0185
窓からは、松本市街の夜景でした。

翔峰_0188
早々に就寝。おやすみなさい。



翌朝。
翔峰_0247
朝日に照らされる北アルプスの山々です。

早速、朝風呂へ。
翔峰_0197
大浴場 美しの湯。
美しの湯 は、一つだけのため、夜間に男女入れ替え。男性は、翌朝のみとなります。

翔峰_0198
湯上がり処から外を眺めます。
美しの湯 からの景色は、この水盤と南アルプスの景色でした。

翔峰_0244
朝食会場は、夕食と同じく旬菜ダイニング信州。バイキングです。
受付で、木の席札を渡されます。

翔峰_0213
席はこちら。木札を差し込んで。

翔峰_0251
翔峰滞在中、エレベーターなどの掲示ですり込まれていたのが、
翔峰の朝食名物「のっけ丼」。

翔峰_0220
「のっけ丼」は、具材を自分でのせていく、自由な丼です。

翔峰_0219
釜からご飯をよそって、具材をのっけていきます。

翔峰_0227
全種類を盛り込んでみたら、どんぶり3杯になりました。

翔峰_0209
ライブキッチンには、オムレツ、フレンチトースト、鮭の幽庵焼き。
コックが目の前で調理しています。

翔峰_0215
料理の種類は豊富。

翔峰_0232
バイキングの全種類を取ってみました。
「のっけ丼」をメインとして、

翔峰_0235
ライブキッチンのオムレツ、フレンチトースト、鮭の幽庵焼き。

翔峰_0240
バイキングの各種。
名物、信州そばもありました。

翔峰_0242
パンとデザート。

翔峰の朝食バイキングは、
種類が豊富で、これぞ大型高級旅館の醍醐味という感じ。
バイキングらしい品々から、
ライブキッチンの調理、のっけ丼と、しっかりした品々もあり、
朝からもりもり食べてしまいました。

翔峰_0252
部屋に戻り、再び窓からの景色。
日も高くなり、松本盆地も明るく照らされます。
出発の準備をして、

翔峰_0255
フロントでチェックアウト。

翔峰_0256
この日は少し松本観光へと思っていたところ、
翔峰には無料の手荷物預かりサービスがありました。

翔峰で預けて、駅前のエースイン松本で受け取り。
松本電鉄のアルピコホテルグループならではのサービスです。

翔峰_0261
翔峰の送迎バスで松本駅へ。

翔峰_0009
送迎バスは、松本駅お城口の交番前に到着。
手荷物預かりサービスの受け取りは、二つ隣の建物、エースイン松本。
道路向かいには、松本バスターミナルがあります。

翔峰_0013
松本城は、松本駅から徒歩20分。
市の中心部に公園があります。

翔峰_0015
国宝 松本城天守。
快晴の空に、城の姿が映えます。

翔峰_0017
昼食は、松本城の近くにある、蕎麦倶楽部佐々木。

翔峰_0019
そばの実の産地にもこだわる人気店です。
麻績産。「おみ」と読める人は少ないのでは。

翔峰_0023
もりそば1,000円。

最初は塩で、と勧められました。
塩で食べると確かに、蕎麦の香りをグッと感じました。

翔峰_0264
松本駅まで徒歩で戻り、
特急あずさで新宿への帰路につきました。

翔峰
ザ・大型高級旅館です。
松本電鉄のアルピコグループの宿なので、サービスも安定的。
部屋は、東の館・中央殿露天風呂付のみが高級。西の館は大型旅館です。
高台にあり、北アルプスと城下町松本が一望できる、景色の良い温泉宿です。

★「翔峰」(信州/美ヶ原温泉) ブログ
★「翔峰」が好きなら、この旅館もおすすめ
 「鐘山苑」(山梨/富士山温泉)
 「稲取銀水荘」(伊豆/稲取温泉)
 「堂ヶ島ニュー銀水」(伊豆/堂ヶ島温泉)
 「福一」(群馬/伊香保温泉)
 「鴨川館」(房総/鴨川温泉)
 「白玉の湯華鳳」(新潟/月岡温泉)
 「佐勘」(東北/秋保温泉)
 「古窯」(東北/かみのやま温泉)
 「ホテル花水木」(東海/長島温泉)
 「賢島宝生苑」(東海/伊勢志摩)
 「加賀屋」(北陸/和倉温泉)
 「有馬グランドホテル」(関西/有馬温泉)
 「佳翠苑皆美」(中部/玉造温泉)
 「大谷山荘」(中国/長門湯本温泉)
 「指宿白水館」(九州/指宿温泉)

翔峰
料金・基本情報はこちら ▶ 翔峰


旅館・ホテルランキング

信州、蓼科高原の中央にある、静かな林の中に佇む小さな旅館、たてしな藍に行ってきました。
たてしな藍_0086

たてしな藍_0039
新宿駅からは特急あずさで2時間、茅野駅に到着。
茅野駅から路線バスで約30分、

たてしな藍_0041
滝見平バス停で下車します。来た道を戻る形で徒歩3分、

たてしな藍_0042
たてしな藍 に到着です。

たてしな藍_0108
のれんのかかった門をくぐると、

たてしな藍_0089
林の中の石段が続きます。

たてしな藍_0044
石段の先から、小走りで袴姿のスタッフが迎えに出て来ました。
名前を名乗り、案内されます。

たてしな藍_0090
数寄屋造りの建物を入ると、

たてしな藍_0094
中はスタイリッシュな大理石敷きの空間。

たてしな藍_0106
香の香りがただよっており、高級さを感じさせます。

たてしな藍_0097
ヒーリングBGMの流れるロビーにて、

たてしな藍_0095
窓辺の席に案内されます。

たてしな藍_0045
ここで、宿帳の記入と、

たてしな藍_0046
たてしな藍オリジナルの水菓子 やわら黒豆 の提供。

たてしな藍_0104
ロビーの片隅には、香炉がありました。

たてしな藍_0076
では、部屋に案内されます。
本館の廊下を進み、

たてしな藍_0075
新館に入ります。
新館の廊下は琴のBGM。

たてしな藍_0048
本日の部屋はこちら。弥生。
NAタイプ【新館】 和室12.5畳+6畳+掘り炬燵+内風呂+露天風呂。

たてしな藍_0049
扉を開けて、

たてしな藍_0050
踏込を進むと、

たてしな藍_0051
和室12.5畳。

たてしな藍_0052
和室を反対から。

たてしな藍_0061
座布団も藍染めです。

たてしな藍_0062
案内冊子も藍色の表紙。

たてしな藍_0063
部屋のお菓子は、安納芋の甘納豆。
芋で甘納豆、しかもキューブ状とは変わった一品。

たてしな藍_0053
ソファーのある6畳の空間は、露天風呂に接しており、

たてしな藍_0054
脱衣空間には、バスローブ、バスタオル。

たてしな藍_0055
露天風呂。
石造りのちゃんとした露天風呂です。

たてしな藍_0056
ソファーも用意されており、ゆっくりすることができます。

たてしな藍_0057
冷蔵庫は、有料ビールのみ。

たてしな藍_0058
グラスにかけてある布も、藍染め。

たてしな藍_0059
インスタントコーヒーの用意がありました。

たてしな藍_0060
湯呑み、急須まで藍色。

たてしな藍_0066
着替えスペースもあり、

たてしな藍_0067
浴衣、作務衣、羽織、タオル、バスタオル。
浴衣も羽織も藍染めです。
館内は、浴衣でも作務衣でもOK。

たてしな藍_0068
水回りと内風呂。

たてしな藍_0069
アメニティ。

たてしな藍_0072
それでは、鍵を手に取り、

たてしな藍_0073
雪駄を履いて大浴場に向かいます。

たてしな藍_0077
大浴場。
夕食中に男女入れ替え制。

たてしな藍_0078
脱衣所。

たてしな藍_0079
内風呂。

たてしな藍_0080
露天風呂。
源泉は、近くの芹ヶ沢温泉の引湯で、弱アルカリ性の単純泉です。

たてしな藍_0100
風呂上がりには、
15時半~17時半に、ところてんのサービス。

たてしな藍_0099
お茶の用意もあります。

たてしな藍_0101
信州茅野は、寒天の名産地です。

たてしな藍_0098
ロビーのソファーに座って、頂きました。

たてしな藍_0096
ロビーの隣には、土産処。

たてしな藍_0084
藍染めを中心としたラインナップです。


たてしな藍_0064
館内も少し見させてもらいました。
たてしな藍の平面図。
有料の貸切露天風呂もあります。

たてしな藍_0119
【本館 Aタイプ】和洋室8畳+6畳+5畳。

たてしな藍_0112
【本館 Aタイプ】踏込から。

たてしな藍_0113
【本館 Aタイプ】和洋室。

たてしな藍_0118
【本館 Aタイプ】水回りと内風呂。

たてしな藍の宿泊部屋のグレードとしては、
【本館 Dタイプ】露天付き >【新館 各タイプ】 >【本館 A~Cタイプ】
とのことです。

たてしな藍_0127
宴会場もあります。
3スパンを繋げると、40名ほどが入る広さです。

たてしな藍_0091
個室食事処 山味庵(やまみあん)は、
外からも入れる形になっています。
前日までの予約制ですが、宿泊者以外も昼食のみ・夕食のみの利用ができます。

たてしな藍_0087
玄関への石段脇に置かれている長腰掛け。
林の中に、藍色が映えます。

たてしな藍_0088
藍染工房。
宿泊者のみが、翌朝チェックアウト後に体験することができます。

あちこちに藍染めが用いられており、宿名にもなっている藍。
たてしな藍は、約40年前に、
愛知の鉄工所に営んでいた主人が一念発起して、商売をたたんで旅館を開業。
そのときの大女将が、藍染めが趣味であったことから、コンセプトの真ん中に置いたとのことです。


たてしな藍_0178
さて、夕食の時間となりました。
会場は、個室食事処 山味庵。

たてしな藍_0132
のれんをくぐり、個室に案内されます。

たてしな藍_0135
本日の個室はこちら。
クラシックBGMの流れる空間です。

たてしな藍_0136
堀ごたつの広い空間で、足元は床暖房。

たてしな藍_0137
スポットライトと、

たてしな藍_0140
あんどんに照らされた明るい空間です。

個室食事処ですが、夕食中にわざわざ女将があいさつに回ってきてくれました。
昔ながらのおもてなしを残した旅館です。
スタッフは、おとなしい感じの地元のおばちゃんと若者が中心。

たてしな藍_0147
呼び出しボタンがありますが。。

たてしな藍_0138
テーブルセット。

たてしな藍_0141
はじめに、紫蘇茶から。

たてしな藍_0154
お品書き。

たてしな藍_0160
たてしな藍は、ドリンクメニューも藍色の表紙。

たてしな藍_0161
ドリンクメニュー1/3。

たてしな藍_0162
ドリンクメニュー2/3。

たてしな藍_0163
ドリンクメニュー3/3。

たてしな藍_0145
お酒は、信州諏訪の名酒、真澄ではじめます。

たてしな藍_0142
食前酒 オリジナルカクテル

たてしな藍_0143
小鉢 春の香り木の芽和え 筍 独活 烏賊
    木の芽味噌 アスパラ西京漬け 桜チーズ

たてしな藍_0144
旬菜 幼鮎塩焼き 蒟蒻有馬煮 タラの芽寿司
    小芋蕗味噌田楽 胡麻豆腐 べっこう庵

大型高級旅館で出そうな一般的な先付です。

たてしな藍_0155
続いてのお椀は、

たてしな藍_0156
御椀 桜茶巾花餅掛け 清汁仕立

旨み控え目かつキレが無いという、不思議な汁物です。

たてしな藍_0157
造里 アルプスサーモン昆布〆 刺身蒟蒻 妻一式

しょうゆは、かつおたまりと豆味噌。

たてしな藍_0164
台の物 特選牛のワイン蒸し焼き

たてしな藍_0165
熱した石が敷かれており、
その場でワインが投入され、じゅっと湯気が上がります。

たてしな藍_0166
ポン酢とともに提供されます。

たてしな藍_0169
蒸し焼きでの提供ですが、肉はぬるいという不思議。

たてしな藍_0170
焼き物 川鱒照焼き 蓮根西京焼き 桜庵 あしらい

あしらいは、よもぎタピオカ寄せ、菜花のおひたし。

たてしな藍_0172
合肴 山里の芽吹き盛込み

山菜の盛り合わせ。セロリ、行者にんにく、ブロッコリー、ふきのとう、
マイクロトマト、うるい、こしあぶら、紅芯大根。もろみ味噌と酢味噌で。
茹で野菜が中心で、食べきるのが大変なくらい山盛り。
しゃきしゃきのスティック野菜か、山菜の天ぷらだとより食べやすいと思いました。

たてしな藍_0173
朱塗りの椀で出てきたのは、

たてしな藍_0174
炊合せ 長芋海老射込み 銀庵 巻湯葉 京蕗 桜麩

たてしな藍_0175
最後に食事の提供。
ほうじ茶の急須も織部焼。陶器にこだわりを感じますが、
開業した主人が鉄工所時代からの古陶器コレクションをもてなしに用いていたこともあり、
その流れて陶器にはこだわっているのだとか。

たてしな藍_0176
御飯 竹の子御飯
止椀 信州味噌仕立て
香の物 三種盛り

たてしな藍_0177
水菓子 わらび餅 生果実

食事は、普通と思いました。
器は良いものが使われていて、料理の見栄えは鮮やか。
一方、口に入れた瞬間の感動は無いかな。
山菜を中心として、揚げ物が無いので、ヘルシーな料理といえます。

たてしな藍_0179
個室食事処 山味(やまみ)庵を後にして、
食後には、再び大浴場へ。

たてしな藍_0180
夕食の間に、男女入れ替えになっていました。

たてしな藍_0181
脱衣所。

たてしな藍_0182
内風呂。

たてしな藍_0183
露天風呂。

たてしな藍_0184
風呂上がりには、
20~21時にロビーにて開催される「音と光の夕べ」へ。

たてしな藍_0185
J-POPのジャズアレンジのBGMに、刻々と変わっていく色のライトアップ。

たてしな藍_0186
グラスワイン又はグレープフルーツジュースを1杯サービス。
赤ワインを頂きました。

たてしな藍_0187
部屋に戻れば、
布団とともに、冷蔵庫に夜食を用意とのメッセージ。

たてしな藍_0188
蕎麦寿司。
酢飯の代わりに蕎麦が使われている巻き寿司でした。
そばと玉子焼きとかんぴょう、意外にマッチします。
夜食にはヘルシーで丁度良いです。

たてしな藍_0193
部屋の露天風呂で、もう一風呂。

たてしな藍_0189
藍染めの布団にもぐりこみ、

たてしな藍_0192
就寝、おやすみなさい。


翌朝。
たてしな藍_0195
起きてすぐに、部屋の露天風呂へ。

たてしな藍_0196
快晴の青空です。

たてしな藍_0199
温泉にざんぶりと。
湯舟の傍らに植えられている小さな楓が、身を隠すようで、落ち着きを与えます。

たてしな藍_0200
朝食も会場は、個室食事処 山味庵。
今朝の席は、昨日と変わってこちら。
朝のクラシックBGMが流れています。

たてしな藍_0201
最初のセット。

たてしな藍_0207
朝食の紹介。

たてしな藍_0202
焼魚がついて、揃いました。

たてしな藍_0203
たてしな藍の朝食の名物は、蕎麦の実粥。
付け合わせが進むくらい、蕎麦の香りが強いです。

たてしな藍_0204
きのこのたくさん入った味噌汁は、その場で温められます。

たてしな藍_0205
魚はマスの一夜干し。
北アルプスの伏流水で育った信州安曇野産。

たてしな藍_0206
信州の漬物、野沢菜。

たてしな藍_0209
朝食後は、ロビーでコーヒー、紅茶、又は山味庵で抹茶をサービス。
抹茶をお願いしました。

たてしな藍_0211
干菓子は、信州小布施の落雁。

たてしな藍_0212
女将の手で茶が点てられます。

たてしな藍_0214
抹茶を一杯。

たてしな藍_0085
朝食後には、散策に出ました。
近隣には、横谷峡(よこやきょう)という渓谷があります。

たてしな藍_0216
たてしな藍の石段を進み、外に出ます。

たてしな藍_0223
たてしな藍の周囲は別荘地。別荘の建物が点在しています。
舗装された道を15分ほど上っていくと、

たてしな藍_0220
最後は山道の階段を下りて、

たてしな藍_0219
横谷峡の乙女滝。
うっすらと虹がかかっています。
マイナスイオンをたっぷりと浴びました。

たてしな藍_0083
宿に戻り、支度をして、フロントでチェックアウト。

たてしな藍_0217
たてしな藍を後にし、

たてしな藍_0222
滝見平バス停から茅野駅に向かいました。

たてしな藍_0224
茅野駅からは、駅近くを少し観光。
茅野駅から徒歩10分で、木落し公園。
ここでは、数え7年に一度行われる御柱祭で、諏訪大社上社の木落しが行われます。

たてしな藍_0226
上に登れば、御柱を後ろから支える追掛け綱の固定柱。
追掛け綱を切断することで、木落しが始まります。

たてしな藍_0227
木落し坂の上からは諏訪の景色が一望。
遠くには北アルプスまで見ることができました。

たてしな藍_0236
茅野駅から特急あずさで東京への帰路。

たてしな藍_0240
進行方向左側(A席側)では、木落し公園の車窓でした。

たてしな藍
蓼科高原の別荘地のなかにあり、林に囲まれる他は何もない宿。
何もないからこそ、宿の滞在をゆっくり楽しむことができます。
滞在がメインなので、露天風呂付の部屋にすることがおすすめ。

また、何もないからこそ、湯上がりのところてん、夕食後の「音と光の夕べ」、
夜食の蕎麦寿司、朝食後の抹茶と、藍染工房。
滞在中のイベント作りに工夫されています。

食事は普通、ヘルシーという感じ。
やはり滞在を楽しむ旅館です。

★たてしな藍(信州/蓼科温泉) ブログ
★たてしな藍 が好きなら、この旅館もおすすめ
 「奈良偲の里 玉翠」(伊豆/熱川温泉)
 「ABBA RESORTS IZU 坐漁荘」(伊豆/伊豆高原)

たてしな藍
料金・基本情報はこちら ▶ たてしな藍


旅館・ホテルランキング

↑このページのトップヘ